JP5612499B2 - Cdr回路 - Google Patents
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Description
また、本発明のCDR回路の1構成例において、前記制御手段は、可変減衰器、スイッチ、可変利得増幅器のいずれかであることを特徴とするものである。
また、本発明のCDR回路の1構成例において、前記制御手段は、前記入力データのデータ信号期間の少なくとも一部において、前記ゲーティング回路の出力パルスが前記再生クロックに与える影響を、所定の周期で変化するよう制御することを特徴とするものである。
また、本発明のCDR回路の1構成例において、前記制御手段は、所望のデータレート以外の入力データが入力されているときに、前記ゲーティング回路の出力パルスが前記再生クロックに与える影響を、所望のデータレートの入力データの同期信号期間と比較して小さくするよう制御することを特徴とするものである。
また、本発明のCDR回路の1構成例において、前記第1の電圧制御発振器と前記第2の電圧制御発振器とは、同一の構成である。
また、本発明のCDR回路の1構成例において、前記制御手段は、前記ゲーティング回路の前段、前記ゲーティング回路の出力と前記第2の電圧制御発振器の入力との間、前記第2の電圧制御発振器の出力と前記第1の電圧制御発振器の入力との間のいずれかに配置されることを特徴とするものである。
また、本発明のCDR回路の1構成例は、さらに、前記第2の電圧制御発振器の出力と前記第1の電圧制御発振器の入力との間に信号を減衰させるバッファ増幅器または減衰器を備えることを特徴とするものである。
また、本発明のCDR回路の1構成例は、さらに、前記周波数制御信号により発振周波数が制御される第3の電圧制御発振器を備え、前記第1の電圧制御発振器の出力の代わりに、前記第3の電圧制御発振器の出力を前記周波数比較器に入力し、前記周波数制御信号を前記第1、第2の電圧制御発振器にも入力することを特徴とするものである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお本発明では、特に指定が無い場合は、入力データがバースト信号のときは同期信号期間(プリアンブル期間)を同期期間とし、その後に続くデータ区間をデータ信号期間とする。入力データが連続信号のときは再生クロックの同期を取り直すのに使用する連続信号の一部区間のことを同期期間とし、それ以外をデータ信号期間とする。
図1は本発明の第1の実施の形態に係るCDR回路の構成を示すブロック図である。本実施の形態のCDR回路は、データ識別回路となるF/F3と、クロック再生回路30aとから構成される。クロック再生回路30aは、ゲーティング回路10と、G−VCO11と、VCO12と、可変減衰器16と、周波数比較器24と、分周器25とから構成される。本実施の形態は、CDR回路において、G−VCO11の出力とVCO12の入力との間に制御手段となる可変減衰器16を設け、この可変減衰器16の減衰量を適応制御することを最も主要な特徴とする。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図5は本発明の第2の実施の形態に係るCDR回路の構成を示すブロック図であり、図1と同一の構成には同一の符号を付してある。本実施の形態のCDR回路は、F/F3と、クロック再生回路30bとから構成される。図1に例示した第1の実施の形態との相違は、可変減衰器16の代わりに、G−VCO11の出力とVCO12の入力との間に制御手段となるスイッチ20を設け、スイッチ20のオン/オフを適応制御するようにしたことである。
また、第1の実施の形態で説明したとおり、本実施の形態の分周器25の分周比は、16に限定されることなく、64などその他の分周比であっても構わない。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。図7は本発明の第3の実施の形態に係るCDR回路の構成を示すブロック図であり、図1、図5と同一の構成には同一の符号を付してある。本実施の形態のCDR回路は、F/F3と、クロック再生回路30cとから構成される。図5に例示した第2の実施の形態との相違は、ゲーティング回路10の出力とG−VCO11の入力との間に制御手段となるスイッチ26を設けたことと、G−VCO11の出力とVCO12の入力との間にバッファ増幅器14を設けたことである。
1Gbpsと10Gbpsの2種類の加入者側装置(Optical Network Unit、以下、ONUとする)を1台の局舎側終端装置(Optical Line Terminal、以下、OLTとする)に接続するようなデュアルレートPONシステムにおいては、入力データ4としてCDR回路が最適に動作する所望のデータレートの信号の他に、データレートの異なる信号(異レート信号)も含まれる。例えば1Gbps用のCDR回路にとっては10Gbpsのデータレートの信号は異レート信号であり、10Gbps用のCDR回路にとっては1Gbpsのデータレートの信号は異レート信号である。
バッファ増幅器14の代わりに、第1の実施の形態で説明した可変減衰器16、第2の実施の形態で説明したスイッチ20、あるいは後述する実施の形態中に例示した可変利得増幅器を適用しても構わない。
なお、第1の実施の形態で説明したとおり、分周器25の分周比は、16に限定されることなく、64などその他の分周比であっても構わない。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。図9は本発明の第4の実施の形態に係るCDR回路の構成を示すブロック図であり、図1、図5、図7と同一の構成には同一の符号を付してある。本実施の形態のCDR回路は、F/F3と、クロック再生回路30dとから構成される。図5に例示した第2の実施の形態との相違は、スイッチ20の代わりに、G−VCO11の出力とVCO12の入力との間に制御手段となる可変利得増幅器15を設け、可変利得増幅器15の利得を適応制御するようにしたことと、周波数比較器24の出力と分周器25の入力との間にVCO13を追加し、周波数同期ループをVCO13と周波数比較器24と分周器25で構成し、この周波数同期ループで生成した周波数制御信号8をG−VCO11およびVCO12に供給するようにしたことである。なお、可変利得増幅器15は、図11に示した従来例におけるバッファ増幅器の機能も兼ねている。
周波数比較器24と分周器25とは、周波数制御信号8を生成する周波数同期ループを構成している。分周器25は、VCO13から出力される再生クロック7を1/16に分周する。周波数比較器24は、分周器25から出力される1/16分周信号の周波数と、入力データレート周波数の1/16の周波数の参照クロック5との周波数差を反映した電圧(周波数制御信号8)を生成し、VCO13の周波数制御端子に入力する。こうして、周波数比較器24と分周器25とにより、再生クロック7の分周信号の周波数を参照クロック5の周波数に合わせるように閉ループ制御が行われる。
本実施の形態では、G−VCO11の出力の影響を可変利得増幅器15の利得(通過特性)を変えることで調整することができる。可変利得増幅器15は、公知のようにトランジスタ回路などで容易に実現することができる。可変利得増幅器15の利得を適応制御すれば、再生クロック7のジッタの抑圧と入力データ4に対する応答期間の短縮とを両立させることができる。つまり、VCO12へのジッタの伝達が多少大きくても応答時間の短縮を優先したい場合には可変利得増幅器15の利得を大きくし、ジッタの抑圧を優先したい場合には利得を小さくするように制御すればよい。
また、第1の実施の形態に例示したように、VCO13の出力ではなく再生クロック7を分周器25に入力する形態であっても構わない。
Claims (10)
- 入力データが遷移したときにパルスを出力するゲーティング回路と、
このゲーティング回路の出力パルスのタイミングに合うように再生クロックの位相を調整することにより、前記入力データとタイミングの合った再生クロックを出力する第1の電圧制御発振器と、
前記入力データのデータ識別を前記再生クロックに基づいて行うデータ識別回路と、
前記入力データのデータ信号期間の少なくとも一部において、前記ゲーティング回路の出力パルスが前記再生クロックに与える影響を、同期信号期間と比較して小さくするよう制御する制御手段と、
同期信号とデータ信号の受信期間を把握する機能を有し、前記制御手段の動作を制御する切替信号を生成する切替信号生成手段とを備えることを特徴とするCDR回路。 - 請求項1に記載のCDR回路において、
さらに、前記ゲーティング回路の出力と前記第1の電圧制御発振器の入力との間に設けられた第2の電圧制御発振器を備え、
前記第2の電圧制御発振器は、前記ゲーティング回路の出力パルスのタイミングに合うように出力クロックの位相を調整することにより、前記入力データとタイミングの合ったクロックを出力し、
前記第1の電圧制御発振器は、前記第2の電圧制御発振器の出力クロックのタイミングに合うように前記再生クロックの位相を調整することを特徴とするCDR回路。 - 請求項1または2に記載のCDR回路において、
前記制御手段は、可変減衰器、スイッチ、可変利得増幅器のいずれかであることを特徴とするCDR回路。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のCDR回路において、
前記制御手段は、前記入力データのデータ信号期間の少なくとも一部において、前記ゲーティング回路の出力パルスが前記再生クロックに与える影響を、所定の周期で変化するよう制御することを特徴とするCDR回路。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のCDR回路において、
前記制御手段は、所望のデータレート以外の入力データが入力されているときに、前記ゲーティング回路の出力パルスが前記再生クロックに与える影響を、所望のデータレートの入力データの同期信号期間と比較して小さくするよう制御することを特徴とするCDR回路。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のCDR回路において、
さらに、前記第1の電圧制御発振器を所望のデータレート周波数で発振させる周波数制御信号を前記第1の電圧制御発振器に入力する周波数制御回路を備え、
前記周波数制御回路は、前記第1の電圧制御発振器の出力と参照クロックとの周波数差を比較して前記周波数制御信号を出力する周波数比較器からなることを特徴とするCDR回路。 - 請求項2に記載のCDR回路において、
前記第1の電圧制御発振器と前記第2の電圧制御発振器とは、同一の構成であることを特徴とするCDR回路。 - 請求項2に記載のCDR回路において、
前記制御手段は、前記ゲーティング回路の前段、前記ゲーティング回路の出力と前記第2の電圧制御発振器の入力との間、前記第2の電圧制御発振器の出力と前記第1の電圧制御発振器の入力との間のいずれかに配置されることを特徴とするCDR回路。 - 請求項2に記載のCDR回路において、
さらに、前記第2の電圧制御発振器の出力と前記第1の電圧制御発振器の入力との間に信号を減衰させるバッファ増幅器または減衰器を備えることを特徴とするCDR回路。 - 請求項6に記載のCDR回路において、
さらに、前記周波数制御信号により発振周波数が制御される第3の電圧制御発振器を備え、
前記第1の電圧制御発振器の出力の代わりに、前記第3の電圧制御発振器の出力を前記周波数比較器に入力し、
前記周波数制御信号を前記第1、第2の電圧制御発振器にも入力することを特徴とするCDR回路。
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