JP5610481B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
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Description
この弾球遊技機は、遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な第1始動口と、遊技領域の所定位置に設けられ、所定の拡開条件が成立したとき遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化可能な第2始動口と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な状態に開放可能な大入賞口と、第1始動口への遊技球の入球を契機に当否抽選を実行する当否抽選手段と、当否抽選の結果を示す図柄を変動表示させる表示制御手段と、図柄の変動表示開始に際し、図柄の変動停止時における表示態様を当否抽選の結果に応じて決定する図柄決定手段と、当否抽選が大当たりとなり、図柄が大当たりを示す表示態様にて変動停止されたとき、大入賞口を開放させることにより遊技者に有利な第1の特別遊技を実行する第1特別遊技制御手段と、当否抽選が大当たりとなるとき、拡開条件が通常状態よりも成立しやすい特定遊技への移行可否を判定するための第1移行抽選を実行する第1移行抽選手段と、第1移行抽選が当たりとなるとき、第1の特別遊技の終了後、特定遊技に遊技状態を移行させる第1特定遊技実行手段と、遊技領域の所定位置に設けられる特定領域に遊技球が向かうときの移動経路上に設けられ、作動時においては非作動時に比べて遊技球が特定領域に入球容易となるように移動経路上における位置が変化する可動役物と、第2始動口に遊技球が入球したことを契機として、可動役物を所定期間作動させる役物制御手段と、遊技球が特定領域に入球したとき、大入賞口を開放させることにより遊技者に有利な第2の特別遊技を実行する第2特別遊技制御手段と、遊技球が特定領域に入球したとき、特定遊技への移行可否を判定するための第2移行抽選を実行する第2移行抽選手段と、第2移行抽選が当たりとなるとき、第2の特別遊技の終了後、特定遊技に遊技状態を移行させる第2特定遊技実行手段と、を備える。
第1特定遊技実行手段は、特定遊技に遊技状態を移行させてから特定領域への最初の入球が発生するまでに要する平均時間として設計上想定される時間よりも特定遊技の継続時間が長くなるように定められた所定の終了条件が成立するまで、特定遊技を継続させる。
本実施例のぱちんこ遊技機は、通常遊技よりも遊技者に有利な状態である特別遊技を複数の形態で提供する複合機である。第1特別遊技として、従来にいう第1種ぱちんこ遊技機の特別遊技に対応する遊技を提供する。第2特別遊技として、従来にいう第2種ぱちんこ遊技機の特別遊技に対応する遊技を提供する。
第2遊技:遊技球が第2始動口に落入すると第2特別遊技の第1段階が開始され、V領域ともよばれる特定領域へ遊技球が入球可能となる。遊技球が特定領域に入球すると「第2種当たり」となり、大入賞口が開放され、第2特別遊技の第2段階が開始される。第2始動口は所定の役物作動条件が成立したときに入球口が拡開する始動口である。
第1特別遊技終了後の時短への移行確率:50%
第2特別遊技終了後の時短への移行確率:90%
に設定されている。このため、第1種当たりとなっても時短に移行する可能性は低いが、第2種当たりとなると時短に移行する可能性は高い。
1.遊技状態は、「通常遊技」と「特別遊技」に大別される。特別遊技に移行すると通常遊技に比べて多くの賞球獲得を期待できる。
2.特別遊技は「第1特別遊技」と「第2特別遊技」に大別される。
3.通常遊技は、「通常状態」と「時短状態(特定遊技)」に大別される。
4.特別遊技終了後、所定の移行確率にて時短状態に移行する。特別遊技終了後に時短状態に移行するか否かは抽選(以下、「移行抽選」とよぶ)により決定される。
5.時短状態は、特別図柄の変動回数が所定の「継続回数」に達するまで継続される。時短中に新たに特別遊技に移行するときには、継続回数に到達していなくても時短(特定遊技)は終了する。以下においては、時短開始後、継続回数に到達すること、および、時短中において特別遊技に移行することを、時短の終期を示す「時短終了条件」とよぶ。
6.第1始動口と第2始動口は、通常遊技中であろうと特別遊技中であろうと遊技球は入球可能である。ただし、実質的には、時短中しか第2始動口に入球しない。このため、時短に移行しなければ、第2遊技の遊技性が発揮されにくい構成となっている。
以上の仕様をもとに、本実施例におけるぱちんこ遊技機10について説明する。
図1は、ぱちんこ遊技機10の前面側における基本的な構造を示す。
同図に関連して、まず、ぱちんこ遊技機10の構成を述べた後に、遊技の内容について説明する。
ぱちんこ遊技機10は、主に遊技機枠と遊技盤で構成される。ぱちんこ遊技機10の遊技機枠は、外枠11、前枠12、透明板13、扉14、上球皿15、下球皿16、および発射ハンドル17を含む。外枠11は、開口部分を有し、ぱちんこ遊技機10を設置すべき位置に固定するための枠体である。前枠12は、外枠11の開口部分に整合する枠体であり、図示しないヒンジ機構により外枠11へ開閉可能に取り付けられる。前枠12は、遊技球を発射する機構や、遊技盤を着脱可能に収容させるための機構、遊技球を誘導または回収するための機構等を含む。
P1.第2始動口62に遊技球が入球する。
P2.特定入賞装置93が開放される。
P3.特定入賞装置93内に遊技球が落入し、更に、特定領域96に入球する。
という一連のプロセスを経て第2種当たりとなる。時短中には、役物作動条件が通常状態よりも成立しやすいため、第2始動口62が拡開しやすい。このため、時短中は通常状態に比べて第2種当たりが格段に発生しやすくなる。なお、第2始動口62と特定入賞装置93が近接しているため、第2種当たりを狙う際に、遊技者は打球方向をほとんど変化させる必要がない。
P1.通常状態においては、まず、第1始動口63に向けて打球する。
通常状態においては、第2始動口62はほとんど拡開しないため、遊技球を第2始動口62に入球させるのは困難である。そこで、まずは第1始動口63に向けて打球し、第1種当たり、特に時短付きの第1種当たりを目指すことになる。遊技球が第1始動口63に入球し、第1種当たりとなると第1特別遊技が実行される。50%の確率で、第1特別遊技後に時短に移行する。
P2.首尾よく時短に移行すると、第2始動口62に向けて打球する。
時短状態においては、普通電動役物65が開放されやすくなるため、遊技球を第2始動口62に入球させやすくなる。そこで、時短中は第2始動口62に向けて打球し、第2種当たりを目指すことになる。
P3.遊技球が第2始動口62に入球し、特定入賞装置93が開放されると、特定入賞装置93に向けて打球する。
遊技球が第2始動口62に入球すると、第2特別遊技の第1段階が開始される。第1段階において特定入賞装置93が開放される。遊技球が特定入賞装置93に入球し、特定領域96にも入球すると「第2種当たり」となり、第2特別遊技の第2段階が実行される。90%の確率で、第2特別遊技後に時短に移行する。首尾よく時短に再移行すると、P2と同様、再び第2始動口62に向けて打球することになる。「時短」→「第2特別遊技」→「時短」→「第2特別遊技」→・・・という繰り返しが発生する状態(以下、「連チャン状態」とよぶ)に至ることにより、遊技者に特段の受益機会が提供されることになる。
電源スイッチ40はぱちんこ遊技機10の電源をオン・オフするスイッチである。メイン基板102は、ぱちんこ遊技機10の全体動作を制御し、特に第1始動口63へ入賞したときの当否抽選等、遊技動作全般を処理する。サブ基板104は、液晶ユニット42を備え、演出表示装置60における表示内容や、遊技効果ランプ90の点灯を制御し、特にメイン基板102による抽選結果に応じて表示内容を変動させ、その演出の進行に沿って遊技効果ランプ90の点灯を作動させる。メイン基板102およびサブ基板104は、遊技制御装置100を構成する。セット基盤39は、賞球タンク44や賞球の流路、賞球を払い出す払出ユニット43等を含む。払出ユニット43は、各入賞口への入賞に応じて賞球タンク44から供給される遊技球を上球皿15へ払い出す。払出制御基板45は、払出ユニット43による払出動作を制御する。発射装置46は、上球皿15の貯留球を遊技領域52へ1球ずつ発射する。発射制御基板47は、発射装置46の発射動作を制御する。電源ユニット48は、ぱちんこ遊技機10の各部へ電力を供給する。
ぱちんこ遊技機10において、遊技制御装置100は、第1始動口63、第2始動口62、作動口68、大入賞口91、一般入賞口72、特別図柄表示装置70、特定入賞装置93、演出表示装置60、普通図柄表示装置59、操作ボタン82、スピーカ18および遊技効果ランプ90のそれぞれと電気的に接続されており、各種制御信号の送受信を可能とする。遊技制御装置100は、遊技の基本動作だけでなく、図柄の変動表示や電飾等の演出的動作も制御する。遊技制御装置100は、遊技の基本動作を含むぱちんこ遊技機10の全体動作を制御するメイン基板102と、図柄の演出等を制御するサブ基板104とに機能を分担させた形態で構成される。遊技制御装置100は、ハードウエア的にはデータやプログラムを格納するROMやRAM、演算処理に用いるCPU等の素子を含んで構成される。
入球判定手段110は、各入球口への入球を判定する。入球判定手段110は、始動入賞検出装置75から第1始動入賞情報を受け取ると遊技球が第1始動口63に入賞したと判定し、始動入賞検出装置74から第2始動入賞情報を受け取ると遊技球が第2始動口62に入賞したと判定し、通過検出装置69から通過情報を受け取ると遊技球が作動口68を通過したと判定する。入球判定手段110は、入賞検出装置78からから大入賞口入賞情報を受け取ると遊技球が大入賞口91に入賞したと判定する。更に、入球判定手段110は、特定入賞装置93における特定領域96への入球も判定する。
パターン記憶手段130は、演出図柄190を含む演出画像の変動パターンとして変動表示における変動開始から停止までの変動過程が定められた複数の変動パターンデータを保持する。変動パターンには、通常の外れ図柄を表示するときのパターンと、あと一つ図柄が揃えば大当たりとなるリーチ状態を経て外れ図柄を表示するときのパターンと、リーチ状態を経て大当たり図柄を表示するときのパターンが含まれる。特に、リーチ状態を経るときのパターンとしては、長短様々な変動時間をもつパターンが含まれる。各変動パターンには、その図柄変動の終了条件としてパターンごとに変動時間が定められており、その変動時間の経過時に図柄変動が停止される。
遊技状態は、「通常遊技」と「特別遊技」に大別される。通常遊技は「通常状態」と「時短状態」に大別され、特別遊技は「第1特別遊技」と「第2特別遊技」に大別される。まず、図4に関連して、既に市場に投入されている一般的な複合機における遊技状態遷移について説明する。その後、図5に関連して、本実施例におけるぱちんこ遊技機10の遊技状態遷移について説明することにより、本実施例におけるぱちんこ遊技機10の特徴の明確化を図る。
連チャン状態は、
C1.第1種当たりが発生することにより、第1特別遊技後に時短状態となって連チャン状態に突入(S1、S3)
C2.時短状態において、第2種当たりを発生させることにより継続(S6、S7)
という2つのポイントをクリアすることにより発生および継続する。
D1.連チャン状態への突入率を抑制するため、当否抽選の当たり確率を低く設定する(S1に関する調整)。
D2.連チャン状態の継続率を抑制するため、時短の継続回数を小さく設定する。時短の継続回数が小さいほど、第2種当たりが発生しにくくなり、S6の状態遷移が発生しにくくなる(S6に関する調整)。
本実施例におけるぱちんこ遊技機10の場合、通常状態において、遊技球が第1始動口63に入球し、当否抽選が大当たり(第1種当たり)となると、第1特別遊技に移行する(S1)。通常状態中において遊技球が第2始動口62に入球すれば、第2特別遊技に移行する(S2)。ただし、通常状態において遊技球が第2始動口62に入球する可能性は、一般的な複合機と同じく極めて低い。
D1.連チャン状態への突入率を抑制するため、第1特別遊技後には50%の移行確率にて、時短状態に移行する(S3に関する調整)。
D2.連チャン状態の継続率を抑制するため、第2特別遊技後には90%の移行確率にて、時短状態に移行する(S7に関する調整)。
このように「特別遊技の実行後、時短状態に移行するか否か」を移行抽選によって決定することにより、連チャン状態の突入率や継続率を抑制している。
なお、連チャン状態の過度の長期化を防ぐため、連チャン回数そのものに上限を設けてもよい。たとえば、連チャン回数の上限回数を5回と設定してもよい。連チャン回数が上限5回に達すると、第1移行抽選や第2移行抽選の結果を強制的にキャンセルすることにより、上限5回以上の連チャンが継続しないように制御してもよい。
本実施例におけるぱちんこ遊技機10においては、いったん時短状態に移行すると、ある程度、第2種当たりが発生しやすくなるように時短の継続回数を設定する。
ここでは、特図抽選値は常に保留されるという前提、いいかえれば、第1始動口63に充分に入球しやすい設計であるとして説明している。第1始動口63の入球容易性が低いときには、継続回数を更に小さく設定してもよい。
まず、遊技球が第1始動口63、第2始動口62、大入賞口91、一般入賞口72へ入球した場合や、遊技球が作動口68を通過した場合の処理を実行し(S10)、特別遊技中でなければ(S12のN)、当否抽選などの通常遊技の処理を実行し(S14)、特別遊技中であれば(S12のY)、第1特別遊技または第2特別遊技の処理を実行し(S16)、S10における各種入賞に応じた賞球払出を処理する(S18)。
ここでは、特別図柄192の変動表示、および、演出図柄190を含む演出画像の変動表示を処理し(S30)、普通図柄の変動表示を処理する(S31)。なお、S30、S31の処理順序はあくまでも説明の便宜上定義した順序にすぎず、どの順序で処理してもよい。
以下、特に断らない限り「図柄」は特別図柄192と演出図柄190の双方を示す。第2始動口62への入球が検出されれば(S39のY)、第2特別遊技に移行する(S38)。検出されていなければ(S39のN)、処理はS40以降に進む。
特図保留手段144に特図抽選値の保留がなされている場合であって(S40のY)、図柄変動が表示中でなければ(S42のN)、当否抽選の当否判定や図柄決定、変動パターンの選択などが処理され(S44)、特別図柄192および演出図柄190の変動表示が開始される(S46)。当否抽選が当たりであれば(S68のY)、第1移行抽選手段135は第1移行抽選を実行する(S70)。外れの時には(S68のN)、S70はスキップされる。
普図保留手段147に普図抽選値の保留がなされている場合(S80のY)、普通図柄が変動表示中でなければ(S82のN)、普図抽選手段112が普図抽選として当否判定処理を実行し(S84)、普通図柄の変動表示が開始される(S90)。S80において普図抽選値が保留されていなかった場合は(S80のN)、S82からS90までの処理はスキップされ、S82において普通図柄194が変動表示中であった場合は(S82のY)、S84およびS90の処理がスキップされる。
実行中の特別遊技が第1特別遊技であれば(S110のY)、第1特別遊技の制御を処理し(S112)、実行中の特別遊技が第1特別遊技でなければ(S110のN)、第2特別遊技の制御を処理する(S114)。
まず、大入賞口91が開放済でなければ(S120のN)、演出表示制御手段134が第1特別遊技の特別演出を開始し(S122)、開閉制御手段124が大入賞口91を開放する(S124)。大入賞口91が開放済であれば(S120のY)、S122およびS124の処理はスキップされる。大入賞口91が開放されてから所定の開放時間が経過した場合(S126のY)、または、開放時間が経過していないものの(S126のN)、大入賞口91への入球数が9球に達した場合には(S128のY)、開閉制御手段124は大入賞口91をいったん閉鎖させる(S130)。開放時間が経過しておらず(S126のN)、大入賞口91への入球数も9球に達していない場合は(S128のN)、S130以降の処理をスキップしてS112のフローを終了する。
第2特別遊技の開始タイミングであれば(S150のY)、特定入賞装置93を開放し(S152)、開始タイミングでなければ(S150のN)、特定入賞装置93は既に開放済みであるため、S152をスキップする。第2特別遊技の第1段階において(S154のY)、特定入賞装置93の開放時間が経過したら(S156のY)、特定入賞装置93を閉鎖し(S158)、開放時間以内であれば(S156のN)、S158をスキップする。ここで、特定入賞装置93の内部にある特定領域96への入球があれば(S160のY)、第2種当たりとなり、第2移行抽選手段136は第2移行抽選を実行し(S161)、第2段階への移行を示すフラグが立てられ(S162)、S168へジャンプする。まだ特定入賞装置93が開放していれば閉鎖する。一方、第1段階において特定領域96への入球がない状態で(S160のN)、第1段階の終了条件が満たされてしまった場合は(S164のY)、第1段階を終了するとともに第2特別遊技も終了する(S166)。ここでいう終了条件は、特定入賞装置93の閉鎖から一定時間が経過した場合である。この終了条件が満たされていなければ(S164のN)、S166はスキップされる。なお、第1段階にない場合はS156からS166の処理はスキップされる(S154のN)。
Claims (1)
- 遊技領域が形成された遊技盤と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な第1始動口と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、所定の拡開条件が成立したとき遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化可能な第2始動口と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な状態に開放可能な大入賞口と、
前記第1始動口への入球を契機として第1の条件が満たされたとき、前記大入賞口を開放させることにより遊技者に有利な第1の特別遊技を実行する第1特別遊技制御手段と、
所定の移行条件が満たされた場合、前記第1の特別遊技または前記第2の特別遊技の終了後、前記拡開条件が通常状態よりも成立しやすくなることにより前記第2始動口への入球容易性が高まる状態である時短状態へ遊技状態を移行させる特定遊技実行手段と、
前記遊技領域の所定位置に設けられる特定領域に遊技球が入球可能となるように形態が変化しうる特定入賞装置と、
前記第2始動口への入球を契機として第2の条件が満たされたとき、前記特定領域に遊技球が入球可能となるように前記特定入賞装置の形態を変化させる役物制御手段と、
遊技球が前記特定領域に入球したとき、前記大入賞口を開放させることにより遊技者に有利な第2の特別遊技を実行する第2特別遊技制御手段と、を備え、
前記特定遊技実行手段は、前記第1の特別遊技の終了後、第1の移行確率にて前記時短状態に遊技状態を移行させ、前記時短状態の終期を定めた終了条件が満たされるまで前記時短状態を継続させ、
前記特定遊技実行手段は、前記第2の特別遊技の終了後、前記第1の移行確率より高い確率であって100%未満である第2の移行確率にて前記時短状態に遊技状態を移行させ、前記終了条件と同じ終了条件が満たされるまで前記時短状態を継続させ、
前記終期までに前記特定領域へ入球せずに前記時短状態が終了する設計上の確率が前記第2の特別遊技の終了後に前記時短状態へ移行しない確率以下となるように前記終了条件、前記第2の移行確率、および前記時短状態における前記第2始動口への入球容易性が設計され、
前記第1始動口への入球を契機として前記第1の条件が満たされる確率は、前記通常状態と前記時短状態とで一定であることを特徴とする弾球遊技機。
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