JP5609942B2 - 空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、圧縮機がエンジンにより駆動される空気調和装置に係り、特にエンジンを作動するのに燃料ガスを用いたガスエンジン・ヒートポンプ方式の空気調和装置に関する。
従来より空気調和装置の一種として圧縮機をガスエンジンにより駆動するガスヒートポンプ方式の空気調和装置が知られている。このような空気調和装置では、室外機が、上述した圧縮機、四方弁、室外熱交換器および室外膨張弁を備え、室内機が室内熱交換器および室内膨張弁を備えている。
そして冷房運転時には、四方弁を冷房側に切り換えることにより、室外熱交換器が凝縮器となり、室内熱交換器が蒸発器となって、冷媒の蒸発熱により室内熱交換器が室内を冷房する。また暖房運転時には、四方弁を暖房側に切り換えることにより、室外熱交換器が蒸発器となり、室内熱交換器が凝縮器となって、冷媒の凝縮熱により室内熱交換器が室内を暖房する。
冷媒を圧縮する圧縮機を駆動するガスエンジンは、燃料であるガス(例えば、都市ガスあるいはプロパンガス)および空気(外気)が供給されて作動する。ガスエンジンに空気を供給する空気供給経路には、空気と雨水などの液体を分離し空気のみを供給するために、あるいは吸気音を低減するために所定の空間を有した箱状の吸気チャンバが設けられている。
ところで、ガスエンジンの低回転時には、供給されるガス燃料の量が少なくなるため、強風などにより吸気チャンバ内の圧力が増大すると、ガス燃料濃度が低くなりすぎ、ガスエンジンが停止してしまう可能性があった。
そこで、ガスエンジン(30)に空気を供給するための吸気チャンバ(60)に圧力開閉蓋(61)および圧力開放口(75)を設け、強風などにより吸気チャンバ(60)内の圧力が急激に上昇した場合に圧力開閉蓋(61)を開状態として、圧力開放口(75)を介して余分な圧力を逃がす圧力逃がし部を備えた空気調和装置が開示されている。(例えば、特許文献1参照)
しかしながら、一般的にガスミキサーを使用するガスエンジンでは、燃料であるガス燃料の供給元圧(2〜3kPa)をレギュレータにより大気圧状態まで減圧し、エンジンの吸気負圧で吸引している。そのため、強風時、吸気管内に強風が入り込んで吸気管内が大気圧以上になるとガス燃料が吸引されにくくなる。従って、強風などにより吸気チャンバ(60)内の圧力が上昇すると、圧力開閉蓋(61)が開く以前にガス燃料の供給ができなくなり、ガスエンジン(30)が停止してしまう、所謂エンスト現象が発生する虞があった。
特開2003−232578号公報
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、ガスエンジンを低回転で運転している場合においても、強風などによるガスエンジン停止を簡素な構成で確実に防止することが可能な空気調和装置を提供することを課題とする。
の技術的手段は、筐体内に圧縮機および前記圧縮機を駆動するエンジンを有する空
気調和装置において、前記筐体の対向する側面外壁に臨ませた外気に直接開口する2つの
空気取入口と、前記空気取入口間を連通する管路と、前記筐体の側面外壁に配設されるコ
の字形状のカバーと、を備え、前記管路および前記空気取入口は、前記カバーによって形
成されることである。
の技術的手段は、第1の技術的手段おいて、前記カバーは前記筐体の一方の側面まで延在していることである。
の技術的手段は、第の技術的手段において、前記管路は直線状に連通しているこ
とである。
の技術的手段は、第1の技術的手段乃至第の技術的手段のいずれか一つにおいて
、前記空気取入口は前記筐体の端部に開口していることである。
請求項の発明によれば、筐体の一方の側面外壁に臨ませた外気に直接開口する空気取
入口と、空気取入口を配設した側面外壁にコの字形状のカバーを備えたことにより、強風により吸気通路の圧力が上昇しても、ガス燃料が供給できエンジンが止まることはない。




















本発明に係る第一の実施形態を表す側面図である。 図1、図3のII−II断面図である。 本発明に係る第二の実施形態を表す側面図である。 本発明に係る第三の実施形態を表す側面図である。 図4のV−V断面図である。
以下、本発明の第一の実施形態について、図を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態を示す空調装置の室外機1の側面図であり、図2はその内部の平面図である。
筐体10の内部にはガスエンジン11、圧縮機12、その他図示しない四方弁、室外熱交換器および室外膨張弁などが配設されている。
圧縮機12はベルトなどの駆動力伝達手段によりガスエンジン11と連結され、ガスエンジン11の駆動力により冷媒を圧送する。
ガスエンジン11には、空気および燃料の混合比率を調整するガスミキサー13および空気と雨水などの液体を分離し空気のみを供給する吸気チャンバ14が接続されている。
なお、吸気チャンバ14はサイレンサーとしても機能し、供給空気の吸気音を低減させる機能も有している。
吸気チャンバ14は通路15を介して通路16に連通し、通路16は筐体10の対向する側面に空気取入口17(17aと17b)を開口し空気を取り入れている。ここで、吸気チャンバ14と通路15とが第2の管路に相当し、通路16が第1の管路に相当する。
ガスエンジン11に供給される空気は、空気取入口17から通路16、通路15を介して吸気チャンバ14に入り、吸気チャンバ14内で雨水などの液体を分離しガスミキサー13に到る。一方、ガス燃料は供給元圧(2〜3kPa)をレギュレータ19により大気圧状態まで減圧してガスミキサー13に供給され、ガスミキサー13では所定の混合比に空気と混合された後、ガスエンジン11に吸引される。
室外機1が強風に晒された場合を説明する。
例えば、図2のL方向の風向きでは、空気取入口17(17aと17b)から強風が入ることがないので、通路16、通路15とも大気圧より上昇することが抑制され、燃料ガスはガスエンジン11に吸引される。
次に、図2のR方向の風向きでは、空気取入口17bから強風が入ることになるが、通路16は対向する面の空気取入口17aに直線状に連通しているので、強風は空気取入口17aから吹き出すこととなり、通路15が大気圧より上昇することが抑制され、燃料ガスはガスエンジン11に吸引される。
さらに、図2のQ方向(S方向)の風向きでは、強風の一部が空気取入口17b(17a)から強風が入ることになるが、R方向の風向きの場合と同様に、空気取入口17aから吹き出すこととなり、通路15が大気圧より上昇することが抑制される。
つまり、どのような方向からの強風に対しても、通路15、吸気チャンバ14、ガスミキサー13からなる吸気通路は大気圧以上になることがないので、燃料ガスは安定してガスエンジン11に吸引される。
図3は、本発明の第二の実施形態を示す空調装置の室外機1の側面図であり、第一の実施形態と同様の構成には同一の番号を付与し説明の詳細を省略する。
第一の実施形態との相違点は、通路16を筐体10の外側に設けた点である。筐体10の一側面に開口した通路15を覆う略コの字形状のカバー18を筐体10の全幅方向に配設することにより、第一の実施形態と同様の効果を得ることができる。
図4は、本発明の第三の実施形態を示す空調装置の室外機1の側面図であり、図5はその内部の平面図である。第二の実施形態と同様の構成には同一の番号を付与し説明の詳細を省略する。
第二の実施形態との相違点のひとつは、カバー18が筐体10の全幅方向に配設されるのではなく、カバー18の一端は筐体10の一方の側面まで延在して空気取入口17aを形成し、他端は筐体10の他方の側面の手前に止まってを形成していることである。もう一つの相違点は、ガス燃料を減圧するレギュレータ19が、カバー18が筐体10の一方の側面まで延在して空気取入口17aを形成する筐体10の側面内壁に配設されていることである。
第三の実施形態の室外機1が強風に晒された場合を説明するに、風向きL方向、Q方向、R方向は第一の実施形態と同様であるので省略する。
S方向の風向きでは、空気取入口17a(第一の空気取入口)と空気取入口17c(第二の空気取入口)との両空気取入口が強風に晒されることとなるので、通路16の圧力が上昇することとなる。
しかし、強風はレギュレータ19にも影響を及ぼす。レギュレータ19は、大気圧状態まで減圧してガスミキサー一3にガス燃料を供給するのであるが、大気圧状態とは、すなわちレギュレータ19の雰囲気圧力のことであるので、強風によりレギュレータ19の雰囲気圧力が上昇すると、ガスミキサー13へ供給するガス燃料の圧力も上昇する。その結果、強風により通路16の圧力が上昇し、通路15と吸気チャンバ14との圧力が上昇しても、ガス燃料が供給できエンジンが止まることはない。
1・・・室外機
10・・・筐体
11・・・ガスエンジン(エンジン)
12・・・圧縮機
13・・・ガスミキサー
14・・・吸気チャンバ
15・・・通路(第2の管路)
16・・・通路(第1の管路)
17、17a、17b、17c・・・空気取入口
19・・・レギュレータ

Claims (4)

  1. 筐体内に圧縮機および前記圧縮機を駆動するエンジンを有する空気調和装置において、
    前記筐体の対向する側面外壁に臨ませた外気に直接開口する2つの空気取入口と、
    前記空気取入口間を連通する管路と、
    前記筐体の側面外壁に配設されるコの字形状のカバーと、を備え、
    前記管路および前記空気取入口は、前記カバーによって形成される
    ことを特徴とする空気調和装置。
  2. 請求項1において、
    前記カバーは前記筐体の一方の側面まで延在していることを特徴とする空気調和装置
  3. 請求項1において、
    前記管路は直線状に連通していることを特徴とする空気調和装置。
  4. 請求項1または、請求項2において、
    前記空気取入口は前記筐体の端部に開口していることを特徴とする空気調和装置。
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