JP5608600B2 - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
しかし、この画像読取装置の場合、複数のLEDが必要であり、コスト面からは不利になる場合があった。
この場合、LEDが1つ(又は少数)ですむので、コスト面からは有利になる。
また、本発明は、上記画像読取装置を備える画像形成装置を提供することを目的とする。
また、本発明によれば、上記画像読取装置を備える画像形成装置を提供することができる。
図1により、本実施形態における画像形成装置としてのコピー機1における全体構造を説明する。図1は、画像形成装置としてのコピー機1の各構成要素の配置を説明するための図である。
なお、コピー機1の説明において、副走査方向Xをコピー機1の「左右方向」ともいい、主走査方向Y(図1を貫く方向、図2参照)をコピー機1の「前後方向」ともいう。コピー機1の上下方向Zは、副走査方向X及び主走査方向Yと直交する。
図1に示すように、画像読取装置300は、原稿Gの画像を読み取る読取部301と、読取部301の上方側に配置され読取部301に原稿Gを搬送する原稿搬送部70と、を備える。
発光ユニット400の詳細については後述する。
第1読取面302A及び第2読取面302Bは、副走査方向X及び主走査方向Yと直交する方向に拡がる。
装置本体Mは、所定の画像情報に基づいて用紙Tに所定のトナー画像を形成する画像形成部GKと、用紙Tを画像形成部GKに給紙すると共にトナー画像が形成された用紙Tを排紙する給排紙部KHとを有する。
装置本体Mにおける外形は、筐体としてのケース体BDにより構成される。
まず、画像形成部GKについて説明する。
画像形成部GKにおいては、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に沿って順に、上流側から下流側に順に、帯電部10a、10b、10c、10dによる帯電、レーザースキャナユニット4a、4b、4c、4dによる露光、現像器16a、16b、16c、16dによる現像、中間転写ベルト7及び1次転写ローラー37a、37b、37c、37dによる1次転写、除電器12a、12b、12c、12dによる除電、及びドラムクリーニング部11a、11b、11c、11dによるクリーニングが行われる。
また、画像形成部GKにおいては、中間転写ベルト7、2次転写ローラー8及び対向ローラー18による2次転写、並びに定着部9による定着が行われる。
図1に示すように、装置本体Mの下部には、用紙Tを収容する2個の給紙カセット52が上下に配列されて配置される。給紙カセット52は、装置本体Mの筐体から水平方向に引き出し可能に構成される。給紙カセット52には、用紙Tが載置される載置板60が配置される。給紙カセット52には、用紙Tが載置板60の上に積層された状態で収容される。載置板60に載置された用紙Tは、給紙カセット52における用紙送り出し側の端部(図1において左側の端部)に配置されるカセット給紙部51により搬送路Lに送り出される。カセット給紙部51は、載置板60上の用紙Tを取り出すための前送りコロ61と、用紙Tを1枚ずつ搬送路Lに送り出すための給紙ローラー対63とからなる重送防止機構を備える。
第1合流部P1は、手差し搬送路Laが第1搬送路L1に合流する合流部である。第2合流部P2は、戻り搬送路Lbが第1搬送路L1に合流する合流部である。
第1分岐部Q1は、後処理搬送路Lcが第3搬送路L3から分岐する分岐部である。第1分岐部Q1には、整流部材58が設けられている。整流部材58は、定着部9から搬出された用紙Tの搬送方向を、第1排紙部50aに向かう第3搬送路L3又は第2排紙部50bに向かう後処理搬送路Lcに整流させる(切り換える)。
第2排紙部50bにおける開口側には、後処理装置(図示せず)が連結される。後処理装置は、画像形成装置(コピー機1)から排出される用紙の後処理(ステープル、パンチ等)を行うものである。
なお、各搬送路の所定位置には用紙検出用のセンサーが配置される。
図1に示すように、装置本体Mの左側面側(図1において左側)には、主搬送路L1〜L3及び戻り搬送路Lbが主に上下方向に延びるように並列している。装置本体Mの左側面側(図1において左側)には、装置本体Mの側面の一部を形成するように、カバー体40が設けられている。カバー体40は、その下端部において、支点軸43を介して装置本体Mに連結されている。支点軸43は、その軸方向が主搬送路L1〜L3及び戻り搬送路Lbを横断する方向に沿って配設されている。カバー体40は、支点軸43を中心として閉位置(図1に示す位置)と開位置(図示せず)との間を回動自在に構成されている。
また、カバー体40が閉位置に位置する状態において、第2のカバー部42は、その内面側(装置本体M側)が主搬送路L1〜L3の一部を形成している。
更に、カバー体40が閉位置に位置する状態において、第1のカバー部41の内面側と第2のカバー部42の外面側とが、戻り搬送路Lbの少なくとも一部を形成している。つまり、戻り搬送路Lbは、第1のカバー部41と第2のカバー部42との間に形成されている。
図2は、画像読取装置300に組み込まれる発光ユニット400の斜視図である。図3は、図2の状態からカバー部材311b及びカバー部材311cを取り外した発光ユニット400の斜視図である。図4は、保持部材420が第1枠体311に取り付けられた状態の発光ユニット400を説明する図である。図5は、保持部材420が取り付けられていない状態の発光ユニット400を説明する図である。図6は、保持部材420における下面側を説明する図である。図7は、導光部材340、保持部材420及び第1枠体311の位置関係を説明する図である。図8は、導光部材340及びLED基板430を保持させた状態の保持部材420における斜視図である。図9は、保持部材420の先端側部材427とLED基板430との位置決め構造を説明するための図である。図10は、導光部材340における斜視図である。図11は、保持部材420の基端側部材425に形成された基端側孔状部423aと導光部材340の基端部との位置決め構造を説明するための図である。図12は、保持部材420の先端側部材427に形成された先端側孔状部423bと導光部材340の先端部との位置決め構造を説明するための図である。
カバー部材311bとカバー部材311cとは、図2に示すように、第1枠体311の上面に主走査方向Yに沿って延在する開口部311dが形成されるように、副走査方向Xに離間して本体枠311aの上部に取り付けられる。
外側壁部3111及び外側壁部3112における上面には、保持部材420が載置されると共に位置決めされた状態で保持される。
ここで、外側壁部3111は、保持部材420における基端側に対応する部分である。また、外側壁部3112は、保持部材420における先端側に対応する部分である。
回転保持部500aは、後述する光軸AXを中心とする円孤状の曲面を有する凹部である。回転保持部500aは、後述する回転被保持部510a(被保持部510)における突出した曲面に対応する曲面を有する凹部である。
回転保持部500aには、後述する回転被保持部510aが係合するようにして載置される。回転保持部500aは、回転被保持部510aを外曲面方向(外周方向)に摺動可能に保持する。
回転保持部500bは、後述する光軸AXを中心とする円孤状の曲面を有する凹部である。回転保持部500bは、後述する回転被保持部510b(被保持部510)における突出した曲面に対応する曲面を有する凹部である。
回転保持部500bには、後述する回転被保持部510bが係合するようにして載置される。回転保持部500bは、回転被保持部510bを外曲面方向(外周方向)に摺動可能に保持する。
つまり、発光ユニット400(画像読取装置300)は、保持部材420が本体枠311aに取り付けられた状態において、保持部材420を回動させることで、導光部材340から原稿への光の照射角度(後述する光照射部341の向き)を変更(調整)可能に構成される。
また、保持部材420は、下部に形成される被保持部510を有する。被保持部510は、第3保持部500に当接配置される部分である。
回転被保持部510aは、保持部材420における垂直方向下側に形成される。
回転被保持部510aは、回転保持部500aに対応した円弧状の曲面を有する凸部である。回転被保持部510aにおける曲面は、光軸AXを中心にした円弧状の曲面である。
回転被保持部510aは、回転保持部500aに当接して配置される。回転被保持部510aは、回転保持部500aにおける凹状の曲面に外周面が面接触して配置される。回転被保持部510aは、回転保持部500aに外曲面方向(外周方向)に摺動可能に配置される。
本実施形態において、回転被保持部510aにおける曲面は、連続した曲面ではなく、互いに離間した第1回転被保持部511aの曲面と第2回転被保持部513aの曲面とにより構成される。
ここで、第1回転被保持部511a、第2回転被保持部513aそれぞれの形状等における説明は、回転被保持部510aの説明を援用する。
回転被保持部510bは、回転保持部500bに対応した円弧状の曲面を有する凸部である。回転被保持部510bにおける曲面は、光軸AXを中心にした円弧状の曲面である。
回転被保持部510bは、回転保持部500bに当接して配置される。回転被保持部510bは、回転保持部500bにおける凹状の曲面に外周面が面接触して配置される。回転被保持部510bは、回転保持部500bに外曲面方向(外周方向)に摺動可能に配置される。
本実施形態において、回転被保持部510bにおける曲面は、連続した曲面ではなく、互いに離間した第1回転被保持部511bの曲面と第2回転被保持部513bの曲面とにより構成される。
ここで、第1回転被保持部511b、第2回転被保持部513bそれぞれの形状等における説明は、回転被保持部510bの説明を援用する。
保持部材420には、図8に示すように、導光部材340及びLED基板430(LED410)が所定の位置関係に位置決めされる。そして、保持部材420に位置決めされた導光部材340やLED410は、保持部材420が本体枠311aに位置決め保持されることで、所定の位置に位置決めされる。これにより、保持部材420を回動移動させた場合、LED410及び導光部材340における位置関係が維持された状態で、後述する光照射部341の向きが調整される。
保持部材420は、第1保持部422によりLED410を該LED410における光軸AXが主走査方向Yに沿うように保持すると共に、第2保持部423により導光部材340を該導光部材340の中心軸CLが光軸AXと略同軸となるように保持する。
以下、LED410、LED基板430、導光部材340及び保持部材420について詳述する。
LED410は、導光部材340における先端340b側に配置される。具体的には、LED410は、発光面が導光部材340における先端340bの端面に対向して配置される。LED410は、先端340bの端面に向けて光を照射する。
LED基板430は、保持部材420の一端側に形成される第1保持部422により、保持部材420における所定の位置(所定の向き)に位置決め保持される。
位置決め突起422a,422bは、LED基板430の位置決め孔435a、435bに嵌入する突起である。位置決め突起422a,422bは、LED基板430の位置決め孔435a、435bに嵌合することで、LED基板430に実装されたLED410を発光面が後述の導光部材340の先端340b側の端面と主走査方向Y方向において対向するように位置決めする。
位置決め突起422a,422b(第1保持部422)は、LED基板430を介して間接的にLED410を位置決め保持する。
具体的には、導光部材340は、保持部材420に形成された第2保持部423(先端側孔状部423b)に先端340bが位置決め保持されると共に、第2保持部423(基端側孔状部423a)に基端340aが位置決め保持されることで、保持部材420に位置決め保持される。
導光部材340は、先端340b側に配置されたLED410から照射された光を当該導光部材340の長手方向(主走査方向)に導光すると共に、後述する光照射部341に導光する。
光照射部341は、導光部材340が保持部材420を介して第1枠体311に保持された状態において、第1読取面302A又は第2読取面302Bに光Hを照射可能となるように所定方向を向いて配置される。
凸状部342は、図10から図12に示すように、導光部材340の長手方向における全域に形成される。凸状部342の先端面342aは、凸状部342の突出方向(図11の矢印R1方向)と直交する平坦面である。
具体的には、凸状部343,344は、基端340aを始端として所定長さの範囲のみに形成され、先端340b側には形成されていない。
そして、凸状部343,344それぞれは、図10に示すように、基端340aから離れるに従って、導光部材340の径方向外方への突出長が徐々に減少するテーパー状の隆起構造になっている。また、凸状部343,344の先端面343a,344aは、図11に示した突出方向(矢印R2方向)に直交する平坦面である。
位置決め突起422a,422bは、LED基板430の位置決め孔435a、435bに嵌合することで、LED基板430を位置決め保持する。
位置決め突起422a,422b(第1保持部422)は、LED基板430を介して、LED基板430に実装されたLED410を導光部材340における先端340b側の端面に対向した状態で位置決め保持する。
位置決め突起422a,422b(第1保持部422)は、光軸AXが主走査方向Yに沿うようにLED410を保持する。
光軸AXは、例えば、発光面における平面形状が正方形や長方形の場合には、対角線の交点から発光面に垂直な方向に延びる線(軸)である。また、光軸AXは、例えば、発光面における平面形状が円形の場合には、中心点から発光面に垂直な方向に延びる線(軸)である。
第2保持部432は、基端側孔状部423aが導光部材340の基端340a側に被嵌すると共に、先端側孔状部423bが導光部材340の先端340b側に被嵌して、導光部材340を位置決め保持する。
中心軸CLは、例えば、導光部材340における長手方向に垂直な平面における断面形状の重心を通り、長手方向に延びる線(軸)である。
中心軸CLは、例えば、発光面における平面形状が正方形や長方形の場合には、対角線の交点を通り、長手方向に延びる線(軸)である。また、中心軸CLは、例えば、発光面における平面形状が円形の場合には、中心点を通り、長手方向に延びる線(軸)である。
基端側孔状部423aは、図11に示すように、導光部材340の凸状部342が主走査方向Yに摺動可能に嵌合するガイド溝4231と、凸状部343の先端面343aが主走査方向Yに摺動可能に面接触する第1平坦縁4232と、凸状部344の先端面344aが主走査方向Yに摺動可能に面接触する第2平坦縁4233と、内周縁におけるガイド溝4231と対向する部分であって導光部材340の外周面と非接触となる非接触縁部4234とを備える。
ここで、ガイド溝4231は、導光部材340の移動をガイドすると共に、導光部材340が本来と異なる態様(異なる回転角度)で挿入されることを抑制する機能を奏する。
先端側孔状部423bは、図12に示すように、導光部材340の凸状部342が主走査方向Yに摺動可能に嵌合するガイド溝4236と、導光部材340の外周を形成する第1外周平面346が主走査方向Yに摺動可能に面接触する第3平坦縁4237と、第1外周平面346と対向する第2外周平面347が主走査方向Yに摺動可能に面接触する第4平坦縁4238と、ガイド溝4236と対向する部分であって導光部材340の外周面と非接触となる非接触縁部4239とを備える。
つまり、保持部材420は、LED410及び導光部材340を位置決め保持する。
そして、保持部材420は、位置決めピン511及び位置決め突起512により、本体枠311a(第1枠体311)に位置決め保持される。
これにより、簡易な構成でLED410及び導光部材340が高精度に位置決めされた画像読取装置300(発光ユニット400)が得られる。
更に、発光ユニット400(画像読取装置300)は、組み立てられた後に、光照射部341(光Hの向き)を調整可能な調整機構600を備える。
調整機構600は、保持部材420に直接又は間接的に連結され、導光部材340が光軸AXを中心として回転するよう保持部材420を回動させる。
本実施形態において、保持部材420は、凸状であって端面が曲面状の被保持部510が、凹状であって端面が曲面状の第3保持部500に載置された状態で、本体枠311aに取り付けられている。
そのため、調整機構600により保持部材420に対して光軸AXを中心とした円周方向に所定の力が加えられた場合、被保持部510が第3保持部500に対して摺動する。
つまり、調整機構600により所定の力が加えられた保持部材420が光軸AXを中心に回動するので、保持部材420に位置決め保持されたLED410及び導光部材340は、光軸AX(中心軸CL)を中心に回転する。
これにより、LED410は、光軸AXを中心に回転される。また、LED410は、導光部材340との位置関係が維持された状態で回転される。
また、これにより、導光部材340は、光軸AXを中心として回転される。導光部材340は、光軸AXを中心として、光照射部341の向きをかえるように回転される。
調整操作部610は、本体枠311aに形成された円弧状の切り欠き部615から外部に露出して配置されると共に、円弧状の方向(矢印W方向)に移動する(ガイドされる)。
調整操作部610は、不図示の伝達機構により保持部材420に連結される。伝達機構は、例えば、カム、ギアやネジを含んだ機構を例示できる。また、伝達機構は、保持部材420と調整操作部610とを直接連結する棒部材等であってもよい。
つまり、ユーザーが調整操作部610を移動させることで、保持部材420は、光軸AXを中心に所定角度だけ回転される。
これにより、保持部材420に位置決め保持された導光部材340が光軸AXを中心に回転され、光照射部341の向きが変更される。
まず、図8に示すように、作業者は、先端340bを前側にして導光部材340を保持部材420における基端側孔状部423aに挿入する。具体的には、作業者は、凸状部342がガイド溝4231に嵌入されるようにして先端340bを基端側孔状部423aに挿入する。
これにより、導光部材340は、光反射部421との位置関係や光照射部341の向きが調整された状態で保持部材420に位置決め保持される。
これにより、LED410は、LED基板430を介して、発光面が導光部材340の基端340a側の端面に対向した状態で位置決め保持される。
具体的には、作業者は、図3に示すように、保持部材420を第1枠体311における本体枠311aの両外側壁部3111,3112に載置する。
作業者は、図8に示すように、保持部材420における先端340b側に形成された位置決め孔426を保持部材420における位置決めピン511に被嵌されると共に、基端340a側に形成された切り欠き部428を位置決め突起512が被嵌させる。
これにより、保持部材420は、本体枠311a(第1枠体311)に位置決め保持される。
これにより、本実施形態における発光ユニット400が組み立てられる。
導光部材340から照射される光Hが所定角度で照射されない(所定位置に照射されない)場合、作用者は、図7に示すように、調整操作部610を矢印W方向に移動させることで、導光部材340から照射される光Hの照射角度を調整する。
詳細には、作業者が調整操作部610を矢印W方向に移動させることで、伝達機構(不図示)を介して調整操作部610の移動が保持部材420に伝達される。これにより、保持部材420は、光軸AXを中心に回動される。また、これにより、保持部材420に位置決め保持された導光部材340が光軸AXを中心に回転されるので、光照射部341の向きが変更(調整)される。そして、これにより、導光部材340から照射された光Hの照射角度が変更(調整)される。
本実施形態によれば、画像読取装置300を構成する発光ユニット400において、第1枠体311は、保持部材420を光軸AXを中心に回動可能に保持する。具体的には、第1枠体311は、光軸AXを中心に回転可能に導光部材340が回転されるよう保持部材420を回動可能に保持する。
これにより、画像読取装置300は、導光部材340から照射される光の向きを変更できる。
これにより、画像読取装置300は、光照射性を損なうことなく、導光部材340から照射される光の向きを変更できる。
つまり、本実施形態によれば、簡易な構成で導光部材340を高い精度で位置決め可能な画像読取装置を提供することができる。
また、本実施形態における画像読取装置300は、特に、導光部材340から照射される光の角度(光照射部341の向き)を変更(調整)した後であっても、導光部材340を高い精度で位置決め保持する。
これにより、本実施形態における画像読取装置300は、導光部材340において精度の高い位置決めが可能に構成される。
これにより、本実施形態における画像読取装置300は、簡易な構成で導光部材340を高い精度で位置決め可能である。
これにより、ユーザー(作業者)は、導光部材340から照射される光の向き(角度)を容易に調整することができる。
例えば、本発明の画像形成装置の種類は、特に限定がなく、コピー機、プリンター、ファクシミリ、又はこれらの複合機等であってもよい。
シート状の被転写材は、用紙に制限されず、例えば、フィルムシートであってもよい。
Claims (4)
- 発光部と、
端部が前記発光部に対向して配置される棒状の導光部材と、
前記発光部及び前記導光部材を保持する保持部材であって、
光反射部と、
光軸が主走査方向に沿うように前記発光部を保持すると第1保持部と、
前記光反射部と所定の位置関係となるよう位置させると共に中心軸が前記光軸と略同軸となるよう前記導光部材を保持する第2保持部と、を有する保持部材と、
前記保持部材が取り付けられるケース部材であって、前記光軸を中心に前記導光部材が回転されるよう前記保持部材を回動可能に保持する第3保持部を有するケース部材と、を備え、
前記第3保持部は、前記光軸を中心とする円孤状の曲面を有する凹部であり、
前記保持部材は、被保持部を有し、前記被保持部は、前記第3保持部に当接配置され且つ前記第3保持部に対応した円弧状の曲面を有する凸部であり、
前記第3保持部の前記凹部の前記曲面と前記被保持部の前記凸部の前記曲面との当接面は、前記光軸から所定距離だけ離間しており、前記導光部材から照射される光の角度を調整可能である
画像読取装置。 - 前記第3保持部は、前記ケース部材における上面側に配置され、
前記被保持部は、前記保持部材における下面側に形成される
請求項1に記載の画像読取装置。 - 前記保持部材を回動移動させる調整機構であって、前記導光部材が前記光軸を中心として回転移動するよう前記保持部材を回動移動させる調整機構を更に備える
請求項1又は2に記載の画像読取装置。 - 請求項1から3のいずれかに記載の画像読取装置を備える
画像形成装置。
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