JP5606197B2 - 電子部品用ソケット - Google Patents

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本発明は、パワートランジスタまたはパワートランジスタモジュールを基板に接続するための電子部品用ソケットに関するものである。
従来、例えば燃料電池車の電源ユニットや各種電気機器のインバータ制御ユニット等には、パワートランジスタまたはパワートランジスタモジュールが用いられる。これらのパワートランジスタ等を基板に接続する場合には、基板に設けたスルーホールにパワートランジスタ等の各リードを挿入し、各リードを基板に半田付けするようにしている(例えば、特許文献1、2または3参照)。
特開2002−319780号公報 実開平5−28093号公報 特開平10−267326号公報
しかしながら、各リードを基板に半田付けする場合は、半田付けによる接続工程が他の製造工程以外に必要となるため、製造工数が増加するという問題点があった。また、パワートランジスタやパワートランジスタモジュールは大電流、高電圧で使用されるため、各リードを部品本体から延出する間隔で基板に接続すると、各リード間の距離が近すぎて耐圧ショートを生ずるおそれもあった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電子部品を基板に容易に接続することができるとともに、電子部品の各リード接続位置間の距離を十分に確保することのできる電子部品用ソケットを提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、パワートランジスタまたはパワートランジスタモジュールからなる電子部品の本体から延出する少なくとも3本のリードを基板に接続するための電子部品用ソケットにおいて、前記各リードごとに独立した部材からなり、リードに圧接することによりリードと導通する少なくとも3つの接続部材と、各接続部材をそれぞれ所定位置に保持するハウジングと、所定方向に回動することにより各接続部材を各リードに圧接させる押圧部材とを備え、一部の接続部材を、そのリード接続位置が他の複数の接続部材のリード接続位置を結ぶ直線に対して直交方向に位置がずれるように配置し、各接続部材に、押圧部材の回動軸を回動自在に支持する支持部をそれぞれ設けている。
これにより、押圧部材を所定方向に回動することにより、各接続部材が各リードに圧接することから、各リードを半田付けすることなく基板に接続することが可能となる。この場合、一部の接続部材が、そのリード接続位置を他の複数の接続部材のリード接続位置を結ぶ直線に対して直交方向に位置がずれるように配置されていることから、各リード接続位置を同一直線上に一列に配置した場合に比べ、一部の接続部材のリード接続位置と他の接続部材のリード接続位置との距離が長くなる。また、各接続部材に設けられた支持部によって押圧部材が回動自在に支持されることから、押圧部材の回動支点の位置と各接続部材の押圧位置との寸法誤差を極めて少なくすることができる。
本発明によれば、電子部品のリードを半田付けすることなく基板に接続することができるので、半田付けによる接続工程が不要になり、生産性の向上を図ることができる。この場合、各リード接続位置を同一直線上に一列に配置した場合に比べ、一部のリード接続位置と他のリード接続位置との距離を長くすることができるので、基板上の各リード接続位置間の沿面距離を十分に確保することができる。これにより、大電流、高電圧で使用されるパワートランジスタまたはパワートランジスタモジュールの耐圧ショートを効果的に防止することができる。また、押圧部材の回動支点の位置と各接続部材の押圧位置との寸法誤差を極めて少なくすることができるので、押圧部材を常に円滑に回動させることができる。
本発明の一実施形態を示す電子部品用ソケットの正面側斜視図 ソケットの背面側斜視図 押圧部材を閉じた状態を示すソケットの正面側斜視図 押圧部材を閉じた状態を示すソケットの背面側斜視図 ソケットの側面断面図 接続部材の平面図 接続部材の正面側斜視図 接続部材の背面側斜視図 押圧部材の斜視図 接続部材の配置を示すソケットの概略平面図 ソケットの要部分解斜視図 パワートランジスタの接続工程を示すソケットの側面断面図 パワートランジスタの接続工程を示すソケットの側面断面図 パワートランジスタの接続状態を示すソケットの底面側斜視図
図1乃至図14は本発明の一実施形態を示すものであり、同図に示す電子部品用ソケットは、電子部品としてのパワートランジスタ1を基板2に接続するためのものである。
パワートランジスタ1は、パワートランジスタ本体1aの一端面から互いに平行に延出する3本のリード1bを有し、各リード1bは互いにパワートランジスタ本体1aの幅方向に間隔をおいて一列に設けられている。
基板2は、本実施形態の電子部品用ソケットが実装されるプリント基板からなり、電子部品用ソケットを介してパワートランジスタ1が接続される。基板2は、ソケット取付用の四角形状の取付孔2aと、取付孔2aの近傍に設けられた3つの導電部2bとを有し、各導電部2bは取付孔2aの一端側に1つ、取付孔2aの他端側に2つ配置されている。尚、基板2は全体の一部(ソケット実装部分)のみを図示しており、図示しない他の部分は他の電子部品が実装されるようになっている。
本実施形態の電子部品用ソケットは、パワートランジスタ1の各リード1bと導通する3つの接続部材10と、各接続部材10をそれぞれ所定位置に保持するハウジング20と、各接続部材10に回動自在に支持された押圧部材30とを備え、押圧部材30を一方に回動すると各接続部材10が各リード1bに圧接し、押圧部材30を他方に回動すると各リード1bへの各接続部材10の圧接が解除されるようになっている。
各接続部材10は、導電性の金属板を折り曲げ加工することによって互いに同一形状をなすように形成され、それぞれパワートランジスタ1の各リード1bごとに独立した部材からなる。接続部材10は、ハウジング20に固定される前面部11、背面部12及び一対の側面部13と、前面部11の上端と背面部12の上端との間に形成された上面部14と、前面部11の下端から前方に延びる下面部15と、押圧部材30を回動自在に支持する幅方向一対の支持片16と、押圧部材30の押圧によって弾性変形する弾性片部17と、リード1bと接触する一対の接触片18と、基板2の導電部2bに接続される基板接続部19とからなる。
前面部11及び背面部12は互いに前後方向に間隔をおいて対向しており、その幅方向両側にはハウジング20に係止する係止部11a,12aがそれぞれ突設されている。各側面部13は上面部14の幅方向両側から下方に向かって延びるように形成され、その一側端にはハウジング20に係止する係止部13aが突設されている。下面部15にはリード1bを挿通する四角形状の挿通孔15aが設けられ、挿通孔15aの内周面は下方に向かって広がるようにテーパ状に形成されている。各支持片16は前面部11の幅方向両側から前方に向かって延出するように形成され、その前端側には押圧部材30が回動自在に係合する円形の係合孔16aが設けられている。また、各支持片16の上端縁には上方に向かって広がるテーパ面16bが形成されている。弾性片部17は下面部15の前端から上方に向かって延びるように形成され、その上端側の幅方向両側には押圧部材30が当接する一対の当接片17aが設けられている。各当接片17aは前方に膨出するように湾曲しており、押圧部材30の当接によって前面部11側に押圧されるようになっている。各接触片18はリード1bの前後に配置され、その上端側はリード1bに向かって屈曲している。一方の接触片18は前面部11に設けられ、前面部11の一部を前方に切り起こすことによって形成されている。他方の接触片18は弾性片部17の上端側に設けられ、各当接片17aの間に位置するように形成されている。基板接続部19は背面部12の下端から後方に向かって延びるように形成され、下面部15と同等の高さ位置に設けられている。
ハウジング20は、合成樹脂の成形品からなり、基板2の取付孔2aよりもやや小さく形成されている。ハウジング20には、図10に示すように各接続部材10のうちの中央の接続部材10が前後方向の向き(リード1bの挿入方向に直交する方向の向き)を他の接続部材10に対して反対向きになるように配置されている。この場合、中央の接続部材10は、そのリード接続位置P1 が他の2つの接続部材10のリード接続位置P2 を結ぶ直線L1 に対して直交方向に位置がずれるとともに、各支持片16の係合孔16aが他の2つの接続部材10の係合孔16aと同一の直線L2 上に位置するように配置されている。即ち、図10の破線に示すように各接続部材10はリード接続位置P1 ,P2 を結ぶ線が三角形をなすように配置されている。
ハウジング20は、各接続部材10をそれぞれ保持する3つの保持孔21を有し、各保持孔21の前後方向一端側の壁面には閉鎖方向に回動した押圧部材30の一部を受容する切り欠き部22が設けられている。この場合、幅方向中央に位置する保持孔21は、前述した各接続部材10の配置に対応するように他の保持孔21に対して前後方向に反対向きに設けられている。各保持孔21の前後方向他端側の壁面の内側には、接続部材10の前面部11が固定される幅方向一対の固定溝23が設けられ、各固定溝23には前面部11の各係止部11aが圧入されるようになっている。また、各保持孔21の前後方向他端側の壁面の外側には、接続部材10の背面部12が固定される凹部24が設けられ、凹部24の幅方向両側には背面部12の各係止部12aが圧入される固定溝25がそれぞれ設けられている。この場合、凹部24は、上端及び下端がハウジング20の上面及び下面に貫通するように上下方向に延びている。また、固定溝25は、上端がハウジング20の上面に貫通するように上下方向に延びており、その下端側は凹部24の上下方向所定位置まで延びている。更に、ハウジング20の上端面には、接続部材10の各側面部13が固定される固定孔26が設けられ、固定孔26には各側面部13が係止部13aと共に圧入されるようになっている。ハウジング20の下面には下方に突出する3つの突部27が設けられ、各突部27にはリード挿入用の挿入孔27aが設けられている。各挿入孔27aは各保持孔21内にそれぞれ連通するように形成され、各保持孔21に保持された接続部材10の挿通孔15aの下方に位置するように設けられている。また、挿入孔27の内周面は下方に向かって広がるようにテーパ状に形成されている。
押圧部材30は、合成樹脂の成形品からなり、各接続部材10の各支持片16によって回動自在に支持されている。押圧部材30は、幅方向に延びる操作部31と、操作部31の幅方向中央に設けられた第1の腕部32と、操作部31の幅方向両側にそれぞれ設けられた2つの第2の腕部33とからなる。操作部31の上面の幅方向両側には、所定の回動方向(閉鎖方向)を示す矢印状のマーク31aが設けられている。また、操作部31の下面の幅方向両側には、接続部材10の上面部14に当接する当接部31bが設けられている。第1の腕部32は、図9に示すように一端側が操作部31の下端から下方に延びるとともに、他端側が前後方向に延びるように形成され、その他端部の両側面には支持片16の係合孔16aに回動自在に係合する円形の回動軸部32aが突設されている。各第2の腕部33は、一端側が操作部31から前後方向に延びるとともに、他端側が下方に延びるように形成され、その他端部の両側面には支持片16の係合孔16aに回動自在に係合する円形の回動軸部33aが突設されている。この場合、各腕部32,33の回動軸部32a,33aは、互いに同軸状をなすように配置されている。また、各腕部32,33の他端には、接続部材10の当接片17aを押圧するカム状の押圧部32b,33bが突設されている。
各接続部材10をハウジング20に組み付ける場合、各接続部材10をハウジング20の各保持孔21に収容することにより、各接続部材10がハウジング20に固定される。その際、各接続部材10の前面部11がハウジング20の各固定溝23に圧入され、背面部12がハウジング20の各固定溝25に圧入される。また、ハウジング20の各固定孔26には各接続部材10の各側面部13が圧入される。この場合、各接続部材10の基板接続部19は、ハウジング20の下面よりも高さH1 だけ高く位置するように形成されている。
押圧部材30を各接続部材10に組み付ける場合には、押圧部材30の第1及び第2の腕部32,33の回動軸部32a,33aを各接続部材10の係合孔16aに係合することにより、押圧部材30が各接続部材10の各支持片16によって回動自在に支持される。その際、回動軸部32a,33aを各支持片16間に上方から押し込むと、各支持片16のテーパ面16bによって各支持片16が広がり、各支持片16の係合孔16aに回動軸部32a,33aが容易に係合する。
以上のように構成された電子部品用ソケットは、基板2に載置され、基板2上の他の部品(図示せず)と共に炉で半田付けされる。これにより、ソケットの各接続部材10の基板接続部19が基板2の各導電部2bに接続される。その際、ハウジング20の下端側は基板2の取付孔2a内に配置されるが、ハウジング20の下面は基板接続部19よりも高さH1 だけ低くなっているので、その分だけ基板2上のハウジング20の高さH2 が低くなる。
次に、基板2に実装された電子部品用ソケットにより、パワートランジスタ1を基板2に接続する場合について説明する。まず、図1、図2及び図12に示すように、ソケットの押圧部材30を各マーク31aが上方を向くように一方の回動位置(開放位置)に回動しておき、パワートランジスタ1の各リード1bをハウジング20の挿入孔27に下方から挿入する。この場合、各リード1bは先端側が上方にむかって延びるように直角に折り曲げられており、各リード1bの折り曲げ位置はハウジング20の挿入孔27の位置にそれぞれ対応するように位置がずれている。ハウジング20の挿入孔27に挿入されたリード1bは、接続部材10の挿通孔15aを挿通するとともに、各接触片18の間に挿入される。この状態では、各接触片18はリード1bに十分に圧接していない。次に、押圧部材30の操作部を各マーク31aの矢視方向に押圧することにより、図3、図4及び図13に示すように押圧部材30を他方の回動位置(閉鎖位置)まで回動する。これにより、押圧部材30の押圧部32b,33bが各接続部材10の当接片17aに当接し、各当接片17aが押圧部32b,33bによってリード1b側に押圧される。その際、押圧部32b,33bの押圧力により各当接片17aと共に弾性片部17がリード1b側に弾性変形する。これにより、弾性片部17に設けられた一方の接触片18がリード1bに圧接し、リード1bが各接触片18に挟持されて各接続部材10に接続される。
また、前記ソケットにおいては、図10に示すように各接続部材10のうちの中央の接続部材10が他の接続部材10に対して前後方向に反対向きになるように配置されるとともに、中央の接続部材10のリード接続位置P1 が他の2つの接続部材10のリード接続位置P2 を結ぶ直線L1 に対して直交方向に位置がずれている。これにより、中央の接続部材10のリード接続位置P1 と他の接続部材10のリード接続位置P2 との距離Xは、各リード接続位置を同一直線上に一列に配置した場合に比べて長くすることができる。
このように、本実施形態の電子部品用ソケットによれば、パワートランジスタ1の各リード1bに圧接することによりリード1bと導通する3つの接続部材10と、各接続部材10をそれぞれ所定位置に保持するハウジング20と、各接続部材10に回動自在に支持された押圧部材30とを備え、各接続部材10に各リード1bを挿入し、押圧部材30を所定方向に回動することにより、各接続部材10を各リード1bに圧接させるようにしたので、各リード1bを半田付けすることなく基板2に接続することができる。これにより、半田付けによる接続工程が不要になり、生産性の向上を図ることができる。
また、各接続部材10をそれぞれ各リード1bごとに独立した部材によって形成するとともに、中央の接続部材10を、そのリード接続位置P1 が他の接続部材10のリード接続位置P2 を結ぶ直線L1 に対して直交方向に位置がずれるように配置したので、各リード接続位置を同一直線上に一列に配置した場合に比べ、中央の接続部材10のリード接続位置P1 と他の接続部材10のリード接続位置P2 との距離Xを長くすることができる。これにより、基板2上の各リード接続位置間の沿面距離を十分に確保することができ、大電流、高電圧で使用されるパワートランジスタの耐圧ショートを効果的に防止することができる。
更に、各接続部材10を互いに同一形状をなすように形成するとともに、一部の接続部材10を前後方向の向きが他の接続部材10とは反対向きになるように配置することにより、リード接続位置P1 が他の接続部材10のリード接続位置P2 を結ぶ直線L1 に対して直交方向に位置がずれるようにしたので、各接続部材10の位置をずらす場合でも、各接続部材10を一種類の部品によって形成することができ、部品の種類を増加させることがないという利点がある。
また、各接続部材10に設けた支持部16によって押圧部材30を回動自在に支持するようにしたので、押圧部材30の回動支点の位置と各接続部材10の押圧位置との寸法誤差を極めて少なくすることができ、押圧部材30を常に円滑に回動させることができる。
この場合、各接続部材10の支持部16を押圧部材30の回動軸が互いに同一直線L2 上に位置するように配置したので、各接続部材10によって一つの押圧部材30を回動自在に支持することができ、各接続部材10ごとに押圧部材を設ける必要がないという利点がある。
また、各接続部材10に、前後方向の一端側に位置する基板接続部19をそれぞれ設けたので、中央の接続部材10を他の接続部材10に対して前後方向に反対向きに配置することにより、ハウジング20の前後方向一端側と他端側にそれぞれ少なくとも一つの基板接続部19を配置することができる。これにより、ハウジング20の前後方向両側で基板接続部19と基板2とを接続することができ、取付強度を十分に高めることができる。
更に、ハウジング20の下端側を基板2の取付孔2a内に配置するとともに、ハウジング20の下面にリード挿入用の3つの挿入孔27を設けたので、各リード1bを基板2の下面側からハウジング20に直接挿入することができる。これにより、例えば基板に各リード1bごとに挿入孔を設ける場合に比べ、基板の挿入孔とハウジングの挿入孔との位置ずれを生ずることがなく、各リード1bを常にハウジング20に確実に挿入することができる。
この場合、各挿入孔27の内面をテーパ状に形成したので、各リード1bの先端が互いに位置ずれを生じている場合でも、各リード1bの挿入端を挿入孔27内に確実に案内することができ、各リード1bの挿入作業を容易に行うことができる。
尚、前記実施形態では、3本のリード1bを有するパワートランジスタ1を接続するものを示したが、接続部材10の個数を増やすことにより、パワートランジスタ1よりも多くのリードを有するパワートランジスタモジュールとの接続に用いることもできる。
1…パワートランジスタ、1b…リード、2…基板、2a…取付孔、10…接続部材、16…支持部、19…基板接続部、20…ハウジング、27…挿入孔、30…押圧部材。

Claims (6)

  1. パワートランジスタまたはパワートランジスタモジュールからなる電子部品の本体から延出する少なくとも3本のリードを基板に接続するための電子部品用ソケットにおいて、
    前記各リードごとに独立した部材からなり、リードに圧接することによりリードと導通する少なくとも3つの接続部材と、
    各接続部材をそれぞれ所定位置に保持するハウジングと、
    所定方向に回動することにより各接続部材を各リードに圧接させる押圧部材とを備え、
    一部の接続部材を、そのリード接続位置が他の複数の接続部材のリード接続位置を結ぶ直線に対して直交方向に位置がずれるように配置し
    各接続部材に、押圧部材の回動軸を回動自在に支持する支持部をそれぞれ設け
    ことを特徴とする電子部品用ソケット。
  2. 前記各接続部材を互いに同一形状をなすように形成するとともに、
    一部の接続部材を、リードの挿入方向に直交する方向の向きが他の接続部材とは反対向きになるように配置することにより、他の複数の接続部材のリード接続位置を結ぶ直線に対して直交方向に位置がずれるように配置した
    ことを特徴とする請求項1記載の電子部品用ソケット。
  3. 前記各接続部材を互いに支持部が同一直線上に位置するように配置した
    ことを特徴とする請求項1または2記載の電子部品用ソケット。
  4. 前記各接続部材に、リードの挿入方向に直交する方向の一端側に位置する基板接続部をそれぞれ設けた
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の電子部品用ソケット。
  5. 前記ハウジングをその一部が基板に設けられた取付孔内に配置されるように形成し、
    ハウジングの取付孔内に配置される部分にはリード挿入用の少なくとも3つの挿入孔を設けた
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の電子部品用ソケット。
  6. 前記各挿入孔の内面をテーパ状に形成した
    ことを特徴とする請求項記載の電子部品用ソケット。
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