JP5606168B2 - 積層コアの転積方法及び積層コア - Google Patents

積層コアの転積方法及び積層コア Download PDF

Info

Publication number
JP5606168B2
JP5606168B2 JP2010135293A JP2010135293A JP5606168B2 JP 5606168 B2 JP5606168 B2 JP 5606168B2 JP 2010135293 A JP2010135293 A JP 2010135293A JP 2010135293 A JP2010135293 A JP 2010135293A JP 5606168 B2 JP5606168 B2 JP 5606168B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
core block
block
blocks
laminated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010135293A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012005177A (ja
Inventor
正史 斉藤
尚規 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2010135293A priority Critical patent/JP5606168B2/ja
Publication of JP2012005177A publication Critical patent/JP2012005177A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5606168B2 publication Critical patent/JP5606168B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Description

本発明は、プレス加工により電磁鋼板から打ち抜いた複数のコアプレートを転積しつつ積層する積層コアの転積方法及びこの方法を好適に用いられる積層コアに関するものである。
モータにはロータとステータとが備えられている。これらのロータ及びステータは、プレス加工により電磁鋼板の圧延材から所定形状のコアプレートを打ち抜き、このコアプレートを複数積層して積層コアを形成することにより製造される。
ところが、上記の電磁鋼板の圧延工程に用いる圧延ローラには僅かな撓みが存在し、この撓みのために圧延材の厚さを完全に均一とすることが難しく、打ち抜かれたコアプレートには板厚偏差が生じてしまうといった問題を有している。そのため、打ち抜かれたコアプレートを複数積層して形成された積層コアにおいてはその数倍もの板厚偏差が生じ、モータを構成した際の軸孔の直角度やスロットの倒し等に著しい悪影響を及ぼすこととなる。
この板厚偏差に対応する技術としては、打ち抜いた薄板鋼板を積層用固定筒体の内部空間に1枚ずつ挿入し、これを所定角度だけ回転させることにより、プレス加工機器を高速稼働した場合にもダイとポンチとの相対位置を常に高精度に保持しつつ、板厚偏差を相殺或いは分散することができる積層体の製造方法及びその装置が報告されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、従来、積層コアを製造する場合においては、位置決め精度の向上と連結強度の向上を目的として、打ち抜くコアプレートの平面部にカシメダボ、例えば表面が凹部であり裏側が凸部となる凹凸を形成し、コアプレートを積層する際に凸部を凹部に圧入させて凹凸部を嵌め合わせることにより、コアプレートどうしを接合させる方法が用いられている(例えば、特許文献2参照。)。
しかしながら、上記の特許文献1における技術は単板処理をする装置であるため、この技術をカシメダボを有する積層コアに適用した場合には、積層コアを所定の長さに分離する際に、積層コアのブロック間において適切に分離することが困難であり、分離する際に力を掛けすぎると、積層コアが変形してしまうおそれがあった。
特開2005−211964号公報 特開平6−165447号公報
したがって、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、積層コアをブロックごとに確実かつ容易に分離して転積することにより、短時間で板厚偏差を相殺させることができる積層コアの転積方法及びこの方法を好適に用いられる積層コアを提供することを目的としている。
本発明の積層コアの転積方法は、複数のリング状コアプレートを積層してコアブロックを形成し、これを積層方向に複数保持する工程と、上記複数のコアブロックから最下側のコアブロックを分離する工程と、上記分離されたコアブロックを所定角度回転する工程と、上記回転されたコアブロックを上記複数のコアブロックに再び接合する工程と、上記複数のコアブロックから上記回転されたコアブロックとその1つ上側のコアブロックとを分離する工程と、上記分離されたコアブロックを所定角度回転する工程と、上記回転されたコアブロックを上記複数のコアブロックに再び接合する工程とを備え、その後、回転させるコアブロック数が所定数になるまで、上記回転されたコアブロックとその1つ上側のコアブロックとを分離する工程から上記回転されたコアブロックを上記複数のコアブロックに再び接合する工程までを繰り返す積層コアの転積方法において、上記コアブロックを分離する工程及び上記コアブロックを所定角度回転する工程は、上記複数のコアブロック間の界面に位置するコアプレートは、中心から放射状外側に押圧されると、隣接するコアプレートにおけるカシメダボとの嵌合が解除される構成のカシメダボが備えられており、上記コアブロックの内面側から放射状外側にコアブロックを把持した状態で行われ、上記把持により、保持されたコアブロックと分離するコアブロックとの界面におけるコアブロック間の接合強度が低減されることを特徴としている。
本発明によれば、積層コアをブロックごとに確実かつ容易に分離して転積することによって、短時間で板厚偏差を相殺させた積層コアを生産することができる。
本発明の積層コアにおけるコアプレートの2種類のカシメダボを示した上面図である。 本発明の積層コアにおける分離様式を説明する側断面図(a)及びこの状態におけるカシメダボの上面図(b)である。 本発明の積層コアにおける分離様式を説明する側断面図(a)及びこの状態におけるカシメダボの上面図(b)である。 本発明の積層コアにおける分離様式を説明する側断面図(a)及びこの状態におけるカシメダボの上面図(b)である。 本発明の積層コアの転積方法を好適に実施する装置の一例を示す側断面図(a)及び上面図(b)である。 本発明の積層コアの転積方法を好適に実施する装置の一例を示す側断面図(a)及び上面図(b)である。 本発明の積層コアの転積方法を好適に実施する装置の一例を示す側断面図である。 本発明の積層コアの転積方法を好適に実施する装置の一例を示す側断面図である。 本発明の積層コアの転積方法を好適に実施する装置の一例を示す側断面図(a)及び上面図(b)である。 本発明の積層コアの転積方法を好適に実施する装置の一例を示す側断面図である。 本発明の積層コアの転積方法を好適に実施する装置の一例を示す側断面図である。 本発明の積層コアの転積方法を好適に実施する装置の一例を示す側断面図である。 本発明の積層コアの転積方法を好適に実施する装置の一例を示す側断面図である。 本発明の積層コアの転積方法を好適に実施する装置の一例を示す側断面図である。 本発明の積層コアの転積方法を好適に実施する装置の一例を示す側断面図である。
1.積層コア
本発明の積層コアには、ロータコアだけではなくステータコアも含まれるが、以下の実施形態においてはロータコアについて説明する。本発明においては、図2(a)に示されているように、複数のリング状のコアプレート7が厚さ方向に積層されてコアブロック6が形成され、このコアブロック6が複数積層されて積層コアが構成されている。本発明におけるコアプレート7は、図5(b)に示されているように、中心にモータの回転軸となるシャフトを通すための開口部8が設けられ、モータの極数に応じた個数の磁石用穴9が周方向に等角度で配置されている。また、本発明においては、位置決め精度の向上と連結強度の向上ために、コアプレート7の厚み方向に互いに嵌合可能なカシメダボ10が形成されていることが必須である。このカシメダボ10は、例えば、コアプレート7の平面部において、表面が凹部であり裏側が凸部となる凹凸を形成し、複数枚のコアプレートを積層する際に凸部を隣接するコアプレートの凹部に圧入させて凹凸部を嵌め合わせ、コアプレートどうしを接合させる構成である。
また、本発明の積層コアにおいては、複数のコアブロック間の界面に位置するコアプレート、すなわち、コアブロックの最下側または最上側のコアプレートには、中心から放射状外側に押圧された場合に、隣接するコアプレートにおけるカシメダボとの嵌合が解除される構成のカシメダボが備えられている。具体的には、複数のコアブロック間の界面に位置しないコアプレートのカシメダボ(図1(a))に対して、界面に位置するコアプレートのカシメダボ10は、図1(b)に示されているように、中心から放射状外側(図面における左側から右側)に向かって幅が小さくなる形状とすることができる。
このような構成によれば、図2(a)に示されているように、複数のリング状コアプレート7が積層されてコアブロック6が形成され、これが積層方向に複数保持された状態においては、コアブロック6間の界面に位置するコアプレート7のカシメダボ10は、図2(b)に示されているように嵌合されている。ところが、コアブロック6間の界面に位置するコアプレート7のカシメダボ10の凸部が図面左側から右側に向かって幅が小さくなる形状を有することから、このカシメダボによる嵌合は他の嵌合よりも接合強度が僅かに低くなっている。そのため、図3(a)に示されているように、コアブロック6の内側面が把持部11により押圧されると、図3(b)に示されているように、このカシメダボによる嵌合が優先的に解除されて、コアブロックごとの分離が良好に行われる(図4)。
2.積層コアの転積装置
以下、図面を用いて本発明の積層コアの転積方法を好適に実施する積層コアの転積装置について具体的に説明する。図5は本発明の積層コアの転積方法を好適に実施する装置の一例を示す側断面図(a)及び上面図(b)である。この積層コアの転積装置には、図に示されたように、受け型1、支持手段2、昇降回転手段3、把持手段4及び固定手段5が設けられている。受け型1は、その内部に複数のコアブロック6を上下方向に積層して保持する通路を備えており、この通路の内側面とコアブロック6の外側面との摩擦によってコアブロック6が保持され、上方から新たなコアブロック6が収容されるにしたがって保持されているコアブロック6が押圧されて下方へと降下していく構成である。この場合、コアブロック6は、電磁鋼板から打ち抜かれたリング状コアプレート7を受け型1内で連続的に積層して形成及び保持されてもよく、また、予め電磁鋼板から打ち抜かれたリング状コアプレート7を複数積層して形成され、受け型1内に収容及び保持されてもよい。
また、上記の支持手段2は、図5(a)に示されているように、受け型1から押圧されて降下したコアブロック6を下方から支持するとともに、必要に応じて、上下方向に所定量上昇及び降下する機構を有している。この支持手段2は、コアブロック6の昇降に用いられるだけでなく、受け型1内を降下するコアプレート7を下方から押圧することにより、カシメダボ10の嵌合をより確実にするためにも用いられる。
さらに、上記の昇降回転手段3は、図5(a)及び(b)に示されているように、昇降回転手段3の回転軸がコアプレート7の開口部8の中心と一致するように配置されており、この回転軸を中心に所定角度回転するとともに、上下方向に所定量上昇及び降下する機構を備えている。また、この昇降回転手段3には、半径方向外側に向けて放射状に複数(この例示においては12個)の把持手段4が設けられている。この把持手段4には、最も半径方向外側に把持部11が弾性部材12を介して備えられている。さらに、上記の積層コアの転積装置においては、この把持手段4の上下方向の移動を制限する固定手段5が設けられている。
上記の昇降回転手段3と把持手段4との接触部分には、それぞれ傾斜面が設けられており、相対的に上下方向に移動させると、互いの傾斜面が押し合って、これらの部材を左右方向に移動させるよう構成されている。そのため、固定手段5に上下方向の移動を制限された状態の把持手段4に対して昇降回転手段3を相対的に降下させると、把持手段4が半径方向外側に押し出され、全ての把持手段4の把持部11により形成される円形が拡径される。これにより、コアブロック6を内側から把持することが可能となる。
また、電磁鋼板から打ち抜かれたリング状コアプレートでは僅かに内周に誤差が生じ、上記のように、コアブロックを内側から把持すると、内周が僅かに大きなものでは把持力が不足してしまい、また、反対に内周が僅かに小さなものではコアブロックに変形してしまうといった問題を有していた。そこで、この把持手段4には、上記の弾性部材12が設けられており、コアブロックの内周に誤差が生じている場合であっても把持力を一定に保持することができる。このような弾性部材12としては適切な弾性力を有するものであればいずれのものでもよいが、具体的には皿ばねやゴム部材等が挙げられる。
3.積層コアの転積方法
次に、上記積層コアの転積装置を用いた本発明の積層コアの転積方法について具体的に説明する。
本発明の積層コアの転積方法は、複数のリング状コアプレートを積層してコアブロックを形成し、これを積層方向に複数保持する工程と、上記複数のコアブロックから最下側のコアブロックを分離する工程と、上記分離されたコアブロックを所定角度回転する工程と、上記回転されたコアブロックを上記複数のコアブロックに再び接合する工程と、上記複数のコアブロックから上記回転されたコアブロックとその1つ上側のコアブロックとを分離する工程と、上記分離されたコアブロックを所定角度回転する工程と、上記回転されたコアブロックを上記複数のコアブロックに再び接合する工程とを備え、その後、回転させるコアブロック数が所定数になるまで、上記回転されたコアブロックとその1つ上側のコアブロックとを分離する工程から上記回転されたコアブロックを上記複数のコアブロックに再び接合する工程までを繰り返す積層コアの転積方法において、上記コアブロックを分離する工程及び上記コアブロックを所定角度回転する工程は、上記コアブロックの内面側から放射状外側にコアブロックを把持した状態で行われ、上記把持により、保持されたコアブロックと分離するコアブロックとの界面におけるコアブロック間の接合強度が低減されることを特徴としている。
(1)コアブロックの保持工程
まず、図5(a)に示されているように、電磁鋼板から打ち抜かれたリング状コアプレート7を受け型1の通路内に連続的に積層してコアブロック6を複数形成及び保持させるか、または、予め電磁鋼板から打ち抜かれたリング状コアプレート7を複数積層してコアブロック6を形成し、これを複数受け型1の通路内に収容及び保持させる。その際、受け型1の通路の内側面とコアブロック6の外側面との摩擦によってコアブロック6が保持される。そして、上方から新たなコアブロック6が収容されるにしたがって保持されているコアブロック6が押圧されて下方へと降下していき、受け型1の下端からコアブロック1個分下方の位置に配置された支持手段2上で上下方向に積層される。つまり、最下側のコアブロック6の外側面が受け型1の通路の内側面から開放された状態となる。また、この状態においては、把持手段4の把持部11が最下側のコアブロック6の内側面に対向し僅かに離間して配置されている。そして、把持手段4は、固定手段5により上下方向の移動が規制されている。
(2)コアブロックの分離工程
次いで、図6(a)に示されているように、固定手段5に上下方向の移動を制限された状態の把持手段4に対して昇降回転手段3を相対的に降下させることにより、昇降回転手段3と把持手段4との接触部分の傾斜面が互いに押し合って、図6(a)及び(b)に示されているように、把持手段4が半径方向外側に押し出され、全ての把持手段4の把持部11により形成される円形が拡径される。これにより、最下側のコアブロック6を内側から把持させる。この把持によって、上述されたように、保持されたコアブロックと分離するコアブロックとの界面におけるコアブロック間の接合強度が低減される。
そして、図7に示されているように、固定手段5による把持手段4の規制を解除し、支持手段2を降下してコアブロック6の下方からの支持も解除する。この状態においては、最下側のコアブロック6は、把持手段4により内側から把持されているため、下方へ落下することなくこれまでの位置に保持されている。
次に、図8に示されているように、昇降回転手段3を降下させることにより、把持手段4に把持された最下側のコアブロック6が受け型1の通路内に積層された他のコアブロック6から分離させる。
(3)コアブロックの回転工程及び接合工程
次いで、図9(a)及び(b)に示されているように、分離されたコアブロック6とともに昇降回転手段3を所定角度回転させる。そして、図10に示されているように、昇降回転手段3を上昇させることにより、把持手段4に把持された最下側のコアブロック6を受け型1の通路内に積層された他のコアブロック6に再び接合させる。
(4)複数コアブロックの転積工程
次に、図11に示されているように、支持手段2を上昇させてコアブロック6を下方から支持した後、図12に示されているように、把持手段4に対して昇降回転手段3を相対的に上昇させることにより、昇降回転手段3と把持手段4との接触部分の押し合いが解除され、把持手段4が半径方向内側に移動し、全ての把持手段4の把持部11により形成される円形が縮径される。これにより、コアブロック6の内側からの把持が解除される。
次いで、図13に示されているように、把持手段4を固定手段5により上下方向の移動を規制した後、図14に示されているように、支持手段2上に積層されたコアブロック6をさらにコアブロック1個分降下させて、最下側のコアブロック6とその1つ上側のコアブロックのコアブロック2個分が受け型1の下端から押し出された状態とする。そして、この状態において、図15に示されているように、再び、固定手段5に上下方向の移動を制限された状態の把持手段4に対して昇降回転手段3を相対的に降下させて、把持手段4を半径方向外側に押し出し、全ての把持手段4の把持部11により形成される円形を拡径させる。これにより、最下側のコアブロックとその1つ上側のコアブロックを内側から把持させる。
その後、上記のコアブロックの回転工程及び接合工程を行い、最下側のコアブロックとその1つ上側のコアブロックの転積を行う。そして、上記と同様にして、回転されたコアブロックとその1つ上側のコアブロックとを所定角度ずつ回転させて、回転させたコアブロック数が所定数になるまで繰り返す。
コアブロック6を回転させる角度は任意に設定することができるが、例えば60度に設定する場合、6ブロックを回転させることにより、積層コアの一周分の転積が実施される。この転積効果はコアプレートを一枚一枚転積させた場合と同等の効果が得られる。
1…受け型、2…支持手段、3…昇降回転手段、4…把持手段、5…固定手段、
6…コアブロック、7…コアプレート、8…開口部、9…磁石用穴、10…カシメダボ、
11…把持部、12…弾性部材。

Claims (2)

  1. 複数のリング状コアプレートを積層してコアブロックを形成し、これを積層方向に複数保持する工程と、
    上記複数のコアブロックから最下側のコアブロックを分離する工程と、
    上記分離されたコアブロックを所定角度回転する工程と、
    上記回転されたコアブロックを上記複数のコアブロックに再び接合する工程と、
    上記複数のコアブロックから上記回転されたコアブロックとその1つ上側のコアブロックとを分離する工程と、
    上記分離されたコアブロックを所定角度回転する工程と、
    上記回転されたコアブロックを上記複数のコアブロックに再び接合する工程とを備え、
    その後、回転させるコアブロック数が所定数になるまで、上記回転されたコアブロックとその1つ上側のコアブロックとを分離する工程から上記回転されたコアブロックを上記複数のコアブロックに再び接合する工程までを繰り返す積層コアの転積方法において、
    上記複数のコアブロック間の界面に位置するコアプレートは、中心から放射状外側に押圧されると、隣接するコアプレートにおけるカシメダボとの嵌合が解除される構成のカシメダボが備えられており、
    上記コアブロックを分離する工程及び上記コアブロックを所定角度回転する工程は、上記コアブロックの内面側から放射状外側にコアブロックを把持した状態で行われ、
    上記把持により、保持されたコアブロックと分離するコアブロックとの界面におけるコアブロック間の接合強度が低減されることを特徴とする積層コアの転積方法。
  2. 前記界面に位置するコアプレートのカシメダボは、中心から放射状外側に向かって幅が小さくなる形状であることを特徴とする請求項に記載の積層コアの転積方法
JP2010135293A 2010-06-14 2010-06-14 積層コアの転積方法及び積層コア Expired - Fee Related JP5606168B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010135293A JP5606168B2 (ja) 2010-06-14 2010-06-14 積層コアの転積方法及び積層コア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010135293A JP5606168B2 (ja) 2010-06-14 2010-06-14 積層コアの転積方法及び積層コア

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012005177A JP2012005177A (ja) 2012-01-05
JP5606168B2 true JP5606168B2 (ja) 2014-10-15

Family

ID=45536535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010135293A Expired - Fee Related JP5606168B2 (ja) 2010-06-14 2010-06-14 積層コアの転積方法及び積層コア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5606168B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5266355B2 (ja) * 2011-03-30 2013-08-21 パナソニック株式会社 モータおよびポンプならびにポンプ駆動機器
CN110153296B (zh) * 2019-05-24 2020-12-18 佛山市传恒机电制造有限公司 拼接式铁芯互扣扭槽装置及加工工艺
WO2024080316A1 (ja) * 2022-10-13 2024-04-18 日本発條株式会社 積層体の製造装置及び積層体の製造方法
JP7466818B1 (ja) 2022-10-13 2024-04-12 日本発條株式会社 積層体の製造装置及び積層体の製造方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5123789A (ja) * 1974-08-22 1976-02-25 Rigaku Denki Co Ltd Nendanseisokuteisochi
JPH05137280A (ja) * 1991-11-08 1993-06-01 Yaskawa Electric Corp 積層鉄心の製造方法
JP4255651B2 (ja) * 2002-06-19 2009-04-15 株式会社三井ハイテック 積層鉄心及び積層鉄心の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012005177A (ja) 2012-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2670322A1 (en) Device for producing ring core, method for producing ring core and ring core produced by that method
JP5385068B2 (ja) 積層コアの転積装置
EP2266189B1 (en) Rotor of an electric motor and method of manufacturing the same
EP3503360B1 (en) Laminated core manufacturing apparatus capable of heating inner diameter of laminated core
JP5606168B2 (ja) 積層コアの転積方法及び積層コア
EP3503359B1 (en) Heat sealing-type rotational laminated core manufacturing apparatus
US11271462B2 (en) Heat sealing-type rotational laminated core manufacturing apparatus enabling automatic separation of laminated core
WO2012043632A1 (ja) 積層体製造装置および積層体製造方法
JP4989877B2 (ja) 回転子積層鉄心の製造方法
JP3964306B2 (ja) 電動機の固定子積層鉄心の製造方法
JP4844994B2 (ja) 積層鉄心の製造用金型装置
JP5606138B2 (ja) 積層コアの転積方法及び転積装置
KR101507249B1 (ko) 고효율 모터용 스파이럴 스테이터 코어의 가압 장치 및 방법
CN104011971B (zh) 金属叠片组、金属叠片以及形成叠片组的方法
JP6456753B2 (ja) 回転子積層鉄心の製造方法及びその製造装置
JP4648716B2 (ja) 積層鉄心とその製造方法
JP5720407B2 (ja) 永久磁石付き回転子積層鉄心の製造方法及びその製造装置
JP5557690B2 (ja) 鉄心製造装置
JP2005211964A (ja) 積層体の製造方法およびその装置
KR102620775B1 (ko) 적층코어와 적층코어 제조장치 및 제조방법
JP5557691B2 (ja) 鉄心製造方法及び鉄心製造装置
JP2009261195A (ja) 積層鉄心の製造方法及び製造装置
JP2016158453A (ja) 鉄心片転積装置
JP7146687B2 (ja) 金型装置
WO2023106246A1 (ja) コアの製造方法及び装置並びに積層鉄心

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140805

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140826

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5606168

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees