JP2016158453A - 鉄心片転積装置 - Google Patents

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Yuichiro Imamura
雄一郎 今村
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Abstract

【課題】本発明は、鉄心片の形状の制約を受け難い鉄心片転積装置を提供する。
【解決手段】鉄心片転積装置1は、パンチ13との協働で鋼板2を打ち抜くダイス14と、前記ダイス14に設けられて、前記鋼板2から打ち抜かれた鉄心片3Aを積層すると共に、打ち抜き方向に延在する回転軸線Lを中心に回転する回転部20と、を有する。前記回転部20には、前記パンチ13との協働で前記鉄心片3Aの外形を打ち抜くための複数の型穴22,23が設けられ、対をなす前記型穴22,23の形状は、前記回転軸線Lを中心して点対称の関係を有している。
【選択図】図4

Description

本発明は、鉄心片を転積して、モータのステータコアやロータコアと呼ばれる鉄心を製造するための鉄心片転積装置に関するものである。
従来において、このような分野に関連する技術として、特開2014−171329号公報がある。この公報に記載された鉄心製造装置は、帯状の金属薄板を搬送しながら、パンチとダイスとの協働で金属薄板を部分的に打ち抜きながら、最終的に鉄心片の外形に相当する部分を打ち抜いて鉄心片を成形する。そして、各鉄心片は、打ち抜かれた状態で一枚ずつ積層され、最終的に鉄心を構成する。鉄心片の厚みはバラツキを有しており、厚みのバラツキを矯正すること無く、積層すると、モータの特性に影響を与えてしまう。そこで、鉄心片を積層するにあたって、ダイス側を180度回転させて、鉄心片の板厚偏差を無くすように、鉄心片を積層させている。
特開2014−171329号公報
しかしながら、前述した従来の鉄心製造装置は、積層された鉄心片を自転させながら、上から鉄心片を順次積み重ねるようにしているので、鉄心片の形状に制約が係る場合がある。例えば、鉄心片の軸穴にキー部を配置させる場合、キー部が180度毎に2個必要になり、キー部が1個の鉄心片は転積することができない。
本発明は、鉄心片の形状の制約を受け難い鉄心片転積装置を提供することを目的とする。
本発明は、パンチとの協働で鋼板を打ち抜くダイスと、前記ダイスに設けられて、前記鋼板から打ち抜かれた鉄心片を積層すると共に、打ち抜き方向に延在する回転軸線を中心に回転する回転部と、を有する鉄心片転積装置であって、
前記回転部には、前記パンチとの協働で前記鉄心片の外形を打ち抜くための複数の型穴が設けられ、対をなす前記型穴の形状は、前記回転軸線を中心して点対称の関係を有している。
本発明において、ダイス側に設けられた回転部には、パンチとの協働で鉄心片の外形を打ち抜くための複数の型穴が設けられ、回転部は、打ち抜き方向に延在する回転軸線を中心に回転する。そして、対をなす型穴の形状は、回転軸線を中心して点対称の関係を有している。このような回転部を利用することで、回転軸線を中心に、型穴内の鉄心片を公転させることができ、これによって、鉄心片の形状が制約を受け難く、鉄心片の板厚偏差を無くすように、鉄心片を順次積み重ねることができる。
本発明によれば、転積するにあたって鉄心片の形状の制約を受け難い。
本発明に係る鉄心片転積装置の概略を示す図である。 図1に示された鉄心片転積装置の断面図である。 ダイス上を搬送される鋼板を示す斜視図である。 回転部の第1の例を示す平面図である。 回転部の第2の例を示す平面図である。 回転部の第3の例を示す平面図である。 回転部の第4の例を示す平面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る鉄心片転積装置の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1に示されるように、鉄心片転積装置1は、ロール状に巻かれた鋼板2を引き出しながら送るための搬送装置4の途中に配置されている。鉄心片転積装置1は、鋼板2を打ち抜いて鉄心片3にした後、鉄心片3(図4及び図5参照)を積層して鉄心にする装置である。鉄心は、モータのステータコアやロータコアと呼ばれており、数百枚の鉄心片3が積層されている。鉄心片3の厚みは、0.15〜0.3mm程度である。
図2及び図3に示されるように、鉄心片転積装置1は、ベース10上に固定された下型11と、昇降自在な上型12とを備えている。上型12の下面には、所定形状のパンチ13が固定され、下型11の上面には、鋼板2の搬送方向Hに延在するダイス14が固定されている。このダイス14の上面に沿って鋼板2が搬送され、ダイス14上の複数箇所(領域A〜F)でパンチング加工が行われる。
ダイス14の領域Aでは、キー部15を有する円形の中央孔16と、中央孔16の周囲に配置された凸状のダボ部17とが成形される。ダイス14の領域Bでは、中央孔16の周囲に磁石挿入穴18が成形される。そして、ダイス14の領域Cには、回転部20が配置されて、ロータコア用の鉄心片3Aの外形抜きが行われる。
ダイス14の領域Dでは、ロータコア用の鉄心片3Aの外形抜きで形成させられた円形の開口31の周囲に凸状のダボ部32が成形される。ダイス14の領域Eでは、コイルを装着するためのティース部33が成形される。ダイス14の領域Fには、回転部40が配置されて、ステータコア用の鉄心片3Bの外形抜きが行われる。
回転部20は、円柱状の回転部本体21と、回転部本体21内に形成された2個の型穴22,23と、を有し、各型穴22,23の上端では、パンチ13との協働により、ロータコア用の鉄心片3Aの外形抜きが行われ、各型穴22,23内に鉄心片3Aが積層される。型穴22,23内に積層された鉄心片3Aは、座板24,25によってそれぞれ支持され、各座板24,25は、シリンダ機構によって昇降可能であり、鉄心片3Aが型穴22,23内で積層されるにつれて、徐々に降下する。
回転部本体21の周囲には、プーリ26が固定され、このプーリ26にはタイミングベルト27が巻回されている。このタイミングベルト27は、ベース10に固定された制御モータ28によって駆動する。制御モータ28のプーリ29によって、回転部20を180度毎に回転させることができる。
図4に示されるように、回転部20は、打ち抜き方向に延在する回転軸線Lを中心に回転する。回転部20の各型穴22,23は、回転軸線Lを中心とした円周上に180度の位相角度をもって対向して配置され、搬送方向Hに延在する搬送軸線Mに対して60度の角度をもって設置されている。そして、2個の型穴22,23の形状線S1,S2は、それぞれ円形をなして、回転軸線Lを中心して点対称の関係を有している。図4の実線の矢印Pは、回転部20の回転方向を表し、破線の矢印Rは、回転部20の回転に伴って、型穴22と型穴23との入れ替わりを表している。
図5に示されるように、回転部40は、円柱状の回転部本体41と、回転部本体41内に形成された2個の型穴42,43と、を有し、各型穴42,43の上部は、パンチ13との協働により、ロータコア用の鉄心片3Bの外形抜きが行われ、各型穴42,43内に鉄心片3Bが積層される。型穴42,43内に積層された鉄心片3Bは、座板(不図示)によってそれぞれ支持され、各座板は、シリンダ機構によって昇降可能であり、鉄心片3Bが型穴42,43内で積層されるにつれて、徐々に降下する。
回転部本体41の周囲には、プーリ(不図示)が固定され、このプーリにはタイミングベルト(不図示)が巻回されている。このタイミングベルトは、ベース10に固定された制御モータ(不図示)のプーリ(不図示)によって駆動する。制御モータによって、回転部40を180度毎に回転させることができる。
回転部40は、打ち抜き方向に延在する回転軸線Lを中心に回転する。回転部40の各型穴42,43は、回転軸線Lを中心とした円周上に180度の位相角度をもって対向して配置され、搬送方向Hに延在する搬送軸線Mに対して60度の角度をもって設置されている。そして、2個の型穴42,43の形状線S3,S4は、回転軸線Lを中心して点対称の関係を有している。この形状線S3,S4は、円形をなすと共に、鉄心片3Bに等間隔に形成された3個のボルト締結用の耳部35を成形するための凹部44を有している。図5の実線の矢印Pは、回転部40の回転方向を表し、破線の矢印Rは、回転部40の回転に伴って、型穴42と型穴43との入れ替わりを表している。
このような回転部20,40を利用することで、回転軸線Lを中心に型穴42,43内の鉄心片3A,3Bを公転させることができ、これによって、鉄心片3A,3Bの形状が制約を受け難く、鉄心片3A,3Bの板厚偏差を無くすように、鉄心片3A,3Bを順次積み重ねることができる。カシメ箇所の低減により渦電流損失を低減させることができる。
本発明は、前述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、下記のような種々の変形が可能である。
図6に示されるように、回転部50の各型穴52,53は、回転軸線Lを中心とした円周上に180度の位相角度をもって対向して配置されると共に、搬送方向Hに延在する搬送軸線Mに沿って並置されている。そして、一対の型穴52,53の形状線S5,S6は、回転軸線Lを中心して点対称の関係を有している。図6の実線の矢印Pは、回転部50の回転方向を表し、破線の矢印Rは、回転部50の回転に伴って、型穴52と型穴53との入れ替わりを表している。
図7に示されるように、回転部60の各型穴62,63,64,65は、回転軸線Lを中心とした円周上に90度の位相角度をもって対向して配置されている。そして、4個の型穴62,63,64,65の形状線S7〜S10は、回転軸線Lを中心して点対称の関係を有している。図7の実線の矢印Pは、回転部60の回転方向を表し、破線の矢印Rは、回転部60の回転に伴って、型穴62,63,64,65の入れ替わりを表している。
図示しない回転部としては、各型穴を、回転軸線Lを中心とした円周上に120度の位相角度をもって対向して配置させてもよい。
鉄心片3Aの形状として、半径方向にスリットを有する所謂C型コアと呼ばれる形状であっても、本発明は適用可能である。
鉄心片3Aの形状として、キー部が1個(1個は従来転積方法ではできなかった)又は複数個の場合であっても、本発明は適用可能である。なお、キー部の数が少ない程、ロータコアの磁路を減らすことがなくなり、モータ性能の向上には有利である。
前述した回転部20,40,50,60は、鉄心片3A,3Bの所定の積層枚数(例えば20枚)毎に回転駆動させるようにしてもよい。
1…鉄心片転積装置 2…鋼板 3,3A,3B…鉄心片 11…下型 12…上型 13…パンチ 14…ダイス 22,23,42,43,52,53,62,63,64,65…型穴 L…回転軸線 S1〜S10…型穴の形状線

Claims (1)

  1. パンチとの協働で鋼板を打ち抜くダイスと、前記ダイスに設けられて、前記鋼板から打ち抜かれた鉄心片を積層すると共に、打ち抜き方向に延在する回転軸線を中心に回転する回転部と、を有する鉄心片転積装置であって、
    前記回転部には、前記パンチとの協働で前記鉄心片の外形を打ち抜くための複数の型穴が設けられ、対をなす前記型穴の形状は、前記回転軸線を中心して点対称の関係を有している、
    鉄心片転積装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018042405A (ja) * 2016-09-08 2018-03-15 トヨタ自動車株式会社 回転電機のロータ

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