JP5606138B2 - 積層コアの転積方法及び転積装置 - Google Patents
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Description
以下、図面を用いて本発明の積層コアの転積装置について具体的に説明する。図1は本発明の積層コアの転積装置の一実施形態を示す側断面図(a)及び上面図(b)である。本発明の積層コアの転積装置には、図に示されたように、受け型1、支持手段2、昇降回転手段3、把持手段4及び固定手段5が設けられている。受け型1は、その内部に複数のコアブロック6を上下方向に積層して保持する通路を備えており、この通路の内側面とコアブロック6の外側面との摩擦によってコアブロック6が保持され、上方から新たなコアブロック6が収容されるにしたがって保持されているコアブロック6が押圧されて下方へと降下していく構成である。この場合、コアブロック6は、電磁鋼板から打ち抜かれたリング状コアプレート7を受け型1内で連続的に積層して形成及び保持されてもよく、また、予め電磁鋼板から打ち抜かれたリング状コアプレート7を複数積層して形成され、受け型1内に収容及び保持されてもよい。
次に、上記積層コアの転積装置を用いた本発明の積層コアの転積方法について具体的に説明する。
本発明の積層コアの転積方法は、複数のリング状コアプレートを積層してコアブロックを形成し、これを積層方向に複数保持する工程と、上記複数のコアブロックから最下側のコアブロックを分離する工程と、上記分離されたコアブロックを所定角度回転する工程と、上記回転されたコアブロックを上記複数のコアブロックに再び接合する工程と、上記複数のコアブロックから上記回転されたコアブロックとその1つ上側のコアブロックとを分離する工程と、上記分離されたコアブロックを所定角度回転する工程と、上記回転されたコアブロックを上記複数のコアブロックに再び接合する工程とを備え、その後、回転させるコアブロック数が所定数になるまで、上記回転されたコアブロックとその1つ上側のコアブロックとを分離する工程から上記回転されたコアブロックを上記複数のコアブロックに再び接合する工程までを繰り返すことを特徴としている。
まず、図1(a)に示されているように、電磁鋼板から打ち抜かれたリング状コアプレート7を受け型1の通路内に連続的に積層してコアブロック6を複数形成及び保持させるか、または、予め電磁鋼板から打ち抜かれたリング状コアプレート7を複数積層してコアブロック6を形成し、これを複数受け型1の通路内に収容及び保持させる。その際、受け型1の通路の内側面とコアブロック6の外側面との摩擦によってコアブロック6が保持される。そして、上方から新たなコアブロック6が収容されるにしたがって保持されているコアブロック6が押圧されて下方へと降下していき、受け型1の下端からコアブロック1個分下方の位置に配置された支持手段2上で上下方向に積層される。つまり、最下側のコアブロック6の外側面が受け型1の通路の内側面から開放された状態となる。また、この状態においては、把持手段4の把持部11が最下側のコアブロック6の内側面に対向し僅かに離間して配置されている。そして、把持手段4は、固定手段5により上下方向の移動が規制されている。
次いで、図2(a)に示されているように、固定手段5に上下方向の移動を制限された状態の把持手段4に対して昇降回転手段3を相対的に降下させることにより、昇降回転手段3と把持手段4との接触部分の傾斜面が互いに押し合って、図2(a)及び(b)に示されているように、把持手段4が半径方向外側に押し出され、全ての把持手段4の把持部11により形成される円形が拡径される。これにより、最下側のコアブロック6を内側から把持させる。
次いで、図5(a)及び(b)に示されているように、分離されたコアブロック6とともに昇降回転手段3を所定角度回転させる。そして、図6に示されているように、昇降回転手段3を上昇させることにより、把持手段4に把持された最下側のコアブロック6を受け型1の通路内に積層された他のコアブロック6に再び接合させる。
次に、図7に示されているように、支持手段2を上昇させてコアブロック6を下方から支持した後、図8に示されているように、把持手段4に対して昇降回転手段3を相対的に上昇させることにより、昇降回転手段3と把持手段4との接触部分の押し合いが解除され、把持手段4が半径方向内側に移動し、全ての把持手段4の把持部11により形成される円形が縮径される。これにより、コアブロック6の内側からの把持が解除される。
6…コアブロック、7…コアプレート、8…開口部、9…磁石用穴、10…カシメダボ、
11…把持部、12…弾性部材。
Claims (7)
- 複数のリング状コアプレートを積層したコアブロックを支持するとともに、上下方向へ可動自在な支持手段と、
昇降及び回転自在な昇降回転手段と、
上記コアブロックの内側面に対向し、離間して円状に配置され、それぞれが放射状に半径方向に移動自在な複数の把持部を備える把持手段とを備え、
前記昇降回転手段及び前記把持手段は、それぞれ接触部分に傾斜面からなる複数の凹部と凸部とを備え、上記昇降回転手段が上下方向に移動することにより上記凸部同士が押し合う、または凹部と凸部が嵌合して、上記把持手段が半径方向に移動することを特徴とする積層コアの転積装置。 - 前記把持手段が上下方向へ移動することを規制する固定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の積層コアの転積装置。
- 前記把持手段は、コアブロックを把持する際にコアブロックに掛かる圧力を一定にするための弾性部材を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の積層コアの転積装置。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の装置を用いた積層コアの転積方法であって、
複数のリング状コアプレートを積層してコアブロックを形成し、これを積層方向に複数保持する工程と、
上記複数のコアブロックから最下側のコアブロックを分離する工程と、
上記分離されたコアブロックを所定角度回転する工程と、
上記回転されたコアブロックを上記複数のコアブロックに再び接合する工程と、
上記複数のコアブロックから上記回転されたコアブロックとその1つ上側のコアブロックとを分離する工程と、
上記分離されたコアブロックを所定角度回転する工程と、
上記回転されたコアブロックを上記複数のコアブロックに再び接合する工程とを備え、
その後、回転させるコアブロック数が所定数になるまで、上記回転されたコアブロックとその1つ上側のコアブロックとを分離する工程から上記回転されたコアブロックを上記複数のコアブロックに再び接合する工程までを繰り返すことを特徴とする積層コアの転積方法。 - 前記コアブロックを分離する工程及び前記コアブロックを所定角度回転する工程は、上記コアブロックの内面側から放射状外側にコアブロックを把持した状態で行うことを特徴とする請求項4に記載の積層コアの転積方法。
- 前記コアブロックの把持工程は、コアブロックの内側面を把持することを特徴とする請求項4または5に記載の積層コアの転積方法。
- 前記コアブロックを分離工程は、分離するコアブロック間の界面において、凸部の一部又は全部を削除したカシメダボを備えたコアプレートを用いていることを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の積層コアの転積方法。
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