JP5606118B2 - X線撮影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、広視野のX線検出器と小視野のX線検出器を備えたX線撮影装置に関する。
従来、医用画像診断装置としてX線撮影装置があり、例えば消化器や循環器の検査等に使用されている。X線撮影装置は、被検体に対してX線を発生するX線管と、被検体を透過したX線を検出するX線検出器を備えている。
またX線撮影装置は、血管の微細な状態を観察するためにも使用されている。一方、脳内血管には穿通枝という血管があり、脳機能に重要な働きをしているが、その血管経は50〜200μm程度であり、通常のX線検出器では観察することが難しい。このような穿通枝を撮影するには、小視野で高空間分解能のX線検出器が必要であり、近年、高空間分解能の検出器を用いて撮影する方法が研究・開発されている。
例えば特許文献1に記載のX線撮影装置では、被検体を透過したX線を検出する広視野の第1のX線検出器と、第1のX線検出器よりも視野が小さく高解像度の第2のX線検出器を備え、第1のX線検出器によって検出した画像に第2のX線検出器で検出した画像をオーバーラップして表示するようにしている。また特許文献1の例では、第2のX線検出器の位置をX方向、Y方向に移動可能にしている。
しかしながら、このようなX線撮影装置では、第1のX線検出器の前面に第2のX線検出器が配置されるため、第2のX線検出器を保持する機構等が第1のX線検出器の視野内に写り込んでしまい、第1のX線検出器の視野の一部又は全面が遮られてしまうという問題がある。また第2のX線検出器は、非常に狭い方形領域(例えば5cm四方程度の領域)しか撮影できないため、注目領域全体をカバーできないことが多い。
特開2008−229270号公報
従来、広視野の第1のX線検出器と、視野が小さく高解像度の第2のX線検出器を備えたX線撮影装置では、第1のX線検出器の前面に第2のX線検出器が配置されるため、第1のX線検出器の視野の一部又は全面が第2のX線検出器によって遮られてしまうという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みて成されたもので、広視野のX線検出器と小視野で高空間分解能の第2のX線検出器を備え、互いの視野を妨げることなく撮影可能で、注目部位とその周辺の情報を同時に把握することができるX線撮影装置を提供することを目的とする。
請求項1の本発明のX線撮影装置は、支持体と、前記支持体で支持され、被検体にX線を曝射する第1のX線管と前記被検体を透過したX線を検出する第1のX線検出器とを備え、寝台の天板上に載置された前記被検体を第1の角度方向から撮影可能な第1の撮影部と、前記支持体で支持され、前記第1のX線管の近傍に配置した第2のX線管と、前記第1のX線検出器の視野外に配置し前記第1のX線検出器に移動可能に取り付けられ、前記第1のX線検出器よりも小視野で高空間分解能の第2のX線検出器とを備え、第2のX線管と第2のX線検出器によって前記被検体を第2の角度方向から撮影可能な第2の撮影部と、前記支持体の回転制御及び移動制御の少なくとも一方の制御を行うとともに、前記第1の撮影部及び前記第2の撮影部によ撮影に、前記第1のX線管及び前記第2のX線管から交互にX線を照射するように制御する制御部と、前記第1の撮影部で撮影した第1の画像と、前記第2の撮影部で撮影した第2の画像を処理して出力する画像出力部と、前記画像出力部で処理した画像を表示する表示部と、を具備し、前記撮影時に、前記第1、第2のX線検出器のそれぞれのX線光学系が前記被検体の注目領域で交差するように、前記第1の撮影部と前記第2の撮影部を配置することを特徴とする。
本発明によれば、高空間分解能の第2のX線検出器によって穿通枝などの細かい血管構造を把握しつつ、大視野の第1のX線検出器によって周辺部位の情報を把握することができ、かつ互いの視野を妨げることなく撮影することができるX線撮影装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るX線撮影装置の構成を示すブロック図。 第1の画像診断部とコンソール部を示すブロック図。 第2の画像診断部を示すブロック図。 本発明のX線撮影装置の全体的な構成を示す斜視図。 被検体の頭部側からみた撮影部の概略的な配置を示す構成図。 Cアームを横からみた撮影部の配置を示す構成図。 平面検出器とマイクロ検出器の相対的な配置を示す説明図。 マイクロ検出器を平面検出器の外縁に沿って回転する例を示す構成図。 画像合成部の構成及び処理フローを示す説明図。 脳内血管にある穿通枝の一例を示す説明図。 第1の実施形態の変形例を示す構成図。 第1の実施形態の他の変形例を示す構成図。 補償フィルタを配置したときの合成画像の作成例を示す説明図。 画像の格納方法を示す説明図。 本発明の第2の実施形態に係るX線撮影装置を示す構成図。 第2の実施形態の動作を説明する説明図。 本発明の第3の実施形態に係るX線撮影装置を示す構成図。 補償フィルタを配置したときの平面検出器の画像を示す説明図。 第3の実施形態での画像合成部の構成及び処理フローを示す説明図。
以下、この発明の一実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るX線撮影装置(アンギオ装置)の構成を示すブロック図である。本発明のX線撮影装置は、第1の画像診断部1、第2の画像診断部2、及び第1の画像診断部1と第2の画像診断部2に共通するコンソール部3を備えてなる。
図1において、第1の画像診断部1は、被検体Pに対してX線を発生するX線発生部11と、被検体Pを透過したX線を2次元的に検出してX線投影データを生成するX線検出部21を備えている。X線発生部11と、X線検出部21は支持体(一般にCアームと呼ばれる)50に支持されている。尚、X線検出部21は広視野のX線検出器(後述)を含む。
支持体50(以下、Cアーム50と呼ぶ)は、寝台の天板51に載置した被検体Pの体軸方向に移動可能であり、また被検体Pの体軸周りに回転可能である。尚、X線発生部11とX線検出部21は撮影部10を構成し、Cアーム50を回転することで、撮影部10は被検体Pの周囲を回転し、異なる角度方向から被検体Pを撮影することができる。
また第1の画像診断部1は、画像処理部31、移動機構部41を備えている。画像処理部31は、X線投影データを順次保存して画像データを生成し、生成した画像データに対して画像処理や演算を行なう。また生成した画像データの保存を行なう。移動機構部41は、X線発生部11のX線の絞り量の制御、被検体Pを載置する天板51の移動制御、Cアーム50の回転・移動制御等を行う。
一方、第2の画像診断部2は、被検体Pに対してX線を発生するX線発生部12と、被検体Pを透過したX線を2次元的に検出してX線投影データを生成するX線検出部22を備えている。尚、X線検出部22は小視野で高空間分解能のX線検出器(後述)を含む。
X線発生部12と、X線検出部22はCアーム50に支持されている。尚、X線発生部12とX線検出部22は撮影部20を構成し、Cアーム50の回転により、撮影部20は被検体Pの周囲を回転し、撮影部10とは異なる角度方向から被検体Pを撮影することができる。
また第2の画像診断部2は、画像処理部32、移動機構部42を備えている。画像処理部32は、X線投影データを順次保存して画像データを生成し、生成した画像データに対して画像処理や演算を行なう。また生成した画像データの保存を行なう。移動機構部42は、X線発生部12のX線管の移動を制御し、またX線検出部22の平面検出器の移動機構を制御し、X線管の移動とともに平面検出器の位置を制御する。
またコンソール部3は、システム制御部60、表示部70、操作部80、画像合成部90及びバスライン100を備えている。システム制御部60は、CPUと記憶回路(図示せず)を備え、操作部80から供給された入力情報、設定情報及び選択情報に基づいてバスライン100を介して第1の画像診断部1及び第2の画像診断部2の各ユニットを統括的に制御する。表示部70は、画像データの表示を行うもので液晶等のモニタを含む。
操作部80は医師等のユーザが各種コマンドの入力等を行なうもので、マウス、キーボード、トラックボール、ジョイスティック等の入力デバイスや、表示パネルあるいは各種スイッチ等を備えたインタラクティブなインターフェースを有する。操作部80は、天板51の移動方向や移動速度の設定、Cアーム50の回転/移動方向及び回動/移動速度の設定や、X線発生部12,22のX線照射条件の設定、及びX線発生部12のX線管の移動やX線検出部22のX線検出器の位置の設定等を行なう。また移動機構部41,42は、操作部80の操作に応答して、システム制御部60の制御のもとに動作する。
画像合成部90は、画像処理部31及び画像処理部32で生成された画像データを合成処理して表示部70に供給する。画像合成部90の処理の詳細については後述する。尚、画像処理部31、画像処理部32、及び画像合成部90は撮影部10,20で撮影した画像を処理して出力する画像出力部を構成する。
次に第1の画像診断部1、第2の画像診断部2及びコンソール部3の詳細な構成について説明する。図2は、第1の画像診断部1とコンソール部3を示すブロック図である。
図2において、第1の画像診断部1は、被検体Pに対してX線を発生するX線発生部11と、被検体Pを透過したX線を2次元的に検出するとともに、検出結果に基づいてX線投影データを生成するX線検出部21を備えている。
X線発生部11は、X線管111とX線絞り器112を有するX線照射部と、高電圧制御部113と高電圧発生器114を有する高電圧発生部を備えている。X線管111は、X線を発生する真空管であり、陰極(フィラメント)より放出された電子を高電圧により加速してタングステン陽極に衝突させX線を発生する。高電圧制御部113は、システム制御部60からの指示信号に従って高電圧発生器114を制御し、X線管111の管電流、管電圧、X線パルス幅、照射周期、撮影区間、照射時間等からなるX線照射条件の制御を行なう。
X線検出部21は、X線検出器である平面検出器(FPD)211と、平面検出器211から読み出された電荷を電圧に変換する電荷・電圧変換器212と、電荷・電圧変換器212の出力をデジタル信号に変換するA/D変換器213を備え、A/D変換器213からX線投影データを出力する。電荷・電圧変換器212とA/D変換器213は投影データ生成部を構成する。
X線発生部11と、X線検出部21はCアーム50に支持されている。Cアーム50は、寝台の天板25に載置した被検体Pの体軸方向に移動可能であり、また被検体Pの体軸周りに回転可能である。尚、X線発生部11とX線検出部21は撮影部10を構成し、Cアーム50を回転することで、撮影部10は被検体Pの周囲を回転し、任意の角度方向から被検体Pを撮影することができる。
また第1の画像診断部1は、画像処理部31と移動機構部41を備えている。画像処理部31は、A/D変換器213からのX線投影データを処理して画像データの生成と保存を行なうもので、画像データ記憶部311と画像演算部312を有している。画像データ記憶部311には、X線投影データが順次保存される。また画像演算部312は画像データを生成し、生成した画像データに対し、必要に応じて輪郭強調やS/N改善等を目的とした画像処理や演算を行なう。画像演算部312からの画像データは、画像合成部90を介して表示部70に供給されて表示される。
移動機構部41は、絞り移動制御部411と機構制御部412を有する。絞り移動制御部411は、X線絞り器112における絞り羽根等の移動制御を行ない、機構制御部412は、被検体Pを載置する天板51の移動機構413や、撮影部10のCアーム移動機構414の制御を行う。移動機構部41は、操作部80の操作に応答して動作し、システム制御部60の制御のもとに各部の移動制御を行う。
また、コンソール部3は、前述したようにシステム制御部60、表示部70、操作部80、及び画像合成部90を含む。そのうち表示部70は、画像合成部90からの画像データを表示するため、表示データ生成部71、変換部72、モニタ73を備えている。表示データ生成部71は、画像データに対して付帯情報を合成したり、所定の表示フォーマットへの変換を行って表示データを生成する。また変換部72は、表示データに対してD/A(デジタル/アナログ)変換とテレビフォーマット変換を行なって映像信号を生成し、この映像信号を液晶等のモニタ73に表示する。
図3は、第2の画像診断部2を示すブロック図である。第2の画像診断部2は、被検体Pに対してX線を発生するX線発生部12と、被検体Pを透過したX線を2次元的に検出するとともに、検出結果に基づいてX線投影データを生成するX線検出部22を備えている。
X線発生部12は、X線管121とX線絞り器122を有するX線照射部と、高電圧制御部123と高電圧発生器124を有する高電圧発生部を備えている。X線管121は、X線を発生する真空管であり、陰極(フィラメント)より放出された電子を高電圧により加速してタングステン陽極に衝突させX線を発生する。高電圧制御部123は、システム制御部60からの指示信号に従って高電圧発生器124を制御し、X線管121の管電流、管電圧、X線パルス幅、照射周期、撮影区間、照射時間等からなるX線照射条件の制御を行なう。
X線検出部22は、X線検出器である平面検出器221(マイクロ検出器)と、平面検出器221から読み出された電荷を電圧に変換する電荷・電圧変換器222と、電荷・電圧変換器222の出力をデジタル信号に変換するA/D変換器223を備え、A/D変換器223からX線投影データを出力する。電荷・電圧変換器222とA/D変換器223は投影データ生成部を構成する。
尚、平面検出器221は小視野で高空間分解能を有するのに対し、他方の平面検出器211は広視野で低空間分解能である(ここで低空間分解能とは、平面検出器221の空間分解能に比べて空間分解能が低いことを意味する)。また平面検出器221は、平面検出器211に比べてサイズが小さいため、以下の説明では平面検出器221をマイクロ検出器221と呼ぶ。
X線発生部12のX線管121はCアーム50にスライド可能に支持され、X線発生部11の近傍に配置されている。またマイクロ検出器221は、平面検出器211の周辺部に移動可能に支持されている。尚、X線発生部12とX線検出部22は撮影部20を構成し、Cアーム50を回転することで、撮影部20は被検体Pの周囲を回転し、撮影部10とは異なる角度方向から被検体Pを撮影することができる。
また第2の画像診断部2は、画像処理部32と移動機構部42を備えている。画像処理部32は、A/D変換器223からのX線投影データを処理して画像データの生成と保存を行なうもので、画像データ記憶部321と画像演算部322を有している。画像データ記憶部321には、X線投影データが順次保存される。また画像演算部322は画像データを生成し、生成した画像データに対し、必要に応じて輪郭強調やS/N改善等を目的とした画像処理や演算を行なう。画像演算部322からの画像データは、画像合成部90を介して表示部70に供給されて表示される。画像処理部31、画像処理部32、及び画像合成部90は画像出力部を構成する。
移動機構部42は、絞り移動制御部421と機構制御部422を有する。絞り移動制御部421は、X線絞り器122における絞り羽根等の移動制御を行ない、機構制御部422は、X線管121の移動を制御する管球移動機構423や、マイクロ検出器221の位置を制御する検出器移動機構424を制御する。移動機構部42は、操作部80の操作に応答して動作し、システム制御部60の制御のもとに各部の移動制御を行う。
尚、撮影部10と撮影部20は、同時にX線を発生させることができないため、撮影部10と撮影部20の両方を用いて撮影する場合に、システム制御部60は、交互にX線を照射するように制御する。
図4は、本実施形態にかかるX線撮影装置の全体的な構成を示す斜視図である。図4において、X線発生部11とX線検出部21がCアーム50によって対向して支持されている。またCアーム50に対して寝台が配置されており、寝台の天板51には、被検体(図示せず)が載置され、天板51の位置及び高さは機構制御部412によって制御可能である。
Cアーム50は、例えば天井部に設けられたレールに取り付けられ、被検体の頭部(Cranial)から脚部(Caudal)に向かう体軸方向に移動可能である。またCアーム50の回転により撮影部10(X線発生部11とX線検出部21)は、被検体の周囲を体軸回りに回転することができる。また撮影部10をCアーム51に沿ってスライド回転することができる。
またX線発生部11の近傍にはX線発生部12が取り付けられている。X線発生部12のX線管121は、Cアーム50にスライド可能に支持されている。また、X線検出部21の近傍には、X線検出部22が取り付けられている。X線検出部22のマイクロ検出器221は、平面検出器211の周囲に移動可能に支持されている。また表示部70のモニタ73が、例えば天井部に取り付けられている。また、寝台には、操作部801を取り付けており、操作部801の操作に応答してシステム制御部60は、天板51の高さの制御、Cアーム50の移動/回転の制御、X線の照射範囲の調整、照射タイミングの制御等を行う。また第1の撮影部10(X線発生部11とX線検出部21)と第2の撮影部20(X線発生部12とX線検出部22)のX線光学系の中心軸が一点で交差するようにする。
次に図5、図6を参照してX線発生部11とX線検出部21、及びX線発生部12とX線検出部22の配置について説明する。図5は、被検体Pの頭部側からみた撮影部10,20の概略的な配置を示す構成図であり、図6はCアーム50を横からみた撮影部10,20の配置を示す構成図である。
本実施形態では、広視野で低空間分解能の平面検出器211の実効視野にマイクロ検出器221が重ならないように、平面検出器211の周辺部にマイクロ検出器221を配置している。マイクロ検出器221は、通常時は平面検出器211の背面(X線を受ける面と反対の面)に退避しており、マイクロ検出器221を使用した撮影が必要なときに平面検出器211の周囲に位置するように移動機構によって支持されている。また、マイクロ検出器221を平面検出器211の外縁に沿って移動できるようにしてもよい。
移動機構としては、例えば平面検出器211の外縁にラックを形成し、マイクロ検出器221にギアを取り付けて、ラックとギアが噛かみ合うようにし、ギアの回転によってマイクロ検出器221がラックに沿って移動するようにすればよい。移動機構としては上述した以外に種々の機構が考えられる。
また平面検出器211のみを用いて撮影する場合、マイクロ検出器221は邪魔にならない位置例えば、図6の点線221で示すように平面検出器211の背面に退避できるようにする。一方、マイクロ検出器221に対向するX線管121については、図6で示すようにCアーム50の腕上に沿ってスライド移動できるようにしている。但し、両検出器211,221の相対的な配置については、図5,図6のように、マイクロ検出器221の光学系(X線パス)と平面検出器211の光学系が注目領域(患部など)で交差する様に配置する。尚、交差角度αは、所定の角度範囲内(例えば、50度以下)にする必要がある。
図7は、平面検出器211とマイクロ検出器221の相対的な配置を説明する図である。図7(a)は、平面検出器211の一辺に沿ってマイクロ検出器221をスライド可能にしたものである。平面検出器211のX線の検出領域をAとすると、マイクロ検出器221の検出領域Bは、平面検出器211の検出領域Aに比べてかなり小さい。
図7(b)は、平面検出器211の外縁に沿ってマイクロ検出器221を移動可能にした例を示す。移動機構としては、例えば平面検出器211の外縁にラックを形成し、マイクロ検出器221にギアを取り付けて、ラックとギアが噛かみ合うようにし、ギアの回転によってマイクロ検出器221がラックに沿って移動し、平面検出器211の外周囲に沿って回転するようにすればよい。
図8は、平面検出器211の外縁に沿ってマイクロ検出器221を回転可能にした場合のX線管121の取り付け方を示す図である。即ちX線管111の周囲を回る回転機構部52を有し、この回転機構部52にX線管121を取り付けたものである。よってX線管122はX線管111の周囲に沿って回転できる。
図8の場合も、マイクロ検出器221の光学系(X線パス)と平面検出器211の光学系が注目領域(患部など)で交差して対向するようにマイクロ検出器221の移動とX線管121の回転移動を制御する必要がある。即ち、マイクロ検出器221を平面検出器211の外縁に沿って移動したとき、X線管121からのX線が被検体Pの注目領域を通ってマイクロ検出器221に入射するように、X線管121の位置をマイクロ検出器221の移動に合わせて移動可能にしている。
図9は、画像合成部90の構成及び処理フローを示す説明図である。図9において、画像合成部90は、画像処理回路91,92と合成回路93を含む。画像処理回路91は、画像処理部31からの画像A(平面検出器211からの画像)を処理し、画像処理回路92は、画像処理部32からの画像B(マイクロ検出器221からの画像)を処理する。また合成回路93は、画像処理回路91で処理した画像Cと画像処理回路92で処理した画像を合成して、合成画像Dを生成する。
即ち、画像処理回路91は、画像Aのうち、画像Bを重ねる領域の画像を除去し、その他の領域は半透明フィルタ処理を施す。そして画像Cで示すように、画像Bを重ねる領域はカラーキーで塗りつぶし、他の領域は合成する画像Bが支配的になるように半透明画像とする。また画像処理回路92は、画像Bの輝度等を調整して合成回路93に出力する。
その結果、画像Cと画像処理回路92で処理した画像Bが合成回路93によって合成され。合成画像Dを生成することができる。尚、画像の合成表示に関しては、互いの光学系の相対的位置関係から合成位置を割り出し、単純に合成する。また合成画像Dのうち、画像Aと画像Bの合成比率は、どちらの画像を重要視するかで決定すればよく、処理回路91,92での処理によって決めることができる。例えば、注目領域(画像B)のみをはっきり見えるようにし、その外側はおおよそ把握できれば良いというケースでは、画像Bに対して画像Aの輝度を暗くしたり、空間強調フィルタを用いて画像Bに適用する空間強調フィルタに対し画像Aに適用する空間強調フィルタを弱めにするなど、画像Aの視覚的影響度合いを小さくして画像Bを強調するような仕組みを有しても良い。
こうして、通常のX線検出器では観察することが難しい脳内血管にある穿通枝という血管についても、マイクロ検出器221を用いて撮影することができる。図10は、脳内血管にある穿通枝の一例を示す。穿通枝の血管経は50〜200μm程度であるが、マイクロ検出器221を用いることによって観察することができる。
図11は、本実施形態の変形例を示す構成図であり、図8の構成においてX線管121とX線管111間の距離を可変にするため、X線管121をスライド機構によってスライド可能にしたものである。例えば図11(a)のように、被検体Pの注目領域ROIがX線管111側にある場合は、X線管121をX線管111に近づく位置にスライドする。これにより両X線の光軸の交点にある注目領域ROI(円で示す)がX線管側に移動する。
また図11(b)のように、被検体Pの注目領域ROIが平面検出器211側にある場合は、X線管121をX線管111から離れる位置にスライドする。これにより両X線の光軸の交点にある注目領域ROIが平面検出器211側に移動する。
或いは、マイクロ検出器221を平面検出器211に対してスライド可能にし、マイクロ検出器221と平面検出器211間の距離を可変しても、注目領域を移動させることができる。またX線管121とX線管111間の距離を可変にするとともにマイクロ面検出器221と平面検出器211間の距離を可変にしてもよい。こうして注目領域の位置を制御することができる。
図12は、本実施形態の他の変形例を示す構成図であり、X線管111の前面に補償フィルタ115を配置し、マイクロ検出器221からの画像Bを合成する位置に相対する領域のみX線線量が低減するようにしたものである。
図13は、補償フィルタ115を配置したときの合成画像の作成例を示し、マイクロ検出器221からの画像Bに対応する部分のフィルタ115の厚さを厚くすることで、画像A上の画像Bを合成する部分の線量を低減することができる。したがって、線量を低減した領域に画像Bを重ね合わせれば画像Bを明確に表示することができる。
また、透視収集も含めた撮影画像の保存については、画像合成部90にメモリ等の格納デバイスを接続し、第1の画像診断部1及び第2の画像診断部2からの画像データを合成して格納デバイスに格納するようにしても良い。或いは第1の画像診断部1及び第2の画像診断部2で取得した画像データを個別に格納するようにしても良い。
図14は、画像を合成して格納する方法、及び画像を個別に格納する方法を示す説明図である。図14(a)はマイクロ検出器221に対するX線の照射タイミングを示し、(b)は平面検出器211に対するX線の照射タイミングを示す。また図14(c)はマイクロ検出器221によって取得した画像データの保存タイミングを示し、(d)は平面検出器211によって取得した画像データの保存タイミングを示す。
図14(e)は、マイクロ検出器221及び平面検出器211によって取得した画像データを合成して格納する場合の格納フォーマットを示す。斜線部分は平面検出器211によって取得した画像データであり、白色で示す部分はマイクロ検出器221によって取得した画像データであり、同じ格納領域に合成して格納する。
図14(f)は、平面検出器211によって取得した画像データのみを格納デバイスの第1の格納領域に格納する場合を示し、(g)はマイクロ検出器221によって取得した画像データを格納デバイスの第2の格納領域に格納する場合を示している。或いは、面検出器211によって取得した画像データと、マイクロ検出器221によって取得した画像データを異なる格納デバイスに格納するようにしてもよい。
格納デバイスに保存された画像データは、ポストプロセス表示機能を使用して任意タイミングで収集画像の再生実施する場合、合成処理をした上で動画再生しても良いし、片方の画像のみを再生することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図15はX線発生部11とX線検出部21、及びX線発生部12とX線検出部22を使用して3D−DA(Digital Angiography)撮影を行うX診断装置を示す構成図である。
3D−DA撮影は、例えば、血管の微細な状態を観察するために、血管内に造影剤を注入する前に撮影したマスク画像データと、造影剤を注入した状態で撮影したコントラスト画像データとを減算(サブトラクト)処理して、サブトラクション画像を得る撮影方法に応用することができる。この撮影方法は、一般にDSA(Digital Subtraction Angiography)撮影と呼ばれ、サブトラクション画像を得ることで造影された血管のみを表示することができる。
マイクロ検出器221と平面検出器211を備えた場合、コントラスト撮影は、マイクロ検出器221を退避させて、平面検出器211のみで1回目の撮影を実施し、次にマイクロ検出器221をその実効視野内に注目領域が収まるようにセットして2回目のコントラスト撮影を実施することが考えられるが、2度のコントラスト撮影が必要であり、患者に対する被曝量の低減や、造影剤量の低減という観点では不適切な状況となる。そこで、第2の実施形態では、以下のような処理を行う。
即ち、第1の実施形態で述べたように、マイクロ検出器221を平面検出器211にセットした上で、Cアーム50を被検体Pの体軸周りに回転する。図15で示すように、Cアーム50の回転方向をTとし、例えば−100度から+100度の約200度程度の角度範囲内で回転し、1回のコントラスト撮影を行う。このとき、図16に示すように、X線照射は平面検出器211とマイクロ検出器221について交互に実施する。またマイクロ検出器221を平面検出器211に対してスライド方向Sに移動させる。
図16(a)は、平面検出器211に対するマイクロ検出器221のスライド方向SとCアーム50の回転方向を示す図である。図16(b)は、コントラスト撮影のスタートから終了までの時間の経過を表し、(c)はマイクロ検出器221に対するX線の照射タイミングを示し、(d)は平面検出器211に対するX線の照射タイミングを示す。
こうして、平面検出器211の3D−DA撮影データと、マイクロ検出器221の3D−DA撮影データについて個別に3D再構成を実施し、3D再構成の実施後、それぞれの結果を合成してコントラスト画像を得る。
また同様に、マイクロ検出器221を平面検出器211にセットした上で、Cアーム50を被検体Pの体軸周りに回転し、造影剤なしでマスク撮影を実施する。マスク撮影の実施時にも、X線照射は平面検出器211とマイクロ検出器221について交互に実施し、またマイクロ検出器221を平面検出器211に対してスライド方向Sに移動させる。
そして、平面検出器211の3D−DA撮影データと、マイクロ検出器221の3D−DA撮影データについて個別に3D再構成を実施し、3D再構成の実施後、それぞれの結果を合成しマスク画像を得る。最終的には、マスク画像とコントラスト画像のサブトラクションを実施して3D再構成を行い、3D再構成結果を合成する。
したがって、コントラスト画像の撮影及びマスク画像の撮影をそれぞれ1回で行うことができ、患者に対する被曝量の低減や、造影剤量の低減を実現することができる。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図17はX線発生部11とX線検出部21、及びX線発生部12とX線検出部22を使用してステレオ透視/撮影を行うX線撮影装置を示す構成図である。
本実施形態では、第2の実施形態と同様に平面検出器211とマイクロ検出器221について交互にX線を照射する。そして平面検出器211とマイクロ検出器221で取得した画像に任意の画像処理を施した後、同一のモニタ上にそれぞれの画像を交互に表示する。
ここで、平面検出器211からの画像データにおいてステレオ視の対象となるのは、マイクロ検出器221からの有効視野領域に相当する部分であるため、ステレオ視の対象外の領域の画像がステレオ視する際の阻害とならないように、画像処理によって明るさの低下や、半透明化などの処理を施す。或いは、X線管111の前面に補償フィルタ116を配置し、平面検出器211においてマイクロ検出器221の画像領域に相対する領域のみX線線量が増加するようにしてもよい。
図18は、補償フィルタ116を配置したときの平面検出器211によって取得した画像(A)の一例を示している。マイクロ検出器221の画像領域(B)に対応する部分のフィルタ116の厚さを薄くすることで、薄い部分の線量をあまり減衰することなく平面検出器211に照射することができる。
図19は、ステレオ透視/撮影を行うための画像合成部90の構成及び処理フローを示す説明図である。図19において、画像合成部90は、画像処理回路91,92と、合成回路93及び選択回路94を含む。画像処理回路91は、画像処理部31からの画像A(平面検出器211からの画像)を処理する。また画像処理回路92は、画像処理部32からの画像B(マイクロ検出器221からの画像)を処理する。
即ち、画像処理回路91は、画像Aのうち画像Bに対応する領域の画像A1を強調し、その他の領域は半透明処理した画像C1を出力する。また図9の画像Cと同様に、画像Bを重ねる領域をカラーキーで塗りつぶし、他の領域を半透明処理した画像C2を出力する。
合成回路93は、画像処理回路91で処理した画像C2と画像処理回路92で処理した画像Bを合成する。また選択回路94は、合成回路93からの合成画像Dと画像処理回路91からの画像C1とを選択して交互に出力する。
画像C1の強調画像A1と合成画像Dの画像Bは、視差を有して撮影された画像であるため、これらが時間軸上で交互に表示されることにより、ステレオ視することができる。
以上述べたように、本発明では、平面検出器211とマイクロ検出器221を備えることにより穿通枝などの細かい血管構造を把握しつつ、同時にその周辺構造も観察・確認しながら、手技を進めることができる。また平面検出器211とマイクロ検出器221は、互いの視野を妨げることなく撮影することができる。
尚、本発明のX線撮影装置は、以上説明した用途に限定されることなく、消化器用のX線撮影装置、多目的用(血管及び消化器用)X線撮影装置、一般X線撮影装置などにも適用可能である。また特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
1…第1の画像診断部
2…第2の画像診断部
3…コンソール部
10,20…撮影部
11,12…X線発生部
111,121…X線管
21,22…X線検出部
211…平面検出器(第1のX線検出器)
221…マイクロ検出器(第2のX線検出器)
31,32…画像処理部
41,42…移動機構部
50…Cアーム
51…天板
60…システム制御部
70…表示部
80…操作部
90…画像合成部
100…バスライン

Claims (14)

  1. 支持体と、
    前記支持体で支持され、被検体にX線を曝射する第1のX線管と前記被検体を透過したX線を検出する第1のX線検出器とを備え、寝台の天板上に載置された前記被検体を第1の角度方向から撮影可能な第1の撮影部と、
    前記支持体で支持され、前記第1のX線管の近傍に配置した第2のX線管と、前記第1のX線検出器の視野外に配置し前記第1のX線検出器に移動可能に取り付けられ、前記第1のX線検出器よりも小視野で高空間分解能の第2のX線検出器とを備え、第2のX線管と第2のX線検出器によって前記被検体を第2の角度方向から撮影可能な第2の撮影部と、
    前記支持体の回転制御及び移動制御の少なくとも一方の制御を行うとともに、前記第1の撮影部及び前記第2の撮影部によ撮影に、前記第1のX線管及び前記第2のX線管から交互にX線を照射するように制御する制御部と、
    前記第1の撮影部で撮影した第1の画像と、前記第2の撮影部で撮影した第2の画像を処理して出力する画像出力部と、
    前記画像出力部で処理した画像を表示する表示部と、を具備し
    前記撮影時に、前記第1、第2のX線検出器のそれぞれのX線光学系が前記被検体の注目領域で交差するように、前記第1の撮影部と前記第2の撮影部を配置するX線撮影装置。
  2. 前記撮影時に、前記第1の撮影部と前記第2の撮影部のX線光学系の中心軸が一点で交差することを特徴とする請求項1記載のX線撮影装置。
  3. 第2のX線検出器を前記第1のX線検出器の外縁に沿って移動可能とし、
    前記第2のX線管からのX線が前記被検体の注目領域を通って前記第2のX線検出器に入射するように、第2のX線管の位置を前記第2のX線検出器の移動に合わせて移動可能にしたことを特徴とする請求項1記載のX線撮影装置。
  4. 前記第2のX線管を前記第1のX線管に対してスライド可能にする第1のスライド機構及び前記第2のX線検出器を第1のX線検出器に対してスライド可能にする第2のスライド機構の少なくとも一方のスライド機構を有し、前記被検体の注目領域の位置に応じて前記第2のX線管及び前記第2のX線検出器の少なくとも一方をスライド制御することを特徴とする請求項1記載のX線撮影装置。
  5. 前記第1の撮影部は、前記第1のX線検出器に入射するX線量が前記第2のX線検出器に相対する領域だけ減衰又は増加するように、前記第1のX線管の前面に補償フィルタを配置したことを特徴とする請求項1記載のX線撮影装置。
  6. 前記画像出力部は、前記第1の撮影部及び前記第2の撮影部によって撮影した前記第1、第2の画像を合成処理して前記表示部に出力することを特徴とする請求項1記載のX線撮影装置。
  7. 前記画像出力部は、前記第1の画像に対して前記第2の画像が強調されるように合成することを特徴とする請求項6記載のX線撮影装置。
  8. 前記画像出力部は、前記第1の画像の輝度に対して前記第2の画像の輝度が高くなるように合成することを特徴とする請求項7記載のX線撮影装置。
  9. 前記画像出力部は、前記第1の画像及び前記第2の画像にかける空間フィルタを有し、前記第1の画像にかける空間フィルタ対して前記第2の画像にかける空間フィルタの方が高周波成分を強調することを特徴とする請求項7記載のX線撮影装置。
  10. 前記画像出力部は、前記第1の撮影部及び前記第2の撮影部によって撮影した前記第1、第2の画像をそれぞれ個別に、又は前記第1、第2の画像を合成処理して格納デバイスに格納することを特徴とする請求項1記載のX線撮影装置。
  11. 前記制御部は、前記支持体を前記被検体の体軸周りに回転制御して前記第1の撮影部及び前記第2の撮影部の位置を制御するとともに、前記第1のX線管及び前記第2のX線管からのX線照射を交互に行い、
    前記画像出力部は、第1の撮影部で撮影した第1の画像と前記第2の撮影部で撮影した第2の画像を交互に再構成して合成処理することを特徴とする請求項1記載のX線撮影装置。
  12. 前記制御部は、造影剤が投与された被検体の体軸周りに前記支持体を回転制御して、前記第1のX線管及び前記第2のX線管からのX線照射を交互に行ってコントラスト画像の撮影を行い、
    造影剤が非投与の状態の被検体の体軸周りに前記支持体を回転制御して、前記第1のX線管及び前記第2のX線管からのX線照射を交互に行ってマスク画像の撮影を行うことを特徴とする請求項11記載のX線撮影装置。
  13. 前記制御部は、前記第1のX線管及び前記第2のX線管からのX線照射を交互に行い、
    前記画像出力部は、前記第1の撮影部で撮影した第1の画像と前記第2の撮影部で撮影した第2の画像を交互に出力して前記表示部に表示することを特徴とする請求項1記載のX線撮影装置。
  14. 前記画像出力部は、前記第1の画像に前記第2の画像が強調されるように合成した画像と、前記第1の画像のうち前記第2の画像に相対する領域を強調した画像と、を交互に出力することを特徴とする請求項13記載のX線撮影装置。
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