JP4935581B2 - X線診断装置 - Google Patents
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Description
Cアーム構造の保持装置に、患者(被検者)にX線を曝射するX線管と、患者を透過した透過X線を検出するX線検出部とを備え、X線管およびX線検出部を患者の周りに回転機構によって回転できるように構成されている。
また、患者を載置する患者天板と、患者の患部に挿入するカテーテルに対して造影剤を供給するインジェクタとが備えられている。
被検者の体軸方向に長い三次元画像データを得ようとする場合、X線管とX線検出部を被検者の体軸方向に移動させるとともに同じ操作を2回繰り替えさなければならず、三次元画像データの取得に手間を要し、術者のみならず、被検者に多大な負担を強いる不都合があった。
これを回避するために、X線検出部を大きいもので構成することが考えられるが、様々な投影角での透視、撮影を行うために投影角を深くとろうとするといったように、そのような大きいX線検出部を被検者に対して斜め方向に配置して透視や撮影を行う場合、X線検出部が被検者に接触しやすくなり、その回転操作を極めて行いづらく、画像データの取得に手間を要し、従来同様に、術者のみならず、被検者に多大な負担を強いる不都合は解消されないものであった。
また、血管撮影などのように造影剤を注入した状態で被検者の体軸方向に幅広い範囲にわたって撮影する場合にあっては、造影剤を注入しない状態での撮影に加えて造影剤を注入した状態での撮影を行うため、術者のみならず、被検者に一層多大な負担を強いる不都合があり、造影剤を注入しない状態での撮影時間を短縮することが望まれる。
更に、このような造影剤を注入した状態での撮影に際しては、造影剤の注入量が増加するに伴って被検者の負担が大きくなる不都合があった。
すなわち、X線を被検者に照射する第1のX線照射手段と前記第1のX線照射手段から照射されるX線を受ける第1のX線二次元検出手段とを備えるとともに前記第1のX線照射手段および第1のX線二次元検出手段を被検者の体軸周りで回転可能に構成した第1のX線撮影手段と、前記第1のX線撮影手段とは被検者の体軸方向に撮影領域が連なるように配置されてX線を被検者に照射する第2のX線照射手段と前記第2のX線照射手段から照射されるX線を受ける第2のX線二次元検出手段とを備えるとともに前記第2のX線照射手段および第2のX線二次元検出手段を被検者の体軸周りで回転可能に構成した第2のX線撮影手段と、前記第1のX線撮影手段で得られる画像データと前記第2のX線撮影手段で得られる画像データとに基づいて被検者の体軸方向に連なる三次元再構成データを取得する三次元再構成データ取得手段と、を備え、第1のX線撮影手段および第2のX線撮影手段による撮影が造影剤の注入状態で行うものであり、第1のX線撮影手段および第2のX線撮影手段のうちの造影剤の注入開始側に位置するX線撮影手段による撮影をその撮影領域に造影剤が注入されるに至る時間経過後に開始し、次いで、他方のX線撮影手段による撮影領域に造影剤が注入されるに至る時間経過後に他方のX線撮影手段による撮影を開始する撮影制御手段をさらに備えたことを特徴としている。
請求項1に係る発明のX線診断装置の構成によれば、第1のX線撮影手段と第2のX線撮影手段とにより、第1および第2のX線照射手段と第1および第2のX線二次元検出手段とを被検者の体軸周りに回転させながら、第1のX線撮影手段と第2のX線撮影手段それぞれで画像データを取得し、それらの画像データに基づいて、被検者の体軸方向に連なる三次元再構成データ、すなわち、被検者の体軸方向に長い三次元画像データを取得することができる。
したがって、短時間で被検者の体軸方向に長い三次元画像データを取得できるから、術者はもちろんのこと被検者の負担を軽減できる。
しかも、第1および第2のX線二次元検出手段それぞれとしては、従来同様に小型のもので構成できるから、被検者の体軸方向に傾斜した斜入撮影など、心血管検査のように、深い傾斜角での透視、撮影が必要な場合にも支障なく対応できる。
また、第1のX線撮影手段と第2のX線撮影手段とを合理的に設けることにより、被検者の体軸方向に長いX線二次元検出手段を用いず、被検者との接触を避けやすくて取り扱いやすいものでありながら、被検者の体軸方向に長い三次元画像データを取得すること
ができる。
また、血管撮影などのように造影剤を注入した状態で被検者の体軸方向に幅広い範囲にわたって撮影するときに、ひとつのX線撮影手段で被検者の体軸方向に移動させて撮影を2回繰り返す場合に比べて撮影時間を短縮でき、術者はもちろんのこと被検者の負担を軽減できる。
また、注入開始側に位置するX線撮影手段による撮影をその撮影領域に造影剤が注入された時点で行い、その注入された造影剤が他方のX線撮影手段の撮影領域に流入した時点で他方のX線撮影手段による撮影を行うことができるから、被検者の体軸方向に広い範囲にわたって造影剤を流入させてから第1および第2のX線撮影手段によって撮影する場合に比べ、造影剤の注入量を少なくでき、被検者の負担を軽減できる。
請求項1に記載のX線診断装置において、
第1のX線撮影手段と第2のX線撮影手段による撮影位相を同調させる撮影位相同調手段を備えて構成する。
請求項2に係る発明のX線診断装置の構成によれば、第1のX線撮影手段で得られる画像データと第2のX線撮影手段で得られる画像データとに基づいて被検者の体軸方向に連なる三次元再構成データを取得する場合に、第1のX線撮影手段と第2のX線撮影手段による撮影位相差分を考慮するだけで済むから、三次元再構成データの取得を容易に行うことができる。
請求項1または2に記載のX線診断装置において、
第1のX線撮影手段で得られる画像データと第2のX線撮影手段で得られる画像データそれぞれに、被検者の体軸方向で重複する画像データが含まれるように構成する。
請求項3に係る発明のX線診断装置の構成によれば、第1のX線撮影手段で得られる画像データと第2のX線撮影手段で得られる画像データそれぞれにおいて、互いに隣り合う側の端部の画像データから重複した特定の画像データ分(例えば、重複幅の中心箇所を境界線にしてその境界線から端縁までの部分など)を除去して繋ぎ合わせることにより、一連の長い画像データを取得できる。
したがって、端部に生じがちな不鮮明な画像部分を除去でき、良好な三次元再構成データを取得できる。
したがって、短時間で被検者の体軸方向に長い三次元画像データを取得できるから、術者はもちろんのこと被検者の負担を軽減できる。
しかも、第1および第2のX線二次元検出手段それぞれとしては、従来同様に小型のもので構成できるから、被検者の体軸方向に傾斜した斜入撮影など、心血管検査のように、深い傾斜角での透視、撮影が必要な場合にも支障なく対応できる。
また、第1のX線撮影手段と第2のX線撮影手段とを合理的に設けることにより、被検者の体軸方向に長いX線二次元検出手段を用いず、被検者との接触を避けやすくて取り扱いやすいものでありながら、被検者の体軸方向に長い三次元画像データを取得することができる。
また、血管撮影などのように造影剤を注入した状態で被検者の体軸方向に幅広い範囲にわたって撮影するときに、ひとつのX線撮影手段で被検者の体軸方向に移動させて撮影を2回繰り返す場合に比べて撮影時間を短縮でき、術者はもちろんのこと被検者の負担を軽減できる。
また、注入開始側に位置するX線撮影手段による撮影をその撮影領域に造影剤が注入された時点で行い、その注入された造影剤が他方のX線撮影手段の撮影領域に流入した時点で他方のX線撮影手段による撮影を行うことができるから、被検者の体軸方向に広い範囲にわたって造影剤を流入させてから第1および第2のX線撮影手段によって撮影する場合に比べ、造影剤の注入量を少なくでき、被検者の負担を軽減できる。
図1は、この発明に係るX線診断装置の実施例を示す全体概略斜視図であり、基台1に被検者Hを載せる検診台2が設けられている。
天井に設けたレール3に第1のX線撮影手段4aが設けられ、一方、検診台2の被検者Hの頭部よりも身体側に第2のX線撮影手段4bが設けられている。
すなわち、レール3に水平方向に移動可能に第1の保持部材5aが設けられ、その第1の保持部材5aに、水平方向の軸心(被検者Hの体軸)周りで回転可能にリング状の第1のアーム6aが設けられている。第1のアーム6aには、X線を被検者Hに照射する第1のX線照射手段としての第1のX線管7aと、第1のX線管7aから照射されるX線を受ける第1のX線二次元検出手段としての第1のフラットパネル型X線検出器8aとが取り付けられ、第1のアーム6aの回転により、第1のX線管7aおよび第1のフラットパネル型X線検出器8aを被検者Hの体軸周りで回転できるように構成されている。
すなわち、基台9に水平方向の軸心(被検者Hの体軸)周りで回転可能に第2の保持部材5bが設けられ、その第2の保持部材5bに、被検者Hの体軸に直交する水平方向の軸心周りで回転可能にC形の第2のアーム6bが設けられている。第2のアーム6bには、X線を被検者Hに照射する第2のX線照射手段としての第2のX線管7bと、第2のX線管7bから照射されるX線を受ける第2のX線二次元検出手段としての第2のフラットパネル型X線検出器8bとが取り付けられ、第2の保持部材5bの回転により、第2のX線管7bおよび第2のフラットパネル型X線検出器8bを被検者Hの体軸周りで回転できるように構成されている。
すなわち、第1および第2のフラットパネル型X線検出器8a,8bが同一軌跡を回転移動しながら、第1および第2のX線撮影手段4a,4bが、被検者Hに対して同一範囲内の画像データを収集するように構成されている。
先ず、図6に示すように、被検者Hの関心領域のほぼ中心に設定される回転中心軸C周りの円周軌道上に被検者Hを挟んで2つの円弧軌道を対向して設定し、両円弧軌道のいずれか一方の円弧軌道上に第1のX線管7aを移動させるのと同期して、他方の円弧軌道上に第1のフラットパネル型X線検出器8aを第1のX線管7aとの間隔が一定になるように移動させる円弧走査を行うことで、被検者Hの関心領域についての撮影を行ない、走査各位置で検出された、被検者Hの関心領域についての一群の投影データを取得する。次に、この一群の投影データを個別に、後述する所定の第1の重み付け処理を行なう。
cos θ=SID/(SID2 +Yj2 +Zj2 )1/2 …… (4)
つまり、各画素に式(4)のcos θをかけて重み付け処理を行なう。例えば、画素Dijは、Yj ・cos θとすることで、重み付け処理後の画素値が求められる。これはビューによらず一定であるので、重み付け処理として予め作られている。このようにして、第1の重み付け処理後の投影データを算出する(図9のコンボリューション部での一連の処理を説明するための模式図には、「第1の重み付け処理後投影像:SC(i,j)」として図示している)。
SCF´(i,ω)=SCF(i,ω)×M(ωi ) … (5)
M(ωi )=Mi(ωi )・Mω(ωi) … (6)
式(6)に示した各フィルタ関数系の典型例について、以下に示す。
Mi(ωi )=1 (ωi <CFR−WFR/2である場合) … (7)
Mi(ωi )={1−sin((ωi −CFR)・π/WFR)}/2
(CFR−WFR/2<ωi <CFR+WFR/2である場合)
… (8)
Mi(ωi )=0 (CFR+WFR/2<ωi である場合) … (9)
ただし、高周波成分が図10の(a)に示すように滑らかに減衰する正弦波状関数型にした。CFRはカットオフ周波数であり、WFRはフィルタ強度の遷移全周波数幅である〔図10の(a)参照〕。このMi(ωi )は、1次元フーリエ空間での高周波成分を削除するものである。
Mω(ωi)=|ωi| … (10)
なお、図10の(a),(b)には、横軸のプラス方向の特性のみを図示しているが、横軸のマイナス方向の特性は、縦軸を中心に横軸のプラス方向の特性を線対称させたものと同じであるので、図示省略している。
W(l,m,n)=RO2 /(RO+OH)2 … (11)
In (l,m,n )=In−1 (l,m,n )+W(l,m,n )×{W11・SC´(I,
J)+W12・SC´(I,J+1)+W21・SC´(I+
1,J)+W22・SC´(I+1,J+1)} …(12)
W11=(1−az )・(1−ay ) …(13)
W12=(1−az )・ay …(14)
W21=az ・(1−ay ) …(15)
W22=az ・ay …(16)
この逆投影処理部19で生成された三次元再構成データは三次元画像メモリ15に記憶される。
繋ぎ合わせ処理部20では、両三次元画像メモリ15,15に記憶された三次元再構成データを位置を合わせた状態で繋ぎ合わせ、被検者Hの体軸方向に連なる三次元再構成データを取得するようになっている。この繋ぎ合わせ処理部20も三次元再構成データ取得手段を構成する。
撮影位相同調手段22では、第1および第2のフラットパネル型X線検出器8a,8bそれぞれを回転させるときに、一定の角度差を維持しながら回転し、かつ、それぞれの回転範囲のうち、互いに同じ位相の範囲内で撮影と画像データの取得とを行わせるようになっている。
先ず、第1および第2のX線撮影手段4a,4bによって透視画像を取得し(S1)、その透視画像を見ながらカテーテルを侵入させ(S2)、所定位置において造影剤を注入する(S3)。
次いで、造影剤の注入状態で、第1および第2のX線撮影手段4a,4bによる撮影を行い(S4)、しかる後に、前述の画像処理を経て三次元画像を取得する(S5)。
上記透視画像の取得は、予め取得しておいた透視画像を用いるようにしても良い。
撮影制御手段24には、駆動時間設定手段25、撮影部位―駆動時間相関テーブル26、第1および第2の駆動制御手段27,28が備えられている。
撮影部位―駆動時間相関テーブル26では、予め、撮影部位それぞれに対応させて、造影剤注入開始後第1のX線撮影手段4aによる撮影開始までの時間(駆動時間)、ならびに、造影剤注入開始後第2のX線撮影手段4bによる撮影開始までの時間(駆動時間)が入力記憶されている。
上記撮影開始時間は、造影剤の注入開始後、第1および第2のX線撮影手段4a,4bそれぞれによる撮影領域に造影剤が注入されるに至る時間に基づいて設定されている。したがって、撮影部位に応じて、第1および第2のX線撮影手段4a,4bのいずれか一方が先行して駆動される。
第1の駆動制御手段27では、駆動時間設定手段25で抽出された第1のX線撮影手段4aの撮影開始時間が入力され、その撮影開始時間になったときに第1のX線撮影手段4aに駆動信号を出力し、第1のX線撮影手段4aを駆動するようになっている。
第2の駆動制御手段28では、駆動時間設定手段25で抽出された第2のX線撮影手段4bの撮影開始時間が入力され、その撮影開始時間になったときに第2のX線撮影手段4bに駆動信号を出力し、第2のX線撮影手段4bを駆動するようになっている。
先ず、第1および第2のX線撮影手段4a,4bによって透視画像を取得し(T1)、その透視画像を見ながらカテーテルを侵入させ(T2)、所定位置において造影剤を注入する(T3)。ここまでは、前述の処理手順の場合と同じである。
次いで、第1の設定時間t1が経過したかどうか、すなわち、第1のX線撮影手段4aの撮影開始時間になったかどうかを判断し(T4)、その撮影時間になった時点で、第1のX線撮影手段4aによる撮影を行う(T5)。
その後、第2の設定時間t2が経過したかどうか、すなわち、第2のX線撮影手段4bの撮影開始時間になったかどうかを判断し(T6)、その撮影時間になった時点で、第2のX線撮影手段4bによる撮影を行う(T7)。
第1および第2のX線撮影手段4a,4bによる撮影終了後には、前述の画像処理を経て三次元画像を取得する(T8)。
また、三次元画像メモリ15に記憶される三次元再構成データを得る手法としては、上述のようなフェルドカンプ法によるものに限定されず、各種の手法が適用できる。
4b…第2のX線撮影手段
7a…第1のX線管(第1のX線照射手段)
7b…第2のX線管(第2のX線照射手段)
8a…第1のフラットパネル型X線検出器(第1のX線二次元検出手段)
8b…第2のフラットパネル型X線検出器(第2のX線二次元検出手段)
13…データ処理部(三次元再構成データ取得手段)
24…撮影制御手段
H…被検者
Claims (3)
- X線を被検者に照射する第1のX線照射手段と前記第1のX線照射手段から照射されるX線を受ける第1のX線二次元検出手段とを備えるとともに前記第1のX線照射手段および第1のX線二次元検出手段を被検者の体軸周りで回転可能に構成した第1のX線撮影手段と、前記第1のX線撮影手段とは被検者の体軸方向に撮影領域が連なるように配置されてX線を被検者に照射する第2のX線照射手段と前記第2のX線照射手段から照射されるX線を受ける第2のX線二次元検出手段とを備えるとともに前記第2のX線照射手段および第2のX線二次元検出手段を被検者の体軸周りで回転可能に構成した第2のX線撮影手段と、前記第1のX線撮影手段で得られる画像データと前記第2のX線撮影手段で得られる画像データとに基づいて被検者の体軸方向に連なる三次元再構成データを取得する三次元再構成データ取得手段と、を備え、第1のX線撮影手段および第2のX線撮影手段による撮影が造影剤の注入状態で行うものであり、第1のX線撮影手段および第2のX線撮影手段のうちの造影剤の注入開始側に位置するX線撮影手段による撮影をその撮影領域に造影剤が注入されるに至る時間経過後に開始し、次いで、他方のX線撮影手段による撮影領域に造影剤が注入されるに至る時間経過後に他方のX線撮影手段による撮影を開始する撮影制御手段をさらに備えたことを特徴とするX線診断装置。
- 請求項1に記載のX線診断装置において、
第1のX線撮影手段と第2のX線撮影手段による撮影位相を同調させる撮影位相同調手段を備えているX線診断装置。 - 請求項1または2に記載のX線診断装置において、
第1のX線撮影手段で得られる画像データと第2のX線撮影手段で得られる画像データそれぞれに、被検者の体軸方向で重複する画像データが含まれるように構成してあるX線診断装置。
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