JP5605332B2 - 多気筒内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明は、各々インジェクタが設置され、かつEGRガスをそれぞれ導入可能な2つの吸気ポートを各気筒に備える多気筒内燃機関に適用され、前記2つの吸気ポートのうち、いずれか一方の吸気ポートにEGRガスを導入して機関運転を行う多気筒内燃機関の制御装置において、各気筒のEGRガスを導入する吸気ポートと、EGRガスを導入しない吸気ポートとの切り替えを行うとき、この吸気ポートの切り替えは前記多気筒内燃機関が備える全気筒のうちの一部の気筒ずつ、複数の段階に分けて行われることをその要旨とする。
デポジットの除去は、吸気ポートの切り替えを既定の期間継続することで行うことができる。なお、この既定の期間は、毎回同じ長さであっても良いし、回毎に異なる長さとしても良い。
以下、この発明にかかる多気筒内燃機関の制御装置を具体化した第1実施形態について、図1乃至図5を参照して説明する。なお、本実施形態では、直列4気筒の多気筒内燃機関に本発明の制御装置を適用した場合を説明する。
ところで、こうした気筒間の温度ばらつきの抑制制御を長時間行うと、EGRガスを導入する吸気ポートに設置されたインジェクタ20には、EGRガスに含まれる未燃燃料成分が付着して、デポジットの堆積が進行するようになる。そこで、本実施形態では、上記抑制制御の実施中に、インジェクタ20に堆積したデポジットを除去するための洗浄制御を必要に応じて実施するようにしている。デポジットの洗浄は、各気筒10において、EGRガスの導入を行う吸気ポートを切り替えることで行われる。EGRガスを導入する吸気ポートを切り替えると、それまでEGRガスが導入されていた吸気ポートには、新気のみが導入されるようになり、デポジットの更なる堆積が留められる。そのため、インジェクタ20から噴射された燃料による洗浄で、デポジットの堆積量を徐々に減らすことができる。また、EGRガスの導入を停止すると、インジェクタ20からの燃料噴射量が増えるため、デポジットの洗浄がより一層進むようにもなる。
洗浄制御ルーチンの処理が開始されると、まずステップS400において、#1気筒及び#2気筒の、EGRガスが導入される吸気バルブとEGRガスが導入されない吸気バルブとが切り替えられる。すなわち、#1気筒及び#2気筒において、それまでEGRガスの導入が行われていた第1吸気ポート12へのEGRガスの導入を停止し、第2吸気ポート14へのEGRガスの導入を開始するように、EGR装置24が制御される。
本実施形態では、機関運転中に、図3(A)に示すように、#1気筒及び#2気筒の第1吸気ポート12、#3気筒及び#4気筒の第2吸気ポート14にEGRガスを導入することで、気筒間の温度ばらつきの抑制制御が行われる。そしてこの抑制制御中、EGRガスが導入される吸気ポートに設置されたインジェクタ20へのデポジットの堆積が確認されると、そのデポジットを除去するための洗浄制御が実行される。なお、デポジットの堆積の有無は、空燃比の目標値からのずれから判断され、洗浄制御は、そのずれが規定値以上となったときから規定値未満となるときまで行われる。
(1)本実施形態では、デポジットの洗浄のための吸気ポートの切り替えを、多気筒内燃機関1が備える全気筒のうちの一部の気筒ずつ、複数の段階に分けて行うようにしている。また、本実施形態では、そうした複数の段階のそれぞれにおける吸気ポートの切り替えを、気筒間で隣接する2つの吸気ポートの組の全てにおいて、少なくとも一方がEGRガスを導入しない吸気ポートとなるように行っている。より具体的には、EGRガスを導入する吸気ポートと、EGRガスを導入しない吸気ポートとが交互に並ぶように切り替える第1段階と、EGRガスを導入する吸気ポートとEGRガスを導入しない吸気ポートとが、第1段階と逆順に並ぶように切り替える第2段階とを経て、デポジット洗浄のための吸気ポートの切り替えを行うようにしている。そのため、高温のEGRガスが導入される吸気ポート同士が隣り合って温度が極端に高くなる部分が形成されないように、デポジット洗浄のための吸気ポートの切り替えを行うことができる。したがって、本実施形態によれば、各気筒に設けられた2つの吸気ポートの各々にインジェクタが設置されるとともに、2つの吸気ポートのうちいずれか一方にEGRガスを導入して機関運転を行う多気筒内燃機関におけるインジェクタのデポジット除去を好適に行うことができる。
・上記実施形態では、気筒間の温度ばらつき抑制制御によるインジェクタ20のデポジット堆積の進行を、空燃比の目標値からのずれにより判断して洗浄制御を実行するようにしていたが、その判断を他の方法で行うようにしても良い。例えば、気筒間の温度ばらつき抑制制御の実行時間が一定の時間となったときにデポジット堆積が進行したとして洗浄制御を実行するようにしても良い。
続いて、この発明にかかる多気筒内燃機関の制御装置を具体化した第2実施形態を、図6を併せ参照して説明する。なお、本実施形態は、第1実施形態に対して洗浄制御の制御態様を変更したものとなっている。
この洗浄制御ルーチンが開始されると、まずステップS500において、デポジットが堆積したインジェクタ20が、#1気筒若しくは#2気筒のものであるか否かが判定される。この判定には、空燃比センサ44及びクランクポジションセンサ46の出力値が用いられる。クランクポジションセンサ46の出力値からは、現在、どの気筒10が排気行程にあるかを確認することができる。また、ある気筒10の排気行程における空燃比センサ44の出力値からは、その気筒10で燃焼された混合気の空燃比を確認することができる。そして、上述したように、空燃比の目標値からのずれからは、インジェクタ20のデポジット堆積の進行の有無を確認することができる。したがって、空燃比センサ44及びクランクポジションセンサ46の出力値に基づくことで、デポジットの堆積が進行したインジェクタ20がどの気筒10のものかを確認することができる。
こうした本実施形態では、多気筒内燃機関1の各気筒10を、#1気筒、#2気筒からなる気筒群と、#3気筒、#4気筒からなる気筒群との2つの気筒群に分けた上で、デポジットの堆積が確認されたインジェクタ20が設けられた気筒10を含む気筒群で、EGRガスを導入する吸気ポートの切り替えを行うようにしている。そうした吸気ポートの切り替えがいずれかの気筒群のみで行われる限り、高温のEGRガスが導入される吸気ポート同士が隣り合うことはなく、それにより極端に温度が高い部分が形成されることもない。したがって、本実施形態によれば、各気筒に設けられた2つの吸気ポートの各々にインジェクタが設置されるとともに、2つの吸気ポートのうちいずれか一方にEGRガスを導入して機関運転を行う多気筒内燃機関におけるインジェクタのデポジット除去を好適に行うことができる。
・上記実施形態では、デポジット洗浄のための吸気ポートの切り替えを、#1気筒、#2気筒からなる気筒群と、#3気筒、#4気筒からなる気筒群の2つの気筒群毎に行うようにしていたが、各気筒群での吸気ポートの切り替えを更に2段階に分けて行うようにしても良い。例えば#1気筒、#2気筒の吸気ポートの切り替えに際しては、まず#2気筒の吸気ポートを切り替えて、#2気筒の第1吸気ポート12に設置されたインジェクタ20に堆積したデポジットを洗浄した後、そのまま#1気筒の吸気ポートを切り替えて#1気筒の第1吸気ポート12に設置されたインジェクタ20に堆積したデポジットを洗浄する。また#3気筒、#4気筒の吸気ポートの切り替えに際しては、#3気筒の吸気ポートを切り替えて、#3気筒の第2吸気ポート14に設置されたインジェクタ20に堆積したデポジットを洗浄した後、そのまま#4気筒の吸気ポートを切り替えて#4気筒の第2吸気ポート14に設置されたインジェクタ20に堆積したデポジットを洗浄する。このようにした場合にも、EGRガスが導入される吸気ポート同士が隣り合うことなく、デポジット洗浄のための吸気ポートの切り替えを行うことができる。
・上記実施形態では、EGRガスを導入する吸気ポートに設置されたインジェクタ20の燃料噴射量が、EGRガスを導入しない吸気ポートに設置されたインジェクタ20の燃料噴射量よりも少なくなるように燃料噴射制御を行うようにしていたが、多気筒内燃機関1での燃料噴射制御の態様はこれに限らず適宜に変更しても良い。
Claims (4)
- 各々インジェクタが設置され、かつEGRガスをそれぞれ導入可能な2つの吸気ポートを各気筒に備える多気筒内燃機関に適用され、前記2つの吸気ポートのうち、いずれか一方の吸気ポートにEGRガスを導入して機関運転を行う多気筒内燃機関の制御装置において、
各気筒のEGRガスを導入する吸気ポートと、EGRガスを導入しない吸気ポートとの切り替えを行うとき、この吸気ポートの切り替えは前記多気筒内燃機関が備える全気筒のうちの一部の気筒ずつ、複数の段階に分けて行われ、
前記複数の段階のそれぞれにおける前記吸気ポートの切り替えは、気筒間で隣接する2つの吸気ポートの組の全てにおいて、少なくとも一方がEGRガスを導入しない吸気ポートとなるように、EGRガスを導入する前記吸気ポートと、EGRガスを導入しない前記吸気ポートとが交互に並ぶように切り替える第1段階と、EGRガスを導入する前記吸気ポートとEGRガスを導入しない前記吸気ポートとが、前記第1段階と逆順に並ぶように切り替える第2段階とを経て行われる
ことを特徴とする多気筒内燃機関の制御装置。 - 前記各気筒に備える前記2つの吸気ポートのいずれか一方にEGRガスを導入する機関運転は、前記各気筒に備えられる2つの吸気ポートのうち、機関両側寄りの吸気ポートにEGRガスを導入して行われる機関運転を含む
請求項1に記載の多気筒内燃機関の制御装置。 - 前記吸気ポートの切り替えは、空燃比の目標値からのずれが規定値以上となったときから、そのずれが規定値未満となるときまで行われる
請求項1又は2に記載の多気筒内燃機関の制御装置。 - 前記吸気ポートの切り替えは、既定の期間継続される
請求項1又は2に記載の多気筒内燃機関の制御装置。
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