JP5605139B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原稿の画像を読み取る画像読取装置に関し、詳しくは、原稿が白紙である場合に検知可能な画像読取装置に関する。
従来、原稿の画像を読み取る画像読取装置では、白紙原稿を読み取った場合、そのことを検知することが提案されている。例えば、予め設定された所定濃度以上の画素の数が閾値未満の場合にその原稿を白紙と判断するのである。この種の画像読取装置では、原稿にパンチ穴が形成されている場合、その原稿が白紙であってもパンチ穴を上記所定濃度以上の画素と認識してしまい、その原稿を白紙と判断しない場合があった。そこで、パンチ穴が形成されている原稿に対しては、パンチ穴の形成箇所を含む所定範囲を設定しておき、その所定範囲を除いた箇所における上記所定濃度以上の画素の数が上記閾値未満の場合に、その原稿を白紙と判断することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−198777号公報
ところが、例えば、複数枚の原稿の中にパンチ穴が形成されていない原稿が含まれ、かつ、その原稿の上記所定範囲に文字等の画像が形成されている場合、前述のように上記所定範囲を除いて上記判断を行うと、その原稿も白紙であると誤って判断する場合がある。そこで、本発明は、特定パターンが形成された原稿と形成されていない原稿とが混在する場合でも、それらの原稿に対して白紙であるか否かを判断することのできる画像読取装置の提供を目的としてなされた。
上記目的を達するためになされた本発明は、原稿の画像を読み取る読取部と、該読取部が読み取った画像から、所定濃度以上の画素の数を計数する計数部と、該計数部の計数値が、上記原稿が白紙であるか否かを判断するために予め記憶された閾値未満であるとき、上記原稿が白紙であると判断する白紙検知部と、を備えた画像読取装置であって、特定パターンの形成箇所を含む所定範囲を原稿に設定する設定部と、該設定部に設定された所定範囲から上記読取部が読み取った画像に、上記特定パターンが存在するか否かを判断する判断部と、を備え、上記判断部が、上記特定パターンが存在すると判断したとき、上記計数部は、上記原稿の上記所定範囲を除いた箇所から上記読取部が読み取った画像から上記画素の数を計数し、上記白紙検知部は、その計数値が上記閾値未満であるときに上記原稿が白紙であると判断し、上記判断部が、上記特定パターンが存在しないと判断したとき、上記計数部は、上記原稿の全範囲に亘って上記読取部が読み取った画像から上記画素の数を計数し、上記白紙検知部は、その計数値が上記閾値未満であるときに上記原稿が白紙であると判断することを特徴としている。
このように構成された本発明の画像読取装置では、読取部が読み取った原稿の画像から、計数部が、所定濃度以上の画素の数を計数する。一方、設定部は、特定パターンの形成箇所を含む所定範囲を原稿に設定し、判断部は、その所定範囲から上記読取部が読み取った画像に、上記特定パターンが存在するか否かを判断する。そして、上記判断部が、上記特定パターンが存在すると判断したとき、上記計数部は、上記原稿の上記所定範囲を除いた箇所から上記読取部が読み取った画像から上記画素の数を計数する。すると、白紙検知部は、その計数部の計数値が、上記原稿が白紙であるか否かを判断するために予め記憶された閾値未満であるとき、上記原稿が白紙であると判断する。
一方、上記判断部が、上記特定パターンが存在しないと判断したとき、上記計数部は、上記原稿の全範囲に亘って上記読取部が読み取った画像から上記画素の数を計数する。すると、白紙検知部は、その計数値が上記閾値未満であるとき、上記原稿が白紙であると判断する。
このように、本発明では、特定パターンの形成箇所を含む所定範囲を無条件に除外するのではなく、その所定範囲に実際に特定パターンが存在すると判断部が判断した場合にのみ、その所定範囲を除いて上記白紙か否かの判断を行っている。このため、特定パターンが形成された原稿と形成されていない原稿とが混在する場合でも、それらの原稿に対して白紙であるか否かを判断することができる。
なお、上記特定パターンはパンチ穴であって、上記判断部は、上記読取部が読み取った画像からパンチ穴を検出するパンチ穴検出部を備え、上記パンチ穴検出部が、原稿の上記所定範囲において上記パンチ穴を検出したとき、上記判断部が、上記特定パターンが存在すると判断してもよい。
この場合、判断部に備えられたパンチ穴検出部は、上記読取部が読み取った画像からパンチ穴を検出する。そして、そのパンチ穴検出部が、原稿の上記所定範囲において上記パンチ穴を検出したとき、判断部は、上記特定パターンが存在すると判断する。従って、この場合、パンチ穴が形成された原稿と形成されていない原稿とが混在する場合でも、それらの原稿に対して白紙であるか否かを判断することができる。
更に、その場合、上記パンチ穴検出部は、上記読取部が読み取った画像のエッジ画像を検出するエッジ検出部を備え、原稿の上記所定範囲において上記エッジ検出部が検出したエッジ画像が上記パンチ穴に該当するとき、上記判断部が、上記特定パターンが存在すると判断してもよい。上記特定パターンがパンチ穴である場合、そのパンチ穴はエッジ画像として検出することができる。そこで、その場合、上記読取部が読み取った画像のエッジ画像をエッジ検出部を介して検出し、原稿の上記所定範囲において検出された上記エッジ画像がパンチ穴に該当するとき、判断部は上記特定パターンが存在すると判断するのである。この場合、上記特定パターンとしてのパンチ穴が存在するか否かを正確に判断することができる。
そして、その場合、上記設定部は、原稿の端縁に沿って予め設定された範囲に上記所定範囲を自動的に設定してもよい。すなわち、パンチ穴は、多くの場合、原稿の端縁に沿った一定の範囲に形成される。そこで、原稿の端縁に沿って予め設定された範囲に上記設定部が上記所定範囲を自動的に設定する場合、装置の操作性を向上させることができる。
また、上記特定パターンは文字であって、上記判断部は、原稿の上記所定範囲における上記所定濃度以上の画素の数が、上記文字に応じた数であるとき、上記特定パターンが存在すると判断してもよい。特定パターンが文字である場合、画像解析等によりその文字が形成されているか否かを判断する方法も考えられるが、上記所定範囲における上記所定濃度以上の画素の数が、上記文字に応じた数であるか否かによってもある程度正確に判断ができる。このため、上記特定パターンが文字である場合、上記判断部が、上記所定範囲における上記所定濃度以上の画素の数が上記文字に応じた数であるとき、上記特定パターンが存在すると判断すれば、画像読取装置の処理負荷を軽減することができる。
また、本発明の画像読取装置は、上記白紙検知部が上記原稿が白紙であると判断したとき、その旨を表示する表示部、を備えてもよい。その場合、白紙検知部が上記原稿が白紙であると判断したとき、表示部にその旨表示されるので、使用者は、白紙と判断された原稿があることを良好に知ることができる。
また、本発明の画像読取装置は、上記読取部が読み取った画像を出力する出力部、を備え、上記白紙検知部が上記原稿が白紙であると判断したとき、上記出力部は、上記読取部が読み取った画像を出力せず、上記白紙検知部が上記原稿が白紙でないと判断したとき、記出力部は、上記読取部が読み取った画像を出力してもよい。
この場合、原稿が白紙である場合は出力部による出力がなされず、原稿が白紙でない場合にのみ上記出力がなされるので、無駄な出力を抑制することができる。なお、上記出力とは、画像形成装置内部のメモリ等に記憶する処理であっても、画像形成装置の外部にデータとして出力する処理であっても、読み取った画像を被記録媒体に形成する処理であっても、それ以外の処理であってもよい。
本発明が適用された複合機の構成を表す斜視図である。 その複合機の制御系の構成を表すブロック図である。 その制御系における画像読取処理を表すフローチャートである。 その処理におけるパンチ穴検出白紙除去処理を表すフローチャートである。 その処理におけるパンチ穴検出処理を表すフローチャートである。 白紙除去処理を表すフローチャートである。 上記パンチ穴検出白紙除去処理の効果を表す説明図である。 上記画像読取処理における特定文字検出白紙除去処理を表すフローチャートである。 その処理における特定文字検出処理を表すフローチャートである。 上記特定文字検出白紙除去処理の効果を表す説明図である。 上記パンチ穴検出白紙除去処理の変形例を表す説明図である。
[複合機の構成]
次に、本発明の実施の形態を図面と共に説明する。図1は、本発明が適用された複合機1の構成を表す斜視図である。図1に示すように、本実施の形態の複合機1は、後述の記録部51,FAX部53,USBインタフェース57(いずれも図2参照)等を内蔵したプリンタ部5の上部に、本発明の画像読取装置の一例としてのスキャナ部10を積載して構成されている。
スキャナ部10は、本等の厚手の原稿を読み取る際に原稿が載置されるフラットベッド部20と、そのフラットベッド部20に開閉可能に設けられ、ADF(Automatic Document Feeder )を内蔵した原稿カバー30とを備えている。また、フラットベッド部20の前端(使用者から見て手前側)には、各種ボタンを備えた操作部21と液晶ディスプレイからなる表示部23とが設けられている。
なお、原稿カバー30のADFは、同じく原稿カバー30に設けられた給紙トレイ110上の原稿G(図7参照)を1枚ずつ搬送して、排紙トレイ130に排出する周知のものである。そして、原稿カバー30の内部の原稿搬送経路には、読取デバイス140(図2参照)が配置可能とされている。この読取デバイス140は、フラットベッド部20の内部に設けられ、上記のように搬送される原稿Gの画像を読み取る動作と、フラットベッド部20の表面に沿って移動しながらそこに載置された原稿Gの画像を読み取る動作とを実行可能な周知のものである(例えば、特開2008−124997号公報参照)。
図2は、複合機1の制御系の構成を表すブロック図である。図2に示すように、前述の読取デバイス140(読取部の一例で、CIS,CCD等によって構成される)は、AFE141を介して、ASIC150に接続されている。ASIC150には、各種処理を実行するために、CPU161(計数部,白紙検知部,設定部,判断部,パンチ穴検出部の一例)と、ROM162と、RAM163とが接続されている。更に、ASIC150には、前述の記録部51,FAX部53,USBインタフェース(USBI/F)57と(いずれも出力部の一例)、が接続されている。
なお、記録部51は、電子写真方式で被記録媒体としての用紙に画像を形成するもので、例えば、コピーモード実行時には、読取デバイス140を介して読み取られた原稿Gの画像を用紙に形成する。また、FAX部53は、電話回線を介してファクシミリデータを送受信するもので、例えば、FAX送信モード実行時には、読取デバイス140を介して読み取られた原稿Gの画像に対応するファクシミリデータを送信する。更に、USBインタフェース57は、USBケーブルやUSBメモリ(いずれも図示省略)が装着可能に構成され、例えば、PCスキャンモード実行時には、読取デバイス140を介して読み取られた原稿Gの画像に対応するデータをUSBケーブルを介してパーソナルコンピュータ等に送信する。
ASIC150は、図2に示すように、黒補正回路151,シェーディング補正回路152,γ補正回路153,LUT変換回路155,エッジ抽出回路156(エッジ検出部の一例),UCR157,γ補正回路158,2値化回路159を備えている。読取デバイス140から原稿Gの画像に応じてR(赤),G(緑),B(青)の色毎に出力されるアナログ波形は、AFE141にて各色毎にデジタルデータに変換される。その変換後のデジタルデータは、ASIC150の黒補正回路151,シェーディング補正回路152,γ補正回路153を順次経由してRAM163に記憶される。
黒補正回路151は、読取デバイス140の光源消灯時の出力がデジタルデータの最小値(例えば0)に対応するようにデジタルデータを補正する。シェーディング補正回路152は、読取デバイス140の純白色の原稿Gに対応する出力がデジタルデータの最大値(例えば255)に対応するようにデジタルデータを補正する。更に、γ補正回路153は、読取デバイス140の特性や使用者の設定に応じて、上記最小値から最大値に至る間のデジタルデータの値を周知のγテーブルを用いて補正する。
こうして、RAM163に記憶された読取データは、出力時に、LUT変換回路155により、そのLUT変換回路155が有するルックアップテーブルに基づいてSRGB(PCスキャンモード実行時等)またはCMY(コピーモード実行時等)に変換される。その変換後の読取データは、エッジ抽出回路156によりエッジ画像(以下、エッジ抽出画像ともいう)を抽出されてそのエッジ画像がRAM163に記憶されると共に、UCR157,γ補正回路158,2値化回路159によって次のような処理を施される。
UCR157は、コピーモード等の実行時に、読取データをCMYからCMYKに変換する。γ補正回路158は、コピーモード等の実行時に、記録部51の特性に応じたγテーブルを用いて補正を行う。2値化回路159は、コピーモード等の実行時に、読取データをドットを打つか打たないかに対応する2値のデータに変換してRAM163に記憶する。従って、PCスキャンモード等の実行時には、2値化回路159をバイパスして読取データがRAM163に記憶される。こうしてRAM163に記憶された上記変換後の読取データは、記録部51,FAX部53,USBインタフェース57のうちそのときの動作モードに対応するものによって随時読み出される。
なお、図2では図示省略したが、CPU161には操作部21の操作状態も入力されており、CPU161は表示部23の表示状態や原稿カバー30の上記ADFも制御可能に構成されている。
[複合機における処理(全容及びパンチ穴検出)]
次に、上記制御系における処理について説明する。図3は、上記PCスキャンモード等の実行過程で原稿G画像の読取が指示された場合に、CPU161がROM162に記憶されたプログラムに基づいて実行する画像読取処理を表すフローチャートである。なお、以下の処理は、原稿カバー30に内蔵されたADFを用いた画像読取処理である。
図3に示すように、この処理では、先ず、S0(Sはステップを表す:以下同様)にて、CPU161は、操作部21を介して白紙除去がONに設定されているか否かを判断する。白紙除去がOFFに設定されている場合は(S0:N)、CPU161は、S1にて通常の読取処理を実行して処理を一旦終了する。
一方、白紙除去がONに設定されている場合は(S0:Y)、CPU161は、S2にてパンチ穴除去モードがONに設定されているか否かを判断し、ONに設定されている場合は(S2:Y)、S3にて、次のようなパンチ穴検出白紙除去処理を実行する。
図4は、そのパンチ穴検出白紙除去処理を詳細に表すフローチャートである。図4に示すように、この処理では、CPU161は、S31にて、原稿カバー30のADFと読取デバイス140とを駆動して原稿Gを1枚プレスキャンし、S32にて、そのプレスキャンした画像を表示部23(液晶)に表示する。すると、そのプレスキャン画像に対して、使用者は操作部21のカーソルボタン等を操作することにより、パンチ穴H(図7参照)の形成箇所を含む除去範囲E(図7参照:所定範囲の一例)を設定する。そこで、続くS33(設定部としての処理の一例)では、CPU161は、その除去範囲Eを表す範囲選択情報を生成してRAM163に記憶する。
続くS35では、CPU161は、全ページの読取が終了したか否かを判断する。最初にS35へ移行したときは、1ページも読取が終了しておらず、全ページの読取が終了していないので(S35:N)、処理はS36へ移行する。そして、CPU161は、1ページ分の読取動作を実行する。また、このS36では、CPU161は、ASIC150のγ補正回路153を介して通常画像の読取データを生成してRAM163に記憶すると共に、エッジ抽出回路156を介してエッジ抽出画像を生成してRAM163に記憶する。続くS37では、CPU161は、次のようなパンチ穴検出処理を実行する。
図5は、そのパンチ穴検出処理を詳細に表すフローチャートである。図5に示すように、この処理では、CPU161は、S371にて、前述のS33にて生成された範囲選択情報をロードし、S372にて、S36で生成されたエッジ抽出画像をロードする。続くS373(パンチ穴検出部としての処理の一例)では、CPU161は、S372にてロードしたエッジ抽出画像のうち、S371にてロードした選択範囲情報に対応する除去範囲Eの範囲内に、パンチ穴Hに対応する丸があるか否か検出する。なお、この検出処理は、例えば、フラットベッド部20に載置されたCDの丸を検出する既存技術を応用するなどして実現できる。このように、エッジ抽出画像を用いてパンチ穴Hを検出することにより、その検出精度を向上させることができる。
続くS375(判断部としての処理の一例)では、CPU161は、S373にてパンチ穴Hに対応する丸が2つ以上検出されたか否かを判断し、丸が2つ以上検出された場合は(S375:Y)、S376にてパンチ穴Hがあると判断して処理は図4のS38へ移行する。一方、上記丸が2つ以上検出されなかった場合は(S375:N)、CPU161は、S377にて、パンチ穴Hがないと判断して処理は図4のS38へ移行する。S38では、CPU161は、次のような白紙除去処理を実行する。
図6は、その白紙除去処理を詳細に表すフローチャートである。図6に示すように、この処理では、S381にて、CPU161は、前述のS376またはS377の判断結果に基づいてパンチ穴H(特定パターンの一例)が当該原稿Gにあるか否かを判断する。特定パターン(パンチ穴H)がある場合は(S381:Y)、処理はS382(計数部としての処理の一例)へ移行して、CPU161が原稿Gの全体から除去範囲Eを除いた部分の画像から、所定濃度範囲(上限の設定はなく事実上所定濃度以上)の画素の数を計数する。また、特定パターン(パンチ穴H)がない場合は、処理はS383(計数部としての処理の一例)へ移行して、CPU161が原稿Gの全範囲に亘る画像から、上記所定濃度範囲の画素の数を計数する。なお、S382またはS383における上記計数は、上記画像を2値化したものから計数してもよく、RGBでヒストグラムを作って計数してもよい。
S382またはS383による計数が終了すると、処理はS385(白紙検知部の一例としての処理)へ移行し、CPU161は、S382またはS383における計数値(総カウント値)が予め設定された白紙判定閾値以上か否かを判断(以下、白紙検知ともいう)する。そして、白紙判定閾値以上の場合は(S385:Y)、その原稿Gは白紙ではない有効なページであると推定できるので、処理はS386へ移行する。そして、CPU161は、上記読取データをLUT変換回路155等を介して通常データとして出力する。例えば、コピーモードであれば当該読取データを記録部51へ送り、FAX送信モードであれば当該読取データをFAX部53へ送り、PCスキャンモードであれば当該読取データをUSBインタフェース57へ送る。
一方、上記総カウント値が白紙判定閾値未満のときは(S385:N)、その原稿Gは白紙であって有効なページではないと推定できるので、CPU161は、S387にて当該読取データを出力しないように設定する。このため、無駄な出力を抑制することができる。続くS388では、CPU161は、当該読取データを白紙のページとしてRAM163に記憶する。そして、このS388または前述のS386の処理終了後は、処理は図4のS35へ移行する。こうして、S36〜S38の処理の繰り返しにより全ページの読取が終了すると(S35:Y)、処理は図3のS4へ移行する。
このように、パンチ穴検出白紙除去処理(S3)では、除去範囲Eにパンチ穴Hがある場合にのみ(S381:Y)、原稿Gの全体から除去範囲Eを除いた部分から白紙検知を行っている(S382,S385)。このため、次のような効果が生じる。
すなわち、図7に<原稿1枚目>として例示するように、(A)に示すように原稿Gに2つのパンチ穴Hが形成され他の画像も形成されている場合(S381:Y)、(B)に示すように除去範囲Eを除いた部分の画像から白紙検知がなされる。すると、(C)に棒グラフで示すように、上記所定濃度範囲の画素数(図7では黒画素数と表記)が白紙判定閾値を上回って白紙ではないと判定される。
これに対して、<原稿2枚目>として例示するように、(A)に示すように原稿Gにパンチ穴Hが形成されておらず、(B)に示すように原稿1枚目と同様の画像が除去範囲Eに一部入り込んで形成されている場合も想定される。その場合、仮に、除去範囲Eを除いた部分から白紙検知を行うと、(C)に棒グラフで示すように、上記所定濃度範囲の画素数(黒画素数)が白紙判定閾値を下回って白紙と判定される場合がある。これに対して、パンチ穴検出白紙除去処理(S3)では、除去範囲Eにパンチ穴Hがない場合は(S381:N)、原稿Gの全体から白紙検知を行っている(S383,S385)。このため、原稿2枚目は(C)に点線で示すように、上記所定濃度範囲の画素数(黒画素数)が白紙判定閾値を上回って白紙ではないと判定される。
従って、パンチ穴検出白紙除去処理(S3)では、原稿Gにパンチ穴Hが形成されているものと形成されていないものとが混在する場合でも、それらの原稿Gに対して白紙であるか否かを正確に判断することができる。なお、図7に<原稿3枚目>として例示するように、原稿Gが実際に白紙であってパンチ穴Hが形成されている場合は、除去範囲Eを除いた部分から白紙検知なされ、上記所定濃度範囲の画素数(黒画素数)が白紙判定閾値を下回って白紙と判定される。
[複合機における処理(特定文字除去及びその他の処理)]
図3に戻って、一方、パンチ穴除去モードがOFFの場合は(S2:N)、CPU161は、S5にて特定文字除去モードがONに設定されているか否かを判断し、ONに設定されている場合は(S5:Y)、S6にて、次のような特定文字検出白紙除去処理を実行する。
図8は、その特定文字検出白紙除去処理を詳細に表すフローチャートである。図8に示すように、この処理では、CPU161は、S61,S62にて、前述のS31,S32と同様に、プレスキャンを実行してその画像を表示する。すると、そのプレスキャン画像に対して、使用者は操作部21のカーソルボタン等を操作することにより、ロゴ等の特定文字L(図10参照:特定パターンの一例)の形成箇所を含む除去範囲E(図10参照:所定範囲の一例)を設定する。そこで、続くS63(設定部としての処理の一例)では、CPU161は、その除去範囲Eを表す範囲選択情報を生成してRAM163に記憶する。続くS64では、CPU161は、その除去範囲Eの内側における上記所定濃度範囲の画素(黒画素)の数を計数(カウント)してRAM163に記憶する。
続くS65では、CPU161は、全ページの読取が終了したか否かを判断する。最初は全ページの読取が終了していないので(S65:N)、処理はS66へ移行し、CPU161は、1ページ分の読取動作を実行する。また、このS66では、CPU161は、上記通常画像の読取データのみを生成してRAM163に記憶する。続くS67では、CPU161は、次のような特定文字検出処理を実行する。
図9は、その特定文字検出処理を詳細に表すフローチャートである。図9に示すように、この処理では、CPU161は、S671にて、前述のS63にて生成された範囲選択情報をロードし、S672にて、前述のS66で生成された通常画像(スキャン画像)をロードする。更に、CPU161は、続くS673にて、前述のS64で記憶された除去範囲Eの内側の所定濃度範囲の画素数をロードし、S674にて、S672にてロードされたスキャン画像における除去範囲Eの内側の所定濃度範囲の画素数を計数(カウント)する。
更に、続くS675(判断部としての処理の一例)では、CPU161は、S673にてロードした画素数(カウント値)と、S674にて計数した画素数(カウント値)とが一致するか否かを判断する。そして、両者が一致した場合は(S675:Y)、S676にて特定文字Lがあると判断して処理は図8のS68へ移行する。一方、S673にてロードした画素数とS674にて計数した画素数とが一致しなかった場合は(S675:N)、CPU161は、S677にて、特定文字Lがないと判断して処理は図8のS68へ移行する。なお、S675では、CPU161は上記各画素数が完全に一致するか否かを判断する必要はなく、±5%程度の誤差は許容してもよい。
S68では、CPU161は、特定パターンをパンチ穴Hではなく特定文字Lとして前述の白紙除去処理(図6)を実行し、その白紙除去処理が終了すると、処理は前述のS65へ移行する。こうして、S66〜S68の処理の繰り返しにより全ページの読取が終了すると(S65:Y)、処理は図3のS4へ移行する。
このため、特定文字検出白紙除去処理(S6)でも、前述のパンチ穴検出白紙除去処理と同様に、除去範囲Eに特定パターンとしての特定文字Lがある場合にのみ(S381:Y)、原稿Gの全体から除去範囲Eを除いた部分から白紙検知を行うことができる(S382,S385)。このため、次のような効果が生じる。
すなわち、図10に<原稿1枚目>として例示するように、(A)に示すように原稿Gに特定文字Lが形成され他の画像も形成されている場合(S381:Y)、(B)に示すように除去範囲Eを除いた部分の画像から白紙検知がなされる。すると、(C)に棒グラフで示すように、上記所定濃度範囲の画素数(黒画素数)が白紙判定閾値を上回って白紙ではないと判定される。
これに対して、<原稿2枚目>として例示するように、(A)に示すように原稿Gに特定文字Lが形成されておらず、(B)に示すように原稿1枚目と同様の画像が除去範囲Eに一部入り込んで形成されている場合も想定される。その場合、仮に、除去範囲Eを除いた部分から白紙検知を行うと、(C)に棒グラフで示すように、上記所定濃度範囲の画素数(黒画素数)が白紙判定閾値を下回って白紙と判定される場合がある。これに対して、特定文字検出白紙除去処理(S6)では、除去範囲Eに特定文字Lがない場合は(S381:N)、原稿Gの全体から白紙検知を行っている(S383,S385)。このため、原稿2枚目は(C)に点線で示すように、上記所定濃度範囲の画素数(黒画素数)が白紙判定閾値を上回って白紙ではないと判定される。
従って、特定文字検出白紙除去処理(S6)では、原稿Gに特定文字Lが形成されているものと形成されていないものとが混在する場合でも、それらの原稿Gに対して白紙であるか否かを正確に判断することができる。なお、特定文字Lの有無は、画像解析等によって判断する方法も考えられるが、上記のように除去範囲Eにおける上記所定濃度以上の画素の数に基づいて判断する場合、CPU161の処理負荷を軽減することができる。また、図10に<原稿3枚目>として例示するように、原稿Gが実際に白紙であって特定文字Lが形成されている場合は、除去範囲Eを除いた部分から白紙検知なされ、上記所定濃度範囲の画素数(黒画素数)が白紙判定閾値を下回って白紙と判定される。
図3に戻って、一方、特定文字除去モードがOFFの場合は(S5:N)、CPU161は、S8にて、全範囲検出白紙除去処理を実行する。この処理は、一般的な白紙検知の処理であるため詳述はしないが、例えば、特定文字検出白紙除去処理(S6)において、S61〜S64,S67,S381,S382を省略したものと同様である。そして、このようにS3,S6,またはS8の処理が終了してS4へ移行すると、CPU161は、S388にて白紙のページが記憶されているか否かを判断する。そして、CPU161は、白紙のページが記憶されていない場合はそのまま(S4:N)、白紙のページが記憶されている場合は(S4:Y)、S9にてそのページを表示部23に表示した後、処理を一旦終了する。このように白紙のページが何枚目に読み取られたか等の情報が表示部23に表示されることにより(S9)、使用者はどのページが白紙と判断されたかを知ることができる。
[実施の形態の効果及びその変形例]
このように、本実施の形態では、原稿Gにパンチ穴Hが形成されているものといないものと、若しくは特定文字Lが形成されているものといないものとが混在している場合でも、正確に白紙検知を行うことができる。また、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。
例えば、パンチ穴は、多くの場合、原稿の端縁に沿った一定の範囲に形成される。そこで、図11に例示するように、原稿Gの端縁に沿ってその端縁から所定距離A(例えば5cm)以内の範囲に除去範囲Eを自動的に設定するようにしてもよい。この場合、CPU161は、図4のS32,S33の代わりに、S31にてプレスキャンされた結果に応じて上記範囲に除去範囲Eを自動設定する処理を実行すればよい。この場合、使用者の入力作業を減らして装置の操作性を向上させることができる。
また、特定パターンは、パンチ穴Hや特定文字Lに限定されるものではなく、例えばヘッダやフッタなど、種々の形態が考えられる。更に、本発明は、プリンタ部5等を有さないスキャナ専用機にも適用可能であることはいうまでもない。
1…複合機 10…スキャナ部 21…操作部
23…表示部 30…原稿カバー 51…記録部
53…FAX部 57…USBインタフェース 140…読取デバイス
141…AFE 150…ASIC 156…エッジ抽出回路
161…CPU 162…ROM 163…RAM
E…除去範囲 G…原稿 H…パンチ穴
L…特定文字

Claims (7)

  1. 原稿の画像を読み取る読取部と、
    該読取部が読み取った画像から、所定濃度以上の画素の数を計数する計数部と、
    該計数部の計数値が、上記原稿が白紙であるか否かを判断するために予め記憶された閾値未満であるとき、上記原稿が白紙であると判断する白紙検知部と、
    を備えた画像読取装置であって、
    特定パターンの形成箇所を含む所定範囲を原稿に設定する設定部と、
    該設定部に設定された所定範囲から上記読取部が読み取った画像に、上記特定パターンが存在するか否かを判断する判断部と、
    を備え、
    上記判断部が、上記特定パターンが存在すると判断したとき、上記計数部は、上記原稿の上記所定範囲を除いた箇所から上記読取部が読み取った画像から上記画素の数を計数し、
    上記白紙検知部は、その計数値が上記閾値未満であるときに上記原稿が白紙であると判断し、
    上記判断部が、上記特定パターンが存在しないと判断したとき、上記計数部は、上記原稿の全範囲に亘って上記読取部が読み取った画像から上記画素の数を計数し、
    上記白紙検知部は、その計数値が上記閾値未満であるときに上記原稿が白紙であると判断することを特徴とする画像読取装置。
  2. 上記特定パターンはパンチ穴であって、
    上記判断部は、
    上記読取部が読み取った画像からパンチ穴を検出するパンチ穴検出部を備え、
    上記パンチ穴検出部が、原稿の上記所定範囲において上記パンチ穴を検出したとき、上記判断部が、上記特定パターンが存在すると判断することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 上記パンチ穴検出部は、上記読取部が読み取った画像のエッジ画像を検出するエッジ検出部を備え、
    原稿の上記所定範囲において上記エッジ検出部が検出したエッジ画像が上記パンチ穴に該当するとき、上記判断部が、上記特定パターンが存在すると判断することを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 上記設定部は、原稿の端縁に沿って予め設定された範囲に上記所定範囲を自動的に設定することを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 上記特定パターンは文字であって、
    上記判断部は、原稿の上記所定範囲における上記所定濃度以上の画素の数が、上記文字に応じた数であるとき、上記特定パターンが存在すると判断することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  6. 上記白紙検知部が上記原稿が白紙であると判断したとき、その旨を表示する表示部、
    を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  7. 上記読取部が読み取った画像を出力する出力部、を備え、
    上記白紙検知部が上記原稿が白紙であると判断したとき、上記出力部は、上記読取部が読み取った画像を出力せず、上記白紙検知部が上記原稿が白紙でないと判断したとき、
    上記出力部は、上記読取部が読み取った画像を出力すること、
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像読取装置。
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