JP5672340B2 - 制御装置 - Google Patents
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図1に示されるように、通信システム2は、多機能機10(PC80の周辺機器)と、PC80と、を備える。多機能機10とPC80とは、LAN4に接続されている。多機能機10とPC80とは、LAN4を介して、相互に通信可能である。
多機能機10は、印刷機能、スキャン機能等を含む複数の機能を実行可能である。多機能機10は、操作部12と、表示部14と、ネットワークインターフェイス16と、印刷実行部18と、スキャン実行部20と、制御部30と、を備える。上記の各部12〜30は、バス線(符号省略)に接続されている。
PC80は、ネットワークインターフェイス82と、制御部90と、を備える。PC80は、さらに、図示省略の操作部及び表示部も備える。ネットワークインターフェイス82は、LAN4に接続されている。
続いて、多機能機10が実行する処理について説明する。ユーザは、多機能機10の所定の位置に原稿を載置した後に、多機能機10の操作部12を操作して、カラースキャンの実行の指示を多機能機10に入力する。なお、ユーザは、ADFスキャンが実行されることを望む場合には、ADF機構に原稿を載置する。一方において、ユーザは、FBスキャンが実行されることを望む場合には、FB機構の透明板に原稿を載置する。
「ファイルサイズ」は、生成対象のファイル(以下では「対象ファイル」と呼ぶ)のファイルサイズを意味する。本実施例では、ユーザが指定可能な設定値として、3個のファイルサイズ(「大」、「中」、「小」)を採用している。なお、本実施例では、3個のファイルサイズを採用しているが、変形例では、2個のファイルサイズ(例えば「大」、「小」)を採用してもよいし、4個以上のファイルサイズを採用してもよい。
「出力解像度」は、対象ファイルに含まれる画像データが示す解像度を意味する。なお、詳しくは後述するが、「出力解像度」は、スキャン実行部20が実際にスキャンする際に利用される光学解像度と区別されるものである。本実施例では、ユーザが指定可能な設定値として、5個の出力解像度(「Auto」、「600dpi」、「300dpi」、「200dpi」、「100dpi」)を採用している。「Auto」は、後述するように、多機能機10が光学解像度及び出力解像度を自動的に決定するための設定値である。なお、本実施例では、具体的な数値を有する出力解像度として、4個の出力解像度(「600dpi」、「300dpi」、「200dpi」、「100dpi」)を採用しているが、変形例では、3個以下又は5個以上の出力解像度を採用してもよい。
「ファイルフォーマット」は、対象ファイルのファイルフォーマットを意味する。より具体的に言うと、「ファイルフォーマット」は、対象ファイルのファイル名に含まれる拡張子(例えば、「.jpg」、「.pdf」、「.xps」)によって特定される。本実施例では、ユーザが指定可能な設定値として、3種類のファイルフォーマット(「JPEG(Joint Photographic Experts Group)」、「XPS(XML Paper Specification)」、「PDF(Portable Document Format)」)を採用している。ただし、PDFは、6種類のファイルフォーマット(「PDF」、「PDF/A」、「暗号化PDF」、「署名付PDF」、「検索可能PDF」、「高圧縮PDF」)に分類される。
S20では、光学解像度決定部50は、メモリ34内のテーブル群40に含まれる光学解像度決定テーブル42(図3参照)を参照して、光学解像度を決定する。図3に示されるように、光学解像度決定テーブル42は、ファイルサイズとファイルフォーマットと光学解像度との関係を表わすデータである。
続いて、図2のS24で実行される解析処理の内容について、詳しく説明する。図4に示されるように、S200において、判断部66(図1参照)は、ADFスキャン及びFBスキャンのうちのどちらが実行されるのかと、スキャン設定記憶領域36に記憶されている選択済みのファイルフォーマットと、の組合せに基づいて、文字解析及び写真解析のそれぞれについて、当該解析を実行すべきか否かを判断する。
通常、ユーザは、文字を含む文書については、ADFスキャンの実行を望む可能性が高く、自然画を表わす写真等については、FBスキャンの実行を望む可能性が高い。従って、ユーザがADFスキャンの実行を望む場合には、原稿が文字を含む可能性が高い。従って、ADFスキャンが実行される場合には、原稿に含まれる文字の形態を示す指標値を算出するための文字解析が実行されることが好ましい。一方において、ユーザがFBスキャンの実行を望む場合には、原稿が自然画を含む可能性が高い。従って、FBスキャンが実行される場合には、自然画を含む原稿を分類するための指標値であるエッジ割合ERを算出するための写真解析が実行されることが好ましい。
特に、ユーザが、ページ概念を有さないファイルフォーマットであるJPEGを選択して、FBスキャンの実行を望む場合には、原稿が文字を含まない可能性が高い(即ち、原稿が自然画のみを含む写真等である可能性が高い)。このような観点に鑑みて、テーブル46内のデータは、(注1)及び(注2)に示されるように、選択済みのファイルフォーマットがJPEGである場合に、ADFスキャンが実行されると、文字解析が実行されるが(文字解析=ON)、FBスキャンが実行されると、文字解析が実行されないように(文字解析=OFF)、設定されている。この構成によると、多機能機10は、ADFスキャンが実行される場合に、文字解析の結果を用いて出力解像度を適切に決定し得る。一方において、多機能機10は、FBスキャンが実行される場合に、文字解析を実行しないために、処理負荷を低減させることができる。
また、ユーザが、ページ概念を有するファイルフォーマットであるXPS又はPDFを選択して、ADFスキャンの実行を望む場合には、原稿が自然画を含まない可能性が高い(即ち、原稿が文字のみを含む文書である可能性が高い)。このような観点に鑑みて、テーブル46内のデータは、(注3)及び(注4)に示されるように、選択済みのファイルフォーマットがXPS又はPDFである場合に、FBスキャンが実行されると、写真解析が実行されるが(写真解析=ON)、ADFスキャンが実行されると、写真解析が実行されないように(写真解析=OFF)、設定されている。この構成によると、多機能機10は、FBスキャンが実行される場合に、写真解析の結果を用いて出力解像度を適切に決定し得る。一方において、多機能機10は、ADFスキャンが実行される場合に、写真解析を実行しないために、処理負荷を低減させることができる。
ユーザは、PDF/Aを選択する場合には、画像データが長期的に保存されることを望む可能性が高い。即ち、PDF/Aが選択される場合には、ユーザにとって重要な原稿がスキャンされる可能性が高い。従って、選択済みのファイルフォーマットがPDF/Aである場合には、文字解析及び写真解析を実行するまでもなく、光学解像度と同じ値である高い出力解像度が決定されることが好ましい。上記の観点に鑑みて、テーブル46内のデータは、(注5)に示されるように、選択済みのファイルフォーマットがPDF/Aである場合に、文字解析及び写真解析のどちらも実行されないように、設定されている。この構成によると、多機能機10は、PDF/Aが選択される場合に、文字解析及び写真解析を実行しないために、処理負荷を低減させることができる。
例えば、日本国の特定の省庁が定める規則では、署名付PDFについて、300dpi以上の高い出力解像度が設定されることが推奨されている。従って、選択済みのファイルフォーマットが署名付PDFである場合には、文字解析及び写真解析を実行するまでもなく、300dpi以上の高い出力解像度に決定されることが好ましい。本実施例では、選択済みのファイルフォーマットが署名付PDFである場合に、光学解像度と同じ値である高い出力解像度に決定される。なお、変形例では、選択済みのファイルフォーマットが署名付PDFである場合に、光学解像度と同じ値よりも小さい値(ただし300dpi以上の値)が出力解像度として決定されてもよい。上記の観点に鑑みて、テーブル46内のデータは、(注6)に示されるように、選択済みのファイルフォーマットが署名付PDFである場合に、文字解析及び写真解析のどちらも実行されないように、設定されている。この構成によると、多機能機10は、署名付PDFが選択される場合に、文字解析及び写真解析を実行しないために、処理負荷を低減させることができる。
なお、暗号化PDF又は検索可能PDFが選択される場合には、原稿が文字を含んでいる可能性が高く、原稿が自然画を含んでいる可能性が低い。従って、テーブル46内のデータは、選択済みのファイルフォーマットが暗号化PDF又は検索可能PDFである場合に、ADFスキャン及びFBスキャンのうちのどちらが実行されても、文字解析が実行されるが、写真解析が実行されないように、設定されている。
図4のS204の文字解析の内容を説明する。図6は、図2のS22の原稿のスキャンによって得られたスキャンデータによって表わされるスキャン画像100の一例を示す。本実施例では、原稿は、「A」〜「Y」までのアルファベットの文字と、青色の背景の中に花が存在する自然画と、を含む。なお、文字「A」〜「Y」は黒色であり、文字「A」〜「Y」の周囲(即ち原稿の背景)は白色である。また、「A」〜「C」は、比較的に大きい文字のサイズを有し、「D」〜「Y」は、比較的に小さい文字のサイズを有する。
図4のS208の写真解析の内容を説明する。第1種の解析実行部54は、スキャンデータを構成する複数個の画素のそれぞれについて、当該画素が、エッジ画素であるのか、非エッジ画素であるのか、を決定し、スキャンデータ内でのエッジ画素の割合であるエッジ割合ERを算出する。なお、エッジは、画像の中の明るさ(輝度)が大きく変化している部分を意味する。従って、エッジ画素は、周囲の画素と比べて、輝度値が大きく異なる画素である。エッジ画素及び非エッジ画素の判別手法は公知であるために、ここでは、写真解析の内容を簡単に説明する。
出力解像度決定部60(図1参照)は、S204の文字解析が実行された場合には、文字解析の結果(即ち最小文字ポイント)を用いて、出力解像度を決定し、文字解析が実行されなかった場合には、文字解析の結果を用いずに、出力解像度を決定する。また、出力解像度決定部60は、S208の写真解析が実行された場合には、写真解析の結果(即ちエッジ割合ER)を用いて、出力解像度を決定し、写真解析が実行されなかった場合には、写真解析の結果を用いずに、出力解像度を決定する。
本実施例によると、多機能機10は、ADFスキャン及びFBスキャンのうちのどちらが実行されるのか、及び、いずれのファイルフォーマットが選択されるのか、に基づいて、文字解析及び写真解析のそれぞれを実行すべきか否かを適切に判断することができる。多機能機10は、文字解析を実行すべきと判断される場合に、文字解析を実行して、文字解析の結果を用いて出力解像度を適切に決定することができる。同様に、多機能機10は、写真解析を実行すべきと判断される場合に、写真解析を実行して、写真解析の結果を用いて出力解像度を適切に決定することができる。一方において、多機能機10は、文字解析及び/又は写真解析を実行すべきでないと判断される場合に、文字解析及び/又は写真解析を実行しないために、処理負荷を低減させることができる。
多機能機10の制御部30が、「制御装置」の一例である。ADFスキャン、FBスキャンが、それぞれ、「第1種のスキャン」、「第2種のスキャン」の一例である。写真解析、文字解析が、それぞれ、「第1種の解析」、「第2種の解析」の一例である。また、エッジ割合ER、最小文字ポイントが、それぞれ、「第1種の指標値」、「第2種の指標値」の一例である。さらに、JPEG、XPSが、それぞれ、「第1のファイルフォーマット」、「第2のファイルフォーマット」の一例である。また、PDF/A又は署名付PDFが、「特定のファイルフォーマット」の一例である。
Claims (10)
- 複数個の光学素子を備えるスキャン実行部を制御するための制御装置であって、
原稿のスキャンを前記スキャン実行部に実行させるスキャン制御部であって、前記光学素子を移動させずに、前記原稿を前記光学素子に対して移動させる第1種のスキャンと、前記原稿を移動させずに、前記光学素子を前記原稿に対して移動させる第2種のスキャンと、のうちのどちらかを前記スキャン実行部に実行させる前記スキャン制御部と、
前記第1種及び第2種のスキャンのうちのどちらが実行されるのかと、ユーザによって選択されるファイルフォーマットと、の組み合わせに基づいて、前記原稿のスキャンによって得られるスキャンデータを用いて得られる画像データのための解像度である出力解像度を決定する出力解像度決定部と、
前記出力解像度を示す前記画像データを含むファイルであって、前記ユーザによって選択される前記ファイルフォーマットを有する前記ファイルを生成する生成部と、
を備え、
前記出力解像度決定部は、
前記第1種のスキャンが実行され、かつ、前記ユーザによって第1種のファイルフォーマットが選択される場合に、前記画像データのための解像度として、第1の出力解像度を決定し、
前記第2種のスキャンが実行され、かつ、前記ユーザによって前記第1種のファイルフォーマットが選択される場合に、前記画像データのための解像度として、第2の出力解像度を決定し、
前記第1種のスキャンが実行され、かつ、前記ユーザによって第2種のファイルフォーマットが選択される場合に、前記画像データのための解像度として、第3の出力解像度を決定する、制御装置。 - 前記制御装置は、前記組み合わせに基づいて決定される前記出力解像度を示す前記画像データを含む前記ファイルを生成するためのモードである第1のモードと、前記ユーザによって指定される前記出力解像度を示す前記画像データを含む前記ファイルを生成するためのモードである第2のモードと、を含む複数のモードのうちのいずれかのモードで動作可能であり、
前記ユーザによって前記第1のモードが選択される場合に、
前記出力解像度決定部は、前記画像データのための解像度として、前記組み合わせに基づいて前記出力解像度を決定し、
前記生成部は、前記組み合わせに基づいて決定される前記出力解像度を示す前記画像データを含む前記ファイルを生成し、
前記ユーザによって前記第2のモードが選択される場合に、
前記出力解像度決定部は、前記画像データのための解像度として、前記ユーザによって指定される前記出力解像度を決定し、
前記生成部は、前記ユーザによって指定される前記出力解像度を示す前記画像データを含む前記ファイルを生成する、請求項1に記載の制御装置。 - 複数個の光学素子を備えるスキャン実行部を制御するための制御装置であって、
原稿のスキャンを前記スキャン実行部に実行させるスキャン制御部と、
前記原稿のスキャンによって得られるスキャンデータによって表わされる画像の内容を解析する解析実行部と、
前記スキャンデータを用いて得られる画像データのための解像度である出力解像度を、前記解析の結果を用いて決定する出力解像度決定部と、
前記出力解像度を示す前記画像データを含むファイルであって、特定のファイルフォーマットを有する前記ファイルを生成する生成部と、
を備え、
前記制御装置は、前記解析の結果を用いて決定される前記出力解像度を示す前記画像データを含む前記ファイルを生成するためのモードである第1のモードと、ユーザによって指定される前記出力解像度を示す前記画像データを含む前記ファイルを生成するためのモードである第2のモードと、を含む複数のモードのうちのいずれかのモードで動作可能であり、
前記出力解像度決定部は、
前記ユーザによって前記第1のモードが選択され、かつ、前記画像の内容が写真を示す特徴を有するという前記解析の結果が得られる場合に、前記画像データのための解像度として、第1の出力解像度を決定し、
前記ユーザによって前記第1のモードが選択され、かつ、前記画像の内容が文字を示す特徴を有するという前記解析の結果が得られる場合に、前記画像データのための解像度として、第2の出力解像度を決定し、
前記ユーザによって前記第2のモードが選択される場合に、前記画像データのための解像度として、前記ユーザによって指定される第3の出力解像度を決定し、
前記生成部は、
前記ユーザによって前記第1のモードが選択され、かつ、前記画像の内容が写真を示す特徴を有するという前記解析の結果が得られる場合に、ページ概念を有さない第1のファイルフォーマットである前記特定のファイルフォーマットを有する前記ファイルを生成し、
前記ユーザによって前記第1のモードが選択され、かつ、前記画像の内容が文字を示す特徴を有するという前記解析の結果が得られる場合に、ページ概念を有する第2のファイルフォーマットである前記特定のファイルフォーマットを有する前記ファイルを生成する、制御装置。 - 前記第1のファイルフォーマットは、JPEGであり、
前記第2のファイルフォーマットは、PDFである、請求項3に記載の制御装置。 - 前記スキャン制御部は、前記光学素子を移動させずに前記原稿を前記光学素子に対して移動させる第1種のスキャンと、前記原稿を移動させずに前記光学素子を前記原稿に対して移動させる第2種のスキャンと、のうちのどちらかを前記スキャン実行部に実行させ、
前記制御装置は、さらに、
前記第1種及び第2種のスキャンのうちの一方が実行される場合に、前記スキャンデータに対する第1種の解析を実行すべきと判断し、前記第1種及び第2種のスキャンのうちの他方が実行される場合に、前記第1種の解析を実行すべきでないと判断する判断部であって、前記第1種及び第2種のスキャンのうちの一方が実行される場合に、前記スキャンデータに対する第2種の解析であって、前記第1種の解析とは異なる前記第2種の解析を実行すべきと判断し、前記第1種及び第2種のスキャンのうちの他方が実行される場合に、前記第2種の解析を実行すべきでないと判断する前記判断部を備え、
前記解析実行部は、
前記第1種の解析を実行すべきと判断される場合に、前記スキャンデータに対する前記第1種の解析を実行し、前記第1種の解析を実行すべきでないと判断される場合に、前記スキャンデータに対する前記第1種の解析を実行せず、
前記第2種の解析を実行すべきと判断される場合に、前記スキャンデータに対する前記第2種の解析を実行し、前記第2種の解析を実行すべきでないと判断される場合に、前記スキャンデータに対する前記第2種の解析を実行せず、
前記出力解像度決定部は、
前記ユーザによって前記第1のモードが選択され、かつ、前記画像の内容が写真を示す特徴を有するという前記第1種の解析の結果が得られる場合に、前記画像データのための解像度として、前記第1の出力解像度を決定し、
前記ユーザによって前記第1のモードが選択され、かつ、前記画像の内容が文字を示す特徴を有するという前記第2種の解析の結果が得られる場合に、前記画像データのための解像度として、前記第2の出力解像度を決定する、請求項3又は4に記載の制御装置。 - 前記第1種の解析は、自然画を含む前記原稿を分類するための第1種の指標値を算出するための解析を含み、
前記第2種の解析は、前記原稿に含まれる文字の形態を示す第2種の指標値を算出するための解析を含む、請求項5に記載の制御装置。 - 前記第1種の解析は、自然画を含む前記原稿を分類するための第1種の指標値を算出するための解析を含み、
前記判断部は、前記第1種のスキャンが実行される場合に、前記第1種の解析を実行すべきでないと判断し、前記第2種のスキャンが実行される場合に、前記第1種の解析を実行すべきと判断し、
前記出力解像度決定部は、前記ユーザによって前記第1のモードが選択され、かつ、前記画像の内容が写真を示す特徴を有するという前記第1種の解析の結果が得られる場合に、前記第1種の指標値を用いて、前記画像データのための解像度として、前記第1の出力解像度を決定する、請求項5又は6に記載の制御装置。 - 前記第2種の解析は、前記原稿に含まれる文字の形態を示す第2種の指標値を算出するための解析を含み、
前記判断部は、前記第1種のスキャンが実行される場合に、前記第2種の解析を実行すべきと判断し、前記第2種のスキャンが実行される場合に、前記第2種の解析を実行すべきでないと判断し、
前記出力解像度決定部は、前記ユーザによって前記第1のモードが選択され、かつ、前記画像の内容が文字を示す特徴を有するという前記第2種の解析の結果が得られる場合に、前記第2種の指標値を用いて、前記画像データのための解像度として、前記第2の出力解像度を決定する、請求項5から7のいずれか一項に記載の制御装置。 - 複数個の光学素子を備えるスキャン実行部を制御するための制御装置に、以下の各処理、即ち、
原稿のスキャンを前記スキャン実行部に実行させるスキャン制御処理であって、前記光学素子を移動させずに、前記原稿を前記光学素子に対して移動させる第1種のスキャンと、前記原稿を移動させずに、前記光学素子を前記原稿に対して移動させる第2種のスキャンと、のうちのどちらかを前記スキャン実行部に実行させる前記スキャン制御処理と、
前記第1種及び第2種のスキャンのうちのどちらが実行されるのかと、ユーザによって選択されるファイルフォーマットと、の組み合わせに基づいて、前記原稿のスキャンによって得られるスキャンデータを用いて得られる画像データのための解像度である出力解像度を決定する出力解像度決定処理と、
前記出力解像度を示す前記画像データを含むファイルであって、前記ユーザによって選択される前記ファイルフォーマットを有する前記ファイルを生成する生成処理と、
を実行させ、
前記出力解像度決定処理では、
前記第1種のスキャンが実行され、かつ、前記ユーザによって第1種のファイルフォーマットが選択される場合に、前記画像データのための解像度として、第1の出力解像度を決定し、
前記第2種のスキャンが実行され、かつ、前記ユーザによって前記第1種のファイルフォーマットが選択される場合に、前記画像データのための解像度として、第2の出力解像度を決定し、
前記第1種のスキャンが実行され、かつ、前記ユーザによって第2種のファイルフォーマットが選択される場合に、前記画像データのための解像度として、第3の出力解像度を決定する、コンピュータプログラム。 - 複数個の光学素子を備えるスキャン実行部を制御するための制御装置に、以下の各処理、即ち、
原稿のスキャンを前記スキャン実行部に実行させるスキャン制御処理と、
前記原稿のスキャンによって得られるスキャンデータによって表わされる画像の内容を解析する解析実行処理と、
前記スキャンデータを用いて得られる画像データのための解像度である出力解像度を、前記解析の結果を用いて決定する出力解像度決定処理と、
前記出力解像度を示す前記画像データを含むファイルであって、特定のファイルフォーマットを有する前記ファイルを生成する生成処理と、
を実行させ、
前記制御装置は、前記解析の結果を用いて決定される前記出力解像度を示す前記画像データを含む前記ファイルを生成するためのモードである第1のモードと、ユーザによって指定される前記出力解像度を示す前記画像データを含む前記ファイルを生成するためのモードである第2のモードと、を含む複数のモードのうちのいずれかのモードで動作可能であり、
前記出力解像度決定処理では、
前記ユーザによって前記第1のモードが選択され、かつ、前記画像の内容が写真を示す特徴を有するという前記解析の結果が得られる場合に、前記画像データのための解像度として、第1の出力解像度を決定し、
前記ユーザによって前記第1のモードが選択され、かつ、前記画像の内容が文字を示す特徴を有するという前記解析の結果が得られる場合に、前記画像データのための解像度として、第2の出力解像度を決定し、
前記ユーザによって前記第2のモードが選択される場合に、前記画像データのための解像度として、前記ユーザによって指定される第3の出力解像度を決定し、
前記生成処理では、
前記ユーザによって前記第1のモードが選択され、かつ、前記画像の内容が写真を示す特徴を有するという前記解析の結果が得られる場合に、ページ概念を有さない第1のファイルフォーマットである前記特定のファイルフォーマットを有する前記ファイルを生成し、
前記ユーザによって前記第1のモードが選択され、かつ、前記画像の内容が文字を示す特徴を有するという前記解析の結果が得られる場合に、ページ概念を有する第2のファイルフォーマットである前記特定のファイルフォーマットを有する前記ファイルを生成する、コンピュータプログラム。
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