JP2003198777A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2003198777A
JP2003198777A JP2001391557A JP2001391557A JP2003198777A JP 2003198777 A JP2003198777 A JP 2003198777A JP 2001391557 A JP2001391557 A JP 2001391557A JP 2001391557 A JP2001391557 A JP 2001391557A JP 2003198777 A JP2003198777 A JP 2003198777A
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Hiroyuki Baba
裕行 馬場
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 白紙の誤検出を抑えることができる画像処理
装置を提供すること。 【解決手段】 画素座標(x、y)が所定の条件を満た
す場合(S20;Y)、画素濃度の出現数をカウントす
る(S21)。画素座標(x、y)において、所定の条
件を満たさない場合、カウントは行わない。画素濃度の
出現数のカウントが全ての対象画素に対して終了した場
合(S22;Y)、濃度0から濃度Dthまでの画素数
(N[0]〜N[Dth])の総和(Sum(N
[0]:N[Dth]))を算出する(S23)。算出
した濃度0から濃度Dthまでの画素数の総和が、カウ
ントしきい値Nthより小さい場合(S24;Y)、当
該ページは白紙であると判断する(S25)。算出した
濃度0から濃度Dthまでの画素数の総和が、カウント
しきい値Nthより大きい場合(S24;N)、当該ペ
ージは非白紙であると判断する(S26)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿画像を光学的
に読み取り、読み取った画像データをディジタル的に処
理する機能を備えた電子複写機およびファクシミリ装置
等の画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、原稿画像を光学的に読み取り、読
み取った画像データを記録紙へ出力する電子複写機、読
み取った画像データをディジタル信号に変換し通信回線
等を用いて送信するファクシミリ装置、また、これらの
機能を兼ね揃えた複合機等の画像処理装置が広く普及し
てきている。特に、複数の原稿を自動的に1枚ずつ読み
取る機能を備えたADF(オート・ドキュメント・フィ
ーダ)装置は、利用者の原稿の読み取り作業を効率化す
る点で大変優れている。しかし、複数の原稿を一度に取
り扱う場合、その原稿の中に画像処理装置へ画像データ
の入力を希望しない白紙の原稿が含まれてしまう可能性
がある。このような白紙原稿の検出を行う技術が種々提
案されている。特開2000−15762号公報には、
原稿から読み取られた画像データを所定の濃度値と比較
し、ページ内の画素データの全てがこの濃度値以下の場
合に原稿が白紙であると判定する方法が示されている。
また、特開2000−299758号公報には、原稿か
ら読み取られた画像データを圧縮して1ページ分の圧縮
データ量を計測し、この計測されたデータ量を所定値と
比較して、圧縮データ量が所定値以下の場合に原稿が白
紙であると判定する方法が記載されている。これらの白
紙検出方法を用いて白紙検出を行い、白紙と判断された
原稿の記録紙への出力を行わない機能を持った装置、あ
るいは利用者に対して白紙原稿であることを警告する表
示を行う機能を持った装置も開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際の
画像データは、原稿に原稿を閉じるための孔であるパン
チ孔が開いていて、その孔の周辺部に影があったり、ま
た、原稿台の上のゴミを読み取ったものであったりす
る。そのため、使用者にとっては白紙と思われるもの
が、白紙ではないと判断されることが多く発生する。従
って、従来技術では、白紙の誤検出が発生しやすいとい
う欠点がある。また誤検出により、必要な画像出力が得
られなかったり、使用者が望まない検出警告により、使
用者の利便性を損ねる場合もあった。
【0004】そこで、本発明の第1の目的は、白紙の誤
検出を抑えることができる画像処理装置を提供すること
である。本発明の第2の目的は、原稿の縁部分は原稿の
影が現れやすく、特にADF装置を使用した場合には、
それが顕著に現れてしまい、影の部分の濃度が高くなり
誤検出を生じやすくなるので、原稿の縁部分を白紙検出
対象から除外することができる画像処理装置を提供する
ことである。本発明の第3の目的は、原稿にパンチ孔が
開いている場合は、孔の周辺部に影が現れてしまい、影
の部分の濃度が高くなり誤検出を生じやすくなるので、
原稿のパンチ孔が開いている位置を含む領域を白紙検出
対象から除外することができる画像処理装置を提供する
ことである。本発明の第4の目的は、用途や保管方法の
違い等により、原稿のパンチ孔の場所が一般的な位置に
存在しない場合があるので、白紙検出対象から除外する
領域を調整することができる画像処理装置を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、原稿を光源により照射させ、その反射光を読み取る
読取手段と、前記読取手段により読み取られたデータを
ディジタルデータに変換する光電変換手段と、前記光電
変換手段により得られた画像データの各画素に対して画
素濃度の出現数をカウントする画素濃度カウント手段
と、前記画素濃度カウント手段により得られた画素濃度
データから所定の濃度範囲の画素数の総和を算出する算
出手段と、前記算出手段より算出された値が所定のしき
い値より小さいか否かにより白紙であるか否かを判断す
る白紙検出手段と、前記画素濃度カウント手段において
特定領域を画素濃度カウント対象領域から除外する除外
手段と、を備えたことにより、前記第1の目的を達成す
る。請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明にお
いて、前記除外手段が画素濃度カウント対象領域から除
外する特定領域が原稿の縁部分であることにより、前記
第2の目的を達成する。請求項3記載の発明では、請求
項1記載の発明において、前記除外手段により画素濃度
カウント対象領域から除外される特定領域が書類を閉じ
るための一対の孔の開いている位置を除外する矩形領域
であることにより、前記第3の目的を達成する。請求項
4記載の発明では、請求項1記載の発明において、前記
除外手段により画素濃度カウント対象領域から除外され
る特定領域の大きさおよび位置が調整可能であることに
より、前記第4の目的を達成する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図1ないし図12を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像処理装置の全体構成を
示した図である。まず、画像処理装置の画像読み取り部
分であるイメージスキャナの構成について説明する。イ
メージスキャナは、読取装置本体1、原稿搬送装置2お
よび原稿読み取り台3から構成されている。読取装置本
体1には、キセノンランプや蛍光灯からなる光源4a、
ミラー4bを備えた第1の走行体4、ミラー5aと5b
を備えた第2の走行体5、レンズ6、CCD7(電荷結
合素子)および第1の走行体4と第2の走行体5を駆動
するステッピングモータ8からなる露光走査光学系9が
設けられている。原稿搬送装置2には、SDF(シート
スルー・ドキュメント・フィーダ)ユニット10および
原稿台11が設けられている。SDFユニット10の内
部にはステッピングモータ12が備えられている。原稿
読み取り台3には、原稿押さえ板14および白基準板1
5が備えられている。原稿押さえ板14は、原稿読み取
り台3の上部に取り付けられており、原稿13はこの下
にセットされる。また、白基準板15は、原稿読み取り
台3の端部に配置されており、露光ランプの照度の主走
査方向のばらつきや、点灯時間の経過による光量の変化
を補正するシェーディング補正の際に用いられる。
【0007】図2は、本実施の形態に係る画像処理装置
全体の制御ブロック図である。画像処理装置は、光源4
a、CCD7、ステッピングモータ8、12、CPU
(中央処理装置)16、光源ドライバ17、CCD駆動
部18、画像処理部19、モータドライバ20、28、
スキャンバッファ25、I/F(インター・フェース)
コントローラ26、バッファコントローラ27から構成
されている。I/Fコントローラ26は、スキャンバッ
ファ25内のデータを外部のホストコンピュータ(図示
せず)等の装置に出力する制御を行い、また、バッファ
コントローラ27は、スキャンバッファ25への画像デ
ータの入力管理を行う。
【0008】本実施の形態に係る画像処理装置における
原稿読み取りモードには、ブックモードとSDFモード
が存在する。ブックモードでは、原稿読み取り台3を用
いて原稿の画像データの読み取りを行う。一方、SDF
モードでは、原稿搬送装置2を用いて原稿の画像データ
の読み取りを行う。図3は、ブックモード時の原稿読み
取り部の構成を示した図である。図1、図2および図3
を用いて、ブックモードにおける画像データの読み取り
方法の基本動作について説明する。原稿13が原稿押さ
え板14の下の原稿読み取り台3上にセットされると、
CPU16が光源ドライバ17を制御して、光源4aを
オンする。続いて、CCD7がCCD駆動部18に制御
されることにより駆動して、白基準板15を読み取る。
このCCD7が読み取ったデータは、画像処理部19内
のA/Dコンバータ(図示せず)でディジタルデータに
変換される。そして、この変換されたデータは、シェー
ディング補正用の基準データとして画像処理部19内の
RAM(図示せず)に記憶される。次に、CPU16
が、モータドライバ(駆動装置)20を制御して、ステ
ッピングモータ8を動作させる。これにより、第1の走
行体4は原稿13のある方向へ移動する。第1の走行体
4が原稿面を一定速度で走査することにより、その原稿
13の画像データがCCD7で読み取られ光電変換され
る。そして、変換された画像データは、画像処理部19
で処理された後にスキャンバッファ25に記憶され、そ
して、I/Fコントローラ26を介してホストコンピュ
ータ(図示せず)等に送信される。
【0009】図4は、SDFモード時の原稿読み取り部
の構成を示した図である。図1、図2および図4を用い
て、SDFモードにおける画像データの読み取り方法の
基本動作について説明する。原稿13が原稿台11にセ
ットされると、CCD7がCCD駆動部18に制御され
ることにより駆動して、白基準板15を読み取る。この
CCD7が読み取ったデータは、画像処理部19内のA
/Dコンバータ(図示せず)でディジタルデータに変換
される。そして、この変換されたデータは、シェーディ
ング補正用の基準データとして画像処理部19内のRA
M(図示せず)に記憶される。次に、CPU16が、モ
ータドライバ(駆動装置)28を制御して、ステッピン
グモータ12を動作させる。これにより、原稿台11に
セットされた原稿13が、分離ローラ29、搬送ローラ
30の順に第1の走行体4の所定の読み取り位置まで定
速度で搬送される。このとき、第1の走行体4が停止し
た状態のまま、原稿面の画像データがCCD7で読み取
られ光電変換される。そして、変換された画像データ
は、画像処理部19で処理された後スキャンバッファ2
5に記憶され、I/Fコントローラ26を介してホスト
コンピュータ(図示せず)等に送信される。
【0010】図5は、図2に示す画像処理部19の基本
的な構成を示した図であり、これを参照して画像処理部
19の説明を行う。画像処理部19は、アナログビデオ
処理部21、シェーディング補正処理部22、画像デー
タ処理部23および2値化処理部24から構成されてい
る。CCD7で読み取られ光電変換されたアナログビデ
オ信号aは、アナログビデオ処理部21でディジタル変
換処理が行われた後、シェーディング補正処理部22で
シェーディング補正処理が行われ、続いて、画像データ
処理部23で各種の画像データ処理が行われる。その
後、2値画像データを所望する場合には、2値化処理部
24で2値化データbを作成する。また、多値画像デー
タを所望する場合には、8bitデータを作成する。そ
して、作成された2値化データbあるいは8bitデー
タをスキャンバッファ25に順次記憶する。
【0011】図6は、図5に示すアナログビデオ処理部
21、シェーディング補正処理部22および光学系の構
成を示した図である。アナログビデオ処理部21は、プ
リアンプ回路31と可変増幅回路32から構成されてい
る。また、シェーディング補正処理部22は、A/Dコ
ンバータ33、黒演算回路34、シェーディング補正演
算回路35およびラインバッファ36から構成されてい
る。次に、アナログビデオ信号aが生成される過程を説
明する。まず、光源4aが原稿読み取り台3上にある原
稿13を照射する。その反射光がシェーディング調整板
37を通過して、レンズ6によって集光され、CCD7
に結像する。このCCD7で読み取られたデータがアナ
ログビデオ信号aとなる。なお、図6では、説明簡略化
のために、反射光を折り返すためのミラーは省略してあ
る。ここで、シェーディング調整板37は、CCD7の
中央部と端部との反射光量の差を無くすための光量調整
の役割を果たしている。これは、CCD中央部と端部で
反射光量の差があまりに有り過ぎる場合に、多分に歪を
含んだ演算結果しか得られなくなるため、予め反射光量
の差を無くした状態でシェーディング演算処理を行うた
めのものである。
【0012】図7は、白紙検出手順を示したフローチャ
ートである。ここでは、画素濃度Dの画素数をN[D]
と表す。また、白画素検出の条件しきい値である濃度し
きい値をDth、カウントしきい値をNthとする。ま
ず、入力ページ画像の各画素に対して、その画素濃度の
出現数をカウントし、その結果をもとにヒストグラムを
作成する(ステップ10)。次に、画素濃度の出現数の
カウントが全ての画素に対して終了したか否かを判断す
る(ステップ11)。画素濃度の出現数のカウントが全
ての画素に対して終了していない場合(ステップ11;
N)、引き続き画素濃度の出現数をカウントをする。画
素濃度の出現数のカウントが全ての画素に対して終了し
た場合(ステップ11;Y)、濃度0から濃度Dthま
での画素数(N[0]〜N[Dth])の総和(Sum
(N[0]:N[Dth]))を算出する(ステップ1
2)。そして、算出した濃度0から濃度Dthまでの画
素数の総和(Sum(N[0]:N[Dth]))が、
カウントしきい値Nthより小さいか否かを判断する
(ステップ13)。算出した濃度0から濃度Dthまで
の画素数の総和がカウントしきい値Nthより小さい場
合(ステップ13;Y)、当該ページは白紙であると判
断し(ステップ14)、処理を終了する。一方、算出し
た濃度0から濃度Dthまでの画素数の総和がカウント
しきい値Nthより大きい場合(ステップ13;N)、
当該ページは非白紙であると判断し(ステップ15)、
処理を終了する。
【0013】図8は、白紙検出の際に判定対象となる領
域を示した図である。対角座標(xt、yt)〜(x
b、yb)で示される矩形領域(斜線部)を白紙検出の
際の判定対象領域とする。従って、上記矩形領域の外側
領域は白紙検出の際に判定対象領域から除外される。図
9は、判定領域指定を付加した場合の白紙検出手順を示
したフローチャートである。図9を用いて、入力ページ
における図8に示した矩形領域(斜線部)を判定領域に
指定した場合の白紙検出手順を説明する。まず、入力ペ
ージ画像の各画素に対して、画素濃度の出現数をカウン
トする対象となる画素であるか否かを画素の座標から判
断する(ステップ20)。画素座標(x、y)におい
て、xt<x<xbかつyt<y<ybの条件を満たす
場合(ステップ20;Y)、当該画素の画素濃度の出現
数をカウントし、その結果をもとにヒストグラムを作成
する(ステップ21)。画素座標(x、y)において、
xt<x<xbかつyt<y<ybの条件を満たさない
場合(ステップ20;N)、当該画素の画素濃度の出現
数のカウントは行わない。
【0014】次に、画素濃度の出現数のカウントが、全
ての対象画素に対して終了したか否かを判断する(ステ
ップ22)。画素濃度の出現数のカウントが全ての対象
画素に対して終了していない場合(ステップ22;
N)、引き続き、入力ページ画像の各画素に対して、画
素濃度の出現数をカウントする対象となる画素であるか
否かの判断をする。画素濃度の出現数のカウントが全て
の対象画素に対して終了した場合(ステップ22;
Y)、濃度0から濃度Dthまでの画素数(N[0]〜
N[Dth])の総和(Sum(N[0]:N[Dt
h]))を算出する(ステップ23)。そして、算出し
た濃度0から濃度Dthまでの画素数の総和(Sum
(N[0]:N[Dth]))がカウントしきい値Nt
hより小さいか否かを判断する(ステップ24)。算出
した濃度0から濃度Dthまでの画素数の総和がカウン
トしきい値Nthより小さい場合(ステップ24;
Y)、当該ページは白紙であると判断し(ステップ2
5)、処理を終了する。一方、算出した濃度0から濃度
Dthまでの画素数の総和がカウントしきい値Nthよ
り大きい場合(ステップ24;N)、当該ページは非白
紙であると判断し(ステップ26)、処理を終了する。
【0015】図10は、白紙検出の際に判定対象領域か
ら除外されるパンチ孔が開いている位置を含む矩形領域
を示した図である。入力原稿にパンチ孔が開いている場
合に対角座標(xpt、ypt)〜(xpb、ypb)
で示される矩形領域(斜線部)を白紙検出の際の判定対
象領域から除外する。図11は、パンチ孔が開いている
位置を含む矩形領域を除く判定領域指定を付加した場合
の白紙検出手順を示したフローチャートである。図11
を用いて、入力ページにおける図8に示した矩形領域
(斜線部)を判定領域に指定した場合の白紙検出手順を
説明する。まず、入力ページ画像の各画素に対して、画
素濃度の出現数をカウントする対象となる画素であるか
否かを画素の座標から判断する(ステップ30)。画素
座標(x、y)において、xpt<x<xpbかつyp
t<y<ypbの条件を満たさない場合(ステップ3
0;N)、当該画素の画素濃度の出現数をカウントし、
その結果をもとにヒストグラムを作成する(ステップ3
1)。画素座標(x、y)において、xpt<x<xp
bかつypt<y<ypbの条件を満たす場合(ステッ
プ30;Y)、当該画素の画素濃度の出現数のカウント
は行わない。
【0016】次に、画素濃度の出現数のカウントが、全
ての対象画素に対して終了したか否かを判断する(ステ
ップ32)。画素濃度の出現数のカウントが全ての対象
画素に対して終了していない場合(ステップ32;
N)、引き続き、入力ページ画像の各画素に対して、画
素濃度の出現数をカウントする対象となる画素であるか
否かの判断をする。画素濃度の出現数のカウントが全て
の対象画素に対して終了した場合(ステップ32;
Y)、濃度0から濃度Dthまでの画素数(N[0]〜
N[Dth])の総和(Sum(N[0]:N[Dt
h]))を算出する(ステップ33)。そして、算出し
た濃度0から濃度Dthまでの画素数の総和(Sum
(N[0]:N[Dth]))がカウントしきい値Nt
hより小さいか否かを判断する(ステップ34)。算出
した濃度0から濃度Dthまでの画素数の総和がカウン
トしきい値Nthより小さい場合(ステップ34;
Y)、当該ページは白紙であると判断し(ステップ3
5)、処理を終了する。一方、算出した濃度0から濃度
Dthまでの画素数の総和がカウントしきい値Nthよ
り大きい場合(ステップ34;N)、当該ページは非白
紙であると判断し(ステップ36)、処理を終了する。
【0017】図12は、白紙検出の際の判定対象領域か
ら除外する領域を調整する方法を説明するための図であ
る。画像処理装置の利用者は、白紙検出の際の判定対象
領域から除外する領域をオペレーションパネル103を
介して装置へ入力する。オペレーションパネル103か
ら入力された設定値(矩形領域)を白紙検出102にお
いて設定可能な対角座標(xpt、ypt)〜(xp
b、ypb)に置き換える。この対角座標を図11のス
テップ30における条件に置き換えて白紙検出の処理を
行う。
【0018】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、白紙の誤
検出を抑えることができ、画像処理装置利用者の利便性
を向上させることができる。請求項2記載の発明によれ
ば、原稿の端部まわりを白紙検出対象領域から除外する
ことにより、白紙の誤検出を抑えることができる。請求
項3記載の発明によれば、原稿のパンチ孔位置を含む領
域を白紙検出対象領域から除外することにより、白紙の
誤検出を抑えることができる。請求項4記載の発明によ
れば、白紙検出対象領域から除外する領域を調整可能に
することにより、白紙の誤検出を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る画像処理装置の全体構成を
示した図である。
【図2】本実施の形態に係る画像処理装置全体の制御ブ
ロック図である。
【図3】ブックモード時の原稿読み取り部の構成を示し
た図である。
【図4】SDFモード時の原稿読み取り部の構成を示し
た図である。
【図5】画像処理部19の基本的な構成を示した図であ
る。
【図6】アナログビデオ処理部21、シェーディング補
正処理部22および光学系の構成を示した図である。
【図7】白紙検出手順を示したフローチャートである。
【図8】白紙検出の際に判定対象となる領域を示した図
である。
【図9】判定領域指定を付加した場合の白紙検出手順を
示したフローチャートである。
【図10】白紙検出の際に判定対象領域から除外される
パンチ孔が開いている位置を含む矩形領域を示した図で
ある。
【図11】パンチ孔が開いている位置を含む矩形領域を
除く判定領域指定を付加した場合の白紙検出手順を示し
たフローチャートである。
【図12】白紙検出の際の判定対象領域から除外する領
域を調整する方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1 読取装置本体 2 原稿搬送装置 3 原稿読み取り台 4 第1の走行体 5 第2の走行体 6 レンズ 7 CCD 8 ステッピングモータ 9 露光走査光学系 10 SDF(シートスルー・ドキュメント・フィー
ダ)ユニット 11 原稿台 12 ステッピングモータ 13 原稿 14 原稿押さえ板 15 白基準板 16 CPU(中央処理装置) 17 光源ドライバ 18 CCD駆動部 19 画像処理部 20 モータドライバ 21 アナログビデオ処理部 22 シェーディング補正処理部 23 画像データ処理部 24 2値化処理部 25 スキャンバッファ 26 I/F(インター・フェース)コントローラ 27 バッファコントローラ 28 モータドライバ 29 分離ローラ 30 搬送ローラ 31 プリアンプ回路 32 可変増幅回路 33 A/Dコンバータ 34 黒演算回路 35 シェーディング補正演算回路 36 ラインバッファ 37 シェーディング調整板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を光源により照射させ、その反射光
    を読み取る読取手段と、 前記読取手段により読み取られたデータをディジタルデ
    ータに変換する光電変換手段と、 前記光電変換手段により得られた画像データの各画素に
    対して画素濃度の出現数をカウントする画素濃度カウン
    ト手段と、 前記画素濃度カウント手段により得られた画素濃度デー
    タから所定の濃度範囲の画素数の総和を算出する算出手
    段と、 前記算出手段より算出された値が所定のしきい値より小
    さいか否かにより白紙であるか否かを判断する白紙検出
    手段と、 前記画素濃度カウント手段において特定領域を画素濃度
    カウント対象領域から除外する除外手段と、を備えたこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記除外手段が画素濃度カウント対象領
    域から除外する特定領域が原稿の縁部分であることを特
    徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記除外手段により画素濃度カウント対
    象領域から除外される特定領域が書類を閉じるための一
    対の孔の開いている位置を除外する矩形領域であること
    を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記除外手段により画素濃度カウント対
    象領域から除外される特定領域の大きさおよび位置が調
    整可能であることを特徴とする請求項1記載の画像処理
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006279094A (ja) * 2005-03-25 2006-10-12 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
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