JP5603144B2 - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5603144B2
JP5603144B2 JP2010130325A JP2010130325A JP5603144B2 JP 5603144 B2 JP5603144 B2 JP 5603144B2 JP 2010130325 A JP2010130325 A JP 2010130325A JP 2010130325 A JP2010130325 A JP 2010130325A JP 5603144 B2 JP5603144 B2 JP 5603144B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shift
line
vehicle speed
engine load
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010130325A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011256909A (ja
Inventor
俊幸 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2010130325A priority Critical patent/JP5603144B2/ja
Publication of JP2011256909A publication Critical patent/JP2011256909A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5603144B2 publication Critical patent/JP5603144B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

本発明は、自動車等車両の自動変速機の制御装置に関し、特に、シフトダウンを行った後の再アップシフトの条件を適切に設定することによりシフトハンチングの発生を防止するようにしたことに関する。
各変速段毎にシフトアップ及びシフトダウン変速パターンを設定するシフトアップ線及びシフトダウン線に従い、車速とエンジン負荷をパラメータとして、自動変速機の変速段のシフトアップ制御及びシフトダウン制御を行う変速制御装置は、種々公知である。このような変速制御装置において、シフトアップ又はシフトダウンを行った直後に再シフトダウン又は再シフトアップが行われること(すなわちシフトハンチング)を防止することが従来より行われている。下記特許文献1においては、シフトアップ又はシフトダウンを行った後の所定時間の間は再シフトダウン又は再シフトアップを許可しないように、タイマ制御することでシフトハンチングを防止する技術が示されている。また、下記特許文献2においては、通常走行モードに比べてシフトアップ線とシフトダウン線との間の間隙を広げた(つまりシフトアップとシフトダウンのヒステリシス特性を広げた)ビジーシフト防止モードを用意しておき、走行状況に応じてビジーシフト防止モードのシフトパターンを選択使用することでシフトハンチングを防止する技術が示されている。
特許第3190414号公報 特許第3581234号公報
特許文献1に示された技術にあっては、タイマ制御のみでシフトハンチングを防止するようにしているので、シフトマップの全領域に対してドライバーの挙動に違和感なくタイマ値を設定するのが困難であり、領域によってはドライバーに違和感を与える変速制御となってしまうという問題がある。一方、特許文献2に示されたビジーシフト防止モードのシフトマップにあっては、どの車速においても十分なヒステリシス特性を確保するために、アップシフトに移行するのに時間がかかりすぎる傾向となり、燃費の面で不利であり、また、ドライバーに違和感を与える変速制御となってしまう。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、燃費と運転フィーリングを改善して、シフトハンチングの発生を防止するようにした自動変速機の制御装置を提供しようとするものである。
本発明は、各変速段毎にシフトアップ及びシフトダウン変速パターンを設定するシフトアップ線及びシフトダウン線に従い、車速とエンジン負荷をパラメータとして、自動変速機の変速段のシフトアップ変速制御及びシフトダウン変速制御を行う自動変速機の制御装置において、前記シフトアップ線が前記シフトダウン線に近づくように低車速寄りに設定されており、直前にシフトダウン変速を行っていない場合は前記シフトアップ線に従ってシフトアップ変速制御を行い、シフトダウン変速後にシフトアップ変速を行う場合は、(1)現車速及びエンジン負荷が、前記シフトアップ線の最低車速よりも所定車速分だけ高速側に設定された第1境界線よりも低車速側の前記シフトアップ線内の領域である第1領域内にある状態のとき、所定時間の経過を少なくとも条件にシフトアップを許可し、(2)現車速及びエンジン負荷が、現変速段で現車速維持可能なエンジン負荷を定義するクルーズ線よりも幾分高いエンジン負荷を表す第2境界線と前記シフトアップ線との間に挟まれ且つ前記第1境界線よりも高車速側の領域である第2領域内にあるとき、その直近において車速エンジン負荷の交点が前記シフトダウン線を跨いだポイントである第1のポイントを基準にしてシフトアップ禁止ヒステリシス線を設定し、かつ、該シフトアップ禁止ヒステリシス線を、前記第1のポイントから低エンジン負荷側に所定量だけ離れた第2のポイントと該第1のポイントから高速側に所定車速分だけ離れた第3のポイントを通るように設定し、現車速及びエンジン負荷が該シフトアップ禁止ヒステリシス線を跨いで高速側又は低エンジン負荷側に移行していることを条件にシフトアップを許可し、(3)現車速及びエンジン負荷が、前記第1境界線よりも高車速側且つ前記第2境界線よりも低エンジン負荷側の領域である第3領域内に入ったとき、シフトアップを許可する、ことを特徴とする。
本発明によれば、シフトアップ線がシフトダウン線に近づくように低車速寄りに設定されており、直前にシフトダウン変速を行っていない場合は前記シフトアップ線に従ってシフトアップ変速制御を行うことにより、シフトアップの早期化(低いエンジン回転でシフトアップを行う)ことが行われ、燃費を改善することができる。その一方で、シフトアップ線がシフトダウン線に近づくように低車速寄りに設定されていることにより、そのままでは、シフトダウン変速直後に再シフトアップ変速されるハンチング現象が起こり易いが、上記(1)〜(3)のようにシフトマップの領域を3領域に分けてシフトアップ変速制御を行うことでハンチングの発生を防止し、かつ、燃費及び運転フィーリングの改善を図っている。
すなわち、上記(1)のように、現車速及びエンジン負荷が、前記シフトアップ線の最低車速よりも所定車速分だけ高速側に設定された第1境界線よりも低車速側の前記シフトアップ線内の領域である第1領域内にある状態のとき、所定時間の経過を少なくとも条件にシフトアップを許可するようにしている。これにより、シフトアップ線内の低車速領域では車速又はエンジン負荷がシフトアップ線を跨いだとしても、すぐにシフトアップを行わずに、所定時間の経過後にシフトアップ許可することで、ハンチングを防止している。本発明によれば、上述の従来技術(特許文献1)に比べて、所定の低車速領域(第1領域)でのみタイマによるハンチング防止制御を行うので、ドライバーの挙動に違和感のないタイマ値(所定時間値)を適切に設定し易いものとなり、運転フィーリングを損なうことのないハンチング防止制御を行うことができる。また、上述の従来技術(特許文献2)に比べて、アップシフトまでの時間がかかりすぎないように適切にタイマ値(所定時間値)を設定できるので、燃費の面で有利である。
上記(2)で定義している「クルーズ線よりも幾分高いエンジン負荷を表す第2境界線と前記シフトアップ線との間に挟まれ且つ前記第1境界線よりも高車速側の領域である第2領域」とは、前記第1領域よりも高車速側であって、かつクルーズ線よりも高いエンジン負荷の領域である。このように前記第1領域よりも高車速側では、上記のような所定時間(タイマ)に基づくハンチング防止制御を行わずに、シフトダウン線を基準にして設定するシフトアップ禁止ヒステリシス線に従いシフトアップの禁止/許可の制御を行うようになっている。シフトアップ禁止ヒステリシス線を設定することにより、シフトダウンから再シフトアップに移行する場合に適切なヒステリシス特性をもたせることができ、シフトハンチング現象を防止することができる。このように第2領域を設定したことにより、従来技術(特許文献1)のようなシフトマップの全領域に関してタイマ制御を行う場合に比べて、違和感を感じさせないシフトハンチング防止制御を行うことができる。
上記(3)で定義している第3領域は、前記第1境界線よりも高車速側且つ前記第2境界線よりも低エンジン負荷側の領域であるから、シフトダウン線から十分離れている領域である。従って、シフトダウン後に現車速及びエンジン負荷がこの第3領域にあることが確認された場合は、ただちにシフトアップしても、ハンチング現象をもたらすおそれはない。従って、シフトダウン後に現車速及びエンジン負荷がこの第3領域にあることが確認された場合は、無条件にシフトアップを許可する。
また、本発明によれば、前記(2)における前記シフトアップ禁止ヒステリシス線は、前記第2領域内に入る直近において車速エンジン負荷の交点が前記シフトダウン線を跨いだポイントである第1のポイントから低エンジン負荷側に所定量だけ離れた第2のポイントと該第1のポイントから高速側に所定車速分だけ離れた第3のポイントを通るように設定されるので、シフトダウン線上のどの位置を通ってシフトアップ領域側に移行したかに応じて異なるシフトアップ禁止ヒステリシス特性が動的に設定されるようになる。これにより、シフトダウン線の各ポイント(第1のポイント)毎に固有の特性でシフトアップ禁止ヒステリシス線を設定することができ、運転フィーリングを向上させ、かつ燃費も有利になる。
本発明の一実施形態に係る自動変速機の制御装置が適用される車両の駆動系の概略図。
本発明に従うシフトマップの一例を示すグラフ。
図2中に示された第2領域(2)を拡大して示すグラフ。
本発明に従eAT−ECU(自動変速制御装置)内のコンピュータが実行する変速制御処理の一例を示すフローチャート。
図4Aに接続されるフローチャート。
図1は、本発明の一実施形態に係る自動変速機の制御装置が適用される車両の駆動系の概略図である。図1に示すように、本実施形態の車両は、エンジン1と、流体式のトルクコンバータ3を介してエンジン1と連結される自動変速機2と、エンジン1を電子的に制御するFI−ECU(燃料噴射制御装置)4と、トルクコンバータ3を含む自動変速機2を電子的に制御するAT−ECU(自動変速制御装置)5と、AT−ECU5の制御に従いトルクコンバータ3の回転駆動やロックアップ制御および自動変速機2の複数の摩擦係合要素の締結(係合)・解放を油圧制御する油圧制御装置6とを備えている。
エンジン1の回転出力は、クランクシャフト(エンジン1の出力軸)21に出力され、トルクコンバータ3を介して自動変速機2のメインシャフト22に伝達される。トルクコンバータ3には、ロックアップクラッチ30が設けられている。ロックアップクラッチ30は、AT−ECU5によるロックアップ制御に従い、ロックアップON又はOFFのいずれかの状態に設定される。
クランクシャフト21の近傍には、クランクシャフト21(エンジン1)の回転数Neを検出するクランクシャフト回転数センサ201が設けられる。メインシャフト22の近傍には、メインシャフト22の回転数(自動変速機2の入力軸回転数)Niを検出するメインシャフト回転数センサ202が設けられる。カウンタシャフト23の近傍には、カウンタシャフト23の回転数(自動変速機2の出力軸回転数)Noを検出するカウンタシャフト回転数センサ203が設けられる。各センサ201〜203により検出された回転数データNe,Ni,No及びNoから算出される車速データVがAT−ECU5に与えられる。また、エンジン回転数データNeは、FI−ECU(燃料噴射制御装置)4に与えられる。
図2は、本発明に従うシフトマップの一例を示す。横軸は車速V(km/h)、縦軸はエンジン負荷すなわちアクセルペダル開度APである。一点鎖線で描かれた線DNはシフトダウン線であり、実線で描かれた線UPはシフトアップ線である。公知のように、このようなシフトダウン線DNとシフトアップ線UPは各変速段毎にそれぞれ適切に設定されるが、説明の簡単化のために、1組の変速段(すなわち、n速からn+1速へのアップシフト段とn+1速からn速へのダウンシフト段の組)についてのみ図示し、以下説明する。本実施例においては、図示のように、シフトアップ線UPがシフトダウン線DNに近づくように低車速寄りに設定されており、シフトアップの早期化によって、燃費の向上を図るようにしている。しかし、その反面、そのままでは、特に低車速側の領域においてはシフトアップ後又はシフトダウン後に再シフトダウン又は再シフトアップ(つまりハンチング現象)が起こりやすいものとなるので、以下述べるように適切なハンチング防止対策を講じている。なお、このような各変速段毎のシフトアップ線UPとシフトダウン線DNを含むシフトマップは、AT−ECU(自動変速制御装置)5内のメモリに予め記憶されている。
AT−ECU(自動変速制御装置)5は、通常知られているのと同様に、シフトダウン動作制御は、現車速Vとアクセルペダル開度APをパラメータとして、現車速Vとアクセルペダル開度APのマップ上の交点位置が、シフトダウン線DNを図中右側(若しくは下側)の上位ギヤ段(n+1速)側から左側(若しくは上側)の下位ギヤ段(n速)側に跨いだときに行う。
本発明においては、AT−ECU(自動変速制御装置)5によるシフトアップ動作制御は、直前の変速操作がシフトダウンであったか否かに応じて異なる制御態様で行われる。まず、直近の変速操作がシフトダウンでない場合、シフトアップ線UPに従ってシフトアップを行う。すなわち、現車速Vとアクセルペダル開度APをパラメータとして、現車速Vとアクセルペダル開度APのマップ上の交点位置が、シフトアップ線UPを図中左側(若しくは上側)の下位ギヤ段(n速)側から右側(若しくは下側)の上位ギヤ段(n+1速)側に跨いだときに行う。これは、直近の変速操作がシフトダウンでない場合は、シフトアップ線UPを基準にしてシフトアップを行ってもハンチング現象を引き起こすおそれがないからである。そして、上述のように、シフトアップ線UPがシフトダウン線DNに近づくように低車速寄りに設定されていることにより、シフトアップ線UPを基準にしてシフトアップを行うことでシフトアップが通常パターンよりも早め早めに実行されることとなり、燃費の向上を図ることができる。以下説明する実施例では、直近の変速操作がシフトダウンでなければシフトアップ線UPに従ってシフトアップ動作制御を行い、直近の変速操作がシフトダウンであれば、以下述べるようなハンチング防止対策に従いシフトアップ動作制御を行うようにしている。
本実施例においては、AT−ECU(自動変速制御装置)5は、直近の変速操作がシフトダウンである場合に、次の3つのケース(1)〜(3)のいずれかに該当するかに従い、異なる態様でシフトアップ動作制御を行う。
ケース(1)においては、シフトアップ線UPの最低車速よりも所定車速分だけ高速側に設定された第1境界線Aよりも低車速側の前記シフトアップ線内の領域(図2における(1)の領域)を第1領域として設定し、現車速V及びエンジン負荷つまりアクセルペダル開度APが該第1領域(図2における(1)の領域)内にある状態のとき、所定時間が経過するまで待機することを少なくとも条件として、シフトアップを許可する。つまり、第1領域(図2における(1)の領域)においては、タイマによる時間ベースのヒステリシス設定を行う。従って、第1境界線Aを設定するための基準である、シフトアップ線UPの最低車速よりも高速側の所定車速とは、時間ベースのヒステリシス設定を行っても違和感を引き起こさないような車速幅であり、経験に従い適宜決定するものとする。
ケース(2)においては、現変速段で現車速を維持可能なエンジン負荷を定義するクルーズ線(図2中で2点鎖線で示された線CR)よりも幾分高いエンジン負荷を表す第2境界線Bを設定し、かつ、この第2境界線Bと前記シフトアップ線UPとの間に挟まれ且つ前記第1境界線Aよりも高車速側の領域(図2における(2)の領域)を第2領域として設定し、現車速V及びエンジン負荷つまりアクセルペダル開度APが該第2領域(図2における(2)の領域)内にあるとき、シフトダウン線DNを基準にしてシフトアップ禁止ヒステリシス線(図3中の2点鎖線C)を設定し、現車速V及びエンジン負荷つまりアクセルペダル開度APが該シフトアップ禁止ヒステリシス線Cを跨いで高速側又は低エンジン負荷側に移行したことを条件にシフトアップを許可する。なお、図3は、図2中に示された第2領域(2)を拡大して示し、該第2領域(2)中に設定されるシフトアップ禁止ヒステリシス線Cの一例を2点鎖線により明示するものである。図中で網掛けした領域つまりシフトアップ禁止ヒステリシス線Cよりも上側の領域は、シフトアップ線UPによるシフトアップ許可領域内ではあるが、シフトアップが禁止される。このように、シフトダウン線DNを基準にして設定されるシフトアップ禁止ヒステリシス線Cに従ってシフトアップの禁止/許可を制御することにより、シフトダウンから再シフトアップに移行する場合に適切なヒステリシス特性をもたせることができ、シフトハンチング現象を防止することができる。
一例として、上記シフトアップ禁止ヒステリシス線Cは、現車速Vとアクセルペダル開度APのマップ上の交点位置が、シフトダウン線DNを図中左側(若しくは上側)の下位ギヤ段(n速)側から右側(若しくは下側)の上位ギヤ段(n+1速)側に跨いだポイント(第1のポイント)P1を基準にして、この第1のポイントP1から低エンジン負荷側に所定量ΔAPだけ離れた第2のポイントP2と該第1のポイントP1から高速側に所定車速ΔV分だけ離れた第3のポイントP3を通るように設定される。すなわち、シフトダウン線DN上のどの位置を通ってシフトアップ領域側に移行したかに応じて異なるヒステリシス特性が設定されるようになっている。一般に、高車速になるほどアクセルペダル開度APに対するエンジン駆動力変化が小さくなるため、ドライバーのアクセルペダル操作が大きくなる。従って、第1のポイントP1が高車速になるほど、シフトアップ禁止ヒステリシス線Cを設定するためのΔAP、ΔVの値(ヒステリシス幅)を大きくする。このように、シフトダウン線の各ポイント(第1のポイント)毎に固有の特性でシフトアップ禁止ヒステリシス線を設定することで、運転フィーリングを向上させ、かつ燃費も有利になる。以下、ΔAPをAPヒステリシス幅といい、ΔVを車速ヒステリシス幅という。
第1のポイントP1のマップ上の座標を(Vm,APm)で示すと、第2のポイントP2の座標は(Vm,APm−ΔAP)、第3のポイントP3の座標は(Vm+ΔV,APm)で表わせる。一例として、シフトアップ禁止ヒステリシス線Cは、P2,P3間を直線的に結んだラインとして設定するようにしてよい。その場合、P2,P3間のシフトアップ禁止ヒステリシス線Cは下記式で定義できる。Vxは独立変数xとしての車速、APyは従属変数yとしてのアクセルペダル開度である。*は掛算記号である。
(式1) APy=(ΔAP/ΔV)*Vx+(APm−ΔAP)
−(ΔAP/ΔV)*Vm
ケース(3)においては、現車速及びエンジン負荷が、前記第1境界線Aよりも高車速側且つ前記第2境界線Bよりも低エンジン負荷側の領域(図2における(3)の領域)を第3領域として設定し、現車速V及びエンジン負荷つまりアクセルペダル開度APが該第3領域(図2における(3)の領域)内にあるとき、シフトアップを許可する。この第3領域(3)は、クルーズ線CRを含む領域であり、ドライバーに加速意志がないと判断できるので、格別のハンチング防止制御を行うことなく、シフトアップを許可してよい。つまり、シフトアップした後にすぐにシフトダウンするおそれがない(ハンチング現象が起こらない)領域である。
図4A,4Bは、本発明に従いAT−ECU(自動変速制御装置)5内のコンピュータによって定期的に繰り返し実行される変速制御処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
ステップS1では、現車速Vとアクセルペダル開度APのシフトマップ上の交点位置が、シフトダウン線DNを上位ギヤ段(n+1速)側から下位ギヤ段(n速)側に(つまりダウン側に)跨いだかどうかを判定する。YESであれば、ステップS2に行き、所定のシフトダウン実行処理を行う。
ステップS3では、直近の変速操作がシフトダウンであったか否かを判定する。NOであれば、ステップS4に行き、シフトアップ線UPに従ってシフトアップ制御を行う。すなわち、現車速Vとアクセルペダル開度APのシフトマップ上の交点位置が、シフトアップ線UPを下位ギヤ段(n速)側から上位ギヤ段(n+1速)側に跨いだかどうかを判定する。YESであれば、ステップS5に行き、所定のシフトアップ実行処理を行う。
ステップS3の判定がYES、つまり直近の変速操作がシフトダウンの場合、ステップS6以降の処理に進み、上記ケース(1)〜(3)の判別とその判別に従うシフトアップ許可/禁止の制御を行う。
ステップS6では、現車速V及びアクセルペダル開度APの組み合わせから、上記ケース(2)用のシフトアップ禁止ヒステリシス線Cを設定するための、APヒステリシス幅ΔAPと、車速ヒステリシス幅ΔVを算出する。このΔAPとΔVの値は、シフトダウン線DNに沿う及びその近傍に該当する車速V及びアクセルペダル開度APの組み合わせ(つまり、前記P1に相当する交点座標)のそれぞれに対応して予めメモリ内に記憶しておき、現車速V及びアクセルペダル開度APの組み合わせに応じてΔAPとΔVを読み出すものとしてよい。算出した(読み出した)ΔAPとΔVの値は、適宜のバッファに一時保存しておく。勿論、現車速V及びアクセルペダル開度APのマップ上の交点がシフトダウン線DNから離れている場合は、ΔAP及びΔVは0である(算出されない)。
ステップS7では、現車速V又はアクセルペダル開度APがシフトダウン線DNよりも高車速側又は低アクセル開度側の領域(つまり上位段側すなわち2図中DNの右側の領域)に入っているかどうかを判定する。NOであれば、現車速V及びアクセルペダル開度APのマップ上の交点がまだ2図中DNの左側の領域に位置しているので、図中の接続点Bを通ってステップS8(図4B)に行き、前記ケース(2)のためのヒステリシス幅ΔV,ΔAPをするためのレジスタをリセットし、かつ、「DN線跨いだフラグ」F_DNupを0にリセットする。次に、ステップS9で、前記ケース(1)のための前記所定時間の値をタイマ(以下、ハンチングタイマという)にセットして計時を開始させる。そして、ステップS10で、ハンチングタイマフラグF_HTを0にリセットする。ハンチングタイマは、セットされた値からダウンカウントを開始し、そのカウント値が0になったとき、該セットされた所定時間が経過したことを提示する。ハンチングタイマフラグF_HTは、現車速V及びアクセルペダル開度APの交点が第1領域(1)内に入って実質的な所定時間カウント動作が開始されると1にセットされ、それ以外では0にリセットされる。なお、ステップS10の後は、図中の接続点Dを通って図4Aに戻り、今回のルーチンを終了する。すなわち、シフトアップ動作は行われない(UP_NG)。
図4Aに戻り、現車速V又はアクセルペダル開度APがシフトダウン線DNを跨いで高車速側又は低アクセル開度側に移行したとき、前記第1のポイントP1に対応する第2及び第3のポイントP2,P3を指示するヒステリシス幅ΔV,ΔAPがステップS6で適切に算出され、バッファされる。その場合、次のステップS7では、現車速V又はアクセルペダル開度APがシフトダウン線DNよりも高車速側又は低アクセル開度側の領域(つまり上位段側すなわち2図中DNの右側の領域)に入っているので、YESとの判定結果が出る。次のステップS11では、「DN線跨いだフラグ」F_DNupが1にセットされているかをチェックする。この場合、まだ、1にセットされていないので、NOと判定され、ステップS12に行く。ステップS12では、ステップS6で適切に算出されバッファされた前記第1のポイントP1に対応する第2及び第3のポイントP2,P3を指示するヒステリシス幅ΔV,ΔAPをレジスタにセットし、格納する。同時に、「DN線跨いだフラグ」F_DNupが1にセットする。次回以後は、ステップS11の判定はNOとなり、ステップS12には行かない。つまり、ステップS12でΔV,ΔAPをレジスタに格納するのは、現車速V又はアクセルペダル開度APがシフトダウン線DNを跨いで高車速側又は低アクセル開度側に移行したときに一度だけ行われる。なお、前記式(1)の演算を行うために、前記第1のポイントP1のマップ上の座標(Vm,APm)を示すデータもステップS12において格納しておくものとする。
ステップS12の後、若しくはステップS11がNOの場合、ステップS13に行き、現車速Vが第1境界線Aの車速よりも大きいかを調べる。NOであれば、ステップS14(図4B)に行き、現車速V及びアクセルペダル開度APのマップ上の交点が第1領域(1)内であるかを調べる。すなわち、現車速Vがシフトアップ線UPによって規定される車速よりも高く、かつ、現アクセルペダル開度APがシフトアップ線UPによって規定されるアクセルペダル開度APよりも小さいならば、第1領域(1)内であると判定する。
現車速V及びアクセルペダル開度APのマップ上の交点が第1領域(1)内であると判定されたら、ステップS15に行き、ハンチングタイマのカウント値が0になった(所定時間が経過した)かを調べる。始めは、まだ所定時間が経過していないので、NOであり、ステップS16に行く。ステップS16では、ハンチングタイマフラグF_HTを1にセットする。これにより、現車速V及びアクセルペダル開度APの交点が第1領域(1)内に入ったことにより、シフトハンチング防止用の所定時間カウント動作中であることを示す。ステップS16の後は、図中の接続点Dを通って図4Aに戻り、今回のルーチンを終了する。すなわち、シフトアップ動作は行われない(UP_NG)。
ハンチングタイマのカウント値が0になる(所定時間が経過する)と、図4BのステップS15はYESとなり、次のステップS17でハンチングタイマフラグF_HTが1となっているかを確認する。F_HTが1であることを確認したら、ステップS18〜S21の処理を経て、図中の接続点Cを通って図4AのステップS22に行く。ステップS22では、所定のシフトアップ実行処理を行う。すなわち、接続点Cを通ることは、シフトアップ動作が許可されたことを意味している(UP_OK)。
なお、この実施例において、ケース(1)におけるシフトアップの許可条件には、上述のように所定時間が経過することに加えて、車速及びアクセルペダル操作から推定できるドライバーの加速意志の有無を考慮するようにしている。ステップS15及びS17がYESと判定されたことは、上述の所定時間が経過したという条件を満たしている。続くステップS18〜S21では、ドライバーの加速意志の有無を推定している。
ステップS18では、車速Vの加速度(V加速度)が所定の第1基準値Rv1よりも大きいかを調べる。YESであれば、ドライバーの加速意志が確認されたこととなり、ステップS10に行き、ハンチングタイマフラグF_HTを0にリセットする。この場合は、シフトアップ動作は行われない(UP_NG)。
ステップS18がNOであれば、ステップS19で、アクセルペダルの踏み込み速度(AP速度)が所定の第1基準値Rap1よりも小さいかを調べる。NOであれば、ドライバーの加速意志が確認されたこととなり、図中の接続点Dを通って図4Aに戻り、今回のルーチンを終了する。すなわち、シフトアップ動作は行われない(UP_NG)。
ステップS19がYESであれば、ステップS20に行き、アクセルペダルの踏み込み速度(AP速度)が所定の第2基準値Rap2よりも小さいかを調べる。なお、Rap2<Rap1である。NOであれば、ドライバーの加速意志が確認されたこととなり、図中の接続点Dを通って図4Aに戻り、今回のルーチンを終了する。すなわち、シフトアップ動作は行われない(UP_NG)。
ステップS20がYESであれば、ステップS21に行き、車速Vの加速度(V加速度)が所定の第2基準値Rv2よりも大きいかを調べる。なお、Rv2<Rv1である。YESであれば、ドライバーの加速意志が確認されたこととなり、ステップS10に行き、ハンチングタイマフラグF_HTを0にリセットする。この場合も、シフトアップ動作は行われない(UP_NG)。
このように、ドライバーの加速意志が確認された場合は、シフトアップせずに変速比の低い領域で高トルク運転すべきであるから、第1領域(1)における所定時間のタイマ条件を満たしたとしても、シフトアップ動作を許可しないようにしている。
一方、ステップS21がNOであれば、ドライバーの加速意志が確認されなかったこととなり、シフトアップを行っても差し支えないことを意味する。この場合は、図中の接続点Cを通って図4AのステップS22に行き、所定のシフトアップ実行処理を行う。すなわち、シフトアップ動作が許可される(UP_OK)。
次に、現車速Vが第1境界線Aの車速よりも大きい場合は、図4AのステップS13でYESと判定され、ステップS23に行く。ステップS23ではハンチングタイマをセットする。これは、前記ステップS18、S21のYESの場合などにおいてハンチングタイマフラグF_HTを0にリセットされる事態にそなえて、ハンチングタイマを再セットしておくためである。
次のステップS24では、現アクセルペダル開度APが、第2境界線Bよりも低いかどうかを判定する。NOであれば、現車速V及びアクセルペダル開度APの交点が第2領域(2)内に入っている可能性があり、前記ケース(2)に従う処理を行う。すなわち、ステップS25において、シフトダウン線DNを基準にしてシフトアップ禁止ヒステリシス線Cを設定し、現車速V及びアクセルペダル開度APの交点がシフトアップ禁止ヒステリシス線Cを高速側に又は低アクセル開度側に跨いだかどうかを判定する。シフトアップ禁止ヒステリシス線Cの設定は、前記ステップS12において前記レジスタ内に格納されたヒステリシス幅ΔV、ΔAPとに基づき上記式(1)の演算を行うことにより、実質的に設定される。すなわち、上記式(1)にレジスタに格納しているΔV、ΔAP、Vm,APmを代入し、かつ、独立変数Vxとして現車速Vを代入し、シフトアップ禁止ヒステリシス線C上のアクセルペダル開度APyを求める。そして、現アクセルペダル開度APが求めたアクセルペダル開度APyよりも大きいか小さいかを判定する。現アクセルペダル開度APが求めたアクセルペダル開度APyよりも大きければ、現車速V及びアクセルペダル開度APの交点がシフトアップ禁止ヒステリシス線Cを高速側に又は低アクセル開度側に跨いでいないと判定し、ステップS25はNOと判定出力する。現アクセルペダル開度APが求めたアクセルペダル開度APyよりも小さければ、現車速V及びアクセルペダル開度APの交点がシフトアップ禁止ヒステリシス線Cを高速側に又は低アクセル開度側に跨いだと判定し、ステップS25はYESと判定出力する。
ステップS25がNOであれば、今回のルーチンを終了する。すなわち、シフトアップ動作は行われない(UP_NG)。他方、ステップS25がYESであれば、ステップS22に行き、所定のシフトアップ実行処理を行う。すなわち、シフトアップ動作が許可される(UP_OK)。
次に、現アクセルペダル開度APが第2境界線Bよりも低い場合はステップS24でYESと判定する。その場合は、現車速V及びアクセルペダル開度APの交点が第3領域(3)内に入っており、前記ケース(3)に従う処理を行う。すなわち、ステップS22に行き、所定のシフトアップ実行処理を行う(シフトアップ動作が許可される)。
1 エンジン
2 自動変速機
3 トルクコンバータ
4 FI−ECU(燃料噴射制御装置)
5 AT−ECU(自動変速制御装置)
6 油圧制御装置
8 アクセルペダル
21 クランクシャフト(エンジン出力軸)
22 メインシャフト
30 ロックアップクラッチ

Claims (2)

  1. 各変速段毎にシフトアップ及びシフトダウン変速パターンを設定するシフトアップ線及びシフトダウン線に従い、車速とエンジン負荷をパラメータとして、自動変速機の変速段のシフトアップ変速制御及びシフトダウン変速制御を行う自動変速機の制御装置において、
    前記シフトアップ線が前記シフトダウン線に近づくように低車速寄りに設定されており、直前にシフトダウン変速を行っていない場合は前記シフトアップ線に従ってシフトアップ変速制御を行い、シフトダウン変速後にシフトアップ変速を行う場合は、
    (1)現車速及びエンジン負荷が、前記シフトアップ線の最低車速よりも所定車速分だけ高速側に設定された第1境界線よりも低車速側の前記シフトアップ線内の領域である第1領域内にある状態のとき、所定時間の経過を少なくとも条件にシフトアップを許可し、
    (2)現車速及びエンジン負荷が、現変速段で現車速維持可能なエンジン負荷を定義するクルーズ線よりも幾分高いエンジン負荷を表す第2境界線と前記シフトアップ線との間に挟まれ且つ前記第1境界線よりも高車速側の領域である第2領域内にあるとき、その直近において車速エンジン負荷の交点が前記シフトダウン線を跨いだポイントである第1のポイントを基準にしてシフトアップ禁止ヒステリシス線を設定し、かつ、該シフトアップ禁止ヒステリシス線を、前記第1のポイントから低エンジン負荷側に所定量だけ離れた第2のポイントと該第1のポイントから高速側に所定車速分だけ離れた第3のポイントを通るように設定し、現車速及びエンジン負荷が該シフトアップ禁止ヒステリシス線を跨いで高速側又は低エンジン負荷側に移行していることを条件にシフトアップを許可し、
    (3)現車速及びエンジン負荷が、前記第1境界線よりも高車速側且つ前記第2境界線よりも低エンジン負荷側の領域である第3領域内に入ったとき、シフトアップを許可する、
    ことを特徴とする自動変速機の制御装置。
  2. 前記(1)において、前記条件に加えて、車速及びエンジン負荷の変化量が所定範囲内であることを条件にシフトアップを許可することを特徴とする請求項1に記載の自動変速機の制御装置。
JP2010130325A 2010-06-07 2010-06-07 自動変速機の制御装置 Expired - Fee Related JP5603144B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010130325A JP5603144B2 (ja) 2010-06-07 2010-06-07 自動変速機の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010130325A JP5603144B2 (ja) 2010-06-07 2010-06-07 自動変速機の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011256909A JP2011256909A (ja) 2011-12-22
JP5603144B2 true JP5603144B2 (ja) 2014-10-08

Family

ID=45473298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010130325A Expired - Fee Related JP5603144B2 (ja) 2010-06-07 2010-06-07 自動変速機の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5603144B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6493366B2 (ja) * 2016-11-18 2019-04-03 トヨタ自動車株式会社 車両制御装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04282070A (ja) * 1991-03-08 1992-10-07 Mazda Motor Corp 自動変速機の変速制御装置
JP2003139238A (ja) * 2001-11-05 2003-05-14 Honda Motor Co Ltd 車両用自動変速機の変速制御装置
JP4178466B2 (ja) * 2003-09-02 2008-11-12 本田技研工業株式会社 自動変速機の制御装置
JP4265625B2 (ja) * 2006-07-03 2009-05-20 トヨタ自動車株式会社 車両の駆動力制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011256909A (ja) 2011-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5901760B2 (ja) 自動変速機の変速制御装置
JP5941882B2 (ja) 無段変速機の変速制御装置
JP4827057B2 (ja) 自動変速機の変速制御方法
US7780571B2 (en) Automatic transmission control apparatus
JP2007232098A (ja) 車両の制御装置
JPWO2013168226A1 (ja) 車両の変速制御装置
JP2009150446A (ja) 自動変速機の制御装置、制御方法、その方法を実現させるプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体
US9434390B2 (en) Vehicle control device and vehicle control method
JP2002181183A (ja) 自動変速機の変速制御システム及びその方法
JP5603144B2 (ja) 自動変速機の制御装置
KR100534797B1 (ko) 차량용 자동 변속기의 변속 제어방법
JP2010107049A (ja) 自動変速機の制御装置、制御方法、その方法を実現させるプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体
JP2011231839A (ja) 自動変速機の変速制御装置
US7147588B2 (en) Upshift control method of an automatic transmission
JP5497571B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JP6187404B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JP2873495B2 (ja) 自動変速機の変速制御装置
KR101916549B1 (ko) 이원화 방식 킥 다운 변속 제어 방법 및 차량
JP2743557B2 (ja) 自動変速機の変速制御装置
KR20150080056A (ko) 시프트 맵을 이용한 자동화 수동변속기의 변속방법
JP5010932B2 (ja) 自動変速機の変速制御装置
JP2002130466A (ja) 自動変速機の変速制御方法
JP2005114040A (ja) 車両の制御装置
JP5811907B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JP5357832B2 (ja) 自動変速機の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130820

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130903

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140218

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140416

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140805

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140821

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5603144

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees