JP5602868B2 - アクセスポイントにおけるアイドル状態アクセス端末支援型時間および/または周波数追跡 - Google Patents

アクセスポイントにおけるアイドル状態アクセス端末支援型時間および/または周波数追跡 Download PDF

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Description

優先権の主張
本出願は、各々の開示が参照により本明細書に組み込まれ、同一出願人が所有する、2009年11月17日に出願され、代理人整理番号第100107P1号を付与された、米国仮特許出願第61/262,091号、および2010年1月29日に出願され、代理人整理番号第100621P1号を付与された、米国仮特許出願第61/299,837号の利益および優先権を主張する。
本出願は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、限定はしないが、時間追跡および/または周波数追跡に関する。
序論
ワイヤレス通信ネットワークは、地理的エリア内のユーザに様々なタイプのサービス(たとえば、ボイス、データ、マルチメディアサービスなど)を提供するために、その地理的エリアにわたって展開され得る。典型的な実装形態では、マクロネットワークによってサービスされる地理的エリア内で動作しているアクセス端末(たとえば、セルフォン)にワイヤレス接続性を与えるために、(たとえば、各々が1つまたは複数のマクロセルを介してサービスを提供する)マクロアクセスポイントがマクロネットワーク全体にわたって分散される。
高速なマルチメディアデータサービスの需要が急速に増大するにつれて、向上したパフォーマンスをもつ効率的でロバストな通信システムを実装することが課題となっている。従来のネットワークアクセスポイントを補うために(たとえば、拡張されたネットワークカバレージを与えるために)、小カバレージアクセスポイント(たとえば、低電力アクセスポイント)を展開して、よりロバストな屋内ワイヤレスカバレージまたは他のカバレージを家庭、企業ロケーション(たとえば、オフィス)、または他のロケーション内のアクセス端末に与え得る。そのような小カバレージアクセスポイントは、たとえば、フェムトセル、フェムトアクセスポイント、ホームノードB、ホームeノードB、またはアクセスポイント基地局と呼ばれることがある。一般に、そのような小カバレージアクセスポイントは、DSLルータまたはケーブルモデムを介してインターネットおよびモバイル事業者のネットワークに接続される。便宜上、以下の説明では、小カバレージアクセスポイントをフェムトセルまたはフェムトアクセスポイントと呼ぶことがある。
一般に、フェムトセルは、関係するエアインターフェース仕様によって規定される一定の時間および周波数精度でフェムトセルの信号を送信する。たとえば、cdma2000システムでは、すべてのアクセスポイント(基地局)が「システム時間」に同期される必要がある。この「システム時間」は、(うるう秒を除いて)協定世界時(UTC)と同期し、ある程度の小さい誤差内で、全地球測位システム(GPS)時間と同じ発信時間を使用する。
たとえば、(異なるアクセスポイントが広く異なる周波数で送信すれば場合によっては起こるであろう)アクセスポイント間干渉を制御すること、およびあるアクセスポイントから別のアクセスポイントへのアクセス端末(移動局)の正常なハンドオフを保証することを含むいくつかの目的には、ネットワークの異なるアクセスポイントの間の時間および周波数同期が必要である。フェムトセルが近くのマクロセルのタイミングを追跡することが可能である場合、フェムトセルは、フェムトセルのビーコン送信を、マクロセル上にキャンピングされたアクセス端末の起動時間と合わせ得る。これにより、効率的なフェムトセルアイドルモード発見が可能になり、フェムトセルビーコン送信の結果としてマクロアクセス端末において場合によっては誘起されるであろう干渉が低減される。
時間および周波数追跡のためにフェムトセルによって使用される現在の技法は、GPS受信機からタイミングを導出すること、IEEE1588などの、インターネットプロトコル(IP)技法を使用した中央の正確なクロックからタイミングを導出すること、地上波TVブロードキャストからタイミングを導出すること、および近隣マクロアクセスポイントから信号をスニフすることを含む。しかしながら、これらの技法は、いくつかの欠点を有する。たとえば、GPS受信機は、フェムトセルなどの低コスト消費者デバイスには理想的でない。さらに、GPS信号は、建築物、地下室、倉庫などの内部など、典型的なフェムトセル展開シナリオにおいて利用可能でないことがある。GPSベースのタイミングの使用に固有の上記欠点の一部を回避するために、フェムトセルは、代わりに、時間および周波数同期のために近隣マクロアクセスポイントに依拠し得る。この場合、フェムトセルは、(たとえば、ネットワークリッスンモジュールとして知られている特殊モジュールを使用して)近隣マクロアクセスポイントの順方向リンク(FL)送信をスニフし、FL波形構造、ならびにマクロアクセスポイントによって送られたメッセージを使用して、タイミングおよび周波数情報を導出する。しかしながら、フェムトセルと同じ周波数帯域/チャネルにおいて送信している近隣マクロアクセスポイントをスニフするために、フェムトセル送信機は、フェムトセル順方向リンク(FL)送信が、マクロアクセスポイントFL送信を受信するためのフェムトセルの能力と干渉しないように、停止される。したがって、そのようなネットワークリッスンモジュールベースの時間および周波数追跡技法は、ネットワークリッスンモジュールによってスニフされるべきキャリア周波数(および、潜在的に隣接するキャリア周波数)上でフェムトセルによって現在サービスされているユーザがいない(たとえば、フェムトセル上で進行中のアクティブなボイス/データセッションがない)ときにのみ使用される。上記に鑑みて、アクセスポイントのための時間および周波数同期を行うための、より効率的で信頼できる機構が必要である。
本開示のいくつかの例示的な態様の概要について以下で説明する。本概要は、読者の便宜のために与えられるものであり、本開示の幅を完全に定義するものではない。便宜上、本明細書では、本開示の単一の態様または複数の態様を指すために、いくつかの態様という用語を使用することがある。
本開示は、いくつかの態様では、アクセスポイントのためのアクセス端末支援型時間および周波数追跡に関する。たとえば、アクセスポイント(たとえば、フェムトセル)が、1つまたは複数のアクセス端末と協働して、1つまたは複数の近隣アクセスポイント(たとえば、マクロアクセスポイント)からタイミング情報を導出し得る。
いくつかの態様では、このタイミング情報の導出は、アクセス端末が、アクセスポイントのパイロット送信タイミングまたはフレーム送信タイミングと、近隣アクセスポイントのパイロット送信タイミングまたはフレーム送信タイミングとの間の差を判断することに関与し得る。アクセス端末は、このタイミング差をアクセスポイントに報告し、アクセスポイントは、このタイミング差に基づいてアクセスポイントの送信のタイミングおよび/または周波数を調整する。その結果、これらの送信は、近隣アクセスポイントによる送信のタイミングを追跡し(たとえば、アクセスポイントの送信の位相を近隣アクセスポイントの送信の位相に同期させ)、および/または指定された周波数を追跡することになる(たとえば、アクセスポイントが同じキャリア周波数を使用する場合は、近隣アクセスポイントによって使用される送信周波数に同期し、またはアクセスポイントが同じキャリア周波数を使用しない場合は、ネットワーク運用要件によって指定された周波数に同期する)。いくつかの実装形態では、近隣アクセスポイントは、(たとえば、GPSベースのタイミングを使用することによって)「システム時間」に同期され得る。したがって、近隣アクセスポイントを追跡することによって、アクセスポイントは、「システム時間」に同期し、それによってネットワークタイミング要件を満たし得る。タイミング要件を満たすことに加えて、近隣アクセスポイントを追跡することによって、アクセスポイントはまた、アクセスポイントの周波数をネットワーク周波数同期要件に合わせて同期させ、それによってネットワーク周波数同期要件を満たし得る。他の実装形態では、近隣アクセスポイントは、近隣アクセスポイントのタイミングをネットワークの他のアクセスポイントに同期させないことがあるが、近隣アクセスポイントの周波数のみをこれらの他のアクセスポイントに同期させる。これらの実装形態では、近隣アクセスポイントの周波数を追跡することによって、アクセスポイントは、アクセスポイントの周波数を、ネットワーク中の他のアクセスポイントによって使用される周波数に同期させ得る。
本明細書の教示による時間追跡の別の使用事例は、アクセスポイント(たとえば、フェムトセル)ビーコン送信または他の送信を、タイミングソース(たとえば、近隣マクロセル)のタイミングに基づくイベントに整合させることである。たとえば、アクセスポイント(たとえば、フェムトセル)のアイドル再選択ビーコン送信が、近隣アクセスポイント上のアクセス端末(たとえば、マクロセル上でアイドリングしているマクロアクセス端末)の起動時間と整合され得る。アクセス端末の起動時間は、近隣アクセスポイントのタイミング(たとえば、マクロセルタイミング)から導出される。したがって、アクセスポイントのタイミングを近隣アクセスポイントに同期させることによって、アクセスポイント(たとえば、フェムトセル)は、アクセス端末の予想される起動時間中にビーコンを送信し得る。
いくつかの態様では、そのようなアクセス端末支援型時間および周波数追跡方式は、他の時間および周波数追跡方法が利用可能でないとき、有利に採用され得る。たとえば、開示する追跡方式では、タイミング情報を収集するためにアクセスポイント送信を停止する必要がない。したがって、この追跡方式は、アクセスポイントがアクティブな呼を処理しているときに(たとえば、アクセスポイントとアクセス端末との間に専用チャネルが確立されたときに)採用され得る。
したがって、本開示は、いくつかの態様では、アクティブな呼においてアクセス端末と接続されているアクセスポイントが、そのアクセス端末または別のアクセス端末と協働して、少なくとも1つの他のアクセスポイントからタイミング情報を導出する、時間および/または周波数追跡方式に関する。いくつかの態様では、そのような方式は、アクセスポイントがアクティブな呼を処理していると判断することと、アクセスポイントがアクティブな呼を処理しているという判断の結果として、アクティブな呼中にアクセス端末からタイミング情報を収集することと、アクセスポイントによる送信を制御するクロックを調整することであって、クロックの調整が、収集されたタイミング情報に基づく、調整することとに関与し得る。
本開示は、いくつかの態様では、アクセスポイントが、少なくとも1つの近くのアイドル状態のアクセス端末と協働して、少なくとも1つの他のアクセスポイントからタイミング情報を導出する、時間および/または周波数追跡方式にも関する。ここで、アクセスポイントは、たとえば、アクセスポイント上にキャンピングしている(たとえば、アクセスポイントのページングチャネルおよび他のオーバーヘッドチャネル送信をリッスンしている)アイドル状態のアクセス端末から、あるいは観測時間差(OTD:observed time difference)または他の好適なタイミング情報が報告される他の状態をサポートするアクセス端末から、タイミング情報を受信し得る。いくつかの態様では、そのような方式は、アクセス端末がアクセスポイントにおいてアイドルモードにあると判断することと、アクセス端末がアイドルモードにあるという判断の結果として、アクセス端末からタイミング情報を収集することと、アクセスポイントによる送信を制御するクロックを調整することであって、クロックの調整が、収集されたタイミング情報に基づく、調整することとに関与し得る。
本開示のこれらおよび他の例示的な態様について、以下の発明を実施するための形態および添付の特許請求の範囲、ならびに添付の図面において説明する。
アクセスポイントがアクセス端末支援型時間追跡および/または周波数追跡を採用する、通信システムのいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。 アクティブな呼を処理しているアクセスポイントがアクセス端末からタイミング情報を収集することに関連して実行され得る動作のいくつかの例示的な態様のフローチャート。 アクセスポイントがアイドル状態のアクセス端末からタイミング情報を収集することに関連して実行され得る動作のいくつかの例示的な態様のフローチャート。 アクセスポイントがタイミング情報についての要求をアクセス端末に送ることに関連して実行され得る動作のいくつかの例示的な態様のフローチャート。 アクセス端末によって判断された例示的なパイロットタイミング差を示す簡略図。 アクセス端末から収集されたパイロットタイミング情報に基づいてアクセスポイントクロックを調整することに関連して実行され得る動作のいくつかの例示的な態様のフローチャート。 アクセス端末によって判断された例示的なフレームタイミング差を示す簡略図。 アクセス端末から収集されたフレームタイミング情報に基づいてアクセスポイントクロックを調整することに関連して実行され得る動作のいくつかの例示的な態様のフローチャート。 アクセスポイントがアクセス端末から受信されたタイミング情報に基づいて周波数調整を判断することに関連して実行され得る動作のいくつかの例示的な態様のフローチャート。 アクセスポイントが少なくとも1つのアクセス端末から少なくとも1つのタイミングソースに関連するタイミング情報を収集することに関連して実行され得る動作のいくつかの例示的な態様のフローチャート。 アクセスポイントが指定されたレートでアクセス端末からタイミング情報を収集することに関連して実行され得る動作のいくつかの例示的な態様のフローチャート。 タイミングソースが十分に正確なタイミングを有する場合、アクセスポイントがタイミングソースからタイミング情報を収集することを選択することに関連して実行され得る動作のいくつかの例示的な態様のフローチャート。 アクセスポイントがタイミングソースの信頼性に基づいて異なるタイミングソースからのタイミング情報を重み付けすることに関連して実行され得る動作のいくつかの例示的な態様のフローチャート。 通信ノードにおいて採用され得る構成要素のいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。 ワイヤレス通信システムの簡略図。 フェムトノードを含むワイヤレス通信システムの簡略図。 ワイヤレス通信のためのカバレージエリアを示す簡略図。 通信構成要素のいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。 本明細書で教示する時間追跡および/または周波数追跡を行うように構成された装置のいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。 本明細書で教示する時間追跡および/または周波数追跡を行うように構成された装置のいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。 本明細書で教示する時間追跡および/または周波数追跡を行うように構成された装置のいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。
慣例により、図面に示す様々な特徴は一定の縮尺で描かれていないことがある。したがって、様々な特徴の寸法は、わかりやすいように任意に拡大または縮小されることがある。さらに、図面のいくつかは、わかりやすいように簡略化されることがある。したがって、図面は、所与の装置(たとえば、デバイス)または方法の構成要素のすべてを示しているわけではないことがある。最後に、明細書および図の全体にわたって同様の特徴を示すために同様の参照番号が使用されることがある。
本開示の様々な態様について以下で説明する。本明細書の教示は多種多様な形態で実施され得、本明細書で開示されている特定の構造、機能、またはその両方は代表的なものにすぎないことは明らかであろう。本明細書の教示に基づいて、本明細書で開示する態様は他の態様とは無関係に実装され得ること、およびこれらの態様のうちの2つ以上は様々な方法で組み合わせられ得ることを、当業者なら諒解されたい。たとえば、本明細書に記載の態様をいくつ使用しても、装置を実装し、または方法を実施し得る。さらに、本明細書に記載の態様のうちの1つまたは複数に加えて、あるいはそれら以外の他の構造、機能、または構造および機能を使用して、そのような装置を実装し、またはそのような方法を実施し得る。さらに、態様は、請求項の少なくとも1つの要素を備え得る。
図1に、例示的な通信システム100(たとえば、通信ネットワークの一部)のいくつかのノードを示す。説明のために、本開示の様々な態様について、互いに通信する1つまたは複数のアクセス端末、アクセスポイント、およびネットワークエンティティの文脈で説明する。ただし、本明細書の教示は、他の用語を使用して参照される他のタイプの装置または他の同様の装置に適用可能であり得ることを諒解されたい。たとえば、様々な実装形態では、アクセスポイントは、基地局、ノードB、eノードB、フェムトセルなどと呼ばれることがあり、または基地局、ノードB、eノードB、フェムトセルなどとして実装されることがあり、アクセス端末は、ユーザ機器、移動局などと呼ばれることがあり、またはユーザ機器、移動局などとして実装されることがある。
システム100中のアクセスポイントは、システム100のカバレージエリア内に設置され得るか、またはシステム100のカバレージエリア全体にわたってローミングし得る、1つまたは複数のワイヤレス端末(たとえば、アクセス端末102)に1つまたは複数のサービスへのアクセス(たとえば、ネットワーク接続性)を与える。たとえば、様々な時点で、アクセス端末102は、アクセスポイント104、アクセスポイント106、アクセスポイント108、またはシステム100中の何らかのアクセスポイント(図示せず)に接続し得る。これらのアクセスポイントの各々は、ワイドエリアネットワーク接続性を可能にするために、(便宜上、ネットワークエンティティ110によって表される)1つまたは複数のネットワークエンティティと通信し得る。
これらのネットワークエンティティは、たとえば、1つまたは複数の無線および/またはコアネットワークエンティティなどの様々な形態をとり得る。したがって、様々な実装形態では、ネットワークエンティティは、(たとえば、運用、アドミニストレーション、管理、およびプロビジョニングエンティティによる)ネットワーク管理、呼制御、セッション管理、モビリティ管理、ゲートウェイ機能、インターワーキング機能のうちの少なくとも1つなどの機能、または何らかの他の好適なネットワーク機能を表し得る。また、これらのネットワークエンティティの2つ以上が共同設置され得、および/または、これらのネットワークエンティティの2つ以上がネットワーク全体にわたって分散され得る。
システム100中のアクセスポイントは、ワイヤレス送信および受信のタイミングおよびキャリア周波数を制御するために内部タイミング機構を採用する。たとえば、指定された周波数(または複数の周波数)上で指定された時間に送信および受信することによって、アクセスポイントは、ネットワーク中の他のワイヤレスエンティティ(たとえば、アクセス端末)とより効率的に通信することが可能であり得、他のワイヤレスエンティティにおいて(たとえば、他のアクセスポイントに接続されたアクセス端末において)アクセスポイントの送信が場合によっては引き起こし得る干渉を低減することが可能であり得る。上述のように、効率的な通信を可能にし、干渉を緩和するための1つの技法では、アクセスポイントがネットワークにおける「システム時間」に同期される必要がある。そのような場合、アクセスポイントは、知られている「システム時間」(たとえば、時間T0)からの指定されたタイミングオフセットでアクセスポイントのそれぞれの信号を送信し得る。さらに、アクセスポイントはまた、他のアクセスポイントの送信と干渉することを回避するために、指定されたキャリア周波数上で送信すべきである。また、送信周波数の誤差が、近隣キャリア周波数上の送信を妨害することがある。
したがって、そのようなアクセスポイントによって送信された信号は、各アクセスポイントによって使用される内部タイミングの指示を与え得る。たとえば、アクセスポイントは、時間T0からの指定されたタイミングオフセットに開始するパイロット信号シーケンスを送信し得る。同様に、アクセスポイントは、時間T0からの指定されたタイミングオフセットに開始するフレームを送信し得る。図1の例では、アクセスポイント104、アクセスポイント106、アクセスポイント108は、それぞれ破線矢印112、114、および116によって表されるように、各アクセスポイントによって使用される内部タイミングの指示を与える信号(たとえば、パイロットおよび/またはフレーム)を送信し得る。
アクセスポイント104(たとえば、比較的低コストのタイミングソースを採用するフェムトセル)は、アクセス端末支援型時間追跡および/または周波数追跡を使用するための能力を含む。そのようなアクセス端末支援型追跡方式は、アクセスポイント104がアクティブな呼をサービスしているとき、および/またはアクセスポイント104がアイドル状態のアクセス端末を検出したとき、採用され得る。
たとえば、アクセスポイント104がアクティブな呼をサービスしていないとき、アクセスポイント104は、極めて正確なタイミング(たとえば、GPSベースのタイミング)を有する近くのアクセスポイント106および108から信号114および116を受信するネットワークリッスンモジュール(図示せず)を採用し得る。これらの信号によって与えられたタイミング情報に基づいて、アクセスポイント104は、それのタイミングをアクセスポイント106および108のタイミングと同期させる(たとえば、内部クロックの位相および/または周波数を調整する)。しかしながら、アクセスポイント104がアクティブな呼を処理しているとき、アクセスポイント104はアクセス端末支援型時間追跡および/または周波数追跡に切り替え得る。この目的で、アクセスポイント104は、アクセスポイントがいつアクティブな呼を処理しているかを検出するアクティブ/アイドルモード検出構成要素122を含み、アクセス端末支援型追跡方式への切替えを起動する。この追跡方式に切り替えると、アクセスポイント104は、次いで、アクティブな呼に関与するアクセス端末または何らかの他の近くのアクセス端末と協働して、近くのアクセスポイントのタイミングを示すタイミング情報を収集し得る。
アクセス端末がアクセスポイント104上でアイドリングしている状況では、アクティブ/アイドルモード検出構成要素122は、たとえば、アクセスポイント104に再登録するようにアクセス端末に要求するメッセージを、またはアクセスポイント104によって送られた制御チャネルメッセージに応答するようにアクセス端末に要求するメッセージを、アクセス端末に送ることによって、近くのアイドル状態のアクセス端末の存在を検出し得る。アクセス端末から登録メッセージまたは応答を受信すると、アクセスポイント104は、次いで、アクセス端末と協働して、近くのアクセスポイントのタイミングを示すタイミング情報を収集し得る。
アクティブな呼の状況またはアイドル状態のアクセス端末の状況のいずれかにおいて、アクセスポイント104、106、および108の近傍にあるアクセス端末102は、これらのアクセスポイントから信号112、114、および116を受信し、これらの信号に基づいてタイミング情報を生成し得る。たとえば、タイミング情報生成構成要素118は、信号112および114がアクセス端末において受信される時間の間のタイミング差を計算し得る。代替的に、または追加として、タイミング情報生成構成要素118は、信号112および116がアクセス端末において受信される時間の間のタイミング差を計算し得る。このタイミング情報を生成した後に、アクセス端末102は、破線矢印120によって表されるように、タイミング情報をアクセスポイント104に送る。このタイミング情報は、アクセスポイント104による要求(または複数の要求)に応答して送られ、または一定の他のイベントが発生した(たとえば、1つまたは複数のアクセスポイントからの送信のチャネル品質が何らかのしきい値を下回ったかまたは超えた)ときに送られ得る。
アクセスポイント104の時間および/または周波数追跡構成要素124は、このタイミング差情報を使用して、アクセスポイント104のタイミング(および/または周波数)が、別のアクセスポイント(たとえば、アクセスポイント106および/またはアクセスポイント108)のタイミング(および/または周波数)からどれくらい離れているかを判断する。たとえば、収集されたタイミング情報に基づいて、時間および/または周波数追跡構成要素124は、アクセスポイント104によって使用されているT0と、アクセスポイント106によって使用されているT0との間の(たとえば、チップ、チップの部分などでの)時間差を判断し得る。次いで、時間および/または周波数追跡構成要素124は、この時間差に基づいてアクセスポイント106のタイミング(および/または周波数)を追跡するように時間および/または周波数追跡構成要素124の内部タイミング基準を調整する(たとえば、内部クロックの位相および/または周波数を調整する)。
別の例として、アクセスポイントビーコン送信または他の送信が、タイミングソースのタイミングに基づくイベントと整合され得る。この場合、アクセス端末102から受信されたタイミング情報は、アクセス端末102におけるイベントのタイミングを示す。たとえば、アクセスポイント104のアイドル再選択ビーコン送信がアクセス端末102の起動時間と整合され得る。この起動時間は、(たとえば、アクセス端末102がアクセスポイント106上でアイドリングしているとき)たとえば、アクセスポイント106の、タイミングから導出され得る。したがって、アクセスポイントのタイミングを近隣アクセスポイントに同期させることによって、アクセスポイント(たとえば、フェムトセル)は、アクセス端末の予想される起動時間中にビーコンを送信し得る。したがって、いくつかの態様では、アクセス端末102から受信されたタイミング情報は、アクセス端末102におけるイベントのタイミングを動かす別のアクセスポイント(たとえば、アクセスポイント106)またはタイミングソースのタイミングを示し、クロックの調整は、アクセスポイント104による信号送信のタイミングを調整することであって、調整されたタイミングがイベントのタイミングと同期されるように、調整することを備える。
本明細書の教示による効率的で効果的なアクセス端末支援型追跡動作を可能にするために、様々な技法が採用され得る。たとえば、以下で説明するように、アクセスポイントは、1つまたは複数のアクセス端末から受信された1つまたは複数のタイミングソース(たとえば、アクセスポイント)に関連するタイミング情報に基づいて、アクセスポイントの内部クロックを調整し得る。この目的で、アクセスポイントは、指定されたタイミングソースからのタイミング情報を要求するメッセージであって、アクセス端末が1つまたは複数の指定されたキャリア周波数(たとえば、アクセスポイントによって使用される同じキャリア周波数および/または少なくとも1つの他のキャリア周波数)からタイミング情報を収集することを要求するメッセージを1つまたは複数のアクセス端末に送り得る。また、アクセスポイントは、特定のタイミングソースの精度、および/またはタイミング情報とともにアクセス端末によって報告されたこのアクセスポイントの信号品質に基づいて、そのタイミングソースに関連するタイミング情報を使用すべきかどうかを判断し得る。たとえば、アクセス端末が2つのマクロセルについてのタイミング情報を報告した場合、アクセスポイントは、(PSMM、RUMなどを介してアクセス端末によって測定され、報告された)最も強い受信信号強度をもつマクロセルに関連するタイミング情報を使用することを選択し得る。
これらおよび他のアクセス端末支援型追跡動作について、図2〜図4、図6、および図8〜図14のフローチャートと併せてより詳細に説明する。便宜上、図2〜図4、図6、および図8〜図14の動作(または本明細書で説明または教示する他の動作)については、特定の構成要素(たとえば、図1および図14の構成要素)によって実行されるものとして説明することがある。ただし、これらの動作は、他のタイプの構成要素によって実行され、異なる数の構成要素を使用して実行され得ることを諒解されたい。また、本明細書で説明する動作の1つまたは複数は、所与の実装形態では採用されないことがあることを諒解されたい。
図2に、アクセスポイントがアクティブな呼を処理しているときにアクセス端末支援型追跡に切り替えることに関連してアクセスポイントにおいて実行され得る例示的な動作を示す。説明のために、いくつかの態様では、以下で、アクセスポイントが近くのアクセス端末と協働してアクティブな呼中に少なくとも1つの近くのマクロアクセスポイントのタイミングを追跡するシナリオについて説明する。他のシナリオでは他のタイミングソース(たとえば、ピコセル、フェムトセルなど)が十分に正確なタイミングソースを与え得ることを諒解されたい。
ブロック202によって表されるように、アクセスポイントがアクティブな呼を処理していないとき、アクセスポイントはデフォルト時間追跡および/または周波数追跡方式を使用する。たとえば、アクセスポイントは、少なくとも1つの近くのマクロアクセスポイントからの信号をスニフする(たとえば、受信機をオンにしてそれらの信号を収集する)ネットワークリッスンモジュールを採用し、それらの信号からタイミング情報を収集し得る。上記で説明したように、アクセスポイントは、このスニフ動作中にアクセスポイントの送信の一部または全部を無効化し得る。タイミング情報が収集されると、アクセスポイントは、アクセスポイントによる送信を制御するクロックを調整する。本明細書の教示によれば、この調整は、アクセスポイントが少なくとも1つの近くのマクロアクセスポイントとの時間および/または周波数同期を維持するように、収集されたタイミング情報に基づく。
ブロック204によって表されるように、ある時点において、アクセスポイントは、アクセスポイントがアクティブな呼を処理していると判断する。たとえば、アクセスポイント上でアイドリングしているアクセス端末が、アクセスポイントを通して呼を開始し得、またはアクセスポイントが、アクセスポイント上でアイドリングしているアクセス端末に宛てられた呼を受信し得る。
ブロック206によって表されるように、アクセスポイントがアクティブな呼を処理しているという判断の結果として、アクセスポイントは、アクティブな呼中にアクセス端末からタイミング情報を収集することを開始する。すなわち、アクセスポイントは、アクセス端末(たとえば、アクティブな呼に関与するアクセス端末または何らかの他のアクセス端末)から1つまたは複数のタイミングソース(たとえば、アクセスポイント)に関連するタイミング情報を受信するために、アクセス端末支援型時間追跡および/または周波数追跡に一時的に切り替える。ここで時間および/または周波数追跡のためにアクセス端末(たとえば、アクティブなまたはアイドル状態のアクセス端末)を使用することの1つの利点は、アクセスポイントがネットワークリッスンモジュールを使用せずにタイミング情報を収集し得ることである。したがって、ネットワークリッスンモジュールの使用に関連する複雑さ(たとえば、アクセスポイント送信を停止すること)が回避され得る。
以下でより詳細に説明するように、このタイミング情報は、様々な形態をとり、様々な方法で収集され得る。たとえば、アクセス端末は、cdma2000パイロット強度測定メッセージ(PSMM:pilot strength measurement message)、cdma2000候補周波数探索報告メッセージ(CFSRPM:candidate frequency search report message)、UMTS測定報告メッセージ(MRM:measurement report message)、1xEV−DOルート更新メッセージ(RUM:route update message)を介して、または何らかの他のタイプの無線技術によって使用される別のタイプのメッセージを介して、パイロットタイミング差情報を報告し得る。このパイロットタイミング差情報は、たとえば、アクセスポイントからアクセス端末によって受信されたパイロット信号と、マクロアクセスポイントからアクセス端末によって受信されたパイロット信号との間の位相差を示し得る。
アクセス端末は、たとえば、UMTS観測時間差(OTD)報告を介して、または何らかの他のタイプの無線技術によって使用される別のタイプのメッセージを介して、フレームタイミング差情報を報告し得る。このフレームタイミング位相差情報は、たとえば、アクセスポイントからのフレームがアクセス端末によって受信された時間と、マクロアクセスポイントからのフレームがアクセス端末によって受信された時間との間の差を示し得る。たとえば、アクセス端末は、アクセス端末のサービングセルとネイバーセルとの間の時間差(たとえば、異なるセルからフレームが受信された時間の間のタイミング差)を報告するためのシステムフレーム番号−接続フレーム番号(SFN−CFN:system frame number-connection frame number)OTD報告をサービングセルに送り得る。別の例として、アイドル状態のアクセス端末が、2つのセルの間の時間差(たとえば、異なるセルからフレームが受信された時間の間のタイミング差)を報告するためのOTD報告を送り得る。ここで、アクセス端末が、アイドルモードにあるか、またはOTD報告がサポートされる何らかの他の状態にあるとき、アクセス端末はシステムフレーム番号−システムフレーム番号(SFN−SFN:system frame number-system frame number)OTD報告(タイプ1またはタイプ2)を送り得る。
SFN−CFN OTDおよび/またはSFN−SFN OTDは、以下で説明するように、アクセスポイント(たとえば、フェムトセル)における時間および/または周波数追跡のために使用され得る。この方法は、これらの測定報告についてサポートされるすべてのアクセス端末状態に適用可能である。たとえば、アクセス端末は、アイドルモード、URA_PCH intra、CELL_PCH intra、またはCELL_FACH intraの状態において、SFN−SFN OTDタイプ1報告を送り得る。さらに、アクセス端末は、URA_PCH intra、URA_PT inter、CELL_PCH intra、CELL_PCH inter、またはCELL_FACH intra、CEL_FACH inter、CELL_DCH intra、またはCELL_DCH interの状態において、SFN−SFN OTDタイプ2報告を送り得る。
一般に、アクセスポイントは、このタイミング情報についての要求をアクセス端末に送る。ただし、場合によっては、アクセスポイントは、アクセス端末がそうするように要求されることなしに送るタイミング情報を収集し得る。たとえば、アクセス端末は、アクセス端末における一定の信号状態によってトリガされるPSMMまたはMRMを送り得る。別の例として、アクセス端末は測定値を周期的に送り得る。
ブロック208によって表されるように、アクセスポイントは、収集されたタイミング情報に基づいて、アクセスポイントによる送信を制御するクロックを調整する。たとえば、アクセスポイントは、受信されたタイミング情報を処理して、アクセスポイントにおけるT0と、近くのマクロアクセスポイントにおけるT0との間のタイミング差を判断し得る。次いで、アクセスポイントは、このタイミング差に基づいてアクセスポイントのクロックを調整し得る。
クロックの調整は時間追跡および/または周波数追跡に関与し得る。たとえば、cdma2000システムでは、アクセスポイントは時間および周波数追跡を実行し得る。さらに、場合によっては、UMTSシステムにおいて周波数追跡のみが採用され得、他の場合には、UMTSシステムにおいて時間および周波数追跡が採用され得る。
時間追跡の一例として、アクセスポイントは、アクセスポイントのクロックが(たとえば、チップの数として表される)一定の時間量だけマクロアクセスポイントのクロックより遅れていると判断した場合、アクセスポイントのクロックの位相をその時間量だけ調整し得る。このようにして、アクセスポイントによって送信される信号の位相は、調整された位相が、(若干の許容誤差内で)マクロアクセスポイントによって使用されるタイミングソースの位相を追跡する(たとえば、その位相と同期される)ように、調整される。
周波数追跡の一例として、アクセスポイントは、アクセスポイントのクロックの周波数が(たとえば、ある時間期間にわたってアクセス端末によって報告されたタイミング差に基づいて判断された)一定の周波数偏差だけマクロアクセスポイントのクロックの周波数とは異なると判断した場合、アクセスポイントのクロックの周波数をその周波数偏差だけ調整し得る。このようにして、アクセスポイントによって送信される信号の周波数は、調整された周波数が、若干の許容誤差内で、指定された周波数(すなわち、指定されたキャリア)に適合するように、調整される(ここで、指定された、とは、アクセスポイントがネットワークの運用要件に従って送信すべきである周波数を意味する)。アクセスポイントとマクロアクセスポイントとが同じキャリア周波数上で動作する場合、これは、アクセスポイントがアクセスポイントの送信周波数をマクロアクセスポイントの送信周波数と同期させることに関与し得る。アクセスポイントとマクロアクセスポイントとが同じキャリア周波数上で動作しない場合、これは、アクセスポイントがネットワークによって必要とされる周波数に適合することに関与し得る。ここで、アクセスポイントは、マクロアクセスポイントによって使用される送信周波数に基づいて、必要とされる周波数を収集し得る。
ブロック210によって表されるように、アクセスポイントがアクティブな呼をもはや処理しなくなると、アクセスポイントはデフォルト時間追跡および/または周波数追跡方式を使用することに戻る。たとえば、アクセスポイントがアクティブな呼をもはや処理していないと判断すると、アクセスポイントは、ネットワークリッスンモジュールの使用を再開し、アクセスポイントが(たとえば、アクセスポイントが建築物内にある場合は間欠的に利用可能であり得る)GPS能力を含む場合はGPSベースのタイミングの収集を再試行するか、または時間および周波数追跡を行うための何らかの他の機構の使用を再開し得る。
さらに、デフォルト追跡機構を使用しながら、アクセスポイントは、アクセス端末支援型追跡を較正するために使用される情報を収集し得る。たとえば、アクセスポイントがマクロアクセスポイントのタイミングに同期されるとき、アクセスポイントは、アクセスポイントとマクロアクセスポイントとの間の伝搬時間を判断し得る。次いで、この情報は、たとえば、以下で説明するようにアクセスポイント間のタイミングオフセットを計算するために、アクセス端末支援型追跡中に使用され得る。
図3に、近くのアイドル状態のアクセス端末と協働して、少なくとも1つのタイミングソース(たとえば、近くのマクロアクセスポイント)に同期するアクセスポイントにおいて実行され得る例示的な動作を示す。これらの動作は、(たとえば、アイドル状態のアクセス端末がアクセスポイントの近くにあるときはいつでも、タイミング情報を収集するために)独立して実行されるか、またはアクセスポイントがアクティブな呼を処理しているときにアクセス端末支援型追跡に切り替える(たとえば、アクセスポイントがアイドル状態のアクセス端末と協働して、アクティブな呼中にタイミング情報を収集する)ことに関連して実行され得る。時間および/または周波数追跡のためにアイドル状態のアクセス端末を使用することの1つの利点は、アクセスポイントがネットワークリッスンモジュールを使用せずにタイミング情報を収集し得ることである。したがって、ネットワークリッスンモジュールの使用に関連する複雑さ(たとえば、アクセスポイント送信を停止すること)が回避され得る。
ブロック302によって表されるように、ある時点において、アクセスポイントは、近くのアクセス端末がアイドルモードにおいてアクセスポイントと接続されていると判断する。ここで、アクセスポイントは、たとえば、アクセスポイントに再登録するようにアクセス端末に要求するメッセージをアクセス端末に送ることによって、アクセス端末がアクセスポイント上でアイドリングしている(すなわち、アクセス端末がアクセスポイントのFLページングチャネルを周期的に監視している)かどうかを判断し得る。したがって、アクセス端末からの登録メッセージの受信により、アクセス端末がアクセスポイント上でアイドリングしていることを確認し得る。別の例として、アクセスポイントは、アクセスポイントが制御チャネル(たとえば、ページングチャネル)上で送るメッセージに応答する(たとえば、肯定応答する)ようにアクセス端末に要求するメッセージをアクセス端末に送り得る。この場合も、アクセス端末からの適切な応答の受信により、アクセス端末がアクセスポイント上でアイドリングしていることを確認し得る。
ブロック304によって表されるように、場合によっては、アクセスポイントは、タイミング情報をアクセスポイントに報告することをアクセス端末に行わせるためのメッセージをもアクセス端末に送る。たとえば、アクセスポイントは、タイミング情報を送るようにアクセス端末に明示的に要求するメッセージを送り得る。そのような要求に応答して、アクセス端末は、専用メッセージにおいてタイミング情報を送るか、または後にアクセスポイントに送られる何らかの他のメッセージ中にタイミング情報を含め得る。別の例として、アクセスポイントは、そのような明示的要求を含まないメッセージであって、ただし、それにもかかわらず、そのメッセージにより、アクセス端末がタイミング情報を送ることになり得る、メッセージを送り得る。たとえば、アクセスポイントに登録する(たとえば、周期的に登録する)ようにアクセス端末に要求するメッセージにより、アクセス端末は登録を実行し得、ただし、当然のことながら、アクセス端末は、アクセスポイントに登録するときはいつでもタイミング情報を与える。
場合によっては、アクセスポイントは、ブロック304のメッセージをアクセス端末に送る必要がないことがある。たとえば、アクセス端末がアクセスポイント上でアイドリングしていると判断したメッセージをブロック302において送ることにより、アクセス端末はタイミング情報をアクセスポイントに送り得る。
ブロック306によって表されるように、アクセス端末は、タイミング情報を含むメッセージをアクセスポイントに送る。このタイミング情報は、異なる実装形態では、様々な形態をとり、様々な方法で送られ得る。たとえば、1xEV−DOシステムでは、アクセスポイントは、近隣アクセスポイントに関係するタイミング情報を含むルート更新メッセージ(RUM)を送り得る。別の例として、上記で説明したように、アクセス端末が、アイドルモードにあるか、またはOTD報告がサポートされる何らかの他の状態にあるとき、アクセス端末はSFN−SFN OTD報告(タイプ1またはタイプ2)を送り得る。そのような報告は、たとえば、測定報告メッセージ(MRM)を介して送られ得る。
さらに別の例として、cdma2000システムでは、アクセス端末は、アクセスポイントのFLキャリア周波数と同じキャリア周波数上にある近隣アクセスポイントのパイロット位相情報を含む無線環境報告メッセージ(RERM:radio environment report message)を送り得る。RERMは、たとえば、本明細書で説明するように要求時に、または一定のイベント(たとえば、アクセス端末による登録の試みまたはページ応答)の発生時に送られ得る。したがって、上記で説明したように、アクセスポイントは、アクセスポイントに繰り返し(たとえば、周期的に)登録するようにアイドル状態のモバイルに要求し得、その結果、アクセスポイントはアクセス端末からRERMを繰り返し受信し得る。
ブロック308によって表されるように、アクセスポイントは、したがって、アクセス端末がアイドルモードにあるという判断の結果として、アクセス端末からタイミング情報を収集する。たとえば、マクロ位相情報を含むRERMを受信すると、アクセスポイントは、本明細書で説明するように時間および/または周波数追跡のためにアクセスポイントのクロックをどのように調整すべきかを判断するために、この情報を使用し得る。
したがって、ブロック310によって表されるように、アクセスポイントは、収集されたタイミング情報に基づいてアクセスポイントのクロックを調整する。したがって、ブロック310の動作は、ブロック208において上記で説明した動作と同様である。
次に、図4〜図14を参照しながら、アクセス端末支援型時間および/または周波数追跡を可能にするために実行され得る追加の動作について次に説明する。概して、以下で説明する動作は、アクセスポイントがアクティブな呼中にアクセス端末支援型追跡を起動する場合、またはアクセスポイントがアクセス端末支援型追跡を起動するためにこの条件を使用しない場合(たとえば、アクセスポイントが近くのアイドル状態のアクセス端末を検出したときにアクセス端末支援型追跡が起動される場合)、使用され得る。
図4を参照すると、上述のように、アクセスポイントは、アクセス端末がタイミング情報をどのように与えるかについてのいくつかの態様を指定し得る。たとえば、アクセスポイントは、タイミング情報がいつ与えられるべきか、タイミング情報がどのくらい頻繁に与えられるべきか、タイミング情報のタイミングソース、などを指定し得る。また、アクセスポイントは、ダウンリンクにおけるアイドル期間(IPDL:idle periods in the down link)を使用して、アクセス端末報告(たとえば、パイロットベースの報告またはOTD報告)の精度を改善し得る。
ブロック402によって表されるように、ある時点において、アクセスポイントは、タイミング情報を取得するためにアクセス端末によって使用され得る情報を判断し得る。この情報は、たとえば、タイミング情報がそこから取得されるべきアクセスポイントのリスト(たとえば、極めて正確なタイミングを有することが知られているアクセスポイントの識別子のリスト)、アクセス端末が探索すべきパイロットのリスト(たとえば、知られているアクセスポイントに関連するPNオフセットのリスト)、アクセス端末がその上で信号を探索すべき(たとえば、アクセスポイントによって使用されているキャリア周波数を含むことも含まないこともある)キャリア周波数のリストを含み得る。いくつかの実装形態では、この制御情報はネイバーリストの形態をとり得る。
上記の情報は様々な方法で判断され得る。たとえば、アクセスポイントはこの情報をネットワークから(たとえば、ネットワーク中の構成エンティティから)受信し得、またはアクセスポイントはこの情報を経時的に学習し得る。特定の例として、コアネットワークが、バックホールを介して近隣アクセスポイントのリストをアクセスポイントにプロビジョニングし得る。代替的に、アクセスポイントは、ネットワークリッスンモジュールまたは何らかの他の好適な機構を使用することによって、アクセスポイントの近隣を単独で発見し得る。
ブロック404によって表されるように、ある時点において、アクセス端末支援型時間および/または周波数追跡がアクセスポイントにおいてトリガされる。たとえば、上記で説明したように、このタイプの追跡は、アクセスポイントがアクティブな呼を処理していると判断したときに、またはアクセスポイントにおいてアイドル状態のアクセス端末を検出したときに、開始され得る。
ブロック406によって表されるように、アクセス端末支援型時間および/または周波数追跡を開始することに関連して、アクセスポイントはタイミング情報についての要求をアクセス端末に送る。たとえば、アクセスポイントは、タイミング情報についての特定の要求を含むメッセージであって、ブロック402において上記で説明した制御情報を含むメッセージを送り得る。何らかの他の場合には、タイミング情報についての要求は明示的に行われないことがあるが、タイミング情報は、依然として、何らかの他の情報(たとえば、他のアクセスポイントの信号強度)を要求することによって取得され得る。アクセス端末がこの情報を返送するとき、信号強度情報とともにタイミング情報もデフォルトで含まれ得る。
ブロック408によって表されるように、アクセス端末は、指定された方法でタイミング情報を取得し、タイミング情報をアクセスポイントに送る。アクセスポイントがフェムトセルを備え、近隣アクセスポイントがマクロセルを備える、シナリオの一例について以下で説明する。
上述のように、時間および周波数追跡情報は、フェムトセルの動作キャリア周波数と同じキャリア周波数または異なるキャリア周波数上で動作しているマクロアクセスポイントから導出され得る。マクロアクセスポイントがフェムトセルのFLキャリア周波数を共有するとき、マクロ位相情報を取得するためにPSMM報告などの報告が使用され得る。マクロアクセスポイント周波数がフェムトセルのFLキャリア周波数とは異なる場合、フェムトセルは、候補周波数探索要求コマンドを送ることによって、少なくとも1つの他の周波数上で探索するようにアクセス端末に要求し得る。本明細書で説明するように、探索すべきマクロPNならびに探索周期性はフェムトセルによって指定され得る。周波数間探索シナリオでは、アクセス端末は、指定された1つまたは複数の周波数上でマクロパイロットを探索するためにフェムトセルのFLキャリア周波数から間欠的に離調し、候補周波数探索報告メッセージ(CFSRPM)などのシグナリングメッセージを使用してマクロパイロット強度および位相を返報する。
ブロック410によって表されるように、アクセスポイントは、アクセス端末によって送られたタイミング情報を受信する。たとえば、上記で説明したフェムトセルは、時間および周波数追跡についての情報を取得するためにCFSRPMまたは何らかの他のメッセージにおいて報告されたマクロ位相を使用し得る。
ブロック412によって表されるように、アクセスポイントは、収集されたタイミング情報に基づいてクロック調整を判断する。たとえば、図5〜図8において説明するように、アクセス端末によって与えられるタイミング情報は、アクセス端末の観点からのタイミング情報(たとえば、信号到着時間の差)を与えるにすぎないことがある。次いで、このタイミング情報は、アクセスポイントにおけるクロックがどのくらい調整されるべきかをさらに判断するために処理される必要があり得る。
ブロック414によって表されるように、アクセスポイントは、判断されたクロック調整に基づいてアクセスポイントのクロックを調整する。たとえば、クロック調整が位相差を示す場合、アクセスポイントはクロックの位相を指定された量(たとえば、指定された数のチップ)だけ調整する。さらに、クロック調整が周波数差を示す場合、アクセスポイントはクロックの周波数を指定された量(たとえば、指定された周波数シフト)だけ調整する。
アクセス端末を介してアクセスポイントによって収集されるタイミング情報は、様々な形態をとり得る。図5〜図8で、タイミング情報が、受信されたパイロットタイミングに基づき(図5および図6)、タイミング情報が、受信されたフレームタイミングに基づく(図7および図8)、2つの例について説明する。他の実装形態では、タイミング情報が他の方法で導出さ得ることを諒解されたい。
例示のために、図5および図6については、一部、サービングアクセスポイントがフェムトセルを備え、近隣アクセスポイントがマクロセルを備える、1xRTTシステムのコンテキストにおいて説明する。ただし、これらの概念は他の技術においても適用可能であり得ることを諒解されたい。
従来の慣習によれば、マクロセルまたはフェムトセルとのアクティブな呼中にあるアクセス端末は、必要な場合、ハンドオフが他の近隣アクセスポイントのうちのいずれかに対して実行され得るように、これらの近隣アクセスポイントを連続的に探索する。現在のサービングアクセスポイント(たとえば、アクセス端末がそれとのアクティブな呼を有するアクセスポイント)のFL信号品質が一定のしきい値を下回るとき、および/または近隣アクセスポイントのFL信号品質が一定のしきい値を上回るとき、アクセスポイントは、PSMMを使用して近隣アクセスポイントをサービングアクセスポイントに報告する。PSMMは、サービングアクセスポイントに対する近隣アクセスポイントのパイロット強度およびパイロット位相を含んでいる。アクセスポイントタイミングは、一般に、サービングアクセスポイントからの最早到着経路にロックされる(たとえば、同期される)。したがって、近隣アクセスポイントからの最早到着経路と、サービングアクセスポイントからの最早到着経路との間の位相差が、PSMMにおいて報告される。
本明細書の教示によれば、近隣アクセスポイントが正確な時間および周波数同期(たとえば、GPSベースのタイミング)を有することをサービングセルが知っている場合、サービングアクセスポイントは、時間および周波数追跡を行うために、PSMMを介してアクセス端末(たとえば、アクティブな呼中にあるアクセス端末)によって報告された近隣アクセスポイントのPN位相を使用し得る。したがって、本明細書で説明する技法は、正確な時間および周波数追跡を有しないサービングアクセスポイントにおいて有利に採用され得る。ここで、アクセスポイントは、近隣の非サービングアクセスポイントからの測定値を使用することによって追跡を達成するためにアクセス端末支援を使用し得る。その上、説明する技法は、サービングおよび非サービングアクセスポイントが異なるキャリア周波数上で動作しているときでも、異なるキャリア周波数上でマクロパイロットを探索するようにアクセス端末に要求することと、この周波数上でマクロパイロットの情報を返報することとによって、採用され得る。
フェムトセル展開では、近隣マクロアクセスポイントは、概して、GPS受信機から導出された極めて正確な時間および周波数同期を有することになる。したがって、フェムトセルは、アクセス端末(たとえば、アクティブなアクセス端末)からマクロアクセスポイントパイロット位相情報を含んでいるPSMM報告を受信し、その情報を時間および周波数追跡のために使用し得る。
図5は、アクセス端末がアクセスポイントに送り得るパイロットベースのタイミング情報を示すタイミング図である。詳細には、時間差パラメータDが、アクセス端末がアクセス端末のサービングアクセスポイントからパイロット信号を受信する時間と、アクセス端末が近隣アクセスポイントからパイロット信号を受信する時間との間のタイミング差を表す。したがって、パラメータDは、フェムトセルとマクロセルとの間の相対位相差を表す。パラメータDは、たとえば、PSMMまたはCFSRPMにおいて報告され得る。
説明のために、フェムトセルFL周波数はF2であり、近隣マクロセルは周波数F1上にあると、一般性の損失なしに仮定する。初めに、フェムトセルに接続されたアクティブなアクセス端末がないとき、フェムトセルは、周期的フェムトセル遮断とともにネットワークリッスンモジュールを使用するなど、他の手段を使用して、フェムトセルの時間および周波数を同期させる。アクティブモードのアクセス端末がフェムトセルに接続されると、フェムトセルは、マクロ周波数F1上で候補周波数探索を実行するようにアクセス端末に要求する。得られた探索報告を受信すると、フェムトセルは、次のようにタイミングおよび周波数追跡情報を取得する。
図5では、T0は、PNオフセット=0に対応する「システム時間」を表す。マクロセルPNオフセットはPN_mによって表され、フェムトセルPNオフセットはPN_fによって表される。パラメータt2は、最早到着経路の場合のマクロセルとアクセス端末との間の伝搬遅延(片方向遅延)を表す。パラメータt1は、最早到着経路の場合のフェムトセルとアクセス端末との間の伝搬遅延(片方向遅延)を表す。パラメータ(e)は、フェムトセルにおけるタイミング誤差を表す。マクロセルが「システム時間」を正確に追跡すると仮定することに留意されたい。
CFSRPMメッセージにおいて報告される位相オフセットは、D=(T0+PN_f+e+t1)−(T0+PN_m+t2)=(PN_f−PN_m)+(e+t1−t2)に対応する。ここで、遅延(e+t1−t2)が、マクロセクタを探索するために使用される探索ウィンドウよりも小さい場合、アクセス端末はマクロセルを正しく探索することができる。また、(e+t1−t2)が、システムにおいて使用される64*PILOT_INC(パイロット増分パラメータ)よりも小さい限り、フェムトセルは、報告されたDからPN_mを正確に導出し得る。
フェムトセルがPN_mを判断すると、アクセス端末によって報告される有効位相差は、Deff=e+t1−t2となる。この位相差は、フェムトセルおけるタイミング誤差(e)と、伝搬によるタイミング遅延とを含む。一般に、フェムトセル環境では、t1は1チップよりも小さい。同様に、たいていのマクロネットワークでは、t2は数チップ程度である可能性がある(1チップが約230mの伝搬距離であり、したがって2〜3チップの遅延は、極めて大きいマクロセルサイズをカバーし得る)。したがって、伝搬遅延の寄与は小さく、タイミング誤差(e)と同等である可能性がある。したがって、タイミング誤差は有効マクロ位相Deffと推定され得る。次いで、この値は、フェムトセルのタイミングを補正する(たとえば、フェムトセルのクロックを調整する)ためにフェムトセルによって使用され得る。
所望される場合、t2を学習するためにフェムトセルによって追加の機構が採用され得る。たとえば、アクティブなアクセス端末がマクロセルからフェムトセルへのハンドオフを実行するとき、コアネットワークによって片方向遅延がフェムトセルに報告され得る。したがって、フェムトセルは、過去のハンドオフに基づいてt2の近似値を記録し、その後、アクセス端末支援型追跡中にタイミングを補正するためにこの値を使用し得る。
代わりに、コアネットワークは、フェムトセルが特定のマクロセルのカバレージ領域中にあるという情報に基づいて、フェムトセルに近似片方向遅延値を与え得る。
別の例では、(フェムトがGPS能力を有する実装形態における)GPS信号の時々の利用可能性に基づいて、フェムトセルは、フェムトセルのタイミングをGPS時間に同期させ、次いでネットワークリッスンモードまたはPSMMを使用して、受信されたマクロ信号のPN位相情報を測定し得る。次いで、この情報は、(たとえば、GPS信号がない場合に)アクセス端末支援型追跡中に片方向伝搬遅延としてその後使用され得る。
上記の説明では、フェムトセルにおける周波数誤差の存在を無視した。実際には、周波数誤差により、タイミングドリフトがもたらされることになる(すなわち、誤差(e)は時間とともに変動することになる)。そのような場合、有効報告マクロ位相は、Deff(n)=e(n)+t1(n)−t2(n)と書かれ得、ただし、nは時間インデックスである。
ユーザが静止しているかまたは極めて遅い速度で歩いているフェムトセル環境では、t1(n)およびt2(n)は、時間とともに変動することが予想されない。したがって、Deff(n)は、Deff(n)=e(n)+t1−t2と概算され得る。
受信されたマクロ信号のPN位相を推定することに関係する他の誤差がない場合に、この位相差の変化率は周波数誤差に等しい。したがって、アクセス端末に複数のCFSRPMを要求することによって、フェムトセルは、受信されたマクロ信号のPN位相を推定することに関係する誤差がある場合でさえ、フェムトセルの周波数誤差を判断することと、同周波数誤差を補償することとを行うためのロバストなアルゴリズムを使用し得る。
上記を念頭において、図6で、タイミング情報が、受信されたパイロット信号タイミングに基づく、実装形態のための例示的な動作について説明する。
ブロック602によって表されるように、アクセス端末が近くのアクセスポイントからパイロット信号を受信する。上記で説明したように、これらのパイロット信号の各々は、異なるPNコードオフセットを備え得る。
ブロック604によって表されるように、アクセス端末は、アクセスポイントのうちの第1のアクセスポイント(たとえば、サービングフェムトセル)と、アクセスポイントのうちの少なくとも1つの他のアクセスポイント(たとえば、マクロセル)との間のタイミング差を判断する。これは、たとえば、上記で説明したようにパラメータDを判断することに関与し得る。
ブロック606によって表されるように、アクセス端末はタイミング差情報を第1のアクセスポイントに送る。たとえば、アクセス端末は、本明細書で説明するようにPSMMまたはCFSRPMを介してパラメータDを送り得る。ブロック608によって表されるように、第1のアクセスポイントはこのタイミング差情報を受信する。
ブロック610によって表されるように、第1のアクセスポイントは、受信されたタイミング差情報に基づいて第1のアクセスポイントのタイミング誤差を判断する。これは、たとえば、上記で説明したようにパラメータ(e)を計算または推定することに関与し得る。
ブロック612によって表されるように、第1のアクセスポイントは、判断されたタイミング誤差に基づいて、信号を送信するために使用されるクロックを調整する。たとえば、第1のアクセスポイントは、単一のタイミング誤差値に基づいて、またはある時間期間にわたってアクセス端末から受信されたいくつかのタイミング誤差値に基づいて(たとえば、一定の持続時間にわたるタイミング誤差値の平均値を計算することによって)、クロックの位相を調整し得る。また、以下でより詳細に説明するように、第1のアクセスポイントは、ある時間期間にわたってアクセス端末から受信されたタイミング誤差値の変化率に基づいて、クロックの周波数を調整し得る。
図7および図8に、フレームベースのタイミング情報を採用する実装形態の一例を示す。たとえば、近隣アクセスポイントが正確な時間および周波数同期を有することが知られている場合、サービングアクセスポイントは、時間および/または周波数追跡を行うために、アクティブな呼中にあるアクセス端末、アイドルモードのアクセス端末、または他のサポートされる状態のアクセス端末によって報告された観測時間差(OTD)を使用し得る。たとえば、フェムトセルは、時間および/または周波数追跡のために、フェムトセルとマクロセルとの間のOTDを含んでいるアクセス端末測定報告を使用し得る。
図7は、アクセス端末(UE)がアクセスポイントに送り得るフレームベースのタイミング情報を示すタイミング図である。概して、時間差パラメータTmが、アクセス端末がアクセス端末のサービングアクセスポイント(たとえば、フェムトセル)からフレームを受信する時間と、アクセス端末が別のアクセスポイント(たとえば、マクロセル)からフレームを受信する時間との間のタイミング差を表す。たとえば、パラメータTmは、アクセス端末(たとえば、ホームUE)におけるフェムトセルDL DPCH(専用物理チャネル)フレームと、アクセス端末におけるマクロセルPCCPCH(1次共通制御物理チャネル)フレームとの間の時間差を(チップの単位で)表し得る。このTm値は、本明細書で説明するように周波数および時間追跡のためにフェムトセルによって使用され得る。
Tmを含むSFN−CFN OTDの一例は、SFN−CFN OTD=OFF×38400+Tmである(3GPP TS25.215参照)。
ここで、Tm=(TUETx−T0)−TRxSFNであり、これは[0,1,...,38399]チップの範囲でチップ単位で与えられる。TUETxは、アクセス端末(UE)がアップリンクDPCCHフレームを送信するときの時間である。アップリンクDPCCH/DPDCHフレーム送信は、対応するダウンリンクDPCCH/DPDCHまたはF−DPCHフレームの(時間的に)最初に検出された経路を受信してから約T0チップ後に行われる。T0は、1024チップであるように定義された定数である。TRxSFNは、アクセス端末における瞬間TUETx−T0の前の時間的に直近に受信された近隣P−CCPCHフレームの開始の時間である。
また、OFF=(SFN−CFNTx) mod 256であり、これは[0,1,...,255]フレームの範囲でフレーム数で与えられる。CFNTxは、時間TUETxにおけるアップリンクDPCCHフレームのアクセス端末(UE)送信のための接続フレーム番号である。SFNは、時間TRxSFNにアクセス端末において受信された近隣P−CCPCHフレームのシステムフレーム番号である。周波数間の場合、アクセス端末は、SFNを読み取るように要求されない(OFFが0に設定される)。
同様に、フェムトセルとのアイドルモード(または他のサポートされる状態)のアクセス端末があるとき、SFN−SFN OTDが時間および周波数追跡のために使用され得る。この場合、SFN−SFN OTDタイプ1=OFF×38400+Tmである(3GPP TS25.215参照)。SFN−SFN OTDタイプ2のために同様の方式が採用され得る。
ここで、Tm=TRxSFNj−TRxSFNiであり、これは[0,1,...,38399]チップの範囲でチップ単位で与えられる。TRxSFNjは、セルjから受信された近隣P−CCPCHフレームの開始の時間である。TRxSFNiは、アクセス端末(UE)における瞬間TRxSFNjの前の時間的に直近の、サービングセルiからのP−CCPCHフレームの開始の時間である。
また、OFF=(SFNi−SFNj) mod 256であり、これは[0,1,...,255]フレームの範囲でフレーム数で与えられる。SFNjは、時間TRxSFNjにおけるアクセス端末(UE)における、セルjからのダウンリンクP−CCPCHフレームのシステムフレーム番号である。SFNiは、時間TRxSFNiにおけるアクセス端末における、サービングセルiからのP−CCPCHフレームのシステムフレーム番号である。
上記を念頭において、図8で、タイミング情報が、受信されたフレームタイミングに基づく、実装形態のための例示的な動作について説明する。
ブロック802によって表されるように、アクセス端末が近くのアクセスポイントからフレームを受信する。上記で説明したように、アクセス端末は、これらのフレームを異なる時間に受信し得る。
ブロック804によって表されるように、アクセス端末は、アクセスポイントのうちの第1のアクセスポイント(たとえば、サービングフェムトセル)から受信されたフレームと、アクセスポイントのうちの少なくとも1つの他のアクセスポイント(たとえば、マクロセル)から受信されたフレームとの間のタイミング差を判断する。これは、たとえば、上記で説明したようにパラメータSFN−CFN OTDを判断することに関与し得る。
ブロック806によって表されるように、アクセス端末はタイミング差情報を第1のアクセスポイントに送る。たとえば、アクセス端末は、本明細書で説明するようにMRMを介してパラメータSFN−CFN OTDを送り得る。ブロック808によって表されるように、第1のアクセスポイントはこのタイミング差情報を受信する。
ブロック810によって表されるように、第1のアクセスポイントは、受信されたタイミング差情報に基づいて第1のアクセスポイントのタイミング誤差を判断する。これは、たとえば、パラメータTmを計算または推定することに関与し得る。ここで、アクセスポイントがパラメータSFN−CFN OTDからパラメータOFF×38400を容易に除去し得、なぜなら、これはフレーム中のチップの数の倍数であるからであることを諒解されたい。
ブロック812によって表されるように、第1のアクセスポイントは、判断されたタイミング誤差に基づいて、信号を送信するために使用されるクロックを調整する。たとえば、第1のアクセスポイントは、単一のタイミング誤差値に基づいて、またはある時間期間にわたってアクセス端末から受信されたいくつかのタイミング誤差値に基づいて(たとえば、一定の持続時間にわたるタイミング誤差値の平均値を計算することによって)、クロックの位相を調整し得る。また、以下でより詳細に説明するように、第1のアクセスポイントは、ある時間期間にわたってアクセス端末から受信されたタイミング誤差値の変化率に基づいて、クロックの周波数を調整し得る。
他の図に関連して本明細書で説明するプロシージャの多くは、受信フレームタイミングベースの追跡方式に適用され得る。たとえば、推定された時間および/または周波数誤差の精度は、定期MRMを送るようにアクセス端末に要求することによって改善され得る。
上述のように、周波数および時間追跡のためにOTD報告を使用することは、アクセス端末が、CELL_DCHにあるとき、アイドルモードにあるとき、またはOTDがサポートされる他の状態にあるとき、適用可能である。アイドルモードでは、1つの潜在的な問題は、アクセス端末がいつフェムトセルを出るか(たとえば、マクロセルを再選択するか)をフェムトセルが知らないことがあることである。しかしながら、フェムトセルは、アクセス端末に周期ロケーション更新を要求するか、またはアクセス端末がまだそこにあるか否かを検出することが可能であるようにフェムトセルロケーションエリアコード(LAC)を変更し得る。
図9に、本明細書で教示する周波数追跡を行うために実行され得る例示的な動作を示す。フェムトセルの周波数ドリフトは、アクセス端末から受信されたタイミング情報のタイミングドリフト(たとえば、測定されたマクロパイロットのタイミング(位相)ドリフト、または測定されたOTDのタイミングドリフト)に変換される。経時的にタイミング情報(たとえば、いくつかのマクロPN位相測定値またはいくつかのOTD測定値)を収集することによって、この時間ドリフト、したがってフェムトセルの周波数ドリフトが推定され得る。たとえば、フェムトセルは、アクセス端末に定期報告(たとえば、PSMMまたはMRM)を要求し、受信された測定値を異なる時間間隔に分割し、線形回帰を使用して各間隔にわたる周波数ドリフトを推定し、これらの推定値の平均値または中央値を、補正されるべき周波数ドリフトとして選択し得る。
ブロック902によって表されるように、ある時間期間にわたって報告を取得するために、アクセスポイントは、タイミング情報報告を繰り返し(たとえば周期的に)送るようにアクセス端末に要求するメッセージを送る必要があり得る。ブロック904によって表されるように、アクセスポイントは、アクセス端末からタイミング情報報告を繰り返し(たとえば、2、3秒ごとに1回)受信し、次いでそれらの報告からの情報を記憶する。たとえば、アクセスポイントは、パラメータD、パラメータ(e)、パラメータSFN−CFN OTD、またはパラメータTmを記憶し得る。ブロック906によって表されるように、アクセスポイントは、ある時間期間にわたるタイミング情報の変化率を判断する。たとえば、アクセスポイントは、パラメータ(e)またはパラメータTmの変化率を判断し得る。ブロック908および910によって表されるように、次いで、アクセスポイントは、判断された変化率に基づいて周波数調整を判断し、判断された周波数調整に基づいてクロックを調整する。
次に図10および図11を参照すると、アクセスポイントが様々なタイミングソースからタイミング情報を収集し得る。たとえば、フェムトセルは、複数のタイミングソースからのタイミング情報を報告するようにアクセス端末に要求し得(たとえば、フェムトセル自体のパイロットと複数のマクロパイロットとの間の位相差を測定および報告すること、または複数のマクロアクセスポイントに関するOTDを測定および報告することを行うようにアクセス端末に要求する)、その後、フェムトセルは、これらのマクロアクセスポイントからのタイミング情報を追跡目的で一緒に使用する。さらに、フェムトセルは、タイミング情報をそれぞれ報告するように複数のアクセス端末に要求し得(たとえば、少なくとも1つのマクロパイロットを測定および報告すること、または少なくとも1つのマクロアクセスポイントに関するOTDを測定および報告することを行うように各アクセス端末に要求する)、その後、フェムトセルは、(たとえばPSMM、CFSRPM、またはMRMを介して)これらのアクセス端末から受信されたタイミング情報を追跡目的で一緒に使用する。ここで、これらのアクセス端末のうちの所与の1つが、フェムトセル上でアイドリングしているか、またはフェムトセルとのアクティブな呼中にあり得る。
上述のように、本明細書の教示は様々な技術において採用され得る。たとえば、説明する技法は、cdma2000 1xRTT、UMTS、WiMax、LTE、GSM(登録商標)、および他の技術において使用され得る。さらに、アクセスポイントは、1つまたは複数の技術に関連するタイミング情報に基づいて時間および/または周波数追跡を実行し得る。たとえば、アクセスポイントは、cdma2000タイミングソースとUMTSソースとからタイミング情報を収集し、このタイミング情報の組合せ(たとえば、重み付けされた組合せ)に基づいてアクセスポイントのクロックを調整し得る。この複数技術タイミング情報は、たとえば、複数の技術をサポートするアクセス端末を介して、取得され得る。別の例として、この複数技術タイミング情報は、アクセスポイントが異なる技術を介して異なるアクセス端末と通信することをサポートする場合、異なる技術をそれぞれがサポートする異なるアクセス端末を介して取得され得る。
図10に、アクセスポイントが、少なくとも1つのタイミングソースに関連するタイミング情報を報告するように少なくとも1つのアクセス端末に要求する、例示的な動作を示す。たとえば、場合によっては、アクセスポイントは、1つのタイミングソースについてのタイミング情報を報告するための要求を1つのアクセス端末に送り得る。場合によっては、アクセスポイントは、複数のタイミングソースについてのタイミング情報を報告するための要求を1つのアクセス端末に送り得る。場合によっては、アクセスポイントは、1つのタイミングソースについてのタイミング情報を報告するための要求を複数のアクセス端末に送り得る。場合によっては、アクセスポイントは、複数のタイミングソースについてのタイミング情報を報告するための要求を複数のアクセス端末に送り得る(たとえば、異なるアクセス端末に対して同じまたは異なるタイミングソースが指定され得る場合)。
ブロック1002によって表されるように、アクセスポイントは各アクセス端末にメッセージを送り、それにより、そのメッセージは、少なくとも1つのタイミングソースに関連するタイミング情報を報告することをアクセス端末に行わせる。たとえば、フェムトセルは、フェムトセルといくつかの他のセルとの間のタイミング差を判断および報告するようにアクセス端末に明示的に要求するメッセージを送り得る。本明細書で説明するように、場合によっては、そのような要求は、たとえば、タイミング情報がそこから収集されるべきである特定のアクセスポイント、セル、パイロットPNコード、または周波数を指定し得る。
ブロック1004によって表されるように、各アクセス端末は、本明細書で説明するように、アクセス端末の対応する(1つまたは複数の)タイミングソースに関連するタイミング情報を生成する。たとえば、アクセス端末は、適用可能な場合、各タイミングソースに適した無線技術を使用して、異なるタイミングソースから信号を受信し得る。次いで、各タイミングソースについて、アクセス端末は、アクセスポイント(たとえば、フェムトセル)とタイミングソース(たとえば、マクロアクセスポイント)との間のタイミング差を判断する。
ブロック1006によって表されるように、各アクセス端末は、アクセス端末のタイミング情報をアクセスポイントに送る。この情報は、単一のメッセージまたは複数のメッセージを介して送られ得る。
ブロック1008によって表されるように、アクセスポイントは、各アクセス端末によって送られたタイミング情報を受信する。したがって、アクセスポイントは、異なるタイミングソースに関連する異なるタイミング情報を収集し得る。追加または代替として、アクセスポイントは、異なるアクセス端末から異なるタイミング情報を収集し得る。
ブロック1010によって表されるように、いくつかの実装形態では、アクセスポイントはタイミング情報を重み付けする。たとえば、フェムトセルは、所与のタイミングソースの信頼性に基づいて、そのタイミングソースに関連するタイミング情報に重み係数を適用し得る(たとえば、その信頼性が、タイミング情報を与えたアクセス端末の観点から判断され得る場合)。そのような重み付け方式の一例については、図14に関連して以下でより詳細に説明する。
ブロック1012によって表されるように、アクセスポイントは、受信されたタイミング情報に基づいてアクセスポイントのクロックを調整する。本明細書で説明するように、このタイミング情報は、異なるアクセス端末から受信されていることがあり、および/または異なるタイミングソースに関連することがある。したがって、重み付けは、タイミング情報を与えた異なるアクセス端末、および/または異なるタイミングソースに基づいて、適用され得る。たとえば、アクセスポイントは、異なるタイミングソースに関連する重み付けされたタイミング誤差値のセットの平均値を判断し、得られた平均値を使用して、クロックを調整し得る。代替的に、アクセスポイントは、異なるタイミングソースに関連する重み付けされたタイミング誤差値のセットのうちのワーストケース(たとえば、最高)値を判断し、そのワーストケース値を使用して、クロックを調整し得る。別の例として、アクセスポイントは、異なるアクセス端末に関連する重み付けされたタイミング誤差値のセットの平均値を判断し、得られた平均値を使用して、クロックを調整し得る。代替的に、アクセスポイントは、異なるアクセス端末に関連する重み付けされたタイミング誤差値のセットのうちのワーストケース(たとえば、最高)値を判断し、そのワーストケース値を使用して、クロックを調整し得る。
次に図11を参照すると、推定された時間および/または周波数誤差の精度が、繰り返しタイミング情報を送る(たとえば、定期PSMMまたはMRMを送る)ようにアクセス端末に要求することによって改善され得る。タイミング情報が送られるレートは、フェムトセルの現在の時間および周波数精度の信頼性を推定することと、時間および周波数誤差が許容できなくなる前にマクロ測定がどのくらい頻繁に必要とされることになるかを推定することとによって、フェムトセルによって設定され得る。
したがって、ブロック1102によって表されるように、アクセスポイントがアクセスポイントのクロックの信頼性を(たとえば、繰り返し)推定する。これは、たとえば、クロックのために行われるタイミング誤差調整の大きさを追跡することに関与し得る。
ブロック1104によって表されるように、アクセスポイントは、クロックの推定された信頼性に基づいて、アクセス端末によってタイミング情報が与えられるべきであるレートを判断する。たとえば、タイミング誤差調整の大きさが比較的大きい場合は、アクセスポイントがシステムタイミング要件を満たし続けるように十分に頻繁にクロックが調整されることを保証するために、より高い(より速い)レートでタイミング情報を受信することが必要であり得る。逆に、タイミング誤差調整の大きさが比較的小さい場合は、タイミング情報は、より低い(より遅い)レートで受信され得る。
ブロック1106によって表されるように、アクセスポイントは、ブロック1104において判断されたレートでタイミング情報を送るようにアクセス端末に要求するメッセージをアクセス端末に送る。したがって、ブロック1108によって表されるように、アクセスポイントは、要求されたレートでアクセス端末からタイミング情報を受信する。
ブロック1110によって表されるように、アクセスポイントは、本明細書で説明するように、受信されたタイミング情報に基づいてアクセスポイントのクロックを調整する。アクセスポイントは、クロックの現在の信頼性に基づいて、必要に応じて、要求されたレートを更新するためにブロック1102〜1106の動作を繰り返し得る。
図12で、アクセスポイントがタイミングソースからのタイミング情報を使用すべきかどうかを判断するために実行し得る例示的な動作について説明する。特に、この決定は、タイミングソースの精度(たとえば、タイミングソースがGPSベースであるかどうか)に基づき得る。
ブロック1202によって表されるように、ある時点において、アクセスポイントは、1つまたは複数のタイミングソースの精度を示す情報を受信する。たとえば、フェムトセルは、極めて正確なタイミングソースを使用するアクセスポイント(たとえば、マクロアクセスポイント)によっていくつかのPNオフセットが使用されていると判断し得る。代替的に、フェムトセルは、所与のアクセスポイントが正確なタイミングソースを有することを示すメッセージ(たとえば、オーバーヘッドメッセージ)を受信し得る。場合によっては、アクセスポイントは、このタイプの情報をバックホールを介してネットワークから(たとえば、構成サーバから)受信する。場合によっては、アクセスポイントは、(たとえば、受信されたタイミング情報を分析することによって)このタイプの情報を学習し得る。
ブロック1204によって表されるように、ある時点において、アクセスポイントは、(たとえば、本明細書で説明するように)少なくとも1つのアクセス端末から少なくとも1つのタイミングソースに関連するタイミング情報を受信する。たとえば、フェムトセルは、上記で説明したようにパラメータDまたはパラメータSFN−CFN OTDを受信し得る。
ブロック1206によって表されるように、各タイミングソースについて、アクセスポイントは、そのタイミングソースが十分に正確なタイミングを有するかどうかを判断する。たとえば、フェムトセルは、報告されたPN位相をPNオフセットにマッピングすることと、このPNオフセットが(たとえば、GPSベースのタイミングを使用する)マクロアクセスポイントに属することを確認することとによって、その報告された位相がマクロアクセスポイントに属すると判断し得る。
ブロック1208によって表されるように、アクセスポイントは、所与のタイミングソースが十分に正確なタイミングを有するかどうかに基づいて、そのタイミングソースに関連するタイミング情報を使用すべきかどうかを判断する。たとえば、タイミングソースが十分に正確である場合、フェムトセルは、ブロック1210において、フェムトセルのクロックを調整するために関連するタイミング情報を使用することを選択する。
図13に、異なるタイミングソースからのタイミング情報が、それらのタイミングソースの信頼性に基づいて重み付けされる、実装形態のために実行され得る例示的な動作を示す。
ブロック1302によって表されるように、アクセスポイントが、(たとえば、本明細書で説明するように)少なくとも1つのアクセス端末から、いくつかのタイミングソースに関連するタイミング情報を受信する。たとえば、フェムトセルが、各タイミングソースについて、上記で説明したようにパラメータDまたはパラメータSFN−CFN OTDを受信し得る。
ブロック1304によって表されるように、アクセスポイントは、各タイミングソースの信頼性を判断する。たとえば、そのタイミングソースについてのタイミング情報を報告したアクセス端末は、アクセスがタイミング情報をそこから収集した信号(たとえば、パイロットチャネル信号、共通チャネル信号、または専用チャネル信号)の受信信号強度をも報告し得る。したがって、フェムトセルは、対応する受信信号強度に基づいて所与のタイミングソースの信頼性をランク付けし得る。
ブロック1306によって表されるように、次いで、アクセスポイントは、所与のタイミングソースの判断された信頼性に基づいて、そのタイミングソースに関連するタイミング情報を重み付けする。たとえば、フェムトセルは、対応する受信信号強度の大きさに基づいて、所与のアクセス端末から受信されたタイミング情報に重み係数を適用し得る(たとえば、より高い受信信号強度は、より高い重みに対応する)。
ブロック1308によって表されるように、アクセスポイントは、重み付けされたタイミング情報に基づいてアクセスポイントのクロックを調整する。たとえば、アクセスポイントは、異なるタイミングソースに関連する重み付けされたタイミング誤差値のセットの平均値を判断し、得られた平均値を使用して、クロックを調整し得る。代替的に、アクセスポイントは、異なるタイミングソースに関連する重み付けされたタイミング誤差値のセットのうちのワーストケース(たとえば、最高)値を判断し、そのワーストケース値を使用して、クロックを調整し得る。
クロックを調整するために使用される誤差補正値を生成するために、本明細書の教示に従って他の技法が採用され得る。たとえば、アクセスポイントは、ある時間期間(たとえば、数分)にわたってアクセスポイントが受信した報告(たとえば、PSMMまたはMRM)をフィルタ処理し得る。アクセスポイントは、指定されたしきい値(たとえば−18dB)よりも小さい報告されたマクロEcp/Ioをもつ、いかなる報告をも除去し得る。次いで、アクセスポイントは、各タイミングソースについて(たとえば、報告された各マクロプライマリスクランブリングコードについて)周波数誤差を計算し得る。次に、アクセスポイントは、周波数誤差の重み付き平均を判断し得る(たとえば、重みが、マクロセルのために受信された報告の数に比例する場合)。次いで、アクセスポイントは、判断された重み付き平均に基づいて周波数誤差補正を適用し得る(たとえば、クロックの周波数を調整する)。
図14に、本明細書で教示するタイミング制御関係の動作を実行するために(たとえば、図1のアクセスポイント104に対応する)アクセスポイント1402などのノードに組み込まれ得る(対応するブロックによって表される)いくつかの例示的な構成要素を示す。説明する構成要素は、通信システム中の他のノードにも組み込まれ得る。たとえば、システム中の他のノードは、同様の機能を与えるために、アクセスポイント1402に関して説明する構成要素と同様の構成要素を含み得る。また、所与のノードは、説明する構成要素のうちの1つまたは複数を含み得る。たとえば、アクセスポイントは、アクセスポイントが複数の周波数上で動作し、および/または様々な技術によって通信することを可能にする、複数のトランシーバ構成要素を含み得る。
図14に示すように、アクセスポイント1402は、他のノード(たとえば、アクセス端末)と通信するためのトランシーバ1404を含む。トランシーバ1404は、信号(たとえば、パイロット信号、フレーム、メッセージ、要求)を送信するための送信機1406と、信号(たとえば、メッセージ、応答、タイミング情報)を受信するための受信機1408とを含む。
アクセスポイント1402は、他のノード(たとえば、ネットワークエンティティ)と通信するためのネットワークインターフェース1410をも含む。たとえば、ネットワークインターフェース1410は、ワイヤベースまたはワイヤレスバックホールを介して1つまたは複数のネットワークエンティティと通信するように構成され得る。いくつかの態様では、ネットワークインターフェース1410は、ワイヤベースまたはワイヤレス通信をサポートするように構成された(たとえば、送信機および受信機構成要素を含む)トランシーバとして実装され得る。したがって、図14の例では、ネットワークインターフェース1410は、送信機1412と受信機1414とを含むものとして示されている。
アクセスポイント1402は、本明細書で教示するタイミング制御関係の動作に関連して使用され得る他の構成要素を含む。たとえば、アクセスポイント1402は、アクセスポイント1402および/または近くのアクセス端末の動作モードを検出する(たとえば、アクセスポイントがアクティブな呼を処理していると判断し、アクセス端末がアイドルモードにあると判断する)ための、および本明細書で教示する他の関係する機能を与えるための、(たとえば、図1の構成要素122に対応する)モードコントローラ1416を含む。いくつかの実装形態では、モードコントローラ1416の機能の一部はトランシーバ1404において実装され得る。アクセスポイント1402は、アクセスポイント1402におけるタイミングを制御する(たとえば、タイミング情報を収集し、クロックを調整し、クロックの信頼性を推定し、タイミング情報が与えられるべきであるレートを判断し、他のタイミング情報を収集し、アクセスポイントが十分に正確なタイミングを有すると判断し、タイミング情報を使用することを選択し、少なくとも1つの他のタイミングソースに関連するタイミング情報を収集し、タイミングソースの信頼性を判断し、タイミング情報を重み付けする)ための、および本明細書で教示する他の関係する機能を与えるための、(たとえば、図1の構成要素124に対応する)タイミングコントローラ1418をも含む。さらに、アクセスポイント1402は、アクセスポイント1402による通信を可能にする(たとえば、少なくとも1つの要求を送り、メッセージを送り、メッセージを受信し、応答を受信する)ための、および本明細書で教示する他の関係する機能を与えるための、通信コントローラ1420を含む。いくつかの実装形態では、通信コントローラ1420の機能の一部は、トランシーバ1404および/またはネットワークインターフェース1410において実装され得る。また、アクセスポイント1402は、情報(たとえば、タイミング情報、タイミングソース探索情報、報告情報など)を維持するための(たとえば、メモリデバイスを含む)メモリ構成要素1422を含む。
便宜上、アクセスポイント1402を、本明細書で説明する様々な例において使用され得る構成要素を含むものとして図14に示す。実際には、これらのブロックのうちの1つまたは複数の機能は、異なる実施形態では異なり得る。たとえば、ブロック1416の機能は、図3に従って実装される一実施形態に比較して、図2に従って実装される一実施形態では異なり得る。
図14の構成要素は様々な方法で実装され得る。いくつかの実装形態では、図14の構成要素は、たとえば、1つまたは複数のプロセッサおよび/または(1つまたは複数のプロセッサを含み得る)1つまたは複数のASICなど、1つまたは複数の回路において実装され得る。ここで、各回路(たとえば、プロセッサ)は、この機能を与えるために回路によって使用される情報または実行コードを記憶するためのデータメモリを使用し、および/または組み込み得る。たとえば、ブロック1404および1410によって表される機能の一部、ならびにブロック1416〜1422によって表される機能の一部または全部は、アクセスポイントの1つまたは複数のプロセッサと、アクセスポイントのデータメモリとによって(たとえば、適切なコードの実行によって、および/またはプロセッサ構成要素の適切な構成によって)実装され得る。
上記で説明したように、本明細書の教示は、大規模カバレージ(たとえば、一般にマクロセルネットワークまたはWANと呼ばれる3Gネットワークなどの広域セルラーネットワーク)と、より小規模のカバレージ(たとえば、一般にLANと呼ばれるレジデンスベースまたは建築物ベースのネットワーク環境)とを含むネットワークにおいて採用され得る。アクセス端末(AT)がそのようなネットワーク中を移動するとき、アクセス端末は、いくつかのロケーションでは、マクロカバレージを与えるアクセスポイントによってサービスされ、他のロケーションでは、より小規模のカバレージを与えるアクセスポイントによってサービスされることがある。いくつかの態様では、より小さいカバレージノードを使用して、(たとえば、よりロバストなユーザエクスペリエンスのために)増分キャパシティの増大と、屋内カバレージと、様々なサービスとを与え得る。
本明細書の説明では、比較的大きいエリアにわたるカバレージを与えるノード(たとえば、アクセスポイント)をマクロアクセスポイントと呼び、比較的小さいエリア(たとえば、レジデンス)にわたるカバレージを与えるノードをフェムトアクセスポイントと呼ぶことがある。本明細書の教示は、他のタイプのカバレージエリアに関連付けられたノードに適用され得ることを諒解されたい。たとえば、ピコアクセスポイントは、マクロエリアよりも小さく、フェムトエリアよりも大きいエリアにわたるカバレージ(たとえば、商業建築物内のカバレージ)を与え得る。様々な適用例では、マクロアクセスポイント、フェムトアクセスポイント、または他のアクセスポイントタイプのノードを指すために他の用語を使用することがある。たとえば、マクロアクセスポイントを、アクセスノード、基地局、アクセスポイント、eノードB、マクロセルなどとして構成すること、またはそのように呼ぶことがある。また、フェムトアクセスポイントを、ホームノードB、ホームeノードB、アクセスポイント基地局、フェムトセルなどとして構成すること、またはそのように呼ぶことがある。いくつかの実装形態では、ノードを1つまたは複数のセルまたはセクタに関連付けることがある(たとえば、そのように呼ぶこと、または分割することがある)。マクロアクセスポイント、フェムトアクセスポイント、またはピコアクセスポイントに関連付けられたセルまたはセクタを、それぞれ、マクロセル、フェムトセル、またはピコセルと呼ぶことがある。
図15に、本明細書の教示が実装され得る、いくつかのユーザをサポートするように構成されたワイヤレス通信システム1500を示す。システム1500は、たとえば、マクロセル1502A〜1502Gなど、複数のセル1502の通信を可能にし、各セルは、対応するアクセスポイント1504(たとえば、アクセスポイント1504A〜1504G)によってサービスされる。図15に示すように、アクセス端末1506(たとえば、アクセス端末1506A〜1506L)は、時間とともにシステム全体にわたって様々なロケーションに分散され得る。各アクセス端末1506は、たとえば、アクセス端末1506がアクティブかどうか、およびアクセス端末1506がソフトハンドオフ中かどうかに応じて、所与の瞬間に順方向リンク(FL)および/または逆方向リンク(RL)上で1つまたは複数のアクセスポイント1504と通信し得る。ワイヤレス通信システム1500は大きい地理的領域にわたってサービスを提供し得る。たとえば、マクロセル1502A〜1502Gは、近隣内の数ブロックまたは地方環境の数マイルをカバーし得る。
図16に、1つまたは複数のフェムトアクセスポイントがネットワーク環境内に展開された例示的な通信システム1600を示す。特に、システム1600は、比較的小規模のネットワーク環境中に(たとえば、1つまたは複数のユーザレジデンス1630中に)設置された複数のフェムトアクセスポイント1610(たとえば、フェムトアクセスポイント1610Aおよび1610B)を含む。各フェムトアクセスポイント1610は、DSLルータ、ケーブルモデム、ワイヤレスリンク、または他の接続手段(図示せず)を介して、ワイドエリアネットワーク1640(たとえば、インターネット)とモバイル事業者コアネットワーク1650とに結合され得る。以下で説明するように、各フェムトアクセスポイント1610は、関連するアクセス端末1620(たとえば、アクセス端末1620A)、および、随意に、他の(たとえば、ハイブリッドまたは外来)アクセス端末1620(たとえば、アクセス端末1620B)にサービスするように構成され得る。言い換えれば、フェムトアクセスポイント1610へのアクセスは制限され得、それによって、所与のアクセス端末1620は、指定された(1つまたは複数の)(たとえば、ホーム)フェムトアクセスポイント1610のセットによってサービスされ得るが、指定されていないフェムトアクセスポイント1610(たとえば、ネイバーのフェムトアクセスポイント1610)によってサービスされ得ない。
図17に、いくつかの追跡エリア1702(またはルーティングエリアまたはロケーションエリア)が画定されたカバレージマップ1700の例を示し、そのエリアの各々はいくつかのマクロカバレージエリア1704を含む。ここで、追跡エリア1702A、1702B、および1702Cに関連付けられたカバレージのエリアは太線によって示され、マクロカバレージエリア1704は大きい六角形によって表される。追跡エリア1702はフェムトカバレージエリア1706をも含む。この例では、フェムトカバレージエリア1706の各々(たとえば、フェムトカバレージエリア1706Bおよび1706C)は、1つまたは複数のマクロカバレージエリア1704(たとえば、マクロカバレージエリア1704Aおよび1704B)内に示されている。ただし、フェムトカバレージエリア1706の一部または全部がマクロカバレージエリア1704内にないことがあることを諒解されたい。実際問題として、多数のフェムトカバレージエリア1706(たとえば、フェムトカバレージエリア1706Aおよび1706D)を所与の追跡エリア1702またはマクロカバレージエリア1704内に画定し得る。また、1つまたは複数のピコカバレージエリア(図示せず)を所与の追跡エリア1702またはマクロカバレージエリア1704内に画定し得る。
再び図16を参照すると、フェムトアクセスポイント1610の所有者は、たとえば、3Gモバイルサービスなど、モバイル事業者コアネットワーク1650を介して提供されるモバイルサービスに加入し得る。さらに、アクセス端末1620は、マクロ環境と、より小規模の(たとえば、宅内)ネットワーク環境の両方で動作することが可能であり得る。言い換えれば、アクセス端末1620の現在のロケーションに応じて、アクセス端末1620は、モバイル事業者コアネットワーク1650に関連付けられたマクロセルアクセスポイント1660によって、または、フェムトアクセスポイント1610のセット(たとえば、対応するユーザレジデンス1630内に常駐するフェムトアクセスポイント1610Aおよび1610B)のいずれか1つによってサービスされ得る。たとえば、加入者は、自宅の外にいるときは標準のマクロアクセスポイント(たとえば、アクセスポイント1660)によってサービスされ、自宅の中にいるときはフェムトアクセスポイント(たとえば、アクセスポイント1610A)によってサービスされる。ここで、フェムトアクセスポイント1610は、レガシーアクセス端末1620と後方互換性があり得る。
フェムトアクセスポイント1610は、単一の周波数上に展開され得、または代替として、複数の周波数上に展開され得る。特定の構成に応じて、単一の周波数、あるいは複数の周波数のうちの1つまたは複数は、マクロアクセスポイント(たとえば、アクセスポイント1660)によって使用される1つまたは複数の周波数と重なることがある。
いくつかの態様では、アクセス端末1620は、そのような接続性が可能であるときはいつでも、好適なフェムトアクセスポイント(たとえば、アクセス端末1620のホームフェムトアクセスポイント)に接続するように構成され得る。たとえば、アクセス端末1620Aがユーザのレジデンス1630内にあるときはいつでも、アクセス端末1620Aがホームフェムトアクセスポイント1610Aまたは1610Bのみと通信することが望ましいことがある。
いくつかの態様では、アクセス端末1620がマクロセルラーネットワーク1650内で動作しているが、(たとえば、好適ローミングリスト中で定義された)その最も好適なネットワーク上に常駐していない場合、アクセス端末1620は、ベターシステムリセレクション(BSR)手順を使用して、最も好適なネットワーク(たとえば、好適なフェムトアクセスポイント1610)を探索し続け得、ベターシステムリセレクションでは、より良好なシステムが現在利用可能であるかどうかを判断するために利用可能なシステムの周期的スキャニングを行い、その後、そのような好適なシステムを捕捉し得る。アクセス端末1620は、特定の帯域およびチャネルの探索を制限し得る。たとえば、1つまたは複数のフェムトチャネルが定義され得、それにより、領域中のすべてのフェムトアクセスポイント(またはすべての制限付きフェムトアクセスポイント)は(1つまたは複数の)フェムトチャネル上で動作する。最も好適なシステムの探索が周期的に繰り返され得る。好適なフェムトアクセスポイント1610が発見されると、アクセス端末1620は、そのカバレージエリア内にあるときに使用するために、フェムトアクセスポイント1610を選択し、それに登録する。
フェムトアクセスポイントへのアクセスは、いくつかの態様では、制限されることがある。たとえば、所与のフェムトアクセスポイントは、いくつかのサービスをいくつかのアクセス端末のみに提供し得る。いわゆる制限付き(または限定)アクセスを用いた展開では、所与のアクセス端末は、マクロセルモバイルネットワークと、フェムトアクセスポイントの定義されたセット(たとえば、対応するユーザレジデンス1630内に常駐するフェムトアクセスポイント1610)とによってのみサービスされ得る。いくつかの実装形態では、アクセスポイントは、少なくとも1つのノード(たとえば、アクセス端末)にシグナリング、データアクセス、登録、ページング、またはサービスのうちの少なくとも1つを提供しないように制限され得る。
いくつかの態様では、(限定加入者グループホームノードBと呼ばれることもある)制限付きフェムトアクセスポイントは、制限されたプロビジョニングされたアクセス端末のセットにサービスを提供するフェムトアクセスポイントである。このセットは、必要に応じて、一時的にまたは永続的に拡大され得る。いくつかの態様では、限定加入者グループ(CSG)は、アクセス端末の共通のアクセス制御リストを共有するアクセスポイント(たとえば、フェムトアクセスポイント)のセットとして定義され得る。
したがって、所与のフェムトアクセスポイントと所与のアクセス端末との間には様々な関係が存在し得る。たとえば、アクセス端末の観点から、オープンフェムトアクセスポイントは、無制限のアクセスをもつフェムトアクセスポイントを指すことがある(たとえば、そのフェムトアクセスポイントはすべてのアクセス端末にアクセスを許可する)。制限付きフェムトアクセスポイントは、何らかの形で制限された(たとえば、アクセスおよび/または登録について制限された)フェムトアクセスポイントを指すことがある。ホームフェムトアクセスポイントは、アクセス端末がアクセスし、その上で動作することを許可される(たとえば、永続的なアクセスが、1つまたは複数のアクセス端末の定義されたセットに与えられる)フェムトアクセスポイントを指すことがある。ハイブリッド(またはゲスト)フェムトアクセスポイントは、異なるアクセス端末が異なるサービスレベルを提供される(たとえば、あるアクセス端末では、部分的なアクセスおよび/または一時的アクセスが許可され得るが、他のアクセス端末ではフルアクセスが許可され得る)フェムトアクセスポイントを指すことがある。外来フェムトアクセスポイントは、おそらく非常事態(たとえば、911番)を除いて、アクセス端末がアクセスし、またはその上で動作することを許可されないフェムトアクセスポイントを指すことがある。
制限付きフェムトアクセスポイントの観点から、ホームアクセス端末は、そのアクセス端末の所有者のレジデンス中に設置された制限付きフェムトアクセスポイントへのアクセスを許可されるアクセス端末を指すことがある(通常、ホームアクセス端末は、そのフェムトアクセスポイントへの永続的なアクセスを有する)。ゲストアクセス端末は、(たとえば、最終期限、使用時間、バイト、接続回数、または何らかの他の1つまたは複数の基準に基づいて制限された)制限付きフェムトアクセスポイントへの一時的アクセスをもつアクセス端末を指すことがある。外来アクセス端末は、たとえば、おそらく911番などの非常事態を除いて、制限付きフェムトアクセスポイントにアクセスする許可を有していないアクセス端末(たとえば、制限付きフェムトアクセスポイントに登録する証明書または許可を有していないアクセス端末)を指すことがある。
便宜上、本明細書の開示では、フェムトアクセスポイントの文脈で様々な機能について説明する。ただし、ピコアクセスポイントは、同じまたは同様の機能をより大きいカバレージエリアに与え得ることを諒解されたい。たとえば、所与のアクセス端末に対して、ピコアクセスポイントが制限され得、ホームピコアクセスポイントが定義され得る、などである。
本明細書の教示は、複数のワイヤレスアクセス端末のための通信を同時にサポートするワイヤレス多元接続通信システムにおいて採用され得る。ここで、各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上の送信を介して1つまたは複数のアクセスポイントと通信し得る。順方向リンク(またはダウンリンク)は、アクセスポイントから端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)は、端末からアクセスポイントへの通信リンクを指す。この通信リンクは、単入力単出力システム、多入力多出力(MIMO)システム、または何らかの他のタイプのシステムを介して確立され得る。
MIMOシステムは、データ送信用の複数(NT)個の送信アンテナと複数(NR)個の受信アンテナとを採用する。NT個の送信アンテナとNR個の受信アンテナとによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも呼ばれるNS個の独立チャネルに分解され得、NS≦min{NT,NR}である。NS個の独立チャネルの各々は1つの次元に対応する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成された追加の次元数が利用された場合、MIMOシステムは改善されたパフォーマンス(たとえば、より高いスループットおよび/またはより大きい信頼性)を与え得る。
MIMOシステムは時分割複信(TDD)および周波数分割複信(FDD)をサポートし得る。TDDシステムでは、順方向リンク送信と逆方向リンク送信とが同じ周波数領域上で行われるので、相反定理により逆方向リンクチャネルからの順方向リンクチャネルの推定が可能である。これにより、複数のアンテナがアクセスポイントで利用可能なとき、アクセスポイントは順方向リンク上で送信ビームフォーミング利得を抽出することが可能になる。
図18に、例示的なMIMOシステム1800のワイヤレスデバイス1810(たとえば、アクセスポイント)およびワイヤレスデバイス1850(たとえば、アクセス端末)を示す。デバイス1810では、いくつかのデータストリームのトラフィックデータが、データソース1812から送信(TX)データプロセッサ1814に供給される。各データストリームは、次いで、それぞれの送信アンテナを介して送信され得る。
TXデータプロセッサ1814は、符号化データを与えるために、各データストリームのトラフィックデータを、そのデータストリーム用に選択された特定の符号化方式に基づいてフォーマットし、符号化し、インターリーブする。各データストリームの符号化データは、OFDM技法を使用してパイロットデータで多重化され得る。パイロットデータは、典型的には、知られている方法で処理される知られているデータパターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用され得る。次いで、各データストリームの多重化されたパイロットデータおよび符号化データは、変調シンボルを与えるために、そのデータストリーム用に選択された特定の変調方式(たとえば、BPSK、QSPK、M−PSK、またはM−QAM)に基づいて変調(すなわち、シンボルマッピング)される。各データストリームのデータレート、符号化、および変調は、プロセッサ1830によって実行される命令によって判断され得る。データメモリ1832は、プロセッサ1830またはデバイス1810の他の構成要素によって使用されるプログラムコード、データ、および他の情報を記憶し得る。
次いで、すべてのデータストリームの変調シンボルがTX MIMOプロセッサ1820に供給され、TX MIMOプロセッサ1820はさらに(たとえば、OFDM用に)その変調シンボルを処理し得る。TX MIMOプロセッサ1820は、次いで、NT個の変調シンボルストリームを、NT個のトランシーバ(XCVR)1822A〜1822Tに供給する。いくつかの態様では、TX MIMOプロセッサ1820は、データストリームのシンボルと、シンボルの送信元のアンテナとにビームフォーミング重みを付加する。
各トランシーバ1822は、それぞれのシンボルストリームを受信し、処理して、1つまたは複数のアナログ信号を与え、さらに、それらのアナログ信号を調整(たとえば、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、MIMOチャネルを介して送信するのに適した変調信号を与える。次いで、トランシーバ1822A〜1822TからのNT個の変調信号は、それぞれNT個のアンテナ1824A〜1824Tから送信される。
デバイス1850では、送信された変調信号はNR個のアンテナ1852A〜1852Rによって受信され、各アンテナ1852からの受信信号は、それぞれのトランシーバ(XCVR)1854A〜1854Rに供給される。各トランシーバ1854は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、およびダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化して、サンプルを与え、さらにそれらのサンプルを処理して、対応する「受信」シンボルストリームを与える。
次いで、受信(RX)データプロセッサ1860は、特定の受信機処理技法に基づいてNR個のトランシーバ1854からNR個の受信シンボルストリームを受信し、処理して、NT個の「検出」シンボルストリームを与える。次いで、RXデータプロセッサ1860は、各検出シンボルストリームを復調し、デインターリーブし、復号して、データストリームのトラフィックデータを復元する。RXデータプロセッサ1860による処理は、デバイス1810におけるTX MIMOプロセッサ1820およびTXデータプロセッサ1814によって実行される処理を補足するものである。
プロセッサ1870は、どのプリコーディング行列を使用すべきかを周期的に判断する(後述)。プロセッサ1870は、行列インデックス部分とランク値部分とを備える逆方向リンクメッセージを作成する。データメモリ1872は、プロセッサ1870またはデバイス1850の他の構成要素によって使用されるプログラムコード、データ、および他の情報を記憶し得る。
逆方向リンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信データストリームに関する様々なタイプの情報を備え得る。次いで、逆方向リンクメッセージは、データソース1836からいくつかのデータストリームのトラフィックデータをも受信するTXデータプロセッサ1838によって処理され、変調器1880によって変調され、トランシーバ1854A〜1854Rによって調整され、デバイス1810に戻される。
デバイス1810では、デバイス1850からの変調信号は、アンテナ1824によって受信され、トランシーバ1822によって調整され、復調器(DEMOD)1840によって復調され、RXデータプロセッサ1842によって処理されて、デバイス1850によって送信された逆方向リンクメッセージが抽出される。次いで、プロセッサ1830は、ビームフォーミング重みを判断するためにどのプリコーディング行列を使用すべきかを判断し、次いで、抽出されたメッセージを処理する。
図18はまた、通信構成要素が、本明細書で教示するタイミング制御動作を実行する1つまたは複数の構成要素を含み得ることを示す。たとえば、タイミング制御構成要素1890は、プロセッサ1830および/またはデバイス1810の他の構成要素と協働して、本明細書で教示する別のデバイス(たとえば、デバイス1850)との間で信号を送信/受信するために使用され得るクロックを調整し得る。各デバイス1810および1850について、説明する構成要素のうちの2つ以上の機能が単一の構成要素によって提供され得ることを諒解されたい。たとえば、単一の処理構成要素がタイミング制御構成要素1890およびプロセッサ1830の機能を提供し得る。
本明細書の教示は、様々なタイプの通信システムおよび/またはシステム構成要素に組み込まれ得る。いくつかの態様では、本明細書の教示は、利用可能なシステムリソースを共有することによって(たとえば、帯域幅、送信電力、符号化、インターリーブなどのうちの1つまたは複数を指定することによって)、複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムにおいて採用され得る。たとえば、本明細書の教示は、符号分割多元接続(CDMA)システム、多重キャリアCDMA(MCCDMA)、広帯域CDMA(W−CDMA)、高速パケットアクセス(HSPA、HSPA+)システム、時間分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、または他の多元接続技法の技術のいずれか1つまたは組合せに適用され得る。本明細書の教示を採用するワイヤレス通信システムは、IS−95、cdma2000、IS−856、W−CDMA、TDSCDMA、および他の規格など、1つまたは複数の規格を実装するように設計され得る。CDMAネットワークは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、cdma2000、または何らかの他の技術などの無線技術を実装し得る。UTRAは、W−CDMAおよび低チップレート(LCR)を含む。cdma2000技術は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、Global System for Mobile Communications(GSM)などの無線技術を実装し得る。OFDMAネットワークは、Evolved UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。本明細書の教示は、3GPP Long Term Evolution(LTE)システム、Ultra Mobile Broadband(UMB)システム、および他のタイプのシステムで実装され得る。LTEは、E−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTSおよびLTEは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されており、cdma2000は、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。本開示のいくつかの態様については、3GPP用語を使用して説明することがあるが、本明細書の教示は、3GPP(たとえば、Rel99、Rel5、Rel6、Rel7など)技術、ならびに3GPP2(たとえば、1xRTT、1xEV−DO Rel0、RevA、RevB)技術および他の技術に適用され得ることを理解されたい。
本明細書の教示は、様々な装置(たとえば、ノード)に組み込まれ得る(たとえば、装置内に実装され得る、または装置によって実行され得る)。いくつかの態様では、本明細書の教示に従って実装されるノード(たとえば、ワイヤレスノード)はアクセスポイントまたはアクセス端末を備え得る。
たとえば、アクセス端末は、ユーザ機器、加入者局、加入者ユニット、移動局、モバイル、モバイルノード、リモート局、リモート端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、または何らかの他の用語を備えるか、それらのいずれかとして実装されるか、あるいはそれらのいずれかとして知られることがある。いくつかの実装形態では、アクセス端末は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続能力を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の好適な処理デバイスを備え得る。したがって、本明細書で教示する1つまたは複数の態様は、電話(たとえば、セルラー電話またはスマートフォン)、コンピュータ(たとえば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ポータブルコンピューティングデバイス(たとえば、個人情報端末)、エンターテインメントデバイス(たとえば、音楽デバイス、ビデオデバイス、または衛星ラジオ)、全地球測位システムデバイス、またはワイヤレス媒体を介して通信するように構成された他の好適なデバイスに組み込まれ得る。
アクセスポイントは、ノードB、eノードB、無線ネットワークコントローラ(RNC)、基地局(BS)、無線基地局(RBS)、基地局コントローラ(BSC)、送受信基地局(BTS)、トランシーバ機能(TF)、無線トランシーバ、無線ルータ、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、マクロセル、マクロノード、ホームeNB(HeNB)、フェムトセル、フェムトノード、ピコノード、または何らかの他の同様の用語を備えるか、それらのいずれかとして実装されるか、あるいはそれらのいずれかとして知られることがある。
いくつかの態様では、ノード(たとえば、アクセスポイント)は、通信システムのためのアクセスノードを備え得る。そのようなアクセスノードは、たとえば、ネットワークへのワイヤードまたはワイヤレス通信リンクを介した、ネットワーク(たとえば、インターネットまたはセルラーネットワークなど、ワイドエリアネットワーク)のための、またはネットワークへの接続性を与え得る。したがって、アクセスノードは、別のノード(たとえば、アクセス端末)がネットワークまたは何らかの他の機能にアクセスできるようにし得る。さらに、一方または両方のノードはポータブルでも、場合によっては比較的非ポータブルでもよいことを諒解されたい。
また、ワイヤレスノードは、非ワイヤレス方式で(たとえば、ワイヤード接続を介して)情報を送信および/または受信することが可能であり得ることを諒解されたい。したがって、本明細書で説明する受信機および送信機は、非ワイヤレス媒体を介して通信するために適切な通信インターフェース構成要素(たとえば、電気的または光学的インターフェース構成要素)を含み得る。
ワイヤレスノードは、好適なワイヤレス通信技術に基づくあるいは好適なワイヤレス通信技術をサポートする1つまたは複数のワイヤレス通信リンクを介して通信し得る。たとえば、いくつかの態様では、ワイヤレスノードはネットワークに関連し得る。いくつかの態様では、ネットワークはローカルエリアネットワークまたはワイドエリアネットワークを備え得る。ワイヤレスデバイスは、本明細書で説明するような様々なワイヤレス通信技術、プロトコル、または規格(たとえば、CDMA、TDMA、OFDM、OFDMA、WiMAX、Wi−Fiなど)のうちの1つまたは複数をサポートあるいは使用し得る。同様に、ワイヤレスノードは、様々な対応する変調方式または多重化方式のうちの1つまたは複数をサポートあるいは使用し得る。したがって、ワイヤレスノードは、上記または他のワイヤレス通信技術を使用して1つまたは複数のワイヤレス通信リンクを確立し、それを介して通信するために適切な構成要素(たとえば、エアインターフェース)を含み得る。たとえば、ワイヤレスノードは、ワイヤレス媒体上の通信を可能にする様々な構成要素(たとえば、信号生成器および信号処理器)を含み得る関連する送信機構成要素および受信機構成要素をもつワイヤレストランシーバを備え得る。
(たとえば、添付の図の1つまたは複数に関して)本明細書で説明した機能は、いくつかの態様では、添付の特許請求の範囲において同様に指定された「手段」機能に対応し得る。図19〜図21を参照すると、装置1900および2100は一連の相互に関係する機能モジュールとして表される。ここで、アクセスポイントがアクティブな呼を処理していると判断するためのモジュール1902は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するモードコントローラに対応し得る。タイミング情報を収集するためのモジュール1904は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するタイミングコントローラに対応し得る。クロックを調整するためのモジュール1906は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するタイミングコントローラに対応し得る。クロックの信頼性を推定するためのモジュール1908は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するタイミングコントローラに対応し得る。タイミング情報が与えられるべきであるレートを判断するためのモジュール1910は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するタイミングコントローラに対応し得る。他のタイミング情報を収集するためのモジュール1912は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するタイミングコントローラに対応し得る。少なくとも1つの要求を送るためのモジュール1914は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明する通信コントローラに対応し得る。アクセスポイントが十分に正確なタイミングを有すると判断するためのモジュール1916は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するタイミングコントローラに対応し得る。タイミング情報を使用することを選択するためのモジュール1918は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するタイミングコントローラに対応し得る。少なくとも1つの他のタイミングソースに関連するタイミング情報を収集するためのモジュール1920は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するタイミングコントローラに対応し得る。タイミングソースの信頼性を判断するためのモジュール1922は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するタイミングコントローラに対応し得る。タイミング情報を重み付けするためのモジュール1924は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するタイミングコントローラに対応し得る。アクセス端末がアイドルモードにあると判断するためのモジュール1926は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するモードコントローラに対応し得る。メッセージを送るためのモジュール1928は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明する通信コントローラに対応し得る。アクセス端末がアイドルモードにあると判断するためのモジュール2102は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するタイミングコントローラに対応し得る。タイミング情報を収集するためのモジュール2104は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するタイミングコントローラに対応し得る。クロックを調整するためのモジュール2106は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するタイミングコントローラに対応し得る。クロックの信頼性を推定するためのモジュール2108は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するタイミングコントローラに対応し得る。タイミング情報が与えられるべきであるレートを判断するためのモジュール2110は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するタイミングコントローラに対応し得る。アクセスポイントが十分に正確なタイミングを有すると判断するためのモジュール2112は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するタイミングコントローラに対応し得る。タイミング情報を使用することを選択するためのモジュール2114は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するタイミングコントローラに対応し得る。
図19〜図21のモジュールの機能は、本明細書の教示に合致する様々な方法で実装され得る。いくつかの態様では、これらのモジュールの機能は、1つまたは複数の電気構成要素として実装され得る。いくつかの態様では、これらのブロックの機能は、1つまたは複数のプロセッサ構成要素を含む処理システムとして実装され得る。いくつかの態様では、これらのモジュールの機能は、たとえば、1つまたは複数の集積回路(たとえば、ASIC)の少なくとも一部分を使用して実装され得る。本明細書で説明するように、集積回路は、プロセッサ、ソフトウェア、他の関係する構成要素、またはそれらの何らかの組合せを含み得る。これらのモジュールの機能はまた、本明細書で教示するように何らかの他の方法で実装され得る。いくつかの態様では、図19〜図21中の破線ブロックのうちの1つまたは複数は随意である。
本明細書における「第1」、「第2」などの名称を使用した要素への言及は、それらの要素の数量または順序を概括的に限定するものでないことを理解されたい。むしろ、これらの名称は、本明細書において2つ以上の要素またはある要素の複数の例を区別する便利な方法として使用され得る。したがって、第1および第2の要素への言及は、そこで2つの要素のみが採用され得ること、または第1の要素が何らかの方法で第2の要素に先行しなければならないことを意味するものではない。また、別段の規定がない限り、要素のセットは1つまたは複数の要素を備え得る。さらに、明細書または特許請求の範囲において使用される「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」という形式の用語は、「AまたはBまたはC、あるいはこれらの要素の任意の組合せ」を意味する。
情報および信号は多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
さらに、本明細書で開示した態様に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、プロセッサ、手段、回路、およびアルゴリズムステップのいずれかは、電子ハードウェア(たとえば、ソースコーディングまたは何らかの他の技法を使用して設計され得る、デジタル実装形態、アナログ実装形態、またはそれら2つの組合せ)、命令を組み込んだ様々な形態のプログラムまたは設計コード(便宜上、本明細書では「ソフトウェア」または「ソフトウェアモジュール」と呼ぶことがある)、あるいは両方の組合せとして実装され得ることを当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップを、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課せられた設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
本明細書で開示した態様に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、集積回路(IC)、アクセス端末、またはアクセスポイント内に実装され得るか、またはそれらによって実行され得る。ICは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、電気構成要素、光学構成要素、機械構成要素、または本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを備え得、ICの内部に、ICの外側に、またはその両方に常駐するコードまたは命令を実行し得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
開示したプロセス中のステップの特定の順序または階層は例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、プロセス中のステップの特定の順序または階層は本開示の範囲内のまま再構成され得ることを理解されたい。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装する場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。コンピュータ可読媒体は任意の好適なコンピュータプログラム製品に実装され得ることを諒解されたい。
開示した態様の前述の説明は、当業者が本開示を実施または使用できるようにするために提供されるものである。これらの態様への様々な修正は当業者にはすぐに明らかになり、本明細書で定義した一般原理は本開示の範囲から逸脱することなく他の態様に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で示した態様に限定されるものではなく、本明細書で開示した原理および新規の特徴に一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
〔1〕
アクセス端末がアクセスポイントにおいてアイドルモードにあると判断することと、
前記アクセス端末がアイドルモードにあるという前記判断の結果として、前記アクセス端末からタイミング情報を収集することと、
前記アクセスポイントによる送信を制御するクロックを調整することであって、前記クロックの前記調整が、前記収集されたタイミング情報に基づく、調整することと
を備える、通信の方法。
〔2〕
前記アクセス端末がアイドルモードにあるという前記判断が、前記アクセスポイントに登録するように前記アクセス端末に要求するメッセージを送ることを備える、〔1〕に記載の方法。
〔3〕
前記アクセス端末がアイドルモードにあるという前記判断が、前記アクセスポイントからの制御チャネルメッセージに応答するように前記アクセス端末に要求するメッセージを送ることを備える、〔1〕に記載の方法。
〔4〕
前記タイミング情報の前記収集が、前記タイミング情報を前記アクセスポイントに送るように前記アクセス端末に要求するメッセージを送ることを備える、〔1〕に記載の方法。
〔5〕
前記クロックの信頼性を推定することと、
前記推定された信頼性に基づいて、前記アクセス端末によって前記タイミング情報が与えられるべきであるレートを判断することと
をさらに備え、
前記メッセージが、前記判断されたレートで前記タイミング情報を与えるための、前記アクセス端末に対する要求を備える、
〔4〕に記載の方法。
〔6〕
前記タイミング情報の前記収集が、前記アクセス端末から前記タイミング情報を含むメッセージを受信することを備える、〔1〕に記載の方法。
〔7〕
前記メッセージが、無線環境報告メッセージ、ルート更新メッセージ、または測定報告メッセージを備える、〔6〕に記載の方法。
〔8〕
前記アクセスポイントがフェムトセルを備え、
前記タイミング情報が、前記フェムトセルに関連するタイミングと、少なくとも1つの他のセルに関連するタイミングとの間の差を示す、
〔1〕に記載の方法。
〔9〕
前記クロックの前記調整は、前記アクセスポイントによって送信された信号の位相を調整することであって、前記調整された位相が、少なくとも1つの他のアクセスポイントの送信の位相またはタイミングソースの位相と同期されるように、調整することを備える、
〔1〕に記載の方法。
〔10〕
前記クロックの前記調整は、前記アクセスポイントによって送信された信号の周波数を調整することであって、前記調整された周波数が、少なくとも1つの他のアクセスポイントの送信周波数と同期されるか、またはネットワーク運用要件によって指定された周波数に適合するように、調整することを備える、〔1〕に記載の方法。
〔11〕
前記タイミング情報が、前記アクセス端末におけるイベントのタイミングを動かす別のアクセスポイントまたはタイミングソースのタイミングを示し、
前記クロックの前記調整は、前記アクセスポイントによる信号送信のタイミングを調整することであって、前記調整されたタイミングが前記イベントの前記タイミングと同期されるように、調整することを備える、
〔1〕に記載の方法。
〔12〕
前記タイミング情報が、前記アクセスポイントから前記アクセス端末によって受信された第1のパイロット信号と、別のアクセスポイントから前記アクセス端末によって受信された第2のパイロット信号との間の位相差を示す、〔1〕に記載の方法。
〔13〕
前記タイミング情報は、前記アクセスポイントからのフレームが前記アクセス端末によって受信された時間と、別のアクセスポイントからのフレームが前記アクセス端末によって受信された時間との間のタイミング差を示す、〔1〕に記載の方法。
〔14〕
前記タイミング情報が、前記アクセスポイントと他のアクセスポイントとの間のタイミング差を示し、前記方法は、
前記他のアクセスポイントが十分に正確なタイミングを有すると判断することと、
前記他のアクセスポイントが十分に正確なタイミングを有するという前記判断の結果として、前記クロックの前記調整のために前記アクセス端末から受信された前記タイミング情報を使用することを選択することと
をさらに備える、〔1〕に記載の方法。
〔15〕
アクセス端末がアクセスポイントにおいてアイドルモードにあると判断するように動作可能なモードコントローラと、
前記アクセス端末がアイドルモードにあるという前記判断の結果として、前記アクセス端末からタイミング情報を収集することを行うように動作可能であり、前記アクセスポイントによる送信を制御するクロックを調整することであって、前記クロックの前記調整が、前記収集されたタイミング情報に基づく、調整することを行うようにさらに動作可能である、タイミングコントローラと
を備える、通信のための装置。
〔16〕
前記アクセス端末がアイドルモードにあるという前記判断が、前記アクセスポイントに登録するように前記アクセス端末に要求するメッセージを送ることを備える、〔15〕に記載の装置。
〔17〕
前記アクセス端末がアイドルモードにあるという前記判断が、前記アクセスポイントからの制御チャネルメッセージに応答するように前記アクセス端末に要求するメッセージを送ることを備える、〔15〕に記載の装置。
〔18〕
前記タイミング情報の前記収集が、前記タイミング情報を前記アクセスポイントに送るように前記アクセス端末に要求するメッセージを送ることを備える、〔15〕に記載の装置。
〔19〕
前記タイミングコントローラが、前記クロックの信頼性を推定するようにさらに動作可能であり、
前記タイミングコントローラは、前記推定された信頼性に基づいて、前記アクセス端末によって前記タイミング情報が与えられるべきであるレートを判断するようにさらに動作可能であり、
前記メッセージが、前記判断されたレートで前記タイミング情報を与えるための、前記アクセス端末に対する要求を備える、
〔18〕に記載の装置。
〔20〕
前記タイミング情報の前記収集が、前記アクセス端末から前記タイミング情報を含むメッセージを受信することを備える、〔15〕に記載の装置。
〔21〕
前記メッセージが、無線環境報告メッセージ、ルート更新メッセージ、または測定報告メッセージを備える、〔20〕に記載の装置。
〔22〕
前記アクセスポイントがフェムトセルを備え、
前記タイミング情報が、前記フェムトセルに関連するタイミングと、少なくとも1つの他のセルに関連するタイミングとの間の差を示す、
〔15〕に記載の装置。
〔23〕
前記クロックの前記調整は、前記アクセスポイントによって送信された信号の位相を調整することであって、前記調整された位相が、少なくとも1つの他のアクセスポイントの送信の位相またはタイミングソースの位相と同期されるように、調整することを備える、
〔15〕に記載の装置。
〔24〕
前記クロックの前記調整は、前記アクセスポイントによって送信された信号の周波数を調整することであって、前記調整された周波数が、少なくとも1つの他のアクセスポイントの送信周波数と同期されるか、またはネットワーク運用要件によって指定された周波数に適合するように、調整することを備える、〔15〕に記載の装置。
〔25〕
アクセス端末がアクセスポイントにおいてアイドルモードにあると判断するための手段と、
前記アクセス端末がアイドルモードにあるという前記判断の結果として、前記アクセス端末からタイミング情報を収集するための手段と、
前記アクセスポイントによる送信を制御するクロックを調整するための手段であって、前記クロックの前記調整が、前記収集されたタイミング情報に基づく、調整するための手段と
を備える、通信のための装置。
〔26〕
前記アクセス端末がアイドルモードにあるという前記判断が、前記アクセスポイントに登録するように前記アクセス端末に要求するメッセージを送ることを備える、〔25〕に記載の装置。
〔27〕
前記アクセス端末がアイドルモードにあるという前記判断が、前記アクセスポイントからの制御チャネルメッセージに応答するように前記アクセス端末に要求するメッセージを送ることを備える、〔25〕に記載の装置。
〔28〕
前記タイミング情報の前記収集が、前記タイミング情報を前記アクセスポイントに送るように前記アクセス端末に要求するメッセージを送ることを備える、〔25〕に記載の装置。
〔29〕
前記クロックの信頼性を推定するための手段と、
前記推定された信頼性に基づいて、前記アクセス端末によって前記タイミング情報が与えられるべきであるレートを判断するための手段と
をさらに備え、
前記メッセージが、前記判断されたレートで前記タイミング情報を与えるための、前記アクセス端末に対する要求を備える、
〔28〕に記載の装置。
〔30〕
前記タイミング情報の前記収集が、前記アクセス端末から前記タイミング情報を含むメッセージを受信することを備える、〔25〕に記載の装置。
〔31〕
前記メッセージが、無線環境報告メッセージ、ルート更新メッセージ、または測定報告メッセージを備える、〔30〕に記載の装置。
〔32〕
前記アクセスポイントがフェムトセルを備え、
前記タイミング情報が、前記フェムトセルに関連するタイミングと、少なくとも1つの他のセルに関連するタイミングとの間の差を示す、
〔25〕に記載の装置。
〔33〕
前記クロックの前記調整は、前記アクセスポイントによって送信された信号の位相を調整することであって、前記調整された位相が、少なくとも1つの他のアクセスポイントの送信の位相またはタイミングソースの位相と同期されるように、調整することを備える、
〔25〕に記載の装置。
〔34〕
前記クロックの前記調整は、前記アクセスポイントによって送信された信号の周波数を調整することであって、前記調整された周波数が、少なくとも1つの他のアクセスポイントの送信周波数と同期されるか、またはネットワーク運用要件によって指定された周波数に適合するように、調整することを備える、〔25〕に記載の装置。
〔35〕
アクセス端末がアクセスポイントにおいてアイドルモードにあると判断することと、
前記アクセス端末がアイドルモードにあるという前記判断の結果として、前記アクセス端末からタイミング情報を収集することと、
前記アクセスポイントによる送信を制御するクロックを調整することであって、前記クロックの前記調整が、前記収集されたタイミング情報に基づく、調整することと
をコンピュータに行わせるためのコードを備えるコンピュータ可読媒体
を備える、コンピュータプログラム製品。
〔36〕
前記アクセス端末がアイドルモードにあるという前記判断が、前記アクセスポイントに登録するように前記アクセス端末に要求するメッセージを送ることを備える、〔35〕に記載のコンピュータプログラム製品。
〔37〕
前記アクセス端末がアイドルモードにあるという前記判断が、前記アクセスポイントからの制御チャネルメッセージに応答するように前記アクセス端末に要求するメッセージを送ることを備える、〔35〕に記載のコンピュータプログラム製品。
〔38〕
前記タイミング情報の前記収集が、前記タイミング情報を前記アクセスポイントに送るように前記アクセス端末に要求するメッセージを送ることを備える、〔35〕に記載のコンピュータプログラム製品。
〔39〕
前記コンピュータ可読媒体が、前記クロックの信頼性を推定することを前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備え、
前記コンピュータ可読媒体は、前記推定された信頼性に基づいて、前記アクセス端末によって前記タイミング情報が与えられるべきであるレートを判断することを前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備え、
前記メッセージが、前記判断されたレートで前記タイミング情報を与えるための、前記アクセス端末に対する要求を備える、
〔38〕に記載のコンピュータプログラム製品。
〔40〕
前記タイミング情報の前記収集が、前記アクセス端末から前記タイミング情報を含むメッセージを受信することを備える、〔35〕に記載のコンピュータプログラム製品。
〔41〕
前記メッセージが、無線環境報告メッセージ、ルート更新メッセージ、または測定報告メッセージを備える、〔40〕に記載のコンピュータプログラム製品。
〔42〕
前記アクセスポイントがフェムトセルを備え、
前記タイミング情報が、前記フェムトセルに関連するタイミングと、少なくとも1つの他のセルに関連するタイミングとの間の差を示す、
〔35〕に記載のコンピュータプログラム製品。
〔43〕
前記クロックの前記調整は、前記アクセスポイントによって送信された信号の位相を調整することであって、前記調整された位相が、少なくとも1つの他のアクセスポイントの送信の位相またはタイミングソースの位相と同期されるように、調整することを備える、
〔35〕に記載のコンピュータプログラム製品。
〔44〕
前記クロックの前記調整は、前記アクセスポイントによって送信された信号の周波数を調整することであって、前記調整された周波数が、少なくとも1つの他のアクセスポイントの送信周波数と同期されるか、またはネットワーク運用要件によって指定された周波数に適合するように、調整することを備える、〔35〕に記載のコンピュータプログラム製品。

Claims (44)

  1. アクセス端末がアクセスポイントにおいてアイドルモードにあると判断することと、
    前記アクセス端末がアイドルモードにあるという前記判断の結果として、前記アクセス端末からタイミング情報を収集することと、
    前記アクセスポイントによる送信を制御するクロックを調整することであって、前記クロックの前記調整が、前記収集されたタイミング情報に基づく、調整することと
    を備える、アクセスポイントによる通信の方法。
  2. 前記アクセス端末がアイドルモードにあるという前記判断が、前記アクセスポイントに登録するように前記アクセス端末に要求するメッセージを送ることを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記アクセス端末がアイドルモードにあるという前記判断が、前記アクセスポイントからの制御チャネルメッセージに応答するように前記アクセス端末に要求するメッセージを送ることを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記タイミング情報の前記収集が、前記タイミング情報を前記アクセスポイントに送るように前記アクセス端末に要求するメッセージを送ることを備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記クロックの信頼性を推定することと、
    前記推定された信頼性に基づいて、前記アクセス端末によって前記タイミング情報が与えられるべきであるレートを判断することと
    をさらに備え、
    前記メッセージが、前記判断されたレートで前記タイミング情報を与えるための、前記アクセス端末に対する要求を備える、
    請求項4に記載の方法。
  6. 前記タイミング情報の前記収集が、前記アクセス端末から前記タイミング情報を含むメッセージを受信することを備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記メッセージが、無線環境報告メッセージ、ルート更新メッセージ、または測定報告メッセージを備える、請求項6に記載の方法。
  8. 前記アクセスポイントがフェムトセルを備え、
    前記タイミング情報が、前記フェムトセルに関連するタイミングと、少なくとも1つの他のセルに関連するタイミングとの間の差を示す、
    請求項1に記載の方法。
  9. 前記クロックの前記調整は、前記アクセスポイントによって送信された信号の位相を調整することであって、前記調整された位相が、少なくとも1つの他のアクセスポイントの送信の位相またはタイミングソースの位相と同期されるように、調整することを備える、
    請求項1に記載の方法。
  10. 前記クロックの前記調整は、前記アクセスポイントによって送信された信号の周波数を調整することであって、前記調整された周波数が、少なくとも1つの他のアクセスポイントの送信周波数と同期されるか、またはネットワーク運用要件によって指定された周波数に適合するように、調整することを備える、請求項1に記載の方法。
  11. 前記タイミング情報が、前記アクセス端末におけるイベントのタイミングを動かす別のアクセスポイントまたはタイミングソースのタイミングを示し、
    前記クロックの前記調整は、前記アクセスポイントによる信号送信のタイミングを調整することであって、前記調整されたタイミングが前記イベントの前記タイミングと同期されるように、調整することを備える、
    請求項1に記載の方法。
  12. 前記タイミング情報が、前記アクセスポイントから前記アクセス端末によって受信された第1のパイロット信号と、別のアクセスポイントから前記アクセス端末によって受信された第2のパイロット信号との間の位相差を示す、請求項1に記載の方法。
  13. 前記タイミング情報は、前記アクセスポイントからのフレームが前記アクセス端末によって受信された時間と、別のアクセスポイントからのフレームが前記アクセス端末によって受信された時間との間のタイミング差を示す、請求項1に記載の方法。
  14. 前記タイミング情報が、前記アクセスポイントと他のアクセスポイントとの間のタイミング差を示し、前記方法は、
    前記他のアクセスポイントが十分に正確なタイミングを有すると判断することと、
    前記他のアクセスポイントが十分に正確なタイミングを有するという前記判断の結果として、前記クロックの前記調整のために前記アクセス端末から受信された前記タイミング情報を使用することを選択することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  15. アクセス端末がアクセスポイントにおいてアイドルモードにあると判断するように動作可能なモードコントローラと、
    前記アクセス端末がアイドルモードにあるという前記判断の結果として、前記アクセス端末からタイミング情報を収集することを行うように動作可能であり、前記アクセスポイントによる送信を制御するクロックを調整することであって、前記クロックの前記調整が、前記収集されたタイミング情報に基づく、調整することを行うようにさらに動作可能である、タイミングコントローラと
    を備える、アクセスポイントによる通信のための装置。
  16. 前記アクセス端末がアイドルモードにあるという前記判断が、前記アクセスポイントに登録するように前記アクセス端末に要求するメッセージを送ることを備える、請求項15に記載の装置。
  17. 前記アクセス端末がアイドルモードにあるという前記判断が、前記アクセスポイントからの制御チャネルメッセージに応答するように前記アクセス端末に要求するメッセージを送ることを備える、請求項15に記載の装置。
  18. 前記タイミング情報の前記収集が、前記タイミング情報を前記アクセスポイントに送るように前記アクセス端末に要求するメッセージを送ることを備える、請求項15に記載の装置。
  19. 前記タイミングコントローラが、前記クロックの信頼性を推定するようにさらに動作可能であり、
    前記タイミングコントローラは、前記推定された信頼性に基づいて、前記アクセス端末によって前記タイミング情報が与えられるべきであるレートを判断するようにさらに動作可能であり、
    前記メッセージが、前記判断されたレートで前記タイミング情報を与えるための、前記アクセス端末に対する要求を備える、
    請求項18に記載の装置。
  20. 前記タイミング情報の前記収集が、前記アクセス端末から前記タイミング情報を含むメッセージを受信することを備える、請求項15に記載の装置。
  21. 前記メッセージが、無線環境報告メッセージ、ルート更新メッセージ、または測定報告メッセージを備える、請求項20に記載の装置。
  22. 前記アクセスポイントがフェムトセルを備え、
    前記タイミング情報が、前記フェムトセルに関連するタイミングと、少なくとも1つの他のセルに関連するタイミングとの間の差を示す、
    請求項15に記載の装置。
  23. 前記クロックの前記調整は、前記アクセスポイントによって送信された信号の位相を調整することであって、前記調整された位相が、少なくとも1つの他のアクセスポイントの送信の位相またはタイミングソースの位相と同期されるように、調整することを備える、請求項15に記載の装置。
  24. 前記クロックの前記調整は、前記アクセスポイントによって送信された信号の周波数を調整することであって、前記調整された周波数が、少なくとも1つの他のアクセスポイントの送信周波数と同期されるか、またはネットワーク運用要件によって指定された周波数に適合するように、調整することを備える、請求項15に記載の装置。
  25. アクセス端末がアクセスポイントにおいてアイドルモードにあると判断するための手段と、
    前記アクセス端末がアイドルモードにあるという前記判断の結果として、前記アクセス端末からタイミング情報を収集するための手段と、
    前記アクセスポイントによる送信を制御するクロックを調整するための手段であって、前記クロックの前記調整が、前記収集されたタイミング情報に基づく、調整するための手段と
    を備える、アクセスポイントによる通信のための装置。
  26. 前記アクセス端末がアイドルモードにあるという前記判断が、前記アクセスポイントに登録するように前記アクセス端末に要求するメッセージを送ることを備える、請求項25に記載の装置。
  27. 前記アクセス端末がアイドルモードにあるという前記判断が、前記アクセスポイントからの制御チャネルメッセージに応答するように前記アクセス端末に要求するメッセージを送ることを備える、請求項25に記載の装置。
  28. 前記タイミング情報の前記収集が、前記タイミング情報を前記アクセスポイントに送るように前記アクセス端末に要求するメッセージを送ることを備える、請求項25に記載の装置。
  29. 前記クロックの信頼性を推定するための手段と、
    前記推定された信頼性に基づいて、前記アクセス端末によって前記タイミング情報が与えられるべきであるレートを判断するための手段と
    をさらに備え、
    前記メッセージが、前記判断されたレートで前記タイミング情報を与えるための、前記アクセス端末に対する要求を備える、
    請求項28に記載の装置。
  30. 前記タイミング情報の前記収集が、前記アクセス端末から前記タイミング情報を含むメッセージを受信することを備える、請求項25に記載の装置。
  31. 前記メッセージが、無線環境報告メッセージ、ルート更新メッセージ、または測定報告メッセージを備える、請求項30に記載の装置。
  32. 前記アクセスポイントがフェムトセルを備え、
    前記タイミング情報が、前記フェムトセルに関連するタイミングと、少なくとも1つの他のセルに関連するタイミングとの間の差を示す、
    請求項25に記載の装置。
  33. 前記クロックの前記調整は、前記アクセスポイントによって送信された信号の位相を調整することであって、前記調整された位相が、少なくとも1つの他のアクセスポイントの送信の位相またはタイミングソースの位相と同期されるように、調整することを備える、請求項25に記載の装置。
  34. 前記クロックの前記調整は、前記アクセスポイントによって送信された信号の周波数を調整することであって、前記調整された周波数が、少なくとも1つの他のアクセスポイントの送信周波数と同期されるか、またはネットワーク運用要件によって指定された周波数に適合するように、調整することを備える、請求項25に記載の装置。
  35. アクセス端末がアクセスポイントにおいてアイドルモードにあると判断することと、
    前記アクセス端末がアイドルモードにあるという前記判断の結果として、前記アクセス端末からタイミング情報を収集することと、
    前記アクセスポイントによる送信を制御するクロックを調整することであって、前記クロックの前記調整が、前記収集されたタイミング情報に基づく、調整することと
    前記アクセスポイントにおけるコンピュータに行わせるためのコードを記録したコンピュータ読み取り可能な記録体。
  36. 前記アクセス端末がアイドルモードにあるという前記判断が、前記アクセスポイントに登録するように前記アクセス端末に要求するメッセージを送ることを備える、請求項35に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体
  37. 前記アクセス端末がアイドルモードにあるという前記判断が、前記アクセスポイントからの制御チャネルメッセージに応答するように前記アクセス端末に要求するメッセージを送ることを備える、請求項35に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体
  38. 前記タイミング情報の前記収集が、前記タイミング情報を前記アクセスポイントに送るように前記アクセス端末に要求するメッセージを送ることを備える、請求項35に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体
  39. 前記コンピュータ読み取り可能な記録媒体が、前記クロックの信頼性を推定することを前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備え、
    前記コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、前記推定された信頼性に基づいて、前記アクセス端末によって前記タイミング情報が与えられるべきであるレートを判断することを前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備え、
    前記メッセージが、前記判断されたレートで前記タイミング情報を与えるための、前記アクセス端末に対する要求を備える、請求項38に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体
  40. 前記タイミング情報の前記収集が、前記アクセス端末から前記タイミング情報を含むメッセージを受信することを備える、請求項35に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体
  41. 前記メッセージが、無線環境報告メッセージ、ルート更新メッセージ、または測定報告メッセージを備える、請求項40に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体
  42. 前記アクセスポイントがフェムトセルを備え、
    前記タイミング情報が、前記フェムトセルに関連するタイミングと、少なくとも1つの他のセルに関連するタイミングとの間の差を示す、
    請求項35に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体
  43. 前記クロックの前記調整は、前記アクセスポイントによって送信された信号の位相を調整することであって、前記調整された位相が、少なくとも1つの他のアクセスポイントの送信の位相またはタイミングソースの位相と同期されるように、調整することを備える、請求項35に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体
  44. 前記クロックの前記調整は、前記アクセスポイントによって送信された信号の周波数を調整することであって、前記調整された周波数が、少なくとも1つの他のアクセスポイントの送信周波数と同期されるか、またはネットワーク運用要件によって指定された周波数に適合するように、調整することを備える、請求項35に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体
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