JP2004112225A - 情報通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】Bluetoothと無線LANとの両方のインターフェイスを備えた情報機器間で、Bluetooth固有の機能を活かして、省電力でしかも、容易に無線LANを構築する情報通信装置を提供する。
【解決手段】デュアル無線情報機器1−1、1−2と、Bluetoothインターフェイスを備えた情報機器であるBluetooth情報機器2と、無線LANインターフェイスのみを備えた情報機器3と、Bluetoothインターフェイスを備えた携帯電話であるBluetooth携帯電話4と、を有する通信システムにおいて、デュアル無線情報機器1−1、1−2同士は、Bluetoothと無線LANとのインターフェイスをそれぞれ用途に応じて、使い分け、無線LANインターフェイスの無駄な電力消費を抑えると共に、必要に応じて無線LANを使用し、通信速度を確保して、通信を行う。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信技術に関し、特にBluetoothとIEEE802.11規格との無線通信方式を用いた情報通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、IEEE802.11b規格等の無線LANの普及が進み、オフィスや家庭内で、無線LANネットワークを構築し、無線LANインターフェイスを搭載したパーソナルコンピュータを自由に持ち運べようになっている。
なお、IEEE802.11b規格とは、IEEE802.11規格を基に策定されたLAN通信を行う通信方式の1つであり、現在、他にIEEE802.11a規格や、IEEE802.11g規格の通信方式が実用化されつつある。
【0003】
IEEE802.11b方式は2.4GHz帯の電波を用い、最大通信速度が11Mbpsであり、一般的に普及している通信方式である。このIEEE802.11b方式は、IEEE802.11方式(2.4GHz帯の電波を用い、通信速度は1Mbps、2Mbpsである通信方式)を改良したものである。
【0004】
一方、IEEE802.11a方式は、より周波数の高い、5GHz帯の電波を用い、最大通信速度が54Mbpsである通信方式を指す。
また、IEEE802.11g方式は、2.4GHz帯の電波を用い、複数の変調方式を採用し、通信速度が可変可能であり、その最大通信速度は54Mbpsである通信方式を指す。
【0005】
また、近年のオフィス業務のディジタル化に伴い、パーソナルコンピュータが業務遂行に不可欠となり、ノートパソコン等の情報機器を用いて会議が行われている。なお、無線LANインターフェイスは、ノートパソコンを用いて電子会議を行う場合、他の通信機器あるいは社内のLANに接続する際に、イーサーネットLANケーブルを情報機器に挿入する手間が不要なので便利である。
【0006】
また、インフラストラクチャーモードでLANアクセスポイントを用いなくても、アドホックモードによって、直接パーソナルコンピュータ同士で局所的なネットワークを構築することが可能となっており、今後もこのように無線通信を利用して、データを共有する電子会議の方式が普及すると考えられる。
【0007】
一方、IEEE802.11方式とは別に、2.4GHz帯を用いたBluetoothという通信方式も市場に普及し始めている。
これは、パーソナルコンピュータと携帯電話、あるいはFAX等の異なる機種間で、異なるインターフェイスを用いてケーブル接続を行っていたものを、1つの無線インターフェイスにまとめたものであり、互換性に優れている。
【0008】
このBluetooth通信方式の特徴の1つに、簡易ネットワークを構築することが容易であることが挙げられる。また、インクワイアリーを用いて周囲のBluetoothデバイスの情報を自動的に収集する。
また、周囲に発見されたデバイスがどのようなサービスをもっているかを、サービスディスカバリープロトコルにより、容易に知ることが可能となる。
【0009】
Bluetooth通信方式は、通信速度は最大でも721kbpsであるが、携帯電話等のモバイル機器で使用できることが前提となるため、消費電力が非常に小さく、10m以内の短距離間の通信で、通信中の消費電力は僅か数10mWで済み、これは最大1Wを消費するIEEE802.11bに対して大きな利点である。
【0010】
また、ノートPCにBluetoothを搭載した製品も商品化されるようになり、今後さらに普及する見込みがある。
また、現在においてBluetooth通信方式は、携帯電話と通信する機能が中心であるが、消費電力が小さいことと、また、ネットワーク構築が容易である特性を用いて、パーソナルコンピュータ同士で電子会議を行う際に用いられることが考えられる。
【0011】
また、本発明の従来技術として、Bluetoothと無線LANとの両方式のインターフェイスを備えた情報機器の発明がある(特許文献1、2参照)。
【0012】
特許文献1は、ノートPCにおいて、無線LANとBluetoothとの両方の通信方式を使用する場合において、周波数帯の異なる同じ無線方式を利用した通信インターフェイスをPCカードスロットに挿入した場合に顕著になる電波の干渉を低減することを目的とした技術が開示されている。
【0013】
また、特許文献2は、片方のインターフェイスを使用している間は、他方のインターフェイスの受送信機能を停止させる。
また、Bluetoothのパークモードやホールドモードの省電力を用いる技術や、使用するアプリケーションに応じて、Bluetoothを用いるか、または、無線LANを用いるか、を指定する技術が開示されている。
また、Bluetoothと無線LANとの通信を同時に行う際の、パケットスロットのスケジューリングに関するハードウェア制御関係の技術が開示されている。
【0014】
【特許文献1】
特開2001−312339号公報
【特許文献2】
特開2001−217853号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1においては、ノートPCと離れた場所に2つのアンテナを搭載し、PCカードスロットに同軸ケーブルで引き回す。一方、PCカードスロット及び、無線LAN/Bluetooth PCカードは、通常のインターフェイスに加えて、同軸ケーブルに接続するための別のインターフェイスを備える装置の構成によるものであり、特に2つの無線インターフェイスを効果的に使用する方法に関しては何ら言及されていない。
【0016】
また、特許文献2においては、両方の無線インターフェイスをそれぞれ別個に、異なる使い方で独立に使用している。Bluetoothにはインクワイアリーを用いたデバイス検索や、サービスの検索などの機能があり、柔軟で容易なネットワーク構築が可能となっている。
【0017】
また、BluetoothとIEEE802.11bとの通信方式を搭載した商品、あるいはより高速なIEEE802.11aやIEEE802.11gとBluetoothとの通信方式を搭載した商品も出現すると考えられる。
【0018】
特に、5GHz帯を用いるIEEE802.11a通信方式は2.4GHz帯を用いるBluetoothによる干渉を受けにくいことも利点の1つとして挙げられる。
【0019】
現在は、パーソナルコンピュータに搭載されるのはIEEE802.11b規格の通信インターフェイスが多いが、IEEE802.11規格の通信方式はBluetoothに比べて消費電力が大きいため、電子会議等に用いる場合、バッテリーを浪費することが問題になる。
しかしながら、電源ケーブルを会議の場に持って行き、電源タップを探して接続するのは煩わしい作業であり、持ち運ぶ機器の重量も増加する。
従って、より消費電力の低い無線インターフェイスが望まれる。
【0020】
一方、Bluetoothは、消費電力が少ないため、電源ケーブルを使わなくても、会議の間に、ノートPCをバッテリー駆動で使用することが可能である。しかし、通信速度が遅いので、容量の大きな電子文書を配布する場合、または会議の参加人数が多い場合などに、会議の進行を遅らせる可能性が生じる。
【0021】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、Bluetoothと無線LANとの両方のインターフェイスを備えた情報機器間で、Bluetooth固有の機能を活かして、省電力でしかも、容易に無線LANを構築する情報通信装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本発明は以下のような特徴を有する。
請求項1記載の発明は、IEEE802.11規格の無線LANインターフェイスと、Bluetooth規格の無線通信インターフェイスとを有する情報通信装置において、IEEE802.11規格の無線LANによる通信が可能である主旨を、Bluetooth規格のサービスディスカバリープロトコルに登録する登録手段と、Bluetooth機器が、サービスディスカバリープロトコルを用いてIEEE802.11規格の無線LANによる通信が可能である主旨を検索する検索手段と、を有することを特徴とする。
【0023】
請求項2記載の発明は、IEEE802.11規格の無線LANインターフェイスと、Bluetooth規格の無線通信インターフェイスとを有する情報通信装置において、Bluetooth規格のLANアクセスプロファイルによりLANアクセスを行う通信手段と、IEEE802.11規格の無線LANによる通信が可能である主旨を、Bluetoothのサービスディスカバリープロトコルの定めるLANアクセスプロファイルサービスに登録する登録手段と、Bluetooth通信機器が、サービスディスカバリープロトコルを用いてIEEE802.11規格の無線LANによる通信が可能である主旨を検索する検索手段と、を有することを特徴とする。
【0024】
請求項3記載の発明は、IEEE802.11規格の無線LANインターフェイスと、Bluetooth規格の無線通信インターフェイスとを有する情報通信装置において、Bluetooth規格のサービスディスカバリープロトコルに、IEEE802.11規格の無線LANによる通信が可能な主旨を設定する主旨設定手段と、主旨設定手段により、IEEE802.11規格の無線LANインターフェイスと、Bluetooth規格の無線通信インターフェイスと、を切り替えて通信を行う切替手段と、を有することを特徴とする。
【0025】
請求項4記載の発明は、IEEE802.11規格の無線LANインターフェイスと、Bluetooth規格の無線通信インターフェイスとを有し、Bluetooth規格のLANアクセスプロファイルを用いてLANアクセスを行う情報通信装置において、IEEE802.11規格の無線LANによる通信が可能な主旨を、Bluetooth規格のサービスディスカバリープロトコルの定めるLANアクセスプロファイルサービスに登録する登録手段と、IEEE802.11規格の無線LAN通信により通信可能か否かを検索する検索手段と、を有することを特徴とする。
【0026】
請求項5記載の発明は、請求項1または2記載の情報通信装置において、Bluetooth規格の無線通信インターフェイスを用いたBluetooth通信により、無線LANの設定情報を検索する設定情報検索手段と、設定情報検索手段により検索した設定情報を、Bluetooth通信により返信する返信手段と、を有することを特徴とする。
【0027】
請求項6記載の発明は、請求項1または2記載の情報通信装置において、Bluetooth規格の無線通信インターフェイスを用いたBluetooth通信により、無線LAN通信の設定情報を変更する主旨を外部の情報通信装置に指示する変更指示手段と、無線LAN通信の設定情報を変更する主旨をBluetooth通信により外部から受け取り、無線LANインターフェイスの設定情報を変更する変更手段と、を有することを特徴とする。
【0028】
請求項7記載の発明は、請求項5または6記載の情報通信装置において、Bluetooth通信を用いて、無線LANアクセスポイントに接続する設定情報の仲介を行う仲介手段と、無線LANアクセスポイントを介した通信を指示する通信指示手段と、を有し、無線LANインターフェイスによる無線LAN通信を行うことを特徴とする。
【0029】
請求項8記載の発明は、請求項3または4記載の情報通信装置において、IEEE802.11規格の無線LANの設定情報を検索する設定情報検索手段と、設定情報検索手段により検索した設定情報を送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
【0030】
請求項9記載の発明は、請求項3または4記載の情報通信装置において、IEEE802.11規格の無線LANの設定情報を設定する情報設定手段を有することを特徴とする。
【0031】
請求項10記載の発明は、請求項9記載の情報通信装置において、情報設定手段は、設定情報の変更を外部の情報機器に指示する指示手段と、指示手段による指示を、Bluetoothインターフェイスを用いた通信により受け取り、承諾すると、指示に従い、無線LANの設定情報を変更する変更手段と、を有することを特徴とする。
【0032】
請求項11記載の発明は、請求項5から10の何れか1項に記載の情報通信装置において、設定情報は、IEEE802.11規格の無線LANインターフェイスのアドホックモードまたはインフラストラクチャーモードの何れか、WEP、ESS−ID、使用チャネル、通信速度、変調方式等であることを特徴とする。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明にかかる実施の形態について詳細に説明する。
図1は、Bluetooth規格の無線通信インターフェイスと、IEEE802.11規格の無線LANインターフェイスと、の両方を備えた情報機器(以下、デュアル無線情報機器1とする)、を有する無線通信システムの構成を示す図である。
【0034】
本実施の形態における無線通信システムは、デュアル無線情報機器1−1、1−2と、Bluetoothインターフェイスを備えた情報機器であるBluetooth情報機器2と、無線LANインターフェイスのみを備えた情報機器3と、Bluetoothインターフェイスを備えた携帯電話であるBluetooth携帯電話4と、を有して構成される。
【0035】
上記構成からなる通信システムにおいて、デュアル無線情報機器1−1、1−2同士は、Bluetoothと無線LANとのインターフェイスをそれぞれ用途に応じて、使い分け、無線LANインターフェイスの無駄な電力消費を抑えると共に、必要に応じて無線LANを使用し、通信速度を確保して、通信を行っている。
一方、デュアル無線情報機器1−1、1−2は、通常のBluetoothインターフェイスを備えた情報機器(Bluetooth情報機器2)、Bluetoothインターフェイスを備えた携帯電話(Bluetooth携帯電話4)とBluetoothによる通信6を行うことも可能である。
また、無線LANインターフェイスのみを備えた情報機器3と無線LANによる通信7を行うことも可能である。なお、図1による無線LAN通信7ではアドホックモードで通信を行っている。
【0036】
次に、図2を参照しながら、第2の通信システム構成について説明する。
第2の通信システムは、デュアル無線情報機器1−1、1−2と、無線LANアクセスポイント5と、を有して構成される。
上記構成からなる第2の通信システムは、デュアル無線情報機器1−1、1−2同士が無線LAN通信7を行う際、インフラストラクチャーモードを使用して、無線LANアクセスポイント5を介して通信を行う例である。
この際、無線LANアクセスポイント5がBluetoothインターフェイスを有していることも可能である。
【0037】
図3に、デュアル無線情報機器1の通信手段とそのドライバ、及び両無線インターフェイスを選択して通信を行うアプリケーションの構成を示し、その機能の概略を説明する。
まず、Bluetoothの部分の構成を簡単に説明する。
無線の受送信を行う物理層11の周波数やチャネルの管理はベースバンド層12で行われている。論理リンク制御層(LLC層)13は、ベースバンド層12のリンク、及び論理リンクの管理を行っている。LLC層13は、Bluetooth仕様では、リンクマネージャー(LM)層、L2CAP層に相当する。
【0038】
更にLLC層13の上位には、論理リンク層の管理を行うL2CAP層31、サービスの管理・検索を行うサービスディスカバリープロトコル(SDP)32、シリアル通信をエミュレートするRFCOMM層33、音声通信を行うTCS層34等の上位のプロトコル層14が位置し、この中のRFCOMM層33の上位に、LANアクセスプロトコル層35があり、これを用いて、Bluetooth上でLAN通信をエミュレートした通信が行えるようになっている。図中では、簡略化のために1つのブロックにまとめたが、TCP UDP/IP等のレイヤーを含んでいるとする。
【0039】
次に無線LANの部分について構成を説明する。
物理層21は、MAC層22によって制御されている。例えば、IEEE802.11bではMAC層22はCSMA/CAを用いて、通信キャリアが衝突しないための制御を行う。
また、MAC層22の上には、LLC層23が位置し、IEEE802.2規格で定められた論理リンク制御を行っている。MAC層22はLLC層23によってデータ制御が行われている。その上位には、プレゼンテーション層/トランスポート層/セッション層/ネットワーク層に相当するHLLI層(高位層インターフェイス)24が位置し、これはIEEE802.1規格で定められている。
【0040】
なお、MAC層22以下の層はIEEE802.11の規格毎に異なるが、LLC層23以上は、共通である。
また、例えば、IEEE802.11aとIEEE802.11bとの規格の物理層21と、それぞれのMAC層22と、そのどちらを選択するかの手段を兼ね備え、IEEE802.11aとIEEE802.11bとの方式によって、無線LAN通信を行うことも可能である。
勿論、これ以外の組み合わせも可能である。
【0041】
次に、Bluetoothと無線LANとの共通部分について説明する。
Bluetoothまたは無線LANの無線インターフェイスを制御する層の上には、Bluetooth及び無線LANによって通信を行うことが可能なアプリケーション17がある。そのうち、無線インターフェイスの状態を管理する、また、どの無線インターフェイスを用いて通信を行うかを管理するのが、インターフェイス管理・選択部16である。
インターフェイス管理・選択部16は、相手のデバイスが、どの無線インターフェイスを備えているか、その性能、設定情報を管理する。
例えば、デバイスのBluetoothアドレス、Bluetoothデバイスクラス、デバイス名、無線LAN、MACアドレス、無線LAN方式名、IPアドレスなどをまとめて管理する。
【0042】
また、デュアル無線情報機器1同士でファイル転送を行う場合、Bluetooth上位プロトコル層14のFTP(ファイル転送プロトコル)を用いるか、無線LANを用いるかを決定する。また、お互いLAN上で起動するアプリケーションによってデータを共有している場合に、BluetoothのLANアクセスプロトコルを用いて通信するか、あるいは無線LANを用いるかなどの選択を行う機能を有している。
【0043】
また、IEEE802.11物理層21は、無線LAN電源制御部25により電源の制御を受ける。
即ち、インターフェイス管理・選択部16から、電源をON/OFF、または休止状態にする命令を受けるか、その要求を受けると、無線LAN電源制御部25は命令に従い、無線LANハードデバイスに供給される電源のON/OFF及び、デバイスの一部の電源供給を停止した休止状態にする。
インターフェイス管理・選択部16が休止状態になるように命令すると、無線LAN電源制御部25は無線ハードウェアの受送信回路の電源を切り、電波の送信が出来ない状態にするが、設定情報はメモリに記憶したまま保存する。この状態から、電源をONにすると、休止状態に入る前の設定状態に復旧することが可能となる。
【0044】
一方、インターフェイス管理・選択部16が電源OFFにするよう命じた場合、無線LANインターフェイスの電源供給は完全に停止されるものとする。
実際には、無線LANインターフェイスの電源がOFFになっていると、情報機器1に無線LANデバイスが認識されない可能性があるので、電波の受送信を休止した休止状態にすることが望ましい。
【0045】
次に本実施の形態における処理動作について説明する。
以下の処理動作では、基本的に電源ONの状態と休止状態との状態遷移のみを扱うことにする。また、Bluetoothインターフェイスも同様の電源制御部を備えることも可能である。
しかし、Bluetoothの電源を切ってしまうと、デバイス検索や、サービス検索など、Bluetoothの長所の1つであるネットワーク構築容易性が損なわれてしまうので、常に電源が入っていることが望ましい。
特に、通信を行っていないスタンバイ状態においては、消費電力は少ないので問題にならにない。もし、通信相手とピコネットを形成していない場合は(スタンバイ状態)、消費電力は少ないので、特にBluetoothの電源を切るなどの操作を行う必要は無い。
ピコネットに加わっている場合、マスターとスレーブは同期を維持するために、POLLパケット及びNULLパケットを一定間隔で受送信するため、スタンバイ状態に比べて、消費電力が大きくなる。
【0046】
また、ピコネットに参加している場合において、ピコネットに同期を取る必要はあるが、特に有効なデータの通信を行う必要が無い場合は、Bluetooth規格に定められたスニフモード、ホールドモードまたはパークモードの省電力モードに切り替えることにより、消費電力を抑えることが出来る。これは、特別なハードウェアを付加することなく、アプリケーション17からも、モードを切り替えるよう実装することが可能である。
【0047】
次に、デュアル無線情報機器1同士、あるいはBluetooth情報機器2を相手として、Bluetoothを用いた通信により、相手の機器が無線LANインターフェイスを有しているかを検出するための処理動作について説明する。
【0048】
上記処理動作を始める前に、Bluetooth機器を見つけることから始める必要があるが、Bluetooth規格では、インクワイアリーという機能によって、周囲にあるBluetooth機器の情報を簡単に取得する機能を有しているので、Bluetooth機器を見つけるのは非常に簡単である。
【0049】
これにより、機器固有のBluetoothデバイスアドレス、デバイスがどのような情報機器に接続されているかを示すデバイスクラス、及び必要によってはデバイスに付けられたユーザフレンドリーな名前が得られる。
また、インクワイアリーと次に述べるサービスディスカバリーを組み合わせ、所望のサービスを有している機器を探すと、自動的にインクワイアリーを行うよう実装することも可能である。
【0050】
次に、発見されたデバイスに対して、無線LANインターフェイスを有しているか否かを検出する方法について述べる。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態は、無線LANインターフェイスを有していることを、サービスディスカバリープロトコル(SDP)で定められているサービスの1つとして登録し、検索可能にする方法である。
BluetoothのSDPは、機器自身の有しているサービスを登録する方法と、通信相手がどのようなサービスを有しているかを検索するための方法と、が定められている。サービスがどのプロファイルを用いるものであるかということが、サービスクラスやプロトコルを指定するUUIDによって関連付けられている。
【0051】
UUIDは、プロトコルに対して一意に定義される128bitの符合であり、Bluetoothで用いられるUUIDは、仕様書のうちBluetooth Assigned Numbersに記載されている。Bluetoothでは128bitをそのまま用いるのではなく、省略された16bitの値を用いて記述されている。
【0052】
本実施の形態においては、全て16bitの省略形を用いるものとする。
例えば、OBEXプロトコルは0x0008、FTPは0x000A、OBEXファイルトランスファーのサービスクラスは0x1106、LANアクセスusing PPPのサービスクラスは0x1102と、定められている。
ここで、無線LANインターフェイスをBluetoothから制御することが可能であるということを1つのサービスとして独自に定義する。
【0053】
図4は、あるデュアル無線情報機器1に登録されたサービスクラスの一覧を示したものの一例である。つまり、プロトコル、サービスクラスを示すUUIDを独自に定義することにより、検索可能になる。使用するIDは、Bluetoothで用いられていないUUIDを用いる。但し、この場合、独自に定義したUUIDは、あくまでデュアル無線情報機器1上で動作するアプリケーション17と互換性を持つアプリケーションでしか通用しないので注意が必要である。
【0054】
例えば、プロファイルを独自として、Wireless LAN IEEE802.11bというプロトコルをUUID=0x0211等、独自に定義する。
ここで、このプロトコルがTCP/IP/PPP/RFCOM/L2CAPという構造のプロトコル階層の上位にあるとし、Protocol Desciptor Listとして、
((L2CAP,PSM=RFCOMM),(RFCOMM,CN=1),(PPP),(IP),(TCP),(IEEE802.11b))
とし、IEEE802.11bのサービスクラスをUUID=0x1311等独自に定義する。また、サービス名をIEEE802.11bと名付ける。
すると、上記のようにサービスを登録したデュアル無線情報機器1に対してサービス検索を行うと、
Protocol Desciptor Listとして、
((L2CAP,PSM=RFCOMM),(RFCOMM,CN=1),(PPP),(IP),(TCP),(IEEE802.11b))
を示すUUID、及び、サービスクラスとしてUUID=0x1311が得られ、Bluetoothにより無線LANを制御するサービスを有していることが検出される。
【0055】
図5は、上に述べたように、あるデュアル無線情報機器1に登録されたサービスクラスの一覧を、階層化して表示したものの一例である。
なお、この例で独自に定義したUUIDの値はあくまで例として挙げたものであり、実際にこの値を用いる必要は無い。不都合が起きないような別の値を用いることが可能である。
この例ではサービスの定義に必要なパラメータのうち、特に変更が必要であるものだけについて述べてある。残りのパラメータの定義は特に変更する必要は無いので、取り上げていない。
【0056】
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態は、LANアクセスのサービスのグループに属するサービスとして、上述の無線LANサービスを登録する方法である。
サービスクラスを登録する際、BrowseGroupList(Attribute ID = 0x0005)の値をPublicBrowseGroup (uuid =) 0x1002)にした場合、直接OBEXFileTransfer (uuid16 = 1106) 等指定するが、BrowseGroupListの値を、PublicBrowseGroup (uuid = 0x1002)ではなく、他のサービスクラスのUUIDを指定した場合(例えばOBEXFileTransfer (uuid16 = 1106))、そのサービスのグループに属するサービスとして、サービスを階層化して登録することが出来る。
【0057】
これを利用して、LANAccessUsingPPP(uuid = 0x1102) のグループに属するサービスとして、登録し、他のBluetoothデバイスからサービス検索可能にする。
【0058】
例えば、サービス名がIEEE802.11bであるサービスを、LANAccessusingppp (Uuid = 0x1102)のグループのサービスとして、定義し、そのPublicBrowseGroupの値をuuid = 0x1102: LANAccessUsingPPPとするLANAccessUsingPPP。
一方、LANAccessUsingPPPを
BrowseGrouplist = 0x1002: PublicBrowseGroup
として、直接UUIDで定義する。
すると、このようにサービスを登録されたデバイスに対してサービス検索を行うと、LANアクセスサービスを有しており、しかもそのグループのサービスとして、無線LANインターフェイスを有していることが結果として得られる。
【0059】
この例ではサービスの定義に必要なパラメータのうち、特に変更が必要であるものだけについて述べてある。残りのパラメータの定義は特に変更する必要は無いので、取り上げていない。
【0060】
このように、Bluetooth規格の無線インターフェイスを備えた情報機器が、IEEE802.11規格の無線LANインターフェイスと、Bluetooth規格の無線通信インターフェイスの両方を備えた情報機器に対して、Bluetoothのサービスディスカバリーを用いることにより、通信相手が無線LANインターフェイスを備えているかどうかを、容易に検索することが可能になる。無線LANを用いて同様の効果を得るよりも、消費電力が少なくて済む。
【0061】
(第3の実施の形態)
次に、第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態は、BluetoothのLANアクセスプロトコル15上で起動し、無線LANを用いても通信が可能なアプリケーション17を用いて、無線LANインターフェイスを有しているかを登録・検索する方法である。
この場合、インターフェイス管理・選択部16で管理している情報を用いて応答する、2つの少なくともBluetoothによる通信が可能であり、BluetoothのLANアクセスプロトコル35上で起動し、無線LANを用いても通信が可能なアプリケーション17が起動している情報機器同士が、Bluetoothによってアプリケーション17層での接続を確立し、通信が可能とする。
【0062】
一方の情報機器が他方に対して、無線LANインターフェイスを有しているかを、アプリケーション17のコマンドによって問うと、被検索側情報機器では、アプリケーション17でコマンドを解釈し、インターフェイス管理・選択部16に登録されている無線LANに関する情報を呼び出す。アプリケーション17はこの情報を、Bluetoothを用いて検索してきた情報機器に情報を返す。このような方法により、Bluetoothによる通信によって、相手が無線LANインターフェイスを有しているかを知ることが可能となる。
【0063】
このように、無線LANの電源がOFFであるか、または休止状態であっても、無線LANインターフェイスを有しているかが、Bluetoothのサービスディスカバリーを用いることにより、無線LANを使用せずに確認することが可能となる。この時、Bluetoothを用いて通信しているので、無線LANを電源ONにすることによる電力の消費を抑えることが可能になる。
【0064】
また、上記実施の形態において、無線LANの電源の状態をBluetoothにおけるサービスディスカバリーのパラメータの1つとして、Bluetoothの通信のみによって検出する処理動作について述べる。
即ち、前述のように、インターフェイス管理・選択部16がBluetoothにおけるサービスの属性の中に、電源情報も含めて登録することにより、アプリケーション17レベルの通信を行うことなく、BluetoothのSDP32の通信のみで、電源状態を問い合わせることが可能となる。
【0065】
上記実施方法として、無線LANのサービス属性のうち、
ServiceAvailability (uuid = 0x0008)に電源状態を登録することが挙げられる。
この属性値のビット長はは8bitである。ここで、電源がONになっており、即無線LANの通信が可能である場合には、この値を0xFFにし、電源が休止状態の場合は0x00にする。この値をサービスディスカバリーにより問い合わせることにより、実現される。
【0066】
(第4の実施の形態)
次に、第4の実施の形態について説明する。
第4の実施の形態は、上記実施の形態において、Bluetoothの通信によって、無線LANの各種設定情報を入手するものである。
インターフェイス管理・選択部16は、例えば、無線LANインターフェイスの使用モード(アドホックモード/インフラストラクチャーモード)、無線LANアクセスポイントに接続している際のESS−ID、使用しているチャネル、通信速度、変調方式、WEP等の設定を管理しており、他の情報機器から問い合わせが来た場合、アプリケーション17は、インターフェイス管理選択部16から情報を取得して、返答する。
勿論、セキュリティの都合から、これら全部の情報を送信する必要は無く、また、相手ユーザに理解可能な形で内容が表示される必要も無い。
即ち、接続相手の情報機器が、自身と無線LANによる通信を行うのに必要な設定情報が得られれば良い。
また、アプリケーション17は、この設定情報を要求された時、ユーザに確認を求めるダイアログを表示させ、これを許可、または不許可とすることが出来る機能を付加することも可能である。
【0067】
このように、Bluetooth規格の通信により、情報機器の無線LANインターフェイスの設定情報を入手することが可能になり、これにより、Bluetoothでネットワークを構成した状態で、容易に無線LANによるネットワークを構築することが可能となる。
【0068】
(第5の実施の形態)
次に、第5の実施の形態について説明する。
第4の実施の形態が、相手が情報を問い合わせる形式であるのに対して、第5の実施の形態は、こちらから相手に設定情報を提供し、無線LANによる通信を開始可能な状態にするように要求するものである。
同様に、デュアル無線情報機器1のアプリケーション17は、インターフェイス管理・選択部16から無線LANインターフェイスの使用モード(アドホックモード/インフラストラクチャーモード)、無線LANアクセスポイントに接続している際のESS−ID、使用しているチャネル、通信速度、変調方式、WEP等の設定を読み取り、無線LAN通信を行いたい相手にその設定情報を送信する。
【0069】
上記情報を受け取った相手側の通信機器は、インターフェイス管理・選択部16によってこの情報を元に設定を変更し、要求してきたデュアル無線情報機器1と無線LAN接続が可能な状態になる。この時、無線LAN接続のために設定を変更してよいかをユーザに問い合わせる機能を、アプリケーション17を持つことも可能である。
【0070】
このように、Bluetooth規格の通信により、情報機器の無線LANインターフェイスの設定情報を変更するよう指示することが可能になり、これにより、Bluetoothでネットワークを構成した状態で、容易に無線LANによるネットワークを構築することが可能となる。
【0071】
(第6の実施の形態)
次に、第6の実施の形態について説明する。
第6の実施の形態は、第5の実施の形態において、デュアル無線情報機器1−1、1−2同士で、アドホックモードで通信を行うのではなく、図2に記載のように、インフラストラクチャーモードで、無線LANアクセスポイント5を介した通信を行う。
即ち、無線LANアクセスポイント5と現在接続しているデュアル無線情報機器1は、インターフェイス管理・選択部16に無線LANアクセスポイント5に接続するのに必要な設定情報を有している。
【0072】
ここで、第5の実施の形態と同様に、他のデュアル無線情報機器1−2に対して、無線LANアクセスポイント5に接続するのに必要な設定情報を送信し、この情報を受け取った相手側の機器1−2は、インターフェイス管理・選択部16によってこの情報を元に設定を変更し、無線LANアクセスポイント5と無線LAN接続が可能な状態になる。
【0073】
このように、Bluetooth規格の通信による情報のやり取りにより、無線LANインターフェイスを用いて通信を行う際、使用する無線LANアクセスポイントに接続するために設定情報を変更するよう指示することが可能となり、容易に無線LANアクセスポイントを介した無線LANネットワークを構築することが可能となる。
【0074】
一方で、無線LANアクセスポイント5と通信可能なデュアル無線情報機器1−1に対して、他のデュアル無線情報機器1−2は、第4の実施の形態と同様に、無線LANアクセスポイント5に接続するのに必要な設定情報を問い合わせ、その情報を取得することが可能となっている。
【0075】
さらに、無線LANアクセスポイント5自身が、Bluetooth規格のインターフェイスを兼ね備えており、検索に応答する機能、及び、無線LANの設定情報を変更することを要求する機能を有することも可能である。
【0076】
また、インターフェイス管理・選択部16が、この無線LANの設定情報を、電子ファイルとして保存し、管理し、この電子ファイルをBluetoothの同期プロファイルや、オブジェクトプッシュプロファイルで規定されたOBEXプロトコル層の通信によって、行うことも可能である。勿論、これらのプロファイルを用いて、無線LANの設定情報の転送・交換を要求された時、要求を拒否するよう実装することも可能である。
【0077】
なお、Bluetoothにおいては、図3のBluetooth上位プロトコル層14にOBEXというプロトコル層36があり、シリアル通信をエミュレートするRFCOMM33の上に位置し、ファイルやフォルダなどのオブジェクトを機器間でBluetoothによって交換するためのプロトコルである。
【0078】
このプロトコルを用いるアプリケーションプロファイルがジェネリック・オブジェクト・エクスチェンジ・プロファイルとして定められている。このプロファイルを基本とする上位のアプリケーションプロファイルに、名刺や予定表のやり取りを行うオブジェクトプッシュ、ファイル転送を行うファイル転送プロファイル(FTP)、ファイル・フォルダの同期を取る同期プロファイルが定められている。
【0079】
これらを用いることで、無線LAN設定情報を交換する際の通信が、汎用性の高いものとなる。なお、PC等の情報機器のBluetoothドライバーアプリケーションには、これらのプロファイルが実装されているのが普通である。よって、汎用性が高くなる。
【0080】
また、無線LANの設定情報を1つのファイルにまとめて管理・保存してもよいが、パラメータ毎に別々のファイルとして保存することにより、更に利便性を向上できる。
【0081】
例えば、Bluetoothの同期プロファイルを用いて、変更されたパラメータのファイルのみを、転送して同期を取ることが可能である。
即ち、無線LAN設定情報を記録した各ファイルの最終更新時間を、自身の情報機器のものと、例えば相手である無線LANアクセスポイント5のものと比較し、無線LANアクセスポイントの設定情報のいくつかが新しい内容に変更されていた場合、更新されたものだけをBluetoothによって転送すればよい。
また、複数の情報機器における無線LANの設定情報を個別に管理することにより、一度接続したことのあるデュアル無線情報機器1との接続が容易になる。
【0082】
また、上述のように、パラメータ毎に別々のファイルを用いることにより、同期プロファイルを用いて、少量の通信両で設定情報を最新のものに更新することが可能となる。
【0083】
以上、述べてきた発明により、Bluetoothの通信のみによって、デュアル無線情報機器1が無線LANによる接続を確立するのに必要な情報を、簡単な操作により得ることが可能になる。この時、無線LANの電波の受送信を停止した状態にしておけるので、無線LANインターフェイスの無駄な電力消費を抑えられる。
【0084】
なお、上述する実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更実施が可能である。
【0085】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように本発明は以下のような効果を奏し得る。
第1の効果として、Bluetooth規格の無線インターフェイスを備えた情報機器が、IEEE802.11規格の無線LANインターフェイスと、Bluetooth規格の無線通信インターフェイスの両方を備えた情報機器に対して、Bluetoothのサービスディスカバリーを用いることで、相手が無線LANインターフェイスを備えているかどうかを、容易に検索することが可能になる。無線LANを用いて同様の効果を得るよりも、消費電力が少なくて済む。
【0086】
第2の効果として、Bluetooth規格の通信により、相手情報機器の無線LANインターフェイスの設定情報を入手することが可能になり、これにより、Bluetoothでネットワークを構成した状態で、容易に無線LANによるネットワークを構築することが可能となる。
【0087】
第3の効果として、Bluetooth規格の通信により、相手情報機器の無線LANインターフェイスの設定情報を変更するよう指示することが可能になり、これにより、Bluetoothでネットワークを構成した状態で、容易に無線LANによるネットワークを構築することが可能となる。
【0088】
第4の効果として、Bluetooth規格の通信による情報のやり取りにより、無線LANインターフェイスを用いて通信を行う際、使用する無線LANアクセスポイントに接続するために設定情報を変更するよう指示することが可能となり、容易に無線LANアクセスポイントを介した無線LANネットワークを構築することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる情報通信装置が通信を行う際のシステム構成を示す図である。
【図2】無線LANアクセスポイントを利用する場合のシステム構成を示す図である。
【図3】本発明にかかる情報機器の無線プロトコルの構成例を示す図である。
【図4】サービスクラスの第1の登録例を示す図である。
【図5】サービスクラスの第2の登録例を示す図である。
【符号の説明】
1 デュアル無線情報機器
2 Bluetooth情報機器
3 無線LAN情報機器
4 Bluetooth携帯電話
5 無線LANアクセスポイント
6 Bluetooth通信
7 無線LAN通信
11 Bluetooth物理層
12 Bluetoothベースバンド層
13 Bluetooth LLC(論理リンク制御)層
14 Bluetooth上位プロトコル層
31 L2CAP層
32 SDP層
33 RFCOMM層
34 TCS層
35 Bluetooth LAN アクセスプロトコル層
36 OBEX層
16 インターフェイス管理選択部
17 アプリケーション
21 IEEE802.11物理層
22 IEEE802.11MAC層
23 IEEE802.2 LLC(論理リンク制御)層
24 IEEE802.1 HLLI層
25 無線LAN電源制御部

Claims (11)

  1. IEEE802.11規格の無線LANインターフェイスと、Bluetooth規格の無線通信インターフェイスとを有する情報通信装置において、
    IEEE802.11規格の無線LANによる通信が可能である主旨を、Bluetooth規格のサービスディスカバリープロトコルに登録する登録手段と、
    Bluetooth機器が、前記サービスディスカバリープロトコルを用いて前記IEEE802.11規格の無線LANによる通信が可能である主旨を検索する検索手段と、
    を有することを特徴とする情報通信装置。
  2. IEEE802.11規格の無線LANインターフェイスと、Bluetooth規格の無線通信インターフェイスとを有する情報通信装置において、
    Bluetooth規格のLANアクセスプロファイルによりLANアクセスを行う通信手段と、
    IEEE802.11規格の無線LANによる通信が可能である主旨を、Bluetoothのサービスディスカバリープロトコルの定めるLANアクセスプロファイルサービスに登録する登録手段と、
    Bluetooth通信機器が、前記サービスディスカバリープロトコルを用いて前記IEEE802.11規格の無線LANによる通信が可能である主旨を検索する検索手段と、
    を有することを特徴とする情報通信装置。
  3. IEEE802.11規格の無線LANインターフェイスと、Bluetooth規格の無線通信インターフェイスとを有する情報通信装置において、
    Bluetooth規格のサービスディスカバリープロトコルに、IEEE802.11規格の無線LANによる通信が可能な主旨を設定する主旨設定手段と、
    前記主旨設定手段により、前記IEEE802.11規格の無線LANインターフェイスと、前記Bluetooth規格の無線通信インターフェイスと、を切り替えて通信を行う切替手段と、
    を有することを特徴とする情報通信装置。
  4. IEEE802.11規格の無線LANインターフェイスと、Bluetooth規格の無線通信インターフェイスとを有し、Bluetooth規格のLANアクセスプロファイルを用いてLANアクセスを行う情報通信装置において、
    IEEE802.11規格の無線LANによる通信が可能な主旨を、Bluetooth規格のサービスディスカバリープロトコルの定めるLANアクセスプロファイルサービスに登録する登録手段と、
    前記IEEE802.11規格の無線LAN通信により通信可能か否かを検索する検索手段と、
    を有することを特徴とする情報通信装置。
  5. 前記Bluetooth規格の無線通信インターフェイスを用いたBluetooth通信により、前記無線LANの設定情報を検索する設定情報検索手段と、
    前記設定情報検索手段により検索した設定情報を、前記Bluetooth通信により返信する返信手段と、
    を有することを特徴とする請求項1または2記載の情報通信装置。
  6. 前記Bluetooth規格の無線通信インターフェイスを用いたBluetooth通信により、前記無線LAN通信の設定情報を変更する主旨を外部の情報通信装置に指示する変更指示手段と、
    前記無線LAN通信の設定情報を変更する主旨を前記Bluetooth通信により外部から受け取り、前記無線LANインターフェイスの設定情報を変更する変更手段と、
    を有することを特徴とする請求項1または2記載の情報通信装置。
  7. 前記Bluetooth通信を用いて、前記無線LANアクセスポイントに接続する設定情報の仲介を行う仲介手段と、
    前記無線LANアクセスポイントを介した通信を指示する通信指示手段と、
    を有し、前記無線LANインターフェイスによる無線LAN通信を行うことを特徴とする請求項5または6記載の情報通信装置。
  8. 前記IEEE802.11規格の無線LANの設定情報を検索する設定情報検索手段と、
    前記設定情報検索手段により検索した設定情報を送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする請求項3または4記載の情報通信装置。
  9. 前記IEEE802.11規格の無線LANの設定情報を設定する情報設定手段を有することを特徴とする請求項3または4記載の情報通信装置。
  10. 前記情報設定手段は、
    前記設定情報の変更を外部の情報機器に指示する指示手段と、
    前記指示手段による指示を、Bluetoothインターフェイスを用いた通信により受け取り、承諾すると、前記指示に従い、無線LANの設定情報を変更する変更手段と、
    を有することを特徴とする請求項9記載の情報通信装置。
  11. 前記設定情報は、
    前記IEEE802.11規格の前記無線LANインターフェイスのアドホックモードまたはインフラストラクチャーモードの何れか、WEP、ESS−ID、使用チャネル、通信速度、変調方式等であることを特徴とする請求項5から10の何れか1項に記載の情報通信装置。
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