JP2016177420A - 行動管理装置、行動管理システム、行動管理方法及びプログラム - Google Patents

行動管理装置、行動管理システム、行動管理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの行動の管理を簡便に行う行動管理装置、行動管理システム、行動管理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】行動管理装置1は、情報通信可能な通信機器2を検出する通信制御部105と、通信制御部105により検出された通信機器に関連する行動をユーザの行動として推定する行動推定部106bと、行動推定部106bにより推定されたユーザの行動を記憶する記憶部103と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、行動管理装置、行動管理システム、行動管理方法及びプログラムに関する。
従来、身体に装着した各種センサの検出データから、ユーザの身体の運動量や消費カロリーなどを算出したり、スポーツの種類等の行動を特定する手法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−305016号公報
しかしながら、上記特許文献1等では、センサの種類や行動識別アルゴリズムによって、識別できる種類の行動などが限定されてしまうといった問題があり、ユーザの全ての行動を管理するのが困難となる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、ユーザの行動の管理を簡便に行うことができる行動管理装置、行動管理システム、行動管理方法及びプログラムを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明に係る行動管理装置は、
情報通信可能な通信機器を検出する第1検出手段と、
前記第1検出手段により検出された通信機器に関連する行動をユーザの行動として推定する推定手段と、
前記推定手段により推定された前記ユーザの行動を記憶する記憶手段と、
を備えたことを特徴としている。
また、本発明に係る行動管理システムは、
行動管理装置と、この行動管理装置と情報通信可能な通信機器とを備えた行動管理システムであって、
前記行動管理装置は、
前記通信機器を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された通信機器に関連する行動をユーザの行動として推定する推定手段と、
前記推定手段により推定された前記ユーザの行動を記憶する記憶手段と、
を備えたことを特徴としている。
また、本発明に係る行動管理方法は、
行動管理装置を用いた行動管理方法であって、
情報通信可能な通信機器を検出するステップと、
検出された通信機器に関連する行動をユーザの行動として推定するステップと、
推定された前記ユーザの行動を記憶するステップと、
を含むことを特徴としている。
また、本発明に係るプログラムは、
行動管理装置が有するコンピュータを、
情報通信可能な通信機器を検出する検出手段、
前記検出手段により検出された通信機器に関連する行動をユーザの行動として推定する推定手段、
前記推定手段により推定された前記ユーザの行動を記憶させる記憶手段、
として機能させることを特徴としている。
本発明によれば、ユーザの行動の管理を簡便に行うことができる。
本発明を適用した一実施形態の行動管理システムの概略構成を示す図である。 図1の行動管理システムを構成する行動管理装置の概略構成を示すブロック図である。 図1の行動管理システムによる行動管理処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本発明を適用した一実施形態の行動管理システム100の概略構成を示す図である。
図1に示すように、本実施形態の行動管理システム100は、行動管理装置(図2参照)1と、複数の通信機器2、…とを備えている。
複数の通信機器2、…は、例えば、自宅や職場やイベント会場等のさまざまな場所にそれぞれ配設され、行動管理装置1と無線通信回線(例えば、Bluetooth(登録商標)等の無線PAN(Personal Area Network))を介して情報通信可能となっている。
先ず、行動管理装置1について、図2を参照して説明する。
図2は、行動管理装置1の概略構成を示すブロック図である。
図2に示すように、行動管理装置1は、中央制御部101と、メモリ102と、記憶部103と、測位処理部104と、通信制御部105と、行動処理部106と、計時部107と、表示部108と、操作入力部109等を備えている。
また、中央制御部101、メモリ102、記憶部103、測位処理部104、通信制御部105、行動処理部106、計時部107及び表示部108は、バスライン110を介して接続されている。
なお、行動管理装置1は、例えば、携帯電話機やスマートフォンやPHS(Personal Handy-phone System)などの移動体通信網で用いられる移動局、PDA(Personal Data Assistants)等から構成されている。また、行動管理装置1は、例えば、ユーザの手首や頭部に装着された状態で使用される端末であっても良い。
中央制御部101は、行動管理装置1の各部を制御する。
具体的には、中央制御部101は、行動管理装置1の各部を制御するCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)を備え(何れも図示略)、行動管理装置1用の各種処理プログラム(図示略)に従って各種の制御動作を行う。
メモリ102は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等から構成され、中央制御部101の他、当該行動管理装置1の各部によって処理されるデータ等を一時的に記憶する。
記憶部103は、例えば、SSD(Solid State Drive)等から構成され、各種情報を記憶する。具体的には、記憶部103は、行動履歴データ103aを記憶している。
行動履歴データ103aは、ユーザの行動を時系列に蓄積したデータである。具体的には、行動履歴データ103aは、行動管理部106の行動推定部106b(後述)により推定されたユーザの行動と、測位処理部104により測位された測位地点の緯度、経度や高度等の位置情報と、計時部107により計時された時刻情報とを対応付けて構成されている。すなわち、記憶部103は、行動管理部106の行動推定部106bにより推定されたユーザの行動を記憶する記憶手段を構成している。
なお、行動推定部106bによるユーザの行動の推定手法については、後述する。
測位処理部104は、例えば、GPS(Global Positioning System)等のGNSS(Global Navigation Satellite System)を利用して、当該行動管理装置1本体の存する現在位置を測位する。
すなわち、測位処理部104は、例えば、地球低軌道に打ち上げられた複数の測位衛星Sから送信される信号(例えば、C/A(Coarse and Acquisitions)コードやP(Precise)コード等の測位符号、アルマナック情報(概略軌道情報)やエフェメリス情報(詳細軌道情報)等の航法メッセージなど)を所定のタイミングで受信アンテナ104aにより受信する。
測位処理部104の測位部104bは、受信アンテナ104aにより受信された信号に基づいて、例えば、3次元測位モードで行動管理装置1本体の3次元の現在位置(緯度、経度、高度)を測位する測位処理を行う。具体的には、測位部104bは、受信アンテナ104aにより受信された信号に含まれる航法メッセージ(例えば、エフェメリス情報等)に基づいて所定の演算を行って各測位衛星Sの位置を算出する。そして、例えば、3次元測位モードの場合、測位部104bは、4つ以上の測位衛星Sの各々に対応する擬似距離情報を算出した後、各測位衛星Sの位置に基づいて所定の演算を行うことで、当該行動管理装置1本体の存する現在位置の3次元の座標(x、y、z)や行動管理装置1本体の時計の誤差等を算出する。このように、測位部104bは、第2検出手段として、行動管理装置1本体の存する現在位置を検出する。
また、測位処理部104は、測位部104bにより生成された行動管理装置1本体の存する現在位置の位置情報をメモリ102に出力しても良い。
通信制御部105は、所定の無線通信回線(例えば、Bluetooth等の無線PAN)を介して接続された通信機器2と通信する。
具体的には、通信制御部105は、例えば、通信アンテナ105aを介して通信機器2との間でブルートゥース通信を行うための制御モジュールを具備している。
ここで、ブルートゥースによる通信の規格には、通信速度や適用可能なプロファイルの種類(図示略)等が異なる「1.x」、「2.x」、「2.x+EDR」、「3.x」、「3.x+EDR」、「3.x+HS」、「4.x」等の複数のバージョンがある。
これらのバージョンについての詳細な説明は省略するが、通信制御部105は、例えば、下位互換性を有する「Bluetooth Classic」と呼ばれるバージョンの一つである「2.x+EDR」と、他のバージョンとは互換性を有しない「Bluetooth Low Energy(BLE)」と呼ばれるバージョンである「4.x」の両方の機能に対応している。
また、通信制御部105は、例えば、BLE(Bluetooth Low Energy)の通信プロトコルを用いることで、通信設定処理(ペアリング)により接続を確立することなく、通信データをやりとりすることができる。
すなわち、BLEの通信プロトコルは、他の通信機器2に対して通信データの送信のみを行う送信モードと、他の通信機器2から送信された通信データの受信のみを行う受信モードを、一定間隔ごとに繰り返す。そして、当該BLEの通信プロトコルを用いる通信端末どうしは、一方の通信端末(例えば、行動管理装置1等)が受信モードであり、他方の通信端末(例えば、通信機器2等)が送信モードである場合に、通信データをやりとりすることができる。なお、他方の端末は、少なくともビーコンを送信する機能を具備していれば良い。
また、通信データには、当該通信データを送信する端末(例えば、通信機器2等)の機器の識別情報(機器ID)が含まれており、通信制御部(第1検出手段)105は、通信機器2から送信された通信データを受信することで、当該通信データを送信した端末を情報通信可能な通信機器2として検出する。
行動処理部106は、情報取得部106aと、行動推定部106bとを具備している。
なお、行動処理部106の各部は、例えば、所定のロジック回路から構成されているが、当該構成は一例であってこれに限られるものではない。
情報取得部106aは、通信機器情報を取得する。
すなわち、情報取得部(取得手段)106aは、通信制御部105により検出された通信機器2(例えば、通信機器A1等)と通信して、当該通信機器に関連する通信機器情報を取得する。具体的には、BLEの通信プロトコルでは、利用できるサービスを通知するための通信プロトコルであるSDP(Service Discovery Protocol)にて、例えば、Service UUID(Universally Unique Identifier)等を利用して通信相手に対して当該通信機器自身の種類や機能等を通知している。そこで、情報取得部106aは、例えば、通信制御部105により検出された通信機器2から送信された通信データに含まれているService UUIDを取得して、当該通信機器2の種類や機能を通信機器情報として取得する。
なお、上記した通信機器情報は、一例であってこれに限られるものではなく、後述するユーザの行動の推定に利用可能な通信機器に関連する情報であれば適宜任意に変更可能である。例えば、情報取得部106aは、通信機器情報として、通信機器2の所有者の情報を特定しても良く、これにより、当該通信機器2の配設場所を特定することもできる。また、この場合には、行動履歴データ103aに通信機器2の所有者の情報をユーザの行動と対応付けて記憶しても良い。
行動推定部106bは、ユーザの行動を推定する。
すなわち、行動推定部(推定手段)106bは、通信制御部105により検出された通信機器2(例えば、通信機器A1等)に関連する行動をユーザの行動として推定する。具体的には、行動推定部106bは、情報取得部106aにより取得された通信機器情報(例えば、通信機器2の種類や機能)に基づいて、ユーザの行動を推定する。つまり、行動推定部106bは、取得された通信機器2の種類や機能に関連するユーザの行動を推定する。
例えば、行動推定部106bは、自宅に配設されている通信機器A1が、体重計、体脂肪率計等の健康器具の場合には、ユーザの行動として当該健康器具を利用した測定を推定し、通信機器A2が自動洗浄式トイレ等の生活家電の場合には、ユーザの行動として当該生活家電を利用した特定の行為を推定する。また、行動推定部106bは、職場に配設されている通信機器Bが、PCやタブレット端末、キーボード等のOA機器の場合には、ユーザの行動として当該OA機器を利用した仕事を推定する。また、行動推定部106bは、イベント会場に配設されている通信機器Cが、無線Beacon送信機等の場合には、ユーザの行動として当該イベントへの参加や観戦や買い物等を推定する。
また、行動推定部106bは、通信制御部105による通信機器2の検出態様、すなわち、例えば、当該通信機器2の検出回数、継続して検出した期間の長さ、及び受信信号強度(例えば、RSSI(Received Signal Strength Indication)等)なども利用して、ユーザの行動を推定しても良い。例えば、ユーザが自宅や職場やイベント会場に長時間いる場合には、単位時間あたりの特定の通信機器2のみの使用回数(検出回数)が相対的に増加したり、当該通信機器2を継続して検出した期間が相対的に長くなったり、所定期間内での受信信号強度の平均値が相対的に大きくなったりする。一方、たまたまユーザが自宅や職場やイベント会場の傍に居合わせただけの場合には、単位時間あたりの通信機器2の検出回数が相対的に少なくなったり、当該通信機器2を継続して検出した期間が相対的に短くなったり、所定期間内での受信信号強度の平均値が相対的に小さくなったりする。
なお、上記した通信制御部105による通信機器2の検出態様は、一例であってこれらに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。また、行動推定部106bは、ユーザの行動を推定する際に、必ずしも通信機器2の検出回数、継続して検出した期間の長さ及び受信信号強度の全てを利用する必要はなく、これらのうち、少なくとも何れか一を利用する構成であれば良い。
また、行動推定部106bは、測位処理部104により検出された現在位置も利用して、ユーザの行動を推定しても良い。すなわち、例えば、情報取得部106aにより取得された通信機器情報から通信機器2の配設場所までを特定できない場合、測位処理部104により検出された現在位置から通信機器2の配設場所(例えば、自宅や職場等)が分かり、行動推定部106bは、通信機器2の配設場所を考慮してユーザの行動を推定する。
なお、上記したユーザの行動やその推定方法は、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。例えば、行動推定部106bは、各種の通信機器情報とユーザの行動とが対応付けられた行動推定テーブル(図示略)を利用して、情報取得部106aにより取得された通信機器情報に対応するユーザの行動を特定しても良い。
計時部107は、図示は省略するが、例えば、タイマや計時回路等を備えて構成され、現在の時刻を計時して時刻情報を取得する。また、計時部107は、取得した時刻情報をメモリ102に出力しても良い。
なお、計時部107は、取得した時刻情報に基づいて、日付や曜日等の暦を特定しても良い。
表示部108は、例えば、中央制御部101のCPUの制御下にて各種情報を表示領域内に表示する。具体的には、表示部108は、表示制御部108aと、表示パネル108bとを具備している。
表示制御部108aは、例えば、VRAM(Video Random Access Memory)、VRAMコントローラ、デジタルビデオエンコーダ等を備えて構成されている。また、表示制御部108aは、中央制御部101のCPUによる各種のアプリケーションプログラム(例えば、行動管理プログラム等;図示略)の実行に基づいて、アプリケーション画面を生成し、生成されたアプリケーション画面のデータを表示パネル108bに出力する。
表示パネル108bは、例えば、液晶表示パネルや有機EL(Electro-Luminescence)表示パネル等を備えて構成されている。また、表示パネル108bは、表示制御部108aから出力され入力されたデータに基づいて、各種のアプリケーション画面を表示領域内に表示する。
操作入力部109は、行動管理装置1本体に対して各種指示を入力するためのものである。
具体的には、操作入力部109は、行動管理装置1本体の電源のON/OFFに係る電源ボタン、モードや機能等の選択指示に係る上下左右のカーソルボタンや決定ボタン、テキストの入力指示に係る数字ボタンや記号ボタン等の各種ボタン(何れも図示略)を備えている。
そして、ユーザにより各種ボタンが操作されると、操作入力部109は、操作されたボタンに応じた操作指示を中央制御部101に出力する。中央制御部101は、操作入力部109から出力され入力された操作指示に従って所定の動作を各部に実行させる。
なお、操作入力部109は、表示部108の表示パネル108bと一体となって設けられたタッチパネルを有していても良く、ユーザによるタッチパネルの所定操作に基づいて、当該所定操作に応じた操作指示を中央制御部101に出力しても良い。
次に、通信機器2について説明する。
通信機器2は、行動管理装置1と無線通信回線(例えば、Bluetooth等の無線PAN)を介して情報通信可能なものであれば如何なるものであっても良い。すなわち、通信機器2は、上記した行動管理装置1に備わる通信制御部105と略同様に、ブルートゥース通信を行うための制御モジュール(図示略)を具備している。
また、自宅に配設される通信機器2(例えば、通信機器A1、通信機器A2等)としては、例えば、体重計、体脂肪率計、心拍計、血圧計、自動洗浄式トイレ(何れも図示略)等が挙げられるが、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
また、職場に配設される通信機器2(例えば、通信機器B等)としては、PCやタブレット端末、キーボード、マウス、プリンタ(何れも図示略)等が挙げられるが、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
また、イベント会場に配設される通信機器2(例えば、通信機器C等)としては、例えば、「i-Beacon(登録商標)」タグなどのビーコン送信機、この送信機が設置された店舗、公共施設、設備、座席、商品(何れも図示略)等が挙げられるが、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
<行動管理処理>
次に、行動管理システム100による行動管理処理について、図3を参照して説明する。
図3は、行動管理処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
図3に示すように、先ず、行動管理装置1にあっては、通信制御部105は、各端末を識別するための識別情報を含む通信データの送信処理及び通信機器2(例えば、通信機器A1等)から送信される識別情報を含む通信データの受信処理を所定の時間間隔で切り替えて実行させる(ステップS1)。また、通信機器2にあっては、上記行動管理装置1と同様に、送信処理及び受信処理を所定の時間間隔で切り替えて実行させる(ステップS2)。
なお、通信機器2は、少なくともビーコンを送信する送信処理を行う構成であれば良い。
そして、通信制御部105は、受信処理にて、送信処理を実行する通信機器2(例えば、通信機器A1等)から送信された通信データを受信したか否かを判定する(ステップS3)。すなわち、行動管理装置1が受信モードであり、通信機器2(例えば、通信機器A1等)が送信モードである場合に、通信データをやりとりすることができる。
ステップS3にて、通信データを受信していないと判定されると(ステップS3;NO)、中央制御部101のCPUは、処理をステップS1に戻し、それ以降の処理を繰り返し実行する。
一方、ステップS3にて、通信データを受信したと判定されると(ステップS3;YES)、行動管理部106の情報取得部106aは、通信制御部105により検出された通信機器2から送信された通信データに含まれているService UUIDを取得して、当該通信機器2の種類や機能を通信機器情報として取得する(ステップS4)。
続けて、行動推定部106bは、情報取得部106aにより取得された通信機器情報(例えば、通信機器2の種類や機能)に基づいて、ユーザの行動を推定する(ステップS5)。具体的には、例えば、行動推定部106bは、情報取得部106aにより取得された通信機器情報に基づいて通信機器2が自宅に配設されている体重計等の通信機器A1である場合、当該健康器具を利用した測定を当該ユーザの行動として推定する。
次に、測位処理部104の測位部104bは、受信アンテナ104aにより受信された信号に基づいて、行動管理装置1本体の3次元の現在位置を測位して位置情報を生成するとともに、計時部107は、現在の時刻を計時して時刻情報を取得する(ステップS6)。
その後、中央制御部101のCPUは、行動推定部106bにより推定されたユーザの行動と、測位処理部104により測位された現在位置の位置情報と、計時部107により取得された時刻情報とを対応付けて行動履歴データ103aとして記憶部103の所定の記憶領域に記憶させる(ステップS7)。
上記の各処理は常時行われ、ユーザの行動が行動履歴データ103aとして時系列に蓄積されていく。
以上のように、本実施形態の行動管理システム100によれば、行動管理装置1は、検出された情報通信可能な通信機器2に関連する行動をユーザの行動として推定して記憶部103に記憶するので、通信機器2の通信機能を利用することで、例えば、各種センサや行動識別アルゴリズム等を必要とせずにユーザの行動を推定することができる。具体的には、例えば、BLEの通信プロトコルを用いることで、通信設定処理により通信機器2との間で接続を確立することなく、通信機器2の通信機器情報を取得することができ、取得された通信機器情報に基づいてユーザの行動を推定することができる。そして、推定されたユーザの行動を記憶していくだけでユーザの行動の管理を行うことができる。
特に、推定されたユーザの行動と測位処理部により検出された現在位置とを対応付けて記憶しておくことで、例えば、ユーザが自宅や職場やイベント会場等の複数の場所に移動する場合であっても、ユーザの行動を適正に管理することができる。
また、通信制御部105による通信機器2の検出態様、すなわち、当該通信機器2の検出回数、継続して検出した期間の長さ、及び受信信号強度等に基づいて、ユーザの行動を推定するので、例えば、ユーザが自宅や職場やイベント会場に長時間いる場合とたまたまユーザが自宅や職場やイベント会場の傍に居合わせただけの場合とを適正に判別することができ、ユーザの行動の推定をより適正に行うことができる。
また、測位処理部104により検出された現在位置に基づいて、ユーザの行動を推定するので、例えば、ユーザが自宅や職場やイベント会場等の複数の場所に移動する場合であっても、測位処理部104により検出された現在位置から通信機器2の配設場所(例えば、自宅や職場等)を特定することができ、特定された通信機器2の配設場所を考慮してユーザの行動を推定することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、上記実施形態にあっては、行動管理装置1と通信機器2との通信形態として、Bluetoothを例示したが、一例であってこれに限られるものではなく、例えば、無線LAN(Local Area Network)等であっても良い。
また、上記実施形態にあっては、通信機器情報からユーザの行動を推定して行動履歴データ103aとして記憶するようにしたが、通信機器情報そのものを記憶部103に記憶しても良い。すなわち、ユーザの行動の管理をリアルタイムに行わない場合等には、記憶部103に通信機器情報をログとして記憶しておき、その後通信機器情報に基づいてユーザの行動を推定するような構成であっても良い。また、同一の場所に多数の通信機器2が存する場合等には、これらの中で行動管理装置1と接続が確立された通信機器2に対応する通信機器情報のみを記憶するような構成であっても良い。
また、行動管理システム100、行動管理装置1及び通信機器2の構成は、上記実施形態に例示したものは一例であり、これに限られるものではない。
加えて、上記実施形態にあっては、検出手段(第1検出手段)、推定手段、記憶手段としての機能を、行動管理装置1の中央制御部101のCPUの制御下にて、通信制御部105、行動推定部106b、記憶部103が駆動することにより実現される構成としたが、これに限られるものではなく、中央制御部101によって所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としても良い。
即ち、プログラムを記憶するプログラムメモリ(図示略)に、検出処理ルーチン、推定処理ルーチン、記憶処理ルーチンを含むプログラムを記憶しておく。そして、検出処理ルーチンにより中央制御部101のCPUを、情報通信可能な通信機器2を検出する手段として機能させるようにしても良い。また、推定処理ルーチンにより中央制御部101のCPUを、検出された通信機器2に関連する行動をユーザの行動として推定する手段として機能させるようにしても良い。また、記憶処理ルーチンにより中央制御部101のCPUを、推定されたユーザの行動を記憶させる手段として機能させるようにしても良い。
同様に、第2検出手段、取得手段についても、中央制御部101のCPUによって所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としても良い。
さらに、上記の各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な媒体として、ROMやハードディスク等の他、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬型記憶媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを所定の通信回線を介して提供する媒体としては、キャリアウェーブ(搬送波)も適用される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
情報通信可能な通信機器を検出する第1検出手段と、
前記第1検出手段により検出された通信機器に関連する行動をユーザの行動として推定する推定手段と、
前記推定手段により推定された前記ユーザの行動を記憶する記憶手段と、
を備えたことを特徴とする行動管理装置。
<請求項2>
前記推定手段は、更に、前記第1検出手段による通信機器の検出態様に基づいて、前記ユーザの行動を推定することを特徴とする請求項1に記載の行動管理装置。
<請求項3>
前記第1検出手段による通信機器の検出態様は、当該通信機器の検出回数、継続して検出した期間の長さ、及び受信信号強度のうち、少なくとも何れか一を含むことを特徴とする請求項2に記載の行動管理装置。
<請求項4>
位置を検出する第2検出手段を更に備え、
前記推定手段は、更に、前記第2検出手段により検出された位置及び前記第1検出手段により検出された通信機器に基づいて、前記ユーザの行動を推定することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の行動管理装置。
<請求項5>
前記第1検出手段により検出された通信機器と通信して、当該通信機器に関連する情報を取得する取得手段を更に備え、
前記推定手段は、前記取得手段により取得された前記通信機器に関連する情報に基づいて、前記ユーザの行動を推定することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の行動管理装置。
<請求項6>
行動管理装置と、この行動管理装置と情報通信可能な通信機器とを備えた行動管理システムであって、
前記行動管理装置は、
前記通信機器を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された通信機器に関連する行動をユーザの行動として推定する推定手段と、
前記推定手段により推定された前記ユーザの行動を記憶する記憶手段と、
を備えたことを特徴とする行動管理システム。
<請求項7>
行動管理装置を用いた行動管理方法であって、
情報通信可能な通信機器を検出するステップと、
検出された通信機器に関連する行動をユーザの行動として推定するステップと、
推定された前記ユーザの行動を記憶するステップと、
を含むことを特徴とする行動管理方法。
<請求項8>
行動管理装置が有するコンピュータを、
情報通信可能な通信機器を検出する検出手段、
前記検出手段により検出された通信機器に関連する行動をユーザの行動として推定する推定手段、
前記推定手段により推定された前記ユーザの行動を記憶させる記憶手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
100 行動管理システム
1 行動管理装置
101 中央制御部
103 記憶部
103a 行動履歴データ
104 測位処理部
105 通信制御部
106 行動管理部
106a 情報取得部
106b 行動推定部
107 計時部
2 通信機器

Claims (8)

  1. 情報通信可能な通信機器を検出する第1検出手段と、
    前記第1検出手段により検出された通信機器に関連する行動をユーザの行動として推定する推定手段と、
    前記推定手段により推定された前記ユーザの行動を記憶する記憶手段と、
    を備えたことを特徴とする行動管理装置。
  2. 前記推定手段は、更に、前記第1検出手段による通信機器の検出態様に基づいて、前記ユーザの行動を推定することを特徴とする請求項1に記載の行動管理装置。
  3. 前記第1検出手段による通信機器の検出態様は、当該通信機器の検出回数、継続して検出した期間の長さ、及び受信信号強度のうち、少なくとも何れか一を含むことを特徴とする請求項2に記載の行動管理装置。
  4. 位置を検出する第2検出手段を更に備え、
    前記推定手段は、更に、前記第2検出手段により検出された位置及び前記第1検出手段により検出された通信機器に基づいて、前記ユーザの行動を推定することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の行動管理装置。
  5. 前記第1検出手段により検出された通信機器と通信して、当該通信機器に関連する情報を取得する取得手段を更に備え、
    前記推定手段は、前記取得手段により取得された前記通信機器に関連する情報に基づいて、前記ユーザの行動を推定することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の行動管理装置。
  6. 行動管理装置と、この行動管理装置と情報通信可能な通信機器とを備えた行動管理システムであって、
    前記行動管理装置は、
    前記通信機器を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された通信機器に関連する行動をユーザの行動として推定する推定手段と、
    前記推定手段により推定された前記ユーザの行動を記憶する記憶手段と、
    を備えたことを特徴とする行動管理システム。
  7. 行動管理装置を用いた行動管理方法であって、
    情報通信可能な通信機器を検出するステップと、
    検出された通信機器に関連する行動をユーザの行動として推定するステップと、
    推定された前記ユーザの行動を記憶するステップと、
    を含むことを特徴とする行動管理方法。
  8. 行動管理装置が有するコンピュータを、
    情報通信可能な通信機器を検出する検出手段、
    前記検出手段により検出された通信機器に関連する行動をユーザの行動として推定する推定手段、
    前記推定手段により推定された前記ユーザの行動を記憶させる記憶手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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