JP5228684B2 - 通信端末、基地局、通信端末の通信方法、基地局の通信方法、通信システム - Google Patents
通信端末、基地局、通信端末の通信方法、基地局の通信方法、通信システム Download PDFInfo
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Description
MSは、2以上の無線エリアに属する場合があり、2以上のBSからそれぞれ信号を受信し得る。この場合、複数のBSがそれぞれ所定のタイミングに正確に同期して信号の送受信を行なえない(つまり、同期が確保されていない)と、MSにおいて受信信号の干渉が増加し得る。このような干渉の発生、増加は、無線通信システムの周波数利用効率を低下させる要因となる。
この方法では、複数のBS毎に、それぞれGPS受信機をそなえる。各BSは、それぞれ、GPS衛星からGPS受信機で受信した信号を基に基準クロック信号を生成し、この基準クロック信号に同期してMSとの間で信号の送受信を行なう。これにより、複数のBS間で同期を確保することができる。
GPSを利用しない他の方法として、例えば、複数のBS間で無線通信を行なうことにより、同期を確立する方法が知られている。
なお、前記目的に限らず、後述する実施形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも他の目的の一つとして位置付けることができる。
(1)複数の基地局から受信した信号のいずれかを基準信号として、当該基準信号と他の受信信号との周波数差を検出する検出部と、前記検出部での検出結果を前記基準信号の送信元以外の基地局に通知する通知部と、をそなえ、該検出結果は、少なくとも自通信端末以外の他の通信端末が受信する信号の送信周波数の制御を該基準信号の送信元以外の基地局が実行する際に利用される、通信端末を用いることができる。
〔1〕一実施形態
図1は、一実施形態に係る無線通信システムの一例としてのモバイルWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)システムを示す図である。
MS3−1,3−2は、それぞれセル4−1,4−2,4−3のいずれかにおいて対応するBS1,2−1,2−2と無線通信することができる。複数のセルが重なるエリアにおいては、MSは、対応する複数のBSと無線通信が可能である。例えば図1において、MS3−1は、BS1及びBS2−1とそれぞれ通信が可能であり、MS3−2は、BS2−1及びBS2−2とそれぞれ通信が可能である。
なお、以下において、スレーブBS2−1,2−2を区別しない場合は、単にスレーブBS2と表記する。また、MS3−1,3−2を区別しない場合は、単にMS3と表記する。さらに、マスターBS1,スレーブBS2−1,2−2及びMS3−1,3−2それぞれの数は、図1に例示する数に限定されない。
ここで、マスターBS1は、例示的に、GPSアンテナ5と、送受信アンテナ6−1と、をそなえる。GPSアンテナ5により受信される信号(例えば、時刻情報など)を基に基準クロック信号を生成し、これを内部クロック信号に用いる。これにより、マスターBS1間については、GPSを利用した同期確保が可能となる。また、マスターBS1は、送受信アンテナ6−1を介してセル4−1内に位置するMS3と無線通信を行なう。
また、MS3−1,3−2は、例示的に、送受信アンテナ7−1,7−2をそなえる。送受信アンテナ7−1,7−2を介して、MS3−1,3−2は、各BS1,2と無線通信を行なうことができる。
例えば、MS3−1は、マスターBS1から無線信号を受信するとともに(A1)、スレーブBS2−1からも無線信号を受信する(A2)。これらの無線信号には、それぞれ周期的な同期信号が含まれ得る。同期信号は、WiMAXにおいてプリアンブルとも呼ばれ、無線信号のフレーム(以下、無線フレームともいう)の先頭を検出するのに用いられる。
この通知を受信したスレーブBS2−1は、例えば、前記時間差に基づいて、自局2−1の内部(基準)クロック信号を生成あるいは補正して、MS3−1以外との通信、MS3−1との通信の(送信に限定されない)タイミング(時刻)を制御(修正)する(A6)。スレーブBS2−1については、プリアンブルを含めた送信フレームの送信タイミングを、受信した検出結果に基づいて調整することで、MS3−1以外の端末とMS3−1との端末双方に対する送信信号の送信タイミングを調整してもよい。
また、本例では、例えば、スレーブBS2−1,2−2どうしの間で同期を確保する方法も提案する。
つまり、本例では、スレーブBS2−1,2−2どうしの間で同期を確保する場合、マスターBS1からの基準信号に基づいてスレーブBS2−1がタイミング(周波数)修正して送信した無線信号(同期信号)が、MS3−2での受信タイミングずれ(周波数ずれ)の検出に用いる基準信号となる。
なお、複数のセルが重なるエリア(重複エリア)にMS3が存在しない場合、各BS1,2は、前記検出結果の通知を受信し得ないから、それぞれ、上述した方法による同期確保を行なわない状態で動作することが許容される。ただし、或る時間において前記重複エリアにMS3が1台も存在しないことは確率的に少ないから、前記同期確保が行なわれない確率は低いものと考えられる。
以下、上述した無線通信システムの詳細な一例について説明する。
(2.1)マスターBS1
図3は一実施形態に係るマスターBS1の一例を示すブロック図である。この図3に例示するマスターBS1は、例えば、GPSアンテナ5と、送受信アンテナ6−1と、無線受信部44と、GI除去部45と、FFT部46と、デマッピング部47と、伝搬路補償部48と、復調部49と、タイミング生成部50と、をそなえる。また、マスターBS1は、例示的に、バースト生成部51と、変調部52と、パイロット生成部53と、マッピング部54と、IFFT部55と、GI付加部56と、無線送信部57と、GPS受信部58と、をそなえる。
送受信アンテナ6−1は、MS3から送信される上り無線信号を受信するとともに、MS3宛の下り無線信号を送信する無線インタフェースである。ただし、上り/下りの無線信号を受信/送信するアンテナは個別に設けてもよい。
GI除去部45は、入力された信号からガードインターバル(GI)を除去し、GIを除去した信号をFFT部46に出力する。
デマッピング部47は、FFT部46からの信号のサブキャリアにマッピングされている信号(シンボル)を抽出(デマッピング)する。デマッピング部47によりデマッピングされた信号は、例えば、パイロットシンボルとデータシンボルとに分離され、パイロットシンボルは、伝搬路推定部(図示省略)に送られ、データシンボルは伝搬路補償部48へ送られる。
復調部49は、MS3での変調方式に対応する復調方式で、伝搬路補償を受けたデータシンボルの復調を行ない、上り受信データを出力する。なお、上記変調方式には、例えば、Quadrature Phase Shift Keying(QPSK)、16 Quadrature Amplitude Modulation(16QAM)、64 Quadrature Amplitude Modulation(64QAM)などを用いることができる。
タイミング生成部50は、GPS受信部58で生成された基準クロック信号に基づいて、所定の無線フレームでセル4−1へ送信する信号の生成(送信)タイミングを生成する。前記無線フレームは、例示的に、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access)方式で用いられる無線フレームである。この無線フレームは、周波数と時間とで区切られたバーストと呼ばれる無線リソースの集合である。BS1は、MS3宛の下り送信データにいずれかのバーストを割り当てて(マッピングして)下り送信を行なう。
変調部52は、バースト生成部51で生成された下りバースト信号を、所定の変調方式に従って、変調する。この、変調方式にも、例えば、上述のQPSK、16QAM、64QAMなどを用いることができる。適用する変調方式は、MS3との間の通信品質に応じて、適応的に変更(AMC:Adaptive Modulation and Coding)することもできる。
マッピング部54は、変調部52で変調されたデータ信号とパイロット生成部53で生成されたパイロット信号とを周波数領域において複数のサブキャリアのいずれかにマッピングする。マッピング部54により得られた周波数信号は、IFFT部55へ出力される。
GI付加部56は、時間領域において、IFFT部55からの信号にガードインターバル(GI)を付加する。GIは、受信側での遅延波によるシンボル間干渉の影響を低減するために用いられる。GI付加部56によりGIを付加された信号は、無線送信部57へ出力される。
このようにして、マスターBS1により生成された下り無線信号は、無線送信部57及び送受信アンテナ6−1を介して、セル4−1内のMS3宛に送信される。
次に、図4は一実施形態に係るMS3の一例を示すブロック図である。この図4に例示するMS3は、例えば、送受信アンテナ7と、無線受信部8と、シンボル同期部9と、GI除去部10と、FFT部11と、デマッピング部12と、復調部13と、プリアンブル検出部14と、受信電波強度判定部15と、をそなえる。また、MS3は、例示的に、修正情報検出部16と、進み遅れ判別部17と、伝搬遅延検出部18と、周辺BS情報データベース19と、バースト生成部20と、変調部21と、パイロット生成部22と、マッピング部23と、IFFT部24と、GI付加部25と、無線送信部26と、をそなえる。
無線受信部8は、送受信アンテナ7でBSから受信した無線信号に所定の無線受信処理を施す。前記無線受信処理には、例示的に、受信無線信号の低雑音増幅、ベースバンド周波数への周波数変換(ダウンコンバージョン)、AD(アナログ/ディジタル)変換などの処理が含まれ得る。
FFT部11は、GI除去部10から出力された信号にFFT処理を施すことにより時間領域信号から周波数領域信号に変換し、変換した信号をデマッピング部12に送出する。
プリアンブル検出部14は、FFT部11からの周波数信号に含まれるプリアンブル(同期信号)を検出する。複数のBSからの無線信号が受信される場合、それぞれのプリアンブルは時分割に検出してもよいし、周波数領域で個別(パラレル)に検出してもよい。BS間で同期が確保されている場合には、各BS1,2からのプリアンブルは、同じ受信タイミングで受信(検出)される。プリアンブルは、その送信元BSの相違によってパターンを異ならせておくことで、送信元BSの識別に用いることもできる。なお、プリアンブル検出部14での検出対象とする受信信号は、プリアンブルに限られない。複数のBSから本来的に同じ送信タイミングで送信される信号を前記検出対象としてもよい。
周辺BS情報データベース19には、BS1,2の位置に関する情報や、各BSがGPS受信部58を有するマスターBS1であるのか、GPS受信部58を有さないスレーブBS2であるのかを識別する識別情報を保持させることができる。
また、本例の修正情報検出部16による修正情報の検出は、例えば、受信電波強度判定部15で測定された、複数のBSから受信した同期信号の受信レベルが等しいか同程度である(受信タイミング差の測定結果がBS間同期に利用可能な程度の小さいずれ幅に収まっている)場合に実施することとしてもよい。これによれば、修正情報の検出精度(信頼性)を高めることが可能となる。なお、マスターBS1からの受信信号の受信レベルとスレーブBS2からの受信信号の受信レベル又は受信レベル差情報又は受信レベル差の大きさに応じてランク分けした結果(A:レベル差小、B:レベル差中、C:レベル差大)を検出し、スレーブBS2に修正情報と併せて送信してもよい。スレーブBS2では、レベル情報、ランク分け結果に基づいて送信タイミングの調整に用いるべき修正情報かどうかを判断することもでき、精度の向上が見込まれるからである。例えば、複数の修正情報が存在する場合、最も高いランク(受信レベル差が最小)に対応する修正情報を利用することもできる。
なお、図1を用いて前述したように、スレーブBS2−1,2−2間で同期を行なう場合、進み遅れ判別部17は、マスターBS1との間で上述したごとく同期を確保したスレーブBS(リファレンススレーブBS)2−1からの受信信号を基準信号として、上記修正情報の検出を行なう。つまり、この場合は、マスターBS1からの受信信号に基づいて同期が確保されたリファレンススレーブBS2から受信した同期信号が、前記修正情報の検出に用いる基準信号となる。リファレンススレーブBS2は、他よりもマスターBS1に近いBS2とすることができる。どのスレーブBS2が他よりもマスターBS1に近いかは、周辺BS情報データベース19のBS配置情報に基づいて検出することができる。
パイロット生成部22は、マスターBS1及びスレーブBS2との間で既知の信号であるパイロット信号を生成する。
IFFT部24は、マッピング部23からの上り送信信号をIFFT処理して時間領域信号に変換する。
無線送信部26は、送受信アンテナ7からマスターBS1又はスレーブBS2宛に送信する上り送信信号に所定の無線送信処理を施す。この無線送信処理には、例示的に、マスターBS1又はスレーブBS2宛の送信信号のDA変換、無線周波数への周波数変換(アップコンバージョン)、電力増幅などの処理が含まれ得る。
つまり、上記バースト生成部20は、修正情報検出部16及び進み遅れ判別部17での検出結果(修正情報)を前記基準信号の送信元以外のBS(図1では例えば、スレーブBS2−1又はスレーブBS2−2)宛に通知する通知部の一例として用いられる。
次に、図5は一実施形態に係るスレーブBS2の一例を示すブロック図である。この図5に例示するスレーブBS2は、例えば、送受信アンテナ6と、無線受信部27と、GI除去部28と、FFT部29と、デマッピング部30と、伝搬路補償部31と、復調部32と、周辺BS情報データベース33と、修正情報取得部34と、をそなえる。また、スレーブBS2は、例示的に、平均化処理部35と、タイミング生成部36と、バースト生成部37と、変調部38と、パイロット生成部39と、マッピング部40と、IFFT部41と、GI付加部42と、無線送信部43と、をそなえる。
無線受信部27は、送受信アンテナ6でMS3から受信した無線信号に所定の無線受信処理を施す。前記無線受信処理には、例示的に、受信無線信号の低雑音増幅、ベースバンド周波数への周波数変換(ダウンコンバージョン)、AD(アナログ/ディジタル)変換などの処理が含まれ得る。
FFT部29は、GI除去部28から出力された信号をFFT処理して周波数領域信号に変換し、変換した信号をデマッピング部30に送出する。
デマッピング部30は、FFT部29からの周波数信号の所定のサブキャリアにマッピングされている信号(シンボル)を抽出(デマッピング)する。デマッピング部30によりデマッピングされた信号は、例えば、パイロットシンボルとデータシンボルとに分離され、パイロットシンボルは、伝搬路推定部(図示省略)に送られ、データシンボルは伝搬路補償部31へ送られる。
復調部32は、MS3(変調部21)での変調方式に対応する復調方式で、前記伝搬路補償を受けたデータシンボルの復調を行ない、上り受信データを出力する。
周辺BS情報データベース33は、BS1,2の配置情報や、各BSがGPS受信部58を有するマスターBS1であるのか、GPS受信部58を有さないスレーブBS2であるのかを識別する識別情報を保持する。
平均化処理部35は、複数の修正情報が得られた場合に、修正情報の平均化を行なう。例えば、各時間において受信される修正情報をそれぞれ、Δti(iは0以上の整数であり、tiは修正情報の受信タイミングを表す)と表記する。
スレーブBS2は、例えば、異なる複数のMS3から同時刻に修正情報Δtiを受信したり、同一MS3あるいは異なるMS3から異なる時刻で修正情報Δtiを受信したりすることがある。このような場合を想定して、本例の平均化処理部35は、例えば、修正情報取得部34で得られた複数の修正情報Δtiを、式(1)に例示するように平均化し、平均化した修正情報ΔTadjをタイミング及び周波数の修正(補正)に用いる。
また、本例の平均化処理部35は、バッファに格納される複数の修正情報に基づき、上記タイミング差または周波数差(あるいはその両方)の分散値を求めて、当該バッファに格納してもよい。この分散値に基づいて、本例の平均化処理部35及びタイミング生成部36は、例えば、上記分散値が第1の閾値以下の場合に、上記のタイミング修正および周波数修正制御を行なうようにしてもよい。
これにより、MS3から送信される修正情報のばらつきを抑制することができる。また、スレーブBS2は、信頼性の高い修正情報に基づいて、自局2のタイミング及び周波数修正を行なうことができるので、BS間同期が確立する割合を高めることができる。さらに、スレーブBS2は、上記制御(修正)の実行頻度を抑制することができるので、処理負荷を軽減することも可能となる。
変調部38は、バースト生成部37で生成された下りバースト信号を、所定の変調方式に従って、変調する。この変調方式にも、例えば、上述のQPSK、16QAM、64QAMなどを用いることができる。適用する変調方式は、MS3との間の通信品質に応じて、変調処理方式を適応的に制御(AMC制御)することもできる。
マッピング部40は、変調部38で変調されたデータ信号とパイロット生成部39で生成されたパイロット信号とを周波数領域において所定のサブキャリアにマッピングする。マッピング部40によりマッピングされた信号は、IFFT部41へ出力される。
GI付加部42は、IFFT部41からの信号にGIを付加する。GIを付加された信号は、無線送信部43へ出力される。
無線送信部43は、送受信アンテナ6でMS3宛に送信する下りデータに所定の無線送信処理を施す。前記無線送信処理には、例示的に、MS3宛の送信データのDA変換、無線周波数への周波数変換(アップコンバージョン)、電力増幅などの処理が含まれ得る。
(2.4)無線通信システムの動作(同期確保手順)例
次に、上記無線通信システムの動作例について、図6を用いて説明する。
まず、マスターBS1が提供するセル4−1に属するMS3−1は、マスターBS1からプリアンブル及びユーザデータを含む下り信号を受信する(ステップS1)。
マスターBS1が提供するセル4−1と、スレーブBS2−1が提供するセル4−2との両方に属することを認識したMS3−1は、マスターBS1及びスレーブBS2−1から下り信号を受信して、プリアンブルをそれぞれ検出する(ステップS3,S4)。
そして、MS3−1は、マスターBS1から受信したプリアンブルを基準信号とし、当該基準信号の受信タイミングとスレーブBS2−1から受信したプリアンブルの受信タイミングとのタイミング差を検出して、スレーブBS2−1に通知する(ステップS6)。なお、MS3−1は、上述のように、受信タイミング差の他、受信周波数差を付加的あるいは選択的に検出して、スレーブBS2−1に通知することもできる。
まず、スレーブBS(リファレンススレーブBS)2−1が提供するセル4−2に属するMS3−2は、スレーブBS2−1からプリアンブル及びユーザデータを含む下り信号を受信する(ステップS8)。
スレーブBS2−1が提供するセル4−2と、スレーブBS2−2が提供するセル4−3との両方に属することを認識したMS3−2は、スレーブBS2−1及び2−2から下り信号を受信して、プリアンブルをそれぞれ検出する(ステップS10,S11)。
そして、MS3−2は、スレーブBS2−1から受信したプリアンブルを基準信号とし、当該基準信号の受信タイミングとスレーブBS2−2から受信したプリアンブルの受信タイミングとのタイミング差を検出して、スレーブBS2−2に通知する(ステップS12)。なお、MS3−2は、上述のように、受信タイミング差の他、受信周波数差を付加的あるいは選択的に検出して、スレーブBS2−2に通知することもできる。
MS3−2が検出した上記タイミング差(修正情報)を受信したスレーブBS2−2は、所定の期間で受信した複数の修正情報を集計し、それらの平均値及び分散値を算出する。そして、スレーブBS2−2は、前記分散値が第1の閾値以下の場合、または、前記修正情報の受信数が第2の閾値以上の場合、あるいは、その両方を満たす場合に、前記平均値に基づき、自局2−2の送信タイミング(または送信周波数あるいはその両方)を修正する(ステップS13)。
したがって、システム内のすべてのBSにGPS受信機をそなえる必要がなく、スレーブBS2の装置規模、コストを低減できる。また、システム構築に要するコストを低減することも可能となる。
上記無線通信システムでは、移動局の一例としてのMS3が、複数のBSからの受信信号に基づき、修正情報(タイミング差,周波数差)を検出、通知した。一方、本変形例の無線通信システムでは、上記修正情報を検出、通知する、専用の固定端末を別途設けるようにしてもよい。
この図7に示す無線通信システムは、例示的に、マスターBS1と、スレーブBS2−1,2−2と、固定端末59と、をそなえる。なお、マスターBS1,スレーブBS2−1,2−2及び固定端末59それぞれの数は、図7に例示する数に限定されない。例えば、図8に例示するように、本例の無線通信システムは、マスターBS1と、スレーブBS2と、固定端末59と、をそなえていてもよい。
つまり、本例の固定端末59は、複数のBS1,2から等距離に位置するので、各BS1,2から受信される信号は、同じ受信レベル及び伝搬遅延量を有するものと考えられる。したがって、本例の固定端末59は、上述のMS3のように、伝搬遅延量及び受信レベルを検出しなくてもよい。
本例の修正情報検出部65は、複数のBSから受信した同期信号(プリアンブル)の受信タイミング差(ずれ)を検出する。この受信タイミング差は、例えば、受信信号と同期信号のパターンとの電力相関値のピークが現れるタイミング差として検出することができる。その際、修正情報検出部65は、例えば、同期信号(プリアンブル)の受信周波数の差(ずれ)を付加的あるいは選択的に検出することもできる。受信周波数の差は、受信した同期信号の位相情報に基づいて検出することができる。
即ち、本例の修正情報検出部65は、周辺BS情報データベース67に予め格納される情報に基づいて、マスターBS1からの受信信号を基準信号に決定し、当該基準信号と、スレーブBS2からの受信信号との受信タイミング差などを検出する。
バースト生成部68は、ユーザデータなどの上り送信データや、上記修正情報を含む信号(上りバースト)を生成する。修正情報は、上記基準信号の送信元以外のBSに送信する上りバーストに含める。つまり、マスターBS1とスレーブBS2との間で同期を行なう場合は、上記修正情報をスレーブBS2宛の上りバースト信号に含める。一方、スレーブBS2−1,2−2どうし間で同期を行なう場合は、上記修正情報をスレーブBS2−2宛の上りバーストに含める。ただし、例えば固定端末59での検出結果の確認等のために、修正情報を送信元BSにも送信(通知)することを禁止するものではない。
マッピング部70は、変調部69で変調されたデータ信号を周波数領域において所定のサブキャリアにマッピングする。マッピング後の上り送信信号は、IFFT部71へ出力される。
このように、本例では、複数のBS1,2からの距離が等しい位置にBS1,2間同期確立のための最小構成を有する固定端末59を設置することにより、システムに大幅な変更を加えることなく、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、上述したBS1,2及びMS3の各構成及び各処理は、必要に応じて取捨選択してもよいし、適宜組み合わせてもよい。
また、上記の例では、モバイルWiMAXを例として説明したが、その他の無線通信システムにおいても、上記と同様の効果を得ることができる。その際、同期信号には、プリアンブルの他、Random Access Channel(RACH)信号などを用いることができる。
また、複数のBS1,2が提供するセルが重なる領域にMS3が存在しない場合は、隣接BS1,2との通信干渉を考慮しなくてもよいので、各BS1,2はそれぞれ独立したタイミング(送受信タイミングに関する初期値)に基づいて無線通信を行なうようにしてもよい。前記初期値は、BSの起動時などにおいて上位ネットワークから受信することができる。
以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
〔5〕付記
(付記1)
複数の基地局から受信した信号のいずれかを基準信号として、当該基準信号と他の受信信号とのタイミング差又は周波数差を検出する検出部と、
前記検出部での検出結果を前記基準信号の送信元以外の基地局に通知する通知部と、
をそなえ、
該検出結果は、少なくとも自通信端末以外の他の通信端末が受信する信号の送信タイミング又は送信周波数の制御を該基準信号の送信元以外の基地局が実行する際に利用される、
ことを特徴とする、通信端末。
前記検出部は、
前記基準信号と前記他の受信信号のレベルが等しいか所定のずれ幅に収まっている場合に、前記検出を行なう、
ことを特徴とする、付記1記載の通信端末。
前記複数の基地局から受信した信号の伝搬遅延量を測定する伝搬遅延測定部をさらにそなえ、
前記検出部は、
前記伝搬遅延測定部での測定結果に基づいて、前記タイミング差の補正を行なう、
ことを特徴とする、付記1記載の通信端末。
前記検出部は、
前記他の受信信号が、前記基準信号よりも進んで受信されたか、遅れて受信されたかを前記検出結果に含める、
ことを特徴とする、付記1〜3のいずれか1項に記載の通信端末。
前記検出部は、
前記複数の基地局からの受信信号が示す基地局識別情報に基づいて、前記基準信号に用いる受信信号を決定する、
ことを特徴とする、付記1〜4のいずれか1項に記載の通信端末。
前記基準信号は、
GPS(Global Positioning System)受信機で受信した信号を用いて通信の同期を確保する基地局から受信した信号である、
ことを特徴とする、付記1〜5のいずれか1項に記載の通信端末。
前記基準信号は、
前記複数の基地局のうち、GPS(Global Positioning System)受信機で受信した信号を用いて通信の同期を確保する基地局と前記通知を受けて同期を確保した基地局から受信した信号である、
ことを特徴とする、付記1〜5のいずれか1項に記載の通信端末。
当該通信端末は、
前記複数の基地局からの距離が等しい位置に設けられる固定端末である、
ことを特徴とする、付記1記載の通信端末。
(付記9)
通信端末と通信しうる基地局であって、
前記通信端末が、前記基地局から受信した信号と他の基地局から受信した基準信号とのタイミング差又は周波数差を検出して通知してくる検出結果を受信する受信部と、
前記受信部で受信した前記検出結果に基づいて、少なくとも前記通信端末以外の他の通信端末が受信することとなる信号の送信タイミング又は送信周波数を制御する制御部と、
をそなえたことを特徴とする、基地局。
前記制御部は、
時間平均された前記検出結果に基づいて、前記制御を行なう、
ことを特徴とする、付記9記載の基地局。
(付記11)
前記制御部は、
前記検出結果の分散値が第1の閾値以下の場合に、前記制御を行なう、
ことを特徴とする、付記9又は10に記載の基地局。
前記制御部は、
前記検出結果の受信数が第2の閾値以上の場合に、前記制御を行なう、
ことを特徴とする、付記9〜11のいずれか1項に記載の基地局。
(付記13)
前記制御部は、
前記検出結果が初めて受信されるまでは、所定のタイミング情報に基づいて、前記制御を行なう、
ことを特徴とする、付記9記載の基地局。
複数の基地局から受信した信号のいずれかを基準信号として、当該基準信号と他の受信信号とのタイミング差又は周波数差を検出し、
前記検出の結果を前記基準信号の送信元以外の基地局に通知し、
前記検出の結果は、少なくとも自通信端末以外の他の通信端末が受信する信号の送信タイミング又は送信周波数の制御を該基準信号の送信元以外の基地局が実行する際に利用される、
ことを特徴とする、通信端末の通信方法。
通信端末と通信しうる基地局の通信方法であって、
前記通信端末が、前記基地局から受信した信号と他の基地局から受信した基準信号とのタイミング差又は周波数差を検出して通知してくる検出結果を受信し、
受信した前記検出結果に基づいて、少なくとも前記通信端末以外の他の通信端末が受信することとなる信号の送信タイミング又は送信周波数を制御する、
ことを特徴とする、基地局の通信方法。
複数の基地局と、
前記複数の基地局と通信しうる通信端末と、
前記複数の基地局から受信した信号のいずれかを基準信号として、当該基準信号と他の受信信号とのタイミング差又は周波数差を検出する検出部と、
前記検出部での検出結果を前記基準信号の送信元以外の基地局に通知する通知部と、
前記通知部により通知された前記検出結果に基づいて、少なくとも前記通信端末以外の他の通信端末が受信することとなる信号の送信タイミング又は送信周波数を制御する制御部と、
をそなえたことを特徴とする、通信システム。
2−2,2−3 スレーブ基地局(スレーブBS)
3,3−1,3−2 通信端末(MS)
4−1,4−2,4−3 セル
5 GPSアンテナ
6,6−1,6−2,6−3,7,7−1,7−2,74 送受信アンテナ
8,27,44,60 無線受信部
9,61 シンボル同期部
10,28,45,62 GI除去部
11,29,46,63 FFT部
12,30,47 デマッピング部
13,32,49 復調部
14,64 プリアンブル検出部
15 受信電波強度判定部
16,65 修正情報検出部
17,66 進み遅れ判別部
18 伝搬遅延検出部
19,33,67 周辺BS情報データベース
20,37,51,68 バースト生成部
21,38,52,69 変調部
22,39,53 パイロット生成部
23,40,54,70 マッピング部
24,41,55,71 IFFT部
25,42,56,72 GI付加部
26,43,57,73 無線送信部
31,48 伝搬路補償部
34 修正情報取得部
35 平均化処理部
36,50 タイミング生成部
58 GPS受信部
59 専用固定端末
Claims (9)
- 複数の基地局から受信した信号のいずれかを基準信号として、当該基準信号と他の受信信号との周波数差を検出する検出部と、
前記検出部での検出結果を前記基準信号の送信元以外の基地局に通知する通知部と、をそなえ、
該検出結果は、少なくとも自通信端末以外の他の通信端末が受信する信号の送信周波数の制御を該基準信号の送信元以外の基地局が実行する際に利用される、ことを特徴とする、通信端末。 - 前記検出部は、
前記基準信号と前記他の受信信号のレベルが等しいか所定のずれ幅に収まっている場合に、前記検出を行なう、ことを特徴とする、請求項1記載の通信端末。 - 前記検出部は、
前記他の受信信号が、前記基準信号よりも進んで受信されたか、遅れて受信されたかを前記検出結果に含める、ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の通信端末。 - 前記検出部は、
前記複数の基地局からの受信信号が示す基地局識別情報に基づいて、前記基準信号に用いる受信信号を決定する、ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の通信端末。 - 当該通信端末は、
前記複数の基地局からの距離が等しい位置に設けられる固定端末である、ことを特徴とする、請求項1記載の通信端末。 - 通信端末と通信しうる基地局であって、
前記通信端末が、前記基地局から受信した信号と他の基地局から受信した基準信号との周波数差を検出して通知してくる検出結果を受信する受信部と、
前記受信部で受信した前記検出結果に基づいて、少なくとも前記通信端末以外の他の通信端末が受信することとなる信号の送信周波数を制御する制御部と、をそなえたことを特徴とする、基地局。 - 複数の基地局から受信した信号のいずれかを基準信号として、当該基準信号と他の受信信号との周波数差を検出し、
前記検出の結果を前記基準信号の送信元以外の基地局に通知し、
前記検出の結果は、少なくとも自通信端末以外の他の通信端末が受信する信号の送信周波数の制御を該基準信号の送信元以外の基地局が実行する際に利用される、ことを特徴とする、通信端末の通信方法。 - 通信端末と通信しうる基地局の通信方法であって、
前記通信端末が、前記基地局から受信した信号と他の基地局から受信した基準信号との周波数差を検出して通知してくる検出結果を受信し、
受信した前記検出結果に基づいて、少なくとも前記通信端末以外の他の通信端末が受信することとなる信号の送信周波数を制御する、ことを特徴とする、基地局の通信方法。 - 複数の基地局と、
前記複数の基地局と通信しうる通信端末と、
前記複数の基地局から受信した信号のいずれかを基準信号として、当該基準信号と他の受信信号との周波数差を検出する検出部と、
前記検出部での検出結果を前記基準信号の送信元以外の基地局に通知する通知部と、
前記通知部により通知された前記検出結果に基づいて、少なくとも前記通信端末以外の他の通信端末が受信することとなる信号の送信周波数を制御する制御部と、をそなえたことを特徴とする、通信システム。
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