JP2009239568A - 基地局間の同期制御方法および移動通信システム - Google Patents

基地局間の同期制御方法および移動通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2009239568A
JP2009239568A JP2008082486A JP2008082486A JP2009239568A JP 2009239568 A JP2009239568 A JP 2009239568A JP 2008082486 A JP2008082486 A JP 2008082486A JP 2008082486 A JP2008082486 A JP 2008082486A JP 2009239568 A JP2009239568 A JP 2009239568A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timing
base station
mobile station
base stations
station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2008082486A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Kondo
毅幸 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2008082486A priority Critical patent/JP2009239568A/ja
Publication of JP2009239568A publication Critical patent/JP2009239568A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】移動局に対して複数の基地局の間で効率的な同期制御を可能にする同期制御方法および移動通信システムを提供する。
【解決手段】複数の基地局10と移動局20とを含む移動通信システムにおける同期制御方法は、移動局20が接続中の基地局#1を含む複数の基地局#1〜#nから受信した信号によりそれぞれの受信タイミングT#1〜T#nを検出し、接続中の基地局#1からの受信タイミングT#1と少なくとも1つの他の基地局からの受信タイミングとのタイミング差が所定閾値Tthを超えている場合、接続中の基地局#1は、他の基地局からの受信タイミングとの差が所定閾値Tth内に収まるように移動局20への送信タイミングT#1を補正する。
【選択図】 図4

Description

本発明は移動通信システムに係り、特に移動局に対する複数の基地局間の同期制御方法および移動通信システムに関する。
移動通信システムにおいて、同一のマルチメディアデータを複数の移動局へ効率的に配信するMBMS(Multimedia Broadcast and Multicast Service)が提案されている(たとえば、非特許文献1を参照)。特に、移動局が近隣の複数の基地局から信号を受信することができる場合、基地局間の同期を高精度に制御することができれば移動局はあたかも1つの基地局からデータを受信することが可能となる。
基地局間の同期をとるシステムの一例は特許文献1に開示されている。特許文献1によれば、基地局が同軸漏洩ケーブルによって通信を行うシステムであって、車上局が隣接する2つの基地局から信号を受信し、その遅延時間差を基地局へ通知することで同期を確立しようとするものである。
3GPP TS 23.246 v6.6.0(2005−03) 特開2006−238427号公報
しかしながら、基地局間の送信タイミングは、クロック源の精度のばらつきなどにより少しずつが変化するのが現実であり、高精度の基地局間同期を実現することは容易ではない。特に、MBMSにおいて送信タイミングのズレが基地局間で存在すると、移動局においてソフト・コンバイニング(Soft Combining)が不可能となる場合があり、高品質のMBMSを達成できなくなる。
たとえば、3GPP標準では、MTCH(MBMS Traffic Channel)タイミングのズレが1TTI(Transmission Time Interval)と1スロットとの合計時間以内であれば、複数の基地局のMTCHをソフト・コンバイニング可能である。MTCHが64Kbpsの場合、TTI=80ms、1スロット=0.67msであるから、80.67msまでは複数の基地局からデータを結合することができる。しかしながら、MTCHタイミングが80.67msを超えて外れた場合にはソフト・コンバイニングは保証されない
また、上述した特許文献1の基地局間同期システムでは、同軸漏洩ケーブルによって接続された2つの基地局間での同期制御が開示されているだけであり、MBMSに代表されるような移動局が複数の基地局から同一データを受信するシステムに適用しても同期制御を複雑化するだけで効率的ではない。
そこで、本発明の目的は、移動局に対して複数の基地局の間で効率的な同期制御を可能にする同期制御方法および移動通信システムを提供することにある。
本発明による基地局間同期制御方法は、複数の基地局と移動局とを含む移動通信システムにおける同期制御方法であって、前記移動局が接続中の基地局を含む複数の基地局から受信した信号によりそれぞれの受信タイミングを検出し、前記接続中の基地局からの受信タイミングと少なくとも1つの他の基地局からの受信タイミングとのタイミング差が所定閾値を超えている場合、前記接続中の基地局は、他の基地局からの受信タイミングとの差が前記所定閾値内に収まるように、前記移動局への送信タイミングを補正する、ことを特徴とする。
本発明により、移動局に対して複数の基地局の間で効率的な同期制御が可能となる。
1.一実施形態
1.1)構成
図1は本発明の一実施形態による移動通信システムにおける移動局および基地局の概略的構成を示すブロック図である。ここでは、基地局10が移動局20との間で接続を確立しており、移動局20は、基地局10に隣接する他の基地局からも信号を受信して受信タイミングを測定しているものとする。たとえば、移動局20が基地局10のセルの周縁部に位置して、隣接セルからの信号も受信可能となっている状況などが想定される。
以下、接続中の基地局10を#1、それに隣接する基地局を#2〜#nと記すが、本実施形態における同期制御系の基本的構成は同じであるから、基地局#1の構成について説明する。
図1において、基地局#1は、移動局20と無線通信を行うための送受信器101を有し、制御部102の制御の下で、移動局20に対する制御チャネルやデータチャネルへのリソース割当てが行われる。本実施形態による基地局には、さらに補正タイミング計算部103および送信タイミング制御部104が設けられ、制御部102の制御の下で、後述するように、移動局20から通知された受信タイミング差の情報に基づいて自己の送信タイミングの補正を行う。他の基地局#2〜#nの同期制御系も同様の構成を有する。
移動局20は、基地局と無線通信を行うための送受信器201、接続中の基地局#1の同期制御系に必要なデータを生成するための制御部202、受信タイミング測定部203、メモリ204および受信タイミング差判定部205を有する。制御部202の制御の下で、受信タイミング測定部203は基地局#1〜#nから受信した信号からそれぞれの受信タイミングを測定し、それら測定された受信タイミングT#1〜T#nをメモリ204に格納する。受信タイミングの検出は、パイロット信号(参照信号)をフレームの所定タイミングで送信するシステムであれば、そのパイロット信号を用いることができる。また基地局から受信した制御信号やデータ信号から受信タイミングを検出することもできる。
受信タイミング差判定部205は、測定した受信タイミングT#1〜T#nを用いて、基地局#1と他の基地局との間の受信タイミング差をそれぞれ計算し、計算された各受信タイミング差が所定閾値以内であるか否かを判定する。制御部202は、すくなくとも1つの受信タイミング差が所定閾値を超えている場合には、基地局#1と他の基地局との間の計算された受信タイミング差を基地局#1へ通知する。
なお、移動局20で測定された受信タイミングT#1〜T#nを基地局#1へ送信し、基地局#1の補正タイミング計算部103が受信タイミング差の計算および判定を行うことも可能である。
1.2)動作
図2は図1に示すシステムの同期制御動作を概略的に示すシーケンス図である。まず、移動局20は、接続中の基地局#1から所定タイミングでデータを受信し、さらに隣接する基地局#2〜#nから信号を受信し、受信タイミング測定部203がそれらの受信タイミングT#1〜T#nを測定してメモリ204に格納する(ステップ301)。
移動局20の受信タイミング差判定部205は、測定した受信タイミングT#1〜T#nを用いて、基地局#1と他の基地局との間の受信タイミング差をそれぞれ計算し、計算された各受信タイミング差が所定閾値以内であるか否かを判定する(ステップ302)。すくなくとも1つの受信タイミング差が所定閾値を超えている場合には、基地局#1と他の基地局との間の計算された受信タイミング差を基地局#1へ通知する。所定閾値を超えている受信タイミング差がなければ、受信タイミング差を基地局#1へ送信しないので、無線リソースの有効利用が可能となる。
あるいは、移動局20が測定した受信タイミングT#1〜T#nを基地局#1へ送信し、基地局#1の補正タイミング計算部103が、これらの受信タイミングT#1〜T#nを用いて、自局#1と他の基地局との間の受信タイミング差をそれぞれ計算し、計算された各受信タイミング差が所定閾値以内であるか否かを判定することもできる(ステップ302)。
基地局#1の補正タイミング計算部103は、移動局20から通知された受信タイミング差を用いて、それらの受信タイミング差が所定範囲に収まるように自局の送信タイミングの補正量を計算し、送信タイミング制御部104は補正量だけ自局の送信タイミングをシフトさせる(ステップ303)。送信タイミングの補正量は種々の計算方法により求めることができるが、たとえば移動局20から通知された受信タイミング差の平均を計算し、自局の現在の送信タイミングをその平均値だけシフトさせることで、他の基地局との受信タイミング差を所定範囲内にはいるように調整することが可能である。この所定範囲は、たとえば、上述したソフト・コンバイニングが保証されるタイミングのズレ以内の範囲である。言い換えれば、この所定範囲内の受信タイミング差であれば、移動局20はソフト・コンバイニングにより複数の基地局からのデータ受信が可能となる。
こうして基地局#1の送信タイミングが補正されると、基地局#1は補正されたタイミングでデータ送信を行う(ステップ304)。したがって、移動局20は、基地局#1からのデータ受信と他の基地局#2〜#nからの信号受信とをソフト・コンバイニング可能な状態で実行することができる。
2.一実施例
2.1)構成
以下、MBMSシステムを一例として本発明の一実施例による同期制御方法を詳細に説明する。本実施例によれば、移動通信システムのMBMSにおいて、基地局間のMTCH送信タイミングがある程度ずれたとしても補正することが可能となる。
図3は本発明の一実施例を適用したMBMSシステムの概略的構成を示すネットワーク図である。ここでは、説明を複雑化しないために、MBMS情報(コンテンツデータなど)を送信するMBMSサーバ401、MBMS情報を複数の基地局#1〜#6へ配信する基地局制御局402、およびMBMS情報を受信する移動局20を有するシステムを仮定する。
すなわち、MBMSサーバ401はMBMS情報を基地局制御局402へ送信し、基地局制御局402は基地局#1〜#6へMBMS情報を転送し、基地局#1〜#6はMBMS情報を移動局20へ無線送信するものとする。さらに、移動局20は基地局#1と接続中であるとし、基地局#2〜#6は基地局10に隣接するものとする。以下、基地局#1および移動局20の同期制御の具体例を説明する。
2.2)基地局間の同期制御
図4(A)は本発明の一実施例を適用したMBMSシステムにおける同期制御動作を示す移動局側のフローチャート、図4(B)は基地局側のフローチャートである。ここでは、基地局#1〜#6がパイロットチャネルおよびMTCHを移動局20へ送信しているものとする。なお、図4において基地局は「BS」と表記される。
基地局#1は、移動局20に対して、送信タイミングT#1でMTCHによりMBMS情報を送信する(ステップ601)。
移動局20の送受信器201は、接続中の基地局#1および隣接基地局#2〜#6からパイロットチャネルあるいはMTCHをそれぞれ受信し(ステップ501)、受信タイミング測定部203は、これらのパイロットチャネルあるいはMTCHからそれぞれの受信タイミングT#1〜T#6を測定しメモリ204に格納する(ステップ502)。
受信タイミング差判定部205は、測定された受信タイミングT#1〜T#6から基地局10に対する隣接基地局11〜15のタイミング差 (T#2-T#1), (T#3-T#1), (T#4-T#1), (T#5-T#1), (T#6-T#1)を計算する(ステップ503)。そして、これら計算されたタイミング差の中で前もって定められた所定閾値Tthよりも大きいものがあるか否かを判定する(ステップ504)。Tthは、例えばSoft combining可能なタイミング差を基準に定める。所定閾値Tthよりも大きいものがなければ(ステップ504:NO)、ステップ501に戻ってステップ501〜504を繰り返す。
少なくとも1つのタイミング差がTthより大きいと判定された場合には(ステップ504:YES)、制御部202は、計算したタイミング差(T#2-T#1), (T#3-T#1), (T#4-T#1), (T#5-T#1), (T#6-T#1)を基地局#1へ報告する(ステップ505)。
基地局の制御部102は、MBMS情報を送信すると(ステップ601)、移動局20から受信タイミング差の報告があるか否かを判定する(ステップ602)。移動局20から受信タイミング差の報告があると(ステップ602:YES)、制御部102はタイミング差(T#2-T#1), (T#3-T#1), (T#4-T#1), (T#5-T#1), (T#6-T#1)を受信し(ステップ603)、補正タイミング計算部103を制御して、これらタイミング差の平均値Aveを求める(ステップ604)。すなわち、補正タイミング計算部103は、次式により、報告された送信タイミング差の平均値Aveを計算する:
Ave = {(T#2-T#1)+(T#3-T#1)+(T#4-T#1)+(T#5-T#1)+(T#6-T#1)}/5
送信タイミング制御部104は、現在の送信タイミングT#1に平均値Aveを加算することで、現在の自局の送信タイミングT#1をAveだけシフトさせる。すなわち、T#1=T#1+Aveである(ステップ605)。
こうして補正された送信タイミングT#1によって、送受信器101は、補正されたタイミングでパイロットチャネルとMTCHチャネルを移動局20へ送信する(ステップ606)。移動局20は、補正された受信タイミングで基地局#1からMBMS情報を受信する(ステップ506)。
この補正された受信タイミングT#1は、タイミング差(T#2-T#1), (T#3-T#1), (T#4-T#1), (T#5-T#1), (T#6-T#1)が所定閾値Tth以下になるように設定されることで、基地局間で移動局20がSoft Combiningすることが可能となる。
なお、既に述べたように、ステップ503、504は、移動局20の代わりに基地局#1で実行されてもよい。この場合、ステップ505の代わりに、受信タイミングT#1〜T#6が基地局#1へ報告される。
また、図4(A)および(B)に示す同期制御機能は、移動局20および基地局のそれぞれのCPU等のプログラム制御プロセッサ上で、それぞれの同期制御プログラムを実行することにより実現することもできる。
2.3)効果
本実施例によれば、移動局20で複数基地局#1〜#6のMTCHのタイミングを測定し、Soft combining可能なタイミング差であるTthよりも大きいものがある場合に、基地局#1にタイミング差を報告し、基地局#1は報告された送信タイミング差の平均値を求め、この平均値で自局の送信タイミングを補正する。したがって、他の基地局との送信タイミング差が許容値よりずれた場合でも、基地局#1の送信タイミングを補正してSoft Combining可能にすることができる。これにより、Soft Combiningゲインを得ることができるので、MBMSカバーエリアを大きくすることができ、またはMBMS送信電力を小さくすることも可能となる。
本発明はMBMSのようなブロードキャストあるいはマルチキャストを行うシステムなどに適用可能である。
本発明の一実施形態による移動通信システムにおける移動局および基地局の概略的構成を示すブロック図である。 図1に示すシステムの同期制御動作を概略的に示すシーケンス図である。 本発明の一実施例を適用したMBMSシステムの概略的構成を示すネットワーク図である。 (A)は本発明の一実施例を適用したMBMSシステムにおける同期制御動作を示す移動局側のフローチャート、(B)は基地局側のフローチャートである。
符号の説明
10 基地局
20 移動局
101 送受信器
102 制御部
103 補正タイミング計算部
104 送信タイミング制御部
201 送受信器
202 制御部
203 受信タイミング測定部
204 メモリ
205 受信タイミング差判定部

Claims (11)

  1. 複数の基地局と移動局とを含む移動通信システムにおける同期制御方法であって、
    前記移動局が接続中の基地局を含む複数の基地局から受信した信号によりそれぞれの受信タイミングを検出し、
    前記接続中の基地局からの受信タイミングと少なくとも1つの他の基地局からの受信タイミングとのタイミング差が所定閾値を超えている場合、前記接続中の基地局は、他の基地局からの受信タイミングとの差が前記所定閾値内に収まるように、前記移動局への送信タイミングを補正する、
    ことを特徴とする同期制御方法。
  2. 前記接続中の基地局は、前記他の基地局とのタイミング差の平均値に基づいて現在の送信タイミングをシフトさせることを特徴とする請求項1に記載の同期制御方法。
  3. 前記複数の基地局から同一データが送信され、前記移動局は前記複数の基地局から前記同一データを受信することを特徴とする請求項1または2に記載の同期制御方法。
  4. 接続している移動局に対して送信タイミングに従ってデータを送信する基地局であって、
    前記移動局が検出した自局からの受信タイミングと少なくとも1つの他の基地局からの受信タイミングとのタイミング差が所定閾値を超えている場合、他の基地局からの受信タイミングとの差が前記所定閾値内に収まるように前記送信タイミングの補正量を計算する補正タイミング計算手段と、
    前記補正量だけを前記送信タイミングをシフトさせて前記データを前記移動局へ送信する送信タイミング制御手段と、
    を有することを特徴とする基地局。
  5. 前記補正タイミング計算手段は、前記他の基地局とのタイミング差の平均値を前記送信タイミングの補正量として算出することを特徴とする請求項4に記載の基地局。
  6. 複数の基地局と通信可能な移動局であって、
    接続中の基地局を含む複数の基地局から受信した信号によりそれぞれの受信タイミングを測定する測定手段と、
    前記接続中の基地局からの受信タイミングと他の基地局からの受信タイミングとのタイミング差が所定閾値を超えているか否かを判定する判定手段と、
    前記タイミング差の少なくとも1つが前記所定閾値を超えている場合には、前記接続中の基地局の送信タイミングを補正するために用いる前記タイミング差あるいは前記受信タイミングを前記接続中の基地局へ送信する制御手段と、
    を有することを特徴とする移動局。
  7. 複数の基地局と移動局とを含む移動通信システムであって、
    前記複数の基地局の各々は、
    前記移動局が検出した自局からの受信タイミングと少なくとも1つの他の基地局からの受信タイミングとのタイミング差が所定閾値を超えている場合、他の基地局からの受信タイミングとの差が前記所定閾値内に収まるように前記送信タイミングの補正量を計算する補正タイミング計算手段と、
    前記補正量だけを前記送信タイミングをシフトさせて前記データを前記移動局へ送信する送信タイミング制御手段と、
    を有し、
    前記移動局は、
    接続中の基地局を含む複数の基地局から受信した信号によりそれぞれの受信タイミングを測定する測定手段と、
    前記接続中の基地局からの受信タイミングと他の基地局からの受信タイミングとのタイミング差が所定閾値を超えているか否かを判定する判定手段と、
    前記タイミング差の少なくとも1つが前記所定閾値を超えている場合には、前記接続中の基地局の送信タイミングを補正するために用いる前記タイミング差あるいは前記受信タイミングを前記接続中の基地局へ送信する制御手段と、
    を有する、ことを特徴とする移動通信システム。
  8. 前記補正タイミング計算手段は、前記他の基地局とのタイミング差の平均値を前記送信タイミングの補正量として算出することを特徴とする請求項7に記載の移動通信システム。
  9. 前記複数の基地局から同一データが送信され、前記移動局は前記複数の基地局から前記同一データを受信することを特徴とする請求項7または8に記載の移動通信システム。
  10. 接続している移動局に対して送信タイミングに従ってデータを送信する基地局のプログラム制御プロセッサに同期制御機能を実現するためのプログラムであって、
    前記移動局が検出した自局からの受信タイミングと少なくとも1つの他の基地局からの受信タイミングとのタイミング差が所定閾値を超えている場合、他の基地局からの受信タイミングとの差が前記所定閾値内に収まるように前記送信タイミングの補正量を計算する補正タイミング計算機能と、
    前記補正量だけを前記送信タイミングをシフトさせて前記データを前記移動局へ送信する送信タイミング制御機能と、
    を前記プログラム制御プロセッサに実現することを特徴とするプログラム。
  11. 複数の基地局と通信可能な移動局のプログラム制御プロセッサに同期制御機能を実現するためのプログラムであって、
    接続中の基地局を含む複数の基地局から受信した信号によりそれぞれの受信タイミングを測定する測定機能と、
    前記接続中の基地局からの受信タイミングと他の基地局からの受信タイミングとのタイミング差が所定閾値を超えているか否かを判定する判定機能と、
    前記タイミング差の少なくとも1つが前記所定閾値を超えている場合には、前記接続中の基地局の送信タイミングを補正するために用いる前記タイミング差あるいは前記受信タイミングを前記接続中の基地局へ送信する制御機能と、
    を前記プログラム制御プロセッサに実現することを特徴とするプログラム。
JP2008082486A 2008-03-27 2008-03-27 基地局間の同期制御方法および移動通信システム Withdrawn JP2009239568A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008082486A JP2009239568A (ja) 2008-03-27 2008-03-27 基地局間の同期制御方法および移動通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008082486A JP2009239568A (ja) 2008-03-27 2008-03-27 基地局間の同期制御方法および移動通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009239568A true JP2009239568A (ja) 2009-10-15

Family

ID=41253003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008082486A Withdrawn JP2009239568A (ja) 2008-03-27 2008-03-27 基地局間の同期制御方法および移動通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009239568A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013511904A (ja) * 2009-11-17 2013-04-04 クゥアルコム・インコーポレイテッド アクセスポイントにおけるアイドル状態アクセス端末支援型時間および/または周波数追跡
JP2013511919A (ja) * 2009-11-19 2013-04-04 クゥアルコム・インコーポレイテッド 無線ネットワークにおける、セル毎のタイミングおよび/または周波数の獲得、ならびにチャネル推定におけるこれらの使用
US20140135025A1 (en) * 2009-10-21 2014-05-15 Qualcomm Incorporated Time and frequency acquisition and tracking for ofdma wireless systems
US9155057B2 (en) 2012-05-01 2015-10-06 Qualcomm Incorporated Femtocell synchronization enhancements using access probes from cooperating mobiles
JP2015531219A (ja) * 2012-08-22 2015-10-29 クアルコム,インコーポレイテッド 非wlanタイミング基準を使うワイヤレスローカルエリアネットワーク発見
US9204349B2 (en) 2009-02-10 2015-12-01 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for facilitating a hand-in of user equipment to femto cells
US9237530B2 (en) 2012-11-09 2016-01-12 Qualcomm Incorporated Network listen with self interference cancellation
US9271248B2 (en) 2010-03-02 2016-02-23 Qualcomm Incorporated System and method for timing and frequency synchronization by a Femto access point
JP2016105621A (ja) * 2012-03-19 2016-06-09 京セラ株式会社 ユーザ端末、無線基地局、プロセッサ、及び方法
US9642105B2 (en) 2009-11-17 2017-05-02 Qualcomm Incorporated Access terminal-assisted time and/or frequency tracking
US9756553B2 (en) 2010-09-16 2017-09-05 Qualcomm Incorporated System and method for assisted network acquisition and search updates

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9204349B2 (en) 2009-02-10 2015-12-01 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for facilitating a hand-in of user equipment to femto cells
US9628228B2 (en) 2009-10-21 2017-04-18 Qualcomm Incorporated Time and frequency acquisition and tracking for OFDMA wireless systems
US20140135025A1 (en) * 2009-10-21 2014-05-15 Qualcomm Incorporated Time and frequency acquisition and tracking for ofdma wireless systems
US9100150B2 (en) 2009-10-21 2015-08-04 Qualcomm Incorporated Time and frequency acquisition and tracking for OFDMA wireless systems
US9401784B2 (en) 2009-10-21 2016-07-26 Qualcomm Incorporated Time and frequency acquisition and tracking for OFDMA wireless systems
US9642105B2 (en) 2009-11-17 2017-05-02 Qualcomm Incorporated Access terminal-assisted time and/or frequency tracking
JP2013511904A (ja) * 2009-11-17 2013-04-04 クゥアルコム・インコーポレイテッド アクセスポイントにおけるアイドル状態アクセス端末支援型時間および/または周波数追跡
US9392562B2 (en) 2009-11-17 2016-07-12 Qualcomm Incorporated Idle access terminal-assisted time and/or frequency tracking
US9100843B2 (en) 2009-11-19 2015-08-04 Qualcomm Incorporated Per-cell timing and/or frequency acquisition and their use on channel estimation in wireless networks
JP2016006965A (ja) * 2009-11-19 2016-01-14 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated 無線ネットワークにおける、セル毎のタイミングおよび/または周波数の獲得、ならびにチャネル推定におけるこれらの使用
JP2014078951A (ja) * 2009-11-19 2014-05-01 Qualcomm Incorporated 無線ネットワークにおける、セル毎のタイミングおよび/または周波数の獲得、ならびにチャネル推定におけるこれらの使用
JP2013511919A (ja) * 2009-11-19 2013-04-04 クゥアルコム・インコーポレイテッド 無線ネットワークにおける、セル毎のタイミングおよび/または周波数の獲得、ならびにチャネル推定におけるこれらの使用
US10111111B2 (en) 2009-11-19 2018-10-23 Qualcomm Incorporated Per-cell timing and/or frequency acquisition and their use on channel estimation in wireless networks
US9271248B2 (en) 2010-03-02 2016-02-23 Qualcomm Incorporated System and method for timing and frequency synchronization by a Femto access point
US9756553B2 (en) 2010-09-16 2017-09-05 Qualcomm Incorporated System and method for assisted network acquisition and search updates
JP2016105621A (ja) * 2012-03-19 2016-06-09 京セラ株式会社 ユーザ端末、無線基地局、プロセッサ、及び方法
JP2017163568A (ja) * 2012-03-19 2017-09-14 京セラ株式会社 移動通信方法及び無線基地局
US10165532B2 (en) 2012-03-19 2018-12-25 Kyocera Corporation Mobile communication system, radio base station, and mobile communication method
US9155057B2 (en) 2012-05-01 2015-10-06 Qualcomm Incorporated Femtocell synchronization enhancements using access probes from cooperating mobiles
JP2015531219A (ja) * 2012-08-22 2015-10-29 クアルコム,インコーポレイテッド 非wlanタイミング基準を使うワイヤレスローカルエリアネットワーク発見
US9237530B2 (en) 2012-11-09 2016-01-12 Qualcomm Incorporated Network listen with self interference cancellation

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009239568A (ja) 基地局間の同期制御方法および移動通信システム
RU2546545C2 (ru) Способ и устройство в системе беспроводной связи
JP6820976B2 (ja) セル同期および同期セルインジケーション
US20070230510A1 (en) System and method for synchronizing base stations in communication system
JP5117507B2 (ja) 無線通信システム、基地局間同期方法および基地局
KR101926664B1 (ko) 측정 간격 gap의 길이를 결정하는 방법 및 네트워크 장치
US9374794B2 (en) Apparatus and method for adjusting a reference timing
JP6384697B2 (ja) 同期方法、同期装置、および基地局
US10122521B2 (en) Network node of a time division duplex system, and arrangement, method, and computer program therefor
US8717954B2 (en) Base station and signal processing method
EP2364532A1 (en) Apparatus and method for synchronization
US10581544B2 (en) Setting a time reference in a communications network
CN111432465B (zh) 一种同步方法及装置
KR20120004342A (ko) 위치 기반 서비스를 제공하기 위한 방법 및 장치
JP2011109165A (ja) 無線通信システム、誤差時間算出方法、基地局間時刻同期取得方法
EP2207279A1 (en) Method for transmitting uplink data in a communications system
EP3092857B1 (en) Method and access point for implementing timing sychronizaion in a radio communication network
US20180054746A1 (en) Systems and methods for offset scheduling in wireless networks
CN114727257B (zh) 基于侧链通信的信号同步方法、装置、设备及存储介质
CN102571672B (zh) 一种协作多点传输下行同步方法及装置
CN103037406A (zh) 同步时间差获取方法、装置和系统
JP4943050B2 (ja) ノード間同期方法およびノード装置
CN115623584A (zh) 测量方法、装置、通信设备、存储介质及系统
CN115119246A (zh) 测量配置信息的确定方法、配置方法、终端及网络侧设备
KR20100028474A (ko) 멀티캐스트 및 브로드캐스트 서비스 송신 장치, 수신 장치, 송신 방법 및 수신 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20110607