JP2013511919A - 無線ネットワークにおける、セル毎のタイミングおよび/または周波数の獲得、ならびにチャネル推定におけるこれらの使用 - Google Patents

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Abstract

無線通信のための方法、装置、およびコンピュータ・プログラム製品が提供される。ここでは、1または複数のセルのタイミングから、システム・タイミングが推定され、導出され、推定されたシステム・タイミングに対して、複数のセルについてタイミング・オフセットが決定され、複数のセルから受信された信号が、タイミング・オフセットを用いて処理される。さらに、無線通信のための方法、装置、およびコンピュータ・プログラム製品が提供される。ここでは、1または複数のセルの周波数から、キャリア周波数が推定され、導出され、推定されたシステム・タイミングに対して、複数のセルについて周波数オフセットが決定され、複数のセルから受信された信号が、周波数オフセットを用いて処理される。

Description

優先権主張
本特許出願は、本特許出願の譲受人に譲渡され、本明細書において参照によって明確に組み込まれ2009年11月19に出願された「無線ネットワークにおける、セル毎のタイミングおよび/または周波数の獲得、ならびにチャネル推定におけるこれらの使用」(PER-CELL TIMING AND/OR FREQUENCY ACQUISITION AND THEIR USE ON CHANNEL ESTIMATION IN WIRELESS NETWORKS)と題された米国仮特許出願61/262,911号の優先権を主張する。
本開示は、一般に、通信システムに関し、さらに詳しくは、無線ネットワークにおけるチャネル推定のために、セル毎のタイミング獲得、セル毎の周波数獲得、またはこれらの組み合わせを利用することに関する。
無線通信システムは、例えば電話技術、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストのようなさまざまな通信サービスを提供するように広く開発された。一般に、無線通信システムは、利用可能なシステム・リソース(例えば、帯域幅、送信電力)を共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続技術を適用しうる。このような多元接続技術の例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、および時分割同時符号分割多元接続(TD−SCDMA)システムを含む。
これらの多元接続技術は、異種の無線デバイスが、市レベル、国レベル、地方レベル、あるいは地球レベルでさえも通信することを可能にする共通のプロトコルを提供するために、さまざまな通信規格に採用されている。新興の通信規格の一例は、ロング・ターム・イボリューション(LTE)である。LTEは、第3世代パートナシップ計画(3GPP)によって公布されたユニバーサル・モバイル通信システム(UMTS)モバイル規格に対する強化のセットである。これは、スペクトル効率を改善することによってモバイル・ブロードバンド・インターネット・アクセスを良好にサポートし、コストを低減し、サービスを改善し、新たなスペクトルを活用し、ダウンリンク(DL)においてOFDMAを、アップリンク(UL)においてSC−FDMAを、および、複数入力複数出力(MIMO)アンテナ技術を用いて他のオープンな規格と良好に統合するように設計されている。しかしながら、モバイル・ブロードバンド・アクセスに対する需要が増加し続けているので、LTE技術におけるさらなる改良の必要性が存在する。好適には、これらの改善は、これらの技術を適用するその他の多元接続技術および通信規格に適用可能であるべきである。
いくつかのシナリオでは、UEは、最も強い近隣セルの代わりに、弱いセルに接続する必要がありうる。例えば、これは、セルを拡張している間、または、最も強いセルがクローズ加入者グループ(CSG)セルでありうるところで生じうる。このようなシナリオでは、UEが、より弱いサービス提供セルの代わりに、より強いセルのタイミング、キャリア周波数、またはこれら両方をトラックすることが有益でありうる。UEが、単一のタイミング(サービス提供セルのタイミング、強い干渉元のタイミング、または合成タイミング)をトラックすると、通常、UEがトラックするタイミングと、UEがモニタしたい各セルのタイミングとの間にギャップが存在する。
本開示の態様では、システム・タイミングを推定することと、ここで、推定されるシステム・タイミングは、1または複数のセルのタイミングから導出される、複数のセルについて、推定されたシステム・タイミングに対するタイミング・オフセットを決定することと、タイミング・オフセットに基づいて設定されたチャネル・タップ・トランケーション・ウィンドウを用いて、複数のセルから受信した信号を処理することと、を一般に含む、無線通信のための方法、装置、およびコンピュータ・プログラム製品が提供される。
本開示の態様では、キャリア周波数を推定することと、ここで、推定される周波数は、1または複数のセルの周波数から導出される、複数のセルについて、推定されたキャリア周波数に対する周波数オフセットを決定することと、周波数オフセットのうちの1または複数に基づいて、複数のセルから受信した信号を処理することと、を一般に含む、無線通信のための方法、装置、およびコンピュータ・プログラム製品が提供される。
図1は、処理システムを適用する装置のためのハードウェア実装の例を例示する概念図である。 図2は、ネットワーク・アーキテクチャの例を例示する概念図である。 図3は、アクセス・ネットワークの例を例示する概念図である。 図4は、アクセス・ネットワークにおいて使用するためのフレーム構造の例を例示する概念図である。 図5は、ユーザ・プレーンおよび制御プレーンのためのラジオ・プロトコル・アーキテクチャの例を例示する概念図である。 図6は、アクセス・ネットワークにおけるeノードBとUEとの例を例示する概念図である。 図7は、複数のeノードBから信号を受信するUEを例示する概念図である。 図8は、無線通信の方法のフロー・チャートである。 図9は、無線通信の方法の別のフロー・チャートである。 図10は、典型的な装置の機能を例示する概念ブロック図である。 図11は、無線通信の方法のフロー・チャートである。 図12は、無線通信の方法の別のフロー・チャートである。
添付図面とともに以下に説明する詳細説明は、さまざまな構成の説明として意図されており、本明細書に記載された概念が実現される唯一の構成を示すことは意図されていない。この詳細説明は、さまざまな概念の十分な理解を提供することを目的とした具体的な詳細を含んでいる。しかしながら、これらの概念は、これら具体的な詳細無しで実現されうることが当業者に明らかになるであろう。いくつかの事例では、周知の構成および構成要素は、このような概念を曖昧にすることを避けるために、ブロック図形式で示されている。
通信システムのいくつかの態様が、さまざまな装置および方法に対する参照を用いて表されうる。これら装置および方法は、さまざまなブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、処理、アルゴリズム等(集合的に「要素」と称される)によって、以下の詳細説明に記述されており、添付図面に例示される。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、またはこれら任意の組み合わせを用いて実現されうる。これら要素がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。
例として、要素、要素の任意の部分、または、要素の任意の組み合わせは、1または複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いて実現されうる。プロセッサの例は、マイクロ・プロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、順序回路、ゲート・ロジック、ディスクリート・ハードウェア回路、およびこの開示の全体にわたって記載されたさまざまな機能を実行するように構成されたその他の適切なハードウェアを含んでいる。処理システムにおける1または複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行しうる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはその他で称されるに関わらず、命令群、命令群セット、コード、コード・セグメント、プログラム・コード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェア・モジュール、アプリケーション、ソフトウェア・アプリケーション、パッケージ・ソフト、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行形式、実行スレッド、手順、機能等を意味するように広く解釈されるものとする。ソフトウェアは、コンピュータ読取可能な媒体上に存在しうる。コンピュータ読取可能な媒体は、例によれば、磁気記憶デバイス(例えばハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ等)、光ディスク(例えば、コンパクト・ディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)等)、スマート・カード、フラッシュ・メモリ・デバイス(例えば、カード、スティック、キー・ドライブ)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電子的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタ、リムーバブル・ディスク、搬送波、伝送路、および、ソフトウェアの格納または送信のために適切なその他任意の媒体を含みうる。コンピュータ読取可能な媒体は、処理システムの内部に存在しうるか、処理システムの外部に存在するか、処理システムを含む複数のエンティティにわたって分散されうる。コンピュータ読取可能な媒体は、コンピュータ・プログラム製品内に組み込まれうる。例によれば、コンピュータ・プログラム製品は、パッケージング・マテリアル内にコンピュータ読取可能な媒体を含みうる。当業者であれば、システム全体に課せられる全体的な設計制約および特定のアプリケーションに依存して、本開示の全体にわたって示されている機能を、どうやって最良に実施するかを認識するだろう。
図1は、処理システム114を適用する装置100のためのハードウェア実装の例を例示する概念図である。この例では、処理システム114は、一般にバス102によって表されているバス・アーキテクチャを用いて実現されうる。バス102は、全体的な設計制約および処理システム114の特定のアプリケーションに依存して、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含みうる。バス102は、一般にプロセッサ104によって表される1または複数のプロセッサと、一般にコンピュータ読取可能な媒体106によって表されるコンピュータ読取可能な媒体を含むさまざまな回路を共に接続する。バス102はさらに、例えば、タイミング・ソース、周辺機器、電圧制御装置、および電力管理回路のようなその他さまざまな回路をリンクしうる。これらは、当該技術分野で良く知られているので、さらなる説明はしない。バス・インタフェース108は、バス102とトランシーバ110との間にインタフェースを提供する。トランシーバ110は、送信媒体を介してその他さまざまな装置と通信するための手段を提供する。装置の性質によって、ユーザ・インタフェース112(例えば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカ、マイクロフォン、ジョイスティック)も提供されうる。
プロセッサ104は、バス102の管理、および、コンピュータ読取可能な媒体106に格納されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ104によって実行された場合、処理システム114に対して、特定の装置のために記載されたさまざまな機能を実行させる。コンピュータ読取可能な媒体106はまた、ソフトウェアが実行されている場合に、プロセッサ104によって操作されるデータを格納するためにも使用されうる。
さまざまな装置を適用するテレコミュニケーション・システムの一例が、図2に示されるようなLTEネットワーク・アーキテクチャに関して示されるだろう。LTEネットワーク・アーキテクチャ200は、コア・ネットワーク202およびアクセス・ネットワーク204を用いて示される。この例において、コア・ネットワーク202は、アクセス・ネットワーク204にパケット交換サービスを提供する。しかしながら、当業者であれば容易に理解するように、この開示によって示されるさまざまな概念は、回路交換サービスを提供するコア・ネットワークに拡張されうる。
LTEアプリケーションにおいて通常イボルブド・ノードBとして称されるが、当業者によって、基地局、基地トランシーバ局、ラジオ基地局、ラジオ・トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービス・セット(BSS)、拡張サービス・セット(ESS)、またはその他いくつかの適切な用語としても称されうる単一の装置212を用いて、アクセス・ネットワーク204が示されている。eノードB212は、モバイル装置214のために、コア・ネットワーク202へのアクセス・ポイントを提供する。モバイル装置の例は、セルラ電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム、マルチメディア・デバイス、ビデオ・デバイス、デジタル・オーディオ・プレーヤ(例えば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、またはその他類似の機能デバイスを含んでいる。モバイル装置214は、LTEアプリケーションにおいて通常、ユーザ機器(UE)として称されるが、当業者によって、移動局、加入者局、モバイル・ユニット、加入者ユニット、無線ユニット、遠隔ユニット、モバイル・デバイス、無線デバイス、無線通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、無線端末、遠隔端末、ハンドセット、ユーザ・エージェント、モバイル・クライアント、クライアント、またはその他いくつかの適切な用語で称されうる。
コア・ネットワーク202は、パケット・データ・ノード(PDN)ゲートウェイ208およびサービス提供ゲートウェイ210を含むいくつかの装置で示される。PDNゲートウェイ208は、パケット・ベース・ネットワーク206へのアクセス・ネットワーク204のための接続を提供する。この例において、パケット・ベース・ネットワーク206はインターネットである。しかし、本開示の全体にわたって示された概念は、インターネット・アプリケーションに限定されない。PDNゲートウェイ208の主要な機能は、UE214に、ネットワーク接続を提供することである。データ・パケットは、サービス提供ゲートウェイ210を介して、PDNゲートウェイ208とUE 214の間で転送される。サービス提供ゲートウェイ210は、UE214がアクセス・ネットワーク204内を移動すると、ローカル・モビリティ・アンカとして動作する。
LTEネットワーク・アーキテクチャにおけるアクセス・ネットワークの例が、図3を参照して示される。この例では、アクセス・ネットワーク300は、多くのセルラ領域(セル)302に分割される。eノードB304は、セル302に割り当てられ、セル302内のすべてのUE306のためにコア・ネットワーク202(図2参照)へのアクセス・ポイントを提供するように構成されている。アクセス・ネットワーク300のこの例では、中央コントローラは存在しないが、別の構成では、中央コントローラが使用されうる。eノード304は、ラジオ・ベアラ制御、許可制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、および、(図2に示す)コア・ネットワーク202内のサービス提供ゲートウェイ210への接続を含むすべてのラジオ関連機能を担当する。
アクセス・ネットワーク300によって適用された変調および多元接続スキームは、展開されている特定の通信規格に依存して変わりうる。LTEアプリケーションでは、周波数分割デュプレクス(FDD)と時分割デュプレクス(TDD)との両方をサポートするために、DLでOFDMが使用され、ULでSC−FDMAが使用される。当業者であれば、以下の詳細記載から容易に認識するように、ここで示されたさまざまな概念が、LTEアプリケーションにも同様に適合することを認識するであろう。しかしながら、これらの概念は、その他の変調技術および多元接続技術を適用するその他の通信規格へ容易に拡張されうる。例によれば、これらの概念は、イボリューション・データ・オプティマイズド(EV−DO)またはウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)へ拡張されうる。EV−DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリの一部として第3世代パートナシップ計画2(3GPP2)によって公布されたエア・インタフェース規格であり、移動局へのブロードバンド・インターネット・アクセスを提供するためにCDMAを適用する。これらの概念は、例えばTD−SCDMAのように、広帯域CDMA(W−CDMA)およびCDMAのその他の派生を適用するユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、TDMAを適用するグローバル移動体通信(GSM(登録商標))、および、OFDMAを適用するイボルブドUTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、およびフラッシュOFDM、に拡張されうる。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、およびGSMは、3GPP団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体からの文書に記載されている。適用されている実際の無線通信規格および多元接続技術は、特定のアプリケーションと、システムに課せられている全体的な設計制約とに依存するであろう。
eノードB304は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有しうる。MIMO技術を使用することにより、eノードB304は、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートするために空間領域を活用できるようになる。
空間多重化は、同じ周波数で、異なるデータ・ストリームを同時に送信するために使用されうる。データ・ストリームは、データ・レートを高めるために単一のUE306へ、全体的なシステム容量を高めるために複数のUE306へ、送信されうる。これは、各データ・ストリームを空間的にプリコードし、空間的にプリコードされた各ストリームを、ダウンリンクで、異なる送信アンテナを介して送信することによって達成される。この空間的にプリコードされたデータ・ストリームは、異なる空間シグニチャを持つUE(単数または複数)306に到着する。これによって、UE(単数または複数)306のおのおのは、UE306のために指定された1または複数のデータ・ストリームを復元できるようになる。アップリンクでは、おのおののUE306が、空間的にプリコードされたデータ・ストリームを送信する。これによって、eノードB304は、空間的にプリコードされた各データ・ストリームのソースを識別できるようになる。
チャネル条件が良好な場合、空間多重化が一般に使用される。チャネル条件がさほど好ましくない場合、送信エネルギを1または複数の方向に集中させるためにビームフォーミングが使用されうる。これは、複数のアンテナを介した送信のために、データを空間的にプリコードすることによって達成されうる。セルの端部において良好な有効通信範囲を達成するために、単一ストリーム・ビームフォーミング送信が、送信ダイバーシティと組み合わされて使用されうる。
以下に続く詳細説明では、アクセス・ネットワークのさまざまな態様が、ダウンリンクでOFDMをサポートするMIMOシステムに関して記述されるだろう。OFDMは、OFDMシンボル内の多くのサブキャリアにおいてデータを変調する拡散スペクトル技術である。サブキャリアは、正確な周波数で、間隔を置かれている。この間隔は、受信機が、サブキャリアからデータを受信することを可能にする「直交性」を提供する。時間領域では、OFDM間シンボル干渉と格闘するために、各OFDMシンボルにガード間隔(例えば、サイクリック・プレフィクス)が追加されうる。アップリンクは、高いピーク対平均電力比(PARR)を補償するために、DFT拡散OFDM信号の形態でSC−FDMAを使用しうる。
DL送信とUL送信とをサポートするために、さまざまなフレーム構造が使用されうる。DLフレーム構造の例が、図4を参照して示される。しかしながら、当業者が容易に認識するように、どの特定のアプリケーションのフレーム構造も、任意の数の要因に依存して異なりうる。この例では、フレーム(10ミリ秒)が、10の等しいサイズのサブフレームに分割される。おのおののサブフレームは、2つの連続する時間スロットを含んでいる。
おのおのがリソース・ブロックを含む2つの時間スロットを表すために、リソース・グリッドが使用されうる。リソース・グリッドは、複数のリソース要素に分割される。LTEでは、リソース・ブロックは、おのおののOFDMシンボルにおける通常のサイクリック・プレフィクスについて、周波数領域において12の連続するサブキャリアを、時間領域において7つの連続するOFDMシンボルを、すなわち、84のリソース要素を含んでいる。各リソース要素によって伝送されるビット数は、変調スキームに依存する。したがって、UEが受信するリソース・ブロックが増え、変調スキームが高くなると、UEのためのデータ・レートが高くなる。
ラジオ・プロトコル・アーキテクチャは、特定のアプリケーションに依存してさまざまな形態をとりうる。LTEシステムに関する例が、図5を参照して示される。図5は、ユーザ・プレーンおよび制御プレーンのためのラジオ・プロトコル・アーキテクチャの例を例示する概念図である。
図5に移って、UEおよびeノードBのためのラジオ・プロトコル・アーキテクチャが、3つのレイヤ、すなわち、レイヤ1、レイヤ2、およびレイヤ3を用いて示される。レイヤ1は、最下部レイヤであり、さまざまな物理レイヤ信号処理機能を実施する。レイヤ1は、本明細書では物理レイヤ506と称されるだろう。レイヤ2(L2レイヤ)508は、物理レイヤ506の上にあり、物理レイヤ506上におけるUEとeノードBとの間のリンクを担当する。
ユーザ・プレーンでは、L2レイヤ508は、媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ510と、ラジオ・リンク制御(RLC)サブレイヤ512と、パケット・データ収束プロトコル(PDCP)サブレイヤ514とを含む。これらは、ネットワーク側におけるeノードBにおいて終了する。図示されていないが、UEは、ネットワーク側におけるPDNゲートウェイ208(図2参照)で終了するネットワーク・レイヤ(例えば、IPレイヤ)を含む、L2レイヤ508上のいくつかの上部レイヤと、(例えば、遠くのエンドUE、サーバ等のような)接続の他端において終了するアプリケーション・レイヤとを有しうる。
PDCPサブレイヤ514は、異なるラジオ・ベアラと論理チャネルとの間の多重化を提供する。PDCPサブレイヤ514はまた、ラジオ送信オーバヘッドを低減するための上部レイヤ・データ・パケットのヘッダ圧縮、データ・パケットを暗号化することによるセキュリティ、および、UEのeノードB間のハンドオーバ・サポートを提供する。RLCサブレイヤ512は、上部レイヤ・データ・パケットのセグメント化および再アセンブル、喪失したデータ・パケットの再送信、および、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)による順不同な受信を補償するためのデータ・パケットの並べ替えを提供する。MACサブレイヤ510は、論理チャネルと伝送チャネルとの間の多重化を提供する。MACサブレイヤ510はまた、1つのセル内のさまざまなラジオ・リソース(例えば、リソース・ブロック)を、UE間に割り当てることをも担当する。MACサブレイヤ510はまた、HARQ動作をも担当する。
制御プレーンでは、UEおよびeノードBのためのラジオ・プロトコル・アーキテクチャは、制御プレーンのためのヘッダ圧縮機能が無いことを除いて、物理レイヤ506およびL2レイヤ508について実質的に同じである。制御プレーンはまた、レイヤ3にラジオ・リソース制御(RRC)サブレイヤ516を含んでいる。RRCサブレイヤ516は、ラジオ・リソース(すなわち、ラジオ・ベアラ)を取得することと、eノードBとUEとの間のRRCシグナリングを用いて下部レイヤを設定することと、を担当する。
図6は、アクセス・ネットワークにおいてUEと通信しているeノードBのブロック図である。DLでは、コア・ネットワークからの上部レイヤ・パケットが、送信(TX)プロセッサ614へ提供される。TX L2プロセッサ614は、図5に関して以前に記述されたL2レイヤの機能を実現する。より具体的には、TX L2プロセッサ614は、上部レイヤ・パケットのヘッダを圧縮し、パケットを暗号化し、暗号化されたパケットをセグメント化し、セグメント化されたパケットを並べ替え、論理チャネルと伝送チャネルとの間でデータ・パケットを多重化し、さまざまな優先度判定基準に基づいてUE350へラジオ・リソースを割り当てる。さらに、TX L2プロセッサ614はまた、TXラジオ・リソース・コントローラ612からの制御に基づいて、HARQ動作、喪失パケットの再送信、およびUE650へのシグナリングをも担当する。
TXデータ・プロセッサ616は、物理レイヤのためのさまざまな信号処理機能を実施する。この信号処理機能は、UE650におけるフォワード誤り訂正(FEC)を容易にするための符号化およびインタリービング、および、さまざまな変調スキーム(例えば、バイナリ・フェーズ・シフト・キーイング(BPSK)、直交フェーズ・シフト・キーイング(QPSK)、Mフェーズ・シフト・キーイング(M−PSK)、M直交振幅変調(M−QAM))に基づく信号コンステレーションへのマッピング、を含む。符号化および変調されたシンボルは、その後、並行なストリームへ分割される。おのおののストリームはその後、OFDMサブキャリアへマップされ、時間領域および/または周波数領域において基準信号(例えば、パイロット)とともに多重化され、その後、逆高速フーリエ変換(IFFT)を用いてともに結合されることにより、時間領域OFDMシンボル・ストリームを伝送する物理チャネルが生成される。このOFDMストリームは、空間的にプリコードされ、複数の空間ストリームが生成される。チャネル推定器674からのチャンネル推定値は、空間処理のためのみならず、符号化および変調スキームを決定するためにも使用されうる。チャネル推定値は、UE650によって送信されたチャネル条件フィードバックおよび/または基準信号から導出されうる。おのおのの空間ストリームはその後、個別の送信機618TXを介して別々のアンテナ620へ提供される。おのおのの送信機618TXは、送信のために、それぞれの空間ストリームを用いてRFキャリアを変調する。
UE650では、おのおのの受信機654RXが、それぞれのアンテナ652を介して信号を受信する。おのおのの受信機654RXは、RFキャリアへ変調された情報を復元し、この情報を、受信機(RX)データ・プロセッサ656へ提供する。
RXデータ・プロセッサ656は、物理レイヤのさまざまな信号処理機能を実施する。RXプロセッサ656は、この情報に対して空間処理を実行し、UE650に向けられた空間ストリームを復元する。複数の空間ストリームが、UE650に向けられている場合、これらは、RXデータ・プロセッサ656によって、単一のOFDMシンボル・ストリームへ組み合されうる。RXデータ・プロセッサ656は、その後、高速フーリエ変換(FFT)を用いて、OFDMシンボル・ストリームを、時間領域から周波数領域へ変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のおのおののサブキャリアの個別のOFDMシンボル・ストリームを備える。おのおののサブキャリアにおけるシンボル、および基準信号は、eノードB610によって送信された最も可能性の高いコンステレーション・ポイントを判定することによって復元および復調される。これら軟判定は、チャネル推定器658によって計算されたチャネル推定値に基づきうる。これら軟判定はその後、復号およびデインタリーブされ、物理チャネル上でeノードB610によって送信されたオリジナルのデータおよび制御信号が復元される。データおよび制御信号はその後、RX L2プロセッサ660へ提供される。
RX L2プロセッサ660は、図5に関して以前に記述されたL2レイヤの機能を実施する。さらに詳しくは、RX L2プロセッサ660は、伝送チャネルと論理チャネルとの間での逆多重化を提供し、データ・パケットを上部レイヤ・パケットへ再アセンブルし、上部レイヤ・パケットを解読し、ヘッダを伸長し、制御信号を処理する。L2レイヤ上のすべてのプロトコル・レイヤを表す上部レイヤ・パケットは、その後、データ・シンク662へ提供される。RX L2プロセッサ660はまた、HARQ動作をサポートするためにアクノレッジメント(ACK)および/または否定的アクノレッジメント(NACK)プロトコルを用いて、誤り検出を担当する。制御信号は、RXラジオ・リソース・コントローラ661に提供される。
ULでは、送信(TX)L2プロセッサ664へデータ・パケットを提供するために、データ・ソース667が使用される。データ・ソース667は、L2レイヤ(L2)上のすべてのプロトコル・レイヤを表す。eノードB610によるDL送信に関して記載された機能に類似して、TX L2プロセッサ664は、ユーザ・プレーンおよび制御プレーンのためにL2レイヤを実施する。後者は、TXラジオ・リソース・コントローラ665に応じている。TXデータ・プロセッサ668は、物理レイヤを実現する。eノードB610によって送信されたフィードバックまたは基準信号から、チャネル推定器658によって導出されたチャネル推定値が、適切な符号化スキームおよび変調スキームを選択するために、および、空間処理を容易にするために、TXデータ・プロセッサ668によって使用されうる。TXデータ・プロセッサ668によって生成された空間ストリームは、個別の送信機654TXを介して異なるアンテナ652に提供される。おのおのの送信機654TXは、送信のために、それぞれの空間ストリームを用いてRFキャリアを変調する。
UL送信は、UE650における受信機機能に関して記載されたものと類似した方式で、eノードB610において処理される。おのおのの受信機618RXは、それぞれのアンテナ620を介して信号を受信する。おのおのの受信機618RXは、RFキャリアへ変調された情報を復元し、この情報を、RXデータ・プロセッサ670へ提供する。RXデータ・プロセッサ670は、物理レイヤを実現し、RX L2プロセッサ672は、L2レイヤを実現する。RX L2プロセッサからの上部レイヤ・パケットは、コア・ネットワークに提供され、RXラジオ・リソース・コントローラ676へ制御信号が提供されうる。
図7は、複数のeノードB702、704、706から信号を受信するUE708を例示する概念図である。いくつかのシナリオでは、UEは最も強いセルの代わりに、より弱いセルへ接続する必要がありうる。例として、範囲拡張のために、セルの送信電力が、最も強いセルよりも低い場合であっても、UEを、小さなパス・ロスのより弱いセルに関連付けることが有益でありうる。さらに、最も強いセルは、クローズド加入者グループ(CSG)セルでありうるので、UEにアクセス可能ではないかもしれない。
このようなシナリオでは、UEが、より弱いサービス提供セルの代わりに、より強いセルのタイミング、キャリア周波数、またはこれら両方をトラックすることが有益でありうる。従来、UEのタイミング・トラッキング・ループ(TTL)および周波数トラッキング・ループ(FTL)は、サービス提供セルのタイミングおよび周波数を取得することを試みる。しかしながら、あるシナリオでは、UEが、サービス提供セルのタイミング/周波数、支配的な干渉元のタイミング/周波数、サービス提供セルとすべての干渉元とを含むすべてのセルの、結合されたタイミング/周波数をトラックすることが有益でありうる。利点は、例えば、干渉元のセルからの信号の改善された除去を含みうる。
UEが、単一のタイミング(サービス提供セルのタイミング、強い干渉元のタイミング、または合成タイミング)をトラックすると、通常、UEがトラックするタイミング(すなわち、フレームのタイミング・アライメントに関するUEのタイミング、フレーム内のサブフレーム、各サブフレーム内のOFDMシンボル)と、UEがモニタしたい各セルのタイミングとの間にギャップが存在する。例えば、図7に示すように、UE708がトラックしているタイミングと、eノードB702、704、706のおのおののタイミングとの間にギャップが存在しうる。
ここで示されたある態様によれば、UE708は、単一のシステム・タイミングおよび/またはシステム周波数をトラックし、おのおののセルについて、セル毎のタイミングまたは周波数のオフセットを推定しうる。システムのタイミングおよび/または周波数は、(例えば、最も強い受信信号強度を持つ)単一のセルまたは複数のセルから導出されうる。単純な例として、第1のセル(例えば、eノードB702を備えた「セルA」)は、2GHz+100Hzの周波数を有し、第2のセル(eノードB704を備えた「セルB」)は、2GHz+200Hzの周波数を有しうる。UE708が、2つのセルから同じような受信電力を認識するものと仮定すると、UEは、20GHz+150Hzをトラックすることを望み、セルAのセル毎周波数誤差を(2GHz+150Hzのトラックされた周波数に対して)−50Hzとして、セルBのセル毎周波数誤差を+50Hzとして決定しうる。言い換えれば、この例では、UE708は、何れの特定のセルの周波数もトラックしておらず、これら2つのセルの平均周波数をトラックしている。同様に、タイミング・トラッキングの場合、UEは、単一のセルのタイミングをトラックしうるか、または、複数のセルのタイミングから導出された「合成」タイミングをトラックしうる。
セルのセル毎タイミング・オフセットは、例えば、セル特有の基準信号(CRS)、一次同期信号(PSS)、二次同期信号(SSS)、またはサイクリック・プレフィクス(CP)のような、セル(単数または複数)から送信された信号を用いて推定されうる。UE708が適切な冗長ハードウェアを有すると仮定すると、セル毎のタイミング・オフセットが、同時に推定されうる。あるいは、オフセットが、シーケンシャルに推定されうる。セル毎のタイミング・オフセット推定値は、例えば、UEと別のeノードBとの間のチャネル推定精度を高めることによって、UE708のパフォーマンスを高めるために使用されうる。1つの構成では、特定のタイミングを持つトラッキングが、セルからの信号を合成することによって実行される。これら信号は、CRSトーン、PSS、SSS、またはサイクリック・プレフィクスのうちの少なくとも1つを含む。1つの構成では、これら信号は、これら信号の受信強度にしたがって合成されうる。
前述したように、UE708が、単一のセル(サービス提供セルまたは強い干渉元)のキャリア周波数(または、特定のキャリア周波数に対する周波数誤差)または合成周波数オフセットをトラックすると、UE708がトラックするキャリア周波数(すなわち、UEが調節されるキャリア周波数誤差を含むキャリア周波数)と、UE708がモニタしたい各セルのキャリア周波数誤差との間にギャップが存在する。
このため、ある態様によれば、UE708はさらに、各セルのセル毎周波数オフセットを推定しうる。セルのセル毎周波数オフセットは、UEがトラックしている(調節されている)キャリア周波数(または周波数誤差)と、UE708がトラックしている特定のセルの周波数誤差との間のオフセットである。セルのセル毎周波数オフセットはまた、セルから送信された信号(例えば、RSトーン、PSS、SSS、サイクリック・プレフィクス等)を用いて推定されうる。セル毎周波数オフセット推定値はまた、UE708のパフォーマンスを高めるためにも使用されうる。さらに、特定のキャリア周波数誤差をトラックするために、セル毎のキャリア周波数誤差推定値が使用されうる。1つの構成では、特定のキャリア周波数誤差をトラックすることは、複数のセルからの信号を合成することによって実行される。これら信号は、CRSトーン、PSS、SSS、またはサイクリック・プレフィクスのうちの少なくとも1つを含んでいる。1つの構成では、これら信号は、これら信号の受信強度にしたがって合成される。
ある場合には、UE708がトラックしている(推定している)ものは、既知のキャリア周波数値からのeNBのキャリア周波数の偏差または誤差でありうる。例えば、キャリア周波数が、セル獲得手順によってUEにおいて既知となる2GHzであると仮定する。さらに、eノードB704の発振器が、2GHz+100Hzで動作しており、eノードB704の発振器が、2GHz+200Hzで動作していると仮定する。この場合、中間キャリア周波数誤差は150Hzであり、eノードB704のキャリア周波数誤差は100Hzであり、eノードB706のキャリア周波数誤差は200Hzである。UE708が、150Hzである中間キャリア周波数誤差をトラックしていると仮定する。
このため、eノードB704の周波数オフセットは100Hz−150Hzであり、これは、−50Hzに等しい。そして、eノードB706の周波数オフセットは200Hz−150Hzであり、これは、50Hzに等しい。
セル毎のタイミング・オフセットは、おのおののセルのチャネルをより良好に推定するために使用されうる。なぜなら、セル毎のタイミングによって、UEは、セルからチャネル・タップを正確に位置決めできるようになるからである。例えば、UE708は、セル毎のタイミングに基づいて、チャネル・タップ・トランケーション・ウィンドウを設定しうる。すなわち、UE708は、eノードB702のタイミングに基づいて、第1のチャネル・タップ・トランケーション・ウィンドウを、eノードB704のタイミングに基づいて、第2のチャネル・タップ・トランケーション・ウィンドウを、eノードB706のタイミングに基づいて、第3のチャネル・タップ・トランケーション・ウィンドウを、設定しうる。サービス提供セルの場合、チャネル推定が改善されると、UEパフォーマンスもダイレクトに改善される。干渉元のセルの場合、チャネル推定が改善されると、セルの干渉除去が良好になされ、もって、UEパフォーマンスが改善される。例えば、eノードB702が、UE708のためのサービス提供セルであり、eノードB704およびeノードB706が、UE708にとって干渉元セルである場合、第1のチャネル・タップ・トランケーション・ウィンドウが、改善されたサービス提供セル・チャネル推定を提供するだろう。さらに、第2および第3のチャネル・タップ・トランケーション・ウィンドウによって信号が処理されることにより、eノードB704とeノードB706との間のチャネル推定が改善されるだろう。この結果、良好な干渉除去が得られる。
おのおののセルのチャネルを良好に推定するために、セル毎の周波数オフセットもまた使用されうる。例えば、UE708は、セルからのRSにおける余剰周波数誤差を取り除くことを助けるために、セルからのRSおよびチャネル推定に回転(すなわち、フェーズ・シフト)を適用しうる。この回転量は、セルのためのセル毎の周波数オフセット推定値に基づいて決定されうる。サービス提供セルの場合、チャネル推定が改善されると、UEパフォーマンスもダイレクトに改善される。干渉元のセルの場合、チャネル推定が改善されると、セルの干渉除去が良好になされ、もって、UEパフォーマンスが改善される。
図8は、セル毎のタイミング・オフセットを推定するための動作800の例を例示する。この動作800は、eノードB702−706のためのセル毎のタイミング・オフセットを推定するために、例えば図7に示すUE708のようなUEによって実行されうる。
動作800は、トラックのためのタイミング(例えば、特定のセル、または、複数のセルの組み合わせのタイミング。上述したように、このタイミングは、最も強いセルから受信した信号(CRS等)から導出されるか、または、適切な平均化または重み付けを用いて、複数のセルからの信号を結合することによって導出される)を推定することによって、802において始まる。804では、すべてのセルについて、(UEがトラックしている前述したタイミングに対する)セル毎のタイミング・オフセットが決定される。806では、複数のセルから受信した信号が、タイミング・オフセットに基づいて設定された1または複数のチャネル・タップ・トランケーション・ウィンドウを用いて処理される。
上述したように、セルのタイミング・オフセットは、一般に、セルのタイミングと、UEがトラックしているタイミングとの間の差を称する。ある態様によれば、チャネル・タップ・トランケーション・ウィンドウが、セルのタイミング・オフセットに基づいて、それぞれのセルについて設定されうる。ある態様によれば、セルのチャネル・タップ・トランケーション・ウィンドウによって、おのおののセルから、チャネルが推定されうる。これら推定されたチャネルは、各セルから受信した信号を処理する際に利用されうる。
図9は、セル毎の周波数オフセットを推定するための動作900の例を例示する。動作900はまた、eノードB702−706のためのセル毎の周波数オフセットを推定するために、例えば図7に示すUE708のようなUEによって実行されうる。
動作900は、902において、特定のセル、または、複数のセルの組み合わせの周波数を推定することによって始まる。前述したように、この周波数は、最も強いセルから受信した信号(CRS等)から導出されるか、または、適切な平均化または重み付けを用いて、複数のセルからの信号を結合することによって導出される。904では、すべてのセルについて、(UEがトラックしている前述したキャリア周波数に対する)セル毎の周波数オフセットが決定される。906では、複数のセルから受信した信号が、セル毎の周波数オフセットを用いて処理される。
1つの構成では、トラックされる特定のキャリア周波数が、セル毎の周波数誤差推定値の平均/中間に基づいて導出されうる。前述するように、セルの周波数オフセットは一般に、セルのためのキャリア周波数(または周波数誤差)と、トラックされている特定のセルとの間の差を称する。
ある態様によれば、906の処理は、セル特有の基準信号における余剰周波数誤差を取り除くために、セルのおのおのからのセル特有の基準信号にフェーズ・シフトを適用することを含みうる。セルからのセル特有の基準信号におけるフェーズ・シフトは、このセルについて決定された周波数オフセットに応じて決定されうる。
ある態様によれば、例えば、平均化に参加しているセルの受信信号強度にしたがって、周波数および/またはタイミングのオフセット平均値が重み付けられうる。
図10は、典型的な装置1000の機能を例示する概念ブロック図である。この装置1000は、特定のセルまたは複数のセルの組み合わせのタイミングを推定するモジュール1002と、複数のセルのうちのすべてのセルについて、UEがトラックしているタイミングに対するセル毎のタイミング・オフセットを決定するモジュール1004と、セル毎のタイミング・オフセットに基づいて1または複数のチャネル・タップ・トランケーション・ウィンドウを設定することによって、複数のセルから受信した信号を処理するモジュール1006とを含みうる。
モジュール1002−1006に加えて、あるいは、代替案として、装置1000はまた、複数のセルのすべてについて、UEがトラックしているキャリア周波数に対するセル毎の周波数オフセットを決定するモジュール1008と、セル毎の周波数オフセットに基づいて、複数のセルから受信した信号を処理するモジュール1010と、を含みうる。
特定の構成によって、装置は、セル毎のタイミング・オフセット、セル毎の周波数オフセット、またはこれら両方を利用しうる。したがって、1つの構成では、装置1000は、モジュール1002−1006を含みうる。別の構成では、装置1000は、モジュール1008−1012を含む。また別の構成では、装置1000は、モジュール1002−1012を含みうる。
1つの構成では、無線通信のための装置1000は、図10に示す機能を実行するための手段を含みうる。これら手段は、任意の適切な構成要素、または、これら構成要素の組み合わせを備えうる。ある態様によれば、これら手段は、本明細書に記載された機能を実行するように構成された、図1の処理システム114とともに実現される。
協調マルチ・ポイント(CoMP:cooperative multi-point)システムでは、UEに向けられた信号が、(「CoMP送信ポイント」と呼ばれる)複数のセルから送信され、無線で結合される。ある場合には、CoMP送信ポイントは、UEに透過的でありうる。これは、どのセルがCoMP送信ポイントに相当するのかをUEが知らないことを意味する。CoMP送信ポイントの透過性は、特化されたUE特有のRS(UE−RS)を用いることによって可能となりうる。
図11は、CoMPシステムにおいてタイミング・オフセットを利用するための動作1100の例を例示する。この動作は、1102において、CoMPセルを含む複数のセルのうちの残りのセルについて、特定のセルのタイミングに対するセル毎のタイミング・オフセットを決定することによって始まる。例えば、これらセル毎のタイミング・オフセットは、図8を参照して上述したようにして決定されうる。
CoMPチャネルを正確に推定するために、UEは、CoMP送信ポイントにおいて、セルのタイミングを認識しうる。1104で決定されたように、CoMP送信ポイントがUEに既知になれば、UEは、1106において、これら既知のCoMPセルのタイミング・オフセットを用いて、平均タイミング・オフセットを計算しうる。CoMP送信ポイントがUEに既知ではない場合、UEは、1108において、平均タイミング・オフセットを計算する場合に、既知の非CoMPセルのタイミング・オフセットを除外しうる。既知の非CoMPセルは、UEのCoMPに参加することを許可されないあるセルを含みうる。除外可能なセルの例は、UEがアクセスを禁止されたセル(例えば、CSGセル)を含みうる。
UEは、(既知のCoMP送信ポイントのために計算された、および/または、既知の非CoMP送信ポイントを除外することによって)決定された平均タイミング・オフセットに基づいてチャネル・タップ・トランケーション・ウィンドウを設定しうる。
例として、図7を参照して、eノードB702とeノードB704とがCoMP送信ポイントであり、eノードB706がCoMP送信ポイントではないと仮定する。さらに、UE708は、eノードB702とeノードB704とがCoMP送信ポイントであり、eノードB706がCoMP送信ポイントではないことを認識している。UE708は、セル702、704、706のおのおののタイミング・オフセットを推定しうる。さらに、UE708は、セルのサブセットの信号を結合することによって、CoMP送信ポイント702、704のタイミング・オフセットを決定しうる。UE708は、これらのセルがCoMP送信ポイントであることを認識しているので、これらのセルのセブセットは、セル702、704を含む。どのセルがCoMP送信ポイントであるかをUE708が認識していない場合、セルのサブセットは、CoMP送信ポイントであるべきであるとして知られていないセルを除くすべてのセルを含みうる。UE708は、決定されたタイミング・オフセットに基づいて、CoMPチャネル推定のためのチャネル・タップ・トランケーション・ウィンドウを設定しうる。CoMPチャネル推定は、CoMP送信ポイント702、704からのUE特有の基準信号に基づく。
CoMPチャネルを正確に推定するために、UEはさらに(あるいは、その代わりに)CoMP送信ポイントにおいてセルの周波数オフセットを認識しうる。
図12は、CoMPシステムにおいて周波数オフセットを利用するための動作1200の例を例示する。この動作は、1202において、CoMPセルを含む複数のセルのうちの残りのセルについて、特定のセルの周波数に対するセル毎の周波数オフセットを決定することによって始まる。例えば、これらセル毎の周波数オフセットは、図9を参照して上述したように決定されうる。
CoMPチャネルを正確に推定するために、UEは、CoMP送信ポイントにおいてセルの周波数を認識しうる。1204で決定されたように、CoMP送信ポイントがUEに知られているのであれば、UEは、1206において、これら既知のCoMPセルの周波数オフセットを用いて平均周波数オフセットを計算しうる。CoMP送信ポイントがUEに知られていない場合、1208において、UEは、平均周波数オフセットを計算する場合に、既知の非CoMPセルの周波数オフセットを除外しうる。
UEは、CoMP送信ポイント間での周波数誤差のインパクトを最小化するために、平均周波数オフセットを使用しうる。例えば、UEは、受信したUE−RS信号に回転を適用することにより、周波数誤差のインパクトを最小化することを試みうる。すなわち、UEは、UE特有の基準信号における余剰周波数誤差を最小化するために、CoMP送信ポイントからのUE特有の基準信号に、フェーズ・シフトを適用しうる。UE特有の基準信号に適用されたフェーズ・シフトは、決定された平均キャリア周波数オフセットに応じうる。
上述した方法のさまざまな動作は、対応する機能を実行することが可能な任意の適切な手段によって実行されうる。これら手段は、限定される訳ではないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含むさまざまなハードウェア構成要素および/またはソフトウェア構成要素および/またはモジュールを含みうる。
本開示に関連して説明されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路を、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ信号(FPGA)もしくはその他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、ディスクリート・ゲートもしくはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または本明細書で説明される機能を実行するように設計されたその任意の組み合わせを用いて実施または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロ・プロセッサとすることができるが、代替案では、プロセッサを、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または順序回路とすることができる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。
本開示に関連して記載される方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールで、あるいは、これらの組み合わせで具体化されうる。ソフトウェア・モジュールは、当該技術分野において周知のすべての形式の記憶媒体に常駐することができる。使用できる記憶媒体のいくつかの例は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROMなどを含む。ソフトウェア・モジュールは、単一の命令または複数の命令を備えることができ、複数の異なるコード・セグメント上で、異なるプログラムの間で、および複数の記憶媒体にまたがって分散させることができる。記憶媒体を、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込めるように、プロセッサに結合することができる。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。
本明細書で開示された方法は、説明された方法を達成するための1または複数のステップまたは動作を備える。方法ステップおよび/または動作は、特許請求の範囲のスコープから逸脱せずに相互に置換することができる。言い換えると、ステップまたは動作の特定の順序が指定されていない限り、特定のステップおよび/または動作の順序および/または使用は、特許請求の範囲のスコープから逸脱せずに変更されうる。
説明された機能を、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはその任意の組合せで実施することができる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能な媒体に、1または複数の命令群として格納される。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされうる利用可能な任意の媒体である。例として、限定することなく、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望のプログラム・コード手段を命令群またはデータ構造の形式で搬送または格納するために使用され、しかも、コンピュータによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。本明細書で使用されるようなディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含んでいる。ここで、diskは通常、データを磁気的に再生する一方、discは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。
例えば、このようなデバイスを、本明細書で説明した方法を実行するための手段の継承を容易にするためにサーバに結合することができる。代替案では、本明細書で説明されるさまざまな方法を、記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクト・ディスク(CD)またはフロッピー・ディスクなどの物理記憶媒体など)を介して提供することができ、ユーザ端末および/または基地局が、記憶手段をデバイスに結合するか提供するときにさまざまな方法を入手することができる。さらに、本明細書で説明された方法および技法をデバイスに提供するために、その他任意の適切な技法を利用することができる。
特許請求の範囲は、上述した正確な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。さまざまな修正、変更、および変形を、特許請求の範囲のスコープから逸脱せずに、前述した方法および装置の構成、動作、および詳細において実施することができる。
前述したものは、本開示の態様に向けられているが、これら開示のその他およびさらなる態様が、本願の基本的な範囲から逸脱することなく考案され、この範囲は、以下に示す特許請求の範囲によって決定される。

Claims (46)

  1. ユーザ機器(UE)による無線通信の方法であって、
    システム・タイミングを推定することと、ここで、前記推定されるシステム・タイミングは、1または複数のセルのタイミングから導出される、
    複数のセルについて、前記推定されたシステム・タイミングに対するタイミング・オフセットを決定することと、
    前記タイミング・オフセットに基づいて設定されたチャネル・タップ・トランケーション・ウィンドウを用いて、前記複数のセルから受信した信号を処理することと、
    を備える方法。
  2. 前記システム・タイミングを推定することは、セル特有の基準信号、一次同期信号、二次同期信号、またはサイクリック・プレフィクスのうちの少なくとも1つを備える、受信した信号を用いて実行される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記受信した信号は、特定のセルから受信した信号を備える、請求項2に記載の方法。
  4. 前記特定のセルは、1または複数の基準信号について、最も強い受信信号強度を持つセルを備える、請求項3に記載の方法。
  5. 前記受信した信号は、複数のセルからの信号の組み合わせを備える、請求項2に記載の方法。
  6. 前記複数のセルのすべてまたはサブセットは、前記UEへの協調マルチ・ポイント(CoMP:cooperative multi-point)送信に参加することができる、請求項1に記載の方法。
  7. 前記処理することは、
    前記決定されたタイミング・オフセットのうちの1または複数から、平均タイミング・オフセットを決定することと、
    前記平均タイミング・オフセットに基づいて、チャネル・タップ・トランケーション・ウィンドウを設定することと、
    を備える請求項6に記載の方法。
  8. 前記平均タイミング・オフセットを決定することは、CoMP送信に参加できるとして知られているセルのタイミング・オフセットを利用することを備える、請求項7に記載の方法。
  9. 前記平均タイミング・オフセットを決定することは、CoMP送信に参加できないとして知られている1または複数のセルのタイミング・オフセットを除外することを備える、請求項7に記載の方法。
  10. 前記平均タイミング・オフセットを決定することは、受信信号強度にしたがって重み付けられた平均を計算することを備える、請求項7に記載の方法。
  11. ユーザ機器(UE)による無線通信の方法であって、
    キャリア周波数を推定することと、ここで、前記推定されるキャリア周波数は、1または複数のセルの周波数から導出される、
    複数のセルについて、前記推定されたキャリア周波数に対する周波数オフセットを決定することと、
    前記周波数オフセットのうちの1または複数に基づいて、前記複数のセルから受信した信号を処理することと、
    を備える方法。
  12. 前記キャリア周波数を推定することは、セル特有の基準信号、一次同期信号、二次同期信号、またはサイクリック・プレフィクスのうちの少なくとも1つを備える、受信した信号を用いて実行される、請求項11に記載の方法。
  13. 前記受信した信号は、特定のセルから受信した信号を備える、請求項12に記載の方法。
  14. 前記特定のセルは、1または複数の基準信号について、最も強い受信信号強度を持つセルを備える、請求項13に記載の方法。
  15. 前記受信した信号は、複数のセルからの信号の組み合わせを備える、請求項14に記載の方法。
  16. 前記複数のセルのすべてまたはサブセットは、前記UEへの協調マルチ・ポイント(CoMP:cooperative multi-point)送信に参加することができる、請求項11に記載の方法。
  17. 前記処理することは、
    前記決定された周波数オフセットのうちの1または複数から、平均周波数オフセットを決定することと、
    前記平均周波数オフセットに基づいて、CoMP送信ポイントから受信した信号を処理することと、
    を備える請求項16に記載の方法。
  18. 前記平均周波数オフセットを決定することは、CoMP送信に参加できるとして知られているセルの周波数オフセットを利用することを備える、請求項17に記載の方法。
  19. 前記平均周波数オフセットを決定することは、CoMP送信に参加できないとして知られている1または複数のセルの周波数オフセットを利用することを備える、請求項17に記載の方法。
  20. 前記平均周波数オフセットを決定することは、受信信号強度にしたがって重み付けられた平均を計算することを備える、請求項17に記載の方法。
  21. 前記複数のセルのうちの少なくとも1つからのセル特有の基準信号にフェーズ・シフトを適用することをさらに備え、
    前記フェーズ・シフトは、前記複数のセルのうちの少なくとも1つについて決定された周波数オフセットに応じる、請求項14に記載の方法。
  22. 無線通信のための装置であって、
    システム・タイミングを推定する手段と、ここで、前記推定されるシステム・タイミングは、1または複数のセルのタイミングから導出される、
    複数のセルについて、前記推定されたシステム・タイミングに対するタイミング・オフセットを決定する手段と、
    前記タイミング・オフセットに基づいて設定されたチャネル・タップ・トランケーション・ウィンドウを用いて、前記複数のセルから受信した信号を処理する手段と、
    を備える装置。
  23. 前記システム・タイミングを推定する手段は、セル特有の基準信号、一次同期信号、二次同期信号、またはサイクリック・プレフィクスのうちの少なくとも1つを備える、受信した信号を利用する、請求項22に記載の装置。
  24. 前記受信した信号は、特定のセルから受信した信号を備える、請求項23に記載の装置。
  25. 前記特定のセルは、1または複数の基準信号について、最も強い受信信号強度を持つセルを備える、請求項24に記載の装置。
  26. 前記受信した信号は、複数のセルからの信号の組み合わせを備える、請求項23に記載の装置。
  27. 前記複数のセルのすべてまたはサブセットは、前記UEへの協調マルチ・ポイント(CoMP:cooperative multi-point)送信に参加することができる、請求項24に記載の装置。
  28. 前記処理する手段は、
    前記決定されたタイミング・オフセットのうちの1または複数から、平均タイミング・オフセットを決定する手段と、
    前記平均タイミング・オフセットに基づいて、チャネル・タップ・トランケーション・ウィンドウを設定する手段と、
    を備える請求項27に記載の装置。
  29. 前記平均タイミング・オフセットを決定する手段は、CoMP送信に参加できるとして知られているセルのタイミング・オフセットを利用する手段を備える、請求項28に記載の装置。
  30. 前記平均タイミング・オフセットを決定する手段は、CoMP送信に参加できないとして知られている1または複数のセルのタイミング・オフセットを除外する手段を備える、請求項28に記載の装置。
  31. 前記平均タイミング・オフセットを決定する手段は、受信信号強度にしたがって重み付けられた平均を計算する手段を備える、請求項28に記載の装置。
  32. ユーザ機器(UE)による無線通信の装置であって、
    キャリア周波数を推定する手段と、ここで、前記推定されるキャリア周波数は、1または複数のセルの周波数から導出される、
    複数のセルについて、前記推定されたキャリア周波数に対する周波数オフセットを決定する手段と、
    前記周波数オフセットのうちの1または複数に基づいて、前記複数のセルから受信した信号を処理する手段と、
    を備える装置。
  33. 前記キャリア周波数を推定する手段は、セル特有の基準信号、一次同期信号、二次同期信号、またはサイクリック・プレフィクスのうちの少なくとも1つを備える、受信した信号を利用する、請求項32に記載の装置。
  34. 前記受信した信号は、特定のセルから受信した信号を備える、請求項33に記載の装置。
  35. 前記特定のセルは、1または複数の基準信号について、最も強い受信信号強度を持つセルを備える、請求項34に記載の装置。
  36. 前記受信した信号は、複数のセルからの信号の組み合わせを備える、請求項35に記載の装置。
  37. 前記複数のセルのすべてまたはサブセットは、前記UEへの協調マルチ・ポイント(CoMP:cooperative multi-point)送信に参加することができる、請求項32に記載の装置。
  38. 前記処理する手段は、
    前記決定された周波数オフセットのうちの1または複数から、平均周波数オフセットを決定する手段と、
    前記平均周波数オフセットに基づいて、CoMP送信ポイントから受信した信号を処理する手段と、
    を備える請求項37に記載の装置。
  39. 前記平均周波数オフセットを決定する手段は、CoMP送信に参加できるとして知られているセルの周波数オフセットを利用する手段を備える、請求項38に記載の装置。
  40. 前記平均周波数オフセットを決定する手段は、CoMP送信に参加できないとして知られている1または複数のセルの周波数オフセットを利用する手段を備える、請求項38に記載の装置。
  41. 前記平均周波数オフセットを決定する手段は、受信信号強度にしたがって重み付けられた平均を計算する手段を備える、請求項38に記載の装置。
  42. 前記複数のセルのうちの少なくとも1つからのセル特有の基準信号にフェーズ・シフトを適用する手段をさらに備え、
    前記フェーズ・シフトは、前記複数のセルのうちの少なくとも1つについて決定された周波数オフセットに応じる、請求項35に記載の装置。
  43. 無線通信のための装置であって、
    システム・タイミングを推定し、ここで、前記推定されるシステム・タイミングは、1または複数のセルのタイミングから導出される、
    複数のセルについて、前記推定されたシステム・タイミングに対するタイミング・オフセットを決定し、
    前記タイミング・オフセットに基づいて設定されたチャネル・タップ・トランケーション・ウィンドウを用いて、前記複数のセルから受信した信号を処理する、
    ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、
    を備える装置。
  44. 無線通信のための装置であって、
    キャリア周波数を推定し、ここで、前記推定されるキャリア周波数は、1または複数のセルの周波数から導出される、
    複数のセルについて、前記推定されたキャリア周波数に対する周波数オフセットを決定し、
    前記周波数オフセットのうちの1または複数に基づいて、前記複数のセルから受信した信号を処理する、
    ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、
    を備える装置。
  45. システム・タイミングを推定し、ここで、前記推定されるシステム・タイミングは、1または複数のセルのタイミングから導出される、
    複数のセルについて、前記推定されたシステム・タイミングに対するタイミング・オフセットを決定し、
    前記タイミング・オフセットに基づいて設定されたチャネル・タップ・トランケーション・ウィンドウを用いて、前記複数のセルから受信した信号を処理する、
    ために、プロセッサによって実行されることが可能な格納された命令群のセットを有するコンピュータ読取可能な媒体を備える、コンピュータ・プログラム製品。
  46. キャリア周波数を推定し、ここで、前記推定されるキャリア周波数は、1または複数のセルの周波数から導出される、
    複数のセルについて、前記推定されたキャリア周波数に対する周波数オフセットを決定し、
    前記周波数オフセットのうちの1または複数に基づいて、前記複数のセルから受信した信号を処理する、
    ために、プロセッサによって実行されることが可能な格納された命令群のセットを有するコンピュータ読取可能な媒体を備える、コンピュータ・プログラム製品。
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