JP2006140631A - 周波数制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ハンドオーバのために端末が複数の基地局との間で同時に通信する場合に、共通パイロットチャネルを割り当てない基地局と通信する時であっても正しい周波数補正を可能にする。
【解決手段】自局の送受信周波数を通信相手局の周波数に自動的に追従させる自動周波数制御装置102であって、互いに異なる複数の物理チャネルについてそれぞれ周波数誤差の情報を検出する周波数誤差測定部106a〜106cと、検出した複数の物理チャネルの周波数誤差に関する情報を合成した結果を自局の周波数補正に反映する複数チャネル周波数誤差合成部108a、108bとを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】自局の送受信周波数を通信相手局の周波数に自動的に追従させる自動周波数制御装置102であって、互いに異なる複数の物理チャネルについてそれぞれ周波数誤差の情報を検出する周波数誤差測定部106a〜106cと、検出した複数の物理チャネルの周波数誤差に関する情報を合成した結果を自局の周波数補正に反映する複数チャネル周波数誤差合成部108a、108bとを備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、携帯電話等に搭載される自動周波数制御装置(AFC)に関する。
CDMA(Code Division Multiple Access)システムのようにスペクトラム拡散通信を行う通信システムにおいては、比較的広い同一の周波数帯の中に多数のチャネルが形成され、チャネル毎に独立して通信を行うことができる。このような通信システムにおいて各端末が自局の周波数を特定の無線局(例えば基地局)の周波数に追従させるために自動周波数制御(AFC)を行う場合には、各端末は受信信号の中で、既知のデータ列で構成されるチャネル(共通パイロットチャネル)を用いて周波数誤差を推定し、得られた推定値に基づいて自局の基準周波数を補正するように制御するのが一般的である。このような自動周波数制御の従来例として、例えば特許文献1に開示された技術が知られている。
図3および図4は従来の自動周波数制御装置を示す構成図である。図3において、ある基地局の送信した信号を端末が受信した信号は、マルチパス信号302a,302b,302cとしてパス毎に自動周波数制御部に入力される。これらのマルチパス信号302a,302b,302cは、それぞれミキサ(混合器)304a,304b,304cにおいて発振器308が出力する信号と混合され周波数変換される。すなわち、対応する逆拡散された信号の周波数に比例してダウンコンバートされミキサ304a,304b,304cから出力される。周波数検出器306a,306b,306cは、それぞれミキサ304a,304b,304cが出力する受信信号を入力し、パス毎に受信信号の周波数誤差を算出する。周波数検出器306a,306b,306cが算出した周波数誤差は、合波器307で合成され誤差結果e(n)として出力される。この誤差結果e(n)は、ループフィルタ309を介して発振器308にフィードバックされる。従って、発振器308は誤差結果e(n)が小さくなるように自身の発振周波数を補正する。これにより、発振器308から各ミキサ304a,304b,304cに送られる信号の周波数が補正される。このようなループ制御により、端末は基地局の送信する信号の周波数に追従するように自動的に基準周波数を補正することができる。特許文献1の技術では、計算行程を少なくするために、図4に示すような構成を用いて自動周波数制御を行うことを提案している。すなわち、図3における周波数検出器306a,306b,306cの代わりにフィンガ402a,402b,402cを用いて、各パス毎の処理は逆拡散のみにとどめ、マルチパスの合成後に周波数誤差を計算するように処理している。
特開2000−106535号公報
前述のように、CDMAシステムで端末が自動周波数制御を行う場合には、基地局から送信される既知のシンボルデータのみで構成される共通パイロットチャネルのシンボル間の周波数誤差を推定し、推定した周波数誤差に基づいて端末の基準周波数を補正するのが一般的である。但し、CDMAシステムでは、ある端末に対して共通パイロットチャネルを割り当てない基地局が存在する場合もある。基地局が端末に共通パイロットチャネルを割り当てない場合には、基地局の送信に利用される個別物理チャネルで音声データなどのユーザーデータに付随して送信される既知のシンボルデータを検出し、これを用いて周波数誤差を推定している。
しかしながら、例えば端末の移動に伴って通信相手の基地局の切り替え(ハンドオーバ)を行うような場合には、1つの端末と複数の基地局との間で同時に通信を行う必要があるため、次のような問題が生じる。同一システムの中に、ある端末に対して共通パイロットチャネルを割り当てる第1の基地局と割り当てない第2の基地局とが混在している場合に、1つの端末が第1の基地局および第2の基地局の両方からの信号を同時に受信してハンドオーバしようとする時には、受信したマルチパス信号の各パスの周波数誤差を共通パイロットチャネルもしくは個別物理チャネルのいずれかを使用して推定することになる。また、各パスの周波数誤差を合成する際に、両チャネルのシンボルレートおよび周波数誤差を算出する際のサンプリング間隔の違いのため、両方のチャネルの間で周波数誤差を合成することができない。従って、ハンドオーバしようとする時に正しく周波数を補正することができなかった。
本発明は、通信システムに共通パイロットチャネルを割り当てる基地局と割り当てない基地局とが混在する場合であっても、複数の基地局との間で同時に通信する時に端末の周波数を正しく補正することが可能な周波数制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、自局の送受信周波数を通信相手局の周波数に自動的に追従させる周波数制御装置であって、互いに異なる複数の物理チャネルについてそれぞれ周波数誤差の情報を検出する周波数誤差検出手段と、前記周波数誤差検出手段が検出した複数の物理チャネルの周波数誤差に関する情報を合成した結果を自局の周波数補正に反映する複数チャネル周波数誤差合成手段とを備える。すなわち、複数の物理チャネルについてそれぞれ検出された複数の周波数誤差に関する情報を合成した結果を自局の周波数補正に反映するので、ハンドオーバなどのために端末が複数の基地局との間で同時に通信する場合に、周波数誤差検出のために共通パイロットチャネルを割り当てられなかったとしても、複数の物理チャネルのそれぞれについて検出された周波数誤差の合成により、適切な周波数補正を行うことができ、端末の通信周波数を複数の基地局の通信周波数に追従させることができる。
本発明において、前記周波数誤差検出手段が検出した周波数誤差を同相成分(I)および直交成分(Q)に基づいて角度情報に変換して出力する補正角度算出手段を備え、前記複数チャネル周波数誤差検出手段は、前記補正角度算出手段が出力する角度情報を複数の物理チャネルについて合成した結果を自局の周波数補正に反映する。周波数誤差を角度情報に変換することにより、シンボルレートの違いやサンプリング間隔の違いの影響がなくなるので、複数の物理チャネル間でシンボルレートに違いがある場合や、周波数誤差を算出する際のサンプリング間隔に違いがある場合であっても、複数の物理チャネルの周波数誤差を適切に合成することが可能になる。
本発明において、前記周波数誤差検出手段が検出した周波数誤差の同相成分(I)および直交成分(Q)に基づいて、検出された周波数誤差の信頼度情報を算出する信頼度情報算出手段を備え、前記複数チャネル周波数誤差検出手段は、前記周波数誤差検出手段が検出した複数の周波数誤差に関する情報を、前記信頼度情報算出手段が出力する信頼度情報に従って合成した結果を自局の周波数補正に反映する。複数の物理チャネルの周波数誤差の情報を信頼度情報に従って合成することにより、複数の物理チャネルの周波数誤差をより適切に合成することが可能になる。周波数誤差の情報に同相成分と直交成分とが含まれている場合には、例えば同相成分の2乗と直交成分の2乗との和を信頼度情報として利用することができる。
本発明において、前記周波数誤差検出手段が検出した周波数誤差を同相成分(I)および直交成分(Q)に基づいて角度情報に変換して出力する補正角度算出手段と、前記周波数誤差検出手段が検出した周波数誤差の同相成分と直交成分とに基づいて、検出された周波数誤差の信頼度情報を算出する信頼度情報算出手段とを備え、前記複数チャネル周波数誤差検出手段は、前記補正角度算出手段が出力する角度情報を、前記信頼度情報算出手段が出力する信頼度情報でそれぞれ重み付けしてから複数の物理チャネルについて合成した結果を自局の周波数補正に反映する。周波数誤差を角度情報に変換することにより、シンボルレートの違いやサンプリング間隔の違いの影響がなくなるので、複数の物理チャネル間でシンボルレートに違いがある場合や、周波数誤差を算出する際のサンプリング間隔に違いがある場合であっても、複数の物理チャネルの周波数誤差を適切に合成することが可能になる。また、複数の物理チャネルの周波数誤差の情報を信頼度情報に従って合成することにより、複数の物理チャネルの周波数誤差をより適切に合成することが可能になる。周波数誤差の情報に同相成分と直交成分とが含まれている場合には、例えば同相成分の2乗と直交成分の2乗との和を信頼度情報として利用することができる。
本発明によれば、端末がハンドオーバのために、共通パイロットチャネルを割り当てる基地局および割り当てない基地局の双方との間で同時に通信する場合であっても、周波数の補正を適切に行うことができ、ハンドオーバの際により安定した通信が可能になる。
図1は本発明の実施の形態に係る自動周波数制御装置の構成を示すブロック図である。図2は補正角度合成部の具体的な構成を示すブロック図である。図1に示す自動周波数制御装置102は、CDMA通信システムの携帯電話端末に搭載されることを想定して構成してある。携帯電話端末が基地局から受信した受信信号(マルチパス信号)は、パス毎に分離され、パス毎の受信信号122a,122b,122cとして自動周波数制御装置102に入力される。
自動周波数制御装置102には、図1に示すようにミキサ104a〜104c,周波数誤差測定部106a〜106c,周波数誤差合成部108a,108b,推定チャネル制御装置110,補正角度算出部112a,112b,信頼度情報算出部114a,114b,補正角度合成部116,CPU(中央制御ユニット)118および発振器120が設けてある。
ミキサ104a〜104cは、入力されるパス毎の受信信号122a,122b,122cの周波数変換(ダウンコンバート)を行う。すなわち、受信信号122a,122b,122cはミキサ104a〜104cによって発振器120から出力される信号と掛け合わされ、対応する逆拡散された信号の周波数に比例してダウンコンバートされる。周波数誤差測定部106a〜106cは、それぞれミキサ104a〜104cから出力される信号を入力して逆拡散および周波数誤差の測定を行う。周波数誤差測定部106a〜106cが周波数誤差の測定を行う際には、推定チャネル制御装置110によって指定された物理チャネルに対する周波数誤差を測定する。周波数誤差測定部106a〜106cは、それぞれのパスに関する測定結果の周波数誤差情報と測定対象になった物理チャネルを示す情報とを周波数誤差合成部108aおよび108bに与える。周波数誤差合成部108aおよび108bは、周波数誤差測定部106a〜106cから入力される対象チャネルを示す情報に基づいて、周波数誤差を合成すべきパスを選定し、選定したパスの複数の周波数誤差を合成する。この例では、周波数誤差合成部108aおよび108bは互いに異なる物理チャネルについて周波数誤差を合成する。すなわち、周波数誤差合成部108aは個別物理チャネルについて周波数誤差を合成し、周波数誤差合成部108bは共通パイロットチャネルについて周波数誤差を合成する。周波数誤差合成部108aが合成した周波数誤差の情報は補正角度算出部112aおよび信頼度情報算出部114aに入力され、周波数誤差合成部108bが合成した周波数誤差の情報は補正角度算出部112bおよび信頼度情報算出部114bに入力される。各々の周波数誤差の情報は、同相成分(I)および直交成分(Q)を含んでいる。補正角度算出部112a,112bは、それぞれ入力される周波数誤差の情報に基づき角度情報θを生成する。角度情報θは例えば次式で表される。
θ=atan(F(Q)/F(I)) ・・・(1)
但し、
F(Q):入力される周波数誤差情報のQ成分
F(I):入力される周波数誤差情報のI成分
但し、
F(Q):入力される周波数誤差情報のQ成分
F(I):入力される周波数誤差情報のI成分
信頼度情報算出部114a,114bは、それぞれ入力される周波数誤差の情報に基づき信頼度情報Rを生成する。信頼度情報Rは例えば次式で表される。
R=F(I)2+F(Q)2 ・・・・(2)
但し、
F(I):入力される周波数誤差情報のI成分
F(Q):入力される周波数誤差情報のQ成分
但し、
F(I):入力される周波数誤差情報のI成分
F(Q):入力される周波数誤差情報のQ成分
補正角度合成部116は、それぞれの物理チャネルについて、入力される角度情報θに信頼度情報Rの重み付けをしてから、複数の物理チャネルの角度情報を合成し、補正角度として出力する。補正角度合成部116が出力する補正角度の情報はCPU118に入力される。CPU118は、補正角度の情報に基づいて、発振器120が出力する信号の周波数を補正するように発振器120を制御する。発振器120は、CPU118の制御に従って基準周波数を補正し、補正された基準周波数に応じた周波数の信号を出力する。すなわち、検出された周波数誤差に応じた補正角度の情報が発振器120の入力にフィードバックされ、周波数誤差がなくなるように基準周波数を自動的に補正するので、端末の送受信周波数は基地局が送信する信号の周波数に追従するように制御される。
次に、補正角度合成部116の具体的な構成および動作について説明する。補正角度合成部116は、図2に示すようにミキサ210a,210b,加算器212a,212bおよび除算器214を備えている。ミキサ210aの一方の入力端子には補正角度算出部112aが出力する個別物理チャネル角度情報202が入力され、もう一方の入力端子には信頼度情報算出部114aの出力する個別物理チャネル信頼度情報206が入力される。また、ミキサ210bの一方の入力端子には補正角度算出部112bが出力する共通パイロットチャネル角度情報204が入力され、もう一方の入力端子には信頼度情報算出部114bが出力する共通パイロットチャネル信頼度情報208が入力される。ここでは、個別物理チャネル角度情報202をθdで表し、個別物理チャネル信頼度情報206をRdで表し、共通パイロットチャネル角度情報204をθpで表し、共通パイロットチャネル信頼度情報208をRpで表す。これらはそれぞれ次式のように算出される。
θd=atan(Fd(Q)/Fd(I))
Rd=Fd(I)2+Fd(Q)2
θp=atan(Fp(Q)/Fp(I))
Rp=Fp(I)2+Fp(Q)2
但し、
Fd(Q):個別物理チャネルの周波数誤差情報のQ成分
Fd(I):個別物理チャネルの周波数誤差情報のI成分
Fp(Q):共通パイロットチャネルの周波数誤差情報のQ成分
Fp(I):共通パイロットチャネルの周波数誤差情報のI成分
Rd=Fd(I)2+Fd(Q)2
θp=atan(Fp(Q)/Fp(I))
Rp=Fp(I)2+Fp(Q)2
但し、
Fd(Q):個別物理チャネルの周波数誤差情報のQ成分
Fd(I):個別物理チャネルの周波数誤差情報のI成分
Fp(Q):共通パイロットチャネルの周波数誤差情報のQ成分
Fp(I):共通パイロットチャネルの周波数誤差情報のI成分
ミキサ210aは個別物理チャネルの角度情報θdと信頼度情報Rdとを掛け合わせた結果を出力し、ミキサ210bは共通パイロットチャネルの角度情報θpと信頼度情報Rpとを掛け合わせた結果を出力する。加算器212aは、ミキサ210aの出力とミキサ210bの出力とを加算した結果を出力する。一方、加算器212bは個別物理チャネルの信頼度情報Rdと共通パイロットチャネルの信頼度情報Rpとを加算した結果を出力する。そして、除算器214は加算器212aが出力する値を加算器212bが出力する値で除算しその結果を補正角度Θとして出力する。この補正角度ΘがCPU118に入力される。補正角度Θは次式で表される。
Θ=(Rd・θd+Rp・θp)/(Rd+Rp)
このようにして、異なる物理チャネルの周波数誤差情報を重み付けしてから合成することにより、共通パイロットチャネルを割り当てないような基地局からの信号を受信した際にも個別物理チャネルから周波数誤差を求め、共通パイロットチャネルから求めた周波数誤差と合成することができるので、ハンドオーバの際にも周波数補正精度の低下を抑制し周波数を正しく補正することができる。
本発明の周波数制御装置は、シンボルレートや周波数誤差を算出するサンプリング間隔が異なる複数の物理チャネル間で周波数誤差を合成することも可能であるため、例えばCDMAシステムを用いた携帯電話などに適用することにより、ハンドオーバの際に携帯電話が複数の基地局との間で同時に通信を行い、複数の物理チャネルでそれぞれ周波数誤差を算出する場合でも、算出された複数の周波数誤差を合成して周波数を正しく補正することが可能になる。
102 自動周波数制御装置
104a,104b,104c ミキサ
106a,106b,106c 周波数誤差測定部
108a,108b 周波数誤差合成部
110 推定チャネル制御装置
112a,112b 補正角度算出部
114a,114b 信頼度情報算出部
116 補正角度合成部
118 CPU
120 発振器
122a,122b,122c パス毎の受信信号
202 個別物理チャネル角度情報
204 共通パイロットチャネル角度情報
206 個別物理チャネル信頼度情報
208 共通パイロットチャネル信頼度情報
210a,210b ミキサ
212a,212b 加算器
214 除算器
216 補正角度情報
104a,104b,104c ミキサ
106a,106b,106c 周波数誤差測定部
108a,108b 周波数誤差合成部
110 推定チャネル制御装置
112a,112b 補正角度算出部
114a,114b 信頼度情報算出部
116 補正角度合成部
118 CPU
120 発振器
122a,122b,122c パス毎の受信信号
202 個別物理チャネル角度情報
204 共通パイロットチャネル角度情報
206 個別物理チャネル信頼度情報
208 共通パイロットチャネル信頼度情報
210a,210b ミキサ
212a,212b 加算器
214 除算器
216 補正角度情報
Claims (5)
- 自局の送受信周波数を通信相手局の周波数に自動的に追従させる周波数制御装置であって、
互いに異なる複数の物理チャネルについてそれぞれ周波数誤差の情報を検出する周波数誤差検出手段と、
前記周波数誤差検出手段が検出した複数の物理チャネルの周波数誤差に関する情報を合成した結果を自局の周波数補正に反映する複数チャネル周波数誤差合成手段と
を備える周波数制御装置。 - 請求項1に記載の周波数制御装置において、
前記周波数誤差検出手段が検出した周波数誤差を同相成分(I)および直交成分(Q)に基づいて角度情報に変換して出力する補正角度算出手段を備え、
前記複数チャネル周波数誤差検出手段は、前記補正角度算出手段が出力する角度情報を複数の物理チャネルについて合成した結果を自局の周波数補正に反映する周波数制御装置。 - 請求項1に記載の周波数制御装置において、
前記周波数誤差検出手段が検出した周波数誤差の同相成分(I)および直交成分(Q)に基づいて、検出された周波数誤差の信頼度情報を算出する信頼度情報算出手段を備え、
前記複数チャネル周波数誤差検出手段は、前記周波数誤差検出手段が検出した複数の周波数誤差に関する情報を、前記信頼度情報算出手段が出力する信頼度情報に従って合成した結果を自局の周波数補正に反映する周波数制御装置。 - 請求項1に記載の周波数制御装置において、
前記周波数誤差検出手段が検出した周波数誤差を同相成分(I)および直交成分(Q)に基づいて角度情報に変換して出力する補正角度算出手段と、前記周波数誤差検出手段が検出した周波数誤差の同相成分および直交成分に基づいて、検出された周波数誤差の信頼度情報を算出する信頼度情報算出手段とを備え、
前記複数チャネル周波数誤差検出手段は、前記補正角度算出手段が出力する角度情報を、前記信頼度情報算出手段が出力する信頼度情報でそれぞれ重み付けしてから複数の物理チャネルについて合成した結果を自局の周波数補正に反映する周波数制御装置。 - 請求項1から4の何れか一項記載の周波数制御装置を搭載した携帯電話装置。
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-
2004
- 2004-11-10 JP JP2004326876A patent/JP2006140631A/ja not_active Withdrawn
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