JP5598895B2 - アルミニウムダイカスト合金、この合金からなる鋳造コンプレッサ羽根車およびその製造方法 - Google Patents
アルミニウムダイカスト合金、この合金からなる鋳造コンプレッサ羽根車およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5598895B2 JP5598895B2 JP2009005657A JP2009005657A JP5598895B2 JP 5598895 B2 JP5598895 B2 JP 5598895B2 JP 2009005657 A JP2009005657 A JP 2009005657A JP 2009005657 A JP2009005657 A JP 2009005657A JP 5598895 B2 JP5598895 B2 JP 5598895B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- cast
- compressor impeller
- casting
- strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
また、前記複数の羽根部が、長羽根と短羽根とが交互に配列されて成る鋳造コンプレッサ羽根車にも、前記本発明のアルミニウムダイカスト合金を用いることができる。
以下、本発明のアルミニウムダイカスト合金について、基となるAlに対する添加元素と各元素の含有量の限定理由について詳細に説明する。また、各元素の含有量は、特に断らない場合には質量%で示す。
本発明のアルミニウムダイカスト合金においては、Feの含有量を2.0〜2.5%とする。本発明の合金がFe基材でなるダイカスト用金型に対する実用的な耐焼付性を発揮するためには、Feは最も重要な元素となる。加えて、Feは、後述するNiと同様に、AlやCuと金属間化合物を生成することによって特に高温域における合金強度を向上させる作用効果を有する。よって、本発明においては、合金強度向上効果を有する他のCu、Mg、Niの含有バランスを考慮した上でFeを2.0%以上含有することによりダイカスト金型に対する実用に適う耐焼付性を得ることができ、金型への溶湯の固着や溶湯による金型の溶損を防止してダイカスト金型の長寿命化を図ることができる。一方、Feを2.5%以下の含有に抑えることにより、例えば鋳造コンプレッサ羽根車用途等では致命的となる脆化を抑止して合金強度を確保することができる。
本発明のアルミニウムダイカスト合金においては、Niの含有量を0.5〜2.0%とする。本発明の合金が150〜180℃さらには180〜200℃といった高温域において好適な合金強度を有するためには、上述したFeとともにNiを含有することが重要となる。Niは、AlやCuと耐熱性向上効果を有する金属間化合物であるY相(Al5NiCu)を粒界に生成し、常温に限らず高温域においても合金強度を向上させる作用効果を有する。よって、本発明においては、合金強度向上効果を有する他のCu、Mg、Feの含有バランスを考慮した上でNiを0.5%以上含有することにより、常温において従来合金A354と同等な合金強度を得ることができ、さらには180〜200℃といった高温域においても好適な合金強度を期待することができる。一方、Niを2.0%以下の含有に抑えることにより、他元素による必要効果を確保しながらNi系の晶出物や析出物の過剰生成による合金の脆化を抑止して合金強度を確保することができる。なお、本発明のアルミニウムダイカスト合金において、より高い伸びを所望する場合は含有するNiを0.5〜1.5%とし、より高い耐焼付性を所望してFeを多目に添加する場合は含有するNiを0.5〜1.2%とすることが望ましい。
Siを多量に含まない本発明の合金においては、CuおよびMgは、Alマトリックス内に固溶することで合金強度を向上させる固溶強化や、鋳造後に熱処理(T6処理:JIS−H0001)を施すことで合金強度を向上させる析出強化といった作用効果を発現することのできる重要な元素である。よって、本発明のアルミニウムダイカスト合金においては、上述した固溶強化や析出強化といった作用効果を得て合金強度を向上させるために、Cuを2.5〜3.5%含有させる。Cuを2.5%以上含有することにより、Alマトリックス内へのCuの固溶量を確保して固溶強化効果を得ることができ、同時に、粒界に適量の金属間化合物CuAl2(θ相)およびAlやFeとの金属間化合物を晶出もしくは析出させて合金強度を向上させることができる。一方、Cuを3.5%以下の含有に抑えることにより、他元素による必要効果を確保しながら金属間化合物の過剰生成を抑止して破断伸び(以下、伸びという)が低下しないようにすることができる。なお、望ましくは、Mgを0.5〜1.2%の含有に抑えた上でCuを3.0〜3.5%含有することであり、これにより上述したY相とθ相とのバランスが一層好適化されて合金強度の向上が期待できる。
本発明のアルミニウムダイカスト合金においては、上述したCuと同様に固溶強化や析出強化といった作用効果を有するMgを0.5〜2.0%含有させる。Mgを0.5%以上含有することにより、Alマトリックス内へのMgの固溶量を確保でき、もしくはSiを含む場合にはMgとSiとで金属間化合物(Mg2Si)を生成させて結晶に固溶させることができ、これにより伸びの向上効果を得ることができる。一方、Mgを2.0%以下の含有に抑えることにより、他元素による必要効果を確保しながらMgを余剰させないようにすることができ、合金の脆化を防止できるるとともに鋳造性を著しく阻害しないようにすることができる。なお、望ましくは、上述したようにMgを0.5〜1.2%の含有に抑えた上でCuを3.0〜3.5%含有することである。
本発明のアルミニウムダイカスト合金は、Alに対する各添加元素Cu、Mg、Ni、Feの総含有量を6.5〜8.0%の範囲に規制する。
本発明のアルミニウムダイカスト合金は、上述したように、実用的な耐焼付性の確保のため、常温での合金強度の確保のため、さらには高温域での合金強度向上のため、Alに添加する各元素の含有量を適正化し、合金の結晶や粒界が強化されてバランスした好適な鋳造組織形態を形成することが重要となる。よって、本発明においては、各添加元素の総含有量の下限を6.5%とすることにより晶出物や析出物を必要量生成させて実用に適う耐焼付性と常温における合金強度を得ることができ、さらには高温域における合金強度向上が期待でき、一方、上限を8.0%とすることにより晶出物や析出物が過剰生成しないようにして合金の脆化を防止することができる。
Ti:0.05〜0.20%
本発明においては、Ti含有量を0.05〜0.20%とする。Tiを含有することにより、Alマトリックスが生成される過程でTiAl3等の結晶核が結晶粒界に晶出し、これによりAlマトリックスの結晶粒の成長が抑制されてAlマトリックスの結晶粒を微細化することができ、合金強度の更なる向上が期待できる。例えばコンプレッサ羽根車をダイカスト形成する場合、急冷凝固によって薄肉である羽根部の凝固組織は微細化され、羽根部に比べて鋳造容量の大きいハブ部の凝固速度が極端に遅くなって凝固組織が粗大化されることが予測される。よって、適量のTiを添加して鋳造容量の大きいハブ部における結晶粒の粗大化を防止することにより、鋳造コンプレッサ羽根車の強度を向上させることができる。なお、従来のA354では、Ti含有量は0.20%以下とされ、必ずしも含有しなくともよいとされる元素である。しかしながら、本発明においては、Tiを0.05%以上含有することにより結晶粒の微細化効果を確実に得ることができ、これにより例えば上述した羽根車のハブ部に十分な強度を持たせることができる。一方、Tiを0.20%以下の含有に抑制することにより、結晶粒の微細化に寄与しない余剰のTiが他元素とTiAl3などの金属間化合物をAlマトリックスの結晶粒界に過剰に晶出することを抑制して合金の脆化を防止することができる。
Siは合金製造過程において不可避的に混入しやすい元素である。そして、Siは、Mgと結び付いてMg2Siを生成したり、共晶Siを生成したりする元素であり、これらの生成物を過多に生成してしまうと合金の伸びが劣化することがある。また、Siは、Mgに対して優先的に結合するためSiが過多であるとAlマトリックス内に固溶するMg量が減少し、これにより合金強度を低下させることがある。一方、少量のSiを添加すると、Mgと結び付いて生成されたMg2Siが溶体化処理によってAlマトリックス内へ固溶し、次いで時効処理によって粒界に均一かつ微細に析出するため、固溶強化や析出強化による合金強度向上が期待できる。また、Siの添加は、例えばコンプレッサ羽根車をダイカスト形成する場合に薄肉の羽根部に対する湯流れ性向上が期待できる。よって、本発明においては、Siを含有しなくてもよいが、合金の強度や伸びを阻害しないように1.0%以下とする。
本発明の鋳造コンプレッサ羽根車は、上述の本発明のアルミニウムダイカスト合金を用いてダイカスト形成することにより得られるものであり、ハブ軸部と、該ハブ軸部から半径方向に延在するとともにハブ面とディスク面を有するハブディスク部と、前記ハブ面に配設された複数の羽根部とを有してなる羽根車形状を有している。また、複数の羽根部は、長羽根と短羽根とが交互に配列されたものであってもよい。
まず、ダイカスト成形装置により、上述の本発明のアルミニウムダイカスト合金からなる溶湯を用いてダイカスト形成することにより、コンプレッサ羽根車の形状を有する成形体を得る。次いで、得られた成形体に対して好適な条件で溶体化処理および時効処理を施す。具体的には、例えば、温度:480〜550℃、時間:6〜16hで溶体化処理した後に、温度:150〜200℃、時間:3〜16hで時効処理を施すことが好適である。また、必要に応じてバリ取りや研磨等の後処理を施すといった手段である。また、ダイカスト形成後の成形体に対し、HIP処理を施してもよい。
また、溶体化処理は、Alマトリックス内への金属間化合物の固溶量の確保や、固溶において金属間化合物を均一に分布させることを考慮し、より望ましくは、温度:530〜550℃、時間:8〜12hで処理する。また、時効処理は、金属間化合物の析出量の確保や、析出において金属間化合物を均一に分布させることを考慮し、より望ましくは、温度:170〜190℃、時間:6〜10hで処理する。
第一に、本発明のアルミニウムダイカスト合金のアルミニウム鋳造用合金としての適用可能性を確認するために、本発明のアルミニウムダイカスト合金が上述した従来合金A354と同等もしくはそれ以上の合金強度を有するものであるかを評価した。そしてまた、従来はFe含有量が多くなると、合金の脆化が促進されて合金強度が劣化するとされていたことについて、後述するように溶体化および時効の各処理条件を同一としたときの合金の伸びを調べて評価した。
以下、各元素の含有量はすべて質量%で記載する。なお、各試験片No.1〜6には、当然のことながら不可避的不純物が含まれているが、表1においては不可避的不純物の記載を省略している。
まず、大気雰囲気の電気溶解炉を用いて各々の溶湯を個別に製造し、温度720℃の試料となる溶湯をスプーンにより採取し、型温100℃のJIS4号舟形金型(高さ40mm、長さ180mm下部幅20mm、上部幅30mm)に大気中で鋳造形成することにより、各々複数の試供体を製作した。得られた各試供体に対して、温度525℃、加圧力103MPaで2時間保持する条件でHIP処理を施し、次いで、温度540℃で12時間保持した後に湯冷する溶体化処理を施し、さらに温度180℃で8時間保持した後に空冷する時効処理を施した。なお、溶体化および時効の各処理条件は、各試験片の諸特性を単純に比較するために各試験片の化学成分に拠らず全て同一の処理条件とし、一般に従来合金A354に適用される処理条件を選定した。
なお、表1において、本発明のアルミニウムダイカスト合金の実施例となるものは試験片No.1〜4(以下、本発明合金ともいう)、また、比較例となるものは、従来合金A354成分に相当する試験片No.5と従来合金A355成分に相当する試験片No.6、および、特許文献1の実施例に開示されている合金成分(以下、文献開示合金という)No.7である。
常温における0.2%耐力は、本発明合金(No.1〜4)は297〜311MPaに達し、従来合金A354(No.5)は326MPa、従来合金A355(No.6)は296MPaであった。この結果より、従来合金であるA354およびA355の0.2%耐力を斟酌し、300MPa前後の耐力を有するアルミニウム合金であれば例えば鋳造コンプレッサ羽根車に適用可能であると判断できる。よって、本発明合金は、比較した従来合金と同等の300MPa程度の0.2%耐力を有することが確認できたので、常温における0.2%耐力の点では、アルミニウム鋳造用合金として実用に適うものであることが判った。
本発明合金の常温における引張強さは、FeとNiの総含有量が最も少ないNo.4で370MPaであり、FeとNiの総含有量が増えるほどに引張強さが向上してNo.1では408MPaに達した。よって、例えば本発明合金でなる鋳物部材は、常温において370MPa程度の引張強さを有することができ、さらには製造条件等をより好適に選定することによって400MPaを超える引張強さを有することができ、実用に際し、該鋳物部材が容易に損壊したり亀裂を生じたりしない強度を有するものとなることが判った。
前記表1に示すように、溶体化処理および時効処理をすべて同じ処理条件として実施したところ、FeとNiの総含有量が最も多いために脆化しやすく伸びが低下するであろうと予測していた本発明合金No.1の常温における伸びは5.5%に達した。一方、FeとNiの総含有量がNo.1よりも少量である本発明合金No.2〜4の常温における伸びは1.8〜2.5%と低かった。しかしながら、本発明合金No.2〜4の伸びが低くなった原因が、実質的に合金強度を決することとなる溶体化処理および時効処理の各処理条件を上述したように各試験片の化学成分に拠らず全て同一の処理条件としたためであることは容易に推測でき、このことは同じ処理条件で溶体化処理および時効処理を施したFe含有量が最も多く伸びが低下しやすい本発明合金No.1が5%を超える伸びを有することができたことからも容易に推測できた。
第二に、本発明のアルミニウムダイカスト合金のFe基材でなる金型に対する耐焼付性に係る作用効果について評価した。具体的には、前記表1においてNo.1〜7で示す各化学成分を有する溶湯を個別に準備し、該溶湯内にFe基材でなる丸棒形状のTPを一定時間繰り返し浸漬する浸漬試験を実施し、該TPに対する溶湯の固着の程度および該TPの溶損の程度を目視で確認した。なお、前記TPは、日立金属株式会社製ダイカスト金型用鋼DAC(日立金属登録商標)(JIS−SKD61相当材)を用い、機械加工によって丸棒形状としたものである。
次に、本発明のアルミニウムダイカスト合金を用いて、図1に示す鋳造コンプレッサ羽根車1(羽根車1)を製作した。
具体的には、まず、ハブ軸部2と、該ハブ軸部2から半径方向に延在するとともにハブ面4とディスク面5を有するハブディスク部3、前記ハブ面4に配設された複数の羽根部とを含む羽根車形状体である羽根車1と、実質的に同形状の空間からなるキャビティを6台のスライド金型を用いて画成したダイカスト形成用金型を準備した。次に、前記ダイカスト形成用金型を組み込んだダイカスト成形機に対して、前記表1に示すFe含有量2.22%のNo.1相当の化学成分を有する溶湯を供給し、ダイカスト形成用金型のキャビティ内に溶湯を射出して充填した。そして、充填した溶湯が十分に凝固するまで放冷した。放冷後、ダイカスト形成用金型のキャビティを画成していたスライド金型を、ハブ軸部2の軸心から半径方向に移動しながら回転させて離型し、羽根車1と実質的に同形状にダイカスト形成された成形体を得た。離型の際、前記成形体は金型から滑らかに離型できた。また、前記成形体には、外観上、金型との焼付現象と考えられる疵等は認められず、溶湯の不廻り、ヒケ、ピンホールといった鋳造欠陥も認められなかった。
Claims (5)
- 質量%でCu+Mg+Ni+Fe:6.5〜8.0%を満足するように、Cu:2.5〜3.5%、Mg:0.5〜2.0%、Ni:0.5〜2.0%、Fe:2.0〜2.5%、さらにTi:0.05〜0.20%、Si:1.0%以下、Fe+Mn:2.6%以下を満足するようにMn:0.6%以下を含む、残部がAlおよび不可避的不純物でなることを特徴とするアルミニウムダイカスト合金。
- 請求項1に記載のアルミニウムダイカスト合金で形成された鋳造コンプレッサ羽根車であって、ハブ軸部と、該ハブ軸部から半径方向に延在するとともにハブ面とディスク面を有するハブディスク部と、前記ハブ面に配設された複数の羽根部とを含むことを特徴とする鋳造コンプレッサ羽根車。
- 複数の羽根部が、交互に配列された長羽根と短羽根からなることを特徴とする請求項2に記載の鋳造コンプレッサ羽根車。
- 請求項1に記載のアルミニウムダイカスト合金を用いて、ハブ軸部と、該ハブ軸部から半径方向に延在するとともにハブ面とディスク面を有するハブディスク部と、前記ハブ面に配設された複数の羽根部とを含む、羽根車形状にダイカスト形成した成形体を用意する段階と、該成形体に対して溶体化処理を施す段階と、前記溶体化処理された前記成形体に対して時効処理を施す段階とを含む、ことを特徴とする鋳造コンプレッサ羽根車の製造方法。
- 前記成形体に対してHIP処理を施す段階を含むことを特徴とする請求項4に記載の鋳造コンプレッサ羽根車の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009005657A JP5598895B2 (ja) | 2009-01-14 | 2009-01-14 | アルミニウムダイカスト合金、この合金からなる鋳造コンプレッサ羽根車およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009005657A JP5598895B2 (ja) | 2009-01-14 | 2009-01-14 | アルミニウムダイカスト合金、この合金からなる鋳造コンプレッサ羽根車およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010163644A JP2010163644A (ja) | 2010-07-29 |
JP5598895B2 true JP5598895B2 (ja) | 2014-10-01 |
Family
ID=42580036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009005657A Expired - Fee Related JP5598895B2 (ja) | 2009-01-14 | 2009-01-14 | アルミニウムダイカスト合金、この合金からなる鋳造コンプレッサ羽根車およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5598895B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5695867B2 (ja) * | 2010-09-13 | 2015-04-08 | 株式会社東芝 | タービン発電機冷却用ファンおよびその製造方法 |
US10018203B2 (en) | 2012-10-26 | 2018-07-10 | Uacj Corporation | Al alloy cast impeller for compressor and process for producing same |
JP2017503086A (ja) * | 2013-12-13 | 2017-01-26 | リオ ティント アルカン インターナショナル リミテッドRio Tinto Alcan International Limited | 改善された高温性能を有するアルミニウム鋳造合金 |
WO2015141191A1 (ja) * | 2014-03-15 | 2015-09-24 | 株式会社Uacj | Al合金鋳物製コンプレッサーインペラー及びその製造方法 |
JP5863937B1 (ja) * | 2014-12-12 | 2016-02-17 | 三菱重工業株式会社 | マグネシウム鋳物のhip処理方法、hip処理方法を用いて形成されたヘリコプターのギアボックス |
CN107419139A (zh) * | 2017-06-27 | 2017-12-01 | 南京律智诚专利技术开发有限公司 | 一种用于航空器压气机叶轮的合金 |
CN108749500A (zh) * | 2018-06-14 | 2018-11-06 | 安庆市汇通汽车部件有限公司 | 一种v型推力杆及其制造方法 |
CN110257652A (zh) * | 2019-06-27 | 2019-09-20 | 北京京翰林模具制造有限公司 | 一种铝合金铸造汽车车轮、设计方法及制造方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5853702B2 (ja) * | 1980-05-26 | 1983-11-30 | 株式会社 日本軽金属総合研究所 | 強靭性ダイカスト用アルミニウム合金 |
BRPI0519400A2 (pt) * | 2004-12-23 | 2009-01-20 | Commw Scient Ind Res Org | tratamento tÉrmico de fundiÇÕes sob pressço em alta pressço de liga de alumÍnio |
EP2036993A4 (en) * | 2006-06-29 | 2011-01-26 | Hitachi Metals Ltd | ALLOY ALLOY FOR CASTING, MOLDED COMPRESSOR ROTOR COMPRISING ALLOY AND PROCESS FOR PRODUCING THE SAME |
JP2008088460A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Hitachi Metal Precision:Kk | 高強度アルミニウム鋳造合金およびこれを用いたコンプレッサ羽根車 |
JP4845201B2 (ja) * | 2006-10-30 | 2011-12-28 | 日立金属株式会社 | アルミニウムダイカスト合金およびこれを用いたコンプレッサ羽根車 |
JP4958292B2 (ja) * | 2007-07-19 | 2012-06-20 | 日立金属株式会社 | アルミニウムダイカスト合金、この合金からなる鋳造コンプレッサ羽根車およびその製造方法 |
-
2009
- 2009-01-14 JP JP2009005657A patent/JP5598895B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010163644A (ja) | 2010-07-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5598895B2 (ja) | アルミニウムダイカスト合金、この合金からなる鋳造コンプレッサ羽根車およびその製造方法 | |
US8292589B2 (en) | Casting aluminum alloy, cast compressor impeller comprising the alloy, and process for producing the same | |
US7584778B2 (en) | Method of producing a castable high temperature aluminum alloy by controlled solidification | |
KR100829880B1 (ko) | 컴프레서 임펠러 및 그 제조 방법 | |
EP1561831A2 (en) | Castable high temperature aluminium alloy | |
JP4290024B2 (ja) | 耐熱強度に優れたターボチャージャー用アルミニウム合金鋳物製コンプレッサーインペラー | |
CN109868393B (zh) | 用于气缸盖的高温铸造铝合金 | |
JP4845201B2 (ja) | アルミニウムダイカスト合金およびこれを用いたコンプレッサ羽根車 | |
JP5758402B2 (ja) | 機械的強度が高く、耐熱クリープ性も高い、銅アルミニウム合金製の鋳造部品 | |
RU2018137848A (ru) | Алюминиевые сплавы с содержанием железа, кремния, ванадия и меди и с большим объемом керамической фазы | |
JP4958292B2 (ja) | アルミニウムダイカスト合金、この合金からなる鋳造コンプレッサ羽根車およびその製造方法 | |
EP2913122B1 (en) | Al alloy cast impeller for compressor and process for producing same | |
FR2818288A1 (fr) | PROCEDE DE FABRICATION D'UNE PIECE DE SECURITE EN ALLIAGE Al-Si | |
JP2010053743A (ja) | ダイカスト製コンプレッサ羽根車 | |
JPH1112674A (ja) | 内燃機関ピストン用アルミニウム合金およびアルミニウム合金製ピストン | |
JP4905680B2 (ja) | マグネシウム鋳造合金およびこれを用いたコンプレッサ羽根車 | |
JP4526768B2 (ja) | マグネシウム合金 | |
JP2007169731A (ja) | アルミニウム鋳造合金およびこれを用いたコンプレッサ羽根車 | |
JP2009041066A (ja) | 耐熱性に優れたマグネシウムダイカスト部品、鋳造コンプレッサ羽根車およびその製造方法 | |
JPH11246925A (ja) | 高靱性アルミニウム合金鋳物およびその製造方法 | |
JP5083965B2 (ja) | 鋳造コンプレッサ羽根車 | |
JP2008196367A (ja) | コンプレッサ用鋳造羽根車およびその製造方法 | |
JP2008088460A (ja) | 高強度アルミニウム鋳造合金およびこれを用いたコンプレッサ羽根車 | |
JP2006161103A (ja) | アルミニウム合金部材およびその製造方法 | |
JP5415655B1 (ja) | Al合金鋳物製コンプレッサーインペラー及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111212 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130814 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130826 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140530 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140711 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140806 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140806 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5598895 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |