JP5758402B2 - 機械的強度が高く、耐熱クリープ性も高い、銅アルミニウム合金製の鋳造部品 - Google Patents

機械的強度が高く、耐熱クリープ性も高い、銅アルミニウム合金製の鋳造部品 Download PDF

Info

Publication number
JP5758402B2
JP5758402B2 JP2012545367A JP2012545367A JP5758402B2 JP 5758402 B2 JP5758402 B2 JP 5758402B2 JP 2012545367 A JP2012545367 A JP 2012545367A JP 2012545367 A JP2012545367 A JP 2012545367A JP 5758402 B2 JP5758402 B2 JP 5758402B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cast
content
alloy
component according
insert
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012545367A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013515169A (ja
Inventor
ガラ,ミシェル
メイジャー,ジェイムズ,フレデリック
ジャン,ダニー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rio Tinto Alcan International Ltd
Original Assignee
Rio Tinto Alcan International Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rio Tinto Alcan International Ltd filed Critical Rio Tinto Alcan International Ltd
Publication of JP2013515169A publication Critical patent/JP2013515169A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5758402B2 publication Critical patent/JP5758402B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C21/00Alloys based on aluminium
    • C22C21/12Alloys based on aluminium with copper as the next major constituent
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D21/00Casting non-ferrous metals or metallic compounds so far as their metallurgical properties are of importance for the casting procedure; Selection of compositions therefor
    • B22D21/002Castings of light metals
    • B22D21/007Castings of light metals with low melting point, e.g. Al 659 degrees C, Mg 650 degrees C
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C21/00Alloys based on aluminium
    • C22C21/12Alloys based on aluminium with copper as the next major constituent
    • C22C21/14Alloys based on aluminium with copper as the next major constituent with silicon
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C21/00Alloys based on aluminium
    • C22C21/12Alloys based on aluminium with copper as the next major constituent
    • C22C21/16Alloys based on aluminium with copper as the next major constituent with magnesium
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22FCHANGING THE PHYSICAL STRUCTURE OF NON-FERROUS METALS AND NON-FERROUS ALLOYS
    • C22F1/00Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working
    • C22F1/04Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working of aluminium or alloys based thereon
    • C22F1/057Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working of aluminium or alloys based thereon of alloys with copper as the next major constituent

Description

本発明は、高い機械的応力を受け、少なくともその幾つかの領域で、高温で機能する、特に過給ディーゼルエンジンやガソリンエンジンのシリンダヘッドのような、銅アルミニウム合金製の鋳造部品に関するものである。
逆の記載がある場合は別として、合金の化学組成に関連する数値は全て重量パーセントで示す。
大量生産される自動車のシリンダヘッドに通常用いられている合金は、基本的には(一般的に5から10%のSiの)珪素合金であり、該合金は、特に加熱状態での機械的特性を高めるために、多くの場合銅とマグネシウムを含んでいる。主に使用されているタイプを挙げると、AlSi7Mg、AlSi7CuMg、AlSi(5から8)Cu3Mg、AlSi10Mg、AlSi10CuMgなどがある。このような合金の使用に際しては、時として、一切の処理を加えていないF状態で、また時として、単に時効処理をしただけのT5状態で、また時として、溶体化処理し、焼入れをし、硬化が頂点に達したところか、または、それよりは幾分低いところで時効処理をするT6状態で、そして多くの場合、溶体化処理し、焼入れをし、過時効処理をし、もくしは安定化させるというT7状態というような、様々な様式の熱処理が加えられる。
珪素アルミニウム合金を用いるのは、その優れた鋳造特性のためである。該特性とは、特に熱間割れの恐れがなく、高い鋳造性、引け巣の高い供給能力である。このような珪素が5%以上の合金のみが、大量生産の自動車用シリンダヘッドの製造では主流をなす方法である、重力もしくは低圧によるシェルモールド鋳造法に適している。
高性能の車両のシリンダヘッドや軍備用と航空機用の、高温で機能する部品のような、砂型鋳造で一般的に造られる少量での生産については、Ni、Co、Ti、VおよびZrのような高温抵抗を促進させる元素を添加した、AlCu5型の銅合金を用いることもあり、この分野で特に注目されるのは、AlCu5NiCoZrとAlCu4NiTiである。このような合金は、熱に対して高い耐性を有しており、特に300℃では、前述の珪素アルミニウム合金よりも明らかに優れているが、二つの重大な弱点がある。それは、引け巣に対する振る舞いが悪くなると共に、熱間割れが起きやすくなることから、大量生産でのシェルモールド鋳造法がやりにくくなること、更にまた、室温におけるその機械的特性の貧弱さである。このような合金は、特に、伸長性が弱く、機械的疲労の意味で合金を脆弱で役に立たないものにしてしまう。表1は、砂型鋳造をし、T7の熱処理を加えた、このような二種類の合金の室温における特性をまとめたものである(Rp0.2(つまり0.2%TYS)がMPaでの降伏強さであり、Rm(もしくはUTS)がMPaでの破断強度であり、そしてA(もくしはE)が%での破断時の伸長性である)。
Figure 0005758402
過去にアルミニウム協会(以後、便宜的に“AA”と呼ぶ)が224番として規格化した合金も存在しており、それは、AlCu5MnVZrタイプのものである。このアルミニウム協会は、この合金に「不活性」との宣告を下しているが、定期的に改訂する、その協会の“Designations and Chemical Composition Limits for Aluminum Alloys in the Form of Castings and Ingot”という文書から数年前より宣告を取り下げている。この合金224は(最大で各自0.03%、合計で0.10%とされる、複数の不純物に分類される)マグネシウムを含んでおらず、砂型鋳造されたプレートについて過去に行なわれた特徴づけにより、以下の表2に示されるT7状態での特徴の数々が明らかになった。
Figure 0005758402
将来、コモンレール付きディーゼルエンジンもしくはターボチャージャー付きのガソリンエンジンにおいて、シリンダヘッドの燃焼室、特に弁ブリッジが300℃に達し、更にはそれを越えて、今日用いられている従来世代のエンジンよりも高い圧力を受けることになるであろうことから、珪素アルミニウム合金の最適化によってもたらされた漸進的な進歩の積み重ねとの関係で、銅アルミニウム合金を用いることが「破断時の」解決策となる。
しかしながら、この系統の合金で、以下のことを兼ね備えたものを、更に見出す必要がある。
−室温における高い機械的特性、
−250から300℃の範囲での高い機械的特性、
−そして、熱的にも機械的にも特にストレスを受ける部材である、弁ブリッジにとりわけ特徴的な温度である300℃での高い耐クリープ性。
室温もしくは中温で機能する部品用の、(AAにより204と指定される)AlCu5MgTiと(AAによって指定される)A206およびB206のような従来のAlCu5Mg合金は、特に300℃の、このような要求に応えることができない。
前述のAlCu4NiTiや(AAにより203と指定される)AlCu5NiCoZrのような合金は、それら自体が、室温では弱く壊れやすい。
(過去にAAによって224と指定される)AlCu5MnVZrは、高温で機能する部品用のものであるが、幾つかの特性を兼ね備えている点では興味深いものの、更に改良された特性が求められていることを考えると、室温での降伏強さがまだ不足している。AlSi7Cu0.5Mg0.3のT7状態については275MPaであり、AlSi5Cu3MgのT7状態については311MPaであることと比べ、そのT7状態での降伏強さはRp0.2=280MPaである(数値の測定は本出願人が行なったものであり、それぞれ《Alliages d’aluminium ameliores pour culasses Diesel》(Hommes et fonderie− fevrier 2008−N°382)と、《Aluminium Casting Alloys for Highly Stressed Diesel Cylinder Heads》,(3.internationales Symposium Aluminium+Automobil);Dusseldorf;FRG;3−4 Feb.1988,pp.154−159,1988)において公表されている)。
したがって、過去に224と指定されたものと比べると、降伏強さの点でも、室温から250−300℃までの温度での極限強度の点でもかなりの改善が得られるように努めてきた。それに加えて、この過去の合金の300℃での耐クリープ性を改善するための努力も行なわれた。
本発明の目的
それゆえ、本発明は、室温および高温での静的機械的強度が高く、特に300℃以上の、高温での耐クリープ性が高い鋳造部品を対象とするものであり、該部品は、重量パーセントで示した以下の化学組成のアルミニウム合金で鋳造されたものである。
Si:0.02−0.50%、好ましくは0.02−0.20%そして更に好ましくは0.02−0.06%、
Fe:0.02−0.30%、好ましくは0.02−0.20%、更に好ましくは0.02−0.12%そして最も好ましくは0.02−0.06%、
Cu:3.5−4.9%、好ましくは3.8−4.9%そして更に好ましくは4.0−4.8%、
Mn:<0.70%、好ましくは0.20−0.50%、
Mg:0.05−0.20%、好ましくは0.07−0.20%、そして更に好ましくは0.08−0.20%そして極めて好ましくは0.09−0.13%、
Zn:<0.30%、好ましくは<0.10%そして更に好ましくは<0.03%、
Ni:<0.30%、好ましくは<0.10%そして更に好ましくは<0.03%、
V:0.05−0.30%、好ましくは0.08−0.25%、そして更に好ましくは0.10−0.20%、
Zr:0.05−0.25%、好ましくは0.08−0.20%、
Ti:0.01−0.35%、好ましくは0.05−0.25%そして更に好ましくは0.10−0.20%、
他の元素は合計で<0.15%であり、それぞれで0.05%未満、
残りはアルミニウムである。
Rio Tinto Alcan社の、シェルモールド法で鋳造された、直径1/4”(6.35mm)の四つの試験片を一つにまとめたものを示している。 マグネシウム含有量が、それぞれ0%、0.09%そして0.13%の合金AlCu4.7MnVZrTiについての示差エンタルピー分析曲線を示している。 マグネシウム含有量がそれぞれ0%から0.13%そして0.1%から0.15%へと変動可能な、T7で処理した合金AlCu4.7MnVZrTiと、同じようにT7で処理した合金AlSi7Cu3.5MnVZrTiの、300℃でのクリープ試験の結果を示している。
本発明の説明
本発明は、(AAによって指定された)旧合金224の上述の特性を大きく改善し、そして、特に制限された量のマグネシウムを添加することによって、課題を解決することを可能にする、本出願人の研究に基づくものである。
実際、約0.10から0.15%の少量のマグネシウムを添加することにより、室温のみならず、更に、特に250−300℃以上でも、合金の降伏強さと耐性を、かなりの程度、向上させることができる。
室温においてこそ、相対的な上昇率は最大となる。以下の例と表6、7、8で明らかなように、降伏強さは、マグネシウムなしで約190MPaから、0.09%だけのマグネシウムで約340MPaへと変化し、そして0.13%のマグネシウムでは390MPaを越える。0.09%と0.13%のマグネシウムで得られる結果の平均を考えると、室温での降伏強さと強度で観察される上昇率は、それぞれ相対的に+96%と+29%というように目を見張るものとなる。
伸長性は、それとは逆に、かなり減少して半分になるが、それでも6から8%という適切な水準を維持する。
高温では、250℃、更に300℃になると、マグネシウムの添加によってもたらされた上昇は、減ったとしても、残る。降伏強さと強度について認められた上昇率は、それぞれ、250℃では相対的に35と13%であり、300℃では相対的に27と8%である。予想されたように、硬化していく段階での高温安定性は、阻害されることがないため、マグネシウムを添加することは少なくとも300℃までは依然として効果的であるが、それは、伸長性の損失がこのような高温では弱まるためでもある。
更に、マグネシウムの添加により、高温での耐クリープ性はかなり改善され、例えば30MPaの応力を受けつつ300℃で300時間経過した後に観察される変形を、約2だけ、小さくすることになる。それゆえ、マグネシウムを添加しても、高温安定性が阻害されることはなく、それは、マグネシウムを有していない従来の合金(AAによって203と指定された)AlCu5NiCoZrと(AAによって224と指定された)AlCu5MnVZrの定義を導いた考え方には反するものである。
本発明の合金の平均的性能レベルの位置づけを、珪素アルミニウムを主成分とするシリンダヘッド合金の幾つかと比較して行なうのも興味深い(簡単にするため、マグネシウム含有量0.09%の合金と0.13%の合金の特性の平均値を“AlCu4.7MnMgavVZrTi”と命名された合金に割り当てた)。表3にそれらの機械的特性をまとめた。
Figure 0005758402
300℃での耐クリープ性に関して言えば、T7の処理をした本発明の合金は、同じくT7の処理をしたAlSi7Cu3.5Mg0.15MnVZrTiと対比することができるものであり、該合金(AlSi7Cu3.5Mg0.15MnVZrTi)もまた本出願人によって開発されたものであるが、本出願人の知るかぎり、上記表の中で考慮の対象となった一連の珪素アルミニウム合金の中で最も耐クリープ性の高いものである。図3の曲線が示すように、AlCu4.7MnMgVZrTiの優越性はずば抜けており、変形率は、同じ条件でほぼ四分の一である。
このようにして、既存の合金と比較した「破断」の進歩という目標は、AlCu5MnVZrTi型の下地にマグネシウムを添加することによって、十分に達成されたものと思われる。
マグネシウムを添加すると、平衡状態から外れた初期融解温度は次第に低下していくものであるが、例えば合金A206とB206でかなり従来的に行なわれてきたように、その合金を525℃か528℃で溶融させることは依然として可能である。段階的な処理は、最終的な温度を少し高くして合金を処理することも場合によっては可能にするが、初期融解温度下での等温処理で得られる非常に高度な結果を考慮すると、この段階的な処理は不可欠なものではない。
マグネシウム含有量は、実施例で実験した範囲を越えて増加させることも可能である。低延性を要件として高い強度と硬度のみを求めるのであれば、初期融解温度が下がり、熱処理もそれに適したものとなることを承知の上で、最高水準で0.38%を検討することも可能である。顕著な硬化効果が得られる最小値は、約0.05%である。最も制限された範囲は0.07%から0.30%であり、好ましい範囲は、工業的に受け入れ可能な幅をもたせつつ実施例で計量化された、強度−延性−クリープの兼ね合いに対応したものであり、0.08−0.20%、更には0.09から0.13%である。
本発明に従ったタイプの合金を構成する他の元素については、それぞれの含有量は、以下のことを考慮に入れて、正当なものとされる。
珪素:一般的に延性を損なうものであり、初期融解温度を低下させる恐れがある。逆に、鋳造特性を改善し、特に、ASM Handbook,volume 15,edition 2008に記載されているように、低い水準ではあっても、熱間割れの恐れを減らすことができる。必要最低水準は0.02%である。凝固が非常に早い、または、伸長性をほとんど必要としない部品については、最高水準の0.50%が考えられるが、一般的には、0.20%未満、更には0.06%未満が好まれる。
鉄:延性を損なうものであるが、逆に、ASM Handbook,volume 15,edition 2008にも記載されているように、熱間割れの恐れを減らす。更に、含有量を非常に低い水準に制限すると、明らかに部品のコストが高くなる。したがって、最低水準の0.02%が有利である。凝固が非常に早い、または、伸長性をほとんど必要としない部品については、最高水準の0.30%が考えられるが、一般的には、大量生産の自動車用には0.20%未満、更には0.12%もしくは、極度の外力が加えられた部品については、0.06%が好まれる。
銅:合金を硬化させ、降伏強さと強度を高めるが、伸長性を減らすものである。旧合金224の変動幅は4.5から5.5%だった。本出願人がB206を用いて行なった実験は、銅を最大で4.9%に制限するのがよいことを示したが、それは、その値を越えると、銅を全て溶かすのが難しくなるためである。4.7から4.8%の銅で得られたこの結果から明らかなように、マグネシウムを添加して得られた室温での強度は、大変高いものではあるが、伸長性は、マグネシウムなしの旧合金224と比べて減っているため、銅を4.5%未満まで、より詳細には3.5%まで減らす可能性を予想することは理に適っている。本出願人が合金B206について幾つかの研究を行なったが、これらの研究について本出願人が評価するところでは、その結果は、本発明の合金にも置き換えられるものであり、銅を5.0%から4.0%に下げると、強度が失われるのと引き換えに伸長性を著しく伸ばすことができるが、その強度も依然として400MPaを越えることを示した。幾つかのシリンダヘッドにおける観点では、伸長性を特に優先し、銅を3.5%にまで減らすために、より大きな強度の低下を許容することさえ考えられうる。特定の部分向けの特性の兼ね合いに応じて、サブ領域を3.5%から4.9%の間に選定することもできる。一般的に、3.8から4.9%、そしてより好ましくは、4.0から4.8%というような、4.3%または4.4%を中心としたサブ領域は、適正な均衡の兼ね合いにつながる。
マンガン:この元素は、金属間相を粗いものにしてしまう危険を冒したくなければ、0.70%を越えてはならない。一般的に、特に高温で機械的特性を改善するため、206型の合金と同じように、0.20から0.50%の領域が好ましい。
亜鉛:この元素は不純物であり、高い含有量では、機械的特性を弱め、リキッドバスを更に酸化しやすくする。リサイクル金属の使用を容易にする目的で、0.30%まで容認することを検討することもできるが、好ましくは0.10%未満、高性能部品用には、0.03%未満が更に好ましい。
ニッケル:一般的に高温での機械的強度に貢献するが、伸長性を著しく損なう。本発明では、銅、マグネシウム、バナジウムやジルコニウムのような他の元素を添加することによって耐熱性が確保されており、この場合、ニッケルは不純物と見なされ、リサイクル金属を使いやすくする目的で、最大でも0.30%、好ましくは0.10%、そして高性能部品用には、0.03%に制限することが更に好ましい。
バナジウム:この包晶元素は、特に耐熱クリープ性を改善する。本出願人が観察したところ、珪素を含む別の合金下地では、耐クリープ性は、0から0.05%の間で大きく改善され、つぎに、更に段階的に0.05%から0.17%の間で改善され、0.17%を越えると優れた水準で安定した。それゆえ、旧合金224の場合のように、バナジウムの最高水準を0.15%に制限するというのは、望ましくないように思われる。本発明に従った合金においては、0.05から0.30%の水準が予定されているが、0.08から0.25%、そして好ましくは0.10から0.20%の狭めたサブ領域にすることも可能である。
ジルコニウム:この包晶元素もまた、特に耐熱クリープ性を改善するものであり、その効果は、バナジウムの効果に相加的である。含有量を0.05から0.25%、好ましくは0.08から0.20%に保つのが望ましい。
チタン:この包晶元素には二つの異なる効果がある。
一つは、しばしば母合金を追加して、またはチタンとホウ素を加えた塩と組み合わせて、細粒化の材料として用いられることが多い。しかしながら、他にも細粒化の方法は存在しており、チタンとホウ素を導入する生成物質しか添加しないという方法や、更には、ホウ素を単独で導入するという方法もあるが、後者の場合にはチタンの存在が不利となる。
もう一つは、本出願人が観察したように、バナジウムとジルコニウムには劣るものの、チタンは、耐熱クリープ性の向上に貢献する。それゆえ、最大で0.35%という含有量を保持したが、一般的には、0.05から0.25%、更には、0.10から0.20%の添加が好まれる。
他の元素は、不純物と考えるべきである。リサイクルを促進する目的で、幾つかの部品については、最大で0.50%の合計水準を容認することもできるが、外力が加えられた部品については、合計で最大0.15%、それぞれで0.05%とするのが好ましい。
実施例
35kgの電気炉で、表4に記載されている三つの組成の一連の合金を製錬した。元素は全て重量パーセントで示した。
Figure 0005758402
これらの合金は、全体をMgCl 60%−KCl 40%の洗浄液の流れで覆った状態で(30ppmのチタンも加えて)AlTi5Bを添加することで精錬され、そして、毎分5リットルのアルゴンを流しつつ、毎分300回転のグラファイト製のローターを用いて10分間処理することによって、ガス抜きされた。
つぎに、引張試験のための、図1に示すRio Tinto Alcan社のタイプの、直径[1/4]”(6.5mm)のシェルモールド法で鋳造された試験片と、直径4mmのクリープ試験片にブランクとして用いるための、直径[1/2]”(12.7mm)のシェルモールド法で鋳造された試験片ASTM B108を鋳造した。図1は、より詳細には、幹の直径が[1/4]”(6.35mm)のシェルモールド法で鋳造されたRio Tinto Alcan社の四つの試験片11の集団10を示すものである。この集団10は、二分の一の縮尺で、試験片ASTM B108の設計を引き継いでいる。
はじめに、鋳造された試験片内の加工したペレットに、示差エンタルピー分析(DEA)を行なうことにより、様々な組成の初期融解温度を測定した。温度上昇速度は、毎分20℃であった。DEAの曲線を図2に示した。表5で示されるように、溶融の頂点に対応して観察された初期融解温度は、マグネシウム含有量に明らかに左右された。
Figure 0005758402
初期融解温度は、Mg含有量が0%から0.09%、そして0.13%まで増大するにしたがって、より低い温度に段階的にずれていく。
つぎに、これらの三つの合金の固溶化熱処理を行なったが、該処理は、495℃で2時間の予備段階、そして528℃で12時間の主要段階、次いで、65℃の水での焼入れと200℃で4時間の時効処理から成る。このようにして得られる合金は、T7状態のものである。
この熱処理より前に、クリープ試験用のブランクに、1000バール、485℃で2時間、熱間等静圧圧縮成形を行なうことで、試験片の小さな直径を考慮して、試験に深刻な影響を与えかねないあらゆる微小孔を取り除いた。
静的機械的特性を、室温で、250℃で、そして300℃で測定した。後の二つの場合において試験片は、引っ張られる前に、検討された温度で100時間、予熱された。
結果を表6、7および8に示した。
Figure 0005758402
Figure 0005758402
Figure 0005758402
以下の条件で、300℃でのクリープ試験を行なった。
直径12.7mmのブランク内で加工した、有効区域内の直径4mmの試験片をまず、別の炉で、300℃で100時間予熱し、クリープ試験装置に設置して、30MPaの定荷重下に置かれる前に、再び300℃で30分間安定化させた。その%での変形は、その際に、300℃で300時間、継続的に記録される。試験の解釈に用いられる主たる基準は、300時間後に得られた変形である。
表9に結果をまとめた。
Figure 0005758402
これらの結果は図3に記されており、そこではまた、参考のため、本出願人によって得られた、AlSi7Cu3.5MnVZrTiタイプの、Mgの含有量の異なる一連の合金についての結果も併記している。
したがって、一つの部品を、上記に規定した有利な合金で鋳造してもよく、この部品は、室温および高温で、高い静的機械的強度と、高温、特に300℃での、耐クリープ性を要する、シリンダヘッドまたはシリンダヘッドのインサート、もしくは別の部品であってもよい。
その部品は、T6の処理も検討可能であったとしても、T7の処理を施すのが有利である。
それゆえ、最近、「アブレーション鋳造」と呼ばれる新しい鋳造方法が北米で導入された。この方法は、TMS 2008で提示されたJ.Grassi,J.Campbell,M.Hartlieb並びにF.Majorの“Ablation Casting”という記事に記載されている。この方法は、最初に、部品を、砂型とかなり断熱性の高い結合剤で鋳造し、つぎに、少なくとも局所的に、十分に部分的に凝固した時点で、その鋳型に一回(または数回)水を噴射することによって、瞬時にその結合剤を砂から取り除き、その鋳型を崩壊させることから成る。その場合、凝固途中の部品を直接水の衝撃に晒すことで、急速に熱をとる(例えば、アルミニウムビレットの垂直連続鋳造で観察される方法と類似している)。こうすることにより、合金の急速な凝固と、金型でシェルモールド法で鋳造されたもの以上の、高い機械的特性を備えた微細な構造を得ることができる。
アブレーション鋳造は、熱間割れの可能性が高い合金の鋳造に特に適している。それは、最初に、収縮について不利な効果がかなり少ない砂型を用いて、つぎに、鋳型のアブレーション後に、凝固の仕上げを堅固な鋳型は全く用いずに行なうということである。凝固速度を確実に高めることに加え、その方法は温度勾配を高めることにもつながるが、それは、選択された幾つかの区域から始まり、押湯を付着させる可能性のある凝固の終わりへと進む噴霧が徐々に行なわれるのが一般的であるためである。このことにより、銅アルミニウム合金のような、引け巣の供給能力に乏しい合金、すなわち本発明に従った合金の使用を有利に好ましいものにする。
それゆえ、本発明はまた、本発明に従った合金から、特にインサートやシリンダヘッドのような部品を鋳造する方法をも対象とするものであり、その方法は、以下の手順からなるものである。
−骨材と水溶性の結合剤から形成された鋳型を用意し;
−合金を鋳型に流し込み;
−その鋳型の上に水を注いで、鋳型を崩壊させ、インサートもしくはシリンダヘッドを冷却し、合金の凝固を促進する。
この方法を利用することで、珪素アルミニウム合金よりも高温での機械的特性がずっと高い、本発明に従った合金で鋳造した部品の大量生産が有利には可能になる。
しかしながら、耐熱性の高い銅アルミニウム合金の利用方法についての展望は、アブレーションによる方法に限定されるものではない。他にも幾つかの方法があり、例えば、従来の砂型鋳造を、場合によっては金属製の冷却器と組み合わせる方法や、シェルモールド法での金型鋳造を、場合によっては、部品のデザインを修正して、この系統の合金で鋳造特性の劣るものも受け入れ可能にするなどの方法がある。
10 集団
11 試験片

Claims (19)

  1. 室温および高温での静的機械的強度が高く、特に300℃以上の、高温での耐クリープ性が高い、以下の重量パーセントで示した化学組成のアルミニウム合金で鋳造された鋳造部品:
    Si:0.02−0.50%
    Fe:0.02−0.30%
    Cu:3.5−4.9%
    Mn:<0.70%
    Mg:0.05−0.20%
    Zn:<0.30%
    Ni:<0.30%
    V:0.05−0.30%
    Zr:0.05−0.25%
    Ti:0.01−0.35%
    他の元素は合計で<0.15%であり、それぞれで0.05%未満
    残りはアルミニウムである。
  2. マグネシウムの含有量が0.07から0.20%の間であることを特徴とする、請求項1に記載の鋳造部品。
  3. マグネシウムの含有量が0.08から0.20%の間であることを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の鋳造部品。
  4. マグネシウムの含有量が0.09から0.13%の間であることを特徴とする、請求項3に記載の鋳造部品。
  5. 銅の含有量が3.8から4.9%の間であることを特徴とする、請求項1からのいずれか一つに記載の鋳造部品。
  6. バナジウムの含有量が0.08から0.25%の間であることを特徴とする、請求項1からのいずれか一つに記載の鋳造部品。
  7. バナジウムの含有量が0.10から0.20%の間であることを特徴とする、請求項6に記載の鋳造部品。
  8. ジルコニウムの含有量が0.08から0.20%の間であることを特徴とする、請求項1からのいずれか一つに記載の鋳造部品。
  9. チタンの含有量が0.05から0.25%の間であることを特徴とする、請求項1からのいずれか一つに記載の鋳造部品。
  10. 珪素の含有量が0.02から0.20%の間であることを特徴とする、請求項1からのいずれか一つに記載の鋳造部品。
  11. 鉄の含有量が0.02から0.20%の間であることを特徴とする、請求項1から10のいずれか一つに記載の鋳造部品。
  12. マンガンの含有量が0.20から0.50%の間であることを特徴とする、請求項1から11のいずれか一つに記載の鋳造部品。
  13. 亜鉛の含有量が0.10%未満であることを特徴とする、請求項1から12のいずれか一つに記載の鋳造部品。
  14. ニッケルの含有量が0.10%未満であることを特徴とする、請求項1から13のいずれか一つに記載の鋳造部品。
  15. T7もしくはT6タイプの熱処理を施された、請求項1から14のいずれか一つに記載の鋳造部品。
  16. 請求項1から15のいずれか一つに記載の鋳造部品を含むインサート。
  17. 前記インサートは基本的に鋳造部品で構成されていることを特徴とする、請求項16に記載のインサート。
  18. 請求項1から15のいずれか一つに記載の鋳造部品、または、請求項1617のいずれかに記載のインサートを含むシリンダヘッド。
  19. 請求項1617のいずれかに記載のインサート、または、請求項18に記載のシリンダヘッドを、以下の手順で鋳造する方法。
    −骨材と水溶性の結合剤から形成された鋳型を用意し;
    −合金を鋳型に流し込み;
    −その鋳型の上に水を注いで、鋳型を崩壊させ、インサートもしくはシリンダヘッドを冷却する。
JP2012545367A 2009-12-22 2010-12-07 機械的強度が高く、耐熱クリープ性も高い、銅アルミニウム合金製の鋳造部品 Expired - Fee Related JP5758402B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0906218A FR2954355B1 (fr) 2009-12-22 2009-12-22 Piece moulee en alliage d'aluminium au cuivre a haute resistance mecanique et au fluage a chaud
FR0906218 2009-12-22
PCT/FR2010/000812 WO2011083209A1 (fr) 2009-12-22 2010-12-07 Pièce moulée en alliage d'aluminium au cuivre à haute résistance mécanique et au fluage à chaud

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013515169A JP2013515169A (ja) 2013-05-02
JP5758402B2 true JP5758402B2 (ja) 2015-08-05

Family

ID=42122814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012545367A Expired - Fee Related JP5758402B2 (ja) 2009-12-22 2010-12-07 機械的強度が高く、耐熱クリープ性も高い、銅アルミニウム合金製の鋳造部品

Country Status (11)

Country Link
US (1) US20120258010A1 (ja)
EP (1) EP2516687B1 (ja)
JP (1) JP5758402B2 (ja)
KR (1) KR101757013B1 (ja)
BR (1) BR112012016917A2 (ja)
CA (1) CA2812236C (ja)
ES (1) ES2601809T3 (ja)
FR (1) FR2954355B1 (ja)
MX (1) MX2012006988A (ja)
PL (1) PL2516687T3 (ja)
WO (1) WO2011083209A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10266933B2 (en) * 2012-08-27 2019-04-23 Spirit Aerosystems, Inc. Aluminum-copper alloys with improved strength
FR3007423B1 (fr) * 2013-06-21 2015-06-05 Constellium France Element de structure extrados en alliage aluminium cuivre lithium
US9643651B2 (en) 2015-08-28 2017-05-09 Honda Motor Co., Ltd. Casting, hollow interconnecting member for connecting vehicular frame members, and vehicular frame assembly including hollow interconnecting member
DE102016200535A1 (de) * 2016-01-18 2017-07-20 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Verfahren zum Herstellen einer Aluminium-Gusslegierung
CN107419148A (zh) * 2017-05-05 2017-12-01 安徽彩晶光电有限公司 用于液晶电视支架的复合铝合金
CN112281034A (zh) * 2020-10-16 2021-01-29 中国航发北京航空材料研究院 一种铸造铝合金及其制备方法
US20220170138A1 (en) * 2020-12-02 2022-06-02 GM Global Technology Operations LLC Aluminum alloy for casting and additive manufacturing of engine components for high temperature applications
CN114058917A (zh) * 2021-10-29 2022-02-18 安徽省恒泰动力科技有限公司 应用于汽车发动机缸体的铝合金及其制备方法
CN114293077B (zh) * 2021-12-29 2022-09-30 北京理工大学 一种用于航空航天结构件的高强铝铜合金及制备方法
CN116005022A (zh) * 2023-02-08 2023-04-25 内蒙古蒙泰集团有限公司 一种高性能铸造铝硅合金及其制备方法

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US165A (en) * 1837-04-17 Mode of propelling boats ost castals or rivers
GB516423A (en) * 1937-04-30 1940-01-02 Edgar Hutton Dix Jr Improvements in or relating to the heat treatment of aluminium base alloys
US3857165A (en) * 1973-05-04 1974-12-31 Aluminum Co Of America Welding aluminum
US4610733A (en) * 1984-12-18 1986-09-09 Aluminum Company Of America High strength weldable aluminum base alloy product and method of making same
JPH0759731B2 (ja) * 1986-12-10 1995-06-28 石川島播磨重工業株式会社 鋳造用A▲l▼−Cu−Mg系高力アルミニウム合金及びその製造方法
FR2690927B1 (fr) * 1992-05-06 1995-06-16 Pechiney Aluminium Alliages de moulage a base d'aluminium ayant une bonne resistance au fluage a chaud.
JPH06262719A (ja) * 1993-03-11 1994-09-20 Nippon Steel Corp 成形加工性、耐食性および焼付硬化性に優れたアルミニウム合金合わせ板
JPH0754088A (ja) * 1993-08-13 1995-02-28 Nippon Steel Corp 成形加工性,耐食性および焼付硬化性に優れたアルミニウム合金合わせ板
JPH1017975A (ja) * 1996-06-27 1998-01-20 Kyushu Mitsui Alum Kogyo Kk 鋳物用アルミニウム合金
JPH11302764A (ja) * 1998-04-17 1999-11-02 Kobe Steel Ltd 高温特性に優れたアルミニウム合金
US6368427B1 (en) * 1999-09-10 2002-04-09 Geoffrey K. Sigworth Method for grain refinement of high strength aluminum casting alloys
CN1112455C (zh) * 2001-07-26 2003-06-25 华南理工大学 高强韧和低热裂倾向的铸造铝基合金材料
US20070102071A1 (en) * 2005-11-09 2007-05-10 Bac Of Virginia, Llc High strength, high toughness, weldable, ballistic quality, castable aluminum alloy, heat treatment for same and articles produced from same
US20080041499A1 (en) * 2006-08-16 2008-02-21 Alotech Ltd. Llc Solidification microstructure of aggregate molded shaped castings

Also Published As

Publication number Publication date
KR101757013B1 (ko) 2017-07-11
JP2013515169A (ja) 2013-05-02
EP2516687B1 (fr) 2016-08-10
MX2012006988A (es) 2012-07-03
KR20120114316A (ko) 2012-10-16
FR2954355A1 (fr) 2011-06-24
EP2516687A1 (fr) 2012-10-31
FR2954355B1 (fr) 2012-02-24
CA2812236A1 (fr) 2011-07-14
PL2516687T3 (pl) 2017-07-31
US20120258010A1 (en) 2012-10-11
ES2601809T3 (es) 2017-02-16
WO2011083209A1 (fr) 2011-07-14
CA2812236C (fr) 2018-03-27
BR112012016917A2 (pt) 2016-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5758402B2 (ja) 機械的強度が高く、耐熱クリープ性も高い、銅アルミニウム合金製の鋳造部品
CN109072356B (zh) 压铸合金
CN109868393B (zh) 用于气缸盖的高温铸造铝合金
CN101220431A (zh) 用于发动机部件的铝合金
JP4768925B2 (ja) 塑性加工用アルミニウム合金鋳塊の製造方法、アルミニウム合金塑性加工品の製造方法およびアルミニウム合金塑性加工品
JP2008274403A (ja) 鋳物用アルミニウム合金、アルミニウム合金鋳物およびその製造方法
JP2005530927A (ja) すぐれた引張強さのアルミニウム合金製鋳造部品
WO2005075692A1 (en) Aluminum alloy for producing high performance shaped castings
JP2005226161A (ja) アルミニウム合金のキャスティング
JP2010018875A (ja) 高強度アルミニウム合金、高強度アルミニウム合金鋳物の製造方法および高強度アルミニウム合金部材の製造方法
US20050238529A1 (en) Heat treatable Al-Zn-Mg alloy for aerospace and automotive castings
JPS63286557A (ja) Al基合金から物品を製造する方法
JP2012001756A (ja) 高靭性Al合金鍛造材及びその製造方法
JPH1112674A (ja) 内燃機関ピストン用アルミニウム合金およびアルミニウム合金製ピストン
JP2001288517A (ja) Cu基合金、およびこれを用いた高強度高熱伝導性の鋳造物および鍛造物の製造方法
JP2006322062A (ja) 鋳造用アルミニウム合金および同アルミニウム合金鋳物
CN109161767B (zh) 一种含w相的抗蠕变性能镁合金及其制备方法
JPH11246925A (ja) 高靱性アルミニウム合金鋳物およびその製造方法
JP5575028B2 (ja) 高強度アルミニウム合金、高強度アルミニウム合金鋳物の製造方法および高強度アルミニウム合金部材の製造方法
JP2006161103A (ja) アルミニウム合金部材およびその製造方法
JP7459496B2 (ja) アルミニウム合金鍛造材の製造方法
JP5081791B2 (ja) 自動車部品の製造方法
JP7438134B2 (ja) Al-Mg-Si-Mn-Fe鋳造合金
JPH07258784A (ja) 鋳造性に優れた鍛造用Al合金材料および高強度Al合金鍛造品の製法
JP2011106011A (ja) 耐食性及び加工性に優れた高強度Al合金鍛造材及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140930

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20141226

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150519

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150603

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5758402

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees