JP5598799B2 - Pc緊張材定着端部下側シース内のグラウト未充填空洞部へのグラウト再注入方法 - Google Patents

Pc緊張材定着端部下側シース内のグラウト未充填空洞部へのグラウト再注入方法 Download PDF

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本発明は、既設のプレストレストコンクリート(以下PCと記す)構造物におけるシースの定着側端部やその他の傾斜又は鉛直部分に存在している空洞内に再注入用グラウトを注入するPC緊張材挿通用シース内のグラウト未充填空洞部へのグラウト再注入方法に関する。
近年、ポストテンション方式のPC桁に使用されているPC緊張材挿通用シースの緊張材定着部側端部やその他の部分に空洞が存在しており、その内部の腐食が問題視されるに至っている。
特に高架道路のPC桁においては、図1に示すようにPC緊張材6のPC緊張材定着部3が舗装2の下にあって斜め上向きに備えられている箇所があり、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム等凍結防止剤の散布が盛んに行われている個所では、これらの凍結防止剤が水とともに舗装2内に浸透し、PC緊張材定着部3を通してシース内に入り、PC緊張材を腐食させる事態が発生している。
このため近年において、このシースのPC緊張材定着部側端部にできている空洞内に、グラウトを再注入する方法が開発されている(例えば特許文献1、2)。
また、イオン化傾向の大きい金属は、その表面に不動態化処理を施せば、腐食速度が殆どゼロとなることが知られている(非特許文献1)おり、本発明者らは、シース内のグラウト未充填の空洞にグラウトを再注入するに先立って、シース内面及び空洞内に露出しているPC緊張材に防錆剤水溶液を供給してPC緊張材表面に不動態被膜を形成させる技術を開発した。
特開2005−23693号公報 特開2005−23567号公報
「化学大辞典(第7巻)」協立出版株式会社 昭和56年10月15日発行 911頁
既設のPC構造物におけるシース内、特にPC緊張材定着部側端部等のグラウト未充填空洞内に存在しているPC緊張材の内、特に、鋼線束、鋼撚線、鋼撚線束については、PC緊張材自体に内部空隙が存在している。
また、シース内のグラウト未充填空洞は、湿度が高く、滞水している場合が多く、前述した亜硫酸リチウム水溶液等の防錆剤水溶液による防錆処理を施した場合には、その防錆剤水溶液が滞留していることが考えられる。
このような滞水状態のシース内空洞にグラウト再注入を行う場合、グラウト注入速度が速いと、空洞内の空気の一部やPC緊張材内部空隙内の空気、更には滞留している液体が、十分に押し上げられることなく再注入用グラウトが上部まで充填されてしまい、時間の経過とともに、ゆっくりと空気や液体が上方に移動し、上部に空気溜りや液溜りが出来てしまい充填性が低下する問題がある。
更に、上記グラウト再注入に、真空ポンプを用いた施工の場合、再注入用グラウト内に空気や水分の混入が促進される可能性があり、この場合にも時間の経過とともに、ゆっくりと空気や液体が上方に移動し、上部に空気溜りや液溜りが出来てしまい充填性が低下する問題がある。
仮に、上述のような再注入後の空気溜りや液溜りが発生した場合に、これらを取り除くために、再加圧によって上方のPC緊張材定着部背面や、通気用ホースへと押し出す方法が考えられるが、その場合に必要な再加圧を定量的に把握できないという問題がある。
再加圧の一般的な方法として、グラウト注入用のホース又は排気用ホースを1m程足しておき、ポンプによる再加圧後、ホースを折り曲げて閉塞させる方法があるが、注入圧を大きくしすぎると、再注入孔からの再注入用グラウト漏れの危険性があり、再加圧力に限界があり過大にできず、再加圧力が不十分だと上部の空気溜りや液溜りを除去できず、未充填部として空洞が残るという問題がある。
本発明は、このような従来の問題に鑑み、既設PC構造物におけるPC緊張材挿通シース内のPC緊張材定着端部下側にあって上端側に通気性を有するグラウト未充填空洞部にグラウトを再注入するに際し、上述の如きグラウト未充填部の空洞が残ることなく、完全なグラウト再注入が、簡単な装置で容易になされるPC緊張材定着端部下側シース内のグラウト未充填空洞部へのグラウト再注入方法の提供を目的とする。
請求項1に記載の発明に係るPC緊張材定着端部下側シース内のグラウト未充填空洞部へのグラウト再注入方法の特徴は、既設PC構造物におけるPC緊張材挿通シース内のPC緊張材定着端部下側にあって上端側に通気性を有するグラウト未充填空洞部にグラウトを再注入するに際し、前記グラウト未充填空洞部の下側端部にグラウト注入ホースを連結し、該グラウト注入ホースを、内部の液面を目視できる再注入用グラウト収容用のグラウト注入用容器の下端部に連通させ、該グラウト注入用容器を、その上端が前記グラウト未充填空洞部の上端より高い位置にあるように設置し、該グラウト注入用容器内の前記再注入用グラウト液面の高さの変化を観察しつつ前記グラウト未充填空洞部内とグラウト注入用容器内との水頭差によって再注入用グラウトを自然流下させ、該グラウト注入用容器への再注入用グラウトの単位時間当たりの追加量を調整することによって注入速度を、再注入用グラウトに混入する空気や水分を低減させるために必要な低速度に調整することにある。
請求項2に記載の発明の特徴は、請求項1の構成に加え、前記グラウト未充填空洞部の上端側の通気性は、該空洞部の上端内に、前記シース外から挿入した通気用ホースによって維持させることにある。
請求項3に記載の発明の特徴は、請求項1又は2の構成に加え、請求項1又は2の構成に加え、前記再注入用グラウトの注入速度の調整は、前記グラウト注入用容器内に、該容器内の再注入用グラウト液面の自然降下を待って該グラウト注入用容器内に再注入用グラウトを間欠的に追加させるようにし、該追加量を調整することによって再注入用グラウトの自然流下による注入速度を制御することにある。
請求項4に記載の発明の特徴は、請求項1〜3の何ずれか1の構成に加え、前記グラウト注入用容器内の再注入用グラウト液面の自然降下速度の変化によって空洞内の再注入用グラウトの液面が空洞の最上部に達したことを確認した後、グラウト注入用容器内の再注入用グラウト液面の高さを、PC緊張材定着部より所定の高さだけ高く維持させることにある。
本発明は、請求項1に記載のように、既設PC構造物におけるPC緊張材挿通シース内のPC緊張材定着端部下側にあって上端側に通気性を有するグラウト未充填空洞部にグラウトを再注入するに際し、前記グラウト未充填空洞部の下側端部にグラウト注入ホースを連結し、該グラウト注入ホースを、内部の液面を目視できる再注入用グラウト収容用のグラウト注入用容器の下端部に連通させ、該グラウト注入用容器を、その上端が前記グラウト未充填空洞部の上端より高い位置にあるように設置し、該グラウト注入用容器内の前記再注入用グラウト液面の高さの変化を観察しつつ前記グラウト未充填空洞部内とグラウト注入用容器内との水頭差によって再注入用グラウトを自然流下させ、該グラウト注入用容器への再注入用グラウトの単位時間当たりの追加量を調整することによって注入速度を、再注入用グラウトに混入する空気や水分を低減させるために必要な低速度に調整することにより、使用する再注入用グラウトの粘性度、空洞内の隙間の間隔等の各種の条件に合わせ、再注入用グラウト内に空気や水分を巻き込まずに空洞底部から注入することができ、再注入完了後の空気溜りや水溜りの発生を極力小さいものとすることができる。
本発明は、請求項2に記載のように、前記グラウト未充填空洞部の上端側の通気性は、該空洞部の上端内に、前記シース外から挿入した通気用ホースによって維持させることにより、グラウト未充填空洞部の上端に通気性がない場合であっても、適正に実施することができる。
本発明は、請求項3に記載のように、前記再注入用グラウトの注入速度の調整は、前記グラウト注入用容器内に再注入用グラウト面の自然降下を待って該グラウト注入用容器内に再注入用グラウトを間欠的に追加させるようにし、該追加量を調整することによって再注入用グラウトの自然流下による注入速度を制御するようにしたことにより、空洞内の充填状況を間接的に把握することができ、状況に応じたグラウト再注入が可能となる。
本発明は、請求項4に記載のように、前記グラウト注入用容器内の再注入用グラウト液面の自然降下速度の変化によって空洞内の再注入用グラウトの液面が空洞の最上部に達したことを確認した後、グラウト注入用容器内の再注入用グラウト液面の高さを、グラウト未充填空洞部の上端より所定の高さだけ高く維持させることにより、空洞内が再注入用グラウトによって満たされたのちにおける空気や水分の上昇によって、空気溜りや液だまりが発生した場合においても、グラウト注入容器内のPC緊張材定着部より高い液面高さによって再加圧が長時間にわたってなされることとなり、空気溜りや液溜りを残すことなくグラウト再注入がなされる。
本発明を実施するPC構造物のグラウト未充填空洞の上端がPC緊張材定着部である場合における該定着部近傍の概略を示すもので(a)は縦断側面図、(b)は縦断正面図である。 図1中のA-A線位置のシース内を示す切断端面図である。 本発明を実施する前段階の通気検査の概略を示す縦断面図である。 シース内のPC緊張材定着部側端部の前記グラウト未充填空洞部の上端側の通気性を通気用ホースによって持たせた場合を示す断面図である。 本発明におけるグラウト再注入方法の一例の概略を示す説明図であり、(a)は縦断側面図、(b)は縦断正面図である。
次に、本発明に係る、PC緊張材定着端部下側シース内のグラウト未充填空洞部へのグラウト再注入方法の実施の態様をについて説明する。
図1は、本発明を実施するPC構造物のPC緊張材定着部近傍部分の断面を示している。図において符号1はPC桁、2はその上の造成した舗装である。PC桁1には、その上面にPC緊張材定着部3が備えられ、PC緊張材定着部3には、PC桁1に埋め込んだ雌コーン4と、その内部にテーパー穴に嵌り合う雄コーン5を有し、両コーン4,5によってPC緊張材6の端部が、緊張状態を維持させて定着されている。
この例では、PC緊張材6として複数本の単線7を束状にしたものを使用しており、各単線7を両コーン4,5間に挟み込むことにより定着しているが、この他、PC緊張材6は、単線を使用したPC鋼棒、複数の単線を撚り合わせたPCストランドであってもよく、その場合PC緊張材定着部の構造は、上記各種のPC緊張材に用いられている既往構造を使用した場合であってもよい。
PC緊張材定着部3は、PC桁1の表面に形成した凹部8内に備えられ、PC緊張材6を緊張定着した後に、グラウト作業と後処理を行い、定着部保護コンクリート9を打設して凹部8を埋めることによりPC緊張材定着部3を保護している。
PC緊張材定着部3の雌コーン4にはシース10が連結され、このシース10内にPC緊張材6が挿通されている。シース10は、PC緊張材定着部3に近い位置では斜め下向きとなっている。
このような既設のPC桁1の新設時においては、多くの場合、シース10の一方側から加圧ポンプによってグラウト11を注入しているものであり、近年においては、他方側から真空ポンプによる減圧を併用してグラウトの充填作業を行い、PC緊張材定着部3に至るシース内全域にグラウトが充填された状態で密閉するものであるが、例えばグラウト固化前のブリージングの発生や、グラウトに混入した空気が上昇してPC緊張材定着部側のシース10内に溜る等の原因によって、グラウト未充填の空洞12ができている場合がである。
本発明は、凹部8内の定着部保護コンクリート9を撤去せずに空洞12に再注入用グラウトを自然流下によって再注入するものであり、空洞12の最上部であるPC緊張材定着部3にまで再注入用グラウトを充填するものである。
そのため、先ず、PC緊張材定着部3、即ち空洞12の上端以外の部分の通気検査を行う。この作業は、図2に示すように、PC桁1の底面又は側面をシース10が露出するまで部分的にはつり、シース10の露出部分にホース挿入孔15を開ける。このホース挿入孔15に耐圧性のグラウト再注入用ホース16を挿入し、その挿入部分を密閉する。
この状態で、グラウト再注入用ホース16を、真空計20、開閉弁21、デキャンタ22を順に介在させて真空ポンプ23に連通させる。この状態で真空ポンプ23により空洞12内を減圧させ、その際に生じる空気吸い込み音の発生個所を、マイクロホン又は聴診器を使用して、見つけ出しその部分を、気密性を維持させるための補修材、例えば速乾性の2液性エポキシ樹脂によって密閉する。
この通気検査によって、PC緊張材定着部3以外における通気部分を閉鎖することによってPC緊張材定着部3、即ち空洞12の上端部の通気性の有無を検査し、PC緊張材定着部3に通気性が確認できたときは、そのまま、後述する自然流下方式による再注入用グラウトの再注入作業を行う。
一方、空洞12の上端部の通気性が無いか、有っても後述する再注入用グラウトの注入時における排気には不十分な通気性である場合には、図4に示すように、グラウト再注入用ホース16の挿入部分とは別の位置にホース挿入孔を開けて通気用ホース13を挿入して通気性を確保させる。然る後、上記自然流下方式による再注入用グラウトの再注入作業を行う。
尚、再注入用グラウトに適したものの一例として、修正JASS法でのフローが250mm以上を5時間継続するものが挙げられる。
注入作業は、図5に示すように、ホース挿入孔15に連結したグラウト再注入用ホース16を、再注入用グラウトを自然流下により注入させるための鉛直管からなるグラウト注入用容器17の下端に連結し、該グラウト注入用容器17内に収容した再注入用グラウト18を自然流下させることにより空洞12内に注入する。
この時、グラウト注入用容器17を、その内部の液面18aを目視できる透明なものとし、その液面18aの高さを空洞12内に注入された再注入用グラウト18の液面18bより、所定の高さだけ高くなるように調整する。これは、図5(b)に示すように、両液面18aと18bとの水頭差hによって自然流下させるものであり、再注入当初は、グラウト注入用容器内液面18aの高さがホース挿入孔15の高さよりやや高い位置として注入を開始する。
グラウト注入用容器内液面18aの降下が停止するか又は降下速度が一定以下になったとき、グラウト注入用容器17を上方に移動させるか、該容器17内に所定量の再注入用グラウト18を追加し、空洞内液面18bとの水頭差hを大きくする。このようにしてグラウト注入用容器17からの単位時間当たりの注入量を調整することによって再注入用グラウト18の注入速度を調整する。
この他、グラウト注入用容器17内への単位時間当たりの再注入用グラウト追加量を調整することによって注入速度を調整してもよく、例えば、1分間毎に再注入用グラウトを追加することとし、その追加量を100ccずつ、あるいは200ccずつといったように変化させるようにしてもよい。
このようにすることにより、グラウト注入速度を手押しポンプによる注入より更に低速にすることができ、再注入用グラウトに混入する空気や水分を低減できる。
また、グラウト注入用容器内液面18aの高さの変化を観察することで、空洞内の再注入用グラウトの注入状況を間接的に把握できる。このグラウト注入用容器内液面18aの高さの変化の観察によって、空洞内液面18bが空洞の最上部に達したことが確認された後、グラウト注入用容器内液面18aの高さをPC緊張材定着部3より所定の高さだけ高く維持させる。
これによって、一旦はグラウト注入用容器内液面18aが空洞最上部に達した後に、PC緊張材内部空隙内の空気や空洞内の水分が上昇して空気溜りや液溜りが生じた場合においても、これらの除去のための再加圧力が、長時間にわたって低圧で且つ確実に加えられることとなる。
1 PC桁
2 舗装
3 PC緊張材定着部
4 雌コーン
5 雄コーン
6 PC緊張材
7 単線
8 凹部
9 定着部保護コンクリート
10 PC緊張材挿通用シース
11 グラウト
12 空洞
13 通気用ホース
15 ホース挿入孔
16 グラウト再注入用ホース
17 グラウト注入用容器
18 再注入用グラウト
18a グラウト注入用容器内液面
18b 空洞内液面
20 真空計
21 開閉弁
22 デキャンタ
23 真空ポンプ
h 水頭差

Claims (4)

  1. 既設PC構造物におけるPC緊張材挿通シース内のPC緊張材定着端部下側にあって上端側に通気性を有するグラウト未充填空洞部にグラウトを再注入するに際し、
    前記グラウト未充填空洞部の下側端部にグラウト注入ホースを連結し、
    該グラウト注入ホースを、内部の液面を目視できる再注入用グラウト収容用のグラウト注入用容器の下端部に連通させ、
    該グラウト注入用容器を、その上端が前記グラウト未充填空洞部の上端より高い位置にあるように設置し、
    該グラウト注入用容器内の前記再注入用グラウト液面の高さの変化を観察しつつ前記グラウト未充填空洞部内とグラウト注入用容器内との水頭差によって再注入用グラウトを自然流下させ、
    該グラウト注入用容器への再注入用グラウトの単位時間当たりの追加量を調整することによって注入速度を、再注入用グラウトに混入する空気や水分を低減させるために必要な低速度に調整することを特徴としてなるPC緊張材定着端部下側シース内のグラウト未充填空洞部へのグラウト再注入方法。
  2. 前記グラウト未充填空洞部の上端側の通気性は、該空洞部の上端内に、前記シース外から挿入した通気用ホースによって維持させる請求項1に記載のグラウト未充填空洞内へのグラウト再注入方法。
  3. 前記再注入用グラウトの注入速度の調整は、前記グラウト注入用容器内に、該容器内の再注入用グラウト液面の自然降下を待って該グラウト注入用容器内に再注入用グラウトを間欠的に追加させる請求項1又は2に記載のPC緊張材挿通用シース内のグラウト未充填空洞部へのグラウト再注入方法。
  4. 前記グラウト注入用容器内の再注入用グラウト液面の自然降下速度の変化によって空洞内の再注入用グラウトの液面が空洞の最上部に達したことを確認した後、グラウト注入用容器内の再注入用グラウト液面の高さを、PC緊張材定着部より所定の高さだけ高く維持させる請求項1〜3の何ずれか1に記載のPC緊張材挿通用シース内のグラウト未充填空洞部へのグラウト再注入方法。
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