JP5598380B2 - 液体吐出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ノズルから液体を吐出する液体吐出装置に関する。
特許文献1に記載のインクジェットヘッドにおいては、流路ユニットに、一方向にそれぞれ延びているとともに、上記一方向と直交する方向に配列された複数のマニホールド流路(共通液室)が設けられており、各マニホールドには、圧力室やノズルなどをそれぞれ備え、対応するマニホールド流路に沿って上記一方向に配列された複数の個別インク流路が接続されている。マニホールド流路には、上記一方向に関する一方の端部に設けられたインク供給口からインクが供給される。また、隣接する2つのマニホールド流路は、インク供給口と反対側の端部において互いに連通している。
特開2008−273166号公報
ここで、例えば、あるマニホールド流路に接続された多数のノズルから一斉にインクを吐出させた場合などには、このマニホールド流路には、個別インク流路にインクを供給するために、インク供給口側からこれと反対側に向かって大きなインクの流れが生じる。この状態で、これらのノズルからのインクの吐出を一斉に停止させると、マニホールド流路から個別インク流路へのインクの供給は停止されるが、マニホールド流路内の上記インクの流れはすぐには収まらず、マニホールド流路内のインクに大きな圧力上昇が生じる、いわゆるウォーターハンマ現象が生じる。
特許文献1では、上述したように、隣接する2つのマニホールド流路が、インク供給口と反対側の端部において互いに連通しているため、これら2つのマニホールド流路の一方を、インク供給口側からこれと反対側に向かって流れるインクが、インク供給口と反対側の端部においてもう一方のマニホールド流路に流れることができる。
しかし、ノズルの数が多くなると、マニホールド流路が長尺になるため、特許文献1のように、隣接する2つのマニホールド流路が、インク供給口と反対側の端部において互いに連通しているだけでは、マニホールド流路の、隣接するマニホールド流路との連通部分から遠い部分におけるインクは、隣接するマニホールド流路に流れにくく、マニホールド流路内のインクの圧力上昇を十分に抑制することができない虞がある。
本発明の目的は、共通液室内の液体の圧力上昇を確実に抑制することが可能な液体吐出装置を提供することである。
第1の発明に係る液体吐出装置は、所定の一方向に沿って配列された複数の共通液室と、前記複数の共通液室に対応してそれぞれ設けられた複数のノズルと、前記複数の共通液室と、これに対応する前記複数のノズルとを接続する複数の個別液体流路と、隣接する2つの前記共通液室を互いに連通させる連通流路と、を備え、隣接する2つの前記共通液室の間に、これら2つの前記共通液室の少なくとも一方に対応する前記複数のノズル、及び、これら複数のノズルに連通する前記複数の個別液体流路の前記ノズルに連なる部分が配置されており、前記連通流路は、その連通流路が連通させる隣接する2つの前記共通液室の間において、前記複数の個別液体流路の前記ノズルに連なる部分の間に設けられ、前記共通液室を3以上備え、これらの前記共通液室は、前記一方向に配列された3以上の前記共通液室のうち、前記一方向における最外側に配置された2つの外側共通液室と、これら2つの前記外側共通液室の間に配置された内側共通液室とからなり、前記外側共通液室と前記内側共通液室を互いに連通させる前記連通流路は、前記外側共通液室との連通部分の総流路断面積が、前記内側共通液室との連通部分の総流路断面積よりも大きくなっていることを特徴とする。
本発明によると、共通液室内の液体が、連通流路を介して隣接する共通液室に流れることで、共通液室内の液体の圧力上昇を確実に抑制することができる。
また、内側共通液室は、2つの共通液室と隣接しているのに対して、外側共通液室は、1つの共通液室としか隣接していない。しかしながら、本発明によると、外側共通液室と内側共通液室とを連通させる連通流路において、外側共通液室との連通部分の総流路断面積が、内側共通液室との連通部分の総流路断面積よりも大きくなっているため、全ての共通液室において、液体の圧力上昇を抑制することができる。
の発明に係る液体吐出装置は、第の発明に係る液体吐出装置において、前記外側共通液室の前記連通流路との連通部分の総流路断面積と、前記内側共通液室の前記連通流路との連通部分の総流路断面積とが等しいことを特徴とする。
本発明によると、外側共通液室の連通流路との連通部分の総流路断面積と、内側共通液室の連通流路との連通部分の総流路断面積とが等しくなっているので、内側共通液室及び外側共通液室のいずれからも、同じ程度連通流路に液体が流れ、これにより、全ての共通液室において均一に液体の圧力上昇を抑制することができる。
本発明によれば、共通液室の各部分の液体が、連通流路を介して隣接する共通液室に流れることで、共通液室内の液体の圧力上昇を確実に抑制することができる。
第1実施形態に係るインクジェットヘッドの平面図である。 共通液室が形成されたプレートの上面における流路ユニットの断面図である。 (a)がインクジェットヘッドの図2におけるIIIA−IIIA線断面図、(b)がインクジェットヘッドの図2におけるIIIB−IIIB線断面図である。 変形例1の図3相当の図である。 変形例2の図2相当の図である。 変形例3の図2相当の図である。 変形例4の図3相当の図である。 変形例5の図2相当の図である。 第2実施形態の図2相当の図である。 (a)がインクジェットヘッドの図9におけるXA−XA線断面図であり、(b)がインクジェットヘッドの図9におけるXB−XB線断面図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の好適な第1実施形態について説明する。
第1実施形態に係るインクジェットヘッド1(液体吐出装置)は、記録用紙Pに印刷を行うためのインクジェットプリンタのキャリッジに搭載されたものであり、インクジェットプリンタによる記録用紙への印刷時に、キャリッジとともに図1の左右方向(走査方向)に移動しつつ、その下面に形成されたノズル15から、図1の下方(紙送り方向)に搬送される記録用紙にインクを吐出する。インクジェットヘッド1は、図1〜図3に示すように、流路ユニット21と圧電アクチュエータ22とを備えている。
流路ユニット21は、4枚のプレート31〜34が上からこの順に積層されることによって形成されている。ここで、4枚のプレート31〜34のうち、最も下方に配置されたプレート34を除く3枚のプレート31〜33は、ステンレスなどの金属材料からなり、プレート34はポリイミドなどの合成樹脂材料からなる。なお、プレート34もプレート31〜33と同様に金属材料によって構成されていてもよい。
プレート34には、複数のノズル15が形成されている。複数のノズル15は、紙送り方向に配列されることによってノズル列8を形成しており、流路ユニット21においては、このようなノズル列8が走査方向に4列に配列されている。
プレート31には、複数のノズル15にそれぞれ対応して複数の圧力室10が形成されている。複数の圧力室10は、平面視で走査方向を長手方向とする略楕円形状を有しており、図1の左から1番目及び3番目のノズル列8に対応する圧力室10は、図1における左端部においてノズル15と対向しているとともに、図1の左から2番目及び4番目のノズル列8に対応する圧力室10は、図1における右端部においてノズル15と対向している。
プレート32には、各圧力室10の長手方向の両端部と対向する部分に、それぞれ、平面視で略円形の貫通孔12、13が形成されている。プレート33には、平面視で、図1の左から1番目のノズル列8と2番目のノズル列8との間、及び、左から3番目のノズル列8と4番目のノズル列8との間に位置する部分に、それぞれ、平面視で圧力室10の略半分と重なるように紙送り方向に延びているとともに、走査方向(所定の一方向)に沿って配列された2つのマニホールド流路11A、11B(共通液室)が形成されている。
マニホールド流路11Aは、平面視で、図1の左から1番目のノズル列8に対応する圧力室10の図1における略右半分、及び、左から2番目のノズル列8に対応する圧力室10の略左半分と重なっている。マニホールド流路11Bは、平面視で、図1の左から3番目のノズル列8に対応する圧力室10の図1における略右半分、及び、左から4番目のノズル列8に対応する圧力室10の略左半分と重なっている。また、マニホールド流路11A、11Bは、プレート33を厚み方向に貫通している。
また、2つのマニホールド流路11A、11bは、流路ユニット21の図1における下端部において、共通のインク供給口9と接続されており、マニホールド流路11A、11Bにはインク供給口9からインクが供給される。
また、プレート33には、平面視で、貫通孔13及びノズル15と重なる部分に、貫通孔14が形成されている。さらに、プレート33の略上半分には、マニホールド流路11Aとマニホールド流路11Bとの間の領域にマニホールド流路11Aとマニホールド流路11Bを連通する連通流路16が形成されている。この連通流路16は、貫通孔14同士の間を通過してそれぞれのマニホールド流路11に接続している。連通流路16と複数の貫通孔14とは、それぞれ隔壁17によって個別に仕切られている。
連通流路16は、隣接する隔壁17の間にそれぞれ形成された複数の連通口18A、18Bにおいて、それぞれ、マニホールド流路11A、11Bと連通しており、これにより、連通流路16は、マニホールド流路11Aとマニホールド流路11Bとを連通させている。複数の連通口18A、18Bは、幅W1(紙送り方向に関する長さ)及び高さH1(図3の上下方向に関する長さ)が全て等しくなっていることにより流路断面積が全て等しくなっている。
これにより、連通流路16は、マニホールド流路11Aとの連通部分の総流路断面積(複数の連通口18Aの流路断面積の合計)と、マニホールド流路11Bとの連通部分の総流路断面積(複数の連通口18Bの流路断面積の合計)とが等しくなっている。
そして、以上のような構成の流路ユニット21においては、マニホールド流路11A、11Bが、それぞれ、貫通孔12を介して圧力室10に連通しており、圧力室10は、貫通孔13、14を介してノズル15に連通している。なお、第1実施形態では、マニホールド流路11A、11Bとノズル15とを接続する、貫通孔12、圧力室110及び貫通孔13、14からなるインク流路が、本発明に係る個別液体流路に相当する。
圧電アクチュエータ22は、振動板41、圧電層42、共通電極43及び個別電極44を備えている。振動板41は、チタン酸鉛とジルコン酸鉛との混晶であるチタン酸ジルコン酸鉛を主成分とする圧電材料からなり、複数の圧力室10を覆うように、プレート31の上面に接合されている。なお、振動板41は、圧電材料以外の材料によって構成されていてもよい。
圧電層42は、振動板41と同様の圧電材料からなり、振動板41の上面に複数の圧力室10にまたがって連続的に延びている。共通電極43は、振動板41と圧電層42との間にそのほぼ全域にわたって連続的に延びている。共通電極43は、図示しないドライバICに接続されており、ドライバICにより常にグランド電位に保持されている。
複数の個別電極44は、平面視で圧力室10よりも一回り小さい略楕円形状を有しており、圧電層42の上面における、複数の圧力室10の略中央部と対向する部分に形成されている。また、個別電極44は、その長手方向に関するノズル15と反対側の端部が、それぞれ、圧力室10と対向しない部分まで延びており、その先端部が接続端子44aとなっている。接続端子44aには図示しない配線部材を介して図示しないドライバICが接続されており、各個別電極44には、ドライバICにより個別に、グランド電位及び駆動電位のいずれかが選択的に付与される。また、複数の個別電極44に対応して、圧電層42の共通電極43と個別電極44とに挟まれた部分は、その厚み方向に分極されている。
ここで、圧電アクチュエータ22を駆動してノズル15からインクを吐出させる動作について説明する。圧電アクチュエータ22は、予め、全ての個別電極44が、共通電極43と同様グランド電位に保持されている。そして、あるノズル15からインクを吐出させるためには、対応する個別電極44の電位をグランド電位から駆動電位に切り替える。すると、当該個別電極44と共通電極43との間の電位差により、圧電層42のこれらの電極に挟まれた部分に、厚み方向の電界が発生する。この電界の向きは、圧電層42の分極方向と平行であるので、圧電層42の上記部分は、この電界の向きと直交する水平方向に収縮し、これに連動して、振動板41及び圧電層42の圧力室10に対向する部分が圧力室10側に凸となるように変形する。これにより、圧力室10の容積が小さくなって圧力室10内のインクの圧力が上昇し、この上昇した圧力によって、圧力室10に連通するノズル15からインクが吐出される。
ここで、例えば、マニホールド流路11Aに対応するノズル15のうちの多数から一斉にインクを吐出させた場合には、ノズル15や圧力室10などにインクを供給するために、マニホールド流路11Aに図2における下側から上側に向かうインクの流れ生じる。その後、これらのノズル15からのインクの吐出が一斉に停止されると、マニホールド流路11Aからノズル15や圧力室10などへのインクの供給も停止されるが、マニホールド流路11Aの流路断面積が大きいために、マニホールド流路11A内に生じたインクの流れはすぐには収まらず、ウォーターハンマ現象が生じる。
しかしながら、第1実施形態では、マニホールド流路11Aを流れるインクが、連通流路16を介して、隣接するマニホールド流路11Bに流れ込むことができるので、マニホールド流路11A内のインクの圧力上昇を抑制することができる。
同様に、マニホールド流路11Bに対応するノズル15のうちの多数から一斉にインクを吐出させ、その後、これらのノズル15からのインクの吐出を一斉に停止させたときにも、マニホールド流路11Bを流れるインクが、連通流路16を介して、隣接するマニホールド流路11Aに流れ込むことができるので、マニホールド流路11B内のインクの圧力上昇を抑制することができる。
さらに、第1実施形態では、連通流路16が、マニホールド流路11Aとマニホールド流路11Bとの間において、複数の貫通孔14の間に設けられており、マニホールド流路11A、11Bの各部分のインクは、マニホールド流路11A、11Bと貫通孔14とを仕切る隔壁17の間に形成された複数の連通口18A、18Bから連通流路16に流れることができる。したがって、例えば、1つのノズル列8を構成するノズル15の数が多く、マニホールド流路11A、11Bが長い場合などでも、マニホールド流路11A、11B内のインクの圧力上昇を確実に抑制することができる。
さらに、第1実施形態では、上述したように、連通流路16のマニホールド流路11Aとの連通部分の総流路断面積と、マニホールド流路11Bとの連通部分の総流路断面積とが等しくなっているので、マニホールド流路11A、11Bのいずれのインクも、流量、流速ともに、同じ程度連通流路16に流れることができ、隣接する2つのマニホールド流路11A、11Bの圧力上昇を均等に抑制することができる。
また、第1実施形態では、マニホールド流路11Aの連通流路16との各連通部分の流路断面積が互いに等しくなっているため、マニホールド流路11Aのどの部分からでもインクが同じ程度連通流路16に流れるため、マニホールド流路11Aの各部分のインクの圧力上昇を均等に抑制することができる。同様に、マニホールド流路11Bの連通流路16との各連通部分の流路断面積が互いに等しくなっているため、マニホールド流路11Bの各部分のインクの圧力上昇を均等に抑制することができる。
また、隣接するマニホールド流路11Aとマニホールド流路11Bとの間における、貫通孔14の間に連通流路16を設けているため、連通流路16を設けても、インクジェットヘッド1を構成する流路ユニット21が図1の紙送り方向に大型化することがない。
次に、第1実施形態に種々の変更を加えた変形例について説明する。ただし、第1実施形態と同様の構成については、適宜その説明を省略する。
第1実施形態では、プレート33の略上半分に、連通流路16が形成されていたが、これには限られない。例えば、図4に示すように、第1実施形態とは逆に、連通流路16がプレート33の略下半分に形成されていてもよい(変形例1)。なお、変形例1では、流路ユニット21の剛性を確保するために、プレート33とプレート34との間に、金属材料からなるプレート62が配置されており、プレート62の貫通孔14及びノズル15と対向する部分に貫通孔63が形成されている。
また、第1実施形態では、1つの連通流路16が、複数箇所においてマニホールド流路11A、11Bにそれぞれ連通していたが、これには限られない。別の一変形例(変形例2)では、図5に示すように、マニホールド流路11Aとマニホールド流路11Bとの間に、紙送り方向に沿って配列された複数の連通流路71が設けられていることで、マニホールド流路11Aとマニホールド流路11Bとが、複数の連通流路71を介して複数箇所において連通している。ここでは、隔壁72が、隣接する連通流路71同士、及び連通流路71と貫通孔14をそれぞれ仕切っている。
また、各連通流路71において、マニホールド流路11Aとの連通口73A及びマニホールド流路11Bとの連通口73Bは、その幅や高さなど、形状及び大きさが全て同じとなっていることにより、流路断面積が等しくなっており、これにより、複数の連通流路71とマニホールド流路11Aとの連通部分の総流路断面積(複数の連通口73Aの流路断面積の合計)が、複数の連通流路71とマニホールド流路11Bとの連通部分の総流路断面積(複数の連通口73Bの流路断面積の合計)と等しくなっている。
この場合でも、マニホールド流路11A、11Bのいずれからも同じ程度各連通流路71にインクが流れることができ、隣接する2つのマニホールド流路11A、11Bの圧力上昇を均等に抑制することができる。
また、マニホールド流路11A、11Bの各部分から均等に連通流路71にインクが流れることができるので、マニホールド流路11A、11Bの各部分のインクの圧力上昇をそれぞれ均等に抑制することができる。
また、第1実施形態では、連通口18A、18Bの幅W1及び高さH1が全て同じとなっていることにより、連通流路16のマニホールド流路11Aとの連通部分の総流路断面積と、連通流路16のマニホールド流路11Bとの連通部分の総流路断面積とが等しくなっていたが、これには限られない。
例えば、複数の連通口18Aの流路断面積、及び、複数の連通口18Bの流路断面積が、それぞれ互いに異なっていてもよいし、連通口18Aの流路断面積と、連通口18Bの流路断面積とが互いに異なっていてもよい。また、このとき、連通流路16のマニホールド流路11Aとの連通部分の総流路断面積と、マニホールド流路11Bとの連通部分の総流路断面積とは等しくなっていてもよいし、互いに異なっていてもよい。
また、第1実施形態では、流路ユニット21が2つのマニホールド流路11A、11Bを備えた場合について説明したが、マニホールド流路の数は3以上であってもよい。
例えば、別の一変形例(変形例3)では、図6に示すように、8列のノズル列8が走査方向に配列されている。また、これに対応して、図6における左側から1番目及び2番目のノズル列8の間、3番目及び4番目のノズル列8の間、5番目及び6番目のノズル列8の間、及び、7番目及び8番目のノズル列8の間に、それぞれ、マニホールド流路81A〜81Dが設けられている。そして、マニホールド流路81Aとマニホールド流路81Bとの間、マニホールド流路81Bとマニホールド流路81Cとの間、及び、マニホールド流路81Cとマニホールド流路81Dとの間における、複数の貫通孔14の間に、それぞれ、連通流路82A〜82Cが設けられている。
なお、変形例3では、走査方向に関する最外側に配置された2つのマニホールド流路81A、81Dが、それぞれ、本発明に係る外側共通液室に相当し、マニホールド流路81Aとマニホールド流路81Dとの間に配置されたマニホールド流路81B、81Cが、それぞれ、本発明に係る内側共通液室に相当する。そして、連通流路82A、82Cが、それぞれ、本発明に係る、外側共通液室と内側共通液室とを連通させる連通流路に相当する。
さらに、変形例3では、マニホールド流路81Aと連通流路82Aとの連通口83A、及び、マニホールド流路81Dと連通流路82Cとの連通口83Dの幅がW2となっている。一方、マニホールド流路81Bと連通流路82A、82Bとの連通口83B1、83B2、及び、マニホールド流路81Cと連通流路82B、82Cとの連通口83C1、83C2の幅が、W2の半分であるW3となっている。すなわち、連通口83A、83Dの流路断面積が、連通口83B1、83B2、83C1、83C2の流路断面積の2倍となっている。
これにより、連通流路82Aは、マニホールド流路81A(外側共通液室)との連通部分の総流路断面積(複数の連通口83Aの流路断面積の合計)が、マニホールド流路81B(内側共通液室)との連通部分の総流路断面積(複数の連通口83B1の流路断面積の合計)の2倍になっている。また、同様に、連通流路82Cは、マニホールド流路81D(外側共通液室)との連通部分の総流路断面積(複数の連通口83Dの流路断面積の合計)が、マニホールド流路81C(内側共通液室)との連通部分の総流路断面積(複数の連通口83C2の流路断面積の合計)の2倍となる。
また、マニホールド流路81A〜81Dのそれぞれについてみれば、連通流路82A〜82Cとの連通部分の総流路断面積がほぼ等しくなっている。すなわち、外側共通液室の連通流路との連通部分の総流路断面積(複数の連通口83Aの流路断面積の合計、複数の連通口83Dの流路断面積の合計)が、内側共通液室の連通流路との連通部分の総流路断面積(複数の連通口83B1と連通口83B2の流路断面積の合計、複数の連通口83C1と連通口83C2の流路断面積の合計)が、等しくなっている。
変形例3では、連通口83A、83Dの流路断面積が、連通口83B1、83B2、83C1、83C2の流路断面積の2倍となっているため、連通流路82Aには、1つの連通流路82Aにのみ連通したマニホールド流路81Aから、2つの連通流路82A、82Bに連通したマニホールド流路81Bからよりもインクが流れ込みやすくなる。同様に、連通流路82Cには、1つの連通流路82Cにのみ連通したマニホールド流路81Dから、2つの連通流路82B、82Cに連通したマニホールド流路81Cからよりもインクが流れ込みやすくなる。
一方、マニホールド流路81Bから連通流路82A、82Bへはそれぞれインクが流れ込みにくいが、マニホールド流路81Bからは2つの連通流路82A、82Bにインクが流れることができる。同様に、マニホールド流路81Cから連通流路82B、82Cへはそれぞれインクが流れ込みにくいが、マニホールド流路81Cからは2つの連通流路82B、82Cにインクが流れることができる。
以上のことから、変形例3では、マニホールド流路81A〜81Dの内のインクは、同じ程度連通流路82A〜82Cに流れることができ、マニホールド流路81A〜81D内のインクの圧力上昇を均等に抑えることができる。
また、変形例3では、連通口83A、83Dの幅W2を、連通口83B1、83B2、83C1、83C2の幅W3の2倍とすることによって、連通口83A、83Dの流路断面積を、連通口83B1、83B2、83C1、83C2の流路断面積の2倍としたがこれには限られない。
例えば、図7に示すように、連通流路82Aの、連通口83A及び連通口83Aに連なる部分をプレート33の略下半分、連通口83B1及び連通口83B1に連なる部分をプレート33の略上半分にそれぞれ形成するとともに、これらの間の部分をプレート33を貫通するように設け、連通口83Aの高さH2を、連通口83B1の高さH3の2倍とすることによって、連通口83Aの流路断面積を、連通口83B1の流路断面積の2倍としてもよい。また、図示は省略するが、同様に、連通口83Dの高さを、連通口83C2の高さの2倍とすることによって、連通口83Dの流路断面積を、連通口83C2の流路断面積の2倍としてもよい(変形例4)。
さらには、連通口83A、83Dの幅及び高さの両方を、連通口83B1、83B2、83C1、83C2の幅及び高さと異ならせることによって、連通口83A、83Dの流路断面積を、連通口83B1、83B2、83C1、83C2の流路断面積の2倍としてもよい。
さらには、連通口83A、83Dの流路断面積を、連通口83B1、83B2、83C1、83C2の流路断面積よりも大きくすることにも限られない。別の一変形例(変形例5)では、図8に示すように、マニホールド流路81B、81Cに対応する、隣接する2つの貫通孔14と連通流路82A、82B、82Cとを仕切る隔壁91が、隣接する2つの貫通孔14にまたがって連続的に延びており、これにより、連通口83B1、83B2、83C1、83C2の数が、連通口83A、83Dの数の半分となっている。なお、連通口83A、83B1、83B2、83C1、83C2、83Dの流路断面積は全て等しくなっている。
そして、この場合でも、連通流路82Aのマニホールド流路81Aとの連通部分の総流路断面積を、マニホールド流路81Bとの連通部分の総流路断面積の2倍にするとともに、連通流路82Cのマニホールド流路81Cとの連通部分の総流路断面積を、マニホールド流路81Dとの連通部分の総流路断面積の2倍にすることで、マニホールド流路81A〜81Dの、連通流路82A〜82Cとの連通部分の総流路断面積の合計を等しくすることができる。
また、変形例3〜5では、連通口83A、83Dの流路断面積が、連通口83B1、83B2、83C1、83C2の約2倍となっていることによって、連通流路の外側共通液室との連通部分の総流路断面積が、内側共通液室との連通部分の総流路断面積の2倍となっているとともに、外側共通液室の連通流路との連通部分の総流路断面積と、内側共通液室の連通流路との連通部分の総流路断面積とが等しくなっていたがこれには限られない。
例えば、連通流路の外側共通液室との連通部分の総流路断面積が、内側共通液室との連通部分の総流路断面積の2倍ではなく、内側共通液室との連通部分の総流路断面積よりも大きくなっていてもよい。さらには、連通流路の外側共通液室との連通部分の総流路断面積と、内側共通液室との連通部分の総流路断面積とが等しくなっていてもよい。
あるいは、外側共通液室の連通流路との連通部分の総流路断面積と、内側共通液室の連通流路との連通部分の総流路断面積とが互いに異なっていてもよい。
具体的には、連通口83A、83Dの幅W2と、連通口83B1、83B2、83C1、83C2の幅W3との比や、連通口83A、83Dの高さH2と、連通口83B1、83B2、83C1、83C2の高さH3と比が、変形例3、4とは異なっていてもよい。あるいは、変形例5において、隔壁91が3つ以上の貫通孔14にまたがって連続的に延びていてもよい。
また、変形例3〜5では、複数の連通口83Aの流路断面積が等しくなっているなど、あるノズル列8に対応する複数の連通口の流路断面積が等しくなっていたが、これら複数の連通口の流路断面積は互いに異なっていてもよい。
また、以上の例では、1つのマニホールド流路の走査方向に関する両側に、そのマニホールド流路と接続されたノズル15が配置されていることにより、隣接する2つのマニホールド流路の間に、これら2つのマニホールド流路に接続されたノズル15の両方が配置されていたが、これには限られない。例えば、1つのマニホールド流路の走査方向に関する片側にのみ、そのマニホールド流路と接続されたノズル15が配置されていることにより、隣接する2つのマニホールド流路の間に、これら2つのマニホールド流路のうち、一方のマニホールド流路に接続されたノズル15のみが配置されていてもよい。
[第2実施形態]
次に、本発明の好適な第2実施形態について説明する。ただし、第2実施形態については、主に第1実施形態と異なる部分について説明する。
第2実施形態では、図9、図10に示すように、プレート33の下端部を除いた部分に、平面視で(一平面と直交する方向から見て)全ての圧力室10及びノズル15と重なるように連続的に延びた(一平面に沿って延びた)マニホールド流路101が形成されている。また、プレート33には、平面視でマニホールド流路101が形成された領域の、貫通孔13及びノズル15と重なる部分に、プレート33をその厚み方向(所定の一平面と交差する方向)に貫通する貫通孔102が形成されており、マニホールド流路101の下方に配置されたノズル15と、マニホールド流路101の上方(所定の一平面と直交する方向に関して、マニホールド流路101を挟んだノズル15と反対側)に配置された圧力室10とは、貫通孔13、102を介して互いに接続されている。すなわち、第2実施形態では、貫通孔13と貫通孔102とをあわせたものが、本発明に係る接続流路に相当する。また、マニホールド流路101と、マニホールド流路101が形成された領域内に配置された貫通孔102とは、貫通孔102に対して個別に設けられた隔壁103によって仕切られている。
この場合には、マニホールド流路101が、複数のノズル15にまたがって連続的に延びたものとなっているため、マニホールド流路を、ノズル15と重ならないように形成する場合に比べて大型にすることができ、マニホールド流路101内のインクの圧力変動を効果的に抑制することができる。
次に、第2実施形態に種々の変更を加えた変形例について説明する。ただし、第2実施形態と同様の構成については、適宜その説明を省略する。
第2実施形態では、隔壁103が貫通孔102に対して個別に設けられていたが、複数の貫通孔102に対して仕切る隔壁が一体となっていてもよい。
また、第2実施形態では、貫通孔102が、プレート33の厚み方向に延びていたが、貫通孔102は、プレート33の厚み方向に対して傾斜した方向に延びて、プレート33を貫通していてもよい。
また、第2実施形態では、第1実施形態と同様、流路ユニット21に4つのノズル列8が形成されていたが、ノズル列8の数は、4つであることには限られない。さらに、第2実施形態の場合には、第1実施形態とは異なり、マニホールド流路101の数が1つであるので、ノズル列の数が1つであってもよい。
さらに、第1、第2実施形態では、複数のノズル15がノズル列8を形成しているとともに、あるノズル列8を構成するノズル15が同じマニホールド流路に接続されていたが、複数のノズル15が、ノズル列8を形成するように配置されていることにも限られない。
また、以上では、ノズルからインクを吐出するインクジェットヘッドに本発明を適用した例について説明したが、インク以外の液体を吐出する液体吐出装置に本発明を適用することも可能である。
1 インクジェットヘッド
10 圧力室
12〜14 貫通孔
11A、11B マニホールド流路
15 ノズル
16 連通流路
81A〜81D マニホールド流路
82A〜82C 連通流路
101 マニホールド流路
102 貫通孔

Claims (2)

  1. 所定の一方向に沿って配列された複数の共通液室と、
    前記複数の共通液室に対応してそれぞれ設けられた複数のノズルと、
    前記複数の共通液室と、これに対応する前記複数のノズルとを接続する複数の個別液体流路と、
    隣接する2つの前記共通液室を互いに連通させる連通流路と、を備え、
    隣接する2つの前記共通液室の間に、これら2つの前記共通液室の少なくとも一方に対応する前記複数のノズル、及び、これら複数のノズルに連通する前記複数の個別液体流路の前記ノズルに連なる部分が配置されており、
    前記連通流路は、その連通流路が連通させる隣接する2つの前記共通液室の間において、前記複数の個別液体流路の前記ノズルに連なる部分の間に設けられ
    前記共通液室を3以上備え、これらの前記共通液室は、
    前記一方向に配列された3以上の前記共通液室のうち、前記一方向における最外側に配置された2つの外側共通液室と、これら2つの前記外側共通液室の間に配置された内側共通液室とからなり、
    前記外側共通液室と前記内側共通液室を互いに連通させる前記連通流路は、
    前記外側共通液室との連通部分の総流路断面積が、前記内側共通液室との連通部分の総流路断面積よりも大きくなっていることを特徴とする液体吐出装置。
  2. 前記外側共通液室の前記連通流路との連通部分の総流路断面積と、前記内側共通液室の前記連通流路との連通部分の総流路断面積とが等しいことを特徴とする請求項に記載の液体吐出装置。
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