JP5598087B2 - プラテンローラおよび印字装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明に係る印字装置100の外観構成の一例を示している。印字装置100は、図1に示すように、印字装置本体10と入力部12と表示部14とを備えている。印字装置本体10は、所定の厚みを有した平面視矩形状をなす筐体であって、その内部には後述するプラテンローラ30やサーマルヘッド20、カッタ52、CPU70等が実装された回路基板が内蔵されている。印字装置本体10の左側面部には、所定の文字等が印字されたチューブ80等が排出される排出口16が設けられている。排出口16よりも若干下方には、排出口16から排出されるチューブ80を完全に分離して切断するためのフルカットボタン18が設けられている。
次に、印字装置100の内部構成の一例について説明する。図2は印字装置100の内部構成の一例を示している。図2に示すように、印字装置100は、プラテンローラ30とサーマルヘッド20とヘッド移動機構38とインクリボンカセット40と切断部50とカッタ駆動部60とを備えている。
次に、プラテンローラ30の構成の一例について説明する。図3(A)はプラテンローラ30の構成の一例を示す斜視図であり、図3(B)はその分解斜視図である。図4は(A)はプラテンローラ30の平面図であり、図4(B)はその側面図であり、図4(C)は図4(A)のA−A線に沿った断面図である。なお、図4(B)以降の図では、軸受け部32cを便宜上省略している。
次に、本発明に係るプラテンローラ30を用いて印字処理(セット処理)を行った場合のチューブ80の状態について説明する。以下では、小径のチューブ80を用いた場合と、大径のチューブ80を用いた場合のそれぞれについて説明する。なお、チューブ80の搬送は、プラテンローラ30の下側を通過する搬送軸Cを基準としている。
図5(A)および図5(B)は、小径のチューブ80を印字装置100にセットしたときのチューブ80の状態を示している。ヘッドリリースレバー39が操作されて、図5(A)および図5(B)に示すように、サーマルヘッド20がプラテンローラ30側に移動すると、サーマルヘッド20とプラテンローラ30との間にセットされたチューブ80がサーマルヘッド20によってプラテンローラ30側に押圧される。
続けて、プラテンローラ200の弾性部材204の厚みが一定(均一)の従来の印字装置を用いて、小径のチューブ220に印字を行う場合について説明する。図6(A)および図6(B)は、小径のチューブ220を従来の印字装置にセットしたときのチューブ220の状態を示している。なお、プラテンローラ200は、上述したように、芯金202とこの芯金202の外周面を被覆する弾性部材204とにより構成され、プラテンローラ200の弾性部材204の厚みは本発明のプラテンローラ30の肉厚部34aの厚みD1
と同一の厚みに選定されているものとする。
次に、大径のチューブ80を用いて印刷処理を行う場合について説明する。図7(A)および図7(B)は、大径のチューブ80を印字装置100にセットしたときのチューブ80の状態を示している。ヘッドリリースレバー39が操作されて、図7(A)および図7(B)に示すように、サーマルヘッド20がプラテンローラ30側に移動すると、サーマルヘッド20とプラテンローラ30との間にセットされたチューブ80がサーマルヘッド20によってプラテンローラ30側に押圧される。ここで、大径のチューブ80を用いた場合には、変形時におけるチューブ80の面積も大きくなるので、サーマルヘッド20により加えられる圧力が分散されてしまう。このとき、プラテンローラ30の弾性部材34が十分な厚みを有していない場合には、変形したチューブ80の凸部80d,80eを弾性部材34に埋め込むことができない。これは、弾性部材34の厚みが薄くなると、弾性部材34が硬くなるからである。
Claims (3)
- チューブに印字するサーマルヘッドと対向した位置に設けられ、当該サーマルヘッドとの間に前記チューブを挟持した状態で搬送するプラテンローラであって、
第1の径部と当該第1の径部よりも径が大きい第2の径部とを有する芯金と、
前記芯金の外周面を被覆する円筒状をなす弾性部材とを備え、
前記弾性部材において、前記芯金の前記第1の径部に対応した部位が肉厚部を構成し、前記芯金の前記第2の径部に対応した部位が肉薄部を構成し、
前記プラテンローラを備える印字装置には、前記チューブを搬送する際の基準となる搬送軸が設けられ、
前記芯金の前記第2の径部および前記弾性部材の前記肉薄部は、前記チューブの前記搬送軸の高さに対応した位置に設けられ、前記チューブを前記薄肉部と前記サーマルヘッドで挟持することにより、前記チューブの印字面を平坦にする
ことを特徴とするプラテンローラ。 - 前記チューブには、少なくとも、第1の内径を有する第1のチューブ、または、前記第1の内径よりも大きい第2の内径を有する第2のチューブが用いられ、
前記第1のチューブが用いられた場合に、前記サーマルヘッドによる挟持により変形した前記第1のチューブの少なくとも一方の端部が前記弾性部材の前記肉薄部に位置するようにし、
前記第2のチューブが用いられた場合に、前記サーマルヘッドによる挟持により変形した前記第2のチューブの両端の少なくとも一方が前記弾性部材の前記肉厚部に位置すると共に、前記第2のチューブの端部間の部位が前記弾性部材の前記肉薄部に位置するようにした
ことを特徴とする請求項1に記載のプラテンローラ。 - チューブに印字するサーマルヘッドと対向した位置に設けられ、当該サーマルヘッドとの間に前記チューブを挟持した状態で当該チューブの搬送を行うプラテンローラを備えた印字装置であって、
前記プラテンローラは、
第1の径部と当該第1の径部よりも径が大きい第2の径部とを有する芯金と、
前記芯金の外周面を被覆する円筒状をなす弾性部材とを備え、
前記弾性部材において、前記芯金の前記第1の径部に対応した部位が肉厚部を構成し、前記芯金の前記第2の径部に対応した部位が肉薄部を構成し、
前記チューブを搬送する際の基準となる搬送軸が設けられ、
前記芯金の前記第2の径部および前記弾性部材の前記肉薄部は、前記チューブの前記搬送軸の高さに対応した位置に設けられ、前記チューブを前記薄肉部と前記サーマルヘッドで挟持することにより、前記チューブの印字面を平坦にする
ことを特徴とする印字装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2010118730A JP5598087B2 (ja) | 2010-05-24 | 2010-05-24 | プラテンローラおよび印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010118730A JP5598087B2 (ja) | 2010-05-24 | 2010-05-24 | プラテンローラおよび印字装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011245656A JP2011245656A (ja) | 2011-12-08 |
JP5598087B2 true JP5598087B2 (ja) | 2014-10-01 |
Family
ID=45411531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010118730A Active JP5598087B2 (ja) | 2010-05-24 | 2010-05-24 | プラテンローラおよび印字装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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2010
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