JP5597004B2 - センサー運転方法 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1(特開2003−317783号公報)では、燃料電池システムの酸素含有ガス供給路に不純物除去器を設けて燃料電池システムに供給する酸素含有ガス中の不純物を除去するとされている。特許文献2(特開2004−227844号公報)では、燃料電池システムの燃料及び酸化剤ガスの経路内にキレート剤や多孔質延伸フッ素フィルムなどを用いた不純物捕集器を設けて触媒や金属イオンを除去するとされている(図25参照)。
特許文献4(特開昭63−264875号公報)では、リン酸型燃料電池の上流側にCO、CO2の少なくとも一方のガス濃度検出装置を設けてガス濃度を測定し、ガス濃度が所定値以上になったとき、燃料電池の劣化があると判断して、燃料電池の運転を停止する。特許文献5(特開平04−319263号公報)においても同様である。
センサーの運転温度を燃料電池本体の温度よりも低くし、触媒劣化を加速することで感受性を高めるようにすることができる。
本明細書において、上記「アノードでの水素電解反応及びカソードでの水素発生反応の変化」における各反応の変化を触媒劣化と言う。
ところで、燃料水素中には、CO(一酸化炭素)、CO2(二酸化炭素)のほか、炭化水素、酸素、硫黄化合物、ホルムアルデヒド、ギ酸、アンモニア、ハロゲン化合物、微粒固体粒子など数多くの不純物が含まれる可能性がある。それらの不純物はPEFCの性能劣化の要因となるので、PEFCに供給する燃料水素はそれらの不純物ができるだけ除去されている必要がある。
また、燃料水素中だけではなく、空気中にもCO、CO2のほか、炭化水素、酸素、硫黄化合物、ホルムアルデヒド、ギ酸、アンモニア、ハロゲン化合物、微粒固体粒子など数多くの不純物が含まれる可能性がある。それらの不純物は、燃料水素中の不純物と同じくPEFCの性能劣化の要因となるので、それら不純物による燃料電池の劣化を回避するには、不純物成分ごとにセンサーを配置して監視する必要がある。
本発明における、そのような機能をもつ燃料水素中の不純物に敏感な水素ポンプ型セルからなる不純物監視センサーは、以下のとおりの原理、仕組みを持つ燃料電池である。
図24は固体高分子電解質膜などのプロトン導電体を用いた水素ポンプの原理を説明する図である。アノード室に水素を含むガスを導入してアノード−カソード間に直流を通じると、水素のみがプロトンの形で電解質中をカソードまで移動し、水素に戻る。この過程が電気化学的な水素ポンプである。原理的には水素以外の元素は電解質膜を超えて移動しないため、高純度水素の分離方法として知られている。水素の移動は、次の電極反応の結果である。本発明においてはこの原理を利用する。
固体高分子電解質膜は、前述図21で言えば固体高分子電解質膜1に相当する部材である。その厚さは性能の点では薄い方がよいが、不純物監視センサーでは長時間使用における膜の劣化による性能低下の影響を受けないよう燃料電池本体における固体高分子電解質膜の膜厚よりも厚くする。
アノードは前述図21で言えばアノード2に相当する部材である。本発明において、アノードについては、下記(a)〜(d)のような態様を採ることができる。(a)白金の量を減らして低白金担持とする。(b)カーボン担持をなくする。(c)触媒の粒径を大きくし、全体の触媒量を少なくすることにより、白金使用量を減らす。(d)純白金を使用し、Ru等のCO耐性を上げるための合金は使用しない。
カソードは前述図21で言えばカソード3に相当する部材である。本発明において、カソードについては、下記(a)〜(d)のような態様をとることができる。(a)白金の量を減らして低白金担持とする。(b)カーボン担持をなくする。(c)触媒の粒径を大きくし、全体の触媒量を少なくすることにより、白金使用量を減らす。(d)純白金を使用し、Ru等のCO耐性を上げるための合金は使用しない。
アノードとカソードの二電極配置でアノード−カソード間の電位差を計測する。図24にその態様例を示している。図24のとおり、アノードとカソードの二電極から導線を引き、不純物センサーに連なる燃料電池本体の作動時に電圧を計測する。
リアルタイムタイプでは、センサー部のアノード、カソードに常に燃料水素を流して電圧低下の度合いを監視する。バッチタイプでは、燃料水素を一定時間濃縮してセンサー部に導入し、そのときの電圧低下の度合いを定期的に監視する。その際、複数のセンサーを並置し、交互に切り替えることによりリアルタイム監視と同様に、常時電圧低下の度合いを監視する。
本発明における、以上のような仕組みをもつ燃料水素中の不純物に敏感な水素ポンプ型セルからなる監視センサーの操作方法は以下のとおりである。
(a)不純物の吸着により触媒劣化を加速するため、低温度とする。このように、水素ポンプ型セルからなる不純物監視センサーの運転温度を燃料電池本体の運転温度よりも低くすることにより、燃料水素中の不純物の吸着による触媒劣化を加速する。また、水素ポンプ型セルからなる不純物監視センサーの運転湿度を燃料電池本体の運転湿度よりも低くすることにより燃料水素中の不純物の吸着による触媒劣化を加速する。
燃料水素の流速、空気の流速が速いと固体高分子電解質膜での電気化学反応により水分が使われてしまい、膜表面が乾燥し劣化が速い。燃料水素の流速は、不純物監視センサーの機能、使用目的上、燃料電池本体へ供給するのと同じ条件とすることが好ましい。
燃料水素の供給圧力、空気の供給圧力を上げると分圧が上がり、これにより電圧が安定化する。また、不純物種の分圧自体も高くなり、触媒粒子への吸着量が増えることになり、電圧変化が見えやすくなるので、不純物監視センサーの使用目的上有効である。
本発明の燃料電池からなる不純物監視センサーによる対象成分は、燃料電池の発電特性を劣化させるような燃料水素中の全ての不純物成分、空気中の全ての不純物成分である。
本発明の水素を燃料とする燃料電池の保護方法及び保護システムは燃料電池の上流側に、当該燃料電池よりも燃料水素中の不純物に敏感な水素ポンプ型セルからなる不純物監視センサーを配置することが必須である。以下その配置態様、操作態様について順次説明する。
図1は本発明の態様例1を説明する図である。本態様例1は、前述本発明(3)に係る水素を燃料とする燃料電池の保護システム用のセンサーセルの態様例に相当する。図1のとおり、電解質膜1の両面にそれぞれアノード2、カソード3を配置する。アノード2、カソード3間に電源(直流)Wを配置する。このセンサーセルは、アノード2での水素電解反応及びカソード3での水素発生反応の変化により検知を行うようにしてなるセンサーセルである。
図2は本発明の態様例2を説明する図である。本態様例2は本発明(4)に係る水素を燃料とする燃料電池の保護システム用のセンサーセルに相当するもので、カソード3をフィルターFで覆うことにより、アノード2の触媒劣化により不純物を検知するようにしてなるセンサーセルである。図2のとおり、カソード3をフィルターFで覆うことにより、アノード2の触媒劣化により不純物を検知するようにして構成される。他の点は態様例1の場合と同様である。
図3は本発明の態様例3を説明する図である。本態様例3は本発明(5)に係る水素を燃料とする燃料電池の保護システム用のセンサーセルに相当するもので、アノード2をフィルターFで覆うことにより、カソード3の触媒劣化により不純物を検知するようにしてなるセンサーセルである。図3のとおり、アノード2をフィルターFで覆うことにより、カソード3の触媒劣化により不純物を検知するようにして構成される。他の点は態様例1の場合と同様である。
図4は本発明の態様例4を説明する図である。本態様例4は本発明(6)に係る水素を燃料とする燃料電池の保護システム用のセンサーセルに相当する。本態様では、同じセンサーを並列にして、一方を参照用、他方を検知用とする。そして、参照用はアノード2及びカソード3をフィルターFで覆い、検知用はカソード3のみをフィルターFで覆うことで、検知用のアノード2の触媒劣化を参照用のアノードと比較することにより不純物を検知するようにしてなるセンサーセルである。
図5は本発明の態様例5を説明する図である。本態様例5は本発明(7)に係る水素を燃料とする燃料電池の保護システム用のセンサーセルに相当する。本態様では、同じセンサーを並列にして、一方を参照用、他方を検知用とする。そして、参照用のアノード2のみをフィルターFで覆うことで、検知用のアノード2の触媒劣化を参照用のアノード2と比較することにより不純物を検知するようにしてなるセンサーセルである。
図6は本発明の態様例6を説明する図である。本態様例6は本発明(8)に係る水素を燃料とする燃料電池の保護システム用のセンサーセルに相当する。本態様では、同じセンサーを並列にして、一方を参照用、他方を検知用とする。そして、参照用はアノード2及びカソード3をフィルターFで覆い、検知用はアノード2のみをフィルターFで覆うことで、検知用のカソード3の触媒劣化を参照用のカソード3と比較することにより不純物を検知するようにしてなるセンサーセルである。
図7は本発明の態様例7を説明する図である。本態様例7は本発明(9)に係る水素を燃料とする燃料電池の保護システム用のセンサーセルに相当する。本態様では、同じセンサーを並列にして、一方を参照用、他方を検知用とする。そして、参照用のカソード3のみをフィルターFで覆うことで、検知用のカソード3の触媒劣化を参照用のカソード3と比較することにより不純物を検知するようにしてなるセンサーセルである。
図8は本発明の態様例8を示す図である。本態様例8は、前述〈態様例2〉におけるフィルターFに代えて、純水素を供給する小型水素ボンベを備えてなることを特徴とするセンサーセルである。カソード3を小型水素ボンベから供給された高純度水素ガス雰囲気Gで覆うことにより、アノード2の触媒劣化により不純物を検知するようにしてなるセンサーセルである。
図9は本発明の態様例9を示す図である。本態様例9は、前述〈態様例3〉におけるフィルターFに代えて、純水素を供給する小型水素ボンベを備えてなることを特徴とするセンサーセルである。アノード2を小型水素ボンベから供給された高純度水素ガス雰囲気Gで覆うことにより、カソード3の触媒劣化により不純物を検知するようにしてなるセンサーセルである。
図10は本発明の態様例10を示す図である。本態様例10は、前述〈態様例2〉におけるフィルターFに代えて、純水素を供給する水素吸蔵合金充填容器を備えてなることを特徴とするセンサーセルである。カソード3を水素吸蔵合金充填容器から供給された高純度水素ガス雰囲気Gで覆うことにより、アノード2の触媒劣化により不純物を検知するようにしてなるセンサーセルである。
図11は本発明の態様例11を示す図である。本態様例11は、前述〈態様例3(図3)〉におけるフィルターFに代えて、純水素を供給する水素吸蔵合金充填容器を備えてなることを特徴とするセンサーセルである。アノード2を水素吸蔵合金充填容器から供給された高純度水素ガス雰囲気Gで覆うことにより、カソード3の触媒劣化により不純物を検知するようにしてなるセンサーセルである。
図12は本発明の態様例12を説明する図である。本態様例12は、前述〈態様例4(図4)〉におけるフィルターFに代えて、純水素を供給する小型水素ボンベを備えてなることを特徴とするセンサーセルである。本態様例12では、同じセンサーを図示のように並置して、一方を参照用、他方を検知用とする。ここで“同じセンサー”とは、同じ構造のセンサーとの意味である。なお、図12において、並置の両センサーの電解質膜は、共通の電解質膜1で構成しているが、それぞれ別個の電解質膜で構成してもよい。
図13は本発明の態様例13を説明する図である。本態様例13は、前述〈態様例4(図4)〉におけるフィルターFに代えて、純水素を供給する水素吸蔵合金充填容器を備えてなることを特徴とするセンサーセルである。態様例12と同じく、本態様例13でも、同じセンサーを並列にして、一方を参照用、他方を検知用とする。
図14は本発明の態様例14を説明する図である。本態様例14は、前述〈態様例5(図5)〉におけるフィルターFに代えて、純水素を供給する小型水素ボンベを備えてなることを特徴とするセンサーセルである。本態様例14では、同じセンサーを並列にして、一方を参照用、他方を検知用とする。
図15は本発明の態様例15を説明する図である。本態様例15は、前述〈態様例5(図5)〉におけるフィルターFに代えて、純水素を供給する水素吸蔵合金充填容器を備えてなることを特徴とするセンサーセルである。態様例14と同じく、本態様例15でも、同じセンサーを並列にして、一方を参照用、他方を検知用とする。
図16は本発明の態様例16を説明する図である。本態様例16は、前述〈態様例6(図6)〉におけるフィルターFに代えて、純水素を供給する小型水素ボンベを備えてなることを特徴とするセンサーセルである。本態様例16では、同じセンサーを並列にして、一方を参照用、他方を検知用とする。
図17は本発明の態様例17を説明する図である。本態様例17は、前述〈態様例6(図6)〉におけるフィルターFに代えて、純水素を供給する水素吸蔵合金充填容器を備えてなることを特徴とするセンサーセルである。本態様例17では、同じセンサーを並列にして、一方を参照用、他方を検知用とする。
図18は本発明の態様例18を説明する図である。本態様例18は、前述〈態様例14(図14)〉では参照用のアノード2を小型水素ボンベから供給された高純度水素ガス雰囲気Gで覆うのに対して、参照用のカソード3を小型水素ボンベから供給された高純度水素ガス雰囲気Gで覆うことを特徴とするセンサーセルである。本態様例18では、同じセンサーを並列にして、一方を参照用、他方を検知用とする。
図19は本発明の態様例19を説明する図である。前述〈態様例15(図15)〉では参照用のアノード2を水素吸蔵合金充填容器から供給された高純度水素ガス雰囲気Gで覆うのに対して、本態様例19は、参照用のカソード3を水素吸蔵合金充填容器から供給された高純度水素ガス雰囲気Gで覆うことを特徴とするセンサーセルである。本態様例19では、同じセンサーを並列にして、一方を参照用、他方を検知用とする。
図20(a)は本発明の態様例20のセンサーセル(請求項43に相当する)を説明する図である。水素燃料をアノードとカソードへの流路を分ける。図20(a)のとおり、カソード側流路内に、H2Sを除去する目的で脱硫剤などのフィルターと、NH3を除去する目的で活性炭や強酸性膜などのフィルターを設ける。そして、カソードの半分〔図20(a)中“COフィルター”として示す部分〕を参照用として、COの影響を無視できるような例えばPt−Ruなどの合金を用いた触媒を配置して構成する。
図20(b)は本発明の態様例21のセンサーセル(請求項44に相当する)を説明する図である。水素燃料をアノードとカソードへの流路を分ける。図20(b)のとおり、アノード側流路内に、H2Sを除去する目的で脱硫剤などのフィルターと、NH3を除去する目的で活性炭や強酸性膜などのフィルターを設ける。そして、アノードの半分〔図20(b)中“COフィルター”として示す部分〕を参照用として、COの影響を無視できるような例えばPt−Ruなどの合金を用いた触媒を配置して構成する。
図9(請求項21)、図11(請求項23)、図14(請求項26)、図15(請求項27)、図16(請求項28)、図17(請求項29)の態様においては、純水素を供給する小型水素ボンベ及び水素吸蔵合金入り密閉容器内の純水素圧力が、センサーセルを通した水素の移動により減少してゆく。そこで、センサーセルに逆電圧をかけて、逆方向に水素を移動させることで、小型水素ボンベ及び水素吸蔵合金入り密閉容器内の純水素圧力を回復させることができる。
図8(請求項20)、図10(請求項22)、図12(請求項24)、図13(請求項25)、図18(請求項30)、図19(請求項31)の態様においては、純水素を供給する小型水素ボンベ及び水素吸蔵合金入り密閉容器内の純水素圧力が、センサーセルを通した水素の移動により増大してゆく。そこで、センサーセルに逆電圧をかけて、逆方向に水素を移動させることで、小型水素ボンベ及び水素吸蔵合金入り密閉容器内の純水素圧力を回復させることができる。
2 アノード
3 カソード
F フィルター
G 高純度水素ガス雰囲気
V1、V2 電圧計
Claims (12)
- 水素を燃料とする燃料電池の保護システム用のセンサーセルであって、アノードを純水素を供給する小型水素ボンベから供給された水素ガス雰囲気で覆うことにより、カソードの触媒劣化により不純物を検知するようにしてなるセンサーセルにおいて、純水素を供給する小型水素ボンベ内の純水素圧力が、センサーセルを通した水素の移動により減少した場合に、センサーセルに逆電圧をかけて逆方向に水素を移動させることで、小型水素ボンベ内の純水素圧力を回復させることを特徴とするセンサー運転方法。
- 水素を燃料とする燃料電池の保護システム用のセンサーセルであって、アノードを純水素を供給する水素吸蔵合金入り密閉容器から供給された水素ガス雰囲気で覆うことにより、カソードの触媒劣化により不純物を検知するようにしてなるセンサーセルにおいて、純水素を供給する水素吸蔵合金入り密閉容器内の純水素圧力が、センサーセルを通した水素の移動により減少した場合に、センサーセルに逆電圧をかけて逆方向に水素を移動させることで、水素吸蔵合金入り密閉容器内の純水素圧力を回復させることを特徴とするセンサー運転方法。
- 水素を燃料とする燃料電池の保護システム用のセンサーセルであって、同じセンサーを並列にして、一方を参照用、他方を検知用とし、参照用のアノードのみを純水素を供給する小型水素ボンベから供給された水素ガス雰囲気で覆うことにより、検知用のアノードの触媒劣化を参照用のアノードと比較することにより不純物を検知するようにしてなるセンサーセルにおいて、純水素を供給する小型水素ボンベ内の純水素圧力が、センサーセルを通した水素の移動により減少した場合に、センサーセルに逆電圧をかけて逆方向に水素を移動させることで、小型水素ボンベ内の純水素圧力を回復させることを特徴とするセンサー運転方法。
- 水素を燃料とする燃料電池の保護システム用のセンサーセルであって、同じセンサーを並列にして、一方を参照用、他方を検知用とし、参照用のアノードのみを純水素を供給する水素吸蔵合金入り密閉容器から供給された水素ガス雰囲気で覆うことにより、検知用のアノードの触媒劣化を参照用のアノードと比較することにより不純物を検知するようにしてなるセンサーセルにおいて、純水素を供給する水素吸蔵合金入り密閉容器内の純水素圧力が、センサーセルを通した水素の移動により減少した場合に、センサーセルに逆電圧をかけて逆方向に水素を移動させることで、水素吸蔵合金入り密閉容器内の純水素圧力を回復させることを特徴とするセンサー運転方法。
- 水素を燃料とする燃料電池の保護システム用のセンサーセルであって、同じセンサーを並列にして、一方を参照用、他方を検知用とし、参照用はアノードとカソードを、検知用はアノードのみを純水素を供給する小型水素ボンベから供給された水素ガス雰囲気で覆うことで、検知用のカソードの触媒劣化を参照用のカソードと比較することにより不純物を検知するようにしてなるセンサーセルにおいて、純水素を供給する小型水素ボンベ内の純水素圧力が、センサーセルを通した水素の移動により減少した場合に、センサーセルに逆電圧をかけて逆方向に水素を移動させることで、小型水素ボンベ内の純水素圧力を回復させることを特徴とするセンサー運転方法。
- 水素を燃料とする燃料電池の保護システム用のセンサーセルであって、同じセンサーを並列にして、一方を参照用、他方を検知用とし、参照用はアノードとカソードを、検知用はアノードのみを純水素を供給する水素吸蔵合金入り密閉容器から供給された水素ガス雰囲気で覆うことで、検知用のカソードの触媒劣化を参照用のカソードと比較することにより不純物を検知するようにしてなるセンサーセルにおいて、純水素を供給する水素吸蔵合金入り密閉容器内の純水素圧力が、センサーセルを通した水素の移動により減少した場合に、センサーセルに逆電圧をかけて逆方向に水素を移動させることで、水素吸蔵合金入り密閉容器内の純水素圧力を回復させることを特徴とするセンサー運転方法。
- 水素を燃料とする燃料電池の保護システム用のセンサーセルであって、カソードを純水素を供給する小型水素ボンベから供給された水素ガス雰囲気で覆うことで、アノードの触媒劣化により不純物を検知するようにしてなるセンサーセルにおいて、純水素を供給する小型水素ボンベ内の純水素圧力が、センサーセルを通した水素の移動により増大した場合に、センサーセルに逆電圧をかけて逆方向に水素を移動させることで、小型水素ボンベ内の純水素圧力を回復させることを特徴とするセンサー運転方法。
- 水素を燃料とする燃料電池の保護システム用のセンサーセルであって、カソードを純水素を供給する水素吸蔵合金入り密閉容器から供給された水素ガス雰囲気で覆うことにより、アノードの触媒劣化により不純物を検知するようにしてなるセンサーセルにおいて、純水素を供給する水素吸蔵合金入り密閉容器内の純水素圧力が、センサーセルを通した水素の移動により増大した場合に、センサーセルに逆電圧をかけて逆方向に水素を移動させることで、水素吸蔵合金入り密閉容器内の純水素圧力を回復させることを特徴とするセンサー運転方法。
- 水素を燃料とする燃料電池の保護システム用のセンサーセルであって、同じセンサーを並列にして、一方を参照用、他方を検知用とし、参照用はアノードとカソードを、検知用はカソードのみを純水素を供給する小型水素ボンベから供給された水素ガス雰囲気で覆うことにより、検知用のアノードの触媒劣化を参照用のアノードと比較することにより不純物を検知するようにしてなるセンサーセルにおいて、純水素を供給する小型水素ボンベ内の純水素圧力が、センサーセルを通した水素の移動により増大した場合に、センサーセルに逆電圧をかけて逆方向に水素を移動させることで、小型水素ボンベ内の純水素圧力を回復させることを特徴とするセンサー運転方法。
- 水素を燃料とする燃料電池の保護システム用のセンサーセルであって、同じセンサーを並列にして、一方を参照用、他方を検知用とし、参照用はアノードとカソードを、検知用はカソードのみを純水素を供給する水素吸蔵合金入り密閉容器から供給される水素ガス雰囲気で覆うことにより、検知用のアノードの触媒劣化を参照用のアノードと比較することにより不純物を検知するようにしてなるセンサーセルにおいて、純水素を供給する水素吸蔵合金入り密閉容器内の純水素圧力が、センサーセルを通した水素の移動により増大した場合に、センサーセルに逆電圧をかけて逆方向に水素を移動させることで、水素吸蔵合金入り密閉容器内の純水素圧力を回復させることを特徴とするセンサー運転方法。
- 水素を燃料とする燃料電池の保護システム用のセンサーセルであって、同じセンサーを並列にして、一方を参照用、他方を検知用とし、参照用のカソードのみを純水素を供給する小型水素ボンベから供給された水素ガス雰囲気で覆うことで、検知用のカソードの触媒劣化を参照用のカソードと比較することにより不純物を検知するようにしてなるセンサーセルにおいて、純水素を供給する小型水素ボンベ内の純水素圧力が、センサーセルを通した水素の移動により増大した場合に、センサーセルに逆電圧をかけて逆方向に水素を移動させることで、小型水素ボンベ内の純水素圧力を回復させることを特徴とするセンサー運転方法。
- 水素を燃料とする燃料電池の保護システム用のセンサーセルであって、同じセンサーを並列にして、一方を参照用、他方を検知用とし、参照用のカソードのみを純水素を供給する水素吸蔵合金入り密閉容器から供給された水素ガス雰囲気で覆うことで、検知用のカソードの触媒劣化を参照用のカソードと比較することにより不純物を検知するようにしてなるセンサーセルにおいて、純水素を供給する水素吸蔵合金入り密閉容器内の純水素圧力が、センサーセルを通した水素の移動により増大した場合に、センサーセルに逆電圧をかけて逆方向に水素を移動させることで、水素吸蔵合金入り密閉容器内の純水素圧力を回復させることを特徴とするセンサー運転方法。
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