JP5596596B2 - 車両の変速機構 - Google Patents
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Description
前記変速ペダルが設定操作位置まで操作された際に増速操作に抗する方向への付勢力を増大させる規制手段が備えられ、
前記規制手段が、コイルバネと、圧縮変形可能な可撓性部材から構成されたストッパーとを備え、
前記ストッパーは、機体フレームに支持され、
前記コイルバネは、その基部が前記ストッパーの外周に巻き回された状態で前記機体フレームに片持ち状に支持され、
前記変速ペダルが前記設定操作位置を超えて増速側に操作された場合には、前記変速ペダルが前記コイルバネの遊端部に接触して前記コイルバネが圧縮された後に、前記ストッパーにより前記変速ペダルの操作が規制される点にある。
その結果、変速ペダルが設操作定位置から増速方向への操作された場合に、その操作を運転者に対して正確に認識させ得る変速機構が構成された。
〔全体構成〕
図1に示すように、左右の前車輪1と左右の後車輪2とを備えた車体3の前部位置にエンジン4を備え、このエンジン4からの駆動力を変速して左右の前車輪1と後車輪2とに伝える伝動系を備え、車体3の中央位置に運転部を備えて作業車として4輪駆動型のトラクタが構成されている。
内部構造は図面に示していないが、無段変速装置7は、エンジン4で駆動される可変容量型に構成されるアキシャルプランジャ型の油圧ポンプと、この油圧ポンプから作動油が供給されることで油量に対応する速度で回転するアキシャルプランジャ型の油圧モータとを備えて静油圧式に構成されている。この油圧ポンプはミッションケース8に対して走行駆動力を伝えるように構成されている。油圧ポンプは、ポンプ斜板の角度(斜板角)を変更することで油圧モータに供給する作動油の流動方向と油量とを制御して油圧モータの駆動方向(回転方向)と駆動速度を変更し、車体3の前進速度と後進速度とを無段階に変更できるように構成されている。
図3〜図6に示すように、変速ペダルPは、車体3を前進走行させる際に踏み込まれる前部位置の前進ペダル部31と、車体3を後進走行させる際に踏み込まれる後部位置の後進ペダル部32とを備えると共に、前進ペダル部31に連結する前進側ペダルアーム31A(前進側部材の一例)と後進ペダル部32に連結する後進側ペダルアーム32A(後進側部材の一例)とを備え、この前進側ペダルアーム31Aと後進側ペダルアーム32Aとの基端に連結する支持筒33を備えて構成されている。センターフレーム6の側面には横向き姿勢のペダル軸34が支持され、このペダル軸34に対して支持筒33を回転自在に外嵌することにより、変速ペダルPがペダル軸34の軸芯を中心にして揺動自在に支持される。
このトラクタには、前進ペダル部31の踏み込みを規制する規制手段Rと、後進ペダル部32の踏み込みを規制する規制手段Rとが備えられている。夫々の規制手段Rとも同じ構成を有しており、前進側と後進側との規制手段Rは、センターフレーム6の外面において対応する位置に連結されたブラケット38に支持されている。
このように変速ペダルPと規制手段Rとによって本発明の車両の変速機構が構成され、この変速機構は、例えば、車体3を前進させるために運転者が変速ペダルPの前進ペダル部31を踏み込む操作を行い図3に示す如く変速ペダルPが設定操作位置に達した場合には前進側ペダルアーム31Aの長手方向の中間の湾曲部がペダル軸34を中心とする円の接線方向からコイルバネ41に接触し、この設定操作位置を超えて操作されるとコイルバネ41から作用する付勢力により運転者は操作感覚によって設定操作位置を超えて操作していることを運転者に認識させる。
本発明は、上記した実施形態以外に以下のように構成しても良い。
31 前進ペダル部
31A 前進側部材(前進側ペダルアーム)
32 後進ペダル部
32A 後進側部材(後進側ペダルアーム)
41 コイルバネ
42 ストッパー
P 変速ペダル
R 規制手段
Claims (3)
- 踏み込み操作により無段変速装置を増速方向に変速する変速ペダルを備えている車両の変速機構であって、
前記変速ペダルが設定操作位置まで操作された際に増速操作に抗する方向への付勢力を増大させる規制手段が備えられ、
前記規制手段が、コイルバネと、圧縮変形可能な可撓性部材から構成されたストッパーとを備え、
前記ストッパーは、機体フレームに支持され、
前記コイルバネは、その基部が前記ストッパーの外周に巻き回された状態で前記機体フレームに片持ち状に支持され、
前記変速ペダルが前記設定操作位置を超えて増速側に操作された場合には、前記変速ペダルが前記コイルバネの遊端部に接触して前記コイルバネが圧縮された後に、前記ストッパーにより前記変速ペダルの操作が規制される車両の変速機構。 - 前記ストッパーが、前記変速ペダルの規制位置の調節を行う位置調節機構によって位置調節自在に支持されている請求項1に記載の車両の変速機構。
- 前記無段変速装置が、前進走行速度と後進走行速度との変速を行えるように構成され、前記変速ペダルが、前記無段変速装置を前進方向に操作する前進ペダル部と、前記無段変速装置を後進方向に操作する後進ペダル部とを備えて構成され、前記規制手段が、前記前進ペダル部の踏み込み操作時に、この前進ペダル部に連なる前進側部材に接触する位置と、前記後進ペダル部の踏み込み操作時に、この後進ペダル部に連なる後進側部材に接触する位置とに備えられている請求項1又は2に記載の車両の変速機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011036277A JP5596596B2 (ja) | 2011-02-22 | 2011-02-22 | 車両の変速機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011036277A JP5596596B2 (ja) | 2011-02-22 | 2011-02-22 | 車両の変速機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2012171510A JP2012171510A (ja) | 2012-09-10 |
JP5596596B2 true JP5596596B2 (ja) | 2014-09-24 |
Family
ID=46974794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011036277A Active JP5596596B2 (ja) | 2011-02-22 | 2011-02-22 | 車両の変速機構 |
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Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS56163033U (ja) * | 1980-05-08 | 1981-12-03 | ||
JPH0187953U (ja) * | 1987-12-03 | 1989-06-09 | ||
JP2001277888A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-10 | Kubota Corp | 作業車の走行変速装置 |
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2011
- 2011-02-22 JP JP2011036277A patent/JP5596596B2/ja active Active
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JP2012171510A (ja) | 2012-09-10 |
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