JP5596417B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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本発明は、例えば、紙等のシート材や冊子等からなる原稿の画像を読み取るための画像読取装置に関する。
従来から、原稿面に沿って画像読取手段であるキャリッジを走査して原稿の画像読取を行うフラットベッドスキャナ(以下、FB)が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような従来のFBにおいては、原稿台に載せた原稿を被い原稿台に原稿を押し付けるための原稿カバーが設けられており、その原稿カバーは、本体後端にある回転軸を中心に回転可能に、且つ所定角度回転した開放位置で保持されるように構成されている。
特開2000−224359号公報
上記の特許文献1に開示の画像読取装置では、小さいサイズの原稿を原稿台にセットする場合に、原稿カバーの一部だけが持ち上がる構成をとることで、原稿カバー全体を持ち上げる負荷を低減している。
上述の特許文献1に開示されている構造では次のような問題がある。例えば、小さいサイズの原稿をセットする場合には、原稿カバーの開閉が先端部側だけのため容易となる。しかしながら、大きいサイズの原稿をセットする場合には、やはり原稿カバー全体を持ち上げる必要があり、原稿サイズに応じて原稿カバーの開閉操作が異なることになる。このため、原稿カバーの開閉操作性が悪いという問題がある。また、比較的大きいサイズで冊子などの厚みのある原稿を読み取る場合においては、原稿カバー全体を持ち上げる際においても、原稿カバーの開閉操作性が悪いという問題がある。
本発明の目的は、比較的簡単な構造で蓋部材の開閉操作性を向上した画像読取装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の画像読取装置は、原稿を載置する原稿載置面を介して原稿の画像を読み取る画像読取部を有する装置本体と、前記装置本体の一端部に接続されて前記原稿載置面を覆うための蓋部材とを備え、前記蓋部材は、互いに接続される前蓋及び後蓋を有し、前記前蓋及び後蓋の接続部近傍で前記原稿載置面との当接面が互いに近づく方向に折り畳み可能に設けられ、前記蓋部材が折り畳まれず前記原稿載置面を覆った状態では、前記前蓋及び後蓋の接続部が前記原稿載置面に対向して配置され、前記蓋部材の折り畳み状態では、前記前蓋の先端部が前記装置本体の上面に当接し且つその当接位置が前記前蓋及び後蓋の接続部よりも前記装置本体の他端部側に位置した起立姿勢となり、前記前蓋の前端部から前記接続部までの距離は、前記接続部から前記後蓋の後端部までの距離より短いことを特徴とする。
本発明によれば、原稿の画像を読み取る際において、蓋部材の開閉操作性を向上することができる。
本発明の一実施形態のフラットベッドスキャナを示す概略断面図。 一実施形態のフラットベッドスキャナの構成を示す概略斜視図。 一実施形態の開閉蓋の構成を示す概略断面図。 一実施形態の開閉蓋の構成を示す概略下面図。 一実施形態の開閉蓋の構成を示す概略断面図。 一実施形態の開閉蓋の構成を示す概略下面図。 一実施形態の開閉蓋を折り畳んだ状態を示す概略断面図。 一実施形態の変形例の開閉蓋の構成を示す概略断面図。 一実施形態の開閉蓋を平行に保持した状態を示す概略断面図。 一実施形態の開閉蓋の下に厚手の原稿をセットした概略断面図。 一実施形態の開閉扉とスキャナ本体との接続部を示す概略図。 一実施形態の開閉蓋の折り畳み保持構造を示す概略断面図。 一実施形態の開閉蓋の構成を示す図12のC矢視図。 一実施形態の変形例の開閉蓋の構成を示す図12のC矢視図。 一実施形態の背景板の構成を示す概略断面図。 一実施形態の背景板の構成を示す概略断面図。 他の実施形態の背景板の構成を示す概略断面図。 他の実施形態のロック部材の構成を示す概略上面図。 他の実施形態のロック部材の構成を示す概略上面図。 他の実施形態の開閉蓋の構成を示す概略断面図。 一実施形態の開閉蓋を折り畳み原稿をセットした状態を示す図。 図21の状態において得られる画像を示す図。 他の実施形態の開閉扉とスキャナ本体との接続部を示す概略図。
以下、本発明の好適な一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1〜7、9〜13、15、16は本発明の画像読取装置の一例としてのフラットベッドスキャナ(以下、FB)の一実施形態の構成図であり、図8、14、17〜19は一実施形態の変形例の構成図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態のFB1は、原稿Dを下部ユニット10の上部に設けた原稿台ガラス(原稿台)11上に配置し、開閉蓋20で原稿Dを被い、フラットベッドスキャナの本体部内に設けられたキャリッジ(画像読取手段の一例であるCCD[Charge Coupled Device]等の原稿読取センサを含む)40を矢印x方向に走査して原稿Dの画像読み取りを行う装置である。
そして、本実施形態では、フラットベッドスキャナの本体部に対して開閉可能な開閉蓋20が長手方向(フラットベッドスキャナの本体部の奥行き方向:走査方向)に2分割されて構成されている。
開閉蓋20は、原稿台ガラス11及び当該原稿台ガラス11上に載置される原稿Dを覆う部材である。このような開閉蓋20は、例えば、本実施形態では、長手方向の略中央部において前蓋21と後蓋22とに分割され、前蓋21と後蓋22とが軸部21a(接続部)で回転可能に接続されている。また、開閉蓋20は、矢印y方向に移動可能な接続部材としてのヒンジ部材23に対して、後蓋22が軸部22bにより回転可能に支持されている。なお、ヒンジ部材23については後ほど詳述する。
本実施形態では、このような構造とすることにより、詳細は後述するが、開閉蓋20は、前蓋21及び後蓋22の原稿Dとの当接面(原稿Dと接する面であり、閉状態で原稿台ガラス11と対向する面)が互いに近づく方向に折り畳み可能となっている。これにより、開閉蓋20の開閉操作性と使用上の安全性を向上することができる。また、本実施形態では、詳細は後述するが、開閉蓋20を折り畳んでも、開閉蓋20が倒れず起立姿勢を保つように工夫を施している。
図3〜図6は開閉蓋20の構成を示す図である。図3〜図6に示すように、前蓋21は、前蓋21の前端に設けられ軸部21dを中心に回転可能な操作レバー(操作部材)211と、操作レバー211に連動して矢印p方向(第2の位置の方向)に移動可能なロック部材(保持部材)212と、ロック部材212を矢印p方向とは反対方向(第1の位置の方向)に所定の付勢力で付勢する圧縮バネ213とを有する。
以上の構成により、ユーザが、図3に示すように、前蓋の把手部21bと操作レバーの把手部211aを掴む動作により操作レバー211を矢印q方向に回転させると、操作レバー211に連動してロック部材212が矢印p方向に移動し、図5に示すようにロック部材212と後蓋22の係合が解除される。
その後、前蓋21を矢印r方向に回転させながら後方(矢印pの反対方向)に押し込んでいくと、図7に示すように、開閉蓋20が折り畳まれる。例えば、本実施形態では、前蓋21及び後蓋22は、該前蓋21と後蓋22との接続部近傍で、軸部21aにより回動自在であり、後蓋22が軸部22bにより本体部に回動自在となっている。
このように開閉蓋20は、後蓋22と本体部との接続部である軸部22bが支点となって、後蓋22が原稿台ガラス11に対して立ち上がりながら前蓋21が後蓋22に接近する方向に可動自在である。これにより、開閉蓋20の前蓋21を矢印r方向に押し込むことで、開閉蓋20を前蓋21及び後蓋22の原稿Dとの当接面が互いに近づく方向に折り畳むことができる。なお、前蓋21は、本実施形態では、後蓋22の原稿当接面に近づく方向のみに折り畳み可能に設けている。ただし、前蓋21が図2で示している状態から上方に開閉可能であってもよい。これにより、前蓋21だけの開閉操作によって装置前方側で小原稿のセットが可能となる。
また、本実施形態では、このような図7に示す開閉蓋20の折り畳み状態においては、前蓋21の先端部が下部ユニット10の上面に当接する当接位置が、軸部21aの位置よりも下部ユニット10の他端部(図7では左側の端部)に位置するように設けられている。即ち、開閉蓋20の折り畳み状態においては、下部ユニット10に対する前蓋21の当接位置が、軸部21aよりも下部ユニット10の開閉蓋20との接続位置とは反対側の端部側に位置するようになっている。このとき、下部ユニット10上において折り畳まれた開閉蓋20が起立姿勢となって実質的に安定化する。そして、本実施形態では、開閉蓋20はある程度以上、折り畳めない構造としている。例えば、開閉蓋20の前蓋21と後蓋22との原稿当接面が互いに当接しない程度まで折り畳め、それ以上は折り畳まれないようになっている。これにより、過度な折り畳みを防ぎ、開閉蓋20の折り畳み状態を安定化させることができる。
また、開閉蓋20を折り畳み状態(図7の状態)からフラットな状態(図2の状態)に形態変形させる際において、下部ユニット10に当接した前蓋21の先端が開閉蓋20の実質的な回転方向の基点となって、開閉蓋20が下部ユニット20から引き抜かれて外れることも有効に防ぐことができる。さらに、前蓋21及び後蓋22の原稿Dとの各当接面は、詳細は後述するが原稿の画像を読み取る際の背景としての役割がある。このため、前蓋21及び後蓋22の各当接面を接触等しないようにすることでキズ等の外傷を防ぐことができ、良好な状態で画像の読取を行うことができるという効果もある。
なお、このように開閉蓋20を折り畳んだ状態においては、折り畳まれた開閉蓋20が原稿台ガラス11上に略直立の状態(原稿台ガラス11の面方向と略直交する方向に立つ起立姿勢の状態)となり、当該状態が実質的に保持される。この時、操作レバー211の回転方向(矢印q)と前蓋21の回転方向(矢印r)は、例えば図3、図5では前蓋21が反時計周りとなる方向で同じ方向である。そのため、ユーザは図3、図5に示した把手部21b、把手部211aを掴みながら後方に押し込むという動作だけで開閉蓋20の折り畳みまで行うことができ、簡単に開閉操作ができる。
折り畳み状態から元に戻す場合は、把手部21b、把手部211aを掴んで前蓋21を手前に引き戻せば、ロック部材212の傾斜面212aが後蓋22の前端に押し込まれることによりロック部材212が前蓋21内に退避する。そして、開閉蓋20が平行に伸びたところで、ロック部材212が圧縮バネ213によって後蓋22と係合する位置まで移動され、開閉蓋20が平行保持状態となる。一方、折り畳み操作でなく、図9のように開閉蓋20が平行に伸びた平行保持状態(平行状態)で把手部21bを持ち上げる開閉操作も行うことができる。この時、図10に示すように厚手原稿Bをセットした場合、接続部材であるヒンジ部材23が上昇することにより開閉蓋20全体でその厚手原稿Bを押さえつけることができ、画像品質を向上させることができる。
ここで、本実施形態では、ヒンジ部材23は、図11(a)及び図11(b)に示すように、装置本体である下部ユニット10の端部に設けられた係合孔11aに対して着脱自在に係合するものとなる。このヒンジ部材23の幅方向両側には、幅方向外側に向かって突出する爪形状のフランジとなる係合爪231がそれぞれ設けられている。
また、ヒンジ部材23の一端部には、所定幅の脆弱部232を残してスリット233が形成され、一方の係合爪231は、脆弱部232の先端部に設けられている。これにより、ヒンジ部材23は、一方の係合爪231を含む脆弱部232をスリット233側に弾性変形させてヒンジ部材23の幅寸法を小さくすることによって係合孔11aに対して着脱自在となる。
そして、係合孔11aに装着された係合部230は、係合孔11aの開口側の縁部に係合爪231が係合することによって係合孔11aからヒンジ部材23が抜けず、脆弱部232をスリット233側に弾性変形させてヒンジ部材23の幅寸法を小さくすることによってヒンジ部材23と係合孔11aとの係合状態が解除される。
また、下部ユニット10の係合孔11aは、ヒンジ部材23の端部が挿入されてある程度上下動できる程度の深さ寸法で形成されている。そして、係合爪231がヒンジ部材23の先端側に設けられ、この係合爪232が係合する部分が係合孔11aの開口側の縁部に設けられている。このため、ヒンジ部材23は、下部ユニット10の係合孔11aの深さ方向にスライド移動自在となると共に、係合爪231が係合孔11aの開口側の縁部に当接して係合孔11aから抜け落ちないようになっている。
さらに、下部ユニット10と開閉蓋20とは、開閉蓋20の一端部側において複数個所、例えば、本実施形態では、2つのヒンジ部材23によって接続されている。そして、隣り合うヒンジ部材23は、一方のヒンジ部材23の脆弱部232と、他方のヒンジ部材23の脆弱部232側とは反対側の係合爪231とが対向して配置される。これにより、下部ユニット10からの開閉蓋20の着脱作業が容易となる。これは、開閉蓋20を着脱する際、例えば、下部ユニット10に対して開閉蓋20を傾ける等して、一対のヒンジ部材23の各脆弱部232を同一方向に弾性変形させて、一対のヒンジ部材23とこれに対応する各係合孔11aとの間で着脱のための十分な隙間を同時に確保できるからである。
なお、本実施形態では、折り畳み可能な開閉蓋20を一例に挙げて説明したが、係合孔11aに対して着脱自在となると共に係合孔11aの深さ方向にスライド移動自在となるヒンジ部材23によって開閉蓋20と下部ユニット10とを接続するようにしたので、開閉蓋20の開閉動作によって開閉蓋20が下部ユニット10から外れることがなく、開閉蓋20の開閉操作性を向上することができる。
また、本実施形態では、1枚紙と比べて厚みのある冊子等を見開き状態で読み取る際において、ヒンジ部材23が上方にスライド移動するため、開閉蓋20が下部ユニット10から引き抜かれてしまうのを防ぐことができる。
さらに、本実施形態では、例えば、開閉蓋20を直立状態にしなくても、ヒンジ部材23のスライド移動範囲内であれば開閉蓋20で冊子を略水平に押さえることができる。なお、本実施形態の開閉蓋20は、折り畳み方式のため、開閉蓋20を直立状態としなくても読み取りを行うことができ、開閉操作性を向上しつつ開閉蓋20の転倒等を防止することができる。
また、図7に示すように、軸部21aは、前蓋21と後蓋22の境界から前方に所定距離lだけ離れた位置に設けられている。これにより、開閉蓋20を開閉するとき、前蓋21と後蓋22が互いに干渉しないように構成することができる。この軸部21aと開閉蓋20の境界の関係についての変形例として、図8に示すように、軸部21aを、前蓋21と後蓋22の境界から後方に所定距離l´だけ離れた位置に設ける構成であっても同様の効果が得られる。なお、図7に示すように、軸部21aと前蓋21前端との距離mは軸部21aと軸部22b(後蓋22の後端部)の距離nより短く設定されている。短いものほど回転し易いので、mをなくべく小さくすることによって開閉蓋20の折り畳み開閉操作を容易にすることができる。
図12は折り畳んだ状態にある開閉蓋20を保持する構成を示す図であり、図13は図12のC矢視図である。図12及び図13に示すように、前蓋21の前端の左右には爪形状部21eが設けられ、下部ユニット10の上面側には凹形状部10aが設けられている。これにより、開閉蓋20が折り畳まれた時、爪形状部21eが凹形状部10aに係合し、開閉蓋20の折り畳み状態が保持される。
また、凹形状部10a周辺には傾斜面10aaが設けられており、爪形状部21eを凹形状部10aに嵌り易くすることができる。さらに、下部ユニット10の上面側にはレール形状部10bが設けられ、開閉蓋20を折り畳む時、爪形状部21eがレール形状部10bにガイドされながら移動する。これにより、開閉蓋20をレール形状部10bに沿って真っ直ぐに折り畳むことができ、開閉蓋20が横に振れなくなるので開閉操作が容易になり、またレール形状部10bの周辺域が傷つくことを防止できる。
なお、変形例として、開閉蓋20が十分な強度を有し横振れが少ない場合には、図14に示すようなレール形状部10bを持たない構成であってもよい。また図14では凹形状部10aを囲むように傾斜面10aaが設けられており、爪形状部21eを凹形状部10aに嵌り易くしている。
図13に示すように、前蓋21の前端は、開閉蓋20の折り畳み状態で、原稿台ガラス11に対向する領域が後退した凹形状21hとなっている。開閉蓋20の折り畳み状態の時でも前蓋21の前端と原稿台の間に所定の高さを有する開口部を作ることができ、その開口部に原稿を差し込むことが出来る。そのため、開閉蓋20がもし半開き状態にあっても邪魔になることなくユーザは厚手原稿等でも原稿台に容易にセットすることができる。また開閉蓋20を折り畳み状態から元に戻そうとする時にセットされた原稿がある場合でも、原稿にぶつかること無く閉めることができる。
図15及び図16は画像の背景となる背景板の構成図である。図15及び図16に示すように、前蓋21と後蓋22の下部ユニット10側には、原稿を押圧するスポンジ21f、22fと、画像の背景となる背景板21g(前方背景板)、22g(後方背景板)と、開閉蓋20の折り畳み方向の移動限界で前蓋21と後蓋22が相突き当たる突き当て部21h、22hが設けられている。
これにより、突き当て部21h、22hが突き当たるまで開閉蓋を折り畳んだ時、背景板21g、22gが干渉しないように構成することができる。もし軸部21aを前蓋21と後蓋22の境界近くに設けた場合は、折り畳み動作で背景板21g、22gがぶつかって痛んでしまうので、このような突き当て部21h、22hを設けることにより、それを防ぐことができる。
図16に示すように、後蓋22の前端部は、背景板22gがスポンジ22fより突き出るよう構成されている。図15で示すようにこの背景板22gの突き出した部分が背景板21gの下に重なるようになっている。すなわち、開閉蓋20が折り畳まれていない状態では、前蓋21と後蓋22との接続部において、背景板21gと背景板22gとの端部同士が重なり合っている。
これにより、背景板に継ぎ目が無くなり、画像背景に継ぎ目が写り込むことを防止することができ、部品の干渉を防ぐことができる。従来技術(特許文献1)では、小さいサイズの原稿を原稿台にセットする場合に、原稿カバーの一部だけが持ち上がる構成であるため、画像背景に原稿カバーの分割ラインが見えてしまう恐れがある。これに対し、本実施形態では、背景板に継ぎ目がないため、原稿背景に継ぎ目が写り込むことがない。したがって、画像品質を低下させることなく、開閉蓋20の開閉操作性と使用上の安全性を向上することができる。
なお、本実施形態では、背景板22gが突き出ている構成を説明したが、それに限るものではなく、背景板21gの後端が突き出た構成であっても同様の効果を得られるが、この場合には、部品の干渉を防ぐために図8に示すような軸部21aが前蓋21と後蓋22の境界から後方にずれた構成でかつ、開閉蓋の平行保持状態で背景板21gの後端が背景板22gの下に重なる構成にする必要がある。
また、前蓋21か後蓋22のどちらか一方の背景板が突き出る構成で説明したが、これに限るものではなく、前蓋21か後蓋22の少なくとも一方の背景板が上述の突き出る構成であればよい。
次に、図13に示した前蓋21の前端に形成された凹形状21hについて、もう少し詳しく説明する。
この凹形状(凹部)21hは、既に述べたように、開閉蓋20の折り畳み状態の時でも前蓋21の前端と原稿台の間に所定の高さを有する開口部を作り、その開口部に原稿を差し込むことが出来るようにするためのものである。なお、凹形状21hの両側の凸部は、上部ユニット10の上面に対する当接部となる。
ところが、このような構造にすると、次のような問題が発生する。本実施形態では、上述した画像背景となる背景板21f,21gが黒色である。
ここで、図21に示したように前蓋21と後蓋22を折り畳んで、その前方に原稿Dを載置した場合を考える。このとき、例えば、凹部21hの内面が例えば白色で、原稿Dも白色である場合、図22に示される画像が得られる。この場合、原稿Dの白色、前端部21hの面の白色が存在するため、白色により画像サイズを検知して切り出そうとしても(自動サイズ検知機能)、正確に切り出すことができない。
そのため、本実施形態では、図2に示す前蓋21の前端面21h、21i、21jは黒色あるいは黒色に近い色に塗装されている。このような構成により、開閉蓋20を折り畳んだ状態の時、開閉蓋の前端面21h、21i、21jが画像背景に写り込むことがなくなり、それにより自動サイズ検知の失敗を防止できる。
また上記では、前端面21h、21i、21jは黒色又は黒色に近い色に塗装されている構成で説明したがこれに限るものではない。前端面21h、21i、21jを塗装でなく黒色の別パーツで構成してもいいし、前蓋21全体を黒色にしても同様の効果を得ることができる。
(他の実施形態)
上記の一実施形態では、2枚の背景板(21g、22g)を有する構成で説明したが、それに限るものでなく、一枚の背景板のみを有する構成であってもかまわない。その場合、折り畳んだ状態は図17に示すように、前蓋21の後端と後蓋22の前端の隙間で、背景板20gが屈曲可能な範囲の曲率で屈曲させ、突き当て部21h、22hがそれ以上屈曲させないよう規制する構成にすることで背景板20gの潰れが防止できる。
また、上記の一実施形態では、操作レバー211に連動させてロック部材212を移動させ、開閉蓋20を平行に伸びた平行保持状態から解除する構成を説明したが、操作レバー212による連動を行わない構成であってもよい。図18及び図19に示すように、矢印p方向に移動したときに前蓋21に係合するロック部材30を設け、ユーザの操作によりロック部材30を移動させて、開閉蓋20の平行保持状態と折り畳み可能状態とを切り替えられる構成にすると、部品点数が少なくなりコストダウンを図ることができる。ロック部材30が前蓋21に係合する構成で説明したが、それに限るものではなく、ロック部材30が後蓋22に係合する構成や矢印p方向以外に移動する構成であってもよい。
また、上記の一実施形態では、回転操作する操作レバー211を有する構成で説明したが、それに限るものではなく、図20に示すようにロック部材212に操作レバー部212bを直接設けた構成であってもよい。この場合、操作レバー部212bの操作方向は矢印p方向となる。この構成でも、部品点数を少なくすることができ、コストダウンを図ることができる。
また、上記の一実施形態では、開閉蓋20の折り畳み操作をする時、手で前蓋21を回転させる動作が必要な構成で説明したが、この回転操作を容易にするため、開閉蓋を折り畳み方向に付勢させるバネ等の付勢部材を設けてもよい。
以上説明したように、上記の実施形態のフラットベッドスキャナによれば、開閉蓋を折り畳んで開閉操作が可能になるので、例えば、ユーザが椅子に座った状態で使用する際等において開閉操作を容易にすることができる。また、開閉蓋を開放状態にした場合でも安全な状態で保持することができ、また、前蓋と後蓋との接続部(境界部)近傍における隙間を無くすことができ、画像背景部への境界ラインの写り込みを防止できる。
以上、本発明を一実施形態に基づいて説明したが、本発明は上述した一実施形態に限定されるものではない。例えば、上述した一実施形態では、隣り合う一対のヒンジ部材において各脆弱部を対向しないように配置した例を説明したが、本発明は勿論これに限定されず、隣り合う一対のヒンジ部材において各脆弱部を対向する位置に設けるようにしてもよい。
また、上述した一実施形態では、折り畳み構造の開閉蓋20を例示し、この開閉蓋20と下部ユニット10とをヒンジ部材によって接続した構造例を説明したが、本発明は勿論これに限定されず、一枚構造の折り畳めない開閉蓋と下部ユニットとを接続部材で接続するようにしてもよい。
さらに、上述した一実施形態では、画像読取手段の一例として原稿読取センサを搭載したキャリッジを原稿に沿って走査することにより原稿の画像を読み取る画像読取装置について説明したが、本発明は勿論これに限定されず、例えば、画像読取手段は走査せず固定タイプであってもよい。
また、上述した一実施形態では、開閉蓋を前蓋と後蓋とに二分割した構造を例示して説明したが、本発明は勿論これに限定されず、例えば、二分割以上に分割されていてもよいし、あるいは、開閉操作性良く開閉蓋を折り畳むことができれば、開閉蓋を構成する部材が分割されていなくてもよい。
さらに、上述した一実施形態では、各ヒンジ部材23の一端部のみに脆弱部232を設け、この脆弱部232に係合爪231を設けるようにしたが、本発明は勿論これに限定されず、例えば、図23に示すように、接続部材としてのヒンジ部材23Aの両端部に脆弱部232をそれぞれ設けて、各脆弱部232のそれぞれに係止爪231を設けるようにしてもよい。この場合でも、脆弱部232が弾性変形するので、下部ユニット10に対してヒンジ部材23Aを着脱自在とすることができる。
さらに、上述した一実施形態では、画像読取装置の一例としてフラットベットスキャナを例示して説明したが、本発明は勿論これに限定されず、画像読取装置(画像読取手段)を備えた装置、例えば、複写機や複合機等の各種処理装置に本発明を適用してもよい。
B 厚手原稿
D 原稿
1 フラットベッドスキャナ
10 下部ユニット
10a 凹形状部
10aa 傾斜面
10b レール形状部
11 原稿台ガラス
11a 係合孔
20 開閉蓋(蓋部材)
20f スポンジ
20g 背景板
21 前蓋
21a 軸部
21b 把手部
21d 軸部
21e 爪形状部
21f スポンジ
21g 背景板
21h 突き当て部
211 操作レバー
211a 把手部
212 ロック部材
212a 傾斜面
212b 傾斜面
213 圧縮バネ
22 後蓋
22b 軸部
22f スポンジ
22g 背景板
22h 突き当て部
23 ヒンジ部材(接続部材)
30 ロック部材
40 キャリッジ
231 係合爪
232 脆弱部
233 スリット

Claims (9)

  1. 原稿を載置する原稿載置面を介して原稿の画像を読み取る画像読取部を有する装置本体と、前記装置本体の一端部に接続されて前記原稿載置面を覆うための蓋部材とを備え、
    前記蓋部材は、互いに接続される前蓋及び後蓋を有し、前記前蓋及び後蓋の接続部近傍で前記原稿載置面との当接面が互いに近づく方向に折り畳み可能に設けられ、
    前記蓋部材が折り畳まれず前記原稿載置面を覆った状態では、前記前蓋及び後蓋の接続部が前記原稿載置面に対向して配置され、
    前記蓋部材の折り畳み状態では、前記前蓋の先端部が前記装置本体の上面に当接し且つその当接位置が前記前蓋及び後蓋の接続部よりも前記装置本体の他端部側に位置した起立姿勢となり、
    前記前蓋の前端部から前記接続部までの距離は、前記接続部から前記後蓋の後端部までの距離より短いことを特徴とする画像読取装置。
  2. 原稿を載置する原稿載置面を介して原稿の画像を読み取る画像読取部を有する装置本体と、前記装置本体の一端部に接続されて前記原稿載置面を覆うための蓋部材とを備え、
    前記蓋部材は、互いに接続される前蓋及び後蓋を有し、前記前蓋及び後蓋の接続部近傍で前記原稿載置面との当接面が互いに近づく方向に折り畳み可能に設けられ、
    前記蓋部材の折り畳み状態では、前記前蓋の先端部が前記装置本体の上面に当接し且つその当接位置が前記前蓋及び後蓋の接続部よりも前記装置本体の他端部側に位置した起立姿勢となり、
    前記蓋部材は、前記装置本体の一端部に接続部材を介して接続され、前記接続部材は、前記装置本体の端部に設けられた係合孔と着脱自在に係合すると共に前記係合孔の深さ方向に移動自在に設けられていることを特徴とする像読取装置。
  3. 前記接続部材には、前記係合孔に係合する係合爪が前記接続部材の両端部にそれぞれ設けられると共に、一方の係合爪は、前記接続部材の一端部側で弾性変形する脆弱部に設けられ、前記接続部材と前係合孔との係合状態は、前記脆弱部の弾性変形によって解除されることを特徴とする請求項2記載の画像読取装置。
  4. 前記装置本体と前記蓋部材とが前記蓋部材の一端部側で複数の接続部材によって接続され、隣り合う接続部材は、一方の接続部材の前記脆弱部と、他方の接続部材の前記脆弱部側とは反対側の係合爪とが対向して配置されることを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 原稿を載置する原稿載置面を介して原稿の画像を読み取る画像読取部を有する装置本体と、前記装置本体の一端部に接続されて前記原稿載置面を覆うための蓋部材とを備え、
    前記蓋部材は、互いに接続される前蓋及び後蓋を有し、前記前蓋及び後蓋の接続部近傍で前記原稿載置面との当接面が互いに近づく方向に折り畳み可能に設けられ、
    前記蓋部材の折り畳み状態では、前記前蓋の先端部が前記装置本体の上面に当接し且つその当接位置が前記前蓋及び後蓋の接続部よりも前記装置本体の他端部側に位置した起立姿勢となり、
    前記蓋部材は、前記蓋部材の長手方向の中央部において前記前蓋及び前記後蓋の二つの部分に分割され、且つ当該前蓋及び後蓋の接続部近傍において折り畳み可能であることを特徴とする像読取装置。
  6. 原稿を載置する原稿載置面を介して原稿の画像を読み取る画像読取部を有する装置本体と、前記装置本体の一端部に接続されて前記原稿載置面を覆うための蓋部材とを備え、
    前記蓋部材は、互いに接続される前蓋及び後蓋を有し、前記前蓋及び後蓋の接続部近傍で前記原稿載置面との当接面が互いに近づく方向に折り畳み可能に設けられ、
    前記蓋部材の折り畳み状態では、前記前蓋の先端部が前記装置本体の上面に当接し且つその当接位置が前記前蓋及び後蓋の接続部よりも前記装置本体の他端部側に位置した起立姿勢となり、
    前記前蓋と前記後蓋とを折り畳み可能に接続する接続部が、前記前蓋と前記後蓋との境界に対して、所定の距離だけ離れた位置に配置されていることを特徴とする像読取装置。
  7. 前記前蓋の前端部から前記接続部までの距離が、前記接続部から前記後蓋の後端部までの距離より短いことを特徴とする請求項6に記載の画像読取装置。
  8. 原稿を載置する原稿載置面を介して原稿の画像を読み取る画像読取部を有する装置本体と、前記装置本体の一端部に接続されて前記原稿載置面を覆うための蓋部材とを備え、
    前記蓋部材は、互いに接続される前蓋及び後蓋を有し、前記前蓋及び後蓋の接続部近傍で前記原稿載置面との当接面が互いに近づく方向に折り畳み可能に設けられ、
    前記蓋部材の折り畳み状態では、前記前蓋の先端部が前記装置本体の上面に当接し且つその当接位置が前記前蓋及び後蓋の接続部よりも前記装置本体の他端部側に位置した起立姿勢となり、
    前記前蓋は、前記原稿との当接面が画像の背景となる前方背景板からなるとともに、前記後蓋は、前記原稿との当接面が画像の背景となる後方背景板からなり、前記蓋部材が折り畳まれていない状態においては、前記前蓋と前記後蓋との接続部近傍において、前記前方背景板と前記後方背景板とが重なり合っていることを特徴とする像読取装置。
  9. 前記前蓋の先端部側には前記原稿載置面に対応して凹部が設けられ、前記蓋部材の起立姿勢では、前記前蓋の前記凹部の両側の凸部が前記装置本体の上面に対する当接部になることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像読取装置。
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