JP2000133956A - 画像形成装置の操作パネル - Google Patents

画像形成装置の操作パネル

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JP2000133956A
JP2000133956A JP10305774A JP30577498A JP2000133956A JP 2000133956 A JP2000133956 A JP 2000133956A JP 10305774 A JP10305774 A JP 10305774A JP 30577498 A JP30577498 A JP 30577498A JP 2000133956 A JP2000133956 A JP 2000133956A
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function
fax
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panel
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JP10305774A
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Yoshiaki Ibuchi
良明 井淵
Masanobu Deguchi
正信 出口
Masahiko Aiba
正彦 相羽
Bunichi Nagano
文一 長野
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Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複合機能を有する場合に、各機能を容易に識
別でき、使用者の操作性を向上し得る画像形成装置の操
作パネルを提供する。 【解決手段】 コピー手段・FAX手段等の複数の機能
を備える。各手段に対応する個別のコピー機能操作パネ
ル4及びFAX機能操作パネル5が設けられる。一つの
コピー機能操作パネル4又はFAX機能操作パネル5の
みを使用可能状態とする操作パネル蓋3が設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子写真方
式を有する複写機、プリンタ及びFAX等の複合機能を
備えた画像形成装置の操作パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機やプリンタ及びFAX
等が企業のみならず、一般家庭においても普及してい
る。また、最近ではこれら複写機やプリンタ及びFAX
等の各機能を全て受け持った複合機と呼ばれる画像形成
装置の利用価値が高まっていると共に、その使い勝手の
向上を目指して様々な提案がなされている。
【0003】例えば、特開平6−230622号公報や
特開平6−222627号公報に開示された複合機で
は、複数の操作方法を1つの操作パネルに混在させると
共に、1つのキーに複数の機能を並行処理させることに
よって、キーの数を少なくしたり省スペース化を図った
りしている。
【0004】具体的には、コピー機能の枚数設定とFA
Xの送信先の電話番号とを同じ操作キーを操作すること
によって入力可能となっていたり、コピーの開始、プリ
ンタの開始及びFAXの送信開始を同一の操作キーにて
操作可能となっていたりする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像形成装置の操作パネルでは、製作者のコンパク
ト設計やデザイン性が優先され、コピー機能、プリンタ
機能及びFAX機能を簡便に識別しかつその操作を簡便
にするという配慮がなされていないという問題点を有し
ている。
【0006】すなわち、元々複数の機能が1台の複合機
に備えられている場合においては、使用者は、複数の機
能から自分の目的に合った機能を選択し、その機能に合
った操作をすることが必要となる。しかしながら、複合
機の操作パネルは、コストや省スペース化等の影響によ
り設置面積の合理化が図られているため、使い勝手があ
まり良くない。また、操作パネルの設置面積を多く設け
たとしても、逆に、複合機における操作パネルの占める
割合が高くなり、結局、使い勝手の向上が期待できない
ものとなっている。
【0007】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、複合機能を有する場合
に、各機能を容易に識別でき、使用者の操作性を向上し
得る画像形成装置の操作パネルを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の画
像形成装置の操作パネルは、上記課題を解決するため
に、コピー手段・プリンタ手段・FAX手段等の複数の
画像形成手段を備えた画像形成装置の操作パネルにおい
て、上記各手段に対応する個別の手段操作用表示パネル
が設けられると共に、一つの手段操作用表示パネルのみ
を使用可能状態とする開閉蓋が設けられていることを特
徴としている。
【0009】上記の発明によれば、コピー手段・プリン
タ手段・FAX手段等の各画像形成手段に対応する個別
の手段操作用表示パネルが設けられる。また、この個別
の手段操作用表示パネルには、一つの手段操作用表示パ
ネルのみを使用可能状態とする開閉蓋が設けられてい
る。
【0010】したがって、開閉蓋によって、動作モード
にない不必要な手段操作用表示パネルを覆い隠し、かつ
所望の動作モードに必要な手段操作用表示パネルのみが
見えるようにすることができる。このため、コピー機
能、プリンタ機能及びFAX機能を簡便に識別できると
共に、所望の動作モードに必要な操作キーしか目に入ら
ないので、操作キーの選択に迷うことがなく、操作ミス
も無くすことができる。
【0011】この結果、複合機能を有する場合に、各機
能を容易に識別でき、使用者の操作性を向上し得る画像
形成装置の操作パネルを提供することができる。
【0012】また、開閉蓋は構造が簡単であるので、安
価に設けることが可能である。さらに、例えば、開閉蓋
を各手段操作用表示パネルの境界で蝶番にて取り付けた
ページ捲り方式とすることによって、省スペース化を図
り得る開閉蓋を形成することができる。
【0013】請求項2に係る発明の画像形成装置の操作
パネルは、上記課題を解決するために、コピー手段・プ
リンタ手段・FAX手段等の複数の画像形成手段を備え
た画像形成装置の操作パネルにおいて、上記各手段に対
応する個別の手段操作用表示パネルが並べて配設される
と共に、一つの手段操作用表示パネルのみを使用可能状
態とする各開閉蓋が、各手段操作用表示パネルに対応し
て各手段操作用表示パネル毎に設けられていることを特
徴としている。
【0014】上記の発明によれば、コピー手段・プリン
タ手段・FAX手段等の各画像形成手段に対応する個別
の手段操作用表示パネルが並べて配設される。また、こ
れら個別の手段操作用表示パネルには、一つの手段操作
用表示パネルのみを使用可能状態とする開閉蓋が設けら
れ、かつこの開閉蓋は、各手段操作用表示パネルに対応
して各手段操作用表示パネル毎に個別に設けられてい
る。
【0015】したがって、開閉蓋によって、動作モード
にない不必要な手段操作用表示パネルを覆い隠し、かつ
所望の動作モードに必要な手段操作用表示パネルのみが
見えるようにすることができる。このため、コピー機
能、プリンタ機能及びFAX機能を簡便に識別できると
共に、所望の動作モードに必要な操作キーしか目に入ら
ないので、操作キーの選択に迷うことがなく、操作ミス
も無くすことができる。
【0016】また、開閉蓋は、各手段操作用表示パネル
に対応して各手段操作用表示パネル毎に個別に設けられ
ているので、動作モードにない不必要な手段操作用表示
パネルを覆い隠し、かつ所望の動作モードに必要な手段
操作用表示パネルのみが見えるようにするのを容易に行
うことができる。すなわち、例えば、開閉蓋を折り畳み
式に形成した場合には、所望の動作モードに必要な手段
操作用表示パネルのみが見えるようにするための開閉蓋
の開閉方法が複雑となる場合があるが、本発明では、こ
れを回避することができる。
【0017】この結果、複合機能を有する場合に、各機
能を容易に識別でき、使用者の操作性を向上し得る画像
形成装置の操作パネルを提供することができる。
【0018】請求項3に係る発明の画像形成装置の操作
パネルは、上記課題を解決するために、請求項1又は2
記載の画像形成装置の操作パネルにおいて、前記開閉蓋
は、スライドして開閉されることを特徴としている。
【0019】上記の発明によれば、開閉蓋は、スライド
して開閉される。このため、開閉蓋の形成に際して、画
像形成装置の上方向への突出、つまり立体方向への突出
を防止することができる。この結果、画像形成装置を使
用時の状態も含めて全体としてコンパクトに仕上げるこ
とができる。
【0020】請求項4に係る発明の画像形成装置の操作
パネルは、上記課題を解決するために、請求項1、2又
は3記載の画像形成装置の操作パネルにおいて、前記開
閉蓋は、所定時間経過した後は所定の開閉状態に復帰さ
れることを特徴としている。
【0021】すなわち、FAX機能は、24時間中、常
時稼働しているため、本来、この稼働時間の長いFAX
機能の手段操作用表示パネルが見えるようにしておくの
が、望ましい。このとき、本発明では、開閉蓋は、所定
時間経過した後は所定の開閉状態に復帰されるようにな
っているので、例えば、所定の開閉状態として、上記の
FAX機能の手段操作用表示パネルが見えるようにして
おくことができ、これによって、直ぐにFAX機能に対
応することができる。
【0022】なお、所定の開閉状態に復帰される前の状
態として、例えば、各手段の操作終了時における開閉蓋
の開閉状態と、何らかの理由で開閉蓋がいずれの各手段
の操作位置にも無いという開閉状態とがある。
【0023】したがって、各手段の操作終了時からの所
定の開閉状態への復帰によって、作業終了後は常にFA
X機能の操作ができる状態にしておくことができる一
方、開閉蓋の開閉状態がいずれの各手段の操作位置にも
無い位置からの所定の開閉状態への復帰によって、前の
使用者が開閉蓋の移動位置を誤った場合であっても、次
の使用者へはFAX機能の操作ができる状態に遷移さ
せ、開閉蓋を定位置からずれないようにすることができ
る。
【0024】一方、所定の開閉状態としては、必ずしも
これに限らず、例えば、開閉蓋を全ての手段操作用表示
パネルが閉じられた状態にしておくようにしておくこと
も可能となる。これによって、手段操作用表示パネルに
埃がかかったり、落下物等が衝突して手段操作用表示パ
ネルが損傷したりするのを回避することができる。
【0025】請求項5に係る発明の画像形成装置の操作
パネルは、上記課題を解決するために、請求項1、2又
は3記載の画像形成装置の操作パネルにおいて、前記各
手段操作用表示パネルは、開閉蓋によって覆われたとき
は消灯されることを特徴としている。
【0026】上記の発明によれば、各手段操作用表示パ
ネルは、開閉蓋によって覆われたときは消灯される。こ
のため、安価に節電効果をもたらすことができる。
【0027】請求項6に係る発明の画像形成装置の操作
パネルは、上記課題を解決するために、請求項1、2又
は3記載の画像形成装置の操作パネルにおいて、前記開
閉蓋がFAX手段とは異なる他の手段を使用可能状態と
するときには、FAX手段の受信モードをも機能させる
と共に、その受信モードは自動的にメモリ受信を実行す
ることを特徴としている。
【0028】上記の発明によれば、開閉蓋がFAX手段
とは異なる他の手段を使用可能状態とするときには、F
AX手段の受信モードをも機能させると共に、その受信
モードは自動的にメモリ受信を実行する。
【0029】すなわち、画像形成装置が未使用や待機中
の状態においてもFAX受信を許容し、また、受信した
内容は無条件に印字せずにメモリに一旦記憶しておく。
このため、例えば、排紙トレイ上での印字用紙のスタッ
クや用紙切れといった他の作業者に迷惑をかけることが
ないようにすることができる。
【0030】請求項7に係る発明の画像形成装置の操作
パネルは、上記課題を解決するために、請求項6記載の
画像形成装置の操作パネルにおいて、前記FAX手段が
メモリ受信したときに受信データの有無を表示するため
の有無判別用表示部が、各手段操作用表示パネル内に、
又は各手段操作用表示パネルとは異なる他の場所に設け
られていることを特徴としている。
【0031】上記の発明によれば、FAX手段がメモリ
受信したときに受信データの有無を表示するための有無
判別用表示部が設けられている。また、この有無判別用
表示部は、各手段操作用表示パネル内に、又は各手段操
作用表示パネルとは異なる他の場所に設けられている。
【0032】したがって、有無判別用表示部が各手段操
作用表示パネルに設けられているときには、いずれの手
段操作用表示パネルを使用していても、当該手段操作用
表示パネルの有無判別用表示部にてFAX手段による受
信データの有無が表示されるので、使用者は、直ぐに、
FAX手段がメモリ受信したことを知ることができる。
【0033】一方、有無判別用表示部が各手段操作用表
示パネルとは異なる他の場所に設けられているときにお
いても、いずれの手段操作用表示パネルを使用していて
も、当該各手段操作用表示パネルとは異なる他の場所の
有無判別用表示部を見ることによって、使用者は、直ぐ
に、FAX手段がメモリ受信したことを知ることができ
る。また、有無判別用表示部を各手段操作用表示パネル
とは異なる他の場所に設けたときには、有無判別用表示
部のスペースとして一か所で足りるので、省スペース化
を図ることができる。
【0034】請求項8に係る発明の画像形成装置の操作
パネルは、上記課題を解決するために、請求項1、2又
は3記載の画像形成装置の操作パネルにおいて、前記各
手段の動作状況に共通する画像形成装置の装置状況を表
示する共通表示部及び/又は受信データの印字操作部
が、各手段操作用表示パネル内に、又は各手段操作用表
示パネルとは異なる他の場所に設けられていることを特
徴としている。
【0035】上記の発明によれば、各手段の動作状況に
共通する画像形成装置の装置状況を表示する共通表示部
及び/又は受信データの印字操作部が、各手段操作用表
示パネル内に、又は各手段操作用表示パネルとは異なる
他の場所に設けられている。
【0036】この結果、各手段の動作状況に共通する画
像形成装置の装置状況を表示する共通表示部及び/又は
受信データの印字操作部が、各手段操作用表示パネル内
に、又は各手段操作用表示パネルとは異なる他の場所の
いずれかに表示される。このため、常に、装置状況を認
識することが可能となり、不意のトラブルを防止するこ
とができる。また、いずれの作業中でも、受信データを
取り出すことができる。さらに、印字操作部を共通化す
ることにより、安価に受信FAXの強制印字出力機能を
実現することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1〕本発明の実施の
一形態について図1ないし図10に基づいて説明すれ
ば、以下の通りである。
【0038】本実施の形態では、コピー機能とFAX機
能との2機能を有する画像形成装置としての複合機につ
いてを説明する。ただし、画像形成装置は、必ずしもこ
れに限らず、3機能以上の多機能であっても良い。この
3機能以上の多機能のものについては、実施の形態2以
降にて説明する。また、以下の説明では複合機における
操作パネルの構成についてのみを説明し、複合機の印字
動作等の説明は一般のものと変わりないので、省略する
ものとする。
【0039】本実施の形態の画像形成装置としての複合
機1は、上述したように、コピー機能とFAX機能との
2機能を有するものとなっており、図2に示すように、
その上部に使用者が用途に応じて操作する操作パネル2
が設けられている。
【0040】上記操作パネル2は、図1に示すように、
開閉蓋としての操作パネル蓋3を有すると共に、この操
作パネル蓋3は、手段操作用表示パネルとしてのコピー
機能操作パネル4とFAX機能操作パネル5との間に蝶
番等のヒンジ結合の状態で取り付けられる。そして、コ
ピー機能を使用する時にはFAX機能操作パネル5を覆
った状態に操作パネル蓋3を位置させ、逆に、FAX機
能を使用する時にはコピー機能操作パネル4を覆った状
態に操作パネル蓋3を位置させる。すなわち、上記操作
パネル2では、現在の操作する上での不要な表示面を隠
すことができるようになっている。
【0041】上記の操作パネル蓋3の表面には、図3に
示すように、コピー手順等の指標が記載されている。こ
れによって、指標に記載されたコピー手順に基づいてコ
ピー機能操作パネル4の所定操作キーを操作してコピー
することができる。すなわち、コピー機能操作パネル4
を操作する際の操作手順を、横に位置する操作パネル蓋
3の指標から得ることができる。
【0042】一方、上記操作パネル蓋3をめくると、図
4に示すように、FAX機能を使用する時のFAX機能
操作パネル5が現れると共に、操作パネル蓋3の裏面に
記載されたFAX送信手順等の指標が現れる。したがっ
て、図4に示す状態では、FAX機能操作パネル5を操
作する際の操作手順を、横に位置する操作パネル蓋3の
裏面に記載された指標から得ることができる。
【0043】このように、本実施の形態では、操作パネ
ル蓋3には、表裏の両面に指標が記載されており、コピ
ー機能操作パネル4を覆った状態ではFAX機能の指標
が現れ、逆に、FAX機能操作パネル5を覆った状態で
はコピー機能の指標が現れる。
【0044】一方、本実施の形態では、図3に示す状態
では操作パネル蓋3に覆われたFAX機能操作パネル5
を消灯させることにより、節電効果をもたらすことが可
能となっている一方、図4に示す状態では操作パネル蓋
3に覆われたコピー機能操作パネル4を消灯させること
により、節電効果をもたらすことが可能となっている。
【0045】上記の消灯機能を実現する方法としては、
図3に示すコピー表示消灯スイッチ9や図4に示すFA
X表示消灯スイッチ10をそれぞれ設け、操作パネル蓋
3がこれらコピー表示消灯スイッチ9又はFAX表示消
灯スイッチ10を押し下げることにより、表示面への通
電をカットして、容易に消灯機能を実現することができ
る。
【0046】ここで、本実施の形態においては、FAX
の受信機能は、複合機1の状態の如何に係わらず常に動
作している。しかしながら、図3に示すように、使用者
がコピー機能操作パネル4を表示してコピー機能を使用
しているときに、FAXを受信した場合に、FAX受信
に関する情報が得られないのでは問題となる。
【0047】例えば、使用者がコピー機能を使用してい
るときに、複合機1のバックグラウンドでFAX受信が
暗黙の内に進められた場合、複合機1から排出された用
紙がコピーされた用紙なのかFAX受信した用紙なのか
の判別がつかない。
【0048】そこで、本実施の形態の複合機1では、図
5に示すように、FAX受信時には、コピー機能操作パ
ネル4における有無判別用表示部としてのコピー状態表
示部6に、例えば「FAX受信中」等のFAX受信の旨
を通知することにより、使用者に複合機1のバックグラ
ウンドでの処理を認識させることを可能としている。
【0049】なお、本実施の形態では、コピー状態表示
部6にFAX受信の旨を通知しているが、必ずしもこれ
に限らず、例えば、複合機1にスピーカ等を設けること
により、音によっても使用者にその旨を通知するが可能
である。
【0050】また、本実施の形態では、複合機1の機能
としてコピー機能とFAX機能とに限定しているが、必
ずしもこれに限らず、コピー機能とプリンタ機能との複
合機能を備えた複合機1の場合でも、前述のように、使
用者がコピー機能を使用している時にプリント要求が発
生した場合には、コピー状態表示部6にその旨を通知す
る機能を設けることが可能である。さらに、プリンタ機
能とFAX機能との複合機能を備えた複合機1の場合で
も、同様である。
【0051】一方、本実施の形態では、上記バックグラ
ウンドで処理されているFAX受信の内容は複合機1内
の図示しないメモリに一旦記憶される。そして、複合機
1内のメモリに記憶された受信FAX内容は、コピー処
理が終了した時点や、操作パネル蓋3をめくってFAX
機能操作パネル5が現れた状態にしたとき、つまりFA
X機能を操作する際に印字出力を行なうようになってい
る。
【0052】ところで、受信FAXの内容によっては緊
急を要するものがある。その場合には、使用者はコピー
処理中であっても、受信FAXを強制的に印刷する必要
が生じる。そこで、本実施の形態では、上記コピー機能
操作パネル4には、さらに、印字操作部としてのFAX
強制取り出しボタン7が設けられており、このFAX強
制取り出しボタン7を押し下げ操作することにより、コ
ピー処理中であっても強制的に受信FAXを印字出力す
ることができるものとなっている。
【0053】上記の操作パネル2を有する複合機1の動
作について、図6及び図7に示すフローチャートに基づ
いて説明する。
【0054】図6に示すように、最初に、使用者は、複
合機1における処理機能のいずれかを選択する(S
1)。この処理は、使用者の目的に応じて操作パネル2
の操作パネル蓋3を開閉することによって選択可能であ
る。この選択によって、図7に示す処理機能選択ルーチ
ンが行われる。
【0055】すなわち、図7に示すように、先ず、使用
者の所望として、コピーが必要か否かの判定が行われる
(S21)。コピーが必要であれば、操作パネル蓋3を
移動することによって、コピー機能操作パネル4が表示
点灯される(S22)。
【0056】この時、この操作パネル蓋3は、他の機能
であるFAXモードのFAX機能操作パネル5を遮蔽す
る形となり、使用者の視界からは見えなくなる。したが
って、FAX機能操作パネル5の表示は不要であり、操
作パネル2における使用目的以外の表示は消灯される
(S23)。
【0057】また、この時、複合機1の機能として、F
AXモードにおける受信機能は、相手先からの送信がど
のようなタイミングで受信されるか不明であるため、F
AXモードにおけるメモリ受信機能のみは動作する状態
を保持する(S24)。
【0058】一方、FAXが必要な時には(S25)、
上記コピーが必要な時とは異なり、FAX機能操作パネ
ル5が表示されるようにすることによって(S26)、
FAXモードが元来保有している機能としての送信、受
信モードが動作し、複合機1の処理機能選択ルーチンは
終了する。
【0059】次いで、図6に示すように、処理機能の選
択後、複合機1は使用者の所望の処理を実行する(S
2)。その実行中に(S3)、FAXの受信があった時
は(S4)、以下の処理を実施する。
【0060】先ず、複合機1は実行中の処理を行いなが
ら、送信先からのFAXデータをメモリ受信する(S
5)。
【0061】次に、メモリ受信が完了した後に、使用中
の処理機能の操作パネル2、つまりここではコピー機能
操作パネル4のコピー状態表示部6にてメモリ受信され
た旨の表示を行なう(S6)。この時、フローチャート
には明記しないが、音声等の警告を発呼することも可能
である。
【0062】上記の表示や警告がなされた後に、複合機
1は、FAXの受信データの印字タイミングを確認する
(S7)。この場合、使用者が直ちにその情報を必要と
するときには、FAX強制取り出しボタン7を押し下げ
操作にて複合機1の処理機能を一時停止する(S8)。
そして、受信されたメモリ受信データを複合機1にて印
字する(S9)。
【0063】このようにして、受信されたデータが印字
された後に(S10)、複合機1はメモリ受信データの
印字前の処理機能を実行して(S11)、完了する(S
12)。
【0064】一方、S7において、使用者の所望が複合
機1の処理機能を優先する時には、一定時間経過しても
FAX強制取り出しボタン7を押し下げ操作が無いこと
により、選択された処理機能の終了後に受信されたメモ
リ受信データが印字される(S13)。
【0065】上述したように、本実施の形態では、上記
のフローチャートに基づいて、操作パネル2と複合機1
の処理機能が動作する。ただし、本実施の形態では、そ
の処理機能が終了した後に、通常の待機状態に移行する
のではなく、初期位置であるFAX機能に戻った後に待
機状態となる。この動作を図8に示すフローチャートに
基づいて説明する。
【0066】先ず、複合機1の処理機能が終了した後に
は(S31)、複合機1は待機状態となる(S32)。
【0067】次いで、上記の待機状態における所定時間
の経過を待つ(S33)。ここで、所定時間の経過と
は、通常、複合機1における処理機能による動作が終了
後から、操作パネル2に使用者が入力した条件、例えば
印字倍率、印字枚数、印字カセットの選択、ソートの必
要性等の入力条件がオールクリアされるまでの時間を示
し、その時間は複合機1の機能処理時間によっても相違
があるが、概ね2分から3分がその許容範囲である。こ
の時間が長すぎると、むやみに不必要な処理機能の操作
パネル2の点灯が必要であると共に、複合機1に併設機
能として装備されるパワーセーブモード、つまり節電モ
ードヘの移行がスムーズに実行されないことが生じる。
【0068】次に、上記所定時間の経過後、複合機1は
その操作パネル2における操作パネル蓋3の位置を確認
する。最初に、コピーモードか否かの確認を行なう(S
34)。コピーモードの位置に操作パネル蓋3が配置さ
れている時には、FAX機能の受信モードを優先するた
めに、操作パネル蓋3は、FAX処理機能用のFAX機
能操作パネル5が使用者に見えるように移動する(S3
5)。さらに、FAX機能操作パネル5を点灯表示して
動作させる一方、複合機1の他の機能を非動作にし、か
つその非動作の表示パネルの消灯を行なう(S36,S
37)。
【0069】一方、S34において、操作パネル蓋3が
コピーモード位置でなかったときには、操作パネル蓋3
がFAXモード位置であるか否かの判断を行い(S3
8)、その後、S36及びS37に移行して、FAX機
能操作パネル5の表示部を点灯して動作させる一方、複
合機1の他の機能を非動作にし、かつその非動作の表示
パネルの消灯を行なう。
【0070】また、これらの処理の中で、複合機1の操
作パネル2に何らかの外的要因で、操作パネル蓋3が各
処理機能の位置に配置されていないときには、(S3
9)、FAX機能の受信モードを優先するために、S3
5に移行して、操作パネル蓋3をFAX機能操作パネル
5が使用者に見える位置に移動し、さらにS36及びS
37に移行して、FAX機能操作パネル5の表示部を点
灯して動作させる一方、複合機1の他の機能を非動作に
し、かつその非動作の表示パネルの消灯を行なう。
【0071】このように、本実施の形態の複合機1の操
作パネル2では、コピー手段・FAX手段等の各画像形
成手段に対応する個別のコピー機能操作パネル4及びF
AX機能操作パネル5が設けられる。また、この個別の
コピー機能操作パネル4及びFAX機能操作パネル5に
は、一つのコピー機能操作パネル4又はFAX機能操作
パネル5のみを使用可能状態とする操作パネル蓋3が設
けられている。
【0072】したがって、操作パネル蓋3によって、動
作モードにない不必要な例えばFAX機能操作パネル5
を覆い隠し、かつ所望の動作モードに必要なコピー機能
操作パネル4のみが見えるようにすることができる。こ
のため、コピー機能及びFAX機能を簡便に識別できる
と共に、所望の動作モードに必要な操作キーしか目に入
らないので、操作キーの選択に迷うことがなく、操作ミ
スも無くすことができる。
【0073】この結果、複合機能を有する場合に、各機
能を容易に識別でき、使用者の操作性を向上し得る複合
機1の操作パネル2を提供することができる。
【0074】また、操作パネル蓋3は構造が簡単である
ので、安価に設けることが可能である。さらに、例え
ば、操作パネル蓋3を各コピー機能操作パネル4及びF
AX機能操作パネル5の境界で蝶番にて取り付けたペー
ジ捲り方式とすることによって、省スペース化を図り得
る操作パネル蓋3を形成することができる。
【0075】ところで、FAX機能は、24時間中、常
時稼働しているため、本来、この稼働時間の長いFAX
機能のFAX機能操作パネル5が見えるようにしておく
のが、望ましい。
【0076】このとき、本実施の形態では、操作パネル
蓋3は、所定時間経過した後は所定の開閉状態であるF
AX機能操作パネル5が見えるように復帰されるように
なっている。したがって、直ぐにFAX機能に対応する
ことができる。
【0077】ここで、所定の開閉状態であるFAX機能
操作パネル5が見えるように復帰される前の状態とし
て、例えば、コピー機能の操作終了時における操作パネ
ル蓋3の開閉状態と、何らかの理由で操作パネル蓋3が
いずれのコピー機能やFAX機能の操作位置にも無いと
いう開閉状態とがある。
【0078】したがって、コピー機能の操作終了時から
FAX機能への復帰によって、コピー機能の作業終了後
は常にFAX機能の操作ができる状態にしておくことが
できる。また、操作パネル蓋3の開閉状態がいずれのコ
ピー機能やFAX機能の操作位置にも無い位置からFA
X機能への復帰によって、前の使用者が操作パネル蓋3
の移動位置を誤った場合であっても、次の使用者へはF
AX機能の操作ができる状態に遷移させ、操作パネル蓋
3を定位置からずれないようにすることができる。
【0079】また、本実施の形態の複合機1の操作パネ
ル2では、各コピー機能操作パネル4及びFAX機能操
作パネル5は、操作パネル蓋3によって覆われたときは
消灯される。このため、安価に節電効果をもたらすこと
ができる。
【0080】また、本実施の形態の複合機1の操作パネ
ル2では、操作パネル蓋3がFAX機能とは異なる他の
機能を使用可能状態とするときには、FAX機能の受信
モードをも機能させると共に、その受信モードは自動的
にメモリ受信を実行する。
【0081】すなわち、複合機1が未使用や待機中の状
態においてもFAX受信を許容し、また、受信した内容
は無条件に印字せずにメモリに一旦記憶しておく。この
ため、例えば、排紙トレイ上での印字用紙のスタックや
用紙切れといった他の作業者に迷惑をかけることがない
ようにすることができる。
【0082】また、複合機1の処理動作に係わらずFA
X受信機能が常に動作することにより、FAX受信の優
先度を高め、かつ使用者の作業の妨げにならずに実現す
ることができる。
【0083】また、本実施の形態では、コピー機能の操
作中にメモリされたFAX受信データは、コピー機能の
動作が終了した後、又は操作パネル蓋3がFAX機能を
使用可能状態とされたときに印字を行う。
【0084】このため、動作モードに依存しないFAX
受信機能が、他の動作モードに悪影響を与えること無
く、印字出力することができる。
【0085】さらに、受信FAXデータが複合機1の他
の作業終了後に速やかに印字出力されるため、FAXデ
ータの取り残しを防止し、また、複合機1内の受信FA
X用のメモリを最小限度に抑えることができるため、安
価に実現することができる。
【0086】また、本実施の形態では、コピー機能の操
作中にFAX機能がメモリ受信したときには、コピー状
態表示部6に受信データの有の旨が表示されると共に、
コピー機能が動作中においても受信データが強制印字さ
れるようにすることが可能である。
【0087】このため、FAX受信時において、複合機
1の処理内容に関わらず、受信FAXが緊急を要する場
合、強制的に受信FAXを印字出力させることができる
ため、使用者は現在の作業に割り込みを行ない、受信F
AXの出力後、再び作業を継続すれば良い。したがっ
て、FAX受信による使用者の作業への負担、例えば、
早く受信FAXを印字出力したいにも係わらず出力でき
ないという負担を減らすことができる。
【0088】また、本実施の形態では、操作パネル蓋3
の表裏又は表と裏とのいずれか一方には、前記各手段の
操作方法を記載した指標が設けられている。
【0089】このため、各動作モードにおけるコピー機
能操作パネル4及びFAX機能操作パネル5の操作方法
・手順を示すことができる。したがって、不必要なコピ
ー機能操作パネル4又はFAX機能操作パネル5を覆い
隠すことのみならず、その覆い隠したコピー機能操作パ
ネル4又はFAX機能操作パネル5の上面に指標を有す
ることにより、コピー機能操作パネル4又はFAX機能
操作パネル5の近傍に指標があるため、使用者の操作手
順の誤りを防止し、また、特定のコピー機能操作パネル
4又はFAX機能操作パネル5に対する指標であること
より、見易くかつ情報量の豊富な指標を安価に実現する
ことができる。この結果、使用者の操作性を向上させる
ことができる。
【0090】なお、本発明は、上記の実施の形態に限定
されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可
能である。例えば、図9に示すように、使用者が用途に
応じて操作する操作パネル2について、コピー機能やF
AX機能に係わらず、複合機1の装置状況を示す共通状
況表示部8を設けた操作パネル2とすることも可能であ
る。
【0091】すなわち、上記の共通状況表示部8は、例
えば「トナー残1/3」の表示からなっており、同図に
示すコピー機能操作パネル4に設けられる一方、この表
示内容は、FAX機能においても表示してよい共通の内
容であるため、図示しないFAX機能操作パネル5に
も、共通状況表示部8が同様の内容にて設けられてい
る。
【0092】これによって、使用者はコピー処理時であ
ってもFAX処理時であっても、操作パネル2の視野内
に複合機1の状況を示す共通状況表示部8が存在するこ
とより、常に複合機1の装置状況を認識することが可能
となる。
【0093】一方、上記の共通状況表示部8を設ける位
置は、必ずしも各コピー機能操作パネル4の内部又はF
AX機能操作パネル5の内部には限らない。
【0094】すなわち、図10に示すように、操作パネ
ル2の例えば下部位置、つまり操作パネル蓋3の開閉に
関係しない位置に常時表示部2aを設け、この常時表示
部2aに上記共通状況表示部8やFAX強制取り出しボ
タン7を設けることが可能である。
【0095】上記のように、共通状況表示部8をコピー
機能操作パネル4及びFAX機能操作パネル5とは別の
箇所における近傍位置の常時表示部2aに設けることに
より、使用者はコピー処理時であってもFAX処理時で
あっても、操作パネル2の視野内に装置の状況を示す共
通状況表示部8が存在することより、常に複合機1の装
置状況を認識することが可能となる。
【0096】また、FAX強制取り出しボタン7も、同
様に、コピー機能操作パネル4及びFAX機能操作パネ
ル5とは異なるこの常時表示部2aに設けることによ
り、回路設計が容易となり、部品点数を削減して安価に
実現することができる。
【0097】このように、本実施の形態の複合機1の操
作パネル2では、FAX機能がメモリ受信したときに受
信データの有無を表示するためのコピー状態表示部6が
設けられている。また、このコピー状態表示部6は、コ
ピー機能操作パネル4若しくはFAX機能操作パネル5
内に、又はこれらコピー機能操作パネル4及びFAX機
能操作パネル5とは異なる他の場所である常時表示部2
aに設けることが可能である。
【0098】したがって、コピー状態表示部6が、各コ
ピー機能操作パネル4及びFAX機能操作パネル5内に
設けられているときには、いずれのコピー機能操作パネ
ル4又はFAX機能操作パネル5を使用していても、当
該コピー機能操作パネル4又はFAX機能操作パネル5
のコピー状態表示部6にてFAX機能による受信データ
の有無が表示されるので、使用者は、直ぐに、FAX機
能がメモリ受信したことを知ることができる。
【0099】一方、コピー状態表示部6が各コピー機能
操作パネル4及びFAX機能操作パネル5とは異なる他
の場所である常時表示部2aに設けられているときにお
いても、いずれのコピー機能操作パネル4及びFAX機
能操作パネル5を使用していても、当該各コピー機能操
作パネル4及びFAX機能操作パネル5とは異なる他の
場所のコピー状態表示部6を見ることによって、使用者
は、直ぐに、FAX機能がメモリ受信したことを知るこ
とができる。また、コピー状態表示部6を各コピー機能
操作パネル4及びFAX機能操作パネル5とは異なる他
の場所である常時表示部2aに設けたときには、コピー
状態表示部6のスペースとして一か所で足りるので、省
スペース化を図ることができる。
【0100】さらに、FAX受信した旨を使用者に通知
するため、使用者の作業終了後に複合機1の電源をOF
Fするようなことが行われ、FAX受信が継続的に行わ
れない事態を招くのを排除することができる。
【0101】また、本実施の形態の複合機1の操作パネ
ル2では、各機能の動作状況に共通する複合機1の装置
状況を表示する共通状況表示部8及び/又はFAX受信
内容を印字するためのFAX強制取り出しボタン7が、
各コピー機能操作パネル4及びFAX機能操作パネル5
内に、又は各コピー機能操作パネル4及びFAX機能操
作パネル5とは異なる他の場所である常時表示部2aに
設けられている。
【0102】この結果、各機能の動作状況に共通する複
合機1の装置状況を表示する共通状況表示部8及び/又
はFAX強制取り出しボタン7が、各コピー機能操作パ
ネル4及びFAX機能操作パネル5内に、又は各コピー
機能操作パネル4及びFAX機能操作パネル5とは異な
る他の場所である常時表示部2aのいずれかに表示され
る。このため、常に、装置状況を認識することが可能と
なり、不意のトラブルを防止することができる。また、
いずれの作業中でも、受信データを取り出すことができ
る。
【0103】また、FAX強制取り出しボタン7を共通
化することにより、安価に受信FAXの強制印字出力機
能を実現することができる。
【0104】〔実施の形態2〕本発明の他の実施の形態
について図11ないし図19に基づいて説明すれば、以
下の通りである。なお、説明の便宜上、前記の実施の形
態1の図面に示した部材と同一の機能を有する部材につ
いては、同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0105】前記実施の形態1では、コピー機能とFA
X機能を有する複合機1について説明したが、本実施の
形態では、コピー機能とFAX機能とプリンタ機能との
3機能を有する複合機1について説明する。なお、本実
施の形態では、このように3機能を有する複合機1につ
いて説明するが、さらに他の機能が追加されても、又は
他の機能の組み合わせであっても、本発明の要旨が達成
できることは明白である。
【0106】本実施の形態の操作パネル20では、図1
1に示すように、一平面上に、コピー機能操作パネル4
とFAX機能操作パネル5とプリンタ機能を使用すると
きの手段操作用表示パネルとしてのプリンタ機能操作パ
ネル11との3種類の表示パネルが形成されている。
【0107】また、開閉蓋としての操作パネル蓋21・
22が、操作パネル20の両端にそれぞれ設けられてい
る。上記操作パネル蓋21・22は、それぞれ中間位置
で折り畳み可能となっており、操作パネル蓋21は、コ
ピー機能操作パネル4のみを覆った状態とFAX機能操
作パネル5をも覆った状態とに遷移することができる一
方、操作パネル蓋22は、プリンタ機能操作パネル11
のみを覆った状態とFAX機能操作パネル5をも覆った
状態に遷移することができるように折り畳むことができ
る。
【0108】このように、操作パネル蓋21・22を構
成することにより、FAX機能を使用するときには、図
12に示すように、操作パネル蓋21・22が折り畳ま
れた状態となる一方、コピー機能を使用するときには、
図13に示すように、操作パネル蓋21は、コピー機能
操作パネル4及びFAX機能操作パネル5を覆わない状
態にし、かつ操作パネル蓋22がFAX機能操作パネル
5とプリンタ機能操作パネル11とを覆った状態とす
る。また、プリンタ機能を使用するときには、図14に
示すように、操作パネル蓋22は、FAX機能操作パネ
ル5及びプリンタ機能操作パネル11を覆わず、かつ操
作パネル蓋21がFAX機能操作パネル5とコピー機能
操作パネル4とを覆った状態となる。
【0109】ここで、操作パネル蓋21・22の駆動方
式について説明する。なお、この駆動方式の説明に限
り、コピー機能とFAX機能との2機能を有する複合機
1について説明する。したがって、コピー機能とFAX
機能とプリンタ機能との3機能を有する複合機1につい
ての駆動方式は、これに準じたもので行うものとなって
いる。
【0110】図15(a)(b)に示すように、 操作
パネル蓋21は、固定部材側蓋21aと移動部材側蓋2
1bからなっており、これら固定部材側蓋21aと移動
部材側蓋21bとは、ヒンジ部材21cによって折れ曲
がり自在に設けられている。
【0111】上記の固定部材側蓋21aにおけるヒンジ
部材21cとは反対の端部(同図において左側端部)の
両端側には、図示しない複合機本体に支持固定される固
定部材21d・21dが設けられており、固定部材側蓋
21aは、これら固定部材21d・21dに回動自在に
取り付けられている。
【0112】一方、移動部材側蓋21bにおけるヒンジ
部材21cとは反対の端部(同図において右側端部)の
両端側には、図示しない複合機本体のガイドレールに案
内自在に設けられる移動部材21e・21eが形成され
ている。なお、この移動部材21e・21eは、ガイド
レールに設けられた図示しない例えば歯車等を用いた駆
動系によって、自動的に動かすことができるようになっ
ている。また、ガイドレールは、移動部材側蓋21b及
び固定部材側蓋21aがスムーズに折り畳み状態と開い
た状態とに移動できるように曲線状に形成されている。
【0113】上記構成の操作パネル蓋21及び操作パネ
ル蓋22における開閉動作について、説明する。なお、
操作パネル蓋22も、図16(a)(b)(c)に示す
ように、同様の構成としたものが対称位置に設けられて
いる。
【0114】図16(a)は、コピー機能操作パネル4
のみが露出された状態を示しており、この状態では、操
作パネル蓋21がコピー機能操作パネル4の左横に位置
する退避部21fの上側で、折り畳まれている。このと
き、操作パネル蓋21の移動部材21eは、固定部材2
1dと略同じ位置に存在している。一方、操作パネル蓋
22は、開かれて広がった状態となっており、固定部材
側蓋22aが退避部22fの上側に存在すると共に、移
動部材側蓋22bがFAX機能操作パネル5の上側に存
在している。この結果、FAX機能操作パネル5は、移
動部材側蓋22bによって遮蔽されている。
【0115】この状態から、所定時間経過後に自動的に
FAX機能操作パネル5を露出させるようにするには、
図示しない駆動系によって、移動部材21e及び移動部
材22eがそれぞれ同時に図示しないガイドレールに案
内されて右側へ移動する。
【0116】これによって、図16(b)に示すよう
に、それぞれくの字状に折れ曲がった途中状態を経た
後、図16(c)に示すように、操作パネル蓋21が開
かれて広がった状態となってコピー機能操作パネル4が
遮蔽される一方、操作パネル蓋22が折り畳まれて退避
部22fに移動し、これによって、FAX機能操作パネ
ル5が露出された状態となる。
【0117】このようにして操作パネル蓋21・22が
図示しない駆動系よって自動的に開閉されるものとなっ
ている。
【0118】次に、上記のコピー機能とFAX機能とプ
リンタ機能との3機能を有する複合機1の操作パネル2
0の使用方法について、図17及び図18に示すフロー
チャートに基づいて説明する。なお、前記実施の形態1
において図6に示したメインのフローチャートは、本実
施の形態2においても共通であるため説明を省略する。
したがって、以下の説明では、図17に示す処理機能選
択ルーチンと、図18に示す各機能の終了後の動作につ
いてのみ説明する。また、前記図7及び図8のフローチ
ャートと共通する部分については、同一ステップ番号を
使用し、その説明を省略する。
【0119】先ず、図17に示す処理機能選択ルーチン
において、S21にて使用者の所望として、コピーが必
要か否かの判定が行なわれた後、プリンタが必要な時に
は(S27)、プリンタ機能操作パネル11が表示され
るようにする(S28)。
【0120】この時、この操作パネル蓋21は、他の機
能であるコピーモードのコピー機能操作パネル4及びF
AXモードのFAX機能操作パネル5を遮蔽する形とな
り、使用者の視界からは見えなくなる。したがって、コ
ピー機能操作パネル4及びFAX機能操作パネル5の表
示は不要であり、操作パネル20における使用目的以外
のこれらコピー機能操作パネル4及びFAX機能操作パ
ネル5の表示は消灯される(S23)。
【0121】また、この時、複合機1の機能として、F
AXモードにおける受信機能は、相手先からの送信がど
のようなタイミングで受信されるか不明であるため、F
AXモードにおけるメモリ受信機能のみは動作する状態
を保持する(S24)。
【0122】一方、S27において、FAXが必要な時
には(S25)、上記コピー及びプリンタが必要な時と
は異なり、FAX機能操作パネル5が表示されるように
することによって(S26)、FAXモードが元来保有
している機能としての送信、受信モードが動作し、複合
機1の処理機能の選択ルーチンは終了する。
【0123】次に、プリンタの処理機能が終了した後
に、通常の待機状態に移行するのではなく、一旦FAX
機能に戻った後に待機状態となる動作を図18に示すフ
ローチャートに基づいて説明する。
【0124】先ず、プリンタの処理機能が終了して、所
定時間の経過後(S33)、複合機1はその操作パネル
20における操作パネル蓋21・22の位置を確認す
る。最初に、コピーモード位置か否かの確認を行なう
(S34)。操作パネル蓋21・22がコピーモード位
置でなかったときには、操作パネル蓋21・22がプリ
ンタモード位置であるかの判断を行い(S40)、その
後、S35、S36及びS37に移行して、操作パネル
蓋21・22をFAXモードの位置になるように移動
し、FAX機能操作パネル5の表示部を点灯して動作さ
せる一方、複合機1の他の機能を非動作にし、かつその
非動作の表示パネルの消灯を行なう。
【0125】このように、本実施の形態の複合機1の操
作パネル20では、コピー手段・FAX手段・プリンタ
手段等の各画像形成手段に対応する個別のコピー機能操
作パネル4、FAX機能操作パネル5及びプリンタ機能
操作パネル11が設けられる。また、これら個別のコピ
ー機能操作パネル4、FAX機能操作パネル5及びプリ
ンタ機能操作パネル11には、一つの例えばコピー機能
操作パネル4のみを使用可能状態とする操作パネル蓋2
1・22が設けられている。
【0126】したがって、操作パネル蓋21・22によ
って、動作モードにない不必要な例えばコピー機能操作
パネル4及びプリンタ機能操作パネル11を覆い隠し、
かつ所望の動作モードに必要なFAX機能操作パネル5
のみが見えるようにすることができる。このため、コピ
ー機能、プリンタ機能及びFAX機能を簡便に識別でき
ると共に、所望の動作モードに必要な操作キーしか目に
入らないので、操作キーの選択に迷うことがなく、操作
ミスも無くすことができる。
【0127】この結果、複合機能を有する場合に、各機
能を容易に識別でき、使用者の操作性を向上し得る複合
機1の操作パネル20を提供することができる。
【0128】また、操作パネル蓋21・22は構造が簡
単であるので、安価に設けることが可能である。
【0129】なお、本発明は、上記の実施の形態に限定
されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可
能である。例えば、上記実施の形態では、操作パネル蓋
21・22は、操作パネル20の両側に設けられている
が、特にこれに限定するものではない。
【0130】例えば、図19に示すように、各コピー機
能操作パネル4、FAX機能操作パネル5及びプリンタ
機能操作パネル11の間に開閉蓋としての操作パネル蓋
23・24を設置することも可能である。
【0131】上記の操作パネル蓋23は、コピー機能操
作パネル4とFAX機能操作パネル5との間に開閉可能
に設けられる一方、操作パネル蓋24はFAX機能操作
パネル5とプリンタ機能操作パネル11との間に開閉可
能に設置されている。
【0132】この結果、操作パネル蓋23は、コピー機
能操作パネル4又はFAX機能操作パネル5のいずれか
を覆った状態に遷移することができる一方、操作パネル
蓋24も、FAX機能操作パネル5又はプリンタ機能操
作パネル11のいずれかを覆った状態に遷移することが
できる。
【0133】このように2つの操作パネル蓋23・24
を設置することにより、各コピー機能操作パネル4、F
AX機能操作パネル5又はプリンタ機能操作パネル11
のうちの1つのみを簡単に表示することができる。
【0134】また、操作パネル蓋23・24の面積を前
記操作パネル蓋21・22に比べて少なくすることがで
きると共に、操作パネル蓋23・24を簡単な構造とす
ることができる。
【0135】〔実施の形態3〕本発明のさらに他の実施
の形態について図20ないし図25に基づいて説明すれ
ば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記の実
施の形態1及び実施の形態2の図面に示した部材と同一
の機能を有する部材については、同一の符号を付し、そ
の説明を省略する。
【0136】本実施の形態の複合機1は、図20に示す
ように、一平面上に、コピー機能操作パネル4とFAX
機能操作パネル5とプリンタ機能を使用するときのプリ
ンタ機能操作パネル11との3種類の表示パネルが形成
されている。
【0137】また、本実施の形態の操作パネル30で
は、同図に示すように、開閉蓋としての操作パネル左蓋
31及び操作パネル右蓋32が、操作パネル30の両側
にそれぞれ設けられると共に、これら操作パネル左蓋3
1及び操作パネル右蓋32は、それぞれがスライド可能
となっている。そして、操作パネル左蓋31は、コピー
機能操作パネル4のみを覆った状態とFAX機能操作パ
ネル5のみを覆った状態とに遷移することができる一
方、操作パネル右蓋32は、プリンタ機能操作パネル1
1のみを覆った状態又はFAX機能操作パネル5のみを
覆った状態に遷移することができる。
【0138】このように操作パネル左蓋31及び操作パ
ネル右蓋32を構成することにより、コピー機能を使用
するときには、図21に示すように、操作パネル左蓋3
1は図示しないFAX機能操作パネル5を覆った状態に
されると共に、操作パネル右蓋32が図示しないプリン
タ機能操作パネル11を覆った状態となる。また、FA
X機能を使用するときには、図22に示すように、、操
作パネル右蓋32は、図示しないコピー機能操作パネル
4を覆った状態となり、操作パネル右蓋32が図示しな
いプリンタ機能操作パネル11を覆った状態となる。さ
らに、プリンタ機能を使用するときには、図23に示す
ように、操作パネル左蓋31は図示しないコピー機能操
作パネル4を覆った状態とし、操作パネル右蓋32が図
示しないFAX機能操作パネル5を覆った状態となる。
これらによって、作業内容によって、不必要な操作パネ
ルを隠すことができる。
【0139】本実施の形態の複合機1では、コピー機能
等を使用後、ある程度のアイドル時間の経過により初期
設定動作が行われ、この際に各操作パネル左蓋31及び
操作パネル右蓋32は、初期位置に復帰する。具体的に
は、初期設定動作が行われる際に、図20に示すよう
に、コピー機能操作パネル4の右上隅に設けられたスラ
イド蓋左センサ33、及びプリンタ機能操作パネル11
の左上隅に設けられたスライド蓋右センサ34によっ
て、現在の各操作パネル左蓋31及び操作パネル右蓋3
2の位置を認識して、各操作パネル左蓋31及び操作パ
ネル右蓋32を初期位置に復帰させるようになってい
る。
【0140】本実施の形態では、この復帰する初期位置
として、図22に示すFAX機能操作パネル5が表示さ
れる状態となっており、このFAX機能操作パネル5が
現れるように、各操作パネル左蓋31及び操作パネル右
蓋32が他のモードの露出状態からスライドするように
なっている。
【0141】ここで、復帰前の状態として、通常は、複
合機1が自動的に行う操作パネル左蓋31及び操作パネ
ル右蓋32のスライド位置は、図21〜図23に示すよ
うに、各コピー機能操作パネル4、FAX機能操作パネ
ル5、又はプリンタ機能操作パネル11のいずれか一つ
が表示される状態である。
【0142】しかし、使用者によっては各操作パネル左
蓋31及び操作パネル右蓋32を、コピー機能操作パネ
ル4とFAX機能操作パネル5との間に位置させたり、
図20に示すように、特定のコピー機能操作パネル4、
FAX機能操作パネル5、又はプリンタ機能操作パネル
11が表示されていない状態に移動する場合も想定され
る。
【0143】したがって、本実施の形態では、操作パネ
ル左蓋31及び操作パネル右蓋32が、図21〜図23
に示す各モード表示位置に存在しないときにも、各操作
パネル左蓋31及び操作パネル右蓋32の位置付けを認
識することにより、所定の設定時間が経過すると、操作
パネル左蓋31及び操作パネル右蓋32を、図22に示
す初期位置に戻すようになっている。
【0144】一方、本実施の形態においても、表示しな
いモードのコピー機能操作パネル4、FAX機能操作パ
ネル5又はプリンタ機能操作パネル11の照明を消灯し
て、節電するようになっている。
【0145】具体的には、図21に示す状態では、操作
パネル左蓋31に覆われた図示しないFAX機能操作パ
ネル5と操作パネル右蓋32に覆われた図示しないプリ
ンタ機能操作パネル11とを消灯する。また、図22に
示す状態では、操作パネル左蓋31に覆われた図示しな
いコピー機能操作パネル4と操作パネル右蓋32に覆わ
れた図示しないプリンタ機能操作パネル11とを消灯す
る。さらに、図23に示す状態では、操作パネル左蓋3
1に覆われた図示しないコピー機能操作パネル4と操作
パネル右蓋32に覆われた図示しないFAX機能操作パ
ネル5とを消灯する。
【0146】上記の消灯機能を実現する方法としては、
図20に示すように、スライド蓋左センサ33及びスラ
イド蓋右センサ34にて、その時点での各操作パネル左
蓋31及び操作パネル右蓋32の位置付けを認識するこ
とにより、不必要な表示面への通電をカットすることが
できる。
【0147】ここで、本実施の形態においても、FAX
の受信機能は、複合機1の状態の如何に係わらず常に動
作している。しかしながら、図21に示すように、使用
者がコピー機能操作パネル4を表示してコピー機能を使
用しているときに、FAXを受信した場合に、FAX受
信に関する情報が得られないのでは問題となる。
【0148】例えば、使用者がコピー機能を使用してい
るときに、複合機1のバックグラウンドでFAX受信が
暗黙の内に進められた場合、複合機1から排出された用
紙がコピーされた用紙なのかFAX受信した用紙なのか
の判別がつかない。
【0149】そこで、本実施の形態の複合機1でも、図
24に示すように、FAX受信時には、コピー機能操作
パネル4のコピー状態表示部6に、例えば「FAX受信
中」等のFAX受信の旨を通知することにより、使用者
に複合機1のバックグラウンドでの処理を認識させるこ
とを可能としている。
【0150】なお、本実施の形態では、コピー状態表示
部6にFAX受信の旨を通知しているが、必ずしもこれ
に限らず、例えば、複合機1にスピーカ等を設けること
により、音によっても使用者にその旨を通知するが可能
である。
【0151】また、上記においては、複合機1の機能と
してコピー機能とFAX機能との関係において説明して
いるが、必ずしもこれに限らず、コピー機能とプリンタ
機能との関係においても、使用者がコピー機能を使用し
ている時にプリント要求が発生した場合には、コピー状
態表示部6にその旨を通知する機能を設けることが可能
である。さらに、FAX機能とプリンタ機能との関係に
おいても、同様である。
【0152】一方、本実施の形態では、上記バックグラ
ウンドで処理されているFAX受信の内容は複合機1内
の図示しないメモリに一旦記憶される。そして、複合機
1内のメモリに記憶された受信FAX内容は、コピー処
理が終了した時点や、操作パネル蓋3をめくって、FA
X機能操作パネル5が現れた状態にしたとき、つまりF
AX機能を操作する際に印字出力を行なうようになって
いる。
【0153】ところで、受信FAXの内容によっては緊
急を要するものがある。その場合には、使用者はコピー
処理中であっても、受信FAXを強制的に印刷する必要
が生じる。そこで、本実施の形態では、同図に示すよう
に、上記コピー機能操作パネル4には、さらに、FAX
強制取り出しボタン7が設けられており、このFAX強
制取り出しボタン7を押し下げ操作することにより、コ
ピー処理中であっても強制的に受信FAXを印字出力す
ることができるものとなっている。
【0154】これらコピー状態表示部6におけるFAX
受信の旨を通知及びFAX強制取り出しボタン7は、他
のFAX機能操作パネル5及びプリンタ機能操作パネル
11にも設けられている。
【0155】また、本実施の形態では、同図に示すよう
に、使用者が用途に応じて操作する操作パネル30につ
いて、コピー機能やFAX機能又はプリンタ機能に係わ
らず、複合機1の装置状況を示す共通状況表示部8が設
けられている。
【0156】すなわち、上記の共通状況表示部8は、例
えば「トナー残1/3」の表示からなっており、同図に
示すコピー機能操作パネル4に設けられる一方、この表
示内容は、FAX機能及びプリンタ機能においても表示
して良い共通の内容であるため、図示しないFAX機能
操作パネル5及びプリンタ機能操作パネル11にも同様
の内容にて共通状況表示部8が設けられている。
【0157】これによって、使用者はコピー処理時、F
AX処理時又はプリンタ処理時であっても、操作パネル
30の視野内に複合機1の状況を示す共通状況表示部8
が存在することより、常に複合機1の装置状況を認識す
ることが可能となる。
【0158】なお、上記の操作パネル30を有する複合
機1の使用目的に応じた動作説明については、前記実施
の形態1及び実施の形態2で示したフローチャートの説
明において、操作パネル蓋3又は操作パネル蓋21・2
2を「開閉」とあるのを、操作パネル左蓋31及び操作
パネル右蓋32を「スライド」と置き換えることによっ
て説明できるので、ここでは省略する。
【0159】このように、本実施の形態の複合機1の操
作パネル30では、操作パネル左蓋31及び操作パネル
右蓋32は、スライドして開閉される。このため、操作
パネル左蓋31及び操作パネル右蓋32の形成に際し
て、複合機1の上方向への突出、つまり立体方向への突
出を防止することができる。この結果、複合機1を使用
時の状態も含めて全体としてコンパクトに仕上げること
ができる。
【0160】なお、本発明は、上記の実施の形態に限定
されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可
能である。例えば、上記の共通状況表示部8を設ける位
置は、必ずしも各コピー機能操作パネル4の内部、FA
X機能操作パネル5の内部又はプリンタ機能操作パネル
11の内部には限らない。
【0161】すなわち、図25に示すように、操作パネ
ル30の例えば下部位置、つまり操作パネル左蓋31及
び操作パネル右蓋32のスライドに関係しない位置に常
時表示部2aを設け、この常時表示部2aに上記共通状
況表示部8やFAX強制取り出しボタン7を設けること
が可能である。
【0162】このように、共通状況表示部8を、コピー
機能操作パネル4、FAX機能操作パネル5及びプリン
タ機能操作パネル11とは別の箇所における近傍位置の
常時表示部2aに設けることにより、使用者はコピー処
理時、FAX処理時及びプリンタ処理時であっても、操
作パネル30の視野内に装置の状況を示す共通状況表示
部8が存在することより、常に複合機1の装置状況を認
識することが可能となる。
【0163】また、FAX強制取り出しボタン7も、同
図に示すように、同様に、コピー機能操作パネル4、F
AX機能操作パネル5及びプリンタ機能操作パネル11
とは異なる常時表示部2aに設けることにより、回路設
計が容易となり、部品点数を削減して安価に実現するこ
とができる。
【0164】〔実施の形態4〕本発明のさらに他の実施
の形態について図26ないし図33に基づいて説明すれ
ば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記の実
施の形態1ないし実施の形態3の図面に示した部材と同
一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、
その説明を省略する。
【0165】前記実施の形態1では、2つの機能を有す
る複合機1のコピー機能操作パネル4及びFAX機能操
作パネル5に対して1枚の操作パネル蓋3が設けられる
一方、前記実施の形態2及び実施の形態3においては、
3つの機能を有する複合機1のコピー機能操作パネル
4、FAX機能操作パネル5及びプリンタ機能操作パネ
ル11に対して2枚の操作パネル蓋23・24又は2枚
の操作パネル左蓋31及び操作パネル右蓋32にて構成
されていた。すなわち、複数の機能に対して、一つ少な
い蓋を設けていた。
【0166】これに対し、本実施の形態の操作パネル4
0では、図26に示すように、一平面上に、コピー機能
操作パネル4とFAX機能操作パネル5とプリンタ機能
操作パネル11との3種類の表示パネルが形成されると
共に、これら3種類の表示パネルのそれぞれに対応する
3枚の開閉蓋としてのコピー操作パネル蓋41、FAX
操作パネル蓋42及びプリンタ操作パネル蓋43が設け
られている。
【0167】これらコピー操作パネル蓋41、FAX操
作パネル蓋42及びプリンタ操作パネル蓋43は、同図
に示すように、操作パネル40の奥手側(同図において
紙面の上側)から縦方向にスライドして対応する各コピ
ー機能操作パネル4、FAX機能操作パネル5及びプリ
ンタ機能操作パネル11をそれぞれ覆うことができるも
のとなっている。
【0168】ただし、本実施の形態においては、必ずし
もスライドに限らず、例えば、図27に示すように、各
コピー機能操作パネル4、FAX機能操作パネル5及び
プリンタ機能操作パネル11と各コピー操作パネル蓋4
1、FAX操作パネル蓋42及びプリンタ操作パネル蓋
43とを蝶番41a・42a・43aにて連結した構成
となる操作パネル50とすることも可能である。
【0169】上記操作パネル40における各コピー操作
パネル蓋41、FAX操作パネル蓋42及びプリンタ操
作パネル蓋43の稼働は、図28に示すコピー機能を使
用するときの状態、図29に示すFAX機能を使用する
ときの状態、及び図30に示すプリンタ機能を使用する
ときの状態として示される。
【0170】すなわち、図26に示す状態から、コピー
操作パネル蓋41以外のFAX操作パネル蓋42及びプ
リンタ操作パネル蓋43を対応するFAX機能操作パネ
ル5及びプリンタ機能操作パネル11を覆った状態に移
動させることにより、コピー操作のできる状態である図
28に示す状態となり、FAX操作パネル蓋42以外の
コピー操作パネル蓋41及びプリンタ操作パネル蓋43
を対応するコピー機能操作パネル4及びプリンタ機能操
作パネル11を覆った状態に移動させることにより、F
AX操作のできる状態である図29に示す状態となり、
さらに、プリンタ操作パネル蓋43以外のコピー操作パ
ネル蓋41及びFAX操作パネル蓋42を覆った状態に
移動させることにより、プリンタ操作のできる状態であ
る図30に示す状態となる。そして、これらによって、
作業内容に応じて不必要な操作パネルを隠すことができ
る。
【0171】また、図28に示す状態においては、FA
X操作パネル蓋42に覆われた図示しないFAX機能操
作パネル5とプリンタ操作パネル蓋43に覆われた図示
しないプリンタ機能操作パネル11とを消灯させること
により、節電効果をもたらすようになっている。
【0172】同様にして、図29に示す状態において
は、コピー操作パネル蓋41に覆われた図示しないコピ
ー機能操作パネル4とプリンタ操作パネル蓋43に覆わ
れた図示しないプリンタ機能操作パネル11とを消灯さ
せることにより、節電効果をもたらし、さらに、図30
に示す状態においては、コピー操作パネル蓋41に覆わ
れた図示しないコピー機能操作パネル4とFAX操作パ
ネル蓋42に覆われた図示しないFAX機能操作パネル
5とを消灯させることにより、節電効果をもたらすよう
になっている。
【0173】このような消灯機能を実現する方法として
は、図26に示すように、各コピー機能操作パネル4、
FAX機能操作パネル5及びプリンタ機能操作パネル1
1に対応して1個ずつ設けられた、コピースライド蓋セ
ンサ44、FAXスライド蓋センサ45及びプリンタス
ライド蓋センサ46によって、各コピー操作パネル蓋4
1、FAX操作パネル蓋42及びプリンタ操作パネル蓋
43の位置付けを認識して、不必要な表示面への通電を
カットすることができる。
【0174】また、複合機1には、コピー機能等を使用
後、ある程度のアイドル時間の経過により初期設定動作
が行われ、これによって、各コピー操作パネル蓋41、
FAX操作パネル蓋42及びプリンタ操作パネル蓋43
は、初期位置に復帰する。
【0175】具体的には、上記コピースライド蓋センサ
44、FAXスライド蓋センサ45及びプリンタスライ
ド蓋センサ46によって、現在の各コピー操作パネル蓋
41、FAX操作パネル蓋42及びプリンタ操作パネル
蓋43の位置を認識して、各コピー操作パネル蓋41、
FAX操作パネル蓋42及びプリンタ操作パネル蓋43
を初期位置に復帰させる。
【0176】本実施の形態では、初期位置は、図31に
示すように、全てのコピー機能操作パネル4、FAX機
能操作パネル5及びプリンタ機能操作パネル11がコピ
ー操作パネル蓋41、FAX操作パネル蓋42及びプリ
ンタ操作パネル蓋43によって覆われた状態としてい
る。これによって、コピー機能操作パネル4、FAX機
能操作パネル5及びプリンタ機能操作パネル11を埃等
から保護し、また、落下物等からの被害をコピー操作パ
ネル蓋41、FAX操作パネル蓋42及びプリンタ操作
パネル蓋43だけに止めることができる。
【0177】ところで、上述したように、全てのコピー
機能操作パネル4、FAX機能操作パネル5及びプリン
タ機能操作パネル11がコピー操作パネル蓋41、FA
X操作パネル蓋42及びプリンタ操作パネル蓋43によ
って覆われた状態である待機中であっても、FAXは常
に受信できる状態である必要がある。
【0178】しかし、受信FAXデータを勝手に印字出
力した場合、他の作業者により印字されたFAX受信用
紙が取り除かれたりするケースが考えられる。そこで、
本実施の形態の複合機1では、待機中の状態では、受信
したFAX内容を図示しないメモリに蓄えておき、必要
な時に出力することにより、前述の問題点を克服してい
る。
【0179】このように、本実施の形態の複合機1の操
作パネル40及び操作パネル50では、コピー手段・F
AX手段・プリンタ手段等の各画像形成手段に対応する
個別のコピー機能操作パネル4、FAX機能操作パネル
5及びプリンタ機能操作パネル11が並べて配設され
る。また、これら個別のコピー機能操作パネル4、FA
X機能操作パネル5及びプリンタ機能操作パネル11に
は、一つの例えばコピー機能操作パネル4のみを使用可
能状態とするコピー操作パネル蓋41、FAX操作パネ
ル蓋42及びプリンタ操作パネル蓋43が設けられ、か
つこれらコピー操作パネル蓋41、FAX操作パネル蓋
42及びプリンタ操作パネル蓋43は、各コピー機能操
作パネル4、FAX機能操作パネル5及びプリンタ機能
操作パネル11に対応して各コピー機能操作パネル4、
FAX機能操作パネル5及びプリンタ機能操作パネル1
1毎に個別に設けられている。
【0180】したがって、コピー操作パネル蓋41、F
AX操作パネル蓋42及びプリンタ操作パネル蓋43に
よって、動作モードにない不必要な例えばFAX機能操
作パネル5及びプリンタ機能操作パネル11を覆い隠
し、かつ所望のコピー動作モードに必要なコピー機能操
作パネル4のみが見えるようにすることができる。この
ため、コピー機能、FAX機能及びプリンタ機能を簡便
に識別できると共に、所望の動作モードに必要な操作キ
ーしか目に入らないので、操作キーの選択に迷うことが
なく、操作ミスも無くすことができる。
【0181】また、コピー操作パネル蓋41、FAX操
作パネル蓋42及びプリンタ操作パネル蓋43は、各コ
ピー機能操作パネル4、FAX機能操作パネル5及びプ
リンタ機能操作パネル11に対応して各コピー機能操作
パネル4、FAX機能操作パネル5及びプリンタ機能操
作パネル11毎に個別に設けられているので、動作モー
ドにない不必要な例えばFAX機能操作パネル5及びプ
リンタ機能操作パネル11を覆い隠し、かつ所望のコピ
ー動作モードに必要なコピー機能操作パネル4のみが見
えるようにするのを容易に行うことができる。すなわ
ち、例えば、コピー操作パネル蓋41、FAX操作パネ
ル蓋42及びプリンタ操作パネル蓋43を例えば前記操
作パネル蓋21・22のように、折り畳み式に形成した
場合には、所望の動作モードに必要な例えばコピー機能
操作パネル4のみが見えるようにするための操作パネル
蓋21・22の開閉方法が複雑となる場合があるが、本
実施の形態では、これを回避することができる。
【0182】この結果、複合機能を有する場合に、各機
能を容易に識別でき、使用者の操作性を向上し得る複合
機1の操作パネル40を提供することができる。
【0183】また、本実施の形態では、コピー操作パネ
ル蓋41、FAX操作パネル蓋42及びプリンタ操作パ
ネル蓋43は、コピー機能の操作終了から所定時間経過
した後は所定の初期位置の開閉状態として、全てのコピ
ー機能操作パネル4、FAX機能操作パネル5及びプリ
ンタ機能操作パネル11が閉じられた状態にしている。
このため、これらコピー機能操作パネル4、FAX機能
操作パネル5及びプリンタ機能操作パネル11に埃がか
かったり、落下物等が衝突してコピー機能操作パネル
4、FAX機能操作パネル5及びプリンタ機能操作パネ
ル11が損傷したりするのを回避することができる。
【0184】なお、上記の実施の形態においては、複合
機1がコピー機能等を使用後の、ある程度のアイドル時
間の経過により初期設定動作が行われる場合には、その
コピー操作パネル蓋41、FAX操作パネル蓋42及び
プリンタ操作パネル蓋43の復帰位置は、図31に示す
全てのコピー機能操作パネル4、FAX機能操作パネル
5及びプリンタ機能操作パネル11がコピー操作パネル
蓋41、FAX操作パネル蓋42及びプリンタ操作パネ
ル蓋43によって覆われた状態であるとしている。
【0185】しかしながら、必ずしもこれに限らず、例
えば、FAX操作を行なう状態である図29に示す状態
を復帰位置とすることが可能である。このように復帰位
置をFAX操作を行なう状態とすることにより、緊急性
の高いFAXを早急に送信する場合でも、FAX操作パ
ネル蓋42の移動を伴わずにすぐにFAXを送信するこ
とができる。
【0186】また、使用者によっては各コピー操作パネ
ル蓋41、FAX操作パネル蓋42及びプリンタ操作パ
ネル蓋43を完全に各コピー機能操作パネル4、FAX
機能操作パネル5及びプリンタ機能操作パネル11の上
に位置させず、中途半端な位置付けにしている場合も考
えられる。具体的には、図26に示すように、特定のコ
ピー機能操作パネル4、FAX機能操作パネル5及びプ
リンタ機能操作パネル11が表示されていない状態であ
る場合も想定される。
【0187】このような特定のコピー機能操作パネル
4、FAX機能操作パネル5及びプリンタ機能操作パネ
ル11が表示されていない状態では、次の作業者が見過
ごしがちな不完全なコピー操作パネル蓋41、FAX操
作パネル蓋42及びプリンタ操作パネル蓋43の位置付
けによって、誤作業を起こす可能性がある。
【0188】そこで、本実施の形態では、中途半端な位
置付けのコピー操作パネル蓋41、FAX操作パネル蓋
42及びプリンタ操作パネル蓋43が存在した場合にお
いても、ある程度のアイドル時間の経過により初期設定
動作を行い、FAX操作を行なう状態である図29に示
す状態に自動的に復帰させるようにすることが可能であ
る。
【0189】また、図28に示す状態や図30に示す状
態のように、FAX機能以外の状態であっても、FAX
は常に受信できる状態である必要がある。しかし、受信
FAXデータを勝手に印字出力した場合、他の作業者に
より印字されたFAX受信用紙が取り除かれたりするケ
ースが考えられる。
【0190】そこで、FAX機能以外のコピー機能操作
パネル4又はプリンタ機能操作パネル11が表示されて
いる状態では、受信したFAX内容はメモリに蓄えてお
き、必要な時に出力することにより、前述の問題点を克
服することができる。
【0191】さらに、上述した複合機1の図示しないメ
モリに一旦記憶された受信FAX内容は、コピー処理が
終了した時点や、図29に示す状態のように、FAX機
能を操作する状態に各コピー操作パネル蓋41、FAX
操作パネル蓋42及びプリンタ操作パネル蓋43が配置
された際に印字出力を行なうものとすることができる。
【0192】ただし、使用者がコピー機能を使用すると
きに、複合機1のバックグラウンドではFAX受信が暗
黙の内に進められた場合、複合機1から排出された用紙
がコピーされた用紙なのかFAX受信した用紙なのかの
判別がつかない。
【0193】そこで、図32に示すように、FAX受信
時にコピー状態表示部6にその旨を通知することによ
り、使用者に複合機1のバックグラウンドでの処理を認
識させることが可能である。なお、必ずしもコピー状態
表示部6にFAX受信の旨を通知する必要はなく、例え
ば、複合機1にスピーカ等を設けることにより、音によ
っても使用者にその旨を通知することが可能である。ま
た、上記バックグラウンドで処理されているFAX受信
内容は複合機1内のメモリに記憶される。
【0194】なお、コピー状態表示部6にその旨を通知
することについては、必ずしもコピー機能とFAX受信
機能とに限定する必要はなく、コピー機能とプリンタ機
能との場合でも、前述してように、使用者がコピー機能
を使用しているときにプリント要求が発生した場合に
は、コピー状態表示部6にその旨を通知する機能を設け
ることが可能である。また、プリンタ機能とFAX機能
とにおいても同様である。
【0195】さらに、受信FAXの内容によっては緊急
を要するものもあることから、使用者はコピー処理中で
あっても、受信FAXを強制的に印刷する用途が発生す
る。
【0196】そのため、図32に示す状態において、F
AX強制取り出しボタン7を押し下げ操作することによ
り、コピー処理中であっても強制的に受信FAXを印字
出力することができる。
【0197】また、同図において、コピー機能やFAX
機能又はプリンタ機能に係わらず、複合機1の装置状況
を示す共通状況表示部8を各コピー機能操作パネル4、
FAX機能操作パネル5及びプリンタ機能操作パネル1
1のそれぞれに設けることが可能である。これによっ
て、使用者はコピー処理時であってもFAX処理時であ
っても又はプリンタ処理時であっても、コピー機能操作
パネル4、FAX機能操作パネル5及びプリンタ機能操
作パネル11の視野内に装置の状況を示す共通状況表示
部8が存在することにより、常に、複合機1の装置状況
を認識することが可能となる。
【0198】さらに、上記の共通状況表示部8は、必ず
しも各コピー機能操作パネル4、FAX機能操作パネル
5及びプリンタ機能操作パネル11のそれぞれに設ける
必要はなく、例えば、図33に示すように、コピー機能
操作パネル4、FAX機能操作パネル5及びプリンタ機
能操作パネル11とは別の一箇所である常時表示部2a
にのみに設けることが可能である。
【0199】このように、共通状況表示部8をコピー機
能操作パネル4、FAX機能操作パネル5及びプリンタ
機能操作パネル11の近傍に設けることにより、使用者
はコピー処理時であってもFAX処理時であっても、又
はプリンタ処理時であっても、操作パネル40の視野内
に装置の状況を示す共通状態表示画面8が存在するの
で、常に、複合機1の装置状況を認識することが可能と
なる。
【0200】また、FAX強制取り出しボタン7につい
ても、同様に、コピー機能操作パネル4、FAX機能操
作パネル5及びプリンタ機能操作パネル11とは別の一
箇所である常時表示部2aにのみに設けることにより、
回路を単純にし、部品点数を削減して複合機1を安価に
することができる。さらに、FAX受信中の表示につい
ても、同様である。
【0201】
【発明の効果】請求項1に係る発明の画像形成装置の操
作パネルは、以上のように、各手段に対応する個別の手
段操作用表示パネルが設けられると共に、一つの手段操
作用表示パネルのみを使用可能状態とする開閉蓋が設け
られているものである。
【0202】それゆえ、開閉蓋によって、動作モードに
ない不必要な手段操作用表示パネルを覆い隠し、かつ所
望の動作モードに必要な手段操作用表示パネルのみが見
えるようにすることができる。このため、コピー機能、
プリンタ機能及びFAX機能を簡便に識別できると共
に、所望の動作モードに必要な操作キーしか目に入らな
いので、操作キーの選択に迷うことがなく、操作ミスも
無くすことができる。
【0203】この結果、複合機能を有する場合に、各機
能を容易に識別でき、使用者の操作性を向上し得る画像
形成装置の操作パネルを提供することができるという効
果を奏する。
【0204】請求項2に係る発明の画像形成装置の操作
パネルは、以上のように、各手段に対応する個別の手段
操作用表示パネルが並べて配設されると共に、一つの手
段操作用表示パネルのみを使用可能状態とする各開閉蓋
が、各手段操作用表示パネルに対応して各手段操作用表
示パネル毎に設けられているものである。
【0205】それゆえ、開閉蓋を折り畳み式に形成した
場合には、所望の動作モードに必要な手段操作用表示パ
ネルのみが見えるようにするための開閉蓋の開閉方法が
複雑となる場合があるが、本発明では、これを回避する
ことができる。
【0206】この結果、複合機能を有する場合に、各機
能を容易に識別でき、使用者の操作性を向上し得る画像
形成装置の操作パネルを提供することができるという効
果を奏する。
【0207】請求項3に係る発明の画像形成装置の操作
パネルは、以上のように、請求項1又は2記載の画像形
成装置の操作パネルにおいて、前記開閉蓋は、スライド
して開閉されるものである。
【0208】それゆえ、開閉蓋の形成に際して、画像形
成装置の上方向への突出、つまり立体方向への突出を防
止することができる。この結果、画像形成装置を使用時
の状態も含めて全体としてコンパクトに仕上げることが
できるという効果を奏する。
【0209】請求項4に係る発明の画像形成装置の操作
パネルは、以上のように、請求項1、2又は3記載の画
像形成装置の操作パネルにおいて、前記開閉蓋は、所定
時間経過した後は所定の開閉状態に復帰されるものであ
る。
【0210】それゆえ、所定の開閉状態として、FAX
機能の手段操作用表示パネルが見えるようにしておくこ
とができ、これによって、直ぐにFAX機能に対応する
ことができるという効果を奏する。
【0211】なお、各手段の操作終了時からの所定の開
閉状態への復帰によって、作業終了後は常にFAX機能
の操作ができる状態にしておくことができる一方、開閉
蓋の開閉状態がいずれの各手段の操作位置にも無い位置
からの所定の開閉状態への復帰によって、前の使用者が
開閉蓋の移動位置を誤った場合であっても、次の使用者
へはFAX機能の操作ができる状態に遷移させ、開閉蓋
を定位置からずれないようにすることができるという効
果を奏する。
【0212】また、所定の開閉状態としては、開閉蓋を
全ての手段操作用表示パネルが閉じられた状態にしてお
くようにしておくことも可能であり、これによって、手
段操作用表示パネルに埃がかかったり、落下物等が衝突
して手段操作用表示パネルが損傷したりするのを回避す
ることができるという効果を奏する。
【0213】請求項5に係る発明の画像形成装置の操作
パネルは、以上のように、請求項1、2又は3記載の画
像形成装置の操作パネルにおいて、前記各手段操作用表
示パネルは、開閉蓋によって覆われたときは消灯される
ものである。それゆえ、安価に節電効果をもたらすこと
ができるという効果を奏する。
【0214】請求項6に係る発明の画像形成装置の操作
パネルは、以上のように、請求項1、2又は3記載の画
像形成装置の操作パネルにおいて、前記開閉蓋がFAX
手段とは異なる他の手段を使用可能状態とするときに
は、FAX手段の受信モードをも機能させると共に、そ
の受信モードは自動的にメモリ受信を実行するものであ
る。
【0215】それゆえ、排紙トレイ上での印字用紙のス
タックや用紙切れといった他の作業者に迷惑をかけるこ
とがないようにすることができるという効果を奏する。
【0216】請求項7に係る発明の画像形成装置の操作
パネルは、以上のように、請求項6記載の画像形成装置
の操作パネルにおいて、前記FAX手段がメモリ受信し
たときに受信データの有無を表示するための有無判別用
表示部が、各手段操作用表示パネル内に、又は各手段操
作用表示パネルとは異なる他の場所に設けられているも
のである。
【0217】それゆえ、いずれの手段操作用表示パネル
を使用していても、有無判別用表示部にてFAX手段に
よる受信データの有無が表示されるので、使用者は、直
ぐに、FAX手段がメモリ受信したことを知ることがで
きるという効果を奏する。
【0218】また、有無判別用表示部を各手段操作用表
示パネルとは異なる他の場所に設けたときには、有無判
別用表示部のスペースとして一か所で足りるので、省ス
ペース化を図ることができるという効果を奏する。
【0219】請求項8に係る発明の画像形成装置の操作
パネルは、以上のように、請求項1、2又は3記載の画
像形成装置の操作パネルにおいて、前記各手段の動作状
況に共通する画像形成装置の装置状況を表示する共通表
示部及び/又は受信データの印字操作部が、各手段操作
用表示パネル内に、又は各手段操作用表示パネルとは異
なる他の場所に設けられているものである。
【0220】それゆえ、常に、装置状況を認識すること
が可能となり、不意のトラブルを防止することができ
る。また、いずれの作業中でも、受信データを取り出す
ことができる。さらに、印字操作部を共通化することに
より、安価に受信FAXの強制印字出力機能を実現する
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における複合機の操作パネルの実施の一
形態を示すものであり、操作パネル蓋を示す斜視図であ
る。
【図2】上記複合機の全体構成及び操作パネルの位置を
示す斜視図である。
【図3】上記操作パネル蓋の表面に記載されたコピー手
順等の指標を示す斜視図である。
【図4】上記操作パネル蓋の裏面に記載されたFAX送
信手順等の指標を示す斜視図である。
【図5】上記コピー機能操作パネルに設けられたコピー
状態表示部及びFAX強制取り出しボタンを示す斜視図
である。
【図6】上記の操作パネルを有する複合機の動作を示す
メインのフローチャートである。
【図7】上記の操作パネルを有する複合機における機能
処理選択ルーチンを示すフローチャートである。
【図8】上記の操作パネルを有する複合機おける待機状
態での動作を示すフローチャートである。
【図9】上記コピー機能操作パネルに設けられた共通状
況表示部を示す斜視図である。
【図10】上記操作パネルの下部位置に設けられた常時
表示部に共通状況表示部及びFAX強制取り出しボタン
を形成した状態を示す斜視図である。
【図11】本発明の他の実施の形態を示すものであり、
3機能を有する複合機の操作パネルにおいて、折り畳み
可能に両側に設けた操作パネル蓋を示す斜視図である。
【図12】上記折り畳み可能に両側に設けた操作パネル
蓋を、FAX機能操作パネルのみが見えるようにして折
り畳んだ状態を示す斜視図である。
【図13】上記折り畳み可能に両側に設けた操作パネル
蓋を、コピー機能操作パネルのみが見えるようにして折
り畳んだ状態を示す斜視図である。
【図14】上記折り畳み可能に両側に設けた操作パネル
蓋を、プリンタ機能操作パネルのみが見えるようにして
折り畳んだ状態を示す斜視図である。
【図15】上記折り畳み可能に両側に設けた操作パネル
蓋の構造を示すものであり、(a)は平面図、(b)は
正面図である。
【図16】上記折り畳み可能に両側に設けた操作パネル
蓋がコピー機能操作パネルの露出状態からFAX機能操
作パネルの露出状態へ遷移する状態を示す説明図であ
る。
【図17】上記3機能を有する複合機の操作パネルにお
ける機能処理選択ルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図18】上記3機能を有する複合機の操作パネルにお
ける待機状態での動作を示すフローチャートである。
【図19】上記操作パネルの変形例を示すものであり、
3機能を有する複合機の操作パネルにおいて、各機能操
作パネルの境界に開閉可能に設けた操作パネル蓋を示す
斜視図である。
【図20】本発明のさらに他の実施の形態を示すもので
あり、3機能を有する複合機の操作パネルにおいて、ス
ライド可能に設けた操作パネル左蓋及び操作パネル右蓋
を示す斜視図である。
【図21】上記スライド可能に設けた操作パネル左蓋及
び操作パネル右蓋を、コピー機能操作パネルのみが見え
るようにスライドさせた状態を示す斜視図である。
【図22】上記スライド可能に設けた操作パネル左蓋及
び操作パネル右蓋を、FAX機能操作パネルのみが見え
るようにスライドさせた状態を示す斜視図である。
【図23】上記スライド可能に設けた操作パネル左蓋及
び操作パネル右蓋を、プリンタ機能操作パネルのみが見
えるようにスライドさせた状態を示す斜視図である。
【図24】上記スライド可能に設けた操作パネル左蓋及
び操作パネル右蓋を備えた操作パネルにおいて、コピー
機能操作パネルに設けられた共通状況表示部、コピー状
態表示部及びFAX強制取り出しボタンを示す斜視図で
ある。
【図25】上記スライド可能に設けた操作パネル左蓋及
び操作パネル右蓋を備えた操作パネルにおいて、常時表
示部に設けられた共通状況表示部及びFAX強制取り出
しボタンを示す斜視図である。
【図26】本発明のさらに他の実施の形態を示すもので
あり、3機能を有する複合機の操作パネルにおいて、縦
方向にスライド可能となっている個別に設けたコピー操
作パネル蓋、FAX操作パネル蓋及びプリンタ操作パネ
ル蓋を示す斜視図である。
【図27】上記3機能を有する複合機の操作パネルにお
いて、蝶番にて開閉可能となっている個別に設けたコピ
ー操作パネル蓋、FAX操作パネル蓋及びプリンタ操作
パネル蓋を示す斜視図である。
【図28】図26に示す操作パネルにおいて、コピー機
能操作パネルのみが見えるようにスライドさせた状態を
示す斜視図である。
【図29】図26に示す操作パネルにおいて、FAX機
能操作パネルのみが見えるようにスライドさせた状態を
示す斜視図である。
【図30】図26に示す操作パネルにおいて、プリンタ
機能操作パネルのみが見えるようにスライドさせた状態
を示す斜視図である。
【図31】図26に示す操作パネルにおける初期状態を
示す斜視図である。
【図32】図26に示す操作パネルにおけるコピー機能
操作パネルに設けられた共通状況表示部、コピー状態表
示部及びFAX強制取り出しボタンを示す斜視図であ
る。
【図33】図26に示す操作パネルにおける常時表示部
に設けられた共通状況表示部、コピー状態表示部及びF
AX強制取り出しボタンを示す斜視図である。
【符号の説明】
2 操作パネル 2a 常時表示部 3 操作パネル蓋(開閉蓋) 4 コピー機能操作パネル(手段操作用表示パネル) 5 FAX機能操作パネル(手段操作用表示パネル) 6 コピー状態表示部(有無判別用表示部) 7 FAX強制取り出しボタン(印字操作部) 8 共通状況表示部 11 プリンタ機能操作パネル(手段操作用表示パネ
ル) 21 操作パネル蓋(開閉蓋) 22 操作パネル蓋(開閉蓋) 23 操作パネル蓋(開閉蓋) 24 操作パネル蓋(開閉蓋) 31 操作パネル左蓋(開閉蓋) 32 操作パネル右蓋(開閉蓋) 41 コピー操作パネル蓋(開閉蓋) 42 FAX操作パネル蓋(開閉蓋) 43 プリンタ操作パネル蓋(開閉蓋)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 H04N 1/00 106B 106 B41J 29/00 T (72)発明者 相羽 正彦 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 長野 文一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 BB15 CD01 CD21 2H027 DA26 DE03 FA35 GA03 GA32 GA36 GA42 GA54 GA59 ZA07 2H071 AA48 DA31 EA16 4E360 AB04 AB05 AB23 BA02 BA06 BB02 BB03 BB04 BB12 BB16 BB22 BC08 BD05 EA13 EA14 EA18 EB03 EC11 EC13 EC14 EC15 ED03 ED28 FA08 GA02 GA03 GA36 GA44 GA46 GB24 GB48 5C062 AA02 AA05 AB20 AB23 AD02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コピー手段・プリンタ手段・FAX手段等
    の複数の画像形成手段を備えた画像形成装置の操作パネ
    ルにおいて、 上記各手段に対応する個別の手段操作用表示パネルが設
    けられると共に、一つの手段操作用表示パネルのみを使
    用可能状態とする開閉蓋が設けられていることを特徴と
    する画像形成装置の操作パネル。
  2. 【請求項2】コピー手段・プリンタ手段・FAX手段等
    の複数の画像形成手段を備えた画像形成装置の操作パネ
    ルにおいて、 上記各手段に対応する個別の手段操作用表示パネルが並
    べて配設されると共に、一つの手段操作用表示パネルの
    みを使用可能状態とする各開閉蓋が、各手段操作用表示
    パネルに対応して各手段操作用表示パネル毎に設けられ
    ていることを特徴とする画像形成装置の操作パネル。
  3. 【請求項3】前記開閉蓋は、スライドして開閉されるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置の操
    作パネル。
  4. 【請求項4】前記開閉蓋は、所定時間経過した後は所定
    の開閉状態に復帰されることを特徴とする請求項1、2
    又は3記載の画像形成装置の操作パネル。
  5. 【請求項5】前記各手段操作用表示パネルは、開閉蓋に
    よって覆われたときは消灯されることを特徴とする請求
    項1、2又は3記載の画像形成装置の操作パネル。
  6. 【請求項6】前記開閉蓋がFAX手段とは異なる他の手
    段を使用可能状態とするときには、FAX手段の受信モ
    ードをも機能させると共に、その受信モードは自動的に
    メモリ受信を実行することを特徴とする請求項1、2又
    は3記載の画像形成装置の操作パネル。
  7. 【請求項7】前記FAX手段がメモリ受信したときに受
    信データの有無を表示するための有無判別用表示部が、
    各手段操作用表示パネル内に、又は各手段操作用表示パ
    ネルとは異なる他の場所に設けられていることを特徴と
    する請求項6記載の画像形成装置の操作パネル。
  8. 【請求項8】前記各手段の動作状況に共通する画像形成
    装置の装置状況を表示する共通状況表示部及び/又は受
    信データの印字操作部が、各手段操作用表示パネル内
    に、又は各手段操作用表示パネルとは異なる他の場所に
    設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3記
    載の画像形成装置の操作パネル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6389249B2 (en) * 1999-01-22 2002-05-14 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus with a plurality of units operatively connected together
JP2010039424A (ja) * 2008-08-08 2010-02-18 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2011248146A (ja) * 2010-05-27 2011-12-08 Canon Electronics Inc 画像読取装置

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