JP5596298B2 - 流体噴射装置 - Google Patents

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本発明は、ターゲットに対して対向距離を維持しながら流体を噴射する流体噴射ヘッドを備えた流体噴射装置に関する。
流体噴射装置として、ターゲットに対して対向距離を維持しつつ相対移動しながらインク(流体)を噴射することにより印刷を施すインクジェット式プリンターが知られている(例えば、特許文献1)。こうしたプリンターにおいては、ターゲットと記録ヘッドとの相対移動に伴って生じる気流が記録ヘッドとターゲットとの間に形成される隙間に流入することで、噴射されたインク滴の着弾位置にずれが生じ、印刷品質が低下してしまうという問題があった。そのため、特許文献1のプリンターにおいては、記録ヘッドの側面に傾斜面を有した突起物を設け、これにより相対移動に伴って生じた気流の一部を傾斜面側に分岐させることで、気流による影響を抑制するようにしていた。
特開平11−1001号公報
しかし、特許文献1のプリンターのように、記録ヘッドの側面に設けた突起物で気流を分岐させるだけでは、十分に気流の影響を抑制することができなかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ターゲットの搬送に伴って生じる気流が流体噴射ヘッドから噴射された流体に与える影響をより効果的に抑制することができる流体噴射装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の流体噴射装置は、ターゲットに対して流体を噴射する流体噴射ヘッドと、前記ターゲットの搬送方向において、前記流体噴射ヘッドの上流側となる位置に配置される気流分岐部材とを備え、該気流分岐部材は、前記ターゲットの搬送に伴って生じる気流の一部を分岐させる第1分岐部と、該第1分岐部と前記流体噴射ヘッドとの間において前記気流の一部を分岐させる第2分岐部と、前記第1分岐部が上流端となる第1流路と、前記第2分岐部が上流端となる第2流路とを形成し、前記第2流路は前記流体噴射ヘッドの側面に沿って形成され、かつ、前記第2流路は前記流体噴射ヘッドの上端位置よりも低い位置で前記第1流路と合流する
この構成によれば、ターゲットの搬送に伴って生じる気流の一部を第1分岐部で分岐させた後、分岐の結果残った気流のうちの一部をさらに流体噴射ヘッドの上流側に位置する第2分岐部で分岐させることができる。したがって、ターゲットの搬送に伴って生じる気流が流体噴射ヘッドから噴射された流体に与える影響をより効果的に抑制することができる。
また、第1流路と第2流路が合流する合流部付近は第2流路よりも流速が増して低圧となる。これにより、第2流路から合流部側に向かう流れが加速されるので、第2分岐部において効果的に気流を分岐させることができる。
本発明の流体噴射装置において、前記流体噴射ヘッドは流体を噴射するノズルを有し、前記第2分岐部よりも前記搬送方向における下流側であって、前記ノズルよりも前記搬送方向における上流側となる位置には、凹凸部を有する乱流発生手段が設けられている
この構成によれば、乱流発生手段が存在することによって、気流が乱されて乱流が発生する。この乱流が抵抗となることで、気流がターゲットと流体噴射ヘッドとの間に形成される隙間に流入することが抑制されるとともに、第2分岐部における気流の分岐が促進される。
本発明の流体噴射装置において、前記気流分岐部材は、前記搬送方向に沿って前記第1分岐部から前記第2分岐部に向かって延びる整流流路を形成し、前記流体噴射ヘッドは前記搬送方向に沿って複数設けられ、前記気流分岐部材は、前記流体噴射ヘッドの前記搬送方向における位置に応じて長さが異なる前記整流流路を形成する
この構成によれば、各流体噴射ヘッドに近接する位置まで気流分岐部材が延設されることにより、全ての流体噴射ヘッドに対して気流分岐部材の効果を及ぼすことができる
発明の流体噴射装置において、前記第1分岐部には、前記ターゲットを前記流体噴射ヘッド側に案内するガイド部が設けられ、該ガイド部は、前記気流の流下を許容可能な通風部を有する。
この構成によれば、ターゲットが気流分岐部材と干渉した場合にも、第1分岐部に設けられたガイド部でターゲットをスムーズに流体噴射ヘッド側に案内することができる。また、ガイド部は通風部を有するので、気流の流下を阻害することがない。
上記目的を達成するために、本発明の流体噴射装置は、ターゲットに対してノズルから流体を噴射する流体噴射ヘッドと、前記流体噴射ヘッドに対して前記ターゲットを第1の方向に相対的に移動させる移動手段と、前記流体噴射ヘッドの相対的な移動に伴って生じる気流を分岐させる気流分岐部材とを備え、該気流分岐部材は、前記気流の一部を分岐させる第1分岐部と、該第1分岐部と前記流体噴射ヘッドとの間において前記気流の一部を分岐させる第2分岐部と、前記第1分岐部が上流端となる第1流路と、前記第2分岐部が上流端となる第2流路とを形成し、前記第2流路は前記流体噴射ヘッドの側面に沿って形成され、かつ、前記第2流路は前記流体噴射ヘッドの上端位置よりも低い位置で前記第1流路と合流する
第1実施形態におけるインクジェット式プリンターの概略正面図。 第1実施形態における気流分岐部材の構成及び作用を説明するための正面図。 図2の斜視図。 図2の一部拡大図であって、乱流発生手段の構成を示す正面図。 図2の一部拡大図であって、乱流発生手段の構成を示す正面図。 第2実施形態における気流分岐部材の構成を説明するための正面図。 図6に示す気流分岐部材の底面図。
(第1実施形態)
はじめに、本発明の流体噴射装置をラインヘッド方式のインクジェット式プリンター(以下、「プリンター」という)に具体化した第1実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。なお、以下の説明において、「前後方向」、「左右方向」、「上下方向」をいう場合は、各図中に矢印で示した方向を基準として示すものとする。
図1に示すように、プリンター11は、図示しない本体フレーム内に、ターゲットとしての単票紙12を搬送方向X(本実施形態においては左方向)に搬送するための搬送ユニット13と、流体としてのインクを噴射可能な記録ヘッド14と、矩形板状のプラテン15とを備えている。
記録ヘッド14は、搬送ユニット13及びプラテン15の上方に固定された状態で配置されている。そして、記録ヘッド14の下面からなるノズル形成面14aには、インクを噴射可能なノズル開口14bが前後方向に沿って複数設けられることで、ノズル列が形成されている。なお、ノズル列は少なくともインクの色毎に設けられているので、ノズル形成面14aには左右方向に並ぶ複数のノズル列が形成されている。
搬送ユニット13は、プラテン15の右方に配置された駆動ローラー16と、該駆動ローラー16の駆動源である駆動モーター17と、プラテン15の左方に配置された従動ローラー18と、プラテン15の下方に配置されたテンションローラー19とを備えている。前後方向に延びる駆動ローラー16、従動ローラー18、及びテンションローラー19には、プラテン15を囲むように、多数の貫通孔を有する無端状の搬送ベルト20が巻き回されている。また、テンションローラー19が図示しない付勢部材によって下側に向かって付勢されることにより、搬送ベルト20の張設状態が保持されている。
そして、駆動モーター17の駆動に伴って駆動ローラー16が前側から見て反時計回りとなる方向に回転駆動されることで、搬送ベルト20が駆動ローラー16、従動ローラー18及びテンションローラー19の外側を図1に矢印で示す方向に周回移動するようになっている。
また、プラテン15の上面には多数の吸引孔(図示略)が形成されているとともに、プラテン15内には図示しない吸引手段が内蔵されている。そして、単票紙12がプラテン15上に載置された場合には、吸引手段によって搬送ベルト20越しにプラテン15側に吸引されることで、プラテン15上に保持されるようになっている。
駆動ローラー16よりも搬送方向上流側となる右方には、印刷に供される単票紙12を1枚ずつ搬送ベルト20上に給紙するための給紙ローラー対21が設けられている。一方、従動ローラー18よりも搬送方向下流側となる左方には、印刷処理が施された単票紙12を1枚ずつ搬送ベルト20上から本体フレーム外へ排紙するための排紙ローラー対22が設けられている。
したがって、単票紙12は給紙ローラー対21によって搬送方向上流側となる右方から供給され、プラテン15上を搬送ベルト20によって左方向に搬送されつつその上面側に印刷処理が施されるようになっている。そして、印刷処理が施された単票紙12は、搬送ベルト20によって搬送方向下流側となる左方向に搬送されて、排紙ローラー対22によって本体フレーム外へ排出されるようになっている。
なお、搬送ユニット13の左方には、ノズル形成面14aを保護するためのキャップ等を備えたメンテナンスユニット(図示略)が備えられている。そして、記録ヘッド14は印刷処理時には固定された状態となっているが、例えば電源オフ時などには、メンテナンスユニットのある位置まで移動するようになっている。
ところで、印刷処理は記録ヘッド14が単票紙12に対して上下方向に対向距離を維持しながら行われるので、単票紙12の搬送に伴って、搬送方向Xが流れ方向となる空気流が生じる。そして、印刷処理はインク滴を噴射して行うので、こうした気流が印刷処理時にノズル形成面14aと単票紙12との間に形成される隙間Sに流入すると、噴射されたインク滴の着弾位置にずれが生じ、印刷品質が低下してしまう虞がある。
そのため、プリンター11には、こうした気流の影響を抑制するために、搬送方向Xにおいて記録ヘッド14の上流側となる位置に、隙間Sへの気流の流入を抑制するための気流分岐部材23が配設されている。なお、気流分岐部材23は、図示しない支持部材によって本体フレームに固定された状態で支持されているが、本実施形態のメンテナンスユニットは搬送方向Xにおいて記録ヘッド14の下流側となる左方に設けられているので、記録ヘッド14の移動の妨げにはならない。
次に、気流分岐部材23の構成及び作用について説明する。
図2及び図3に示すように、気流分岐部材23の搬送方向Xにおける上流端となる右端には、単票紙12を記録ヘッド14側に案内するためのガイド部24が設けられている。ガイド部24は、搬送される単票紙12の先端側が例えば風圧などによって搬送ベルト20から離間するようにめくれてしまった場合などに、先端側を記録ヘッド14のノズル形成面14a側に案内するために、先端側が右斜め上方向に傾斜するように湾曲した状態で配置されている。また、ガイド部24は、単票紙12の搬送に伴って生じる気流Fの流下を許容可能な通風部25(図3参照)を有している。
気流分岐部材23は、ガイド部24を除く本体部分が、側面視直角三角形状の底面を有して前後方向に延びる円柱形状をなしている。そして、ガイド部24の基端側が接続された、直角三角形の直角でない一方の角部分が第1分岐部26を、第1分岐部26の左方に位置する直角三角形の直角部分が第2分岐部27を、第2分岐部27の上方に位置する直角三角形の直角でない他方の角部分が合流部28を形成している。
また、気流分岐部材23は、第1分岐部26が上流端となる第1流路29と、第2分岐部27が上流端となる第2流路30と、搬送方向Xに沿って第1分岐部26から第2分岐部27に向かって延びる平坦面である整流流路31とを形成している。したがって、合流部28は、第1流路29と第2流路30とが合流する位置に形成されている。
単票紙12の搬送に伴って生じる気流Fは、気流分岐部材23の第1分岐部26において、その一部が第1分岐気流F1として第1流路29の方へ分岐される。一方、第1分岐部26から整流流路31の方に流入した気流F0は、搬送方向Xに延びる整流流路31によって流れ方向が一方向に規定されるので、層流となって流れる。
気流F0は、第2分岐部27においてその一部がさらに第2分岐気流F2として上方向に延びる第2流路30の方へ分岐される。すなわち、気流Fは、その一部が第1分岐気流F1及び第2分岐気流F2として分岐されることにより、風量が減じられる。
本実施形態において、第1流路29は整流流路31と鋭角をなして左斜め上方向に延びるように形成されている一方、第2流路30は整流流路31と直交して上方向に延びるように形成されている。すなわち、気流分岐部材23は、ノズル形成面14aと平行をなすことで気流Fの本流路となる整流流路31と、上流側が整流流路31と異なる角度で交差するとともに、下流側が互いに合流する複数の分岐流路である第1流路29及び第2流路30を形成している。
なお、第1流路29及び第2流路30は、流速を保持して効率的に気流Fを分岐させるために平坦面である方が望ましく、また、整流流路31との交差角度が小さい方が望ましい。ただし、下流側に位置する第2分岐部27は、ノズル形成面14aに近接している方が好ましいので、本実施形態では第2分岐部27から延びる第2流路30は整流流路31と直交する態様となっている。
また、第2流路30は気流分岐部材23の搬送方向Xにおける下流側の側面である左面と、記録ヘッド14の搬送方向Xにおける上流側の面である側面14cとの間に形成されているので、第2分岐部27はノズル形成面14aにより近接した位置に配置されるようになっている。なお、記録ヘッド14が支持部材等を介して本体フレームに保持されている場合には、その支持部材の側面と気流分岐部材23との間に第2流路30が形成されるようにしてもよい。
ここで、気流分岐部材23の記録ヘッド14に対する離間距離を、気流分岐部材23の単票紙12に対する離間距離と同等以上とすることにより、整流流路31はより流路断面積の広い第2流路30と交差する態様となる。これにより、流路の上面が開放された気流F0の流速を低下させて、隙間Sへの流入を抑制する効果を得ることができる。
第2流路30を流れる第2分岐気流F2は、合流部28において第1分岐気流F1と合流し、合流気流F3として記録ヘッド14の側面14cに沿って上方向に流れる。なお、気流分岐部材23の上端位置と記録ヘッド14の上端位置とを一致させるようにして、合流気流F3が記録ヘッド14の上端面に沿って下流側に流れるようにしてもよい。
ここで、気流分岐部材23は記録ヘッド14から搬送方向Xの上流側に向かって突設される態様となっている。そのため、上流側で分岐される第1分岐気流F1の方が、下流で分岐される第2分岐気流F2よりも搬送方向Xに対する交差角度が小さい分、流速が速い。したがって、流速の遅い第2流路30よりも流速の速い合流部28付近の方が低圧となり、この圧力差によって第2流路30から合流部28側に向かう流れが加速される。これにより、搬送方向Xに沿って整流流路31を流れる気流F0を、第2分岐部において効果的に第2流路30側に分岐させることができる。
また、整流流路31の第2分岐部27よりも搬送方向Xにおける下流側であって、ノズル形成面14aの搬送方向Xにおける上流側となる位置には、乱流発生手段32が設けられている。図4及び図5に示すように、ノズル形成面14aの右端側に設けられた乱流発生手段32は、乱流を発生させるための凹凸部からなる。
この凹凸部は、例えば図4に示すように、基準面33に対して複数の突起部34を設けることでも実現することができるし、図5に示すように基準面33に対して複数の凹部35を設けることでも実現することができる。
そして、このような乱流発生手段32が存在することによって、気流F0の流れが乱されて、ノズル開口14bの上流側に乱流Fdが発生する。この乱流Fdが抵抗となることで、気流F0の隙間Sへの流入が抑制されるとともに、第2分岐部27における気流F0の分岐がさらに促進される。
以上説明した第1実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)単票紙12の搬送に伴って生じる気流Fの一部を第1分岐部26で分岐させた後、分岐の結果残った気流F0のうちの一部をさらに記録ヘッド14の上流側に位置する第2分岐部27で分岐させることができる。したがって、単票紙12の搬送に伴って生じる気流Fが記録ヘッド14から噴射されたインク滴に与える影響をより効果的に抑制することができる。
(2)合流部28では第1流路29と第2流路30が合流するので、合流部28付近は第2流路30よりも流速が増して低圧となる。これにより、第2流路30から合流部28側に向かう流れが加速されるので、第2分岐部27において効果的に気流を分岐させることができる。
(3)乱流発生手段32が存在することによって、整流流路31を層流となって流れてきた気流F0が乱されて乱流Fdが発生する。この乱流Fdが抵抗となることで、気流F0が単票紙12と記録ヘッド14との間に形成される隙間Sに流入することが抑制されるとともに、第2分岐部27における第2分岐気流F2の分岐が促進される。
(4)単票紙12が気流分岐部材23と干渉した場合にも、第1分岐部26に設けられたガイド部24で単票紙12をスムーズに記録ヘッド14側に案内することができる。また、ガイド部24は通風部25を有するので、気流Fの流下を阻害することがない。
(第2実施形態)
次に、本発明の流体噴射装置を同じくラインヘッド方式のインクジェット式プリンターに具体化した第2実施形態を図6及び図7に基づいて説明する。
図6に示すように、本実施形態の記録ヘッド14Aには係止部36が設けられているとともに、本体フレームに支持された支持部材37に係止部36を介して保持されている。記録ヘッド14Aは搬送方向Xに沿って複数設けられているとともに、図7に示すように、各記録ヘッド14Aは単票紙12の幅方向となる前後方向に沿って複数並ぶ記録ヘッド列を形成している。
図6に示すように、本実施形態の気流分岐部材23Aに設けられたガイド部24Aは、先端側が右斜め上方向に直線状に延びるように形成されている。なお、図6に示すように気流分岐部材23Aが第1分岐部26、第2分岐部27、合流部28、第1流路29、第2流路30及び整流流路31を形成している点や、図7に示すようにガイド部24Aに通風部25が形成されている点は、第1実施形態と同様である。
ただし、気流分岐部材23Aは、搬送方向Xにおける各記録ヘッド14Aの位置に応じて長さが異なる整流流路31を形成している点と、乱流発生手段32を備えていない点とが第1実施形態とは異なる。すなわち、本実施形態では、搬送方向Xにおける位置が異なる複数の記録ヘッド14Aが設けられているが、各記録ヘッド14Aに近接する位置まで気流分岐部材23Aが延設されているため、全ての記録ヘッド14Aに対して気流分岐部材23Aの効果を及ぼすことができる。
なお、合流部28と支持部材37との離間距離を上下方向に十分に確保することができない場合には、支持部材37の第2流路30の上方にあたる位置に貫通孔を形成することで、合流気流F3を支持部材37の上方に導いて流速の低下を抑制することができる。
以上説明した第2実施形態によれば、上記(1)〜(4)の効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(5)各記録ヘッド14に近接する位置まで気流分岐部材23が延設されることにより、全ての記録ヘッド14に対して気流分岐部材23の効果を及ぼすことができる。
なお、上記各実施形態は以下のような別の実施形態に変更してもよい。
・気流分岐部材23,23Aが第2流路30及び合流部28を形成しない態様とすることもできる。例えば、第1流路29を形成する傾斜面と、整流流路31を形成するノズル形成面14aと平行をなす平面とが第1分岐部26で鋭角をなして交差する側面視略V字形状の気流分岐部材としてもよい。
・第2実施形態において乱流発生手段32を備えるようにしてもよいし、第1実施形態において乱流発生手段32を備えないようにしてもよい。
・第2実施形態において、搬送方向Xに沿って並ぶ記録ヘッド14Aの間に単票紙12を搬送するための搬送用ローラーを設けてもよい。この場合には、搬送用ローラーを配置するために搬送方向Xに並ぶ各記録ヘッド14Aの間隔が広くする必要があるが、気流分岐部材23Aによれば、全ての記録ヘッド14Aに対して本発明の効果を及ぼすことができる。
・第2実施形態においては、全ての記録ヘッド14Aをカバーできる大型の気流分岐部材23Aを1つ設けているが、記録ヘッド14毎に小型の気流分岐部材23を備えるようにしてもよい。
・ガイド部24,24Aに設けられた通風部25の形状は矩形状に限らず、例えば格子状や短冊状、メッシュ状など、任意の形状とすることができる。
・ガイド部24,24Aとして櫛歯状をなす複数の突起を備えるようにしてもよい。この場合には、通風部25を設ける必要はない。
・吸引装置等によって単票紙12のめくれを十分に防止することができる場合などには、ガイド部24を備えない構成とすることもできる。
・第2流路30を整流流路31と鋭角又は鈍角をなす傾斜路として形成してもよい。
・第1分岐部26と第2分岐部27との間に、さらに1つ又は複数の気流分岐部を設けるようにしてもよい。
・ターゲットは矩形状にカットされた単票紙12に限らず、長尺状の連続紙など、任意の形状とすることができる。また、布、プラスチックフィルム、薄板など、任意の素材に適応することができる。
・乱流発生手段32の突起部34や凹部35は、円筒形状や多角柱形状、半円形状、楕円柱状など、任意の形状を採用することができる。あるいは、ブラシのように基準面を構成する基布から複数の毛羽が下方に向けて立設されたような構成とすることもできるし、これらを組み合わせた構成とすることもできる。
・乱流発生手段32の基準面33はノズル形成面14aと面一であってもよい。
・乱流発生手段32の突起部34や凹部35は、前後方向及び左右方向に沿って等間隔で規則的に配置してもよいし、千鳥配置としてもよいし、ランダムに配置してもよい。
・別部材としての乱流発生手段32を記録ヘッド14に取り付けるようにしてもよいし、記録ヘッド14に突起部34や凹部35を一体形成するようにしてもよい。
・上記実施形態では、流体噴射装置をインクジェット式プリンターに具体化したが、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする液体噴射装置を採用してもよく、微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッド等を備える各種の液体噴射装置に流用可能である。なお、液滴とは、上記液体噴射装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体とは、液体噴射装置が噴射させることができるような材料であればよい。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状態、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状態、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなどを含む。また、液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体噴射装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルタの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置、捺染装置やマイクロディスペンサ等であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置を採用してもよい。そして、これらのうち何れか一種の噴射装置に本発明を適用することができる。
上記各実施形態及び変形例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)ターゲットに対して対向距離を維持しつつ相対移動しながら流体を噴射する流体噴射ヘッドと、
前記相対移動に伴って生じる気流の流れ方向において、前記流体噴射ヘッドの上流側となる位置に配置される気流分岐部材とを備え、
該気流分岐部材は、前記流れ方向に延びる本流路と、上流側が前記本流路と交差する複数の分岐流路とを形成することを特徴とする流体噴射装置。
この構成によれば、相対移動に伴って生じる気流の一部を本流路から複数の分岐流路へと分岐させることができるので、ターゲットと流体噴射ヘッドとの相対移動に伴って生じる気流が流体噴射ヘッドから噴射された流体に与える影響をより効果的に抑制することができる。
(ロ)前記気流分岐部材は、前記複数の分岐流路のうち少なくとも2つの分岐流路の下流側が合流する合流部を形成することを特徴とする上記(イ)に記載の流体噴射装置。
この構成によれば、合流部では合流前の分岐流路よりも流速が増して低圧となるので、分岐流路から合流部側に向かう流れを加速させて、効果的に気流を分岐させることができる。
(ハ)ターゲットに対して対向距離を維持しつつ相対移動しながら流体を噴射する流体噴射ヘッドと、
前記相対移動に伴って生じる気流の流れ方向において、前記流体噴射ヘッドの上流側となる位置に配置される気流分岐部材とを備え、
該気流分岐部材は、前記気流の一部を分岐させる複数の分岐部を形成することを特徴とする流体噴射装置。
この構成によれば、相対移動に伴って生じる気流の一部を複数の分岐部で分岐させることができる。したがって、ターゲットと流体噴射ヘッドとの相対移動に伴って生じる気流が流体噴射ヘッドから噴射された流体に与える影響をより効果的に抑制することができる。
(ニ)ターゲットに対して対向距離を維持しつつ相対移動しながら流体を噴射する流体噴射ヘッドと、
前記相対移動に伴って生じる気流の流れ方向において、前記流体噴射ヘッドの上流側となる位置に配置され、前記流れ方向に沿って延びる整流流路を形成する流路形成部材とを備え、
前記流体噴射ヘッドは前記相対移動方向に沿って複数設けられ、前記流路形成部材は、前記流体噴射ヘッドの前記相対移動方向における位置に応じて長さが異なる前記整流流路を形成することを特徴とする流体噴射装置。
この構成によれば、流路形成部材(気流分岐部材)が形成する整流流路は流れ方向に沿って延びるので、気流を層流とすることができる。これにより、ターゲットと流体噴射ヘッドとの間に形成される隙間に気流が乱流となって流入することが抑制されるので、ターゲットと流体噴射ヘッドとの相対移動に伴って生じる気流が流体噴射ヘッドから噴射された流体に与える影響をより効果的に抑制することができる。そして、各流体噴射ヘッドに近接する位置まで整流流路が延設されることにより、全ての流体噴射ヘッドに対して流路形成部材の効果を及ぼすことができる。
11…流体噴射装置としてのプリンター、12…ターゲットとしての単票紙、14,14A…流体噴射ヘッドとしての記録ヘッド、23,23A…気流分岐部材、24,24A…ガイド部、25…通風部、26…第1分岐部、27…第2分岐部、28…合流部、29…第1流路、30…第2流路、31…整流流路、32…乱流発生手段、F,F0…気流、X…搬送方向。

Claims (5)

  1. ターゲットに対して流体を噴射する流体噴射ヘッドと、
    前記ターゲットの搬送方向において、前記流体噴射ヘッドの上流側となる位置に配置される気流分岐部材とを備え、
    該気流分岐部材は、前記ターゲットの搬送に伴って生じる気流の一部を分岐させる第1分岐部と、該第1分岐部と前記流体噴射ヘッドとの間において前記気流の一部を分岐させる第2分岐部と、前記第1分岐部が上流端となる第1流路と、前記第2分岐部が上流端となる第2流路とを形成し、
    前記第2流路は前記流体噴射ヘッドの側面に沿って形成され、かつ、前記第2流路は前記流体噴射ヘッドの上端位置よりも低い位置で前記第1流路と合流することを特徴とする流体噴射装置。
  2. 前記流体噴射ヘッドは流体を噴射するノズルを有し、
    前記第2分岐部よりも前記搬送方向における下流側であって、前記ノズルよりも前記搬送方向における上流側となる位置には、凹凸部を有する乱流発生手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の流体噴射装置。
  3. 前記気流分岐部材は、前記搬送方向に沿って前記第1分岐部から前記第2分岐部に向かって延びる整流流路を形成し、
    前記流体噴射ヘッドは前記搬送方向に沿って複数設けられ、
    前記気流分岐部材は、前記流体噴射ヘッドの前記搬送方向における位置に応じて長さが異なる前記整流流路を形成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の流体噴射装置。
  4. 前記第1分岐部には、前記ターゲットを前記流体噴射ヘッド側に案内するガイド部が設けられ、
    該ガイド部は、前記気流の流下を許容可能な通風部を有することを特徴とする請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の流体噴射装置。
  5. ターゲットに対してノズルから流体を噴射する流体噴射ヘッドと、
    前記流体噴射ヘッドに対して前記ターゲットを第1の方向に相対的に移動させる移動手段と、
    前記流体噴射ヘッドの相対的な移動に伴って生じる気流を分岐させる気流分岐部材とを備え、
    該気流分岐部材は、前記気流の一部を分岐させる第1分岐部と、該第1分岐部と前記流体噴射ヘッドとの間において前記気流の一部を分岐させる第2分岐部と、前記第1分岐部が上流端となる第1流路と、前記第2分岐部が上流端となる第2流路とを形成し、
    前記第2流路は前記流体噴射ヘッドの側面に沿って形成され、かつ、前記第2流路は前記流体噴射ヘッドの上端位置よりも低い位置で前記第1流路と合流することを特徴とする流体噴射装置。
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