JP5595123B2 - スイッチングレギュレータ - Google Patents

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本発明はスイッチングレギュレータに関する。
スイッチングレギュレータは、携帯電話、ディジタルカメラなどの携帯用電子機器、ゲーム機器、電子書籍、インクジェット記録装置など幅広い分野で多く使用されている。こうした多種多様の用途に適合させるために、スイッチングレギュレータには軽負荷から重負荷に亘り広い範囲で安定して動作できることに加え迅速な応答特性を満たすことが要求される。
この種のスイッチングレギュレータでは、駆動される負荷が所定以上のときはPWM(Pulse Width Modulation)モードで動作させ、負荷が所定未満の軽負荷のときにはPFM(Pulse Frequency Modulation)モードで動作させるものが知られている。
特許文献1(特開2010−51127号公報)は、PWMモード及びPFMモードで動作させるものを開示しており、軽負荷における制御の応答性を向上させると同時に重負荷時における制御の安定性を実現し得るスイッチング電源回路の制御回路を提供するとしている。特許文献1によれば、軽負荷及び重負荷とは、相対的な概念で、PFMモード及びPWMモードでいえばPFMモードが軽負荷に対応し、PWMモードが重負荷に対応するとしている。したがって、軽負荷から重負荷への過渡応答とは、たとえば、PFMモードからPWMモードへ移行する際の過渡応答を意味するとしている。
また、特許文献1は、エラーアンプ側に設けた位相補償回路のゲインを制御し、軽負荷時には高周波数域までエラーアンプのゲインを所定の大きさまで確保し、重負荷時ではより低周波数域でエラーアンプのゲインが低減されるようにして、重負荷時に特に生じ易い異常発振、動作の不安定を未然に防止するとしている。
特許文献2(特開2005−287165号公報)は、通常動作時に、低消費電流かつ高速応答を実現するスイッチングレギュレータ制御回路、スイッチングレギュレータ、及びスイッチングレギュレータ制御方法を提供するとしている。そのために、位相補償を設けない誤差増幅器のゲインを利用する高速応答性と位相補償を備えることによる制御系の安定性とを両立するために、位相補償を開閉する切替スイッチを備える。
特許文献3(特開2005−110468号公報)は、昇圧から降圧までの幅広い出力電圧範囲で安定な誤差増幅回路を実現した昇降圧スイッチングレギュレータを提供する。そのために、誤差増幅(エラーアンプ)回路に設けられている位相補償回路を複数とし、入出力条件を検出して最適な位相補償回路に切り替えるための選択回路を設ける構成とする。また、複数の位相補償回路を昇降圧スイッチングレギュレータ制御回路の外部で構成し、用途に応じて適当な位相補償回路定数を設定できる構成としている。
特許文献4(特開2009−100552号公報)は、直流電源装置としての使用範囲が広く、特に入力電圧や負荷電流が変化しても最適な位相補償が可能なDC−DCコンバータを提供するとしている。そのためにエラーアンプに対して帰還される出力電圧Voutの位相をそれぞれ異なる特性で補償する複数の位相補償回路を備え、入力電圧あるいは負荷Roに流れる負荷電流Ioのいずれかの変化を検出して、複数の位相補償回路を切り替えるというものである。
特許文献5(特開2006−230186号公報)は、スイッチング電源回路全体でのオープンループの位相余裕を向上させ、出力電圧を安定化し得るとともに、出力電圧の応答の高速化し得るスイッチング電源回路を提供するとしている。
図3は、特許文献5、図8に示された昇圧ダイオード整流方式のスイッチング電源回路の構成を示す回路図である。スイッチング電源回路は、入力端子1、出力端子2、PMOSトランジスタ3b、ダイオード4b、インダクタ5b、キャパシタ6,16,17、抵抗7,8,18、エラーアンプ9、電源10、PWMコンパレータ11、三角波発振器12、及びドライバ13aを備える。
図3には3つの位相補償回路が示されている。1つ目は位相補償回路14であり、キャパシタ16で構成される。2つ目は位相補償回路15であり、キャパシタ17及び抵抗18で構成されている。3つ目は位相補償回路19である。位相補償回路19は後述する本発明に極めて類似しているものであり特に着目すべきである。
位相補償回路19は、抵抗20(抵抗値R4)及びキャパシタ21(キャパシタンスC4)を備えている。抵抗20は、ノードN1aとキャパシタ21の一端に接続され、その他端は位相補償回路14と15との共通接続点に接続されている。位相補償回路19を追加することにより位相が進み、インダクタ5b及びキャパシタ6による位相の変化が軽減されるとしている。
特開2010−51127号公報 特開2005−287165号公報 特開2005−110468号公報 特開2009−100552号公報 特開2006−230186号公報
特許文献1〜5にはスイッチングレギュレータにおいて、エラーアンプ側に位相補償回路を設けること、又は軽負荷時と重負荷時それぞれに応じて位相補償回路を切り替えるという技術的思想が開示される。しかし、スイッチングレギュレータの用途、たとえば携帯用電子機器、ゲーム機器に応じて位相補償回路を切り替えるという技術的思想は示唆していない。そこで、本発明のスイッチングレギュレータは、軽負荷や重負荷での切り替えや、PWMとPFMモードでの切り替えはもちろんのこと、電子機器の用途に応じて位相補償回路の回路動作を切り替えることができるスイッチングレギュレータを提供するものである。
本発明の第1の態様は、入力端子と、出力端子と、前記入力端子と前記出力端子との間に接続されたスイッチング素子と、前記出力端子の電圧である出力電圧を検出する出力電圧検出回路と、前記スイッチング素子の制御電極と前記出力検出回路との間に接続され、前記出力電圧検出回路によって検出された前記出力電圧に基づいて前記スイッチング素子の駆動を制御する制御回路と、前記スイッチング素子の制御電極に接続されるとスイッチと、前記スイッチと前記制御回路との間に接続され抵抗とキャパシタを含む位相補償回路とを備える。
こうした構成によれば、位相補償回路の接続をスイッチにより比較的容易に選択することができる。
本発明の第2の態様は、上記第1の態様において、前記スイッチと位相補償回路は直列に接続され、前記スイッチング素子の制御電極と前記制御回路との間に接続されている。こうした構成によれば、位相補償回路の接続を望むか否かを、スイッチをオンオフさせることで比較的容易に選択することができる。
本発明の第3の態様は、上記第1の態様において、前記電子機器は、携帯電話、ディジタルスチルカメラ、ビデオカメラ、ディジタルビデオ、ゲーム機器、電子書籍、インクジェット記録装置のいずれか1つである。こうした構成によればスイッチングレギュレータが適用される各種各様の電子機器に応じて位相補償回路の接続をオンオフさせることができるので高速な応答性を望む場合にはそれを簡単に選択することができる。
本発明の第4の態様は、上記第1の態様において、前記スイッチングレギュレータはPWM処理部とPFM処理部とを含む。これによれば、PWMモードとPFMモードに応じて位相補償回路の接続を切り替えることができる。
本発明のスイッチングレギュレータはスイッチング素子の制御電極と制御回路との間に位相補償回路をスイッチを介して接続するようにしたのでスイッチングレギュレータの安定動作と応答性の迅速化を得ることができる。
本発明にかかるスイッチングレギュレータを示す回路図。 本発明にかかるスイッチングレギュレータの駆動方式切替動作を説明するためのタイミングチャート。 従来のスイッチングレギュレータにかかる回路図。
図1は本発明にかかるスイッチングレギュレータ100を示す。図1に示すスイッチングレギュレータ100は説明の便宜上、非同期方式の昇圧型スイッチングレギュレータを示す。すなわち、入力INに入力される入力電圧Vinよりも高い出力電圧Voutを出力OUTに出力するが、これに限定されない。たとえば降圧型、昇降圧型、反転型いずれの形式のスイッチングレギュレータにも適用することができる。
スイッチングレギュレータ100は、制御回路150を備える。制御回路150はPWM信号を処理するPWM処理部110、PFM信号を処理するPFM処理部120、内部電源回路140、電圧監視回路190及びPWM信号又はPFM信号の1つを選択するプリドライバ回路130を備える。
スイッチングレギュレータ100は、さらに出力電圧検出回路160、スイッチ170、及び位相補償回路180を備える。
スイッチングレギュレータ100は、さらに加えて、スイッチング素子TR1、ダイオードD1、インダクタL1、キャパシタC11、キャパシタC12を備える。スイッチング素子TR1はたとえばnチャネルMOSトランジスタからなり、ダイオードD1はショットキバリアダイオードからなる。キャパシタC11は入力端子INにキャパシタC12は出力端子OUTにそれぞれ接続される。
入力端子INに所定の直流電圧Vinが供給されると、出力端子OUTにはそれよりも高い出力電圧Voutが取り出される。
なお、図1では明示されていないが、入力端子INには所定の直流電圧Vinを供給する電池(例えばリチウムイオン電池)が接続され、出力端子OUTには出力電圧Voutの供給を受ける負荷(例えばマイコンやレンズ駆動部)が接続される。
ここで再度、制御回路150の説明に戻る。制御回路150に内蔵されるPWM処理部110は、誤差増幅器112、比較器114、及び論理積回路116を有する。誤差増幅器112の反転入力端子(−)及び非反転入力端子(+)には、それぞれ出力電圧検出回路160で分圧された帰還電圧Vfb及び直流電圧源111から出力される第1基準電圧Vr1が印加される。帰還電圧Vfbは第1基準電圧Vr1の大きさに一致するように制御される。
帰還電圧Vfbが第1基準電圧Vr1よりも低いほど、誤差信号Verrの電圧レベルは高くなり、帰還電圧Vfbが第1基準電圧Vr1に近付くにつれて、誤差信号Verrの電圧レベルは低くなる。そして、帰還電圧Vfbが第1基準電圧Vr1よりも高ければ、誤差信号Verrの電圧レベルは、帰還電圧Vfbと第1基準電圧Vr1の差電圧に応じた値となる。
誤差増幅器112の出力側に誤差信号Verrが出力されると、誤差信号Verrは抵抗R4とキャパシタC4の直列接続からなる位相補償回路で位相の補償処理がなされる。位相の補償処理とはゼロクロス点を作るためであり、ゼロクロス点の周波数は位相が45度戻る周波数である。ゼロクロス周波数はPWM駆動信号の周波数のたとえば1/5〜1/20に設定される。スイッチング周波数が1MHzとするとゼロクロス周波数は200KHz〜50KHzとなる。なお、ゼロクロス周波数foはfo=1/(2π・c4・r4)で表される。ここで、キャパシタC4及び抵抗R4の大きさをそれぞれc4及びr4で示している。
比較器114の非反転入力端子(+)には誤差信号Verrが、反転入力端子(−)には三角波信号Stがそれぞれ供給される。三角波信号Stは誤差信号Verrをパルス幅変調(PWM)するためのいわゆるキャリア信号としての働きを有する。三角波信号Stの周波数はたとえば200KHz〜1MHzの範囲とすることができる。比較器114の出力には誤差信号verrと三角波信号Stが比較された後のパルス幅変調された信号であるパルス幅変調信号Vcmpが表れる。
誤差信号Verrのレベルが三角波信号Stのそれよりも高ければ、パルス幅変調信号Vcmpはハイレベルとなり、誤差信号Verrのレベルが三角波信号Stのそれよりも低ければ、パルス幅変調信号Vcmpはローレベルとなる。
なお、三角波信号Stの信号波形は、三角波形状のほか、鋸波形状であってもよい。
論理積回路116の第1入力端にはパルス幅変調信号Vcmpが、第2入力端には最大デューティー比設定部118において生成されるパルス信号Smaxがそれぞれ入力される。
論理積回路116は、比較器114から第1入力端に入力されるパルス幅変調信号Vcmpと、最大デューティー比設定部118から第2入力端に入力されるパルス電圧Smaxとの論理積演算を行う。そして演算結果をPWM出力信号G1としてプリドライバ回路130に出力する。すなわち、パルス幅変調信号Vcmpとパルス信号Smaxが共にハイレベルであるときにのみ、PWM出力信号G1はハイレベルとなる。パルス幅変調信号Vcmpとパルス信号Smaxのいずれか一方でもローレベルであれば、PWM出力信号G1はローレベルとなる。このような構成とすることにより、パルス幅変調信号Vcmpが常にハイレベルに維持された場合(すなわち、デューティー比100%)であっても、PWM出力信号G1のデューティー比は、パルス信号Smaxのパルス幅によって定められる最大デューティー比(例えば95%)に制限される。つまりスイッチング素子TR1が常にオンし続けることでスイッチング素子TR1の耐圧以上に昇圧される場合を未然に防ぐことが可能となる。
最大デューティー比設定部118は、PWM出力信号G1の最大デューティー比を設定するためのパルス信号Smaxを生成し、これを論理積回路116の第2入力端に出力する。
PFM処理部120は、比較器122と、直流電圧源124を有し、帰還電圧Vfbと所定の第2基準電圧Vr2とが一致するように、パルス周波数変調方式のPFM出力信号G2を生成する。なお、PFM処理部120は、入力電圧Vinまたは出力電圧Voutを受けて駆動する。
比較器122は、反転入力端(−)に入力される帰還電圧Vfbと、直流電圧源124から非反転入力端(+)に入力される第2基準電圧Vr2とを比較し、その比較結果をPFM出力信号G2としてプリドライバ回路130に出力する。すなわち、帰還電圧Vfbと第2基準電圧Vr2の値に応じて、PFM出力信号G2のレベルが決定される。
直流電圧源124は、第2基準電圧Vr2を生成し、これを比較器122の非反転入力端(+)に入力する。
比較器122はヒステリシスコンパレータで構成される。すなわちヒステリシス制御が可能となるために負荷が軽負荷から重負荷に急変してもPFM出力信号G2のオン時間が瞬時に応答する。つまり応答速度が高いなどの利点を持つ。
プリドライバ回路130は、PWM出力信号G1とPFM駆動信号G2のいずれか一を任意に選択出力する機能を備えており、当該機能を実現するための回路構成要素として、カウンタ部132と、ロジック部134と、セレクタ部136と、を有して成る。なお、プリドライバ回路130は、基本的に入力電圧Vinまたは出力電圧Voutを受けて駆動する。
プリドライバ回路130に含まれるカウンタ部132については、内部電源電圧VREFを受けて駆動する。つまり駆動方式切替信号SaによってPWM出力信号G1の選択出力が指示されている間、例えば駆動方式切替信号Saのハイレベル期間において、内部電源電圧VREFを生成する内部電源回路140から、内部電源電圧VREFを受ける。
カウンタ部132は、内部電源回路の起動完了時に、PWM出力信号G1のパルスカウントを開始する。すなわち、電圧監視回路190により、内部電源電圧VREFを監視することで、その電圧レベルが所定値を上回ったときに、電圧監視信号Sbをローレベルからハイレベルに立ち上げる。そして電圧監視信号Sbがハイレベルに立ち上がっていれば、内部電源回路140の起動が完了されており、PWM信号生成回路110が動作可能状態となっていることが分かる。
カウンタ部132は、電圧監視信号Sbの立上がりエッジを各々トリガとして、PWM出力信号G1のパルスカウントを開始する。なお、カウンタ部132は、そのカウント値に基づいてPWM起動信号Scを生成し、これをロジック部52に出力する。
ロジック部134は、駆動方式切替信号Saの入力を受けてセレクタ部136を制御する機能を備えている。
ロジック部134は、駆動方式切替信号SaによってPWM出力信号G1の選択出力が指示されたときには、内部電源回路140の起動時から所定の移行期間T1(後述図2、PWM起動信号Scを参照)だけPFM信号G2の選択出力を行い、その後、PWM出力信号G1の選択出力を行うようにセレクタ部136を制御する機能を備えている。
ロジック部134は、カウンタ部132から入力されるPWM起動信号Scを監視することにより、カウンタ部132のカウント値に基づいて、上記移行期間T1の経過判定を行う機能を備えている。
なお、上記では、ロジック部134の諸機能に関して、その概要だけを羅列的に説明したが、これらの機能については、後述の図2を参照して、より詳細な説明を行う。
セレクタ部136は、ロジック部134から入力されるPWM選択信号Sx、PFM選択信号Syに基づいて、PWM出力信号G1、PFM出力信号G2のいずれか一を選択し、これをMOSトランジスタからなるスイッチング素子TR1のゲート信号G0として出力する。セレクタ部136は、PWM選択信号Sxがハイレベルとされ、PFM選択信号Syがローレベルとされているときに、PWM出力信号G1を選択出力する。また、セレクタ部136は、PFM選択信号Syがハイレベルとされ、PWM選択信号Sxがローレベルとされているときに、PFM出力信号G2を選択出力する。
次に、上記構成から成るスイッチングレギュレータの回路動作について、詳細な説明を行う。
スイッチング素子TR1は、スイッチングレギュレータ100のスイッチング駆動端子Gdから出力されるスイッチング駆動信号に相当するゲート信号G0に応じてスイッチング駆動される出力パワートランジスタである。
スイッチング素子TR1がオン状態にされると、インダクタL1にはスイッチング素子TR1を介して接地端に向けたスイッチ電流が流れ、その電気エネルギが蓄えられる。なお、スイッチング素子TR1のオン期間において、すでにキャパシタC12に電荷が蓄積されていた場合、負荷(図示せず)にはキャパシタC12からの電流が流れることになる。また、このとき、ダイオードD1のアノード電位は、スイッチング素子TR1を介して、ほぼ接地電位まで低下するため、ダイオードD1は逆バイアス状態となり、キャパシタC12からスイッチング素子TR1に向けて電流が流れ込むことはない。
一方、スイッチング素子TR1がオフ状態にされると、インダクタL1に発生した逆起電圧によって、そこに蓄積されていた電気エネルギーが放出される。このとき、ダイオードD1は順バイアス状態となるため、ダイオードD1を介して流れる電流は、出力電流Ioutとして負荷に流れ込むとともに、キャパシタC12を介して接地端にも流れ込み、キャパシタC12を充電することになる。上記した動作が繰り返されることによって、負荷には、キャパシタC12によって昇圧され、かつ、平滑された出力電圧Voutが供給される。
このように、本実施形態のスイッチングレギュレータは、スイッチング素子TR1のオン/オフ制御によってエネルギー貯蔵素子であるインダクタL1を駆動することにより、入力電圧Vinを昇圧して所望の出力電圧Voutを生成するチョッパ型の昇圧回路として機能する。
図2は、駆動方式切替動作を説明するためのタイミングチャートである。なお、図2では、上から順に、駆動方式切替信号Sa、電圧監視信号Sb、PWM起動信号Sc、PWM出力信号G1、PFM出力信号G2、帰還電圧Vfb、出力電圧Vout、PWM選択信号Sx、PFM選択信号Sy、スイッチングレギュレータ100の動作状態がそれぞれ示されている。
駆動方式切替信号Saは、外部からの制御信号に基づいて時刻t11まではローレベル(図2ではLと標記)とされており、PFM出力信号G2の選択出力が指示される。そして時刻t11において、駆動方式切替信号Saがローレベルからハイレベル(図2ではHと標記)に立ち上がる。次に時刻t14において、駆動方式切替信号Saがハイレベルからローレベルに立ち下がる。
電圧監視信号Sbは、時刻t12において、内部電源電圧VREFが所定値を上回ると、ローレベルからハイレベルに立ち上げられる。そして時刻t14において、駆動方式切替信号Saがローレベルに立ち下がるので、内部電源回路140は、その内部電源電圧VREFの生成動作を停止し、PWM信号生成回路110への電力供給が遮断される。よって内部電源電圧VREFが所定値を下回り、電圧監視信号Sbはハイレベルからローレベルに立ち上げられる。
PWM起動信号Scは、カウンタ部132がPWM出力信号G1のパルス数が所定値Aに達した時点でローレベルからハイレベルに立ち上がる。つまり時刻t12において、電圧監視信号Sbがローレベルからハイレベルに立ち上がり、この立上がりエッジをトリガとして、カウンタ部132では、そのカウント値がリセットするとともに、PWM出力信号G1のパルスカウントを開始し、PWM出力信号G1のパルス数が所定値Aに達した時刻t13でローレベルからハイレベルに立ち上がる。なお時刻t12から時刻t13は移行期間T1に相当する
PWM出力信号G1は、時刻t11までは、内部電源回路140による内部電源電圧VREFの生成動作が停止されており、PWM信号生成回路110への電力供給が行われないので、パルスが立ち上げられることはない。このように、PWM信号生成回路110の動作を停止させることにより、スイッチングレギュレータ100の消費電力を最小限に抑えることが可能となる。
PWM出力信号G1は、時刻t12において、内部電源回路140の起動が完了されると、PWM信号生成回路110において、生成動作が開始される。なおフィードバックループが安定となる誤差電圧Verrが初期電位から三角波信号Stの最低電位に達するまでの間、PWM信号G1はパルスが立たない状態となり、フィードバックループが安定した後にパルスが立つ状態となる。つまりPWM信号G1は時刻t12が経過し時刻t13に至るまでの間で立ち上がることになる。
時刻t13が経過し、時刻t14において、駆動方式切替信号Saがローレベルに立ち下げられた時点で、内部電源回路140は、その内部電源電圧VREFの生成動作を停止し、PWM信号生成回路110への電力供給が遮断される。これにより、PWM出力信号G1の生成は停止する。
PFM出力信号G2は、時刻t11〜時刻t14に関係なくパルスが出力されている。
帰還電圧Vfb及び出力電圧Voutは時刻t11〜時刻t14に関係なく常に所定電圧を保つように制御される。なお図2に記載の帰還電圧Vfbx及び出力電圧Voutxは本発明を用いない場合、すなわち不具合が生じる状態を模式的に示している。
PWM選択信号Sxは、時刻t11までは、駆動方式切替信号Saがローレベルとされており、PFM出力信号G2の選択出力が指示されていることから、ロジック部134により上記の駆動方式切替信号Saに基づいてローレベルとしている。次に時刻t12において、内部電源回路140の起動が完了されると、PWM信号生成回路110では、PWM出力信号G1の生成動作が開始されるものの、そのフィードバックループが安定となる誤差電圧Verrが初期電位から三角波信号Stの最低電位に達するまでの間、PWM信号G1にはパルスが立たない状態であるのでローレベルのままとしている。すなわち、駆動方式切替信号Saがハイレベルに立ち上げられた時刻t11や、電圧監視信号Sbがハイレベルに立ち上げられた時刻t12において、PWM信号G1を選択出力してしまうと、スイッチング素子TR1を十分にスイッチング駆動することができず、出力電圧Voutが図中の出力電圧Voutxのように目標値から低下してしまうおそれがある。
ロジック部134は、駆動方式切替信号SaによってPWM出力信号G1の選択出力が指示されたときには、内部電源回路140の起動完了時(時刻t12)から所定の移行期間T1が経過するまでの間、PWM選択信号Sxはローレベルとする。その後、移行期間T1が経過して、カウンタ部132から入力されるPWM起動信号Scがローレベルからハイレベルに立ち上げられた時点(時刻t13)で、PWM出力信号G1の選択出力を開始するように、セレクタ部136を制御する。
すなわち、ロジック部134は、時刻t11や時刻t12ではなく、時刻t13において初めてPWM選択信号Sxをハイレベルとする。なおセレクタ部136は、PWM選択信号Sxがハイレベルであることを受けて、PWM出力信号G1をスイッチング素子TR1のゲート信号G0として出力する。
時刻t14において、駆動方式切替信号Saがハイレベルからローレベルに立ち下げられると、ロジック部134は、PWM選択信号Sxをローレベルとする。
PWM選択信号Syは、時刻t11までは、駆動方式切替信号Saがローレベルとされており、PFM出力信号G2の選択出力が指示されていることから、ロジック部134によって、駆動方式切替信号Saに基づいて、ハイレベルとなる。なおセレクタ部136は、PFM選択信号Syがハイレベルであることを受けて、PFM信号G2を出力トランジスタM1のゲート信号G0として出力している。次に時刻t12において、内部電源回路140の起動が完了されると、PWM信号生成回路110では、PWM出力信号G1の生成動作が開始されるものの、そのフィードバックループが安定となる誤差電圧Verrが初期電位から三角波信号Stの最低電位に達するまでの間、PWM信号G1にはパルスが立たない状態となる。
ロジック部134は、駆動方式切替信号SaによってPWM出力信号G1の選択出力が指示されたときには、内部電源回路140の起動完了時(時刻t12)から所定の移行期間T1が経過するまでの間、PFM選択信号Syをハイレベルとする。その後、移行期間T1が経過して、カウンタ部132から入力されるPWM起動信号Scがローレベルからハイレベルに立ち上がる時刻t13で、PFM選択信号Syをローレベルとする。
このような構成とすることにより、PWM信号生成回路110がPWM出力信号G1を安定して出力できるようになるまでは、PFM出力信号G2の選択出力が継続されるので、出力電圧Voutが低下するという不具合を解消することが可能となり、PFM方式からPWM方式への移行をスムーズに実施することができる。
時刻t14において、駆動方式切替信号Saがハイレベルからローレベルに立ち下げられると、ロジック部134は、PFM選択信号Syをハイレベルとする。セレクタ部136は、PFM選択信号Syがハイレベルであることを受けて、PFM出力信号G2をスイッチング素子TR1のゲート信号G0として出力する。このように、PWM方式からPFM方式への移行については、時刻t14において、駆動方式切替信号Saがハイレベルからローレベルに立ち下げられた時点で速やかに実施される。
なお、本実施形態のスイッチングレギュレータにおいて、第1基準電圧Vr1と第2基準電圧Vr2の通常値は、いずれも同値(例えば0.4V)に設定されている。このような設定により、PFM駆動時の出力目標値とPWM駆動時の出力目標値を互いに一致させることが可能となる。
なお、ロジック部134は、カウンタ部132から入力されるPWM起動信号Scを監視することにより、カウンタ部132のカウント値に基づいて、上記した移行期間T1の経過判定を行う機能を備えている。例えば、電圧監視信号Sbの立上がりエッジをトリガとしてリセットされたカウンタ部132では、PWM出力信号G1のパルス数が所定値A(例えば8パルス)に達した時点で、PWM起動信号Scがローレベルからハイレベルに立ち上げられる。従って、ロジック部132は、PWM起動信号Scの立上がりエッジをトリガとして、上記の移行期間T1が経過したことを認識し、PWM出力信号G1の選択出力を開始する。
このような構成とすることにより、極めて簡易な回路を用いて、上記の移行期間T1の経過判定を行うことが可能となる。
上記構成であれば、誤差増幅器112の出力端に接続された位相補償回路の時定数が任意に調整可能な場合であっても、PWM信号生成回路110のフィードバックループが安定となったか否かについては、上記時定数の変動に依ることなく、PWM出力信号G1のパルス数に基づいて、これを確実に判定することが可能となる。
上記構成であれば、高次数のローパスフィルタを要することなく、PWM信号生成回路110のフィードバックループが安定となったか否かを判定することができるので、回路規模の不要な増大を招かずに済む。
また、上記構成であれば、PFM駆動時の出力目標値とPWM駆動時の出力目標値を互いに一致させたまま、PFM方式からPWM方式への移行をスムーズに行うことが可能となる。
ここで再び、図1に戻り出力電圧検出回路160について説明する。抵抗R1の一端は、出力電圧Voutの出力端に接続されている。抵抗R1の他端は、抵抗R2の一端とスイッチングレギュレータ100の誤差増幅器112と比較器122の各々に接続されている。抵抗R2の他端は接地されている。コンデンサC1は、抵抗R1の両端間に接続されている。
位相補償回路180は、抵抗R3とキャパシタC3で構成される。そして抵抗R3の一端とキャパシタC3の一端が接続され、対抗R3の多端がスイッチ170に接続され、キャパシタC3がスイッチングレギュレータ100の誤差増幅器112の反転入力端子(−)と比較器122の反転入力端子(−)各々に接続されている。つまりスイッチング駆動端子Gdから出力されるゲート信号G0を帰還電圧Vfbに印加することが可能となるフィードバックループを形成することで、スイッチングレギュレータ100の位相余裕度を向上させることが可能となる。
スイッチ170は、スイッチング駆動端子Gdと位相補償回路180の抵抗R3の一端の間に設けられている。すなわちスイッチ170はスイッチング駆動端子Gdから出力されるゲート信号G0を、位相補償回路180を介して帰還電圧Vfbに印加するためのフィードバックループの経路をオン/オフ制御することが可能となる。
スイッチ170のオン/オフ制御は、例えば電池を電源とする携帯電話、ディジタルカメラ、ビデオカメラ、ディジタルビデオ、ゲーム機器、電子書籍、インクジェット記録装置などの電子機器が有するマイコンから制御信号を制御端子170cに供給することで行う。例えばスイッチングレギュレータ100を使用する電子機器がスイッチングレギュレータ100におけるPFM制御中において、高速な応答性を必要とする場合には制御端子170cを介して外部からスイッチ170をオンする信号が供給される。さらにPFM処理部120が軽負荷を駆動するように設計されている場合においても、スイッチ170をオンさせることで重負荷を駆動かつ高速応答が可能となる。なお、スイッチ170及びその制御端子170cは、制御回路150に内蔵させても良いし、外付けの構成にしても良い。しかし、制御端子170cの設置箇所は、出力端子Ga、スイッチング駆動端子Gd、及び接地端子Gnと同じように、制御回路150の外付け端子の1つとして用意するのが好ましい。なぜならば、制御端子170cを外付け端子とすることにより、電子機器の用途に応じて位相補償回路180を作動させるか否かの選択、及びPFMモードとPWMモードの切り替えに対しても臨機応変に対応することができるからである。
なお上記ではPFM制御及びPWM制御切換え制御とスイッチ170の制御を併用する場合を説明しているが、PWM制御またはPFM制御どちらか一方の制御のみを動作する構成としても構わない。その場合はロジック部134において、PWM選択信号SxもしくはPFM選択信号Syのどちらか一方を常に選択するようにすればよい。そして電子機器の仕様に応じて、スイッチ170をオンするかオフするかを決定すればスイッチングレギュレータ100が適用される各種各様の電子機器に応じて位相補償回路の接続をオンオフさせることができるので高速な応答性を望む場合にはそれを簡単に選択することができる。
本発明は、例えば、携帯電話端末やディジタルスチルカメラなどの電池を電源とする携帯型の電子機器に搭載されるスイッチングレギュレータに好適な技術である。
100 スイッチングレギュレータ
110 PWM処理部
111 第1直流電圧電源
112 誤差増幅器
114 比較器
116 論理積回路
118 最大ディーティ設定部
120 PFM処理部
122 比較器
124 第2直流電源電圧
130 プリドライバ回路
132 カウンタ部
134 ロジック部
136 セレクタ部
140 内部電源回路
150 制御回路
160 出力電圧検出回路
170 スイッチ
170c 制御端子
180 位相補償回路
190 電圧監視回路
C1、C3、C4、C11、C12 キャパシタ
D1 ダイオード
G1 PWM出力信号
G2 PFM出力信号
Ga 出力端子
Gd スイッチング駆動端子
Gn 接地端子
L1 インダクタ
R1、R2、R3、R4 抵抗
Sa 駆動方式切替信号
Sb 電圧監視信号
Sc PWM起動信号
Sx PWM選択信号
Sy PFM選択信号
TR1 スイッチング素子

Claims (9)

  1. 入力端子と、
    出力端子と、
    前記入力端子に一端が接続されたインダクタと、
    前記インダクタの他端と接地端間に接続されたスイッチング素子と、
    前記インダクタとスイッチング素子の接続端と前記出力端子間に接続されたダイオードと、
    前記出力端子の電圧である出力電圧を検出する出力電圧検出回路と、
    前記スイッチング素子の制御電極と前記出力検出回路との間に接続され、前記出力電圧検出回路によって検出された前記出力電圧に基づいて前記スイッチング素子の駆動を制御する制御回路と、
    前記スイッチング素子の制御電極に接続されるスイッチと、
    前記スイッチと前記制御回路との間に接続され抵抗とキャパシタを含む位相補償回路とを備えるスイッチングレギュレータ。
  2. 請求項1において、前記スイッチは、前記スイッチングレギュレータが適用される電子機器に応じてオンまたはオフされ、前記スイッチがオンされたときに前記位相補償回路が前記スイッチング素子の制御電極と前記制御回路との間に接続されるスイッチングレギュレータ。
  3. 請求項2において、前記電子機器は、携帯電話、ディジタルカメラ、ビデオカメラ、ディジタルビデオ、ゲーム機器、電子書籍、インクジェット記録装置のいずれか1つであるスイッチングレギュレータ。
  4. 請求項1において、前記スイッチングレギュレータはPWM処理部とPFM処理部とを含むスイッチングレギュレータ。
  5. 請求項4において、前記PWM処理部は帰還電圧と第1基準信号の差に基づいて誤差信号を出力する誤差増幅器と、前記誤差信号と三角波信号の比較結果に基づいたパルス幅変調信号を出力する比較器124と、前記パルス幅変調信号とパルス信号の論理積演算結果を出力する論理積回路126を有するイッチングレギュレータ。
  6. 請求項4において、前記PFM処理部は帰還電圧と第2基準信号の比較結果に基づいてPFM出力信号を出力する比幅器を有するイッチングレギュレータ。
  7. 請求項4において、前記PWM処理部と前記PFM処理部のいずれか一方を動作させるためのプリドライバ回路を有するスイッチングレギュレータ。
  8. 請求項7において、前記PFM処理部が選択されたとき前記スイッチがオンされ、前記位相補償回路が前記スイッチング素子の制御電極と前記制御回路との間に接続されるスイッチングレギュレータ。
  9. 請求項4において、前記プリドライバ回路はPWM出力信号のパルスをカウントし所定カウント終了後に第1制御信号を出力するカウンタ部と、前記第1制御信号と第2制御信号に応じて第1選択信号もしくは第2選択信号のいずれかを出力するロジック部と、前記第1選択信号もしくは前記第2選択信号に応じてPWM出力信号もしくはPFM出力信号いずれかを出力するセレクタ部を有するスイッチングレギュレータ。
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