JP5594116B2 - 入出力二重化装置 - Google Patents
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Description
この図において、入出力二重化装置1は、CPUモジュール2と、稼動系または待機系として動作する一対(ペア)の入出力モジュール10が複数ペア実装されている。
CPUモジュール2のメモリマップを図4に示す。
各入出モジュール10の共有メモリ82には、CPUモジュール2のメモリ空間が割り付けられ、入出力モジュールの実装されるスロットごとに異なるアドレス範囲が割り当てられている。なお、入出力モジュールにアドレス範囲を設定するスイッチを設けて、入出力モジュールごとにメモリ空間の割付を行うようにしてもよいが、本実施の形態ではスロットごとに異なるアドレス範囲が割り付けられる場合について説明する。
次に、本実施の形態による入出力二重化装置1の動作を説明する。
電源ON時に、CPUモジュール2は、各入出力モジュール10について、共有メモリ82の全領域を初期化する。たとえば、領域内の動作モード(稼動/待機情報)については、稼動でも待機でもないデータを初期値として設定する。また、ステータス領域についても、正常、異常時のコードとは異なる初期値を設定する。これにより、CPUモジュール2は、起動後一定時間、初期値が変化しなかった場合は、入出力モジュール10が正常に動作をしていないことを検知することができる。
次に、図5を用いて入出力モジュール10の動作モード調整手段72の処理手順を説明する。動作モード調整手段72は、電源ONやシステムリセットにより起動されると、自己診断手段71の診断結果から異常の有無を判定し(S201,S202)、異常がある場合は(S202で「NO」)、共有メモリ上のステータス情報格納領域に異常内容に対応するエラーコードを書き込む(S203)。その後、動作モード調整手段72は、自系の動作モードを待機モードに設定する(S204)。具体的には、共有メモリ上の動作モード格納領域に「待機」を書き込む。そして、通信部96を介して、自系が待機モードであることを相手系に通知する(S205)。その後、動作モード管理テーブル73の仮設定フラグをリセットして、ステップS201に戻って以降の処理を繰り返す(S206)。
動作モード調整手段72は、以上の手順によって相手系との稼動/待機の調停を行う。
次に、図7を用いて、CPUモジュール2側の入出力処理手順について説明する。
CPUモジュール2は、電源が投入されると、例えばCPUモジュール2に接続された保守ツール(図示せず)など外部から動作モードの切替要求があるか否かを判定し(S301)、切替要求が有る場合は、対象となる稼動側入出力モジュールの出力領域に稼動/待機切替指令を書き込む(S302)。これにより、入出力モジュール10の図5ステップS216〜S220の処理によって、稼動側が待機側へ切り替わり、その結果、待機側が稼動側へ切り替わる。
CPUモジュール2の入出力処理は、以上の手順で行われる。
図5の動作モード調整手段72のステップS213では、乱数を発生させて、それに応じた遅延時間を待たせることにより、二重化を構成する入出力モジュール間の処理タイミングをずらして、稼動、待機の判定結果が処理のたびに反転することを防止しているが、入出力モジュール10が実装されるスロットの識別情報(スロットID)を読み込み、読み込んだスロットIDに応じた時間分遅延させるようにしても良い。これにより、一旦タイミングが重なって、競合状態(両系とも相手系が稼動モードと認識した状態)となっても、両系とも一旦待機モードになり、次の周期では、スロットIDで定まるスリープ時間の短い入出力モジュール10のみが確実に稼動モードになることができる。
上記は、入出力モジュール10の動作モード調整手段72の処理によって、稼動/待機のモードを決定するものであるが、簡便な方法としては、各入出力モジュール10に予め動作モード設定スイッチあるいは動作モードを格納する不揮発性メモリを設け、工場出荷時等に稼動、待機の設定をするようにしても良い。
本実施の形態は、第1の実施の形態の入出力二重化装置1に対して、さらにCPUモジュール2のメモリ空間を削減するものである。
本実施の形態によるメモリ空間を図8に示す。
メモリ空間は、入出力モジュールのステータス情報を読み込み、制御信号を出力するためのメモリ空間、すなわちモジュールを管理するための空間(I/O管理空間という)と、入出力モジュールとの間で入出力データを受け渡すための空間(I/Oデータ空間という)に分けられている。
この動作モード判定部30は、通信部96とは別個に設けられている。
<入出力モジュールの動作モード調整処理>
本実施の形態による入出力モジュールの動作モード調整手段72の処理手順を図11に示す。図5に示した第1の実施の形態の手順との違いとして、ステップS222で自系の動作モードを稼動モードに設定する処理を、保持回路31に"1"を出力する処理(S222a)に代え、また、ステップS204、S210、S217で自系の動作モードを「待機」に設定する処理を、保持回路31に"0"を出力する処理(S204a、S210a、S217a)に代えている。さらに、ステップS207でステータス情報として「正常」設定をした後に、自系動作モードの値(即ちNOT回路33bの出力値)を読み込み、その値が"0"のときはステップS208へ移行し、入力値が"1"のときはステップS201へ戻る処理(S207a)を追加している。
動作モード判定部30の作用を簡単に説明する。入出力モジュール10は、電源ON又はシステムリセットにより、CPU回路11からリセット信号が出力され、そのリセット信号は保持回路31に入力される。保持回路31は、リセット信号を入力することによって、"0"を出力する。これによりNAND回路32aの出力および送信回路34の出力は"1"となる。送信回路34から出力される自系稼動信号は、自系が稼動モードであることを相手系に通知する信号であり、"0"ならば稼動モード、"1"ならば待機モードであることを意味する。電源ON又はシステムリセット直後の初期状態においては、"1"すなわち待機モードであるが、図11のステップS222aで、保持回路31に"1"が出力されるタイミングでは、相手系は待機モードであるため、NAND回路32bの出力は"1"、また、DF/F37の反転出力も"1"なので、NAND回路32aの出力は"0"になる。この信号は、相手系の入出力モジュールに対しては、相手系稼動信号として受信回路35で受信される。相手系はこの時点では待機モードであるため、相手系のNAND回路32bの入力は全て"1"となり、NAND回路32bの出力は"0"となる。このため、相手系では、保持回路31の出力値によらず、常にNAND回路32aの出力は"1"、つまり待機モードが維持されることになる。
本実施の形態の一致回路84では、連番のスロットIDの最下位ビット(LSB)をマスクしてアドレスと比較しているため、最下位ビットのみが異なるスロットは同じアドレス範囲が割り付けられることになる。したがって、スロットIDが、0と1、2と3、4と5・・・というように隣同士にペアとなる入出力モジュールを実装しておけば、同じメモリ空間で、自系動作モード信号により稼動側の入出力モジュールのみがアクセス可能になる。すなわち、自系動作モード信号がAND回路85の入力になっているので、CPUモジュール2からのアクセスにより、稼動側の共有メモリ選択信号(AND回路85の出力)はイネーブルになり、共有メモリからのデータの読み出し/共有メモリへのデータの書き込みが行われる。一方、待機側の自系動作モード信号は"0"なので、CPUモジュール2からのアクセスの有無にかかわらず、共有メモリ選択信号はイネーブルにならない。これにより、CPUモジュール2のI/Oデータ空間を節約することができる。
図12に本実施の形態によるCPUモジュール2の入出力処理の手順を示す。
CPUモジュール2は起動すると、まずI/O管理空間にアクセスして、入力領域1と入力領域2のステータス情報を取得する(S401)。この時点で、いずれか一方でも異常があれば(S402で「NO」)、外部にエラー通知を行う(S403)。
CPUモジュール2はI/O管理空間にアクセスして、入出力モジュールごとに、異常の有無等のステータス情報や動作モード等のデータを取得する。CPUモジュール2は取得したデータによって稼動側の異常を検知したときは、I/O管理空間に対して稼動/待機切替指令を出力する。この切替指令は、稼動側モジュールについては、稼動モードから待機モードへ強制的に切り替えるものであり、これにより待機側モジュールは、動作モード調整手段72によって稼動側に移行する。
一般に、アナログ入力モジュールは、現地でシステム立ち上げ時に、現地の外部機器(センサ、アクチュエータ等)の特性に合わせて調整する必要がある。
<基本情報登録処理>
基本情報登録手段42は、CPUI/F手段41を介してCPUモジュール2から渡された基本情報を記憶部40の基本情報保存領域に格納する。
計測値入力手段43は、外部I/F部97を介して外部機器9から出力されたアナログ信号を入力する。
なお、入力信号は、外部I/F部97のA/D変換器12によってデジタルデータとして入力され、当該外部機器のIDと関連付けられてCPU回路11の記憶部に保存される。
アナログ入力モジュール10は、出荷に際して校正が必要になるが、入力信号として校正用の基準となるアナログ信号が入力される。この信号は、計測値入力手段43によって入力処理されるが、このときCPUモジュール2を経由して同モジュールに接続されたユーザインタフェース(タッチパネルやメンテナンスツール)から入力信号が校正値であることを示す指令を送信するようにし、この指令から当該アナログ入力モジュール10の計測値入力手段43は、入力信号が校正値であることを認識して、記憶部40の該当する校正値保存領域に保存する。この校正処理は、稼動側、待機側を問わず全てのアナログ入力モジュールについて実施する。
現地では、運用前に外部機器9の特性に合わせるための調整処理が行われる。調整処理としては、上記校正値登録処理と同様にCPUモジュール2から入力信号が機器調整値であることを示す指令をアナログ入力モジュール10へ送り、外部機器9から調整用の信号を入力する。アナログ入力モジュール10の計測値入力手段43は、この指令から入力信号が機器調整値であることを認識して、記憶部40の該当する機器調整値保存領域に保存する。この調整処理は、二重化されたアナログ入力モジュール10のうち、稼動側のモジュールに対してのみ実施する。なお、読み込んだ校正値、機器調整値の記憶部40への書き込み処理もCPUモジュール2からの指令によって行われる。
次に、調整値変換手段44は、記憶部に保存されている理論調整値scaleと校正値と機器調整値を抽出し、次の式(1L),式(1H)により理論調整値を計算する。計算結果は、記憶部の理論調整値保存領域に格納される。
・・・(1L)
理論調整値[Hi] = 理論調整値Scale[Lo] + (機器調整値[Hi] - 校正値[Lo])×(理論調整値Scale[Hi] - 理論調整値Scale[Lo])/(校正値[Hi]−校正値[Lo])
・・・(1H)
次に、補正値算出手段45は、記憶部に格納されている理論調整値67と理論調整値scale63を抽出し、式(2L),(2H)により補正値を計算する。計算結果は、記憶部の補正値保存領域に格納される。
補正値[Hi]=理論調整値[Hi]−理論調整値Scale[Hi] ・・・(2H)
次に、補正値送信手段47は、算出した補正値を待機側モジュールへ向けて送信する。
その後、運用状態において、入力処理を実行する。計測値入力手段43は、外部機器9からの入力信号を記憶部40の計測値保存領域に格納する。
・・・ (5)
待機側モジュールの処理として、上記の基本情報登録処理、計測値入力処理、校正値登録処理、および出力値算出処理は稼動側モジュールと同様の処理内容を実行するが、このとき機器調整値については、計測値入力手段43によって入力するのではなく次の処理によって受信した補正値から演算する。
待機側モジュールの補正値受信手段48は、稼動側から送られてきた補正値68を受信すると、記憶部40の補正値保存領域に格納する。
次に、機器補正値変換手段50によって、記憶部40に保存されている補正値68と理論調整値scale63と校正値64とを用いて、次の式(3L),式(3H)によって、機器補正値69を計算する。計算結果は、記憶部40の機器補正値保存領域に格納される。
機器補正値[Hi] = (補正値[Hi]−理論調整値Scale[Lo])×(校正値[Hi]−校正値[Lo])/(理論調整値Scale[Hi]−理論調整値Scale[Lo]) ・・・(3H)
次に、機器調整値算出手段51は、記憶部40に格納されている機器補正値69と校正値64を抽出して、次の式(4L),(4H)により、機器調整値65を計算する。計算結果は、記憶部40の機器調整値保存領域に格納される。
機器調整値[Hi]=校正値[Hi]+機器補正値[Hi] ・・・(4H)
待機側モジュールでアナログ入力処理を行う場合は、記憶部40に保存されている計測値66、ユーザ要求値scale62、および機器調整値65を抽出し、上記の式(5)により、待機側入力値を計算する。そして、稼動/待機判定手段52によって、稼動側モジュールが故障したと判定した場合は、待機側が新たな稼動側となり、ユーザ要求値scale62によってスケール変換された計測値をCPUモジュール2に送る。なお、具体例として、待機側計測値=28000の場合には、式(5)より、待機側出力値=16000となる。すなわち、本実施の形態の演算処理によれば、CPUモジュール2へ出力するデータ値は、稼動側と待機側で同じになる。
図17は、理論調整値scale(外部A/D変換値)と、校正値および機器調整値との関係を示す説明図である。ここで、理論調整値scaleは、CPUモジュール2から指定されるA/D変換の範囲を示す値(スケール値)であるため、外部A/D変換値と言い、校正値および調整値は、入力されたアナログ値(この例では電圧値)に対応するアナログ入力モジュール内のADC12のA/D変換値であるため内部A/D変換値と言う。
まず、CPUモジュール2からは、基準となるスケール値として0[v]−10[v]の入力範囲に対して、電圧0[v]に対しては、0[d](理論調整値scale[Lo])、電圧10[v]に対しては、30000[d](理論調整値scale[Hi])の対応関係が設定される。
たとえば、稼動側から待機側へ補正値に送信の都度インクリメントされる連番を付して周期的に送るようにし、待機側はこの補正値の受信によって応答を返すようにしても良い。これにより、運用中に待機側が故障したときに活線状態で交換されたときでも稼動側から待機側へ補正値が送られ、稼動側においてその応答によって待機側の健全性を確認することができる。
2 CPUモジュール
3 バス
5 通信ケーブル
9 外部機器
10 入出力モジュール (アナログ入力モジュール含む)
11 CPU回路
12 ADC(A/D変換器)
14 MPX(マルチプレクサ)
15 BUSI/F回路
19 サンプルホールド回路(SH)
21 送信回路
22 受信回路
23 絶縁回路
30 動作モード判定部
31 保持回路
32a,32b NAND回路
33a,33b NOT回路
34 送信回路
35 受信回路
36,85,88 AND回路
37 DF/F
40 記憶部
41 CPUI/F手段
42 基本情報登録手段
43 計測値入力手段
44 調整値変換手段
45 補正値算出手段
46 出力値算出手段
47 補正値送信手段
48 補正値受信手段
49 コマンド送受信手段
50 機器補正値変換手段
51 機器調整値算出手段
52 稼動/待機判定手段
71 自己診断手段
72 動作モード調整手段
73 動作モード管理テーブル
81,86 デコード回路
82 共有メモリ
83 ゲート回路
84,87 一致回路
92 接続ケーブル
96 通信部
97 外部I/F部
98 入力回路
99 従来のアナログ入力モジュール
100 従来の入出力二重化装置
Claims (7)
- 同一ユニット内に実装され、演算処理を実行するCPUモジュールと共有メモリを介してデータの受け渡しを行い、夫々動作モードとして稼動側または待機側として機能する少なくとも一対の入出力モジュールを備えた入出力二重化装置であって、
夫々の前記入出力モジュールは、
相手系と接続され、動作モードを送受信する通信手段と、
前記通信手段によって受信される相手系の動作モードと、自系の自己診断結果に基づいて、自系の動作モードを決定し、当該決定した動作モードを前記CPUモジュールへ通知する動作モード調整手段と、
前記動作モード調整手段によって決定された動作モードに基づいて、自系が稼動側の場合は、前記CPUモジュールから設定パラメータを入力し、該設定パラメータを用いて入力処理または出力処理を実行させる一方、相手系へ該設定パラメータを送信し、自系が待機側の場合は、相手系から送信されてくる設定パラメータを受信し、当該受信した設定パラメータを用いて入力処理または出力処理を実行させるコマンド送受信手段と、を備え、
前記CPUモジュールは、稼動側の入出力モジュールのみに前記設定パラメータを出力することを特徴とする入出力二重化装置。 - 前記動作モード調整手段は、自系の自己診断結果が正常のときの自系の動作モードの決定において、
受信された前記相手系の動作モードが待機側の場合、自系の動作モードを稼動側に仮設定すると共に相手系へ自系が稼動側であることを通知し、この通知に対する相手系からの応答を受信し、この応答に含まれる相手系の動作モードも待機側のとき、前記仮設定を本設定にして自系の動作モードを稼動側に決定し、前記応答に含まれる相手系の動作モードが稼動側のとき、前記仮設定を解除し、自系の動作モードを待機側に決定することを特徴とする請求項1に記載の入出力二重化装置。 - 前記動作モード調整手段は、自系と相手系が互いに稼動側として動作モードが競合したときに、待機系に移すと共に、動作モードの送信タイミングをずらすことを特徴とする請求項1または2に記載の入出力二重化装置。
- 稼動側および待機側の入出力モジュールが夫々備える共有メモリのCPUモジュール側からアクセスするアドレス空間は同一のアドレス空間が割り付けられており、
夫々の前記入出力モジュールは、稼動側のときにのみ前記CPUモジュールの当該共有メモリへのアクセスを許可することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の入出力二重化装置。 - 前記CPUモジュールは、稼動側を待機側に切り替えるための稼動/待機切替信号を稼動側の入出力モジュールへ送信し、
前記稼動側の入出力モジュールは、前記稼動/待機切替信号を受信して、自系を待機側へ切り替えることにより、相手系を稼動側へ移行させることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の入出力二重化装置。 - 前記入出力モジュールは、アナログ入力モジュールであって、
稼動側アナログ入力モジュールは、
入力されるアナログ値の範囲とデジタル値の範囲の対応関係を示す理論調整スケール値を登録する稼動側基本情報登録手段と、
該稼動側アナログ入力モジュールのA/D変換誤差を修正するための稼動側校正値および外部機器から出力されるアナログ信号のA/D変換値をそれぞれ入力する稼動側計測値入力手段と、
前記外部機器の特性に合わせるための機器調整値を保持する稼動側記憶手段と、
前記機器調整値と前記理論調整スケール値と前記稼動側校正値とを用いて待機側アナログ入力モジュールのA/D変換値の修正に使用する補正値を演算し、この補正値を周期的に前記待機側アナログ入力モジュールへ送信する補正値送信手段と、
前記稼動側計測値入力手段によって入力されたアナログ信号のA/D変換値を前記稼動側記憶手段に保持されている機器調整値によって修正したA/D変換値を出力する出力値算出手段と、を備え、
前記待機側アナログ入力モジュールは、
入力されるアナログ値の範囲とデジタル値の範囲の対応関係を示す理論調整スケール値を登録する待機側基本情報登録手段と、
該待機側アナログ入力モジュールのA/D変換誤差を修正するための待機側校正値および前記外部機器から出力されるアナログ信号のA/D変換値をそれぞれ入力する待機側計測値入力手段と、
前記補正値送信手段によって送信された補正値を受信し、この補正値と前記理論調整スケール値と前記待機側校正値とを用いて待機側の機器調整値を演算して待機側記憶手段に保存する演算保存手段と、を備え、
前記待機側アナログ入力モジュールは、所定の期間、前記補正値送信手段から補正値を受信しないことにより、稼動側アナログ入力モジュールとして動作することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の入出力二重化装置。 - 前記出力値算出手段は、前記修正したA/D変換値をユーザが要求するスケール範囲にさらにスケール変換することを特徴とする請求項6に記載の入出力二重化装置。
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