JP5592904B2 - 半導体発光素子 - Google Patents

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本発明は、半導体発光素子に関する。
白色照明への応用に向けて窒化物半導体発光ダイオード(以下、LED(Light Emitting Device)ともいう)は、高効率化、高出力化をはかるために、結晶およびデバイス構造の検討による発光効率の向上、光取り出し効率の向上等が進められている。
InGaN系結晶を結晶成長する場合、安価で高温で安定であり、低温バッファにより高い結晶性の結晶成長が可能であるサファイア基板が使われることが多い。サファイア基板は絶縁体で導電性がないことや熱伝導率が低い。このため、サファイア基板の裏面側に電極を作製できずに窒化物半導体側にp電極、n電極ともに形成する必要があり、直列抵抗が増加しやすいことおよび高出力動作させる場合の放熱性が、さらなる高効率化、高出力化を考えた場合に、課題となる。
この課題を解決して発光効率、出力を向上させたLED構造のひとつとして薄膜(Thin Film)型のInGaN系LEDが知られている(例えば、特許文献1参照)。この薄膜型のInGaN系LEDはサファイア基板上に成長したLED構造結晶をSi基板、銅、金等の他の支持基板に転写する。導電性があり、熱伝導が大きい支持基板に転写後にデバイス化することで、上下通電により電流の広がりが大きくなり電気伝導特性が改善し、さらに放熱性が向上する。
また、転写でn層を上面としてn層側から光を取り出す構造とすると、p層に比べて抵抗の小さいn層では電流を拡散させるための透明電極が不要となり、透明電極の吸収がなくなることで光取り出し効率が向上する。この転写プロセスには、エピタキシャル成長によって形成した結晶(エピタキシャル結晶)を支持基板に接着させるプロセス、エピタキシャル結晶と、サファイア基板とを剥離するリフトオフプロセスが含まれている。接着プロセスにはめっき技術や加重および熱を用いた接合技術、リフトプロセスにはレーザによる界面の加熱分解を用いたレーザリフトオフや化学的リフトオフが挙げられる。
こうした薄膜型のLED構造では、レーザリフトオフしたままの状態ではGaN基板の表面と外部空気との屈折率差は2.5倍程度と大きく、この境界面における光の反射が取り出し効率を下げている。
そこで、チップの表面に凹凸を作製する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。凹凸はn型窒化物半導体層の再成長、研磨、およびエッチングによって形成されている。簡易に形成することができる方法として支持基板上のGaN基板の上面のn層をアルカリエッチングによって表面の粗面加工することにより凹凸を形成し、光取り出し効率を向上させている。
しかし、従来のアルカリエッチングの方法ではエッチング時間を長くすることで全体的に膜厚が薄くなっても、凹凸形状の大きさが大きくならない場合も多い。GaN層の表面において光取り出し効率がより大きくなるような凹凸形状を得ることのできるエッチング制御方法が求められている。
特開2008−235362号公報 特開2007−300069号公報
本発明は、取り出し効率を向上させることのできる半導体発光素子を提供する。
本発明の一態様による半導体発光素子は、p型窒化物半導体層と、前記p型窒化物半導体層上に設けられ窒化物半導体の多重量井戸構造を有する活性層と、前記活性層上に設けられたn型窒化物半導体層と、を有する積層膜と、前記n型窒化物半導体層に接続するn電極と、前記p型窒化物半導体層に接続するp電極と、前記n型窒化物半導体層の上面の表面に形成された凹凸領域と、を備え、前記凹凸領域は、高低差が1μm〜3μmの第1の凹凸と、高低差が300nm以下の第1の凹凸より小さな第2の凹凸が混在していることを特徴とする。
本発明によれば、光取り出し効率を向上させることの可能な半導体発光素子およびその製造方法を提供することができる。
図1(a)乃至図1(c)は、一実施形態による半導体発光素子の製造工程を示す断面図。 図2(a)乃至図2(b)は、一実施形態による半導体発光素子の製造工程を示す断面図。 図3(a)乃至図3(c)は、一実施形態による半導体発光素子の製造工程を示す断面図。 図4(a)、4(b)はそれぞれ、一実施形態および比較例による半導体発光素子の凹凸が形成された表面付近の断面の電子顕微鏡写真。 図5(a)、5(b)はそれぞれ一実施形態による半導体発光素子のエッチング時間を変えたときの表面の電子顕微鏡写真。 個別の素子に分離される前の支持基板の平面図。 一実施形態による半導体発光素子を示す断面図。 一実施形態および比較例による半導体発光素子の発光強度のエッチング時間依存性を示す図。
本発明の一態様による半導体素子は、p型窒化物半導体層と、前記p型窒化物半導体層上に設けられ窒化物半導体の多重量井戸構造を有する活性層と、前記活性層上に設けられたn型窒化物半導体層と、を有する積層膜と、電極と、前記p型窒化物半導体層に接続するp電極と、前記n型窒化物半導体層の上面の表面に形成された凹凸領域と、を備え、前記凹凸領域は、高低差が1μm〜3μmの第1の凹凸と、高低差が300nm以下の第1の凹凸より小さな第2の凹凸が混在し、前記積層膜は、前記n型窒化物半導体層から前記p型窒化物半導体層に向かうにつれて膜面の面積が連続的に増大し、断面がテーパー形状であり、前記p型窒化物半導体層の下面の一部の領域に設けられたコンタクト電極と、前記n型窒化物半導体層の上面の外周領域、および前記積層膜の側面を覆う保護膜と、を更に備える。
また本発明の半導体発光素子は、n型窒化物半導体層のn電極が設けられた領域以外の領域の表面に凹凸領域が形成され、を備え、前記凹凸領域は、高低差が1μm〜3μmの第1の凹凸と、高低差が300nm以下の前記第1の凹凸より小さな第2の凹凸が混在していることを特徴とする。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。
本発明の一実施形態による半導体発光素子の製造方法を図1(a)乃至図4を参照して説明する。この第1実施形態による半導体発光素子の製造工程を図1(a)乃至図3(a)に示す。
まず、窒化物半導体結晶を成長させる基板(ウェハ)、例えばサファイア基板10上に、例えば有機金属気層成長(MOCVD)法を用いて窒化物半導体層を順次成長させる。
すなわち、サファイア基板10上に、バッファ層となるGaN層12、n型GaN層14、InGaNからなる多重量子井戸構造の活性層16、およびp型GaN層18を、この順序で順次成長させる(図1(a))。
続いて、p型GaN層18上にNiとAgの積層膜からp電極(反射コンタクト電極)20を形成する(図1(b))。このp電極20は、各半導体発光素子に対応して形成する。その後、p電極20を覆うように、上記窒化物半導体結晶膜12、14、16、18上に接着メタルとなるTi、Pt、およびAuがこの順序で積層された接着メタル22を形成する(図1(b))。これにより、p電極20が形成された領域における接着メタル22の部分が凸部となり、p電極20が形成されていない領域における接着メタル22の部分が凹部となる(図1(b))。続いて、公知のリソグラフィー技術を用いて、接着メタル22をパターニングする。その後、更に、p型GaN層18、活性層16、n型GaN層14、およびGaN層12を有する積層膜(窒化物半導体結晶膜)をパターニングする(図1(c))。
このパターニングによって、ウェハ上の窒化物半導体結晶膜は、p型GaN層18からGaN層12に向かうにつれて膜面の面積が増大する、断面がテーパー形状のメサとなる。ここで、「膜面」とは、各層の上面を意味する。なお、積層膜をパターニングする際には、パターニングされた接着メタルをマスクとして用いてもよい。また、接着メタル22を形成する前に、積層膜をパターニングし、その後に、接着メタル22を形成してもよい。
一方、支持基板となるSi基板30上に接着メタルとなるAu−Sn層32を形成する(図2(a))。そして、サファイア基板上の接着メタル22と、Si基板30上の接着メタル32が向かい合うように配置し、250℃以上の高温下において、一定時間圧力を印加し、サファイア基板10上の接着メタル22と、Si基板30上の接着メタル32とを張り合わせる。この張り合わせにおいて、コンタクト電極20の融点温度が接着メタル32の融点温度に比べてかなり高いので、接着メタル32に食い込んだ状態で張り合わせが行われる(図2(a))。
次に、図2(b)に示すように、サファイア基板10側からUV(Ultra-Violet)レーザ、例えば、KrFの波長248nmのレーザをパルス照射し、窒化物半導体結晶膜12、14、16、18からサファイア基板10を剥離する。このとき、露出したGaN層12の表面がウェットエッチングされる面となる。
続いて、公知のリソグラフィー技術を用いて、窒化物半導体結晶膜12、14、16、18をパターニングし、半導体発光素子毎に分離する。このとき、接着メタル22はパターニングされず、半導体発光素子毎に分離された窒化物半導体結晶膜間には、接着メタル22が露出した状態となる。また、パターニングされた窒化物半導体結晶膜は、GaN層12からp型GaN層18に向かうにつれて膜面の面積が連続的に増大する、断面がテーパー形状のメサとなる。
次に、テーパー形状の窒化物半導体結晶膜および露出した接着メタル22、32の表面を覆うように、保護層として、例えばSiO膜40を形成する(図3(b))。窒化物半導体結晶膜がメサ形状であること、窒化物半導体結晶膜の、接着メタル22と接する下面の最小直径が、接着メタル22の上面の最小直径よりも小さいこと、および接着メタル22の接着メタル32と接する下面の最小直径が、接着メタル32の上面の最小直径よりも小さいことにより、接着メタル22と、メサ形状の窒化物半導体結晶膜の下部の周辺端領域とが密着した構造となり、保護層40と、接着メタル22、32との間が中空とならずに段切れのない保護層40を形成することができる。
次に、各半導体発光素子の上面を覆っている保護層40を除去する。ただし、各半導体発光素子の上面(GaN層12の上面)における外周領域の保護層40を残置する。これにより、各半導体発光素子の上面の外周領域を除いて上面が露出する(図3(c))。このとき、GaN層12の上面の表面粗さは100nm〜3000nm程度となる。
続いて、露出したGaN層12の上面の中央部にn電極44を形成する(図3(c))。なお、n電極44は、中央部に限らず、露出したGaN層12の上面の何処にでも形成してもよい。また、n電極の材料としては、アルカリ耐性の電極材料を用いることが好ましい。特にPt、Au、Ni、Tiのうちのいずれかの金属を含む材料を用いることが好ましく、この材料を用いることにより、後述のアルカリエッチングによりGaN層12の上面に形成される凹凸のサイズ(高低差)を大きなものとすることができる。平坦なGaN層12上にn電極44が形成されるため、密着性良く形成することができる。
n電極44が形成された後に、アルカリ溶液を供給し、露出したGaN層12の上面をウェットエッチングすることにより、露出したGaN層12の上面を粗面化する、すなわち、GaN層12は、露出した上面に凹凸が形成されたGaN層12aとなる(図3(c))。n電極44が形成された後にウェットエッチングすることにより、エッチング効果が高くなり、より凹凸が深くなる。これは、電子またはホールがGaN層12の表面とn電極44との間で移動して、それぞれの表面で電気化学反応が生じてエッチングが進行するためと考えられる。n電極44は光半導体素子1個につきそれぞれに形成される。したがって、ウェハ1枚につき電極を1箇所設けた場合に比べて凹凸が大きくなり、且つまた、ウェハ面内の各素子においてエッチング状態が均一となる。
本実施形態においては、アルカリ溶液として、濃度が1mol/lで温度が70℃の水酸化カリウムを用い、エッチングを15分間行った。十分なエッチングが進むと表面が白濁した状態となる。なお、水酸化カリウムに液漬した状態でUV照射することで凹凸を更に大きくすることができる。凹凸の大きさは数百nm〜数μm程度である。また、n電極44とGaN層12との間に断続的な電圧3V〜10Vを印加しながらエッチングを行うことによっても、凹凸を大きくすることができる。
このようにして凹凸が形成されたGaN層12の表面の断面の電子顕微鏡写真を図4(a)に示す。図4(a)からわかるように、大小様々な凹凸が形成されている。本実施形態によってGaN層12に形成された凹凸の高さ(高低差)を電子顕微鏡像により表面と断面像を観察すると、数μm(1μm〜3μm)の大きな凹凸と、数百nm(300nm以下)のオーダの小さな凹凸が混在していた。これにより、GaN層12と空気との境界面での反射が小さくなり、光取り出し効率を大きくすることができる。
これに対して、本実施形態の比較例としての半導体発光素子を、n電極44を形成しないでGaN層12の上面をエッチングする以外は本実施形態と同様にして形成する。この比較例の半導体発光素子における凹凸が形成されたGaN層12の表面の断面の電子顕微鏡写真を図4(b)に示す。図4(a)、4(b)からわかるように、本実施形態の半導体発光素子に形成される凹凸は、比較例の半導体発光素子に形成される凹凸に比べて大きくなっている。この比較例によってGaN層12に形成された凹凸の高さを計測すると、200nm程度の小さな凹凸のみが存在し、本実施形態と異なり、1μmのオーダの大きな凹凸は存在していなかった。
また、本実施形態の製造方法において、エッチング時間を5分間行った場合と、15分間行った場合における、凹凸が形成されたGaN層12の表面の電子顕微鏡写真を図5(a)、5(b)にそれぞれ示す。図5(a)、5(b)からわかるように、本実施形態のように、エッチングを15分間行うと、大きな凹凸と、小さな凹凸とが混在するが、5分間程度であれば、小さな凹凸しか形成されない。
次に、このような凹凸が形成された後のn電極44側からみた平面図を図6に示す。図6からわかるように、分離されていない素子が複数個、Si基板30上に配置されている。その後、図3(c)に示すように、シリコン基板30の、n電極44が形成された側と反対側の面にp電極46を形成する。
次に、図3(c)に示す工程の終了後、保護層40、接着メタル22、32、およびSi基板30のダイシングを行い、各半導体発光素子に分離することにより、図7に示す半導体発光素子を完成する。上記比較例の半導体発光素子もダイシングにより各半導体発光素子に分離する。
このようにして得られた本実施形態の半導体発光素子は、図8に示すように、比較例の半導体発光素子に比べて光取出し効率が1.2倍大きくなった。なお、図8は、エッチング時間を変えた場合における、本実施形態と比較例の半導体発光素子の発光強度の変化を示す図である。
以上説明したように、本実施形態によれば、光取り出し効率の高い半導体発光素子の製造方法を提供することができる。
なお、本実施形態においては、窒化物半導体結晶膜の上面の一部および側面、ならびにこの側面と接着メタルとの接合部が段切れのない保護層40によって覆われているので、アルカリ溶液を用いて窒化物半導体結晶膜の上面を粗面化しても、活性層および反射コンタクト電極20を十分に保護することが可能となる。これにより、大きい面積の反射コンタクト電極20を形成することができ、反射率を向上させることができる。さらに、大きいコンタクト電極を形成することが可能となるので、動作電圧の低下も望める。また、段切れのない保護層40が形成されるので、製造工程中に金属の付着等によるデバイスのリークやショートを防止することができる。さらに、段切れのない保護層40が形成されるので、接合、レーザリフトオフ等の大きな衝撃を有する、薄膜型の半導体発光素子の製造プロセスにも耐えることができ、保護層に割れ等が発生しない。
なお、支持基板としてはシリコン基板、シリコンカーバイド基板、シリコン基板にゲルマニウムを接合した基板、シリコン基板に銅等の金属をメッキした基板を用いることができる。また、シリコン基板としては(111)、(110)、(100)のいずかの面方位を持つ基板を用いてもよく、更にオフ角を合わせもつ基板を用いることができる。
また、保護層としては、二酸化ケイ素、窒化ケイ素、酸化ジルコニウム、酸化ニオブ、および酸化アルミニウムのいずれか含む材料を用いることが好ましい。
また、アルカリエッチングにおける薬液には水酸化カリウムの他に水酸化テトラメチルアンモニウムを用いることができる。望ましい濃度としては0.1mol/l〜10mol/lである。
また、コンタクト電極20としては、銀の他にアルミニウムまたはを用いることが望ましい。
また、接着メタル22としては、チタン、白金、金、およびタングステンのいずれかを含むことが好ましい。
また、接着メタル32としては、Au−Snの他に、Au−Si、Ag−Sn−Cu、Sn−Biなどの金属共晶である低融点金属、またはAu、Sn、Cu等の非はんだ材料を用いることができる。
10 窒化物半導体結晶成長基板(サファイア基板)
12 GaN層(バッファ層)
14 n型GaN層
16 多重量子井戸構造の活性層(InGaN層)
18 p型GaN層
20 p電極(反射コンタクト電極)
22 接着メタル
30 支持基板
32 接着メタル
40 保護層
44 n電極
46 p電極

Claims (2)

  1. p型窒化物半導体層と、前記p型窒化物半導体層上に設けられ窒化物半導体の多重量井戸構造を有する活性層と、前記活性層上に設けられたn型窒化物半導体層と、を有する積層膜と、
    n電極と、
    前記p型窒化物半導体層に接続するp電極と、
    前記n型窒化物半導体層の上面の表面に形成された凹凸領域と、
    を備え、前記凹凸領域は、高低差が1μm〜3μmの第1の凹凸と、高低差が300nm以下の第1の凹凸より小さな第2の凹凸が混在し、
    前記積層膜は、前記n型窒化物半導体層から前記p型窒化物半導体層に向かうにつれて膜面の面積が連続的に増大し、断面がテーパー形状であり、
    前記p型窒化物半導体層の下面の一部の領域に設けられたコンタクト電極と、
    前記n型窒化物半導体層の上面の外周領域、および前記積層膜の側面を覆う保護膜と、
    を更に備える半導体発光素子。
  2. 前記n電極は、Pt、Ni、Au、Tiのいずれか含む請求項1記載の半導体発光素子。
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