JP5589398B2 - 半導体ウェーハの製造方法 - Google Patents

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本発明は、半導体ウェーハの製造方法に関する。特に、本発明は、反りが生じている半導体発光素子ウェーハや半導体受光素子ウェーハ等を反りの影響を低減させながら所定の厚さに研削及び研磨する半導体ウェーハの製造方法に関する。
一般に、基板としてサファイア単結晶を用いる半導体発光素子は、サファイア基板上にIII−V族化合物半導体層等の化合物半導体層を成膜し、その上にさらに正極や負極等を設けた後、サファイア基板の被研削面を研削及び研磨して薄板化し、その後、適当な形状に切断することにより発光素子チップとして調製される(特許文献1参照)。
特開2008−177525号公報
ところで、サファイア基板は、化合物半導体層を成膜することにより反りが生じることが知られている。このような反りが生じたサファイア基板に研削及び研磨処理を施し薄板化すると、反りが更に大きくなる。そのため、基板にクラックが発生しやすく、また、発生したクラックによりサファイア基板が割れる場合もある。
本発明の目的は、半導体発光素子の製造方法において、サファイア基板の反りの増大を抑制し基板の割れを防止することにある。
かくして本発明によれば、下記[1]〜[6]に係る発明が提供される。
[1]半導体ウェーハの製造方法であって、基板と基板とは異なる材料で構成され且つ基板上に成膜された半導体層とを有する半導体ウェーハの反り量を測定する反り量測定工程と、反り量を測定した半導体ウェーハの基板における被研削面を研削処理する研削工程と、研削工程により研削処理された半導体ウェーハの被研削面を、第1の荷重下で第1の期間にわたってラッピング処理する第1のラッピング工程と、反り量測定工程において半導体層側が凸となり且つ基板側が凹となる反り量が得られた半導体ウェーハに関し、第1のラッピング工程によりラッピング処理された半導体ウェーハの被研削面を、第1の荷重より大きい第2の荷重下で第1の期間より短い第2の期間にわたってさらにラッピング処理する第2のラッピング工程と、を有することを特徴とする半導体ウェーハの製造方法。
[2]反り量測定工程における半導体ウェーハの反り量が30〜250μmの範囲であるとき、第1のラッピング工程において、第1の荷重が50g/cm 〜300g/cm の範囲から選択され、第2のラッピング工程において、第2の荷重が30g/cm〜230g/cmの範囲から選択されることを特徴とする[1]に記載の半導体ウェーハの製造方法。
[3]第1のラッピング工程において、第1の期間が5分間〜120分間の範囲から選択され、第2のラッピング工程において、第2の期間が10秒間〜5分間の範囲から選択されることを特徴とする[1]又は[2]に記載の半導体ウェーハの製造方法。
[4]第1のラッピング工程第2のラッピング工程とに跨って、板材に取り付けられた基板の被研削面が対向して配置されるラップ定盤に平均粒径1μm〜15μmの範囲から選択された粒径の遊離砥粒を供給することにより被研削面のラッピング処理を行うことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれかに記載の半導体ウェーハの製造方法。
[5]基板は、サファイアであり、半導体層は、III族窒化物半導体を含むn型半導体層、発光層、p型半導体層が積層されたもので構成されることを特徴とする[1]乃至[4]のいずれかに記載の半導体ウェーハの製造方法。
[6]反り量測定工程の後、反り量を測定した半導体ウェーハの基板側が外部に露出するように半導体層側を板材に取り付ける取付工程をさらに含み、取付工程に続く研削工程、第1のラッピング工程および第2のラッピング工程が、板材に半導体ウェーハを取り付けたままの状態で行われることを特徴とする[1]乃至[5]のいずれかに記載の半導体ウェーハの製造方法。
本発明によれば、半導体発光素子の製造方法において、基板と基板とは異なる材料で構成され且つ基板上に成膜された半導体層とを有する半導体ウェーハの反り量を測定する反り量測定工程と、反り量を測定した半導体ウェーハの基板における被研削面を研削処理する研削工程と、研削工程により研削処理された半導体ウェーハの被研削面を、第1の荷重下で第1の期間にわたってラッピング処理する第1のラッピング工程と、反り量測定工程において半導体層側が凸となり且つ基板側が凹となる反り量が得られた半導体ウェーハに関し、第1のラッピング工程によりラッピング処理された半導体ウェーハの被研削面を、第1の荷重より大きい第2の荷重下で第1の期間より短い第2の期間にわたってさらにラッピング処理する第2のラッピング工程とを有することにより、ウェーハの反りの増大を抑制し、ウェーハの割れ発生率を抑制することができる。
本実施の形態が適用される半導体発光素子の製造方法の流れを説明するフローチャートである。 本実施の形態で用いる半導体発光素子の積層構造の一例を説明する図である。 本実施の形態で用いるウェーハを所定の研削機のセラミックプレートに貼着した状態を説明する図である。 ウェーハを固定したセラミックプレートをラップ定盤のラップ面の上に置いた状態を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々変形して実施することが出来る。また、使用する図面は本実施の形態を説明するためのものであり、実際の大きさを表すものではない。
図1は、本実施の形態が適用される半導体発光素子の製造方法の流れを説明するフローチャートである。なお、本発明は半導体受光素子等の製造方法にも適用される。半導体発光素子の製造方法においては、先ず、基板と基板上に成膜された半導体層とを有するウェーハを調製する(ウェーハの調製工程:ステップ100)。本実施の形態では、サファイア基板上にサファイアとは異なる材料であるIII族窒化物半導体を含む半導体層を成膜することにより、サファイア基板に反りが生じる。次に、調製したウェーハの反り量を測定する(反り量測定工程:ステップ200)。続いて、ウェーハの被研削面を、例えば、固定砥石を用いて所定の厚さになるまで研削する(ウェーハの研削工程:ステップ300)。さらに、研削処理によってダメージを受けたウェーハの被研削面を、本実施の形態では、遊離砥粒を用いるラッピング処理により研磨する(第1のラッピング工程:ステップ400)。そして、ラッピング処理の最後に、ウェーハの被研削面を、予め測定したウェーハの反り量に応じた荷重下でさらにラッピング処理を施す(第2のラッピング工程:ステップ500)。ラッピング処理を施したウェーハは、所定の大きさに切断され、発光素子チップが得られる(チップの調製工程:ステップ600)。次に、各ステップについて詳述する。
<ウェーハの調製工程:ステップ100>
初めに、本実施の形態が適用される半導体発光素子の製造方法により製造する半導体発光素子の構成を説明する。
図2は、本実施の形態における半導体発光素子の一例である積層半導体Iを説明する図である。図2に示すように、積層半導体Iは、基板11上に形成された中間層12の上に、III族窒化物半導体からなる下地層13、n型半導体層14、発光層15、p型半導体層16が順次積層されている。ここで、n型半導体層14、発光層15及びp型半導体層16の積層体を半導体層20と称する。
n型半導体層14は、n型コンタクト層14a及びn型クラッド層14bを有する。発光層15は、障壁層15a及び井戸層15bが交互に積層された構造を有する。p型半導体層16は、p型クラッド層16a及びp型コンタクト層16bが積層されている。
本発明において、基板11を構成する材料としては、例えば、サファイア、炭化ケイ素(シリコンカーバイド:SiC)、シリコン、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化マンガン、酸化ジルコニウム、酸化マンガン亜鉛鉄、酸化マグネシウムアルミニウム、ホウ化ジルコニウム、酸化ガリウム、酸化インジウム、酸化リチウムガリウム、酸化リチウムアルミニウム、酸化ネオジウムガリウム、酸化ランタンストロンチウムアルミニウムタンタル、酸化ストロンチウムチタン、酸化チタン、ハフニウム、タングステン、モリブデン等が挙げられる。これらの中でも、サファイアが好ましく、本実施の形態ではサファイアを使用している。
中間層12を構成する材料としては、一般式AlGaInNで表されるIII族窒化物半導体であれば特に限定されない。
下地層13に用いる材料としては、Gaを含むIII族窒化物(GaN系化合物半導体)が用いられ、特に、AlGaN、又はGaNを好適に用いることができる。下地層13の膜厚は0.1μm以上、好ましくは1μm以上であり、望ましくは15μm以下である。
n型半導体層14は、n型コンタクト層14a及びn型クラッド層14bから構成される。n型コンタクト層14aとしては、下地層13と同様にGaN系化合物半導体が好ましく用いられる。また、下地層13及びn型コンタクト層14aを構成する窒化ガリウム系化合物半導体は同一組成であることが好ましく、これらの合計の膜厚を0.2μmμm〜20μm、好ましくは0.5μm〜15μm、さらに好ましくは1μm〜12μmの範囲に設定することが好ましい。
n型クラッド層14bは、AlGaN、GaN、GaInN等によって形成することが可能である。また、これらの構造のヘテロ接合や複数回積層した超格子構造としてもよい。n型クラッド層14bの膜厚は、好ましくは5nm〜500nm、より好ましくは5nm〜100nmの範囲である。
発光層15は、窒化ガリウム系化合物半導体からなる障壁層15aと、インジウムを含有する窒化ガリウム系化合物半導体からなる井戸層15bとが交互に繰り返して積層され、且つ、n型半導体層14側及びp型半導体層16側に障壁層15aが配される順で積層して形成される。
井戸層15bには、インジウムを含有する窒化ガリウム系化合物半導体として、例えば、Ga1−sInN(0<s<0.4)等の窒化ガリウムインジウムを用いることができる。
また、障壁層15aとしては、井戸層15bよりもバンドギャップエネルギーが大きいAlGa1−cN(0≦c≦0.3)等の窒化ガリウム系化合物半導体を好適に用いることができる。
p型半導体層16は、p型クラッド層16a及びp型コンタクト層16bから構成される。p型クラッド層16aとしては、好ましくは、AlGa1−dN(0<d≦0.4)のものが挙げられる。p型クラッド層16aの膜厚は、好ましくは1nm〜400nmであり、より好ましくは5nm〜100nmである。
p型コンタクト層16bとしては、少なくともAlGa1−eN(0≦e<0.5)を含んでなる窒化ガリウム系化合物半導体層が挙げられる。p型コンタクト層16bの膜厚は、特に限定されないが、10nm〜500nmが好ましく、より好ましくは50nm〜200nmである。
本実施の形態において、上述した積層構造を有するIII族窒化物半導体発光素子としてのウェーハは、通常、以下の手順により製造される。先ず、基板11上に、III族窒化物からなる中間層12を成膜し、成膜した中間層12上に、下地層13、n型半導体層14、発光層15、及びp型半導体層16を順次積層する。
ここで、基板11上にIII族窒化物半導体結晶をエピタキシャル成長させる際、例えば、スパッタ法等を用いて、プラズマで活性化して反応した原料を基板11上に成膜して中間層12を形成する。
中間層12をスパッタ法によって形成した後、その中間層12上に、有機金属化学気相成長法(MOCVD)により、下地層13、n型半導体層14、発光層15及びp型半導体層16を順次成膜する。
そして、基板11上に中間層12、下地層13及び半導体層20を成膜した後、半導体層20のp型半導体層16上に透光性正極(図示せず)が積層され、その上に正極ボンディングパッド(図示せず)が形成される。さらに、n型半導体層14のn型コンタクト層14aに形成された露出領域(図示せず)に負極(図示せず)が設けられたウェーハが形成される。
<ウェーハの反り量測定工程:ステップ200>
次に、調製したウェーハの反り量を測定する(ウェーハの反り量測定工程:ステップ200)。サファイア基板上にIII族窒化物半導体を成膜した場合、ウェーハ中央部がウェーハ周辺部よりも高くなる形状(上に凸)に反る。そこで、ウェーハの反り量を、水平な基準面に置いたウェーハの裏面中心部と基準面との距離と定義する。
本実施の形態において、ウェーハの反り量は、以下の方法にて測定する。先ず、半導体層が成膜された面を上にしてウェーハを基準面に置き、ウェーハ表面中心部の基準面からの高さ(H)を測定する。次にウェーハの厚さを、ウェーハ中心部1箇所と周辺部4箇所の合計5箇所において測定し、5箇所のウェーハの厚さを平均して、当該ウェーハの厚さ(t)とする。そして、ウェーハ表面中心部の基準面からの高さ(H)とウェーハの厚さ(t)との差(H−t)を反り量とする。
本実施の形態において、サファイア製の基板11上に、III族窒化物半導体を含む化合物半導体の積層構造を形成すると、基板11の反り量は、例えば30μm〜250μm程度である。これは、有機金属化学気相成長法(MOCVD)により化合物半導体の積層構造を形成する場合、主として、サファイア製の基板11と化合物半導体との熱膨張係数の差により、基板11に反りが生じることに原因があると考えられる。
<ウェーハの研削工程:ステップ300>
次に、ウェーハの被研削面を研削する(ウェーハの研削工程:ステップ300)。本実施の形態では、研削処理により、基板11の厚さを、ウェーハ調製後の約1000μm程度から約160μm程度にまで減少させる。研削処理は、例えば、ウェーハを所定の研削機に取り付け、研削機の固定砥石によりウェーハの被研削面を研削する。研削処理の時間は、特に限定されないが、本実施の形態では、通常、約5〜120分間程度である。
研削処理に使用する固定砥石としては、特に限定されず、例えば、メタル砥石及びビトリ砥石等が挙げられる。また、砥石の形状としては、例えば、粗研削カップホイール型研削砥石等が挙げられる。砥石粒の砥粒粒度としては、例えば、砥番(JIS一般砥粒粒度)270〜1,800の範囲から選択される。
研削処理を施すウェーハは、以下の通り所定の研削機に取り付けられる。
図3は、本実施の形態で用いるウェーハ10を所定の研削機(図示せず)のセラミックプレート(固定板)31に固定した状態を説明する図である。
図3に示すように、基板11上にIII族窒化物半導体からなる半導体層20(図2参照)を積層して形成されたウェーハ10は、固定シート32及び固定用ワックス(固定材)33を介し、例えば、4個のウェーハ10が円盤状に形成されたセラミックプレート31のプレート面31aに固定されている。4個のウェーハ10は、被研削面10aが露出するように(図3では、上向き)、プレート面31aの同心円上に固定されている。
尚、固定シート32としては、薄葉紙又は不織布が挙げられる。ここで、薄葉紙とは、JIS P4500に準拠する機械すき和紙をいう。また、不織布とは、織ったり、編んだりすることなく繊維同士を結合させたシートをいう。この不織布としては、例えば、綿、麻、羊毛繊維、しゅろ繊維、ココヤシ繊維等の天然繊維;ポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアクリロニトリル、ポリウレタン等の合成繊維;ガラス繊維、炭素繊維、金属繊維の無機繊維から構成されるもの等が挙げられる。また、固定用ワックス33としては、例えば、ビニル系高分子化合物、石油系樹脂、ロジン等の天然樹脂およびそれらの誘導体、パラフィンワックス等の熱可塑性を有する樹脂、ポリグリセリンの脂肪酸エステル、ポリグリセリンのエチレンオキシド又はプロピレンオキシドの付加物が挙げられる。
ウェーハ10は、以下の手順によりセラミックプレート31のプレート面31aに固定される。先ず、固定用ワックス33を、例えば、スピンコーター等によりウェーハ10のIII族窒化物半導体からなる半導体層20(図2参照)上に均一に塗布する。次に、塗布された固定用ワックス33上に固定シート32を載置し、さらに固定シート32上に固定用ワックス33を塗布する。
続いて、所定の加熱装置(図示せず)によりベーキングすることで、固定用ワックス33中に含まれる溶剤等の揮発分を揮散させる。次いで、所定の温度に加温されたセラミックプレート31のプレート面31aに、被研削面10aが露出するようにウェーハ10を貼着する。このとき、セラミックプレート31は、通常、固定用ワックス33の主成分の樹脂の軟化点より約20℃〜50℃程度高温に加熱する。その後、放冷等によりセラミックプレート31を冷却することにより、固定用ワックス33に含まれる樹脂が固化してウェーハ10がプレート面31aに固定される。本実施の形態では、2層の固定用ワックス33と固定シート32との厚さは、30μm〜70μmである。
<第1のラッピング工程:ステップ400>
続いて、ウェーハ10の被研削面はラッピング処理される(第1のラッピング工程:ステップ400)。ここで、ラッピングは、通常、ラップ定盤と呼ばれる平面の台上にウェーハ10を被研削面10aが下に向くようにして置き、ラップ定盤とウェーハ10の被研削面10aとの間に、砥粒としてダイヤモンドスラリー等のラップ剤を挟み、ウェーハ10に上から所定荷重を加え、摺動させてウェーハ10の被研削面10aの研磨を行う。
図4は、ウェーハ10を固定したセラミックプレート31をラップ定盤34のラップ面34aの上に置いた状態を説明する図である。
図4に示すように、研削処理が施されたウェーハ10の被研削面10aとラップ定盤34のラップ面34aとを対向させ、ウェーハ10を固定したセラミックプレート31をラップ定盤34の上に置く。続いて、所定の上下動機構(図示せず)により所定の圧接手段40を下降させセラミックプレート31の上面に当接させ、圧接手段40により、ウェーハ10の被研削面10aを圧力Pでラップ面34aに圧接する。
本実施の形態では、圧接手段40は、セラミックプレート31の上面(載置面)に載置され、セラミックプレート31を介してウェーハ10の被研削面10aをラップ定盤34のラップ面34aへ圧接させるものであり、例えば、錘(ウエイト)で構成されている。尚、圧接手段40は、例えば、シリンダによる流体圧を利用する構成であってもよい。
本実施の形態では、圧力Pは、ラッピング処理され得る圧力範囲であればよく、ラッピング処理されるウェーハ10の径により適宜選択され、特に限定されない。ウェーハ10の径が、2インチ〜6インチの場合、圧力Pは、好ましくは、50g/cm〜300g/cmの範囲から設定される。この範囲から設定された圧力Pでウェーハ10を加圧し、ウェーハ10の被研削面10aをラップ面34aに圧接している。そして、所定の回転駆動機構(図示せず)によりセラミックプレート31及びラップ定盤34をA方向に回転させ、各ウェーハ10の被研削面10aを研磨する。
本実施の形態では、各ウェーハ10の被研削面10aをラッピング処理する際に、各ウェーハ10の被研削面10aとラップ定盤34のラップ面34aとが摺り合わされる部分に研磨材としての遊離砥粒を供給する。研磨材の種類は特に限定されず、例えば、ダイヤモンドを成分とするスラリー型(ダイヤモンド砥粒)の研磨材を使用することができる。ダイヤモンド砥粒の粒度に特に制限はないが、1μm〜15μmであることが好ましく、3μm〜12μmであることがより好ましい。
ラップ定盤34のラップ面34aに遊離砥粒を供給する方法に特に制限はなく、例えば、ラップ定盤34上に遊離砥粒を粉粒体そのまま供給する方法、遊離砥粒を水や油に分散した研磨液として供給する方法が挙げられる。研磨液の供給方法に特に制限はなく、例えば、連続的供給、間欠的供給が挙げられる。
また、ラッピングの方式としては、上述したようにスラリー型(ダイヤモンド砥粒)の研磨材をラップ定盤34のラップ面34aに遊離砥粒を供給する湿式ラッピング、ラップ定盤34のラップ面34aに研磨材を埋め込みラッピングを行う乾式ラッピングが挙げられる。湿式ラッピングは、熱の発生を抑制しやすい傾向がある。乾式ラッピングは、ラップ定盤34のラップ面34aに埋め込まれた砥粒が、ウェーハ10の被研削面10aに対し滑りながら研磨が行われるので、研磨量は少ないが、光沢のある仕上げ加工が得られやすい傾向がある。本実施の形態では、ラップ定盤34のラップ面34aに遊離砥粒を供給する湿式ラッピングが好ましい。なお、本発明は乾式ラッピングにも適用することができる。
本実施の形態では、約5分間〜120分間程度のラッピング処理(第1のラッピング工程)、ウェーハ10の被研削面10aが研磨され、ウェーハ10の基板11の厚さは、約160μmから約120μm程度迄に減少する。
<第2のラッピング工程:ステップ500>
次に、第2のラッピング工程について説明する。前述した第1のラッピング工程においてラッピング処理されたウェーハ10の被研削面10aは、予め測定したウェーハ10の反り量に応じた荷重下で、さらに、ラッピング処理が施される(第2のラッピング工程:ステップ500)。この処理を施すことにより、ウェーハ10の被研削面10aに残留するダメージの深さをコントロールし、ウェーハ10の反りを低減させる。
本実施の形態では、研削処理及びラッピング処理を施す前に測定したウェーハ10の反り量が30μm〜250μmの範囲であるとき、ウェーハ10の被研削面10aは、新たに、30g/cm〜230g/cmの範囲で設定された荷重下で、さらにラッピング処理が施される。
さらに、好ましい例示としては、平均粒径9μmの遊離砥粒をラップ定盤34に供給する条件下、直径4インチのウェーハ10の反り量が30μm以上60μm未満の場合、ウェーハ10には、50g/cm以上110g/cm未満の範囲から選択された荷重が架けられ、ウェーハ10の反り量が60μm以上90μm未満の場合、ウェーハ10には、110g/cm以上170g/cm未満の範囲から選択された荷重が架けられ、さらに、ウェーハ10の反り量が90μm以上120μm未満の場合、ウェーハ10には、170g/cm以上230g/cm未満の範囲から選択された荷重が架けられる。
また、例えば、平均粒径9μmの遊離砥粒をラップ定盤34に供給する条件下、直径6インチのウェーハ10の反り量が50μm以上100μm未満の場合、ウェーハ10には、50g/cm以上110g/cm未満の範囲から選択された荷重が架けられ、ウェーハ10の反り量が100μm以上160μm未満の場合、ウェーハ10には、110g/cm以上170g/cm未満の範囲から選択された荷重が架けられ、さらに、ウェーハ10の反り量が160μm以上220μm未満の場合、ウェーハ10には、170g/cm以上230g/cm未満の範囲から選択された荷重が架けられる。
上記の条件下におけるラッピング処理を施しても、ウェーハ10の反りが低減しない場合は、ラップ定盤34に供給する遊離砥粒の平均粒径を12μmに変更し、さらに、上記と同様な反り量と荷重の関係に従い、ラッピング処理を施す。
ここで、第2のラッピング工程におけるウェーハ10への荷重は、前述したように、本実施の形態では、セラミックプレート31の上面(載置面)に載置された、例えば、錘(ウエイト)で構成された圧接手段40により、適宜調整する。尚、圧接手段40は、例えば、シリンダによる流体圧を利用する構成であってもよい。
本実施の形態において、第2のラッピング工程では、前述した第1のラッピング工程でラッピング処理を施したウェーハ10の被研削面10aを、10秒間〜5分間の範囲で、さらにラッピング処理を行う。
上述した条件下で行われる第2のラッピング工程におけるラッピング処理のレートは、本実施の形態では、通常、0.5μm/分〜5μm/分である。このラッピング処理により、ウェーハ10の厚さは、さらに、0.1μm〜4.5μm程度減少し、同時にウェーハ10の反りが低減する。
<チップの調製工程:ステップ600>
上述した2段階のラッピング処理(第1のラッピング工程、第2のラッピング工程)により被研削面10aがラッピング処理されたウェーハ10は、その後、例えば、350μm角の正方形に切断することにより半導体発光素子として形成される。
以上、詳述したように、本実施の形態によれば、III族窒化物半導体層の成膜操作により基板11に反りが生じた場合であっても、ウェーハ10に割れが生じることなく、基板11を所定の厚さに研削し、被研削面をラッピング処理することが可能である。
以下に、本発明を、試験例を挙げて詳細に説明するが、本発明はこれらの試験例にのみ限定されるものではない。
(試験例1)
以下に示す方法により、基板11と基板11上に成膜された半導体層20とを有するウェーハ10を調製した。
まず、厚さが約1000μm程度で径が4インチのサファイア基板11を準備し、図2に示すように、基板11上に、スパッタ法を用いてAlNからなる中間層(バッファ層)12を成膜し、引き続きMOCVD法を用いてアンドープGaNからなる下地層13と、n型半導体層14、発光層15、p型半導体層16を順次積層をした。なお、n型半導体層14は、Siドープn型GaNからなるn型コンタクト層14aとIn0.03Ga0.97Nからなるn型クラッド層14bとから形成した。
発光層15は、n型半導体層14上に、GaN障璧層とGa0.92In0.08N井戸層とを6回積層し、最後にGaN障璧層を積層して多重量子井戸構造からなる発光層15を形成した。p型半導体層16は、発光層15上にMgドープAlGaNからなるp型クラッド層16aとMgドープp型GaNからなるp型コンタクト層16bから形成した。
次に、p型半導体層16上にスパッタ法により、ITO(酸化インジウム錫(In−SnO))からなる透光性正極を積層し、その上に正極ボンディングパッドを形成した。さらに、半導体発光素子の負極を形成するためにマスクプロセスとエッチングプロセスにより、n型半導体層14のn型コンタクト層14aに露出領域を設け、負極を形成した。
次に、このようにして調製したウェーハ10の反り量を測定した結果、70μmであった。
次に、ウェーハ10を固定シート32及び固定用ワックス(固定材)33を介して、図3に示すようにセラミックプレート31のプレート面31aに固定した後、研削機によって半導体発光素子が形成されていない裏面を研削し、基板11の厚さが160μm程度に処理した。研削砥石としては、メタル砥石を用いた。
続いて、ウェーハ10の裏面を、図4に示すように、前述の方法にて第1のラッピング処理をした。なお、第1のラッピング処理における圧接手段40の圧力Pを100g/cmにして、基板11の厚さを160μmから120μm程度迄に減少させた。
最後に、第2のラッピング処理を行った。ここで、第2のラッピング処理における圧接手段40の圧力Pを130g/cmにして、基板11の厚さを3μm減少させた。第2のラッピング処理後のウェーハ10の反りは、4枚とも約50μmとなった。また、ウェーハ10の割れ発生率の結果を表1に示す。
(試験例2)
試験例1と同様な条件でウェーハ10を調製し、第2のラッピング工程における圧力Pを80g/cmにした以外は試験例1と同様な条件に設定し、ウェーハ10に研削処理及びラッピング処理を施した。第2のラッピング処理後のウェーハ10の反りは、4枚とも約150μmとなった。また、ウェーハ10の割れ発生率の結果を表1に示す。
(試験例3)
試験例1と同様な条件でウェーハ10を調製し、ウェーハ10の反り量を測定せずに、研削処理及びラッピング処理を施し、さらに、第2のラッピング工程における圧力Pを100g/cmにした以外は、試験例1と同様な条件に設定して比較実験した。第2のラッピング処理後の4枚のウェーハ10の反りは、−2000μm〜+2000μmの間でばらついていた。また、ウェーハ10の割れ発生率の結果を表1に示す。
(試験例4)
基板11として、厚さが約1500μm程度で径が6インチのサファイア基板11を準備し、試験例1に記載の方法に準じてウェーハ10を調製した。このようにして調製した6インチのウェーハ10の反り量は、120μmであった。さらに第1のラッピング処理における圧力Pを100g/cmにして、基板11の厚さを約160μmから約120μm迄に減少させた。
第2のラッピング処理における圧接手段40の圧力Pを130g/cmにして、基板11の厚さを3μm減少させた。第2のラッピング処理後のウェーハ10の反りは、4枚とも約70μmとなった。また、ウェーハ10の割れ発生率の結果を表1に示す。
(試験例5)
試験例4と同様な条件でウェーハ10を調製し、第2のラッピング工程における圧力Pを80g/cmにした以外は、試験例4と同様な条件に設定し、ウェーハ10に研削処理及びラッピング処理を施した。第2のラッピング処理後のウェーハ10の反りは、4枚とも約210μmとなった。また、ウェーハ10の割れ発生率の結果を表1に示す。
(試験例6)
試験例4と同様な条件でウェーハ10を調製し、ウェーハ10の反り量を測定せずに、第2のラッピング工程における圧力Pを100g/cmにした以外は、試験例4に記載の条件に設定して比較実験した。第2のラッピング処理後の4枚のウェーハ10の反りは、−3000μm〜+3000μmの間でばらついていた。また、ウェーハ10の割れ発生率の結果を表1に示す。
Figure 0005589398
表1に示す結果から、ウェーハ(半導体ウェーハ)の製造方法において、予め、ウェーハの反り量を測定し、研削処理・ラッピング処理の後、ウェーハの反り量に応じた荷重下でさらにラッピング処理することにより(試験例1,2,4及び5)、ウェーハの反り量の増大を抑制し、ウェーハの割れ発生率を抑制できることが分かる。
10…ウェーハ、11…基板、12…中間層、13…下地層、14…n型半導体層、15…発光層、16…p型半導体層、20…半導体層、31…セラミックプレート(固定板)、32…固定シート、33…固定用ワックス、34…ラップ定盤、40…圧接手段

Claims (6)

  1. 半導体ウェーハの製造方法であって、
    基板と当該基板とは異なる材料で構成され且つ当該基板上に成膜された半導体層とを有する半導体ウェーハの反り量を測定する反り量測定工程と、
    前記反り量を測定した前記半導体ウェーハの前記基板における被研削面を研削処理する研削工程と、
    前記研削工程により研削処理された前記半導体ウェーハの前記被研削面を、第1の荷重下で第1の期間にわたってラッピング処理する第1のラッピング工程と、
    前記反り量測定工程において前記半導体層側が凸となり且つ前記基板側が凹となる前記反り量が得られた半導体ウェーハに関し、前記第1のラッピング工程によりラッピング処理された当該半導体ウェーハの前記被研削面を、前記第1の荷重より大きい第2の荷重下で前記第1の期間より短い第2の期間にわたってさらにラッピング処理する第2のラッピング工程と、
    を有することを特徴とする半導体ウェーハの製造方法。
  2. 前記反り量測定工程における前記半導体ウェーハの前記反り量が30〜250μmの範囲であるとき、
    前記第1のラッピング工程において、前記第1の荷重が50g/cm 〜300g/cm の範囲から選択され、
    前記第2のラッピング工程において、前記第2の荷重が30g/cm〜230g/cmの範囲から選択されることを特徴とする請求項1に記載の半導体ウェーハの製造方法。
  3. 前記第1のラッピング工程において、前記第1の期間が5分間〜120分間の範囲から選択され、
    前記第2のラッピング工程において、前記第2の期間が10秒間〜5分間の範囲から選択されることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体ウェーハの製造方法。
  4. 前記第1のラッピング工程前記第2のラッピング工程とに跨って、板材に取り付けられた前記基板の前記被研削面が対向して配置されるラップ定盤に平均粒径1μm〜15μmの範囲から選択された粒径の遊離砥粒を供給することにより、当該被研削面のラッピング処理を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体ウェーハの製造方法。
  5. 前記基板は、サファイアであり、
    前記半導体層は、III族窒化物半導体を含むn型半導体層、発光層、p型半導体層が積層されたもので構成されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体ウェーハの製造方法。
  6. 前記反り量測定工程の後、前記反り量を測定した前記半導体ウェーハの前記基板側が外部に露出するように前記半導体層側を板材に取り付ける取付工程をさらに含み、
    前記取付工程に続く前記研削工程、前記第1のラッピング工程および前記第2のラッピング工程が、前記板材に前記半導体ウェーハを取り付けたままの状態で行われることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の半導体ウェーハの製造方法。
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