JP5589104B2 - 竪樋取付具 - Google Patents

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本発明は、竪樋を建物の外壁に取付固定するための竪樋取付具に関する。
従来のこの種の竪樋取付具としては、たとえば特許文献1に記載されたものが挙げられる。
この文献の竪樋取付具は、建物の外壁に固定される壁固定部材と、竪樋の背面に突出形成された取付部を挟着係止し、竪樋の長手方向に沿って開設された長孔を介して、壁固定部材に対してスライド可能にリベットで連結される、ばね性を有した一対の挟着片を有した挟着体とを備えている。すなわち、この竪樋取付具によれば、壁固定部材と挟着体とを連結状態にしてスライド調節することで、壁固定部材の外壁への取付位置と、竪樋の取付部との上下方向(竪樋の長手方向)の位置合わせができるようになっている。
特開2005−90073号公報 図4
しかしながら、上記特許文献1のものは、挟着体の一対の挟着片をつまんだ状態で、固定片に対して相対的に90度回転操作することで、挟着体と壁固定部材とを相互に圧接係止または係止解除する構造であるため、現場での操作がしにくいという問題がある。
さらに、上記特許文献1のものは挟着体と壁固定部材とをリベットで連結する構成であるため、いったん連結すると、両部材を分離することが容易にはできない。そのため、一方の部材のみが損傷した場合でも両部材を交換しなければならない。なお、リベットの代わりにボルト、ナットを用いれば分離は可能だが、取り外し作業は面倒であり、部品点数が多くなるという問題もある。
本発明は、このような問題を考慮して提案されたもので、簡単な操作で挟着体と壁固定部材とを相互にスライド調節できるとともに、リベット等の連結具を用いることなく挟着体と壁固定部材とを連結、分離できる竪樋取付具を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の竪樋取付具は、建物の外壁に固定される壁固定部材と、竪樋の背面に突出形成された取付部を挟着係止し、壁固定部材に対してスライド可能に連結される挟着体とを備えた竪樋取付具であって、挟着体は、一組のばね性を有した挟着片を備えた溝状体よりなり、壁固定部材は、挟着体をその溝底の外面側より抱え込むようにして係止固定する係止部を備えている一方、挟着片は、竪樋の長手方向に沿った段階的可変位置で係止部に係止され得る被係止部を備えており、挟着体の挟着片を挟着方向につまんで、壁固定部材による係止を解除して、壁固定部材が挟着体を抱え込んだ状態でスライド自在とされており、挟着片にはスライド用開口が形成されており、被係止部は、スライド用開口の縁部の外面に竪樋の長手方向に沿って形成された連続凹凸を有してなる一方、係止部は、スライド用開口に嵌入し、縁部に掛止する爪片と、連続凹凸の凹部に嵌合する凸部とを有してなり、挟着片の外面にはスライド用開口に通じる誘導溝が形成され、挟着体の挟着片を挟着方向につまんだ状態で、爪片を誘導溝を摺動させてスライド用開口に嵌入させる構成となっていることを特徴とする。
請求項に記載の竪樋取付具は、挟着片は、スライド用開口より切り起こし形成された、竪樋を押圧する押圧部を備えていることを特徴とする。
請求項に記載の竪樋取付具は、挟着体は、一組の挟着片をつなぐ基板部を備えており、基板部に竪樋に対する当て止め片が切り起こし形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の竪樋取付具によれば、上述した構成となっているため、壁固定部材が挟着体を抱え込んだ状態でスライド調節することができ、その結果、壁固定部材の外壁への取付位置と、竪樋の取付部との竪樋の長手方向の位置合わせを容易かつ迅速に行うことができる。
また、壁固定部材が挟着体をその溝底の外面側より抱え込むようにして係止固定する構造となっているため、リベット等の連結具を用いることなく壁固定部材と挟着体とを連結することができ、部品点数を減らすこともできる。また、リベット等の連結具を用いない構成であるため両部材の分離も容易に行える。
さらに、挟着体の挟着片には、壁固定部材の爪片をスライド用開口へ嵌入するためのため誘導溝が形成されているため、挟着片をつまんで弾性変形させておけば、壁固定部材を容易に挟着体に取り付けることができる。また、連結した後は、つまみ操作を止めて挟着片を弾性復帰させれば、両部材の連結状態を維持でき、外れるおそれはない。また、上述した構成であるため両部材をつまみ、スライド操作で分離することも容易に行える。
請求項に記載の竪樋取付具によれば、挟着片が竪樋を押圧する押圧部を備えているため、竪樋がぐらつくことなく挟着状態を維持できる。押圧部は挟着片のスライド用開口の切り起こし片で構成されているため、開口を形成するために取り除くべき材料を有効活用することができ、多くの材料を必要とせず省材料、省コストに寄与できる。
請求項に記載の竪樋取付具によれば、挟着体の基板部に竪樋に対する当て止め片が形成されているため、竪樋を適切な位置で挟着することができる。また、竪樋が挟着片間に深く嵌まり込んで挟着片が塑性変形したり、挟着片による竪樋への挟着係止が外れたりすることを防止できる。
さらに、この当て止め片は基板部を切り起こし形成したものであるため、省材料化、省コスト化を図れる。また、基板部にはリベット等の連結具を貫通させるためのスライド孔を設ける必要がないため、当て止め片を適所に設けることができる。
本発明の一実施形態に係る竪樋取付具の構成一部材である挟着体の説明図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA方向から見た正面図、(c)は側面図である。 同竪樋取付具の構成他部材である壁固定部材の説明図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のB方向から見た正面図、(c)は側面図である。 (a)は壁固定部材と挟着体の連結過程の状態を示す平面図、(b)は同連結状態を示す平面図である。 (a)、(b)は図3(a)、(b)に対応した側面図である。 壁固定部材の挟着体に対する凹凸係止構造を示す要部拡大断面図であり、(a)は係止状態、(b)は係止解除状態を示す図である。 同竪樋取付具の使用態様を示す側面図である。 (a)、(b)は同竪樋取付具の使用態様(取付手順)を示す部分断面平面図である。
以下に、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。
本実施形態の竪樋取付具1は、竪樋2(図6、図7参照)を建物の外壁Wに上下方向に沿わせるように取り付けるための取付具であり、竪樋2(以下の実施形態では竪樋用の継手2b)の背面に突出形成された取付部3(図6、図7参照)を挟着係止する挟着体10(図1、図3、図4および図5参照)と、外壁Wに取付固定される壁固定部材20(図2、図3、図4および図5参照)とを備えている。
竪樋取付具1は、挟着体10と壁固定部材20とを重ね合わせて連結、固定した状態で、壁固定部材20が外壁Wにビス等の固定具で固定される構成となっている。
挟着体10と壁固定部材20とは、図3(a)、(b)、図4(a)、(b)および図7(a)、(b)に示すように、壁固定部材20が挟着体10を後方(外壁W側)より抱え込むようにして連結、固定される。
このように両部材が連結するために、壁固定部材20は係止部20Aを一体的に備え、挟着体10は壁固定部材20の係止部20Aに係止される被係止部10Aを一体的に備えている。
まず、挟着体10の構造および挟着体10が有している被係止部10Aについて説明する。
挟着体10は、金属薄板により折曲形成されており、略矩形状の基板部11(連結部)と、その幅方向の両端より拡開状(ハ字状)に延びた一対の挟着片12、12とを備えて溝状体をなしており、挟着片12、12はそれらの先端同士が近づき、あるいは遠ざかるように弾性変形し得るばね性を有している。
基板部11の上下2箇所には、前方に突出した竪樋2を前後方向に位置決めするための当て止め片13、13が切り起こし形成されている。当て止め片13、13は基板部11の本体に対して垂直に突出している。その突出端部は折り曲げられて丸みを帯びた形状となっており、挟着片12、12が竪樋2を挟着した際に当て止めにより竪樋2の外面が損傷することを防止できるようになっている。
このように、当て止め片13、13は基板部11を切り起こし形成したものであるため、省材料化、省コスト化を図れる。また、基板部11にはリベット等の連結具を貫通させるためのスライド孔を設ける必要がないため、当て止め片13を適所に設けることができる。本実施形態では当て止め片13、13は上下に設けてあるが、たとえば中央部に設けて、取付部3に当接することができる構成としてもよい。なお、当て止め片13の作用の詳細については図6および図7の説明において後述する。
挟着片12、12には、当て止め片13、13の上下方向の位置とほぼ同位置を開口上下端縁としたスライド用開口12a、12aが形成されている。
このスライド用開口12aの基板部11側(後方側)の開口縁部12aaには、挟着片12の上下方向に沿って内外面に交互に突出してなる波状の連続凹凸12bが形成されている。なお以下では、挟着片12の外面(溝状体の溝内側を内面とする)から見た凹凸を基準として凹、凸と記述する。
このスライド用開口12aの連続凹凸12bを有した開口縁部12aaには後述する壁固定部材20の爪片24が掛止されるとともに、連続凹凸12bの凹部12cには後述する壁固定部材20の凸部23aが嵌合する。つまり、本実施形態においては、連続凹凸12bを含むスライド用開口12aの後方側の開口縁部12aaが、壁固定部材20と係止するための被係止部10Aを構成する。
また、挟着片12の外面の上下の枠部12d、12dには、スライド用開口12aに通じる溝部が形成されている。この溝部は壁固定部材20の爪片24を摺動させてスライド用開口12aへ誘導する誘導溝12da、12daを構成する。
また、スライド用開口12aの挟着片12の先端側(前方側)の開口縁部12aaには、このスライド用開口12aより溝状体の内側に切り起こされた、竪樋2の外面を押圧するための押圧部14、14が形成されている。この押圧部14、14は、相互に近づく方向にわずかに折曲されており、その先端部14aは概ね相手側の挟着片12の基部方向を向いている。なお、この先端部14a、14aも折り曲げられて丸みを帯びた形状となっており、挟着片12、12が竪樋2を挟着した際に竪樋2の外面が損傷することを防止できるようになっている。
このように、押圧部14は挟着片12のスライド用開口12aの切り起こし片で構成されているため、開口を形成するために取り除くべき材料を有効活用することができ、多くの材料を必要とせず省材料、省コストに寄与できる。なお、押圧部14の詳細な作用、効果については後述する。
一方、壁固定部材20は、挟着体10よりも厚い金属板または硬質樹脂板より形成されており、略矩形の板体よりなる本体片22(連結部)と、その本体片22の幅方向の両端が外壁W(図6、図7参照)から離れる方向に折曲されて形成された折曲片23、23と、ビス等の固定具で外壁Wに取り付けられるL字状の取付片部21とを備えている。この取付片部21の縦片21aの略中央にはビス止めのための挿通孔21bが開設されている。
一対の折曲片23、23は平面視でハ字状をなしており、それぞれの折曲片23、23の上下方向の略中央には内側に突出した凸部23a、23aが形成され、それぞれの折曲片23、23の上下には平面視で先端が向かい合うように折曲された2組の爪片24、24、24、24が形成されている。
壁固定部材20の爪片24、・・・、凸部23a、23a、折曲片23、23および本体片22は、挟着体10をその溝底の外面側より抱え込むようにして係止固定する係止部20Aを構成する。
挟着体10と壁固定部材20とは、図3(a)、(b)および図4(a)、(b)に示すように、挟着体10の上端側あるいは下端側(図例では上端側)より壁固定部材20をスライド移動させることで連結される。
すなわち図例では、挟着体10の挟着片12、12を挟着方向(図3(a)に示した矢印方向)につまんで溝開口幅を縮小させた状態において、壁固定部材20の下端の両爪片24、24を挟着体10の挟着片12、12の上端の両枠部12d、12dに形成された両誘導溝12da、12daに嵌め入れ、その後つまみ操作を止めるか、つまみ操作をやや弛めた状態にして、挟着片12(の誘導溝12da)と爪片24とを弾接あるいは近接状態にして壁固定部材20を下方へスライドさせることで、上下の2組の爪片24、・・・がスライド用開口12a、12aへ嵌入され、両部材は相互に離れない連結された状態となる。
その後、さらに挟着片12、12のつまみ操作をしながら上下方向の適宜な位置でつまみ操作を止めることで、挟着片12、12がいくぶんあるいは完全に弾性復帰して、挟着体10の連続凹凸12bの凹部12cと、壁固定部材20の凸部23aとが、図5(a)、(b)に示す順で嵌合して、両部材は上下方向のスライドが規制されて相互に固定される。
このように、挟着体10と壁固定部材20との連結は両部材の上下方向のスライド操作で容易に実施でき、両部材の係止による固定は挟着体10のつまみ操作を止めるだけで簡単に行える。また、係止の解除および連結の解除も、挟着体10の挟着片12、12をつまんで両部材をスライド操作するだけで簡単に行える。
なお、両部材を連結するための爪片24、24と誘導溝12da、12daはそれぞれ上下に設けられているので、挟着体10を壁固定部材20の上下いずれの方向からでも連結操作することができる。
また、壁固定部材20が挟着体10をその溝底の外面側より抱え込むようにして係止固定する構造となっているため、リベット等の連結具を用いることなく壁固定部材20と挟着体10とを連結することができ、全体としての部品点数を減らすこともできる。また、リベット等の連結具を用いない構成であるため分離も容易に行える。
本竪樋取付具1は、このように簡単に両部材の連結とその解除を行える構成であるから、作業現場で両部材を連結、分離することができる。
特に、道具を用いずに挟着体10と壁固定部材20との連結、分離が簡易に行える構成であるため、壁固定部材20を外壁Wに取り付けた状態で挟着体10の取り付け、取り外しを行うことができる。挟着体10が損傷した場合に、壁固定部材20を外壁Wに取り付けたまま挟着体10を交換することができる。壁固定部材20が損傷した場合にも、交換が現場で簡単にできる。
また、このように両部材の連結、分離が簡単に行えるから、たとえば、外壁Wからの突出長に対応した種々の壁固定部材20を準備しておき、現場で壁固定部材20を適宜選んで挟着体10と組み合わることで、現場に応じた竪樋取付具1を組み立てることもできる。
図6には、挟着体10と壁固定部材20とを連結、固定した状態を示しているが、この状態で挟着片12、12をつまみ操作すると、挟着体10の上下方向へのスライド移動が可能となる。
このようにして、竪樋取付具1の外壁Wへの取付位置と、竪樋2の取付部3との竪樋2の長手方向における位置合わせは、挟着片12、12をつまんで上下いずれかにスライド移動させるだけでできる。しかも、挟着体10側の凹部12cは竪樋2(図6参照)の長手方向に沿って等間隔に複数形成されているので、一定ピッチで段階的な調節ができ、所望の位置で固定することができる。
ついで、この竪樋取付具1の使用態様について、図6、図7を参照しながら説明する。
竪樋取付具1は、その挟着体10の挟着片12、12が竪樋2の取付部3を挟着することで竪樋2を係止する構成となっている。
図6、図7に示すように、取付部3は竪樋2の背面側に形成されている。本実施形態では、竪樋用の継手2bの背面側に突出形成された取付部3が竪樋取付具1に係止されることで、その上下に配設される竪樋本体2aを固定できるようになっている。なお、この竪樋取付具1は、取付部3が竪樋本体2aに形成されたものにも適用される。
竪樋2の取付部3は板状体よりなり、板状体の幅方向の両端に尖鋭状に突出した掛止突部3a、3aを有した構成となっている。図7(b)に詳細に示したように、この掛止突部3a、3a間の幅寸法S2は、挟着体10の挟着片12、12が十分に拡開した状態の押圧部14、14の先端部14a、14a間の寸法S1よりも大とされる。
竪樋2の取付部3を挟着片12、12間に向けて近接させていくと(図6、図7(a)参照)、取付部3の掛止突部3a、3aの先端が挟着体10の挟着片12、12の押圧部14、14の内側の面を摺りながら、押圧部14、14間および挟着片12、12間を拡開させるようにして挟着片12、12間の空間の奥方に入り込む。そして、それぞれの掛止突部3a、3aは、その先端が挟着片12、12のスライド用開口12a、12aから外側へ突出して押圧部14、14の後端に掛止される(図7(b)参照)。このように掛止状態となったときには、挟着体10の両挟着片12、12は弾性復帰力によって先端同士が近づこうとし、挟着片12、12の先端から押圧部14、14の後端までの内側を向いた面が竪樋2の外面を押圧して、竪樋2を挟着保持した状態となる。
また、上述したように挟着体10には上下位置に当て止め片13が形成されているため、取付部3が挟着体10の押圧部14、14の後端に掛止された後にさらに竪樋2の取付部3を挟着体10に向けて押し付けても、竪樋2の外面が当て止め片13の先端に接触する(図7(b)参照)。そのため、挟着体10はそれ以上扁平した状態とはならず、挟着片12、12が拡開しすぎて押圧部14、14の後端より外れてしまうことを防止できる。
以上のように、壁固定部材20の外壁Wへの取付箇所と、竪樋2の取付部3との竪樋2の長手方向における位置合わせは、回転操作などの面倒な操作をする必要がなく、挟着片12、12をつまんで上下いずれかにスライド移動させるだけでできるので、竪樋2の施工を容易かつ迅速に行うことができる。
1 竪樋取付具
2 竪樋
2a 竪樋本体
2b 継手
3 取付部
3a 掛止突部
10 挟着体
10A 被係止部
11 基板部
12 挟着片
12a スライド用開口
12aa 開口縁部
12b 連続凹凸
12c 凹部
12d 枠部
12da 誘導溝
13 当て止め片
14 押圧部
14a 先端部
20 壁固定部材
20A 係止部
21 取付片部
21a 縦片
21b 挿通孔
22 本体片(連結部)
23 折曲片
23a 凸部
24 爪片

Claims (3)

  1. 建物の外壁に固定される壁固定部材と、竪樋の背面に突出形成された取付部を挟着係止し、前記壁固定部材に対してスライド可能に連結される挟着体とを備えた竪樋取付具であって、
    前記挟着体は、一組のばね性を有した挟着片を備えた溝状体よりなり、
    前記壁固定部材は、前記挟着体をその溝底の外面側より抱え込むようにして係止固定する係止部を備えている一方、前記挟着片は、前記竪樋の長手方向に沿った段階的可変位置で前記係止部に係止され得る被係止部を備えており、
    前記挟着体の挟着片を挟着方向につまんで、前記壁固定部材による係止を解除して、前記壁固定部材が前記挟着体を抱え込んだ状態でスライド自在とされており、
    前記挟着片にはスライド用開口が形成されており、
    前記被係止部は、前記スライド用開口の縁部の外面に前記竪樋の長手方向に沿って形成された連続凹凸を有してなる一方、前記係止部は、前記スライド用開口に嵌入し、前記縁部に掛止する爪片と、前記連続凹凸の凹部に嵌合する凸部とを有してなり、
    前記挟着片の外面には前記スライド用開口に通じる誘導溝が形成され、前記挟着体の挟着片を挟着方向につまんだ状態で、前記爪片を該誘導溝を摺動させて前記スライド用開口に嵌入させる構成となっていることを特徴とする竪樋取付具。
  2. 請求項1において、
    前記挟着片は、前記スライド用開口より切り起こし形成された、前記竪樋を押圧する押圧部を備えていることを特徴とする竪樋取付具。
  3. 請求項1、2のいずれか1項において、
    前記挟着体は、前記一組の挟着片をつなぐ基板部を備えており、該基板部に前記竪樋に対する当て止め片が切り起こし形成されていることを特徴とする竪樋取付具。
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