JP5588809B2 - 検査装置および検査方法 - Google Patents
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Description
このように、光源を光軸方向にのみ移動可能に支持する駆動手段を配設すれば、対象物の被検査面における光線の照射位置を移動させることが可能になり、装置が大掛かりになるのを抑えつつ、対象物の被検査面を所定の範囲にわたって検査することができる。
なお処理部においては、例えば、対象物の被検査面に照射された光線の円環形状と、対象物の被検査面における位置毎で予め設定されている基準の円環形状と、の差を検出したり、あるいは光源を光軸方向に移動させながら、撮像手段を長時間露光して得られた撮像データ中で、予め設定されている基準の濃淡差より大きい濃淡差がある部分、並びにその広さを検出したり等することで、傷の有無を検査することができる。
ここで、光線を放射する前記光源の放射面において、外周縁部を除く全域に円形状の遮光性を有するマスクが配設されてもよい。
すなわち例えば、本発明の検査装置におけるハーフミラーや光源に代えて、対象物の被検査面に、径方向の外側から全域にわたって一様に光を照射する光源を配設した場合には、前述の傷に反射して撮像手段に向かう反射光が正反射し易くなり、撮像手段で得られた撮像データ中で、対象物の被検査面のうち、前述の傷の部分と、その他の部分と、の間で濃淡の差が生じ難く、検査精度を確保することが困難になるおそれがある。
ここで、前記処理部は、前記撮像手段からの撮像データに基づいて前記被検査面における傷の有無を検査し、前記光線の線幅は、検出する必要のある傷の大きさ以下とされ、前記対象物は円錐状体とされるとともに、その外周面が前記被検査面となってもよい。
本実施形態の検査装置1は、図1に示されるように、光線Lを放射する光源11と、光源11からの光線Lを反射させて対象物Wの被検査面に照射させるハーフミラー12と、ハーフミラー12を挟んだ対象物Wの反対側に配置され、光源11からハーフミラー12を介して光線Lが照射された対象物Wの被検査面を撮像する撮像手段13と、撮像手段13からの撮像データに基づいて対象物Wを検査する処理部14と、を備えている。
ここで本実施形態では、対象物Wの被検査面は、ハーフミラー12に反射されて対象物Wに向かう光線Lの光軸回りに延びる周面となっている。図示の例では、対象物Wは円錐状体とされ、その外周面の全体が被検査面となっている。また対象物Wは、ハーフミラー12に反射されて対象物Wに向かう光線Lの光軸と同軸に配置されている。
撮像手段13は、対象物Wと同軸に配設され、対象物Wを真上から全域にわたって撮像可能になっている。また、撮像手段13が得る撮像データは明視野像となっている。
駆動手段15としては、例えば、モータに回転可能に支持されたねじ軸と、該ねじ軸に螺着されたナットと、を備える螺合構造体、またはピストンが流体圧によりシリンダ内を軸方向に進退駆動されるシリンダ・ピストン構造体等が挙げられる。
前者の場合、光源11を光軸方向に間欠的に移動させ、その停止位置毎で、対象物Wの被検査面に照射された光線Lの円環形状を撮像手段13により撮像し、かつ得られた円環形状と前述した基準の円環形状との差を処理部14により検出することで、傷の有無を検査する。
このように、光源11を光軸方向にのみ移動可能に支持する駆動手段15を配設すれば、対象物Wの被検査面における光線Lの照射位置を移動させることが可能になり、装置が大掛かりになるのを抑えつつ、対象物Wの被検査面を所定の範囲にわたって検査することができる。
11 光源
12 ハーフミラー
13 撮像手段
14 処理部
15 駆動手段
L 光線
W 対象物
Claims (4)
- 光線を放射する光源と、
該光源からの光線を反射させて対象物の被検査面に照射させるハーフミラーと、
該ハーフミラーを挟んだ対象物の反対側に配置され、前記光源からハーフミラーを介して光線が照射された対象物の被検査面を撮像する撮像手段と、
該撮像手段からの撮像データに基づいて対象物を検査する処理部と、を備える検査装置であって、
前記光源は、光軸方向に沿って該光源から離間するに従い漸次拡径する円環状の光線を放射し、
該光源を前記ハーフミラーに対して光軸方向に沿って接離可能に支持する駆動手段を備え、
前記駆動手段により前記光源を光軸方向に移動させ、前記被検査面上での光線の径を変動させることによって、前記被検査面における光線の照射位置を移動させつつ、前記被検査面を検査することを特徴とする検査装置。 - 光線を放射する前記光源の放射面において、外周縁部を除く全域に円形状の遮光性を有するマスクが配設されていることを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
- 光線が照射された対象物の被検査面の撮像データに基づいて、該対象物を検査する検査方法であって、
請求項1または2に記載の検査装置を用いて対象物を検査し、
前記対象物の被検査面は、前記ハーフミラーに反射されて対象物に向かう光線の光軸回りに延びる周面となっていることを特徴とする検査方法。 - 前記処理部は、前記撮像手段からの撮像データに基づいて前記被検査面における傷の有無を検査し、
前記光線の線幅は、検出する必要のある傷の大きさ以下とされ、
前記対象物は円錐状体とされるとともに、その外周面が前記被検査面となっていることを特徴とする請求項3に記載の検査方法。
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