JP2016085221A - 容器検査方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ビリの検出に適し、かつ光源の設置についての物理的な制約を緩和できる容器検査方法及びその方法を実現する容器検査装置を提供する。【解決手段】本発明の容器検査方法は、ガラス壜100の口部103を検査する方法であって、互いに異なる進行方向を持つ複数の光線r1、r2…を含む反射光Lbを、口部103の下方から斜め上方に向かって口部103に照射する照明工程と、ガラス壜100を斜め上方から見た場合に現れる口部103の像が収まる撮像範囲内で、照明工程によって反射光Lbが照射された口部103を撮像する撮像工程とを含む。照明工程では、LED照明器3から出力された出力光Laの光路を、口部103に向かって集光するように配置された凹曲面鏡4にて変更する。【選択図】図1
Description
本発明は、容器の被検部を検査する容器検査方法及び装置に関する。
容器の被検部を検査する方法として、被検部である口部の周方向の互いに異なる位置に対して斜め上方から複数の照明器にて光を照射するとともに、斜め下向きに光軸が向けられていてガラス壜の周囲に配置された複数のカメラによって口部を撮像する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
検出すべき欠陥として容器の各部に存在するひび割れのような亀裂(いわゆる「ビリ」)が知られている。このビリは容器の上下方向や左右方向に延びるなどの方向性を持つ特性があり、しかも被検部の特定箇所に存在するとは限らず被検部の内周部や外周部など被検部の様々な箇所に存在する。そのため、単一方向の光線を照射しただけではビリの方向性や場所の影響を受けて、ビリで反射、屈折又は散乱する光を狙い通りに捉えることができない場合があった。
また、特許文献1のように、容器の被検部に対して光を照射する場合、光の照射方向の延長線上に容器の支持装置等の障害物が存在すると光源の設置について物理的な制約が伴うことがある。
そこで、本発明は、ビリの検出に適し、かつ光源の設置についての物理的な制約を緩和できる容器検査方法及びその方法を実現する容器検査装置を提供することを目的とする。
本発明の容器検査方法は、容器(100)の被検部(101、103)を検査する容器検査方法において、互いに異なる進行方向を持つ複数の光線(r1、r2…)を含む検査光(Lb)を、前記容器の前記被検部に照射する照明工程と、前記被検部の像(Im、Im′)が収まる撮像範囲(IR、IR′)内で、前記照明工程によって前記検査光が照射された前記被検部を撮像する撮像工程と、を備え、前記照明工程では、光源(3)から出力された出力光(La)の光路を、前記被検部に向かって集光するように配置された光学部材(4)にて変更することにより、前記光学部材により光路が変更された光(Lb)を前記検査光として前記被検部に照射するものである。
この容器検査方法によれば、照射される検査光が互いに異なる進行方向を持つ複数の光線を含んでいるので、被検部に存在するビリに対して複数の方向から光が当たる。そのため、単一方向の光線が被検部に照射される場合と比較してビリの方向性に影響を受け難くなるのでビリの検出精度が向上する。また、光源から出力された出力光の光路を光学部材にて変更できるので、検査光の照射方向の延長線上に障害物がある場合でも障害物を避けて光源を設置できる。したがって、光源の設置についての物理的な制約を緩和できる。
本発明の容器検査方法の一態様において、前記光学部材として、凹曲面鏡(4)が設けられており、前記照明工程では、前記出力光を、前記被検部に向かって集光するように配置された前記凹曲面鏡にて反射させることにより、前記凹曲面鏡の反射光を前記検査光として前記被検部に照射してもよい。この態様によれば、光源から出力された出力光を凹曲面鏡に反射させることによって、その反射光を、互いに異なる進行方向を持つ複数の光線を含む検査光として被検部に向かって照射できる。
上記態様においては、前記反射光の進行方向が変化するように前記凹曲面鏡の位置を変更可能な移動機構(20)が設けられてもよい。こうした移動機構によって反射光の進行方向を変化させることができるので、光源の設置についての物理的な制約をさらに緩和できる。また、移動機構の操作だけで被検部の変更に対処することもできるので、被検部を変更するたびに光学系の再調整が必要となる場合と比べて被検部の変更に対して迅速な対応が可能となる。
本発明の容器検査方法の一態様において、前記被検部として前記容器の口部(103)が設定されており、前記照明工程では、前記検査光を、前記口部の下方から斜め上方に向かって前記口部に照射し、前記撮像工程では、前記撮像範囲が前記容器を斜め上方から見た場合に現れる前記口部の像(Im)が収まるように設定されてもよい。この態様によれば、単一方向の光線が口部に照射される場合と比較して、内周部や天面部に存在するビリの方向性に影響を受け難くなるので、内周部や天面部に存在するビリの検出精度が向上する。
本発明の容器検査方法の一態様において、前記被検部として前記容器の底部(101)が設定されており、前記照明工程では、前記検査光を、前記底部の上方から斜め下方に向かって前記底部に照射し、前記撮像工程では、前記撮像範囲が前記容器を斜め下方から見た場合に現れる前記底部の像(Im′)が収まるように設定されてもよい。この態様によれば、単一方向の光線が底部に照射される場合と比較して底部に存在するビリの方向性に影響を受け難くなるので、底部に存在するビリの検出精度が向上する。
なお、本発明の容器検査方法において、出力光は拡散光でも平行光でもよい。もっとも、出力光が拡散光の場合には、光学部材や凹曲面鏡で反射した反射光に含まれる光線の進行方向が平行光の場合よりも多様になるので、ビリの検出精度が平行光の場合よりも向上する。
以上説明した容器検査方法及びその各態様は、以下の容器検査装置及びその各態様にて実施できる。すなわち、本発明の容器検査装置は、容器(100)の被検部(101、103)を検査する容器検査装置(1A、1B)において、互いに異なる進行方向を持つ複数の光線(r1、r2…)を含む検査光(Lb)を、前記容器の前記被検部に照射する照明手段(3、4)と、前記被検部の像(Im、Im′)が収まる撮像範囲(IR、IR′)内で、前記照明手段によって前記検査光が照射された前記被検部を撮像する撮像手段(5)と、を備え、前記照明手段は、出力光(La)を出力する光源(3)と、前記被検部に向かって集光するように配置され、前記光源から出力された前記出力光の光路を変更する光学部材(4)とを有し、前記光学部材にて光路が変更された光(Lb)を前記検査光として前記被検部に照射するものである。
本発明の容器検査装置の一態様において、前記光学部材として、凹曲面鏡(4)が設けられており、前記凹曲面鏡は、前記被検部に向かって集光するように配置されて前記光源の前記出力光を反射させ、前記照明手段は、前記凹曲面鏡の反射光(Lb)を前記検査光として前記被検部に照射してもよい。また、この態様において、前記照明手段は、前記反射光の進行方向が変化するように前記凹曲面鏡の位置を変更可能な移動機構(20)を更に有してもよい。
本発明の容器検査装置の一態様において、前記被検部として前記容器の口部(103)が設定されており、前記照明手段は、前記検査光を、前記口部の下方から斜め上方に向かって前記口部に照射し、前記撮像手段の前記撮像範囲は、前記容器を斜め上方から見た場合に現れる前記口部の像(Im)が収まるように設定されてもよい。
本発明の容器検査装置の一態様において、前記被検部として前記容器の底部(101)が設定されており、前記照明手段は、前記検査光を、前記底部の上方から斜め下方に向かって前記底部に照射し、前記撮像手段の前記撮像範囲は、前記容器を斜め下方から見た場合に現れる前記底部の像(Im′)が収まるように設定されてもよい。
なお、本発明において「上方」や「下方」との語は、検査対象となる容器の上方又は下方を意味する相対的なものであって、必ずしも水平方向や鉛直方向を基準とした絶対的な方向を意味するものではない。また、以上の説明では、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記したが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
以上に説明したように、本発明の容器検査方法及び装置は、単一方向の光線が被検部に照射される場合と比較してビリの方向性に影響を受け難くなるのでビリの検出精度が向上する。また、光源から出力された出力光の光路を光学部材にて変更できるので、検査光の照射方向の延長線上に障害物がある場合でも障害物を避けて光源を設置できる。したがって、光源の設置についての物理的な制約を緩和できる。
(第1の形態)
図1に示すように、本形態の検査方法は、容器であるガラス壜100を検査対象としている。ガラス壜100は透光性を有するガラスを材料として構成されていて、円板状の底部101と、底部101から略直角に立ち上がり上端部で絞り込まれた円筒状の胴部102と、胴部102の上端部に繋がる口部103とを有している。図4に示すように、口部103は外周部103a、内周部103b及び天面部103cを有している。口部103の外周部103aには不図示のキャップをねじ込むための雄ねじ部103dが形成されている。本形態の検査方法は、ガラス壜100の口部103を被検部とし、口部103の各部に存在する、特に内周部103b及び天面部103cに存在する上述した「ビリ」を検出するために実施される。
図1に示すように、本形態の検査方法は、容器であるガラス壜100を検査対象としている。ガラス壜100は透光性を有するガラスを材料として構成されていて、円板状の底部101と、底部101から略直角に立ち上がり上端部で絞り込まれた円筒状の胴部102と、胴部102の上端部に繋がる口部103とを有している。図4に示すように、口部103は外周部103a、内周部103b及び天面部103cを有している。口部103の外周部103aには不図示のキャップをねじ込むための雄ねじ部103dが形成されている。本形態の検査方法は、ガラス壜100の口部103を被検部とし、口部103の各部に存在する、特に内周部103b及び天面部103cに存在する上述した「ビリ」を検出するために実施される。
図5A〜図5Cに示すように、内周部103bに存在するビリXbは、ガラス壜100の上下方向に延びていて縦ビリと呼ばれることがある。ビリXbは天面部103cに達しているが、天面部103cに達していないものもある。図6A〜図6Cに示すように、天面部103cに存在するビリXcは、ガラス壜100の半径方向に延びている。ビリXcはガラス壜100の上下方向にほとんど延びていないが、図6Cにハッチングで示したような縦ビリの成分zを併せ持つものもある。
図1〜図3に示すように、本形態の検査方法は、容器検査装置1Aにて実施される。容器検査装置1Aは、鉛直方向に延びる回転軸線Axの回りに回転可能なターンテーブル2と、出力光としての拡散光Laを出力するLED照明器3と、LED照明器3から出力された拡散光Laを反射し、その反射光Lbを検査光としてガラス壜100の口部103に照射できるように配置された光学部材としての凹曲面鏡4と、ターンテーブル2に設置されたガラス壜100の上方から斜め下向きに光軸が向くように配置された撮像手段としてのカメラ5とを備えている。
ターンテーブル2はその表面2aが水平となるように配置されていて、不図示の駆動装置にて必要に応じて回転駆動される。この駆動装置はターンテーブル2を水平方向の任意の位置に移動させることも可能であり、これによりターンテーブル2の回転軸線Axの水平方向の位置を適宜変更できる。なお、ターンテーブル2には、検査対象となるガラス壜100がその中心線CLを回転軸線Axと一致させた図示の状態で設置される。
LED照明器3はLEDを内蔵しており、拡散光Laを出力できる。拡散光Laは互いに異なる進行方向を持つ複数の光線ra、rb…を含む。凹曲面鏡4は拡散光Laの反射光Lbを口部103に向かって集光し、かつ口部103の下方から斜め上方に向かって口部103に反射光Lbが照射されるように配置されている。本形態の凹曲面鏡4は焦点が口部103上に設定されている。反射光Lbは凹曲面鏡4で反射した拡散光Laの反射光であるから、互いに異なる進行方向を持つ複数の光線r1、r2…を含む。
カメラ5は不図示の撮像素子を含むデジタルカメラとして構成されており、その光軸Oxは口部103の天面部103cの方向D0(本形態では水平方向)に対して10度以上20度以下の俯角αとなるように設定されている。図3に示すように、カメラ5の撮像範囲IRは、ガラス壜100を斜め上方から見た場合に現れる口部103の像Imが収まるように設定されている。なお、像Imが収まる撮像範囲IR内で撮像可能であれば、カメラ5の光軸Oxが図示の通りでなくてもよい。例えば、反射鏡等のカメラ5に至る光路を変更する手段をガラス壜100とカメラ5との間に介在させて、カメラ5を任意の位置に設置することも可能である。
容器検査装置1Aのターンテーブル2、LED照明器3、及びカメラ5のそれぞれはコンピュータとして構成された不図示の制御装置に接続されており、その制御装置によって動作制御される。
まず、制御装置はガラス壜100が撮像範囲IRに入るようにターンテーブル2を水平移動させ、図示の位置にガラス壜100が来たらターンテーブル2を回転軸線Axの回りに回転駆動する。制御装置は、LED照明器3を点灯させた状態に維持し、LED照明器3から拡散光Laを出力させ、凹曲面鏡4で反射した拡散光Laの反射光Lbを口部103に照射させた状態とする。これにより、照明工程が実施され、LED照明器3と凹曲面鏡4とを組み合わせたものが本発明に係る照明手段として機能する。
次に、制御装置は、反射光Lbが照射された状態の口部103が図3に示した撮像範囲IR内で撮像されるようにカメラ5を操作して撮像工程を実施する。この撮像工程において、制御装置は所定間隔で所定回数のシャッターが切られるようにカメラ5を操作する。この撮像工程では、カメラ5にて撮像された画像データを記憶し、その画像に対して画像処理を行ってもよい。例えば、制御装置は撮像して得た画像に対して2値化処理や反転処理等を実施して口部103のビリに伴う像が鮮明になるように画像処理を実施してよい。
制御装置は、ガラス壜100が撮像範囲IR内で1周以上回転したところでターンテーブル2の回転を止めてLED照明器3を消灯させる。そして、次の検査対象となるガラス壜100を搬送するためにターンテーブル2を移動させて図示のガラス壜100に対する検査を終了する。
図1に示すように、照明工程で口部103に斜め下方から照射された反射光Lbは口部103の外周部103aから入射して屈折する。口部103に入射した反射光Lbは、図5A〜図6Cに示したような内周部103bのビリXbや天面部103cのビリXcが存在する場合、ビリXb、Xcの箇所で反射、屈折又は散乱して進行方向が変化する。
上述したように、検査光である反射光Lbは互いに進行方向が異なる複数の光線r1、r2…を含んでいるので、これらの光線は様々な角度でビリXb、Xcに対して入射する。そのため、口部103に入射した反射光LbはビリXb、Xcの箇所で反射、屈折又は散乱して進行方向が様々な向きに変化する。こうした様々な進行方向を持つ光はガラス壜100の斜め上方に向かうので、ビリXb、Xcを原因とした光を斜め上方から撮像できる。上述した俯角αの範囲内に、ビリXb、Xcを原因として進行方向が変化した光が、他の俯角よりも高頻度で分布することが実験的に分かっている。したがって、俯角αの範囲内の像Imを収めることができるようにカメラ5を設置することでビリの検出漏れが少なくなる。
一方、口部103にビリXb、Xcがない場合、口部103内に入射した反射光Lbは屈折しながら口部103から出て破線の矢印で示すようにカメラ5の撮像範囲IRから外れた方向に進む。また、反射光Lbのうち外周部103aで反射した光は二点鎖線の矢印で示すように口部103から離れる方向に進み撮像範囲IRから外れる。したがって、口部103にビリXb、Xcがない場合には、口部103で反射や屈折した光はカメラ5で撮像されない。
したがって、本形態の検査方法及びそれを実施する容器検査装置1Aによれば、カメラ5で撮像した画像の中から、口部103の内周部103bや天面部103cに存在するビリXb、Xcを原因とした欠陥像の有無を確かめることにより、ビリXb、Xcの有無を検出できる。
また、口部103に照射される反射光Lbが互いに異なる進行方向を持つ複数の光線r1、r2…を含んでいるので、内周部103bや天面部103cに存在するビリXb、Xcに対して複数の方向から光が当たる。そのため、単一方向の光線が口部103に照射される場合と比較して、ビリXb、Xcの方向性に影響を受け難くなる。これにより、内周部103bや天面部103cに存在するビリXb、Xcの検出精度が向上する。
また、本形態の検査方法及び装置は、光学部材としての凹曲面鏡4の反射光Lbを検査光として使用し、光源から口部103に至る光路を変更している。そのため、検査光の照射方向の延長線上に障害物等があったとしても、そのような障害物を避けて光源であるLED照明器3を設置可能である。これにより、LED照明器3の設置についての物理的な制約を緩和できる。
特に、口部103を被検部とする本形態においては凹曲面鏡4を採用することによって以下の効果を得ることができる。ところで、口部103以外の部位に遮られずに可能な限りガラス壜100の上下方向(中心線CLの方向)に近い角度で検査光を口部103に照射することによって、内周部103bや天面部103cに存在するビリの検出精度を向上できることが分かっている。本形態の検査方法及び装置は、凹曲面鏡4の反射光Lbを検査光とするので、検査光の照射角度を上下方向に近づける妨げとなる光源の配置に関する制約が緩和される。これにより、こうした制約が大きい場合よりもガラス壜100の口部103に対して中心線CLに近い角度で検査光を照射できるようになるから、内周部103bや天面部103cに存在するビリの検出精度がさらに向上する。
(第2の形態)
次に、本発明の検査方法及び装置の第2の形態について図7〜図9を参照しながら説明する。なお、以下において、特に断らない限り第1の形態と共通の構成には同一の参照符号を図面に付して説明を省略する。
次に、本発明の検査方法及び装置の第2の形態について図7〜図9を参照しながら説明する。なお、以下において、特に断らない限り第1の形態と共通の構成には同一の参照符号を図面に付して説明を省略する。
本形態の検査方法は、容器であるガラス壜100を検査対象とし、ガラス壜100の底部101が被検部として設定されている。そして、本形態の検査方法は底部101に存在する「ビリ」を検出するために実施される。底部101に存在するビリにも、上述した方向性が存在し、上下方向に延びる縦ビリや左右方向に延びる横ビリなどが含まれる。
図7〜図9に示すように、本形態の検査方法は容器検査装置1Bにて実施される。容器検査装置1Bは、ガラス壜100をその中心線CLの回りに回転させるための回転ローラ10と、ガラス壜100の底部101を回転自在に支持する支持プレート11とを備えている。回転ローラ10は不図示の駆動装置にて必要に応じて回転駆動される。容器検査装置1Bは、光学系の構成要素として第1の形態と同じLED照明器3、凹曲面鏡4、及びカメラ5を備えているが、光学系の配置が第1の形態と異なっている。凹曲面鏡4はLED照明器3から出力された拡散光Laを反射し、その反射光Lbを検査光としてガラス壜100の底部101に照射できるように配置されている。
カメラ5は支持プレート11に設置されたガラス壜100の下方から斜め上向きに光軸が向くように配置されている。カメラ5の光軸Oxは底部101の方向D1(本形態では水平方向)に対して所定範囲の仰角βとなるように設定されている。図9に示すように、カメラ5の撮像範囲IR′は、ガラス壜100を斜め下方から見た場合に現れる底部101の像Im′が収まるように設定されている。第1の形態と同様に、撮像範囲IR′での撮像が可能な限りカメラ5を任意の位置に設置することも可能である。
容器検査装置1Bを用いた検査は回転ローラ10、LED照明器3及びカメラ5に接続された不図示の制御装置によって実施される。制御装置はガラス壜100が支持プレート11に載せられた状態で回転ローラ11にてガラス壜100を回転駆動する。制御装置は、LED照明器3を点灯させた状態に維持し、LED照明器3から拡散光Laを出力させ、凹曲面鏡4で反射した拡散光Laの反射光Lbを底部101に照射させた状態とする。これにより、照明工程が実施され、LED照明器3と凹曲面鏡4とを組み合わせたものが本発明に係る照明手段として機能する。
次に、制御装置は、反射光Lbが照射された状態の底部101が図9に示した撮像範囲IR′内で撮像されるようにカメラ5を操作して撮像工程を実施する。この撮像工程において、制御装置は所定間隔で所定回数のシャッターが切られるようにカメラ5を操作する。この撮像工程では、第1の形態と同様の画像処理を行ってもよい。そして、制御装置は、ガラス壜100が撮像範囲IR′内で1周以上回転したところで回転ローラ10の回転を止めてLED照明器3を消灯させてガラス壜100に対する検査を終了する。
図7に示すように、照明工程で底部101に斜め上方から照射された反射光Lbは底部101に入射する。底部101にビリXが存在する場合、底部101に入射した反射光LbはビリXの箇所で反射、屈折又は散乱して進行方向が変化する。上述した仰角βの範囲内に、ビリXを原因として進行方向が変化した光が、他の仰角よりも高頻度で分布することが実験的に分かっている。したがって、仰角βの範囲内の像Im′を収めることができるようにカメラ5を設置することでビリの検出漏れが少なくなる。本形態の検査方法及びそれを実施する容器検査装置1Bによれば、カメラ5で撮像した画像の中から、底部101に存在するビリXを原因とした欠陥像の有無を確かめることにより、ビリXの有無を検出できる。
また、本形態の検査方法及び装置は、第1の形態と同様に、光学部材としての凹曲面鏡4の反射光Lbを検査光として使用して、回転ローラ10を避けるように光源から底部101に至る光路が変更されている。これにより、検査光の照射方向の延長線上に存在して障害物となる回転ローラ10を避けてLED照明器3を配置することができる。したがってLED照明器3の設置についての物理的な制約を緩和できる。
本発明は、上記各形態に限定されず、種々の形態にて実施できる。上記各形態では、ターンテーブル2や支持プレート11の上に検査対象の容器であるガラス壜100を載せて検査しているが図示の形態に限定されない。例えば、ガラス壜100を動かさずにガラス壜100を取り囲むように、LED照明器3、凹曲面鏡4及びカメラ5の組み合わせを複数組設けて、これら複数組の装置を利用して本発明に係る容器検査方法及び装置を実施することもできる。
上記各形態では、凹曲面鏡4の配置が固定されているが、例えば、図10に示すように凹曲面鏡4の傾き(保持角度)を調整する移動機構20を設けて本発明を実施することもできる。なお、移動機構20をLED照明器3及び凹曲面鏡4と組み合わせてユニット化することもできる。図10の矢印で示すように、移動機構20を操作して凹曲面鏡4の保持角度を凹曲面鏡4の支点20aを中心として変化させることによって、図示のように反射光Lbの進行方向を変化させることができる。これにより、移動機構20を設けていない上記各形態と比べて光源の設置についての物理的な制約をさらに緩和できる。また、移動機構20の操作だけで被検部の変更に対処することもできるので、被検部を変更するたびに光学系の再調整が必要となる場合と比べて被検部の変更に対して迅速な対応が可能となる。
上記各形態では、光学部材として凹曲面鏡4を用いているが、出力光としての拡散光Laの光路を変更し、かつ光路が変更された光を検査光として被検部に照射できるものであれば、凹曲面鏡4の代わりに例えばレンズ、プリズム等の光学部材を設けて本発明を実施することもできる。
上記各形態では、光源として拡散光Laを出力するLED照明器3を用いているが、LED照明器3の代わりに平行光を出力する光源に変更することもできる。もっとも、拡散光Laの場合には、凹曲面鏡4で反射した反射光Lbに含まれる光線r1、r2…の進行方向が平行光の場合よりも多様になるので、ビリの検出精度が平行光の場合よりも向上する利点がある。
上記各形態に用いる光源の構成及び出力する光の波長に特に制限はない。上記各形態ではガラス壜100を検査対象としているが、本発明の検査方法及び装置の検査対象となり得る容器としては、投光性を有する材料で構成される容器である限り特段の制限はない。上記各形態では口部又は底部を被検部としているが、これらは例示にすぎない。ビリは口部や底部の他にも首部、肩部、胴部等の様々な箇所に存在し得る。したがって、容器の各部を本発明の検査方法等の検査対象となる被検部としてよい。また、口部又は底部の形状にも制限はない。例えば、平面視で多角形状等の非円形状の口部や底部を有する容器を、本発明の検査方法及び装置の検査対象とすることも可能である。
上記各形態では、撮像手段としてのカメラ5の撮像範囲IR、IR′(図3及び図9参照)は口部103及び底部101の各像Im、Im′の全体が収まる範囲に設定されているが、これらの像Im、Im′の一部が収まる範囲であってもよい。
上記各形態の照明工程及び撮像工程では、LED照明器3を点灯かつターンテーブル2又は回転ローラ10を回転させた状態でカメラ5のシャッターを切っているが、カメラ5のシャッタータイミング毎にLED照明器3を点灯させるように変更することもできる。
上記各形態の容器検査方法及び装置は、以下に開示する各発明及び各態様を実施する形態にも相当する。なお、上述した本発明と区別するため以下の各発明を「開示発明」と称する。
開示発明の容器検査方法は、容器(100)の口部(103)を検査する容器検査方法において、互いに異なる進行方向を持つ複数の光線(r1、r2…)を含む検査光(Lb)を、前記口部の下方から斜め上方に向かって前記容器の前記口部に照射する照明工程と、前記容器を斜め上方から見た場合に現れる前記口部の像(Im)が収まる撮像範囲(IR)内で、前記照明工程によって前記検査光が照射された前記口部を撮像する撮像工程と、を含むものである。
この容器検査方法によれば、容器の口部に対して検査光が口部の下方から斜め上方に向かって照明工程で照射されることにより、口部の内周部に存在するビリや天面部に存在するビリで反射、屈折又は散乱した光が斜め上方に向かう。そのため、口部の内周部や天面部に存在するビリで反射等した光を容器の斜め上方から撮像できるので、従来検出し難かったこれらのビリの検出に適している。また、口部に照射される検査光が互いに異なる進行方向を持つ複数の光線を含んでいるので、内周部や天面部に存在するビリに対して複数の方向から光が当たる。そのため、単一方向の光線が口部に照射される場合と比較して、内周部や天面部に存在するビリの方向性に影響を受け難くなる。これにより、内周部や天面部に存在するビリの検出精度が向上する。
互いに異なる進行方向を持つ複数の光線を含む検査光を得るための光源に特段の制限はない。例えば、開示発明の容器検査方法の一態様として、前記照明工程では、光源から出力された出力光(La)の光路を、前記口部に向かって集光するように配置された光学部材(4)にて変更することにより、前記光学部材により光路が変更された光(Lb)を前記検査光として前記口部に照射してもよい。この態様によれば、光源から出力された出力光の光路を光学部材にて変更することにより、その光路が変更された光を互いに異なる進行方向を持つ複数の光線を含む検査光として口部に向かって照射できる。
この態様において、前記光学部材として、凹曲面鏡(4)が設けられており、前記照明工程では、前記出力光を、前記口部に向かって集光するように配置された前記凹曲面鏡にて反射させることにより、前記凹曲面鏡の反射光を前記検査光として前記口部に照射してもよい。この場合にも、光源から出力された出力光を凹曲面鏡に反射させることによって、その反射光を、互いに異なる進行方向を持つ複数の光線を含む検査光として口部に向かって照射できる。
ところで、口部以外の部位に遮られずに可能な限り容器の上下方向に近い角度で検査光を口部に照射することによって内周部や天面部に存在するビリの検出精度を向上できることが分かっている。上記の場合は、光学部材にて光路が変更された光又は凹曲面鏡の反射光を検査光としているので、検査光の照射角度を容器の上下方向に近づける妨げとなる光源の配置に関する制約が緩和される。これにより、こうした制約が大きい場合よりも容器の口部に対して上下方向に近い角度で検査光を照射できるようになるから、内周部や天面部に存在するビリの検出精度がさらに向上する。
なお、上記の態様において、出力光は拡散光でも平行光でもよい。もっとも、出力光が拡散光の場合には、光学部材や凹曲面鏡で反射した反射光に含まれる光線の進行方向が平行光の場合よりも多様になるので、ビリの検出精度が平行光の場合よりも向上する。
以上説明した容器検査方法及びその各態様は、以下の容器検査装置及びその各態様にて実施できる。すなわち、開示発明の容器検査装置は、容器(100)の口部(103)を検査する容器検査装置(1)において、互いに異なる進行方向を持つ複数の光線(r1、r2…)を含む検査光(Lb)を、前記口部の下方から斜め上方に向かって前記容器の前記口部に照射する照明手段(3、4)と、前記容器を斜め上方から見た場合に現れる前記口部の像(Im)が収まる撮像範囲(IR)内で、前記照明手段によって前記検査光が照射された前記口部を撮像する撮像手段(5)と、を備えるものである。
開示発明の容器検査装置の一態様において、前記照明手段は、出力光(La)を出力する光源(3)と、前記口部に向かって集光するように配置されて前記光源から出力された前記出力光の光路を変更する光学部材(4)と、を有し、前記光学部材にて光路が変更された光(Lb)を前記検査光として前記口部に照射してもよい。また、この態様においては、前記光学部材として、凹曲面鏡(4)が設けられており、前記凹曲面鏡は、前記口部に向かって集光するように配置されて前記光源の前記出力光を反射させ、前記照明手段は、前記凹曲面鏡の反射光(Lb)を前記検査光として前記口部に照射してもよい。
なお、開示発明において「上方」や「下方」との語は、検査対象となる容器の上方又は下方を意味する相対的なものであって、必ずしも水平方向や鉛直方向を基準とした絶対的な方向を意味するものではない。また、以上の説明では、開示発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記したが、それにより開示発明が図示の形態に限定されるものではない。
1A、1B 容器検査装置
3 LED照明器(照明手段)
4 凹曲面鏡(照明手段、光学部材)
5 カメラ(撮像手段)
20 移動機構
100 ガラス壜(容器)
101 底部(被検部)
103 口部(被検部)
La 拡散光(出力光)
Lb 反射光(検査光)
Im、Im′ 像
IR、IR′ 撮像範囲
3 LED照明器(照明手段)
4 凹曲面鏡(照明手段、光学部材)
5 カメラ(撮像手段)
20 移動機構
100 ガラス壜(容器)
101 底部(被検部)
103 口部(被検部)
La 拡散光(出力光)
Lb 反射光(検査光)
Im、Im′ 像
IR、IR′ 撮像範囲
Claims (10)
- 容器の被検部を検査する容器検査方法において、
互いに異なる進行方向を持つ複数の光線を含む検査光を、前記容器の前記被検部に照射する照明工程と、
前記被検部の像が収まる撮像範囲内で、前記照明工程によって前記検査光が照射された前記被検部を撮像する撮像工程と、を備え、
前記照明工程では、光源から出力された出力光の光路を、前記被検部に向かって集光するように配置された光学部材にて変更することにより、前記光学部材により光路が変更された光を前記検査光として前記被検部に照射する容器検査方法。 - 前記光学部材として、凹曲面鏡が設けられており、
前記照明工程では、前記出力光を、前記被検部に向かって集光するように配置された前記凹曲面鏡にて反射させることにより、前記凹曲面鏡の反射光を前記検査光として前記被検部に照射する請求項1に記載の容器検査方法。 - 前記反射光の進行方向が変化するように前記凹曲面鏡の位置を変更可能な移動機構が設けられている請求項2に記載の容器検査方法。
- 前記被検部として前記容器の口部が設定されており、
前記照明工程では、前記検査光を、前記口部の下方から斜め上方に向かって前記口部に照射し、
前記撮像工程では、前記撮像範囲が前記容器を斜め上方から見た場合に現れる前記口部の像が収まるように設定されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の容器検査方法。 - 前記被検部として前記容器の底部が設定されており、
前記照明工程では、前記検査光を、前記底部の上方から斜め下方に向かって前記底部に照射し、
前記撮像工程では、前記撮像範囲が前記容器を斜め下方から見た場合に現れる前記底部の像が収まるように設定されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の容器検査方法。 - 容器の被検部を検査する容器検査装置において、
互いに異なる進行方向を持つ複数の光線を含む検査光を、前記容器の前記被検部に照射する照明手段と、
前記被検部の像が収まる撮像範囲内で、前記照明手段によって前記検査光が照射された前記被検部を撮像する撮像手段と、を備え、
前記照明手段は、出力光を出力する光源と、前記被検部に向かって集光するように配置され、前記光源から出力された前記出力光の光路を変更する光学部材とを有し、前記光学部材にて光路が変更された光を前記検査光として前記被検部に照射する容器検査装置。 - 前記光学部材として、凹曲面鏡が設けられており、
前記凹曲面鏡は、前記被検部に向かって集光するように配置されて前記光源の前記出力光を反射させ、
前記照明手段は、前記凹曲面鏡の反射光を前記検査光として前記被検部に照射する請求項6に記載の容器検査装置。 - 前記照明手段は、前記反射光の進行方向が変化するように前記凹曲面鏡の位置を変更可能な移動機構を更に有する請求項7に記載の容器検査装置。
- 前記被検部として前記容器の口部が設定されており、
前記照明手段は、前記検査光を、前記口部の下方から斜め上方に向かって前記口部に照射し、
前記撮像手段の前記撮像範囲は、前記容器を斜め上方から見た場合に現れる前記口部の像が収まるように設定されている請求項6〜8のいずれか一項に記載の容器検査装置。 - 前記被検部として前記容器の底部が設定されており、
前記照明手段は、前記検査光を、前記底部の上方から斜め下方に向かって前記底部に照射し、
前記撮像手段の前記撮像範囲は、前記容器を斜め下方から見た場合に現れる前記底部の像が収まるように設定されている請求項6〜8のいずれか一項に記載の容器検査装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021099310A (ja) * | 2019-11-15 | 2021-07-01 | エフ ホフマン−ラ ロッシュ アクチェン ゲゼルシャフト | 検査室サンプル容器の特性を判定するための装置、検査室自動化システム、および検査室サンプル容器の特性を判定するための方法 |
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- 2015-10-26 JP JP2015210175A patent/JP2016085221A/ja active Pending
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