JP2016217764A - 容器検査方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】容器の口部の外周部、内周部及び天面部に存在する欠陥を容易に検出することができる容器検査方法及びその方法を実現する容器検査装置を提供する。
【解決手段】本発明の容器検査方法は、牛乳壜100の口部103を検査する方法であって、牛乳壜100の側方かつ斜め上方から、牛乳壜100の中心部Cpを跨いだ側方の反対側に位置し口部103に設定された照射部IPに向かって光ILを照射する照明工程と、牛乳壜100を上方から見た場合に現れる口部103の像が含まれる撮像範囲内で、照明工程によって照射部IPに検査光ILが照射された口部103を撮像する撮像工程とを含む。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の容器検査方法は、牛乳壜100の口部103を検査する方法であって、牛乳壜100の側方かつ斜め上方から、牛乳壜100の中心部Cpを跨いだ側方の反対側に位置し口部103に設定された照射部IPに向かって光ILを照射する照明工程と、牛乳壜100を上方から見た場合に現れる口部103の像が含まれる撮像範囲内で、照明工程によって照射部IPに検査光ILが照射された口部103を撮像する撮像工程とを含む。
【選択図】図1
Description
本発明は、容器の口部を検査する容器検査方法及び装置に関する。
容器の口部を検査する方法として、容器の上方からリング照明により容器の口部を照明し、その反射光を容器の上方から撮像することによって、口部の欠けやキズ等の欠陥の有無を検査する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の方法は、容器の口部を上方から照明してその反射光を容器の上方から撮像するものであるので、口部の外周部及び内周部に存在する欠陥の検出が困難であった。また、特許文献1の方法は、リング照明にて照明される口部の天面部に存在する欠陥であっても、スプーンで掬ったような形状の欠陥の場合は撮像した画像から正常な天面部との区別が難しいため、こうした形状の欠陥の検出が困難であった。
そこで、本発明は、容器の口部の外周部、内周部及び天面部に存在する欠陥を容易に検出することができる容器検査方法及びその方法を実現する容器検査装置を提供することを目的とする。
本発明の容器検査方法は、容器(100)の口部(103)を検査する容器検査方法において、前記容器の側方かつ斜め上方から、前記容器の中心部を跨いだ前記側方の反対側に位置し前記口部に設定された照射部(IP)に向かって光(IL)を照射する照明工程と、前記容器を上方から見た場合に現れる前記口部の像(Im)が含まれる撮像範囲(IR)内で、前記照明工程によって前記照射部に前記光が照射された前記口部を撮像する撮像工程と、を含むものである。
この容器検査方法によれば、照明工程によって照射部に照射された光は口部内に入射するとともに天面部及び内周部で反射する。光の照射範囲内に欠陥がなければ、口部に入射した光は屈折しながら口部の外周部と外部空間との界面で反射して上方に向かって口部から出るとともに、口部の天面部及び内周部で反射した光も上方に向かう。そのため、光の照射範囲内に欠陥がなければこれらの光は容器の上方から見た口部の像が収まる撮像範囲内に向かう。一方、光の照射範囲内に欠陥があると、口部内に入射した光は欠陥が存在する外周部や内周部で反射しなかったり、あるいは欠陥が存在する外周部、内周部及び天面部で反射、屈折又は散乱して光の進行方向が正常時と異なったりする。これにより、光の照射範囲内に欠陥がある場合には、反射光等が口部の像が収まる撮像範囲内から外れて暗部になったり、仮に欠陥での反射光等が撮像範囲内に入る場合でも正常時よりも暗くなったり、逆に明るくなったりするなど正常時の明るさと比べて変化が生じる。したがって、撮像工程で撮像した口部の像の各部の明るさを調べることにより欠陥の有無を検出することが可能となる。
本発明の容器検査方法の一態様において、前記照明工程では、前記口部の天面部(103c)と平行な方向(D0)に対して10度以上30度以下の角度範囲(α)内で前記光を照射してもよい。この態様によれば、この角度範囲内で光を照射することによって、口部の欠陥の検出に適した角度となり、欠陥の検出漏れが少なくなる。
本発明の容器検査方法の一態様において、前記照明工程では、前記光が前記容器の下方に広がることを防止する遮蔽手段(10a)を配置した状態で前記光を照射してもよい。この態様によれば、遮蔽手段によって照明工程で照射される光が容器の下方に広がることが抑制されるので、容器の下方に広がった光が手前側つまり側方側の口部に照射されることを抑制できる。これにより、口部の手前側で反射した光が撮像範囲内に入ることを原因とした誤検出の発生を抑制できる。また、遮蔽手段が配置されることにより、検査精度の向上のために口部の手前側に光が当ることを回避可能なスポット径を持つ光源を使用する必要がなくなる。つまり光源の選択幅が広がるので安価な光源を選択して検査コストを削減する余地が生まれる。
以上説明した容器検査方法及びその各態様は、以下の容器検査装置及びその各態様にて実施できる。すなわち、本発明の容器検査装置(1A、1B)は、容器(100)の口部(103)を検査する容器検査装置において、前記容器の側方かつ斜め上方から、前記容器の中心部を跨いだ前記側方の反対側に位置し前記口部に設定された照射部(IP)に向かって光を照射する照明手段(10)と、前記容器を上方から見た場合に現れる前記口部の像(Im)が収まる撮像範囲(IR)内で、前記照明手段によって前記照射部に前記光が照射された前記口部を撮像する撮像手段(11)と、を備えるものである。
本発明の容器検査装置の一態様において、前記照明手段は、前記口部の天面部(103c)と平行な方向(D0)に対して10度以上30度以下の角度範囲(α)内で前記光を照射してもよい。また、本発明の容器検査装置の一態様において、前記照明手段が照射する前記光が前記容器の下方に広がることを防止する遮蔽手段(10a)を更に備えてもよい。
なお、本発明において「上方」や「側方」との語は、検査対象となる容器の上方又は側方を意味する相対的なものであって、必ずしも水平方向や鉛直方向を基準とした絶対的な方向を意味するものではない。また、本発明における「中心部」は数学的な一点ではなく、中心からある程度の範囲まで広がる領域を意味する。以上の説明では、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記したが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
以上に説明したように、本発明の容器検査方法及び装置によれば、口部の欠陥で反射、屈折、散乱等した光が口部の像が収まる撮像範囲内から外れて暗部になったり、仮に欠陥での反射光等が撮像範囲内に入る場合でも正常時よりも暗くなったり、逆に明るくなったりするなどの正常時と比べて変化が生じる。したがって、撮像工程で撮像した口部の像の各部の明るさを調べることにより欠陥の有無を検出することが可能となる。
図1〜図3に示すように、本形態の検査方法は、容器である牛乳壜100を検査対象としている。牛乳壜100は水平方向に設置されたコンベア105に載せられており、本形態の検査方法はコンベア105で搬送中の牛乳壜100に対して実施される。周知のように、牛乳壜100は透光性を有するガラスを材料として構成されていて、円板状の底部101と、底部101から略直角に立ち上がり上端部に向かって絞り込まれた円筒状の胴部102と、胴部102の上端部に繋がる口部103とを有している。口部103は外周部103a、内周部103b及び天面部103cを有する。本形態の検査方法は、牛乳壜100の口部103の各部に存在する欠けやキズ等の欠陥の有無を検出するために実施される。
本形態の検査方法は、光としての検査光ILを口部103に照射する照明工程と、その照明工程で検査光ILが照射された口部103を撮像する撮像工程とを含む。照明工程では、照明手段であるLED照明器10によって検査光ILを所定の照射部IPに向かって照射する。図1及び図2に示すように、照射部IPは牛乳壜100の側方(図1の右側)から見て、牛乳壜100の中心線CLを含む中心部Cpを跨いだ当該側方の反対側に位置し口部103に設定されている。
照明工程では、その側方(図2の紙面に対向する側)かつ斜め上方から検査光ILを照射部IPに向かって照射する(図1も参照)。口部103の天面部103cが平面かつ水平である場合には、図1に示すように、検査光ILの照射方向D1は水平方向D0に対して10度以上30度以下の角度範囲α内に設定されることが好ましい。この角度範囲α内で検査光ILを照射することによって、口部103の欠陥の検出に適した角度となり、欠陥の検出漏れが少なくなるためである。なお、平面視で口部103が真円であると仮定した場合には、検査光ILの照射方向D1は口部103の法線方向に対して上向きに傾いた方向と幾何学的に定義できる。なお、口部には天面部が平面でなく中央が盛り上がったものや傾斜がついたものもある。このような口部の場合は天面部の頂点が周方向に集められた閉曲線を含む平面が基準となる。この平面と平行な方向が天面部と平行な方向に相当する。この平面が水平な場合には図示の形態と同様に上記角度範囲α内で検査光ILを照射することが好ましい。
なお、照明工程で使用するLED照明器10には遮蔽手段としての遮蔽パイプ10aが設けられている。遮蔽パイプ10aは内部を検査光ILが通ることができるように筒状に形成されており、その先端部が上部よりも下部が長くなるように斜めにカットされている。そのため、遮蔽パイプ10aの先端部の下部によって検査光ILが下方に広がることが抑制され、下方に広がった光が手前側(図1の右側)の口部103に照射されることを抑制できる。これにより、口部103の手前側で反射した光が後述する撮像範囲IR内に入ることを原因とした誤検出の発生を抑制できる。また、遮蔽パイプ10aが配置されることにより、検査精度の向上のために口部103の手前側に光が当ることを回避可能なスポット径を持つ光源を使用する必要がなくなる。そのため、光源の選択幅が広がるので、LED照明器10等の安価な光源を選択できる。これにより検査コストを削減できる。
撮像工程では、牛乳壜100の中心線CLと光軸が一致するように設置された撮像手段としてのカメラ11によって、照射部IPに検査光ILが照射された口部103を撮像する。図3に示すように、カメラ11の撮像範囲IRは牛乳壜100を上方から見た場合に現れる口部103の像Imが収まる範囲として設定されている。なお、像Imが収まる範囲であれば、必ずしもカメラ11の光軸が中心線CLに一致していなくてもよい。また、反射鏡等の光路を変更する手段を牛乳壜100とカメラ11との間に介在させて、カメラ11を任意の位置に設置することも可能である。
図1に示すように、照明工程で照射された検査光ILはその一部が口部103の内周部103b及び天面部103から入射し、検査光ILの残りの一部は内周部103b及び天面部103cの各表面で反射する。検査光ILの照射範囲内に欠陥がなければ、口部103に入射した検査光ILは、外周部103aと外部空間との界面で反射して破線で示すように上方に向かって口部103から出る。また、内周部103b及び天面部103cで反射した光も破線で示すように上方に向かう。そのため、これらの反射光が撮像範囲IRに収まり、検査光ILの照射範囲内に存在する外周部103b、内周部103b及び天面部103cが光った状態の口部103が撮像される。
一方、口部103に欠陥Xが存在する場合、検査光IL又は口部103への入射光はその欠陥Xの箇所で反射、屈折又は散乱して欠陥Xが存在しない正常時と比べて光の進行方向が変化する。欠陥Xによって進行方向が変化した光は、例えば、欠陥Xが外周部103bに存在する場合、口部103に入射した光は外周部103bと外部空間との界面で十分に反射せずに、その界面で屈折して図1の2点鎖線で示すように撮像範囲IRから外れて口部103の半径方向外側に進む場合がある。そのため、この例では正常時に光るべき外周部103aの一部が暗部になったり、かりに破線で示す方向に進む反射光が存在しても、その光量が正常時よりも少なくなり正常時の明るさと比べて暗くなったりする。また、天面部103cに欠陥Xが存在した場合、その欠陥Xの箇所での反射光の光量が正常時よりも増加して正常時の明るさよりも明るくなる場合もあるし、逆に光量が正常時よりも減少して正常時の明るさよりも暗くなる場合もある。
したがって、本形態の検査方法によれば、カメラ11で撮像した口部103の像Imの各部の明るさを調べることにより口部103の欠陥の有無を検出することが可能となる。そして、照射部IPの位置が上述のように設定されているため、口部103の外周部103a、内周部103b及び天面部103cのいずれに欠陥が存在した場合でも、欠陥を容易に検出できる。
次に、本形態の検査方法を実現する容器検査装置の一例を、図4を参照しながら説明する。図4に示すように、容器検査装置1は、検査対象の容器である牛乳壜100の口部103の検査領域を8分割する。そして、各検査領域に検査光ILを照射できるように、8台のLED照明器10が配置されている。具体的には、8台のLED照明器10は、牛乳壜100の周囲を取り囲むように周方向に等間隔で配置されている。各LED照明器10の配置は図1及び図3に示した通りである。各LED照明器10は、各光軸Lxが牛乳壜100の中心線CLと交差する基準線Lsと平行で、かつ基準線Lsから一方向に所定量Δだけオフセットされている。これにより、互いに対向する2台のLED照明器10の検査光ILの干渉が回避される。各LED照明器10が検査光ILを照射する照射部IPも検査領域毎に、図1〜図3に示した通りに設定されている。検査領域の分割数は検査対象に応じて適宜定められる。
カメラ11は、図1に示した通り、牛乳壜100の中心線CLに光軸が一致するように配置されている。各LED照明器10及びカメラ11は、コンピュータである不図示の制御装置に接続されていて、その制御装置によって動作制御される。具体的には、制御装置は、各LED照明器10が検査光ILを照射するように各LED照明器10を制御するとともに、照明された状態の口部103がワンショットで撮像されるようにカメラ11を制御する。そして、制御装置はカメラ11にて撮像された画像データを記憶する。
画像に対する処理及び欠陥の有無の判別処理は次のように制御装置が実施してもよい。例えば、欠陥のない正常時の画像に基づいて輝度等の明るさに関する各部の正常範囲を予め設定し、設定した正常範囲を画像の各部に関連付けて制御装置に記憶させておく。そして、制御装置は撮像工程で得た画像データの各部の明るさが正常範囲内にあるか否かを調べて各部の正常及び異常を判別する。制御装置は、画像データに異常箇所がマーキングされた検査結果画像(図7A〜図7C参照)を生成し、その検査結果画像をディスプレイ等の出力装置から出力させる。
牛乳壜100の口部103に存在し得る欠陥には、図5に模式的に示したように、外周部103aの欠陥X1、内周部103bの欠陥X2、及び天面部103cの欠陥X3などがある。これらの欠陥X1〜X3のいずれも「欠け」に相当するものである。これらの欠陥X1〜X3が存在する場合に撮像工程で得た画像の例を図6A〜図6Cに、それらの画像に対して上記処理を実施した検査結果画像の例を図7A〜図7Cにそれぞれ示す。
図6Aの画像には、外周部103aの欠陥X1に対応する欠陥像x1が暗部として表示される。このケースでは、欠陥X1が形成された反対側にも欠陥像x1が暗部として表示されている。欠陥像x1の存在により外周部103aの像として現れるリングRの一部が欠けた画像が得られる。この画像を基礎とした検査結果画像が図7Aに示されている。これにより、図6Aの画像に存在した欠陥像x1の位置に検出マークMが重ね合わされて強調されている。
図6Bの画像には、外周部103aの欠陥X1と天面部103cの欠陥X3とが連なった状態の欠陥に対応する欠陥像x1、x3が表示される。欠陥X1と欠陥X3とが連なった欠陥により、その欠陥で反射した反射光の光量が正常時よりも増える箇所と減る箇所が混在する画像が得られる。この画像を基礎とした検査結果画像が図7Bに示されている。図7Bには、図6Bの画像に存在した欠陥像x1、x3のうち、暗部に相当する箇所に検出マークMが重ね合わされて強調されている。
図6Cの画像には、内周部103bの欠陥X2に対応する欠陥像x2が暗部として表示される。この画像を基礎とした検査結果画像が図7Cに示されている。これにより、図6Cの画像に存在した欠陥像x2の位置に検出マークMが重ね合わされて強調されている。
このように、図6A〜図6Cの画像又は図7A〜図7Cの画像を観察することにより、口部103の外周部103a、内周部103b及び天面部103cの欠陥の有無を検出することができる。特に、図7A〜図7Cの検査結果画像には欠陥箇所に検出マークMが重ねて表示されて強調されているので、検出マークMの存在により検査結果画像の観察が容易になり欠陥を見落としにくくなる利点がある。
本発明は、上記形態に限定されず、種々の形態にて実施できる。上記各形態では、検査対象の容器である牛乳壜100を動かさずに複数のLED照明器10を用いて口部103を照明して口部103の検査範囲を広げているが本発明は上述した各形態の検査方法及び装置に限定されない。
例えば、図8に示すように、検査対象の容器である牛乳壜100を鉛直方向に延びる回転軸線Axの回りに回転可能なターンテーブル30の上に載せて、そのターンテーブル30を回転させながら、検査光ILを図1の照射方向D1で照射して所定の回転角度毎にカメラ11で撮像する形態で本発明を実施できる。この場合には、LED照明器10の個数は一つで十分であるので、LED照明器10の個数を削減できる。
上記形態では、検査光ILの光源としてLED照明器10を用いているが、光源及びその光の波長に特に制限はない。検査対象となる容器の性質に合わせて適当な光源を選択して構わない。スポット径をある程度小さくできる光源であれば、上記形態で使用した遮蔽手段としての遮蔽パイプ10aは必ずしも必要ない。上記形態では牛乳壜を検査対象としているが、本発明の検査方法及び装置の検査対象となり得る容器としては、口部を有しかつ投光性を有する材料で構成される容器である限り特段の制限はない。また、口部の形状にも制限はない。例えば、平面視で多角形状等の非円形状の口部を有する容器を、本発明の検査方法及び装置の検査対象とすることも可能である。
1 容器検査装置
10 LED照明器(照明手段)
10a 遮蔽パイプ(遮蔽手段)
11 カメラ(撮像手段)
100 牛乳壜(容器)
103 口部
IL 検査光(光)
IR 撮像範囲
IP 照射部
D0 水平方向(天面部と平行な方向)
α 角度範囲
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103 口部
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IR 撮像範囲
IP 照射部
D0 水平方向(天面部と平行な方向)
α 角度範囲
Claims (6)
- 容器の口部を検査する容器検査方法において、
前記容器の側方かつ斜め上方から、前記容器の中心部を跨いだ前記側方の反対側に位置し前記口部に設定された照射部に向かって光を照射する照明工程と、
前記容器を上方から見た場合に現れる前記口部の像が含まれる撮像範囲内で、前記照明工程によって前記照射部に前記光が照射された前記口部を撮像する撮像工程と、
を含むことを特徴とする容器検査方法。 - 前記照明工程では、前記口部の天面部と平行な方向に対して10度以上30度以下の角度範囲内で前記光を照射する請求項1に記載の容器検査方法。
- 前記照明工程では、前記光が前記容器の下方に広がることを防止する遮蔽手段を配置した状態で前記光を照射する請求項1又は2に記載の容器検査方法。
- 容器の口部を検査する容器検査装置において、
前記容器の側方かつ斜め上方から、前記容器の中心部を跨いだ前記側方の反対側に位置し前記口部に設定された照射部に向かって光を照射する照明手段と、
前記容器を上方から見た場合に現れる前記口部の像が含まれる撮像範囲内で、前記照明工程によって前記照射部に前記光が照射された前記口部を撮像する撮像手段と、
を備えることを特徴とする容器検査装置。 - 前記照明手段は、前記口部の天面部と平行な方向に対して10度以上30度以下の角度範囲内で前記光を照射する請求項4に記載の容器検査装置。
- 前記照明手段が照射する前記光が前記容器の下方に広がることを防止する遮蔽手段を更に備える請求項4又は5に記載の容器検査装置。
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Cited By (3)
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---|---|---|---|---|
JP2019066198A (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-25 | 東洋ガラス株式会社 | 容器口部検査装置及び容器口部検査方法 |
WO2019202727A1 (ja) * | 2018-04-20 | 2019-10-24 | アズビル株式会社 | 検査システム |
US11213861B2 (en) | 2018-04-20 | 2022-01-04 | Azbil Corporation | Conveyed article sorting device |
-
2015
- 2015-05-15 JP JP2015099834A patent/JP2016217764A/ja active Pending
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