JP5588532B2 - トランジスタおよび基板に電流経路を形成する方法並びに携帯型電子デバイス - Google Patents

トランジスタおよび基板に電流経路を形成する方法並びに携帯型電子デバイス Download PDF

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Description

本発明は、一般的に、電子回路に関し、より詳細には、エッチングされたトンネル窓を有するEEPROMセルの製作及び構造に関する。
携帯型電子デバイスが普及し続けることにより、製造業者にとって大きな課題が与えられている。電子デバイスの能力を高めることは、コスト、サイズ、重さ、及び電池寿命の課題に依存している。この課題により、結果として、半導体集積化のレベルをますます高めることとなった。したがって、携帯型電子デバイスでは、しばしば、揮発性及び不揮発性メモリ、制御プロセッサ、信号プロセッサ、及び他の回路機能が単一集積回路に組み込まれていた。この携帯型電子デバイスをさらに最適化するには、幾何学的特徴サイズ及びこの幾何学的特徴間のスペースをさらに大きく減少することが必要になる。特徴サイズを縮小するには、最大電界を制限するように電源電圧を下げることが必要である。しかし、電源電圧の低下に関しても、信頼性の高いデバイス動作のために特有の考慮が必要になる。
図1を参照すると、従来技術の電気的消去可能プログラマブル読出し専用メモリ(EEPROM)・セルが示されている。このEEPROMメモリ・セルは、好ましくは、フィールド酸化膜分離領域120の間のP型基板122上に形成される。このフィールド酸化膜分離領域120は、好ましくは、当業者にはよく知られているようにシリコンの局部酸化(LOCOS)によって形成される。EEPROMメモリ・セルは、N+のソース領域108及びドレイン領域116を含む。低不純物濃度ドレイン(LDD)領域109がN+ソース領域108及びドレイン領域116に隣接して形成される。N+トンネル打込み領域114が、N+ドレイン領域116に隣接しかつ電気的に接触して形成される。ゲート酸化膜領域110が、ソース領域108、ドレイン領域116及びトンネル打込み領域114の上に形成される。薄いトンネル酸化膜領域112を形成するようにゲート酸化膜領域110がエッチングされる。第1の多結晶シリコン・フローティング・ゲート106が、フィールド酸化膜分離領域120の間の能動領域の上に形成される。制御ゲート誘電体領域が、第1の多結晶シリコン・フローティング・ゲート106の上に形成される。第2の多結晶シリコン制御ゲート104が、制御ゲート誘電体領域の上に形成される。好ましくは窒化珪素の側壁誘電体107が、第1の多結晶シリコン・フローティング・ゲート及び第2の多結晶シリコン制御ゲート104に隣接して形成される。好ましくはチタン・シリサイドの導電性層(図示しない)が、N+ソース領域108及びドレイン領域116及び多結晶シリコン制御ゲート104の上面に形成される。誘電体領域118が、EEPROMメモリ・セルの上に形成される。誘電体118にコンタクト・ホールがエッチングされ、金属電極100及び102が形成されて、EEPROMメモリ・セルのそれぞれのソース及びドレイン端子への電気接触を実現する。
動作において、フローティング・ゲート106は、論理1又はゼロを表す電荷を蓄積する。慣習に従って、EEPROMセルは、論理1状態にプログラムされたとき、フローティング・ゲート106に負電荷を蓄積する。代わりに、EEPROMセルが論理ゼロ状態に消去されたとき、負電荷はフローティング・ゲート106から除去される。プログラムと消去の両動作で、好ましくは、電荷は、ファウラーノルドハイム・トンネリング(Fowler−Nordheim tunneling)によって、フローティング・ゲート106へ、またフローティング・ゲート106から移動する。例えば、消去動作中には、高電圧がドレイン端子102に加えられ、制御ゲート104は接地に接続され、そしてソース端子100は高インピーダンス状態で浮遊している。端子102の高い正電圧は、N+ドレイン領域116及びN+トンネル打込み領域114に加わる。この高電圧によって、薄いトンネル酸化膜112の窓を横切る高電界が生成され、これによって十分なエネルギーが与えられて、負電荷はフローティング・ゲート106からトンネル酸化膜窓112を通り抜けてN+トンネル打込み領域114にトンネルすることができるようになる。
したがって、トンネル窓酸化膜112の厚さは、プログラム・モードと消去モードの両方でEEPROMメモリ・セルの適切な動作のためにクリティカルである。トンネル窓酸化膜112が薄すぎる場合には、過剰な漏れによって長期データ保持が悪くなるかもしれない。代わりに、トンネル窓酸化膜112が厚すぎる場合には、消去時にゼロを生成するのに十分な電荷が除去されないかもしれない。適切なトンネル窓酸化膜112の厚さを製造することは、N+トンネル打込み領域114が存在することで非常に複雑になる。N+トンネル打込み領域114は、トンネル窓酸化膜112との界面での反転を防ぐように十分に高い表面濃度でなければならない。しかし、N+トンネル打込み領域114のこの高い濃度で、酸化膜成長は非常に速くなる。例えば、低不純物濃度P型シリコン・ウェーハに285Åのゲート酸化膜を生成するゲート酸化方法で、ゲート酸化の前に2E14原子/cmのN+砒素(As)が80KeVのエネルギーで打ち込まれた場合には、結果として約325Åのゲート酸化膜厚さとなる。それから、トンネル窓領域112からゲート酸化膜110がエッチングされる。そして、トンネル酸化膜112が70Åの目標厚さに再成長される。しかし、N+領域114の打込みドーズ量の比較的小さなばらつきで、70Åから150Åのトンネル酸化膜112厚さの大きなばらつきが生じることがある。したがって、製造におけるトンネル酸化膜112厚さのこのクリティカルなばらつき、及びEEPROMメモリ・セルのプログラム及び消去動作の対応するばらつきを減らす方法が必要である。
本発明の好ましい実施例に従って、第1の伝導型を有する基板に電流経路を形成する方法が開示される。この方法は、第2の伝導型を有しかつ基板の表面から第1の深さまで延びる不純物領域を形成することを含む。この不純物領域に穴が形成される。この孔の内面に第1の誘電体層が形成される。この誘電体層に隣接して穴の中に第1の電極が形成される。この第1の誘電体層の厚さは、不純物領域の濃度で変化する。
本発明の前述の特徴は、添付の図面に関連して読まれる次の詳細な説明から、より完全に理解することができる。
従来技術のEEPROMメモリ・セルを示す図である。 本発明のEEPROMメモリ・セルを示す配置図である。 トンネル打込み製造ステップにおける図2のメモリ・セルの線A−A’に沿った断面を示す図である。 トンネル窓シリコン・エッチングの製造ステップにおける図2のメモリ・セルの線A−A’に沿った断面を示す図である。 第1及び第2レベル多結晶シリコン・エッチングの製造ステップ後における図2のメモリ・セルの線A−A’に沿った断面を示す図である。 N+ソース及びドレイン打込みの製造ステップにおける図2のメモリ・セルの線A−A’に沿った断面を示す図である。 金属パターン形成及びエッチングの製造ステップ後の図2のメモリ・セルの線A−A’に沿った断面を示す図である。 図3Eのトンネル窓シリコン・エッチング領域を示す拡大図である。 本発明が効果的に使用されるかもしれない携帯型電子デバイスの実施例として無線電話を示すブロック図である。
図2を参照すると、電気的消去可能プログラマブル読出し専用メモリの配置図が示される。データは繰り返してメモリ・セルから読み出され、また書き込まれるので、名前はいくぶん誤った名称である。又は、ファウラーノルドハイム・トンネリング(Fowler−Nordheim tunneling)を用いた比較的速い消去動作のために、メモリ・セルはフラッシュ・メモリ・セルとも呼ばれる。フラッシュ又は電気的消去可能なプログラマブル読出し専用メモリ・セルは、電力が除去された後でデータ状態を保持するので、一般に不揮発性メモリ・セルとして分類されている。メモリ・セルは、好ましくは、P型基板に形成され、基板の表面に形成されたN+打込み領域214を含む。N+打込み領域214は、インフィル・パターン(infill pattern)で示されかつ破線で境界を定められた範囲に形成される。穴212は、N+打込み領域214の中の基板表面に形成される。穴の側壁は、フローティングの第1の多結晶シリコン・ゲートを充放電するためのトンネル窓として作用する。フローティングの第1の多結晶シリコン・ゲートは、穴212の上に形成される。第2の多結晶シリコン制御ゲート204は、フローティングの第1の多結晶シリコン・ゲートの上に、これと一致するように形成されている。制御ゲート204は、コンタクト端子201を含む。N+ソース領域208及びN+ドレイン領域216は、基板の表面に形成される。ソース領域208及びドレイン領域216の両方は、好ましくは、第2の多結晶シリコン制御ゲート204の形成後にイオン打ち込みによって形成される。したがって、ソース領域208及びドレイン領域216は、多結晶シリコン制御ゲート204と自己整合され、多結晶シリコン制御ゲート204の外側のインフィル・パターンで示されるように境界を定められる。ソース領域208及びドレイン領域216は、それぞれのコンタクト端子200及び202を含む。
ここで図3A〜3Eを参照すると、線A−A’に沿った断面図に関連して、図2のメモリ・セルの製作を詳細に説明する。図3A〜3Eは、本発明の重要な特徴を示すように描かれ、一定の比で描かれていない。共通の参照数字は、同じ特徴に使用されている。メモリ・セルは、好ましくは、P型基板322上に形成する。二酸化珪素分離領域320は、好ましくは、当業者によく知られているようにシリコンの標準的な局部酸化(LOCOS)によって形成する。二酸化珪素分離領域320は、好ましくは、5000Åの厚さに形成する。分離領域320の間の能動領域をさらに酸化して、好ましくは300Åのゲート酸化膜層310を生成する。従来のフォトリソグラフィ方法によって、フォトレジスト・マスク330をP型基板322及び分離領域320の上に形成する。それから、基板322は、好ましくは、80KeVの打込みエネルギーで1E15原子/cmの砒素のN+打込みドーズ量を受ける。若しくは、N+打込みは、燐(P)又は、砒素と燐の組合せであるかもしれない。N+打込みによって、好ましくはゲート酸化膜310の表面の下に800Å、又はP型基板322の表面の下に500Åの深さを有し、かつ2E19原子/cmのピーク濃度を有するN+不純物領域314が生成される。それから、フォトレジスト・パターン330を除去する。
ここで図3Bに注意を向けると、それから、従来のフォトリソグラフィ方法によって、P型基板322、N+領域314、及び分離領域320の上に、フォトレジスト・パターン340を形成する。そして、ゲート酸化膜領域310及び好ましくはN+領域314を貫通してP型基板322に、穴350をエッチングする。この穴は、好ましくは傾斜側壁付きで形成するが、代わりに垂直側壁付きで形成することができる。それから、フォトレジスト・パターン340を除去する。
図3Cにおいて、それから、トンネル・ゲート酸化膜を穴350の側壁に成長する。P型基板322及びN+領域314の表面に、いくらかの追加のゲート酸化膜310が成長する。フローティングの第1の多結晶シリコン・ゲート306を、ゲート酸化膜領域310の上、及び穴350の中に形成する。P型基板322及びN+領域314に対するフローティングの第1の多結晶シリコン・ゲート306のキャパシタンスは、ほぼ2.7fFである。フローティングの第1の多結晶シリコン・ゲート306の上に第2の誘電体領域を形成する。この第2の誘電体領域は、好ましくは、二酸化珪素である。若しくは、第2の誘電体領域は、二酸化珪素、窒化珪素、及び二酸化珪素(ONO)の連続層で形成された複合物であってもよい。フローティングの第1の多結晶シリコン・ゲート306の上にこれと一致して、第2の多結晶シリコン制御ゲート304を形成する。フローティングの第1の多結晶シリコン・ゲート306に対する第2の多結晶シリコン制御ゲート304のキャパシタンスは、ほぼ9.0fFである。
ここで図3Dに注意を向けると、それから、メモリ・セルは低不純物濃度N+打込み309を受ける。好ましくは窒化珪素の誘電体層を化学気相成長法(CVD)で堆積する。異方性エッチングによって、第1の多結晶シリコン・ゲート306及び第2の多結晶シリコン制御ゲート304に隣接して側壁誘電体スペーサ307を残す。それから、好ましくは打込みエネルギー50KeVでの燐(P)の4E14原子/cm及び打込みエネルギー120KeVでの砒素(As)の3E15原子/cmのドーズ量をN+ソース/ドレインに打ち込む。若しくは、N+打込みは、砒素(As)だけ又は燐(P)だけでもよい。高温アニールの後で、N+ソース領域308及びドレイン領域316は、P型基板322の表面の下に好ましくは3000Åの深さを有し、かつ1E21原子/cmのピーク濃度を有する。メモリ・セルの上にチタンを堆積し、窒素環境中でアニールし、これによって、窒化チタンの上層とチタン・シリサイドの下層を生成する。それから、窒化チタンを除去し、N+ソース308、N+ドレイン316、及び制御ゲート304と導電性接触したチタン・シリサイド(図示しない)を残す。それから、メモリ・セルの上に酸化膜領域318を堆積する(図3E)。それぞれのソース308、ドレイン316、及び制御ゲート204のコンタクト・ホール200、202、及び201(図2)を、酸化膜層318にエッチングする。それから、金属のソース端子300、ドレイン端子302、及び制御ゲート端子を、酸化膜層318の上に形成して、メモリ・セルへの電気接続を実現する。
図4を参照すると、図3Eの穴350の拡大された断面図が示される。穴350の左の図は、N+領域314の近似的なドーピング分布を示す。次元Xは、P型基板の表面からの距離である。Nは、N+打込みによる正味のドナー濃度であり、ガウス分布を有する。前に述べたように、N+領域314によって、穴350の側壁に沿ったゲート酸化膜層310の成長は非常に速くなる。したがって、最大正味ドナー濃度に対応するゲート酸化膜領域362は、好ましくは厚さが150Åである。比較として、比較的低い正味ドナー濃度に対応するゲート酸化膜領域360及び364は、好ましくは厚さが70Åである。したがって、速められた酸化によって、穴350の側壁に沿ったN+領域314のドーピング分布に対応して変化するゲート酸化膜厚さが形成される。この変化するゲート酸化膜厚さ360〜364は、有利なことには、N+領域314とフローティング多結晶シリコン・ゲート306の間で電荷を通す自己選択トンネル窓を形成する。
図3E及び4を参照すると、消去動作において、ドレイン領域316及びN+領域314は、好ましくは13Vの高電圧を受けるように結合される。ソース領域308は、高インピーダンス状態でフローティングになっている。制御ゲート端子304は接地又は0Vになっている。その結果、フローティング多結晶シリコン・ゲート306は、低電圧に容量的に結合される。この低電圧は、穴350の側壁に沿ったN+領域314との界面の低濃度領域360及び364を空乏にする傾向があり、また反転さえするかもしれない。この空乏又は反転領域は、ゲート酸化膜層と直列になって電圧分割器として作用して、領域360及び364の電界を減少させる。領域360及び364のゲート酸化膜層にかかる電界が対応して減少することによって、フローティング多結晶シリコン・ゲート306からN+領域314への負電荷の流れが妨げられる。領域362の高N+濃度は、N+領域314との界面で穴350の側壁に沿った空乏及び反転を妨げる。しかし、領域362のゲート酸化膜は、領域360及び364に比べて比較的厚い。したがって、領域362のゲート酸化膜にかかる電界は、また、最適とは言えず、フローティング多結晶シリコン・ゲート306からN+領域314への負電荷の流れを妨げる。しかし、ゲート酸化膜厚さが連続して変化しているために、N+濃度及びゲート酸化膜厚さの最適値は、領域362と領域360及び364の間に存在するにちがいない。このようにして、電界が局所極大値に達する領域362と領域360及び364の間に、自己選択電流経路が生じる。この電界に応答して、負電荷がフローティング多結晶シリコン・ゲート306からN+領域314に流れ、これによって、メモリ・セルの−2.0Vの消去閾値電圧が生成される。この自己選択電流経路は、有利なことに、領域314のゲート酸化膜厚さ310及びN+接合深さ及び濃度のばらつきに関して、プロセスに耐える消去閾値電圧を実現する。
書込み又はプログラム動作において、ドレイン領域316、N+領域314及びソース領域308は、接地又は0Vに結合される。好ましくは13Vの高電圧がゲート端子304を制御するように加えられる。その結果、フローティング多結晶シリコン・ゲート306は、高電圧に容量的に結合される。この高電圧で、ソース308とN+領域314の間のチャネル領域及び穴350の下部分が反転される。また、フローティング多結晶シリコン・ゲート306の高電圧で、N+領域314に隣接した表面は強い蓄積の状態に保たれる。このようにして、穴350の側壁のゲート酸化膜領域360及び364を横切って最大電界が発生する。穴350の側壁に沿ったこの領域360及び364は、N+領域314からフローティング多結晶シリコン・ゲート306への負電荷の流れの電流経路として作用し、これによって、メモリ・セルの1つをプログラムする。このように、電界が局所極大値に達する領域360及び364に、自己選択電流経路が生じる。この電界に応答して、負電荷がN+領域314からフローティング多結晶シリコン・ゲート306に流れ、これによって、メモリ・セルの5.0Vのプログラム閾値電圧が生成される。さらに、有利なことには、この自己選択電流経路は、消去動作の電流経路と違っている。プログラム動作と消去動作の電流経路がこのように異なることで、有利なことには、トンネル酸化膜を流れる累積電荷流が減少し、これによって、メモリ・セルの寿命の間の書込み消去サイクルの最大許容数が増加する。
図5を参照すると、本発明が有利に使用されるかもしれない携帯型電子デバイスの実施例として、無線電話のブロック図が示されている。無線電話は、アンテナ500、無線周波トランシーバ502、ベースバンド回路510、マイクロフォン506、スピーカ508、キーパッド520、及びディスプレイ522を含む。無線電話は、好ましくは、当技術分野でよく知られているような再充電可能な電池(図示しない)で給電される。アンテナ500によって、無線電話は、当技術分野で知られている方法で、無線電話通信用の無線周波環境と対話することができる。無線周波トランシーバ502は、アンテナ500を介して無線周波信号を送ったり受け取ったりする。送信信号は、ベースバンド回路510から受け取られる音声/データ出力信号によって変調される。受信信号は、変調され、そして音声/データ入力信号としてベースバンド回路510に供給される。アナログ部分504は、アナログ音声信号を受け取るためのマイクロフォン506に接続されたアナログ・ディジタル変換器524を含む。このアナログ・ディジタル変換器524は、このアナログ音声信号をディジタル・データに変換し、それをディジタル信号処理装置516に供給する。また、アナログ部分504は、スピーカ508に接続されたディジタル・アナログ変換器526も含む。スピーカ508は、音声出力を使用者に与える。ディジタル部分510は、1つ又は複数の集積回路に組み込まれ、そして、マイクロコントローラ・ユニット518、ディジタル信号処理装置516、不揮発性メモリ回路512、及び揮発性メモリ回路514を含む。不揮発性メモリ回路512は、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去可能プログラマブル読出し専用メモリ(EEPROM)、強誘電体メモリ(FeRAM)、FLASHメモリ、又は当技術分野で知られているような他の不揮発性メモリを含むことができる。揮発性メモリ回路514は、ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)、ヌタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)、又は当技術分野で知られているような他の揮発性メモリを含むことができる。マイクロコントローラ・ユニット518は、キーパッド520と対話して、使用者からの電話番号入力及び制御入力を受け取る。マイクロコントローラ・ユニット518は、ディスプレイ522に駆動機能を供給して、ダイヤルされた番号、残りの電池寿命のような電話の現状、及び受信された英数字メッセージを表示する。ディジタル信号処理装置516は、送信符号化、受信デコーディング、誤り検出及び訂正、エコー消去、音声帯域フィルタ処理、その他のための実時間信号処理を行なう。マイクロコントローラ・ユニット518とディジタル信号処理装置516の両方が、プログラム命令及び使用者プロフィール・データのための不揮発メモリ512とインタフェースをとる。マイクロコントローラ・ユニット518及びディジタル信号処理装置516は、また、信号処理、音声認識処理、及び他の用途のための揮発性メモリ回路514とインタフェースをとる。
第1の伝導型を有する基板に形成されたトランジスタが、基板の表面に形成された第2の伝導型を有する第1の不純物領域と、基板の表面に形成され、かつ第1の領域から間隔を開けて配置された第2の伝導型を有する第2の不純物領域と、第1の不純物領域と第2の不純物領域の間の基板の表面に形成された穴とを含む本発明の実施例を説明した。このトランジスタは、穴の上に形成された第1の誘電体領域及び第1の誘電体領域の上に形成された第1の電極を有することができる。第1の電極は、メモリ・セルのフローティング・ゲートであることができる。第1の電極の上に第2の誘電体領域を形成することができ、さらに第2の誘電体領域の上に第2の電極を形成することができる。第2の電極はメモリ・セルの制御電極であることができる。また、第2の伝導型を有する第3の不純物領域を基板の表面に形成することができ、この第3の領域は穴に隣接し、かつ第2の領域と電気的に接触している。1つの変形では、第1及び第2の不純物領域は、基板の表面から第1の深さを有し、この深さは、第3の不純物領域の基板表面からの第2の深さと異なっている。第1の深さは、第2の深さよりも大きく、そして穴は、第2の深さよりも大きくかつ第1の深さよりも小さな第3の深さを有することができる。
第1の伝導型を有する基板に電流経路を形成する説明した方法は、第2の伝導型を有する不純物領域を形成するステップであって、この不純物領域が基板の表面から第1の深さまで延びているものであるステップと、不純物領域に穴を形成するステップと、穴の内面に第1の誘電体層を形成するステップと、誘電体層に隣接して穴に第1の電極を形成するステップとを備える。この穴は、第1の深さよりも大きな第2の深さまで形成することができる。第1の電極はメモリ・セルのフローティング・ゲートであることができる。メモリ・セルは、電気的消去可能プログラマブル読出し専用メモリ又はフラッシュ・メモリであることができる。第1の誘電体層から間隔を開けて第1の電極上に第2の誘電体層を形成することができ、さらに第2の誘電体層に隣接して第2の電極を形成することができる。第2の電極はメモリ・セルの制御電極であることができる。
説明した携帯型電子デバイスは、処理装置と、第1の伝導型を有する基板上に形成され、かつ処理装置に結合されたメモリ・セルのアレイとを含む。アレイの各メモリ・セルは、基板の表面に形成された第2の伝導型を有する第1の不純物領域と、基板の表面に形成され、かつ第1の領域から間隔を開けて配置された第2の伝導型を有する第2の不純物領域と、第1の不純物領域と第2の不純物領域の間の基板の表面に形成された穴とを含むことができる。各メモリ・セルは、基板の表面に形成された第2の伝導型を有する第3の不純物領域を備えることができ、この第3の不純物領域は穴に隣接し、かつ第2の領域と電気的に接触している。処理装置はディジタル信号処理装置であることができ、さらに基板上に形成することができる。各メモリ・セルは、例えば、電気的消去可能プログラマブル読出し専用メモリのような不揮発性メモリ・セルであることができる。
本発明は、例示の実施例を参照して説明したが、この説明は、制限する意味で解釈されるように意図されていない。本発明の他の実施例だけでなく、例示の実施例の様々な修正及び組合せも、説明を参照するとき当業者には明らかになるであろう。例えば、他のドーピング分布及び不純物の型を同様に本発明に使用することができる。特に、本発明はNチャネル又はPチャネルEEPROMに使用することができる。さらに、本発明は、無線電話、ディジタル・カメラ、CDROMプレーヤ、スマート・カード、又は他の携帯型用途のような携帯型電子デバイスに特に適している。本発明は、コンピュータ及び自動車の他の不揮発性メモリ用途に同様に適している。前述の議論を考慮して、添付の特許請求の範囲はどんなそのような修正又は実施例も含む意図である。
以上の説明に関して、さらに以下の項を開示する。
(1) 第1の伝導型を有する基板上に形成されたトランジスタであって、
前記基板の表面に形成された第2の伝導型を有する第1の不純物領域と、
前記基板の表面に形成され、かつ前記第1の領域から間隔を開けて配置された前記第2の伝導型を有する第2の不純物領域と、
前記第1の不純物領域と前記第2の不純物領域の間の前記基板の表面に形成された穴とを備えるトランジスタ。
(2) 前記穴の上に形成された第1の誘電体領域と、
前記第1の誘電体領域の上に形成された第1の電極と、
前記第1の電極の上に形成された第2の誘電体領域と、
前記第2の誘電体領域の上に形成された第2の電極とを備える(1)に記載のトランジスタ。
(3) 前記第1の電極がメモリ・セルのフローティング・ゲートであり、さらに前記第2の電極がメモリ・セルの制御ゲートである(2)に記載のトランジスタ。
(4) 前記基板の表面に形成された前記第2の伝導型を有する第3の不純物領域であって、前記穴に隣接しかつ前記第2の領域と電気的に接触している第3の不純物領域を備え、前記第1及び第2の不純物領域が前記基板の表面から第1の深さを有し、前記第3の不純物領域が前記基板の表面から前記第1の深さと異なった第2の深さを有し、前記第1の深さが前記第2の深さよりも大きく、さらに、前記穴が、前記第2の深さよりも大きくかつ前記第1の深さよりも小さな第3の深さを有する(1)に記載のトランジスタ。
(5) 第1の伝導型を有する基板に電流経路を形成する方法であって、
第2の伝導型を有する不純物領域を形成するステップであって、前記不純物領域が前記基板の表面から第1の深さまで延びているものであるステップと、
前記不純物領域に穴を形成するステップと、
前記穴の内面に第1の誘電体層を形成するステップと、
前記誘電体層に隣接して前記穴に第1の電極を形成するステップとを備える方法。
(6) 前記第1の深さよりも大きな第2の深さまで前記穴を形成し、前記第1の電極の上に前記第1の誘電体層から間隔を開けて配置された第2の誘電体層を形成し、さらに前記第2の誘電体層に隣接して第2の電極を形成するステップを備える(5)に記載の方法。
(7) 前記第1の電極がメモリ・セルのフローティング・ゲートであり、さらに前記第2の電極がメモリ・セルの制御ゲートである(6)に記載の方法。
(8) 処理装置、及び
第1の伝導型を有する基板上に形成され、かつ前記処理装置に結合されたメモリ・セルのアレイを備える携帯型電子デバイスであって、前記アレイの各メモリ・セルが、
前記基板の表面に形成された第2の伝導型を有する第1の不純物領域と、
前記基板の表面に形成され、かつ前記第1の領域から間隔を開けて配置された、前記第2の伝導型を有する第2の不純物領域と、
前記第1の不純物領域と前記第2の不純物領域の間の前記基板の表面に形成された穴とを備える携帯型電子デバイス。
(9) 前記各メモリ・セルが、前記基板の表面に形成された前記第2の伝導型を有する第3の不純物領域を備え、前記第3の不純物領が、前記穴に隣接し、かつ前記第2の領域と電気的に接触している(8)に記載の携帯型電子デバイス。
(10) 第1の伝導型を有する基板に電流経路を形成する方法が開示される。本方法は、第2の伝導型を有しかつ基板の表面から第1の深さまで延びる不純物領域(314)を形成することを含む。不純物領域に穴(350)を形成する。穴の内面に第1の誘電体層(360〜364)を形成する。誘電体層に隣接して穴の中に第1の電極(306)を形成する。
304 第1の多結晶シリコン制御ゲート
306 第1の多結晶シリコン・ゲート(フローティング)
308 ソース領域
310 ゲート酸化膜層
314 N+領域(不純物領域)
316 ドレイン領域
320 二酸化珪素分離領域
322 基板(P型)
350 穴
360、362、364 第1の誘電体(トンネル・ゲート酸化膜)

Claims (2)

  1. 第1の伝導型を有する基板に電流経路を形成する方法であって、
    第2の伝導型を有する不純物領域を形成するステップであって、前記不純物領域が前記基板の表面から第1の深さまで延びている、ステップと、
    前記不純物領域に穴を形成するステップと、
    前記穴の内面にトンネル・ゲート酸化膜を形成するステップと、
    前記トンネル・ゲート酸化膜に隣接して前記穴に第1の電極を形成するステップと、
    を含み、
    前記トンネル・ゲート酸化膜が前記穴の側壁に沿って連続的に変化する厚みを有し、前記連続的に変化する厚みが前記不純物領域内の正味のドナー濃度に対応し、前記電流経路が前記トンネル・ゲート酸化膜を介して形成される、方法。
  2. 処理装置と、
    第1の伝導型を有する基板上に形成され、かつ前記処理装置に結合されたメモリ・セルのアレイと、
    を備える携帯型電子デバイスであって、
    前記アレイの各メモリ・セルが、
    前記基板の表面に形成された第2の伝導型を有する第1の不純物領域と、
    前記基板の表面に形成され、かつ前記第1の不純物領域から間隔を開けて配置された、前記第2の伝導型を有する第2の不純物領域と、
    前記基板の表面に形成され、かつ前記第2の不純物領域に電気的に接触しており、前記第2の伝導型を有する第3の不純物領域と、
    前記第1の不純物領域と前記第2の不純物領域の間の前記基板の表面に形成されており、前記第3の不純物領域に隣接する穴と、
    前記穴の上に形成されたトンネル・ゲート酸化膜と、
    を含み、
    前記トンネル・ゲート酸化膜が前記穴の側壁に沿って連続的に変化する厚みを有し、前記連続的に変化する厚みが前記第3の不純物領域の正味のドナー濃度に対応する、
    携帯型電子デバイス。
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