JP5587706B2 - 音響処理装置 - Google Patents
音響処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5587706B2 JP5587706B2 JP2010204660A JP2010204660A JP5587706B2 JP 5587706 B2 JP5587706 B2 JP 5587706B2 JP 2010204660 A JP2010204660 A JP 2010204660A JP 2010204660 A JP2010204660 A JP 2010204660A JP 5587706 B2 JP5587706 B2 JP 5587706B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- correction
- frequency
- component
- correction filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Stereophonic System (AREA)
Description
Low R+High R+(Mid R−Mid L)×G …(2)式
Mid L+Mid R …(3)式
なお、本実施の形態に係る帯域分割合成部2においては、低域通過型および高域通過型のバタワース(Butterworth)フィルタを2個カスケード接続した後に、それぞれを組み合わせることによって、上述した(1)式・(2)式に示すLチャンネルおよびRチャンネルにおける高域成分信号と低域成分信号とステレオ成分信号との合成信号(以下、高低域+ステレオ成分信号とする。ワイド成分信号)と、(3)式に示したセンター成分信号とを生成する。帯域分割合成部2における低域通過型のフィルタのカットオフ周波数は、200Hzであり、高域通過型のフィルタのカットオフ周波数は、5kHzである。
2 …帯域分割合成部(信号分離手段)
3 …クロストークキャンセル部(クロストークキャンセル手段)
4 …周波数補正部(第5FIRフィルタ部、周波数補正手段)
5 …合成部(合成手段)
10 …第1FIRフィルタ部(第1フィルタ手段)
11 …第2FIRフィルタ部(第2フィルタ手段)
12 …第3FIRフィルタ部(第3フィルタ手段)
13 …第4FIRフィルタ部(第4フィルタ手段)
14 …第1加算部(第1加算手段)
15 …第2加算部(第2加算手段)
M …ダミーヘッド
Claims (4)
- 入力されたLチャンネル用のオーディオ信号とRチャンネル用のオーディオ信号とを、中周波数帯域のモノラル成分からなるセンター成分信号と、低周波数帯域と高周波数帯域と中周波数帯域のステレオ成分とからなるLチャンネル用およびRチャンネル用のワイド成分信号とに分離する信号分離手段と、
該信号分離手段により分離されたLチャンネル用およびRチャンネル用のワイド成分信号に対して、クロストークキャンセル処理を行うクロストークキャンセル手段と、
前記クロストークキャンセル手段によりクロストークキャンセル処理が行われたLチャンネル用およびRチャンネル用のワイド成分信号のそれぞれに前記センター成分信号を合成する合成手段と
を備え、
前記クロストークキャンセル手段は、
左側スピーカから聴取者の左耳へと伝達されるLチャンネル用のワイド成分信号に対してフィルタ処理を行う第1フィルタ手段と、
左側スピーカから聴取者の右耳へと伝達されるLチャンネル用のワイド成分信号に対してフィルタ処理を行う第2フィルタ手段と、
右側スピーカから聴取者の左耳へと伝達されるRチャンネル用のワイド成分信号に対してフィルタ処理を行う第3フィルタ手段と、
右側スピーカから聴取者の右耳へと伝達されるRチャンネル用のワイド成分信号に対してフィルタ処理を行う第4フィルタ手段と、
前記第1フィルタ手段によりフィルタ処理されたLチャンネル用のワイド成分信号と、前記第3フィルタ手段によりフィルタ処理されたRチャンネル用のワイド成分信号との合成処理とを行う第1加算手段と、
前記第4フィルタ手段によりフィルタ処理されたRチャンネル用のワイド成分信号と、前記第2フィルタ手段によりフィルタ処理されたLチャンネル用のワイド成分信号との合成処理とを行う第2加算手段と
を有し、
ダミーヘッドの左耳側マイクロフォンで左側スピーカより出力された評価信号を検出して第1インパルス応答を求め、さらに、該第1インパルス応答の音響特性を逆フィルタリング処理することにより求められる第1補正フィルタと、
前記ダミーヘッドの右耳側マイクロフォンで左側スピーカより出力された評価信号を検出して第2インパルス応答を求め、さらに、該第2インパルス応答の音響特性を逆フィルタリング処理することにより求められる第2補正フィルタと、
前記ダミーヘッドの左耳側マイクロフォンで右側スピーカより出力された評価信号を検出して第3インパルス応答を求め、さらに、該第3インパルス応答の音響特性を逆フィルタリング処理することにより求められる第3補正フィルタと、
前記ダミーヘッドの右耳側マイクロフォンで右側スピーカより出力された評価信号を検出して第4インパルス応答を求め、さらに、該第4インパルス応答の音響特性を逆フィルタリング処理することにより求められる第4補正フィルタと、
音響空間の音響特性を測定するための測定マイクロフォンでスピーカより出力された評価信号を検出してインパルス応答を求め、さらに、該インパルス応答の音響特性を逆フィルタリング処理することにより求められる第5補正フィルタと
を用いて、
前記第1フィルタ手段のフィルタ係数を、前記第5補正フィルタの低域周波数成分および高域周波数成分と、前記第1補正フィルタの中域周波数成分とを用いて生成された補正フィルタAに基づいて算出し、
前記第2フィルタ手段のフィルタ係数を、前記第2補正フィルタの中域周波数成分だけを用いて生成された補正フィルタBに基づいて算出し、
前記第3フィルタ手段のフィルタ係数を、前記第3補正フィルタの中域周波数成分だけを用いて生成された補正フィルタCに基づいて算出し、
前記第4フィルタ手段のフィルタ係数を、前記第5補正フィルタの低域周波数成分および高域周波数成分と、前記第4補正フィルタの中域周波数成分とを用いて生成された補正フィルタDに基づいて算出する
ことを特徴とする音響処理装置。 - 前記補正フィルタAは、低域周波数成分と中域周波数成分との間の周波数成分における周波数の増加に従って、前記第5補正フィルタの占める割合が減少すると共に前記第1補正フィルタの占める割合が増加し、前記中域周波数成分と前記高域周波数成分との間の周波数成分における周波数の増加に従って、前記第5補正フィルタの占める割合が増加すると共に前記第1補正フィルタの占める割合が減少し、
前記補正フィルタDは、低域周波数成分と中域周波数成分との間の周波数成分における周波数の増加に従って、前記第5補正フィルタの占める割合が減少すると共に前記第4補正フィルタの占める割合が増加し、前記中域周波数成分と前記高域周波数成分との間の周波数成分における周波数の増加に従って、前記第5補正フィルタの占める割合が増加すると共に前記第4補正フィルタの占める割合が減少する
ことを特徴とする請求項1に記載の音響処理装置。 - 前記第5補正フィルタを用いて前記センター成分信号に周波数補正処理を施して前記合成手段に出力する周波数補正手段
を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の音響処理装置。 - 前記第1補正フィルタの中域周波数成分における信号レベルと前記第5補正フィルタの中域周波数成分における信号レベルとのレベル差を是正するようにして前記第1補正フィルタの信号レベル調節を行った後に、前記第1フィルタ手段のフィルタ係数を算出し、
前記第4補正フィルタの中域周波数成分における信号レベルと前記第5補正フィルタの中域周波数成分における信号レベルとのレベル差を是正するようにして前記第4補正フィルタの信号レベル調節を行った後に、前記第4フィルタ手段のフィルタ係数を算出する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の音響処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010204660A JP5587706B2 (ja) | 2010-09-13 | 2010-09-13 | 音響処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010204660A JP5587706B2 (ja) | 2010-09-13 | 2010-09-13 | 音響処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012060599A JP2012060599A (ja) | 2012-03-22 |
JP5587706B2 true JP5587706B2 (ja) | 2014-09-10 |
Family
ID=46057098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010204660A Expired - Fee Related JP5587706B2 (ja) | 2010-09-13 | 2010-09-13 | 音響処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5587706B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3406084B1 (en) * | 2016-01-18 | 2020-08-26 | Boomcloud 360, Inc. | Subband spatial and crosstalk cancellation for audio reproduction |
US10313820B2 (en) * | 2017-07-11 | 2019-06-04 | Boomcloud 360, Inc. | Sub-band spatial audio enhancement |
US10841728B1 (en) | 2019-10-10 | 2020-11-17 | Boomcloud 360, Inc. | Multi-channel crosstalk processing |
KR102601666B1 (ko) * | 2021-10-29 | 2023-11-13 | (주)건융아이비씨 | 청각장애인용 히어링 시스템 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0292200A (ja) * | 1988-09-29 | 1990-03-30 | Toshiba Corp | 立体音再生装置 |
JP2591472Y2 (ja) * | 1991-11-11 | 1999-03-03 | 日本ビクター株式会社 | 音響信号処理装置 |
JP3618159B2 (ja) * | 1996-02-28 | 2005-02-09 | 松下電器産業株式会社 | 音像定位装置およびそのパラメータ算出方法 |
JP2008136215A (ja) * | 2004-11-19 | 2008-06-12 | Victor Co Of Japan Ltd | 映像音声記録装置及び方法 |
JP2006279864A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Clarion Co Ltd | 音響システム |
JP2008092411A (ja) * | 2006-10-04 | 2008-04-17 | Victor Co Of Japan Ltd | 音響信号生成装置 |
JP2009278668A (ja) * | 2009-08-26 | 2009-11-26 | Pioneer Electronic Corp | 2チャンネル音声信号の処理回路、処理プログラム及び再生装置 |
-
2010
- 2010-09-13 JP JP2010204660A patent/JP5587706B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012060599A (ja) | 2012-03-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1370115B1 (en) | Sound image control system | |
JP5448451B2 (ja) | 音像定位装置、音像定位システム、音像定位方法、プログラム、及び集積回路 | |
JP6187626B1 (ja) | 収音装置及びプログラム | |
JP6479287B1 (ja) | オーディオ再生のためのサブバンド空間クロストークキャンセル | |
JP6870078B2 (ja) | 動的サウンド調整のための雑音推定 | |
CN107039029B (zh) | 头盔中具有有源噪声控制的声音再现 | |
US20140348353A1 (en) | Sound system for establishing a sound zone | |
JP2003061198A (ja) | オーディオ再生装置 | |
EP1959714A1 (en) | Sound signal processing device, method of processing sound signal, sound reproducing system, method of designing sound signal processing device | |
JP4904461B2 (ja) | 音声周波数応答処理システム | |
JP5103522B2 (ja) | 音声再生装置 | |
JP5917765B2 (ja) | 音声再生装置、音声再生方法及び音声再生プログラム | |
US10560782B2 (en) | Signal processor | |
JP5587706B2 (ja) | 音響処理装置 | |
JPWO2006009058A1 (ja) | 音像定位装置 | |
JP2021522755A (ja) | 空間オーディオ信号のクロストーク処理のためのスペクトル欠陥補償 | |
JP5883580B2 (ja) | フィルタ係数決定装置 | |
JP2004064739A (ja) | 音像制御システム | |
JP6104740B2 (ja) | 音場補正装置、音場補正フィルタ生成装置および音場補正フィルタ生成方法 | |
JP5711555B2 (ja) | 音像定位制御装置 | |
JP5547432B2 (ja) | 自動音量制御装置 | |
JP2011228956A (ja) | 車載用音場制御装置 | |
JP4943098B2 (ja) | 音響再生システム及び音響再生方法 | |
JP2012100117A (ja) | 音響処理装置及び方法 | |
JPH05153698A (ja) | 音場拡大制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130906 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140509 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140708 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140724 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5587706 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |