JP5586088B2 - 昇圧型dc/dcコンバータ及びこれを備えた電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、同期整流方式の昇圧型DC/DCコンバータ、及び、これを備えた電子機器に関するものである。
従来から、熱損失が少なく、かつ、入出力較差が大きい場合に比較的効率が良い安定化電源手段の一つとして、出力トランジスタのスイッチング制御(デューティ制御)によってエネルギ貯蔵素子(キャパシタやインダクタなど)を駆動することにより、入力電圧から所望の出力電圧を生成する昇圧型DC/DCコンバータ(いわゆるスイッチングレギュレータ)が広く用いられている(図11A〜図11Cを参照)。
なお、上記に関連する従来技術の一例としては、本願出願人による特許文献1を挙げることができる。
特開2007−282411号公報
ところで、図11Aの昇圧型DC/DCコンバータでは、同期整流素子として、オン抵抗の小さいPチャネル型MOS[Metal Oxide Semiconductor]電界効果トランジスタ701が用いられていた。このような構成を採用した場合には、重負荷時の効率を高めることができる反面、チップ面積が大きくなるという課題があった。
一方、図11Bの昇圧型DC/DCコンバータでは、非同期整流素子として、素子サイズの小さいダイオード801が用いられていた。このような構成を採用した場合には、図11Aの構成と比べて、チップ面積を縮小することができる反面、重負荷時の効率が低下するという課題があった。
そこで、上記双方の課題を解消すべく、本願出願人による特許文献1では、図11Cに示したように、Nチャネル型電界効果トランジスタ901を同期整流素子として用いた上で、インダクタ903の一端に現れるスイッチ電圧SWを少なくともトランジスタ901のオンスレッショルド電圧分だけ高めたブート電圧BOOTを生成するブートストラップ回路(ブートストラップ用のダイオード907とコンデンサ908)を設け、トランジスタ901のゲート電圧G1をスイッチ電圧SWとブート電圧BOOTとの間でパルス駆動する構成が開示・提案されていた。
確かに、図11Cの従来構成を採用すれば、チップ面積を大型化することなく電力変換効率を高めることが可能である。しかしながら、図11Cの従来構成では、ブートストラップ回路を形成する逆流電流防止素子として、ダイオード907が用いられていたので、コンデンサ908の一端には、入力電圧Vinからダイオード907の順方向効果電圧Vf(約0.7V)を差し引いた電圧だけしか印加することができず、入力電圧Vinが小さいときには、同期整流動作に支障を生じるおそれがあった。
本発明は、本願の発明者によって見い出された上記の問題点に鑑み、チップ面積を大型化することなく電力変換効率を高めることが可能であり、かつ、入力電圧が小さいときでも同期整流動作を支障なく行うことが可能な昇圧型DC/DCコンバータ、及び、これを備えた電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る昇圧型DC/DCコンバータは、入力電圧から所望の出力電圧を生成するためにインダクタの一端に各々接続されたNチャネル型の出力トランジスタ及び同期整流トランジスタと、接地電圧と前記入力電圧との間で前記出力トランジスタのゲート電圧をパルス駆動する第1ドライバと、前記インダクタの一端に現れるスイッチ電圧を少なくとも前記同期整流トランジスタのオンスレッショルド電圧分だけ高めたブート電圧を生成するブートストラップ回路と、前記スイッチ電圧と前記ブート電圧との間で前記同期整流トランジスタのゲート電圧をパルス駆動する第2ドライバと、前記第1ドライバと前記第2ドライバを介して前記出力トランジスタと前記同期整流トランジスタのオン/オフ制御を行うドライバ制御回路と、を有する昇圧型DC/DCコンバータであって、前記ブートストラップ回路は、前記入力電圧の印加端と前記ブート電圧の印加端との間に、前記ドライバ制御回路によってオン/オフ制御されるPチャネル型電界効果トランジスタを含んでいる構成(第1の構成)とされている。
なお、上記第1の構成から成る昇圧型DC/DCコンバータにおいて、前記ドライバ制御回路は、前記出力トランジスタと前記Pチャネル型電界効果トランジスタとを同期してオン/オフさせる構成(第2の構成)にするとよい。
また、上記第1または第2の構成から成る昇圧型DC/DCコンバータにおいて、前記ドライバ制御回路は、前記出力トランジスタと前記同期整流トランジスタの同時オンを防止するためのデッドタイム生成部を有する構成(第3の構成)にするとよい。
また、上記第3の構成から成る昇圧型DC/DCコンバータにおいて、前記ドライバ制御回路は、前記昇圧型DC/DCコンバータが起動してから所定期間にわたって、前記同期整流トランジスタをオフさせたまま、前記出力トランジスタのみをオン/オフさせる非同期整流駆動を行い、その後、前記出力トランジスタと前記同期整流トランジスタを相補的にオン/オフさせる同期整流駆動を行う構成(第4の構成)にするとよい。
また、上記第1〜第4いずれかの構成から成る昇圧型DC/DCコンバータにおいて、前記ブートストラップ回路は、前記入力電圧の印加端と前記ブート電圧の印加端との間に電流制限抵抗を含んでいる構成(第5の構成)にするとよい。
また、上記第1〜第5いずれかの構成から成る昇圧型DC/DCコンバータは、基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、前記出力電圧に応じた帰還電圧と前記基準電圧との差分を増幅して誤差電圧を生成するエラーアンプと、前記昇圧型DC/DCコンバータが起動してから所定のソフトスタート期間にわたって前記誤差電圧を緩やかに上昇させるためのソフトスタート回路と、三角波電圧を生成する発振回路と、前記誤差電圧と前記三角波電圧とを比較してパルス幅変調信号を生成するPWMコンパレータと、を含む出力帰還回路をさらに有し、前記ドライバ制御回路は、前記パルス幅変調信号に基づいて前記出力トランジスタと前記同期整流トランジスタのオン/オフ制御を行う構成(第6の構成)にするとよい。
また、上記第6の構成から成る昇圧型DC/DCコンバータにおいて、前記ドライバ制御回路は、前記昇圧型DC/DCコンバータが起動してから前記ソフトスタート期間にわたって前記非同期整流駆動を行う構成(第7の構成)にするとよい。
また、上記第6または第7の構成から成る昇圧型DC/DCコンバータにおいて、前記出力トランジスタ、前記同期整流トランジスタ、前記第1ドライバ、前記第2ドライバ、前記ブートストラップ回路、前記ドライバ制御回路、及び、前記出力帰還回路は、いずれも半導体装置に集積化されている構成(第8の構成)にするとよい。
また、上記第8の構成から成る昇圧型DC/DCコンバータにおいて、前記半導体装置には、前記ブートストラップ回路を形成する素子として、前記スイッチ電圧の印加端と前記ブート電圧の印加端との間に、ブートストラップ用のコンデンサが外付けされている構成(第9の構成)にするとよい。
また、上記第8または第9の構成から成る昇圧型DC/DCコンバータにおいて、前記半導体装置には、前記入力電圧の印加端と前記スイッチ電圧の印加端との間に、前記インダクタが外付けされている構成(第10の構成)にするとよい。
また、本発明に係る電子機器は、前記入力電圧の供給源である電源と、前記入力電圧から前記出力電圧を生成する上記第1〜第10いずれかの構成から成る昇圧型DC/DCコンバータと、前記出力電圧を受けて動作する負荷と、を有する構成(第11の構成)とされている。
なお、上記第11の構成から成る電子機器において、前記電源は、バッテリである構成(第12の構成)にするとよい。
また、上記第11または第12の構成から成る電子機器において、前記負荷は、液晶表示パネルである構成(第13の構成)にするとよい。
本発明に係る昇圧型DC/DCコンバータ及びこれを備えた電子機器であれば、チップ面積を大型化することなく電力変換効率を高めることが可能であり、かつ、入力電圧が小さいときでも同期整流動作を支障なく行うことが可能となる。
本発明に係る昇圧型DC/DCコンバータの一構成例を示す図 ドライバ制御回路107の一構成例を示す図 起動時における駆動方式制御シーケンスの一例を示すタイミングチャート 本発明に係る電源ICの一構成例を示す図 電源IC300のピン配置図 ピンの機能一覧表 電源起動シーケンスの一例を示すタイミングチャート 電源IC300の第1の接続例を示すアプリケーション回路図 電源IC300の第2の接続例を示すアプリケーション回路図 携帯電話端末への適用例を示すブロック図 昇圧型DC/DCコンバータの第1従来例を示す図 昇圧型DC/DCコンバータの第2従来例を示す図 昇圧型DC/DCコンバータの第3従来例を示す図
図1は、本発明に係る昇圧型DC/DCコンバータの一構成例を示す図である。本構成例の昇圧型DC/DCコンバータは、半導体装置100と、これに外付けされるディスクリート素子として、インダクタ201と、コンデンサ202及び203と、抵抗204及び205と、を有する。
半導体装置100は、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ101及び102と、ドライバ103及び104と、Pチャネル型MOS電界効果トランジスタ105と、抵抗106と、ドライバ制御回路107と、PWM[Pulse Width Modulation]コンパレータ108と、エラーアンプ109と、発振回路110と、基準電圧生成回路111と、ソフトスタート回路112と、保護回路113と、を集積化した電源ICである。また、半導体装置100は、装置外部との電気的な接続を確立する手段として、外部端子T11〜T15を有している。
半導体装置100の外部において、外部端子T11(ブート端子)は、コンデンサ203の第1端に接続されている。外部端子T12(出力端子)は、コンデンサ202の第1端と抵抗204の第1端にそれぞれ接続されている。コンデンサ202の第2端は、接地端に接続されている。外部端子T13(スイッチ端子)は、インダクタ201の第1端とコンデンサ203の第2端にそれぞれ接続されている。インダクタ201の第2端は、入力電圧VCCの印加端に接続されている。外部端子T14(接地端子)は、接地端に接続されている。外部端子T15(帰還端子)は、抵抗204の第2端と抵抗205の第1端にそれぞれ接続されている。抵抗205の第2端は、接地端に接続されている。
トランジスタ101は、ドライバ103から入力されるゲート電圧G1に応じてスイッチング制御される同期整流トランジスタである。トランジスタ101のドレインは、外部端子T12に接続されている。トランジスタ101のソース及びバックゲートは、外部端子T13に接続されている。トランジスタ101のゲートは、ドライバ103の出力端に接続されている。なお、トランジスタ101のドレイン・ソース間には、ボディダイオードBD(寄生ダイオード)が付随している。
トランジスタ102は、ドライバ104から入力されるゲート電圧G2に応じてスイッチング制御される出力トランジスタである。トランジスタ102のドレインは、外部端子T13に接続されている。トランジスタ102のソース及びバックゲートは、外部端子T14に接続されている。トランジスタ102のゲートは、ドライバ104の出力端に接続されている。
ドライバ103は、スイッチ電圧SWとブート電圧BOOTとの間で、トランジスタ101のゲート電圧G1をパルス駆動する。ドライバ103の第1電源端(高電位端)は、外部端子T11(ブート電圧BOOTの印加端)に接続されている。ドライバ103の第2電源端(低電位端)は、外部端子T13(スイッチ電圧SWの印加端)に接続されている。ドライバ103の入力端は、ドライバ制御回路107に接続されている。ドライバ103の出力端は、先述したように、トランジスタ101のゲートに接続されている。
ドライバ104は、接地電圧GNDと入力電圧VCCとの間で、トランジスタ102のゲート電圧G2をパルス駆動する。ドライバ104の第1電源端(高電位端)は、入力電圧VCCの印加端に接続されている。ドライバ104の第2電源端(低電位端)は、外部端子T14(接地電圧GNDの印加端)に接続されている。ドライバ104の入力端は、ドライバ制御回路107に接続されている。ドライバ104の出力端は、先述した通り、トランジスタ102のゲートに接続されている。
トランジスタ105と抵抗106は、半導体装置100に外付けされたコンデンサ203と共に、スイッチ電圧SWを少なくともトランジスタ101のオンスレッショルド電圧分だけ高めたブート電圧BOOT(本構成ではBOOT≒SW+VCC)を生成するブートストラップ回路を形成する。トランジスタ105のドレインは、入力電圧VCCの印加端に接続されている。トランジスタ105のソース及びバックゲートは、抵抗106を介して外部端子T11に接続されている。トランジスタ105のゲートは、ドライバ制御回路107に接続されている。なお、詳細については後述するが、トランジスタ105は、トランジスタ102と同期してオン/オフ制御される。
ドライバ制御回路107は、PWMコンパレータ108から入力されるパルス幅変調信号PWMに基づき、ドライバ103及び104を介してトランジスタ101及び102のオン/オフ制御を行うとともに、トランジスタ105のオン/オフ制御も合わせて行う。なお、ドライバ制御回路107の回路構成及び動作については、後ほど詳細に説明する。
PWMコンパレータ108は、エラーアンプ109から入力される誤差電圧ERRと、発振回路110から入力される三角波電圧SAWとを比較して、パルス幅変調信号PWMを生成する。
エラーアンプ109は、外部端子T5から入力される帰還電圧FB(=抵抗204と抵抗205の接続ノードから引き出される出力電圧VOUTの分圧電圧)とソフトスタート回路112から入力されるソフトスタート電圧SSのより低い方と、基準電圧生成回路111から入力される基準電圧REFとの差分を増幅して誤差電圧ERRを生成する。
発振回路110は、所定周波数の三角波電圧SAWを生成する。
基準電圧生成回路111は、所定電圧値の基準電圧REFを生成する。
ソフトスタート回路112は、昇圧型DC/DCコンバータが起動してから緩やかに上昇するソフトスタート電圧SSを生成する。このようなソフトスタート電圧SSをエラーアンプ109に供給することにより、エラーアンプ109では、昇圧型DC/DCコンバータが起動してから所定のソフトスタート期間(ソフトスタート電圧SSが帰還電圧FBよりも低い期間)が経過するまで、ソフトスタート電圧SSと基準電圧REFとの差分に応じた誤差電圧ERRが生成されることになるので、帰還電圧FBに依らず、誤差電圧ERRを緩やかに上昇させることが可能となる。
なお、上記のPWMコンパレータ108、エラーアンプ109、発振回路110、基準電圧生成回路111、及び、ソフトスタート回路112により、出力電圧VOUTに応じた出力帰還制御を行う出力帰還回路が形成されている。このような出力帰還回路を設けたことにより、ドライバ制御回路107は、出力電圧VOUTが所望の目標値となるようにドライバ103及び104を介してトランジスタ101及び102のスイッチング制御を行うことが可能となる。
保護回路113は、半導体装置100の異常状態(温度異常、低電圧異常、過電圧、過電流など)を監視して昇圧動作のシャットダウン制御を行う。
続いて、上記構成から成る昇圧型DC/DCコンバータの基本的な昇圧動作(定常状態時における昇圧動作)について説明する。
まず、ドライバ102によってゲート電圧G2がハイレベル(=入力電圧VCC)とされ、トランジスタ102がオンされると、インダクタ201にはトランジスタ102を介して接地端に向けた電流が流れ、その電気エネルギが蓄えられる。なお、このとき、インダクタ201の一端に現れるスイッチ電圧SWは、トランジスタ102を介してほぼ接地電圧GND(=0V)となる。
また、トランジスタ102がオンされたときには、トランジスタ105もオンされるので、入力電圧VCCの印加端と外部端子T11との間が導通され、入力電圧VCCの印加端から、コンデンサ203とトランジスタ102を介して接地端に至る経路にも電流が流れる。その結果、コンデンサ203には電荷が蓄積され、その両端間には、ほぼ入力電圧VCCに相当する電位差が生じる。すなわち、ドライバ101の第1電源端に印加されるブート電圧BOOTは、スイッチ電圧SWをコンデンサ203の充電電圧分(≒VCC)だけ高めた電圧値となる。
なお、トランジスタ102のオン期間において、すでにコンデンサ202に電荷が蓄積されていた場合、不図示の負荷には、コンデンサ202からの電流が流れることになる。また、トランジスタ102のオン期間中には、ドライバ101によってゲート電圧G1がローレベル(=スイッチ電圧SW)とされ、トランジスタ101がトランジスタ102のオン状態に対して相補的(排他的)にオフ状態とされるため、コンデンサ202からトランジスタ102に向けて電流が流れ込むことはない。
次に、ドライバ102によってゲート電圧G2がローレベル(=接地電圧GND)とされ、トランジスタ102がオフされると、インダクタ201に生じた逆起電圧によって、これに蓄積されていた電気エネルギが放出される。従って、インダクタ201の一端に現れるスイッチ電圧SWは、入力電圧VCCよりも高電位レベル(=出力電圧VOUT)まで持ち上げられる。
一方、トランジスタ102がオフ状態に遷移された後、所定の同時オフ期間が経過すると、ドライバ101によってゲート電圧G1がハイレベル(=ブート電圧BOOT)とされる。このとき、コンデンサ203の両端間には、先述の充電によって生じた電位差が保持されているので、ブート電圧BOOTは、スイッチ電圧SWをコンデンサ203の充電電圧分(≒VCC)だけ高めた電圧値(≒SW+VCC)となる。
従って、トランジスタ101のゲート・ソース間には、そのオンスレッショルド電圧を超える電位差が与えられる形となり、トランジスタ101は、トランジスタ102のオフ状態に対して相補的(排他的)にオン状態とされる。その結果、外部端子T13からトランジスタ101を介して流れる電流は、不図示の負荷に流れ込むとともに、コンデンサ202を介して接地端にも流れ込み、コンデンサ202を充電することになる。
なお、トランジスタ102がオフされたときには、トランジスタ105もオフされるので、入力電圧VCCの印加端と外部端子T11(ブート電圧BOOTの印加端)との間が遮断される。従って、外部端子T11から入力電圧VCCの印加端に向けた逆流電流が流れることはない。
上記の動作が繰り返されることで、不図示の負荷には、コンデンサ202により平滑された出力電圧VOUTが供給される。
上記したように、本構成例の昇圧型DC/DCコンバータでは、Nチャネル型電界効果トランジスタ101を同期整流素子として用いた上で、インダクタ201の一端に現れるスイッチ電圧SWを少なくともトランジスタ101のオンスレッショルド電圧分だけ高めたブート電圧BOOTを生成するブートストラップ回路を設け、トランジスタ101のゲート電圧G1をスイッチ電圧SWとブート電圧BOOTとの間でパルス駆動する構成とされている。このような構成とすることにより、同期整流素子としてPチャネル型電界効果トランジスタを用いた従来構成(図11Aを参照)や、非同期整流素子としてダイオードを用いた従来構成(図11Bを参照)に比べて、チップ面積を大型化することなく電力変換効率を高めることが可能である。
また、本構成例の昇圧型DC/DCコンバータにおいて、ブートストラップ回路は、入力電圧VCCの印加端とブート電圧BOOTの印加端との間に挿入される逆流電流防止素子として、ダイオードを用いた従来構成(図11Cを参照)と異なり、よりオン抵抗の小さいPチャネル型電界効果トランジスタ105を用いた構成とされている。このような構成とすることにより、コンデンサ203の一端には、ほぼ入力電圧VCCと等しい電圧を印加することができるので、入力電圧Vinが小さいときでも、同期整流動作に支障を生じにくくなる。なお、トランジスタ105の電流能力は小さくても足りるので、その素子サイズを不要に大型化する必要はない。
また、本構成例の昇圧型DC/DCコンバータにおいて、ブートストラップ回路は、入力電圧VCCの印加端とブート電圧BOOTの印加端との間に、電流制限用の抵抗106を含んでいる。このような構成とすることにより、昇圧型DC/DCコンバータの起動時において、入力電圧VCCの印加端からコンデンサ203に流れ込むチャージ電流を抑制することが可能となる。
次に、ドライバ制御回路107の回路構成について説明する。図2は、ドライバ制御回路107の一構成例を示す図である。本構成例のドライバ制御回路107は、レベルシフタ1〜3と、デッドタイム生成部4及び5と、論理積演算器6及び7と、否定論理積演算器8と、否定論理和演算器9及び10と、インバータ11と、を含んでいる。
レベルシフタ1は、入力電圧VCCと接地電圧GNDとの間でパルス駆動される論理信号(=否定論理積演算器8の出力信号)をレベルシフトすることにより、ブート電圧BOOTとスイッチ電圧SWとの間でパルス駆動される論理信号(=トランジスタ105のゲート信号)を生成する。
レベルシフタ2は、入力電圧VCCと接地電圧GNDとの間でパルス駆動される論理信号(=論理積演算器6の出力信号)をレベルシフトすることにより、ブート電圧BOOTとスイッチ電圧SWとの間でパルス駆動される論理信号(=ドライバ103の入力信号)を生成する。
レベルシフタ3は、ブート電圧BOOTとスイッチ電圧SWとの間でパルス駆動される論理信号(=トランジスタ101のゲート信号G1)をレベルシフトすることにより、入力電圧VCCと接地電圧GNDとの間でパルス駆動される論理信号(=デッドタイム生成部4の入力信号)を生成する。
デッドタイム生成部4は、入力電圧VCCと接地電圧GNDとの間で動作し、レベルシフタ3を介して入力されるトランジスタ101のゲート信号G1に所定の遅延を与えて出力する。
デッドタイム生成部5は、入力電圧VCCと接地電圧GNDとの間で動作し、トランジスタ101のゲート信号G2に所定の遅延を与えて出力する。
論理積演算器6は、入力電圧VCCと接地電圧GNDとの間で動作し、ソフトスタート終了信号XSOFTと、否定論理和演算器9の出力信号との論理積信号を生成して、レベルシフタ2経由でドライバ103に出力する。なお、上記のソフトスタート終了信号XSOFTは、ソフトスタート期間中にはローレベルに維持されて、ソフトスタート期間が満了した時点(すなわち、ソフトスタート電圧SSが帰還電圧FBを上回った時点)でハイレベルとなる2値信号である。
論理積演算器7は、入力電圧VCCと接地電圧GNDとの間で動作し、ソフトスタート終了信号XSOFTと、デッドタイム生成部4の出力信号(遅延が与えられたゲート信号G1)との論理積信号を生成して、否定論理和演算器10に出力する。
否定論理積演算器8は、入力電圧VCCと接地電圧GNDとの間で動作し、パルス幅変調信号PWMと、トランジスタ102のゲート信号G1との否定論理積信号を生成して、レベルシフタ1経由でトランジスタ105のゲートに出力する。
否定論理和演算器9は、入力電圧VCCと接地電圧GNDとの間で動作し、パルス幅変調信号PWMと、デッドタイム生成部5の出力信号(遅延が与えられたゲート信号G2)との否定論理和信号を生成して、論理積演算器6に出力する。
否定論理和演算器10は、入力電圧VCCと接地電圧GNDとの間で動作し、論理積演算器7の出力信号と、インバータ11の出力信号(論理反転されたパルス幅変調信号PWM)との否定論理和信号を生成して、ドライバ104に出力する。
インバータ11は、パルス幅変調信号PWMを論理反転して、否定論理和演算器10に出力する。
本構成例のドライバ制御回路107は、基本的なスイッチング制御動作として、パルス幅変調信号PWMがハイレベルであるときに、トランジスタ101をオフ、トランジスタ102をオンとし、これとは逆に、パルス幅変調信号PWMがローレベルであるときに、トランジスタ101をオン、トランジスタ102をオフとする。すなわち、ドライバ制御回路107は、基本的なスイッチング制御動作として、トランジスタ101とトランジスタ102とを互いに相補的(排他的)にオン/オフさせる。
ただし、ドライバ制御回路107は、トランジスタ101及び102のオン/オフ状態を完全に逆転させるものではなく、貫通電流防止の観点から、トランジスタ101及び102が同時にオン状態とならないように、デッドタイム生成部4及び5を用いて、互いのオン/オフ遷移タイミングに所定の遅延を与えている。具体的に述べると、一方のトランジスタのオンタイミングが他方のトランジスタのオフタイミングよりも遅らされている。
また、ドライバ制御回路107は、先にも説明した通り、トランジスタ102とトランジスタ105とを同期してオン/オフさせる構成とされている。より具体的に述べると、ドライバ制御回路107は、トランジスタ102をオンとするときに、トランジスタ105もオンとする。このようなスイッチング制御により、入力電圧VCCの印加端とブート電圧BOOTの印加端との間が導通され、入力電圧VCCの印加端からコンデンサ203及びトランジスタ102を介して接地端に向けた電流が流れるので、コンデンサ203へのチャージを行うことが可能となる。これとは逆に、ドライバ制御回路107は、トランジスタ102をオフとするときに、トランジスタ105もオフとする。このようなスイッチング制御により、入力電圧VCCの印加端とブート電圧BOOTの印加端との間が遮断されるので、ブート電圧BOOTの印加端から入力電圧VCCの印加端への逆流電流を防止することが可能となる。
ただし、ブートストラップ回路を設けた昇圧型DC/DCコンバータにおいて、トランジスタ101及び102の同時オンを防止するために、互いのゲート信号G1及びG2を監視し合う構成を採用した場合には、昇圧型DC/DCコンバータの起動時にレベルシフタ3の出力論理レベル(延いては、デッドタイム生成部4の出力論理レベル)が不定となり、同期整流駆動を開始することができない、という問題がある。この問題は、一度でもトランジスタ102をオンさせて、コンデンサ203にチャージを行わない限り、ブート電圧BOOTとスイッチ電圧SWとの間に電位差が生じないので、トランジスタ101をオンさせることができず、延いては、トランジスタ102もオンさせることができないことに起因する。
そこで、本構成例のドライバ制御回路107は、昇圧型DC/DCコンバータが起動してから所定期間に亘って、トランジスタ101をオフさせたまま、トランジスタ102のみをオン/オフさせる非同期整流駆動を行い、その後、トランジスタ101とトランジスタ102を相補的(排他的)にオン/オフさせる同期整流駆動を行う構成とされている。
図3は、起動時における駆動方式制御シーケンスの一例を示すタイミングチャートであり、上から順番に、三角波電圧SAW、誤差電圧ERR、ソフトスタート終了信号XSOFT、ゲート電圧G1、ゲート電圧G2、スイッチ電圧SW、及び、出力電圧VOUTが描写されている。
パルス幅変調信号PWMがローレベルに維持されているスタンバイ状態では、ゲート信号G1及びG2がいずれもローレベルとされ、トランジスタ101及び102がいずれもオフされている。このとき、出力電圧VOUTは、入力電圧VCCからボディダイオードBDの順方向降下電圧Vfを差し引いた電圧値(=VCC−Vf)となっている。
その後、昇圧型DC/DCコンバータが起動してから所定期間(本図ではソフトスタート終了信号XSOFTがハイレベルに立ち上がるまでの期間)にわたって、トランジスタ101をオフさせたまま、トランジスタ102のみをオン/オフさせる非同期整流駆動が行われる。すなわち、トランジスタ102のゲート信号G2は、パルス幅変調信号PWMに応じてパルス駆動されるが、ゲート信号G1は、パルス幅変調信号PWMに依ることなく、常にローレベルに維持される。なお、この非同期整流駆動期間には、出力電圧VOUTが入力電圧VCCよりも高く昇圧される。また、この非同期整流駆動期間には、コンデンサ203の充電も進められ、ブート電圧BOOTがスイッチ電圧SWよりも高くなる。
その後、上記の所定期間が経過すると、トランジスタ101とトランジスタ102を相補的(排他的)にオン/オフさせる同期整流駆動が行われる。この時点において、ブート電圧BOOTは、スイッチ電圧SWをコンデンサ203の充電電圧分(≒VCC)だけ高めた電圧値(≒SW+VCC)となっているので、トランジスタ101を確実にオン/オフ制御することが可能である。
このような構成とすることにより、昇圧型DC/DCコンバータを確実に起動することが可能となる。なお、図2の回路構成、及び、図3のタイミングチャートでは、ソフトスタート期間と非同期整流駆動期間を一致させた構成を例に挙げて説明を行ったが、本発明の構成はこれに限定されるものではなく、ソフトスタート電圧SSが所定の閾値に達した時点で非同期整流駆動方式から同期整流駆動方式への切り替えを行うなど、様々なバリエーションが考えられる。
次に、本発明に係る昇圧型DC/DCコンバータの応用例について説明する。図4は、本発明に係る電源ICの一構成例を示す図である。本構成例の電源IC300は、同期整流方式を採用した1チャンネルの昇圧型DC/DCコンバータ、正負チャージポンプ、12チャンネルのレベルシフタを1チップで制御するTFT−液晶表示パネル用システム電源ICである。電源IC300における入力電圧VCCの入力範囲は1.6〜3.8Vであり、低電圧動作、低消費電力を実現することが可能である。
第1の特長は、DRV_EN端子により、同期整流方式の昇圧型DC/DCコンバータとして、若しくは、非同期整流方式の昇圧型コントローラとして、任意に用いることが可能な点である。第2の特長は、正負チャージポンプを備えている点である。第3の特長は12チャンネルのレベルシフタを備えている点である。第4の特長は、外付け抵抗によりスイッチング周波数を設定可能(0.5〜2.0MHz)な点である。第5の特長は、各種のIC保護回路(低電圧誤動作防止回路、温度保護回路、過電流保護回路、過電圧保護回路、タイマラッチ式出力地絡保護回路)を内蔵している点である。第6の特長は、VBGA063W050パッケージを採用した点である。
次に、電源IC300に内蔵された主要な回路ブロックの説明を行う。
基準電圧生成回路301は、1.2V(typ)の内部基準電圧を生成する。
温度保護回路(TSD[Thermal Shutdown]回路)302は、IC内部温度が175℃(typ)となったときに、電源IC300の動作をシャットダウンさせる。
低電圧誤動作防止回路(UVLO[Under Voltage Lock-Out]回路)303は、入力電圧VCCが1.35V(typ)以下となったときに、電源IC300の動作をシャットダウンし、入力電圧VCCが1.4V(typ)以上となったときに電源IC300の動作を開始させる。
エラーアンプ304は、出力電圧AVDDに応じたフィードバック電圧FBと、基準電圧との差分を増幅して誤差電圧を生成する。
発振回路305は、昇圧型DC/DCコンバータに用いる三角波電圧SAWと、チャージポンプに用いるクロック信号CLKを生成する。RT端子に接続される外付け抵抗の抵抗値を調整することにより、発振周波数を0.5〜2.0MHzの範囲で任意に設定することが可能である。なお、クロック信号CLKのデューティは50%(typ)であり、その発振周波数は三角波電圧SAWの発振周波数と同値である。
PWMコンパレータ306は、昇圧型DC/DCコンバータに含まれる回路ブロックであり、エラーアンプ304の出力と三角波電圧SAWとを比較し、スイッチングデューティを決定する。スイッチングデューティは、最大92%(typ)に制限されている。
DC/DCドライバ307は、昇圧型DC/DCコンバータに含まれるドライバ回路ブロックであり、同期整流トランジスタM1、出力トランジスタM2、及び、ブートストラップ用トランジスタM3のオン/オフ制御を行う。なお、DC/DCドライバ307は、図1のドライバ103及び104、並びに、ドライバ制御回路107に相当する。
ソフトスタート回路308及び309は、昇圧型DC/DCコンバータ、正チャージポンプ、及び、負チャージポンプを起動する際に、3.0ms(typ)のソフトスタート期間にわたって、出力電圧(SUP、VGH、VGL)を緩やかに立ち上げるための回路ブロックである。このようなソフトスタート回路308及び309を備えたことにより、出力コンデンサや負荷(いずれも不図示)への突入電流を低減することが可能となる。
正チャージポンプドライバ310は、正チャージポンプのコントローラ回路であり、帰還電圧FBPが0.40V(typ)となるようにスイッチング振幅を制御する。
負チャージポンプドライバ311は、負チャージポンプのコントローラ回路であり、帰還電圧FBNが0.40V(typ)となるようにスイッチング振幅を制御する。
コントローラ312は、レベルシフタ313のコントローラ回路であり、IN1端子〜IN13端子に入力された信号の論理レベルに応じて、OUT1端子〜OUT12端子から出力される信号の論理レベルを制御する。
レベルシフタ313は、コントローラ312からの入力信号をレベルシフトすることにより、正チャージポンプの出力電圧VGHと負チャージポンプの出力電圧VGLとの間でパルス駆動する出力信号を生成し、これをOUT1端子〜OUT12端子に出力する。
オン/オフシーケンサ314は、電源IC300の起動シーケンスやシャットダウンシーケンスを制御する。
出力地絡保護回路315は、FB端子、FBP端子、及び、FBN端子の各端子電圧を監視して出力地絡を検出し、出力地絡状態が65.5ms(typ)(発振周波数=2MHz時)以上にわたって継続された時点で、電源IC300をシャットダウンさせる。なお、ショート検出電圧(typ)は、FB端子、FBP端子、及び、FBN端子のいずれについても、出力目標値の50%に設定されている。
図5は、電源IC300のピン配置図であり、図6は、ピンの機能一覧表である。A1ピン(VCC)は、電源入力端子である。A2ピン(FB)は、昇圧DC/DCフィードバック端子である。A3ピン(REF)は、基準電圧出力端子である。A4ピン(PGND)は、昇圧DC/DCドライバGND端子である。A5ピン(GD)は、昇圧DC/DC外付けFETゲートドライバ出力端子である。A6ピン(SW)は、昇圧DC/DCスイッチング端子である。A7ピン及びA8ピン(SUP)は、いずれも、昇圧DC/DC出力端子である。
B1ピンは、欠番である。B2ピン(RT)は、周波数設定抵抗端子である。B3ピン(FBP)は、正チャージポンプフィードバック端子である。B4ピン(GND)は、GND端子である。B5ピン及びB6ピン(SW)は、いずれも昇圧DC/DCスイッチング端子である。B7ピン(SUP)は、昇圧DC/DC出力端子である。B8ピン(SUP_CP)は、チャージポンプ電源入力端子である。
C1ピン(COMP)は、昇圧DC/DCエラーアンプ出力端子である。C2ピン(FBN)は負チャージポンプフィードバック端子である。C3ピン(CP_SELECT)は、正チャージポンプ切替端子である。なお、CP_SELECT=Hのときには、正チャージポンプがVCC×3倍昇圧動作モードとなり、CP_SELECT=Lのときには正チャージポンプがVCC×2倍昇圧動作モードとなる。C4ピン(PGND)は、昇圧DC/DCドライバGND端子である。C5ピン(VS)は、AVDD出力コントロール端子である。C6ピン(VSOFF)は、AVDD出力ディスチャージ端子である。C7ピン(BOOT)は昇圧DC/DCブート用容量接続端子である。C8ピン(CPP1)は、正チャージポンプフライングコンデンサ接続端子である。
D1ピン(IN11)は、レベルシフタ入力端子である。D2ピン(DRV_EN)は昇圧DC/DCドライバ切替端子である。なお、DRV_EN=Hのときには、電源IC300が外付けFET駆動モードとなり、DRV_EN=Lのときには、電源IC300が内蔵FET駆動モードとなる。D3ピン(SEQ)は、シーケンスコントロール端子である。なお、SEQ=Hのときには、電源IC300が通常動作モードとなり、SEQ=Lの時には、電源IC300がシャットダウンモードとなる。D4ピン(PGND)は、昇圧DC/DCドライバGND端子端子である。D5ピン(SUP_S)は、昇圧DC/DC出力センス端子である。D6ピン(VGHOFF)は、正チャージポンプ出力ディスチャージ端子である。D7ピン(CPH2)及びD8ピン(CPH1)は、いずれも正チャージポンプフライングコンデンサ接続端子である。
E1ピン(IN1)、E2ピン(IN5)、及び、E3ピン(IN9)は、いずれもレベルシフタ入力端子である。E4ピン(GND)は、GND端子である。E5ピン(OUT1)は、レベルシフタ出力端子である。E6ピン(VGH)は、正チャージポンプ出力端子である。E7ピン(OUT5)は、レベルシフタ出力端子である。E8ピン(CPH3)は、正チャージポンプフライングコンデンサ接続端子である。
F1ピン(IN2)、F2ピン(IN6)、及び、F3ピン(IN10)は、いずれもレベルシフタ入力端子である。F4ピン(VGL)は負チャージポンプ出力端子である。F5ピン(OUT9)、F6ピン(OUT2)、及び、F7ピン(OUT6)は、いずれもレベルシフタ出力端子である。F8ピン(CPP2)は、正チャージポンプフライングコンデンサ接続端子である。
G1ピン(IN3)、G2ピン(IN7)、及び、G3ピン(IN12)は、いずれもレベルシフタ入力端子である。G4ピン(VGLOFF)は、負チャージポンプ出力ディスチャージ端子である。G5ピン(CP2)は、負チャージポンプフライングコンデンサ接続端子である。G6ピン(OUT3)、G7ピン(OUT7)、及び、G8ピン(OUT11)は、いずれもレベルシフタ出力端子である。
H1ピン(IN4)、H2ピン(IN8)、及び、H3ピン(IN13)は、いずれもレベルシフタ入力端子である。H4ピン(CPL)は、負チャージポンプフライングコンデンサ接続端子である。H5ピン(OUT10)、H6ピン(OUT4)、H7ピン(OUT8)、及び、H8ピン(OUT12)は、いずれもレベルシフタ出力端子である。
次に、電源IC300の電源起動シーケンスについて説明する。図7は、電源IC300の電源起動シーケンスの一例を示すタイミングチャートである。本図に示すように、電下IC300の電源起動シーケンスは、GND→VCC→ロジック信号(SEQ)→SUP→VGL・VGH→AVDDの順となる。レベルシフタ313の出力は、VGHとVGLが起動し、レベルシフタ313の駆動電圧が確保されるまでハイインピーダンス状態となる。レベルシフタ313の出力異常動作を防止するために、VGL及びVGHの遷移期間中には、レベルシフタ313へのロジック入力をハイレベルまたはローレベルに固定することが望ましい。なお、上記の電源起動シーケンス中におけるロジック信号とは、信号の立ち上がり/立ち下がりだけではなく、ハイレベル入力またはローレベル入力も含む。
次に、電源IC300を用いたアプリケーション例について説明する。
図8は、電源IC300の第1の接続例を示すアプリケーション回路図(VCC=2.5Vまたは3.3V、同期整流方式の昇圧型DC/DCコンバータとして使用時(内蔵FET駆動モード選択時))である。本図に示すように、DRV_EN端子をGNDショートすると、内蔵FETを用いた同期整流方式の昇圧DC/DCコンバータとして、電源IC300を用いることができる。このとき、GD端子はオープンとすればよい。
図9は、電源IC300の第2の接続例を示すアプリケーション回路図(VCC=1.8V、2.5V、または、3.3V、非同期整流方式の昇圧型DC/DCコントローラとして使用時(外付けFET駆動モード選択時))である。本図に示すように、DRV_EN端子をVCCショートすると、外付けFETと外付けダイオードを用いた非同期整流方式の昇圧型DC/DCコントローラとして、電源IC300を用いることができる。この駆動モードでは、ダイオードによる整流を行うため、外付けのダイオードが必要となる。なお、SW端子とBOOT端子はいずれもオープンとすればよい。
次に、携帯電話端末に搭載され、バッテリの出力電圧を変換して端末各部(例えばTFT[Thin Film Transistor]液晶表示パネル)の駆動電圧を生成する昇圧型DC/DCコンバータに本発明を適用した場合を例に挙げて説明を行う。
図10は、携帯電話端末への適用例を示すブロック図(特に、TFT液晶表示パネルへの電源系部分)である。本図に示すように、本適用例の携帯電話端末は、電源IC300と、バッテリ400と、タイミングコントローラ500と、TFT液晶表示パネル600と、ゲートドライバ700と、ソースドライバ800と、階調部900と、を有する。
電源IC300は、先に説明済みの半導体集積回路装置である。図10では、電源IC300に含まれる回路ブロックとして、レベルシフタ313と電源ブロック320のみを描写したが、具体的な回路構成は、図4で示した通りである。なお、電源ブロック320は、AVDDを生成する昇圧型DC/DCコンバータ、VGHを生成する正チャージポンプ、及び、VHLを生成する負チャージポンプを一まとめにした回路ブロックである。
バッテリ400は、電源IC300に入力される入力電圧VCCの供給源であり、リチウムイオン電池などを好適に用いることができる。
タイミングコントローラ500は、TFT液晶表示パネル600の垂直走査信号を生成するロジック回路である。
TFT液晶表示パネル600は、ゲートドライバ700から入力されるゲート駆動信号と、ソースドライバ800から入力されるソース駆動信号と、に応じた映像出力を行う。
ゲートドライバ700は、電源IC300からVGHとVGLを受けて動作し、タイミングコントローラ500から入力される垂直走査信号に基づいて、TFT液晶表示パネル600のゲート駆動信号を生成する。
ソースドライバ800は、階調部900から入力される階調信号に基づいて、TFT液晶表示パネル600のソース駆動信号を生成する。
階調部900は、電源IC300からAVDDを受けて動作し、映像ソース(不図示)から入力される映像信号に応じた階調信号を生成する。
また、本図には明示されていないが、本適用例の携帯電話端末は、上記構成要素のほかにも、その本質的な機能(通信機能など)を実現する手段として、送受信回路部、スピーカ部、マイク部、表示部、操作部、メモリ部など、を当然に有する。
このように本発明に係る昇圧型DC/DCコンバータを備えた携帯電話端末であれば、端末サイズを大型化することなく、バッテリ400の寿命を延ばすことが可能となる。
なお、本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。すなわち、上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
本発明は、同期整流方式を採用した昇圧型DC/DCコンバータの電力損失低減を図る上で有用な技術であり、入力電圧よりも高い出力電圧が必要なあらゆる電子機器(特に、電池を電源とするポータブル機器)について好適に利用することができる。
100 半導体装置(電源IC)
101 Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ(同期整流トランジスタ)
102 Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ(出力トランジスタ)
103、104 ドライバ
105 Pチャネル型MOS電界効果トランジスタ(ブートストラップ用)
106 抵抗
107 ドライバ制御回路
108 PWMコンパレータ
109 エラーアンプ
110 発振回路
111 基準電圧生成回路
112 ソフトスタート回路
113 保護回路
201 インダクタ
202 コンデンサ
203 コンデンサ(ブートストラップ用)
204、205 抵抗
BD ボディダイオード(寄生ダイオード)
1〜3 レベルシフタ
4、5 デッドタイム生成部
6、7 論理積演算器
8 否定論理積演算器
9、10 否定論理和演算器
11 インバータ
300 電源IC
301 基準電圧生成回路
302 温度保護回路(TSD)
303 低電圧誤動作防止回路(UVLO)
304 エラーアンプ
305 発振回路
306 PWMコンパレータ
307 DC/DCドライバ
308、309 ソフトスタート回路
310 正チャージポンプドライバ
311 負チャージポンプドライバ
312 コントローラ
313 レベルシフタ
314 オン/オフシーケンサ
315 出力地絡保護回路
320 電源ブロック
M1 Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ(同期整流トランジスタ)
M2 Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ(出力トランジスタ)
M3 Pチャネル型MOS電界効果トランジスタ(ブートストラップ用)
400 バッテリ
500 タイミングコントローラ
600 TFT液晶表示パネル
700 ゲートドライバ
800 ソースドライバ
900 階調部

Claims (8)

  1. 入力電圧から所望の出力電圧を生成するためにインダクタの一端に各々接続されたNチャネル型の出力トランジスタ及び同期整流トランジスタと、
    接地電圧と前記入力電圧との間で前記出力トランジスタの第1ゲート信号をパルス駆動する第1ドライバと、
    前記インダクタの一端に現れるスイッチ電圧を少なくとも前記同期整流トランジスタのオンスレッショルド電圧分だけ高めたブート電圧を生成するブートストラップ回路と、
    前記スイッチ電圧と前記ブート電圧との間で前記同期整流トランジスタの第2ゲート信号をパルス駆動する第2ドライバと、
    基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、
    前記出力電圧に応じた帰還電圧と前記基準電圧との差分を増幅して誤差電圧を生成するエラーアンプと、
    昇圧型DC/DCコンバータが起動してから所定のソフトスタート期間にわたって前記誤差電圧を緩やかに上昇させるためのソフトスタート回路と、
    三角波電圧を生成する発振回路と、
    前記誤差電圧と前記三角波電圧とを比較してパルス幅変調信号を生成するPWMコンパレータと、
    前記パルス幅変調信号に基づき前記第1ドライバと前記第2ドライバを介して前記出力トランジスタと前記同期整流トランジスタのオン/オフ制御を行うドライバ制御回路と、
    を有する昇圧型DC/DCコンバータであって、
    前記ブートストラップ回路は、前記入力電圧の印加端と前記ブート電圧の印加端との間に、前記ドライバ制御回路によってオン/オフ制御されるPチャネル型電界効果トランジスタを含んでおり、
    前記ドライバ制御回路は、
    前記入力電圧と前記接地電圧との間でパルス駆動される第1論理信号をレベルシフトすることにより、前記ブート電圧と前記スイッチ電圧との間でパルス駆動される第3ゲート信号を生成して前記Pチャネル型電界効果トランジスタのゲートに出力する第1レベルシフタと;
    前記入力電圧と前記接地電圧との間でパルス駆動される第2論理信号をレベルシフトすることにより、前記ブート電圧と前記スイッチ電圧との間でパルス駆動される第3論理信号を生成して前記第2ドライバに出力する第2レベルシフタと;
    前記第2ゲート信号をレベルシフトすることにより、前記入力電圧と前記接地電圧との間でパルス駆動される第4論理信号を生成する第3レベルシフタと;
    前記入力電圧と前記接地電圧との間で動作し、前記第4論理信号に所定の遅延を与えて第1遅延信号を生成する第1デッドタイム生成部と;
    前記入力電圧と前記接地電圧との間で動作し、前記第1ゲート信号に所定の遅延を与えて第2遅延信号を生成する第2デッドタイム生成部と;
    前記入力電圧と前記接地電圧との間で動作し、前記ソフトスタート期間にはローレベルに維持されて前記ソフトスタート期間が満了した時点でハイレベルとなるソフトスタート終了信号と第5論理信号との論理積演算により前記第2論理信号を生成する第1論理積演算器と;
    前記入力電圧と前記接地電圧との間で動作し、前記ソフトスタート終了信号と前記第1遅延信号との論理積演算により第6論理信号を生成する第2論理積演算器と;
    前記入力電圧と前記接地電圧との間で動作し、前記パルス幅変調信号と前記第1ゲート信号との否定論理積演算により前記第1論理信号を生成する否定論理積演算器と;
    前記入力電圧と前記接地電圧との間で動作し、前記パルス幅変調信号と前記第2遅延信号との否定論理和演算により前記第5論理信号を生成する第1否定論理和演算器と;
    前記入力電圧と前記接地電圧との間で動作し、前記第6論理信号と第7論理信号との否定論理和演算により第8論理信号を生成して前記第1ドライバに出力する第2否定論理和演算器と;
    前記パルス幅変調信号を論理反転して前記第8論理信号を生成するインバータと;
    を含み、
    前記出力トランジスタと前記Pチャネル型電界効果トランジスタとを同期してオン/オフさせ、
    前記出力トランジスタと前記同期整流トランジスタの同時オンを防止し、かつ、
    前記昇圧型DC/DCコンバータが起動してから前記ソフトスタート期間にわたって、前記同期整流トランジスタをオフさせたまま、前記出力トランジスタのみをオン/オフさせる非同期整流駆動を行い、その後、前記出力トランジスタと前記同期整流トランジスタを相補的にオン/オフさせる同期整流駆動を行う、
    ことを特徴とする昇圧型DC/DCコンバータ。
  2. 前記ブートストラップ回路は、前記入力電圧の印加端と前記ブート電圧の印加端との間に、電流制限抵抗を含んでいることを特徴とする請求項に記載の昇圧型DC/DCコンバータ。
  3. 前記出力トランジスタ、前記同期整流トランジスタ、前記第1ドライバ、前記第2ドライバ、前記ブートストラップ回路、前記ドライバ制御回路、前記基準電圧生成回路、前記エラーアンプ、前記ソフトスタート回路、前記発振回路、及び、前記PWMコンパレータは、いずれも半導体装置に集積化されていることを特徴とする請求項または請求項に記載の昇圧型DC/DCコンバータ。
  4. 前記半導体装置には、前記ブートストラップ回路を形成する素子として、前記スイッチ電圧の印加端と前記ブート電圧の印加端との間に、ブートストラップ用のコンデンサが外付けされていることを特徴とする請求項に記載の昇圧型DC/DCコンバータ。
  5. 前記半導体装置には、前記入力電圧の印加端と前記スイッチ電圧の印加端との間に、前記インダクタが外付けされていることを特徴とする請求項または請求項に記載の昇圧型DC/DCコンバータ。
  6. 前記入力電圧の供給源である電源と、
    前記入力電圧から前記出力電圧を生成する請求項1〜請求項のいずれかに記載の昇圧型DC/DCコンバータと、
    前記出力電圧を受けて動作する負荷と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  7. 前記電源は、バッテリであることを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  8. 前記負荷は、液晶表示パネルであることを特徴とする請求項または請求項に記載の電子機器。
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