JP5586062B2 - 電子部品の搬送機構及びそれを備えた電子部品検査装置 - Google Patents

電子部品の搬送機構及びそれを備えた電子部品検査装置 Download PDF

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Description

本発明は、電子部品の搬送効率を向上させた電子部品の搬送機構及びそれを備えた電子部品検査装置に関するものである。
電子部品の多様化及び高性能化が進む近年、テストハンドラなどの電子部品検査装置に対しては、生産効率を高めることが求められている。例えば、半導体の複合検査装置であるテストハンドラでは、電気特性テスト、外観検査、捺印など複数の工程処理を実施するが、テストハンドラの生産効率を高めるためには、単純にこれらの工程処理を高速化することが考えられる。
しかし、工程処理に費やす処理時間は、テストハンドラの検査性能などに直接影響するので、処理時間はできる限り長い時間を確保する必要がある。したがって、処理時間の短縮化には限界があり、処理速度の高速化によってテストハンドラの生産効率を高めることは困難となっていた。
そこで、テストハンドラの生産効率を高めるためには、工程処理の高速化ではなく、電子部品の搬送速度を高速化することが有効となっている。テストハンドラには通常、複数の工程処理ユニットが配置されており、各ユニットに対し電子部品を連続的に運ぶ搬送機構が組み込まれている。電子部品の搬送速度とは、この搬送機構の搬送速度に他ならない。なお、搬送機構の搬送速度から割り出される搬送時間には、電子部品を搬送する時間に加えて、工程処理実施時の加工点への電子部品の位置決め時間も含められる。
ここで、テストハンドラの搬送機構の一般的な構成について説明する(例えば、特許文献1)。搬送機構は、ダイレクトドライブモータにより間欠回転するターンテーブルと、ターンテーブル外周に沿って等間隔離間して上下動自在に取り付けられた複数の吸着ノズルとから構成されている。
吸着ノズルは、電子部品の保持手段であって、その配置間隔は、ターンテーブルの1ピッチの回転角度と等しく設定されている。各工程処理ユニットは、ターンテーブルを取り囲むようにして位置しており、その位置は各ユニットでの加工点がターンテーブル停止時の吸着ノズルの位置と一致するようになっている。
以上のような搬送機構において、ターンテーブルのテーブル旋回時間については、ターンテーブルのダイレクトドライブモータの性能が飛躍的に向上しているため、その短縮は容易である。したがって、テーブル旋回速度の高速化が進んでおり、搬送時間の短縮化に大きく寄与している。
また、ターンテーブルを有する搬送機構では、次のような技術も知られている。すなちわ、1ピッチの回転角度を小さくしてテーブルの分割数を増やし、テーブル分割数に応じて工程処理ユニット数を増やした搬送機構が提案されている。
このような搬送機構によれば、工程処理ユニット数を増やしたことで、例えばテストの種類などに応じてテストユニットを分割することが可能となる。その結果、効率良くテストを実施することができ、トータルなテスト時間を短縮化して、テストハンドラの生産性を高めることができる。
特開2009−139157号公報
ところで、搬送機構における搬送時間とは、ターンテーブルのテーブル旋回時間と、各ユニットでの加工点への電子部品の位置決め時間の和である。このうち、加工点への電子部品の位置決め時間については、これを短縮すると、処理精度の低下を招き易い。
そのため、加工点位置決め時間についても、工程処理に費やす時間と同様に、これを確保することが望まれている。また、前述したように、検査性能を維持するといった観点から、工程処理ユニットの処理時間を短縮化することには限界がある。すなわち、電子部品検査装置に関しては、電子部品の位置決め時間や処理時間を確保して処理精度を低下させないことが要請されている。
しかしながら、位置決め時間や処理時間を確保すれば、電子部品の搬送時間が長引くことになる。したがって、従来の電子部品検査装置では、処理精度を維持して、且つ搬送効率を高めることは困難であった。そこで、上記の従来技術においては、電子部品の搬送効率を低下させずに生産性を向上させることが課題となっていた。
本発明は、以上の課題を解消するために提案されたものであり、その目的は、電子部品の搬送速度や位置決め時間を確保しつつ電子部品の保持手段の配置数並びに工程処理ユニットの制約を緩和することで、電子部品の搬送効率を高めることができ、これにより生産効率の向上を図って優れた信頼性と経済性を獲得可能である電子部品の搬送機構及びそれを備えた電子部品検査装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、間欠回転するターンテーブルが設けられ、前記ターンテーブル外周に沿って等間隔に離間した保持手段が取り付けられ、前記ターンテーブル外周に沿って位置する工程処理ユニットに対し前記保持手段にて電子部品を保持して搬送するように構成された電子部品の搬送機構において、前記保持手段は2本ずつ、1つの保持ユニットに取り付けられ、この保持ユニットの配置間隔が前記ターンテーブルの1ピッチの回転角度と等しく設定され、同一の前記保持ユニットに設けられた2本の前記保持手段は、両方を同時に昇降させ前記電子部品の吸着動作を行う制御と、片方だけを昇降させ互いに独立して前記電子部品の吸着動作を行う制御の両方を行うように構成され、前記工程処理ユニットには、ターンテーブルの間欠回転が停止した時の前記保持手段と一致する加工点が2つあるものと、前記加工点が1つだけのものとが設けられ、前記加工点が2つある工程処理ユニットでは前記保持ユニットは、2本の前記保持手段を同時に昇降させ前記電子部品の吸着動作を行う制御を行うか、もしくは片方の前記保持手段だけを昇降させ前記電子部品の吸着動作を行う制御を行い、これと同時に、前記加工点が1つだけの工程処理ユニットでは前記保持ユニットは片方の前記保持手段だけを昇降させ前記電子部品の吸着動作を行う制御を行うように構成されたことを特徴としている。
らに、本発明の他の態様とては、上記電子部品の搬送機構を備えた電子部品検査装置としても良い。
本発明の電子部品の搬送機構及びそれを備えた電子部品検査装置によれば、1つの保持ユニットに2本の保持手段を取り付け、保持ユニットの配置間隔をターンテーブルの1ピッチの回転角度と等しく設定するといった極めて簡単な構成により、電子部品の搬送量を増大させて電子部品の搬送効率を高めることができる。しかも、電子部品の位置決め時間や処理時間は従来と変わらないため、電子部品の処理精度が低下する心配が無い。これにより、優れた信頼性と同時に経済性を獲得することが可能である。
本発明の代表的な実施形態における吸着ノズルの正面図(上昇位置)。 本実施形態における吸着ノズルの正面図(下降位置)。 本実施形態に係る電子部品検査装置の概略構成を示す平面図。 本発明の他の実施形態における吸着ノズルの正面図(吸着ノズルを片方だけ下降させた状態)。
(1)代表的な実施形態の構成
以下、本発明に係る代表的な実施形態について、図1〜図3を参照して具体的に説明する。図1、図2は電子部品の搬送機構における吸着ノズルの正面図、図3は本実施形態に係る電子部品検査装置の概略構成を示す平面図である。
[テストハンドラHの概略構成]
本実施形態に係る電子部品検査装置はテストハンドラHであり、電子部品であるデバイスDに対し各種の工程処理を施す複数の工程処理ユニットと、デバイスDを各種の工程処理ユニットを搬送する搬送機構を備えている。まず、図3を参照して、テストハンドラHの概略構成について説明する。
テストハンドラHにおける搬送機構は、ターンテーブルTと、複数の保持ユニット1とから構成されている。保持ユニット1は、ターンテーブルTの外周に沿って等間隔離間して取り付けられる。保持ユニット1の配置間隔は、ターンテーブルTの1ピッチの回転角度と等しく設定されている。ターンテーブルTは、下方に配置されたダイレクトドライブモータの駆動軸で中心が支持されており、ダイレクトドライブモータの駆動に伴って間欠回転がなされる。
[本実施形態の要部の構成]
図1、図2に示すように、保持ユニット1ごとに、2本の吸着ノズル2a、2bが設置されている。この点が本実施形態の構成上の特徴の一つである。図3では保持ユニット1は24あるので、吸着ノズル2a、2bは合計48本ある。吸着ノズル2a、2bは、ターンテーブルTの外周端に取り付けられた支持部によってターンテーブルTに対して上下動可能となっている。
吸着ノズル2a、2bはいずれも、ノズル内部が図示しない真空発生装置の空気圧回路と連通しており、負圧の発生によってデバイスDを吸着し、真空破壊によってデバイスDを離脱させる。このような搬送機構では、吸着ノズル2a、2bでデバイスDを吸着保持しつつ、ターンテーブルTを回転させることで外周方向にデバイスDを搬送するようになっている。
[テストハンドラHにおける工程処理ユニット]
テストハンドラHにおける各種の工程処理ユニットとしては、ターンテーブルTの回転方向に順に、以下の14台のユニットが配置されている。すなわち、2台のフィーダユニット3A、3B、方向判別ユニット4、方向反転ユニット5、電気テストユニット6、7、方向反転ユニット8、外観検査ユニット9、11、良品・不良品分類ユニット13、2台のテーピングユニット14A、14Bが配置されている。
14台のユニットのうち、方向判別ユニット4、方向反転ユニット5、電気テストユニット6、7、方向反転ユニット8、良品・不良品分類ユニット13には、加工点が2つ設けられている。これらのユニットの加工点は、ターンテーブルT停止時の吸着ノズル2a、2bと一致するようになっている。
また、フィーダユニット3A、3B、外観検査ユニット9、11、テーピングユニット14A、14Bには、加工点が1つ設けられており、その位置は、ターンテーブルT停止時の吸着ノズル2a、2bのいずれか一方と一致するようになっている。
フィーダユニット3A、3Bは、テストハンドラHにデバイスDを供給する装置であり、円形の振動パーツフィーダと直線型の供給振動フィーダとを組み合わせて、ターンテーブルTの外周端直下の搬送経路終端まで多数のデバイスDを整列させて連続的に搬送するユニットである。
方向判別ユニット4は、フィーダユニット3A、3BからピックアップしたデバイスDの電極方向を確認するユニットである。また、方向反転ユニット5は、デバイスDの電極の方向を電気テストユニット6、7におけるテストソケットに整合させるべく、デバイスDの姿勢と回転方向を補正するユニットである。
電気テストユニット6、7は、ベリリウム銅等の板状の金属であるコンタクトを有し、デバイスDのリード電極にコンタクトを接触させ、電流を流したり、電圧を印加したりすることで、デバイスDの電圧、電流、抵抗、又は周波数等の電気特性を測定検査する。
方向反転ユニット8は、前記方向反転ユニット5と構成は同じであるが、上記電気テストユニット6、7を通過した後の、このポジションでは次の点をデバイスDの姿勢と回転方向の目的としている。すなわち、上記電気テストユニット6、7においては、デバイスDの位置ズレが発生する可能性がある。そのため、方向反転ユニット8では、デバイスの姿勢Dと回転方向を補正することで、デバイスDの位置ズレを補正すると共に、テーピング挿入方向にデバイスの回転方向を補正するようになっている。
また、外観検査ユニット9、11は、デバイスDの側面(4面)と下面(1面)の計5面を検査するユニットである。良品・不良品分類ユニット13は、外観検査や電気特性の検査結果に応じて電子部品を、良品・不良品とに分類するユニットである。
[テストハンドラHの動作]
以上のテストハンドラHでは、図示しない制御部により、ターンテーブルTを回転させるダイレクトドライブモータ、吸着ノズル2a、2bを上下動させる駆動部21a、21b、真空発生装置、及び各種の工程処理ユニット3A、3B、4〜14A、14Bに電気信号を送出することで、これらの動作タイミングを制御している。
本実施形態に係るテストハンドラHにおいては、ターンテーブルTの1ピッチ回転で2つのデバイスDを処理している。すなわち、加工点が2つある工程処理ユニット4〜8、13では、ターンテーブルTの所定角度の間欠回転、吸着ノズル2a、2bの同時下降、デバイスDの離脱、工程処理ユニット4〜8、13におけるデバイスDへの処理、デバイスDの再吸着、及び吸着ノズル2a、2bの同時再上昇を順次繰り返す。
また、加工点が1つだけの工程処理ユニット3A、3B、9、11、14A、14Bでは、ターンテーブルTの所定角度の間欠回転、吸着ノズル2a、2bのどちらか一方の下降、デバイスDの離脱、工程処理ユニット3A、3B、9、11、14A、14BにおけるデバイスDへの処理、デバイスDの再吸着、及び吸着ノズル2a、2bのどちらか一方の再上昇を順次繰り返す。
このように、テストハンドラHでは、2本の吸着ノズル2a、2bによってデバイスDを2つ同時に、工程処理ユニットに送り、外観検査や電気特性検査を行う。また、供給及び梱包及び外観検査に関しては、吸着ノズル2a、2bのどちらか一方だけで工程処理ユニットにデバイスDを送り、1つずつデバイスDの処理を行っている。
(2)作用効果
以上の構成を有する本実施形態では、1つの保持ユニット1に2本の吸着ノズル2a、2bを取り付けたので、ターンテーブルTの旋回時間が同じでも、デバイスDの搬送量を飛躍的に増加させることができる。したがって、デバイスDの搬送効率を大幅に高めることが可能であり、テストハンドラHの生産性を高めることができる。
このため、従来の手法では高速化のために分割してテストしていたものが、分割せずとも処理できるようになる。したがって、テーブル分割数の増大を抑えて、位置決め時間や処理速度を確保しつつ吸着ノズル数や工程処理ユニットによる制約を緩和することが可能である。これにより、搬送効率を低下させるおそれがなく、テストハンドラHの信頼性を大きく高めることができる。
テストハンドラHにおいて、テーブル半径と角速度・時間を同じと仮定すると、角加速度は2乗で効いてくるので、角加速度はおよそ半分になる。しかし、テーブル半径を変えずに吸着ノズルのみを増やすと、吸着ノズルの配置に限度があり、ユニット配置の制約も受けるため、吸着ノズルを増やすだけでは搬送効率の向上に限界がある。
これに対し本実施形態では、吸着ノズルの配置数を増やしつつ、回転分割数を抑えるという手法をとっている。例えば32本の吸着ノズルから48本の吸着ノズル増やしても、1つの保持ユニット1当たりに2本の吸着ノズル2a、2bを配置することで、保持ユニット1は24本となって回転分割数は32分割から24分割になり、回転分割数を大幅に抑えることができる。このような実施形態によれば、吸着ノズルの配置の限度やユニット配置の制約を緩和させることができる。
また、本実施形態においては、ターンテーブルTの旋回時間に変わりが無く、回転分割数を32分割から24分割に低減させたので、1分割当たりの角加速度及び旋回速度が上がっており、その分だけ工程処理に要する時間を十分に確保することができる。例えば、デバイスD1つ当りにインデックスタイムが100msとして、搬送時間に50ms費やすと、従来ではテストなどの処理に費やす時間は50msとなってしまった。
これに対して、本実施形態では、搬送時間に50ms費やしても、デバイスDを2つ同時に搬送可能なので、デバイスD1つ当りに換算すれば、テストなどの処理に費やせる時間は150msと考えることができる。したがって、余裕を持って処理時間を確保することができる。
このため、従来の手法では高速化のために分割してテストしていたものが、分割せずとも処理できるようになる。したがって、デバイスDを検査プローブに当てる回数を減らすことができ、デバイスDに与えるダメージを軽減することが可能である。これによって、デバイスDに対するダメージを減らすことで、テストハンドラHの信頼性を大きく高めることができる。
(3)他の実施形態
以上のように本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。この実施形態は、そのほかの様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。そして、この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、図4に示すように、吸着ノズル2a、2bの直上に、吸着ノズル2a、2bをそれぞれ独立して昇降させる駆動部21a、21bを設けて、同一の保持ユニット1に取り付けられた2本の吸着ノズル2a、2bは、互いに独立してデバイスDの吸着動作を行うように構成してもよい。
このような実施形態によれば、吸着ノズル2a、2bはそれぞれZ軸方向に位置調整が可能なので、同時に吸着ノズル2a、2bを下降させた場合と異なり、ノズル先端が工程処理ユニットと干渉して当該ユニットの加工点以外の場所に衝突することがない。したがって、工程処理を安全且つ確実に実施することができ、更なる信頼性の向上が期待できる。
しかも、吸着ノズル2a、2bがZ軸方向に位置調整可能な実施形態によれば、1つの保持ユニット1における吸着ノズル2a、2bに対する加工点を、無理に配置する必要がない。つまり、吸着ノズル2a、2bを1つずつ、保持ユニット1に分割配置することができる。
例えば、フィーダユニット3A、3BのようにデバイスDの排出量に限度がある場合やタイミングが異なる場合がある。このような場合は、デバイスDを吸着ノズル2a、2bによって同時に吸着させることは難しい。しかし、保持ユニット1を分割配置し、吸着ノズル2a、2bを独立して昇降させることで、互いに独立してデバイスDを吸着することができ、高速化が可能となる。
さらに、本実施形態においては、吸着ノズルの下降速度・ターンテーブルの加速度・加工点の位置等を独立して制御できるため、荷重制御・荷重監視を独立して行うことができる。したがって、デバイスDへのダメージ防止に繋がる。それと同時に、電気特性テストの精度・信頼性を向上することができ、工程処理を安全且つ確実に実施することで、更なる信頼性の向上が期待できる。
また、電子部品の保持手段としては、真空の発生及び破壊により電子部品を吸着及び離脱させる吸着ノズルに代えて、電子部品を機械的に挟持するチャック機構を配してもよい。さらに、電子部品検査装置に含まれる各種の工程処理機構の種類や配置順序などは適宜変更可能である。
また、上記実施形態のテストハンドラHの全体構成、特に、各位置における工程理装置や処理工程の配置は、一例を示すものに過ぎず、製品仕様やユーザの目的等に応じて、適宜順序が工程自体の入れ換え、変更がなされるものであり、本発明において必須の構成要素ではない。例えば、搬送機構としては、直線搬送方式であってもよく、また複数のターンテーブルで一の搬送経路を構成するようにしてもよい。
1…保持ユニット
2a、2b…吸着ノズル
21a、21b…駆動部
3A、3B…フィーダユニット
4…方向判別ユニット
5、8…方向反転ユニット
6、7…電気テストユニット
9、11…外観検査ユニット
13…良品・不良品分類ユニット
14A、14B…テーピングユニット
D…デバイス
H…テストハンドラ
T…ターンテーブル

Claims (2)

  1. 間欠回転するターンテーブルが設けられ、前記ターンテーブル外周に沿って等間隔に離間した保持手段が取り付けられ、前記ターンテーブル外周に沿って位置する工程処理ユニットに対し前記保持手段にて電子部品を保持して搬送するように構成された電子部品の搬送機構において、
    前記保持手段は2本ずつ、1つの保持ユニットに取り付けられ、この保持ユニットの配置間隔が前記ターンテーブルの1ピッチの回転角度と等しく設定され、
    同一の前記保持ユニットに設けられた2本の前記保持手段は、両方を同時に昇降させ前記電子部品の吸着動作を行う制御と、片方だけを昇降させ互いに独立して前記電子部品の吸着動作を行う制御の両方を行うように構成され、
    前記工程処理ユニットには、ターンテーブルの間欠回転が停止した時の前記保持手段と一致する加工点が2つあるものと、前記加工点が1つだけのものとが設けられ、
    前記加工点が2つある工程処理ユニットでは前記保持ユニットは、2本の前記保持手段を同時に昇降させ前記電子部品の吸着動作を行う制御を行うか、もしくは片方の前記保持手段だけを昇降させ前記電子部品の吸着動作を行う制御を行い、これと同時に、
    前記加工点が1つだけの工程処理ユニットでは前記保持ユニットは片方の前記保持手段だけを昇降させ前記電子部品の吸着動作を行う制御を行うように構成されたことを特徴とする電子部品の搬送機構。
  2. 請求項1に記載の電子部品の搬送機構を備えたことを特徴とする電子部品検査装置。
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