JP5585283B2 - エンジン - Google Patents

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Description

本発明はエンジンに関し、特に吸気弁や排気弁のバルブタイミングを設定可能なエンジンに関する。
エンジンでは、吸気弁や排気弁のバルブタイミングを変更することがある。例えば特許文献1では、吸気弁を遅閉じにする内燃機関が開示されている。特許文献2では、1つの燃焼室に対して設けられる同種の機関弁である第1、第2機関弁のバルブタイミングを変更する動弁装置が開示されている。
特許文献3では、1つの燃焼室に独立して開閉作動する大径および小径の2個の吸気弁と2個の排気弁とを備え、大径の吸気弁と小径の排気弁とを互いに向き合うように配置した内燃機関が開示されている。この内燃機関では、大径の吸気弁が小径の吸気弁よりも遅く開き、大径の排気弁が小径の排気弁よりも早く閉じるようにバルブタイミングを設定している。このほか特許文献4では、第1吸気弁を第2吸気弁よりも早閉じにする内燃機関の動弁制御装置が開示されている。
特開平10−184370号公報 特開2009−144521号公報 特開昭61−58920号公報 特開2007−303386号公報
特許文献1が開示する内燃機関では、吸気弁を遅閉じにすることで、ポンピングロスの低減を図っている。しかしながら、吸気弁を遅閉じにすると圧縮期間が短くなる。圧縮期間が短くなると、筒内の温度上昇が小さくなる結果、燃料の気化促進が不十分になり、シリンダ壁面への燃料付着が増加することがある。また、混合気の形成が不十分な状態で燃焼、排気する結果、排気エミッションの悪化や未燃損失の増大による燃費悪化を招くことがある。
なお、特許文献3が開示する内燃機関はバルブオーバラップ時の混合気の吹き抜けを減少させるための技術となっている。このため特許文献3が開示する内燃機関は、上記課題に鑑みたバルブタイミングの設定を特段開示するものにはなっていない。また特許文献2でも、排気弁同士のバルブタイミングの設定については特段開示されていない。
本発明は上記課題に鑑み、バルブタイミングの設定により未燃燃料を減少させ、排気エミッションや燃費の改善を図ることが可能なエンジンを提供することを目的とする。
本発明は第1および第2の吸気弁と、第1および第2の排気弁とからなる1気筒あたりに設けられた4つの弁と、前記4つの弁のうち、少なくとも前記第1および第2の排気弁のバルブタイミングを互いに独立して設定可能な動弁装置と、を備え、前記動弁装置が、前記第1および第2の排気弁の開弁時期に位相差を生じさせ、前記位相差は、前記第1および第2の排気弁の開弁時期に前記位相差が生じることで筒内に生成された排気旋回気流が排気行程中、維持される位相差であるエンジンである。
また本発明は前記動弁装置が、さらに前記第1および第2の吸気弁の開弁時期に位相差を生じさせるとともに、前記4つの弁のうち、前記第1の吸気弁と前記第2の排気弁との間でバルブオーバラップを生じさせ、前記第1の吸気弁および前記第2の排気弁が対角線上に配置されている構成であることが好ましい。
また本発明は前記動弁装置が、前記第1の排気弁を前記第2の排気弁よりも早く開弁し、前記第2の排気弁のバルブ径が前記第1の排気弁のバルブ径よりも大きく設定されている構成であることが好ましい。
本発明によればバルブタイミングの設定により未燃燃料を減少させ、排気エミッションや燃費の改善を図ることができる。
実施例1のエンジンの概略構成図である。 実施例1のエンジンのバルブ配置を示す図である。 実施例1のエンジンバルブタイミングを示す図である。 一般的な未燃HCの排出特性を示す図である。 未燃HCが排出される様子を模式的に示す図である。 実施例2のエンジンバルブタイミングを示す図である。 実施例3のエンジンのバルブ配置を示す図である。
図面を用いて、本発明の実施例について説明する。
図1はエンジン50Aの概略構成図である。図2はエンジン50Aのバルブ配置を示す図である。図1、図2では、一気筒あたりのエンジン50Aの要部を示している。エンジン50Aはシリンダブロック51と、シリンダヘッド52と、ピストン53と、第1および第2の吸気弁54A、54Bと、第1および第2の排気弁55A、55Bと、吸気側VVT(InVVT)56と排気側VVT(ExVVT)57とを備えている。
シリンダブロック51には、シリンダ51aが形成されている。シリンダ51a内にはピストン53が収容されている。シリンダブロック51の上面にはシリンダヘッド52が固定されている。燃焼室58はシリンダブロック51、シリンダヘッド52及びシリンダ53に囲まれた空間として形成されている。シリンダヘッド52には、燃焼室58に吸入空気を導く第1および第2の吸気ポート52aA、52aBが形成されている。また、燃焼室58からガスを排気する第1および第2の排気ポート52bA、52bBが形成されている。
シリンダヘッド52には、吸気ポート52aA、52aBを開閉する第1および第2の吸気弁54A、54Bと、排気ポート52bA、52bBを開閉する第1および第2の排気弁55A、55Bとが設けられている。第1の吸気弁54Aと第2の排気弁55Bとは対角線上に配置されている。同様に、第2の吸気弁54Bと第1の排気弁55Aとも対角線上に配置されている。エンジン50Aは、一気筒あたりに吸気弁54A、54Bおよび排気弁55A、55Bからなる4つの弁が設けられた4バルブエンジンとなっている。
シリンダヘッド52には、吸気側VVT56と排気側VVT57とが設けられている。吸気側VVT56は吸気弁54A、54Bのバルブタイミングを可変にし、排気側VVT57は排気弁55A、55Bのバルブタイミングを可変にする。吸気側VVT56には吸気弁54A、54Bのバルブタイミングを互いに独立して設定可能なものを、排気側VVT57には排気弁55A、55Bのバルブタイミングを互いに独立して設定可能なものをそれぞれ適用する。かかるVVT56、57としては、例えば前述した特許文献2が開示する動弁装置を適用できる。
VVT56、57は一気筒あたりに設けられた4つの弁のうち、少なくとも排気弁55A、55Bのバルブタイミングを互いに独立して設定可能な動弁装置に相当する。動弁装置は、例えば吸気弁54A、54Bおよび排気弁55A、55B(或いは少なくとも排気弁55A、55B)の駆動を電磁駆動化した場合の電磁駆動装置それぞれを有した構成として実現することもできる。
VVT56、57は、制御対象としてECU1に電気的に接続されている。VVT56、57は、電子制御装置であるECU1の制御のもと駆動する。バルブタイミングは、VVT56、57を制御するECU1を介して設定することができる。本実施例では、VVT56、57が排気弁55A、55Bの開弁時期に位相差を生じさせるようにバルブタイミングを設定している。バルブタイミングは具体的には次に示すように設定されている。
図3はエンジン50Aのバルブタイミングを示す図である。縦軸はバルブリフト量、横軸はクランク角度を示す。エンジン50Aは4サイクルエンジンであり、図3に示すクランク角度において、0°から180°までが燃焼行程に対応してピストン53が下降する過程、180°から360°までが排気行程に対応してピストン53が上昇する過程、360°から540°までが吸気行程に対応してピストン53が下降する過程、540°から720°までが圧縮行程に対応してピストン53が上昇する過程となっている。
吸気弁54A、54Bのバルブタイミングはともに、上死点よりも前のタイミングで開弁するとともに、下死点よりも後のタイミングで閉弁するように設定されている。第1の排気弁55Aのバルブタイミングは、下死点よりも前のタイミングで開弁するとともに上死点よりも前のタイミングで閉弁するように設定されている。第1の排気弁55Aのバルブタイミングは、吸気弁54A、54Bとの間でバルブオーバラップが生じないように設定されている。
第2の排気弁55Bは下死点で開弁するとともに、上死点よりも後のタイミングで閉弁するように設定されている。第2の排気弁55Bのバルブタイミングは、吸気弁54A、54Bとの間でバルブオーバラップが生じるように設定されている。第1の排気弁55Aのバルブタイミングは、第2の排気弁55Bのバルブタイミングよりも開弁時期および閉弁時期を一体的に進角させるようにして設定されている。そして排気弁55A、55Bの開弁時期および閉弁時期に一体的な位相差を設けることで、排気弁55A、55Bの開弁時期に位相差を設けている。位相差は例えば40°である。
次にエンジン50Aの作用効果について説明する。図4は一般的な未燃HCの排出特性を示す図である。縦軸はHCエミッション排出量、横軸はクランク角度を示す。図5は未燃HCが排出される様子を模式的に示す図である。このうち、図5(a)はブローダウン時の未燃HC排出の様子を示し、図5(b)はピストン53上昇時の未燃HC排出の様子を示す。図5では一般的なエンジンとして、排気弁55A、55Bのバルブタイミングを合わせている点以外、エンジン50Aと実質的に同一なエンジン50Xを示している。
一般に排気時に排出される未燃HCとしては、ブローダウン時に主にシリンダヘッド52周りから排出される未燃HC(図4のA部および図5(a)参照)と、ピストン53上昇時に掻き上げられるシリンダ51a壁面周りの未燃HC(図4のB部および図5(b)参照)が全体のうち、大きな割合を占める。理由は次の通りである。
すなわち、排気開始時には筒内圧が高まっている。このため、排気初期には筒内外の大きな圧力差によってブローダウンが発生し、排気の流速が高まる。このため、ブローダウン時には未燃HCが排気に多量に取り込まれて排出される。一方、排気の流速はその後、急速に低下するが、さらにその後、ピストン53の上昇とともに再び高まる。このため、ピストン53上昇時にも未燃HCが排気に多量に取り込まれて排出される。したがって、これらの未燃HCを減少させることが、排気エミッションや燃費の改善にとって重要となる。
これに対し、エンジン50Aは排気弁55A、55Bの開弁時期に位相差を設けている。このためエンジン50Aでは、排気弁55A、55Bのうち、いずれか一方の排気弁(ここでは第1の排気弁55A)が先に開弁する。そしてこれにより、高い流速で排気が行われ始めると、排気に引っ張られるようにして筒内にガス流動が生じる。結果、筒内に排気旋回気流が生成される。その後、他方の排気弁(ここでは第2の排気弁55B)が開弁するが、その際には筒内外の圧力差は小さくなっている。このため、他方の排気弁が開弁しても、筒内ガス流動に及ぶ影響は小さくなる。結果、排気旋回気流は排気行程中、維持される。
このように形成される排気旋回気流は、シリンダ51a壁面に付着した未燃HCを取り込み、シリンダ51aの中央部に向かって運ぶ。そしてこれにより、未燃HCを反応させることで、特にピストン53上昇時に排出される未燃HCを減少させることができる。また、未燃HCの減少によって未燃損失を減少させることができ、結果、燃費も改善できる。このようにエンジン50Aは、バルブタイミングの設定により未燃燃料を減少させ、排気エミッションや燃費の改善を図ることができる。
エンジン50Bは、VVT56、57が、さらに吸気弁54A、54Bの開弁時期に位相差を生じさせるとともに、4つの弁のうち、第1の吸気弁54Aと第2の排気弁55Bとの間でバルブオーバラップを生じさせるようにバルブタイミングが設定される点以外、エンジン50Aと実質的に同一である。このためエンジン50Bについては図示省略する。
図6はエンジン50Bのバルブタイミングを示す図である。エンジン50Aの場合と比較し、エンジン50Bでは、第2の吸気弁54Bのバルブタイミングを一体的に遅角させることで、吸気弁54A、54Bの開弁時期に位相差を生じさせる。第2の吸気弁54Bのバルブタイミングは、上死点よりも後のタイミングで開弁するとともに、下死点よりも後のタイミング(圧縮行程中央)で閉弁するように設定されている。この点、第2の吸気弁54Bの開弁時期は、排気弁55A、55Bの閉弁時期それぞれよりも後のタイミングに設定されている。このため、第2の吸気弁54Bと排気弁55A、55Bとの間では、バルブオーバラップは生じない。
第1の吸気弁54Aの開弁時期は、第1の排気弁55Aの閉弁時期に合わせて設定されている。このため、第1の吸気弁54Aと第1の排気弁55Aとの間では、バルブオーバラップは生じない。また、第1の吸気弁54Aの開弁時期は、第2の排気弁55Bの閉弁時期よりも前のタイミングに設定されている。このため、第1の吸気弁54Aと第2の排気弁55Bとの間では、バルブオーバラップが生じる。
エンジン50Bでは、かかる設定に基づき、VVT56、57が、4つの弁のうち、第1の吸気弁54Aと、対角線上に配置された第2の排気弁55Bとの間で、バルブオーバラップを生じさせる。第1の吸気弁54Aおよび第2の排気弁55Bとの関係において、第1の排気弁55Aの閉弁時期は、第1の吸気弁54Aの開弁時期以前のタイミングに設定することができる。また、第2の吸気弁54Bの開弁時期は第2の排気弁55Bの閉弁時期以降のタイミングに設定することができる。
次にエンジン50Bの作用効果について説明する。エンジン50Bは、4つの弁のうち、第1の吸気弁54Aと第2の排気弁55Bとの間でバルブオーバラップを生じさせる。このときエンジン50Bは、吸気弁54A、54Bのうち、第1の吸気弁54Aを開弁した状態で吸気を吸入する。これによりエンジン50Bは、吸気が吹き抜けるようにして直接排気されることを抑制しつつ、筒内に吸気旋回気流を生成することができる。
吸気旋回気流は、排気が終わる前の段階から生成される。このため、吸気旋回気流は筒内に残留する未燃HCを取り込みつつ、次の燃焼に向けた混合気の形成を促進する。このためエンジン50Bは、エンジン50Aと比較しさらに燃焼促進を図ることができ、結果、排気エミッションや燃費の更なる改善を図ることができる。また、混合気を吸入する場合、エンジン50Bは混合気としての吸気が吹き抜けるようにして直接排気されることも抑制できる。この場合にも、吹き抜けの抑制効果によるものだけでなく、燃焼促進による排気エミッションや燃費の更なる改善を図ることができる。
なお、第1の吸気弁54Aの開弁時期は、第1の排気弁55Aの閉弁時期よりも後、且つ第2の排気弁55Bの閉弁時期よりも前のタイミングの範囲内でも設定できる。これに対し、第1の吸気弁54Aの開弁時期を第1の排気弁55Aの閉弁時期に合わせて設定することで、バルブオーバラップ期間を排気行程側に向かって長く確保できる。そしてこれにより、上述の効果を好適に奏することができる。
図7はエンジン50Cのバルブ配置を示す図である。エンジン50Cは、排気弁55A、55Bの代わりに排気弁55A´、55B´を備えている点と、これに伴いシリンダヘッド52の代わりに排気ポート52bA´、52bB´が形成されたシリンダヘッド52´を備えている点以外、エンジン50Aと実質的に同一である。同様の変更は例えばエンジン50Bにも適用できる。
図7に示すように、第2の排気弁55B´のバルブ径は、第1の排気弁55A´のバルブ径よりも大きく設定されている。排気ポート52bA´、52bB´は排気弁55A´、55B´のバルブ径に応じて形成されている。エンジン50Cでは、VVT56、57が第1の排気弁55A´を第2の排気弁55B´よりも早く開弁することで、排気弁55A´、55B´のうち、バルブ径が小さい方の排気弁をバルブ径が大きい方の排気弁よりも早く開弁する。
次にエンジン50Cの作用効果について説明する。エンジン50Cでは、バルブ径が小さい第1の排気弁55A´を第2の排気弁55B´よりも早く開弁する。このため、エンジン50Cはブローダウン時の排気の流速を高めることができる。これにより、エンジン50Cはエンジン50Aと比較して排気旋回気流を強化でき、結果、排気エミッションや燃費の改善をさらに好適に図ることができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば上述した実施例では、バルブタイミングの設定として弁の開弁時期と閉弁時期とを一体的に設定する場合について説明した。しかしながら、本発明においてはこれに限られず、バルブタイミングの設定において弁の開弁時期と閉弁時期とは個別に設定されてもよい。
エンジンは本発明を実施可能なエンジンであれば特に限定されない。例えばガソリンエンジンのほかディゼールエンジンであってもよい。また筒外で燃料を噴射し、混合気を吸入するタイプのエンジンのほか、筒内燃料直接噴射式のエンジンであってもよい。
ECU 1
エンジン 50A、50B、50C、50X
シリンダブロック 51
シリンダヘッド 52、52´
ピストン 53
第1の吸気弁 54A
第2の吸気弁 54B
第1の排気弁 55A、55A´
第2の排気弁 55B、55B´
吸気側VVT 56
排気側VVT 57
燃焼室 58

Claims (3)

  1. 第1および第2の吸気弁と、第1および第2の排気弁とからなる1気筒あたりに設けられた4つの弁と、
    前記4つの弁のうち、少なくとも前記第1および第2の排気弁のバルブタイミングを互いに独立して設定可能な動弁装置と、を備え、
    前記動弁装置が、前記第1および第2の排気弁の開弁時期に位相差を生じさせ
    前記位相差は、前記第1および第2の排気弁の開弁時期に前記位相差が生じることで筒内に生成された排気旋回気流が排気行程中、維持される位相差であるエンジン。
  2. 請求項1記載のエンジンであって、
    前記動弁装置が、さらに前記第1および第2の吸気弁の開弁時期に位相差を生じさせるとともに、前記4つの弁のうち、前記第1の吸気弁と前記第2の排気弁との間でバルブオーバラップを生じさせ、
    前記第1の吸気弁および前記第2の排気弁が対角線上に配置されているエンジン。
  3. 請求項1または2記載のエンジンであって、
    前記動弁装置が、前記第1の排気弁を前記第2の排気弁よりも早く開弁し、
    前記第2の排気弁のバルブ径が、前記第1の排気弁のバルブ径よりも大きく設定されているエンジン。
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