JP5585120B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、周囲の明るさを検知する光センサなどの照度検知手段を、本体表面に設置した冷蔵庫に関するものである。
従来、この種の冷蔵庫はドアの表面に光検知素子を設けて周囲の明るさを検知し、暗い場合にはコンプレッサーやファンモータの回転数を制御して節電運転を行なうものがある(例えば、特許文献1参照)。
図7は、特許文献1に記載された従来の冷蔵庫の側面図を示すものである。図7に示すように、冷蔵庫本体1と、ファンモータ2と、インバータ周波数制御部3と、インバータ主回路部4と、コンプレッサー5と、貯蔵室ドア7と、貯蔵室ドア7の表面に設置された光検知素子6とから構成されている。
実開昭62−93671号公報
しかしながら、前記従来の構成では、節電運転中であることを識別できる手段がなく、近年の使用者の省エネ意識の高まりに対応して、節電運転中であることを認識することにより品質の高さを実感してもらうことができないという課題があった。
また、一般的な報知手段を搭載した場合には、報知に必要な電力が必要となり、節電効果が低減するという課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、低消費電力で使用者に節電運転中であることを報知する冷蔵庫を提供することを目的とする。
従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫の周囲照度を検知する照度センサと、照度センサの検知状態により消費電力を抑制する消費電力抑制手段と、消費電力抑制手段が有効となってからの所定時間に動作する第一報知手段と、所定時間経過以後に動作する第二報知手段とで構成したものである。
これによって、消費電力抑制手段が有効となって節電運転が開始されたときには、使用者にそのことを第一報知手段によって発光報知し、更に所定の時間が経過した後には第二報知手段によって発光光度を低減するもしくは消灯するなどして、報知手段の消費電力を抑制するので、使用者は節電運転中であることを確認できると共に、報知に必要な消費電力を抑制することができる。
本発明の冷蔵庫は、使用者への節電運転の報知を低消費電力で行うことができる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の表示部の構成図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の表示部の詳細断面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の照度センサと報知LEDのスペクトル図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の報知LEDの制御例1図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の報知LEDの制御例2図 従来の冷蔵庫の側面図
第1の発明は、冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫の周囲照度を検知する照度センサと、前記照度センサの検知状態により消費電力を抑制する消費電力抑制手段と、前記消費電力抑制手
段の動作を使用者に知らせる報知手段とを備え、前記報知手段は前記消費電力抑制手段が有効となってからの所定時間に動作する第一報知手段と、前記所定時間が経過以後に動作する第二報知手段とを有し、前記照度センサと前記報知手段との間に光を遮断する遮断壁を備えるとともに、前記照度センサのピーク感度波長を580nmとし、前記報知手段のピーク発光波長を500nmの緑色波長としたものであり、消費電力抑制手段が有効となって節電運転が開始されたときには、第一報知手段の発光によって使用者に発光報知し、更に所定の時間が経過した後には発光光度を低減させた第二報知手段によって消費電力を抑制するので、使用者は節電運転中であることを確認できると共に、報知に必要な消費電力を抑制することができる。また、照度センサのピーク感度波長と報知手段のピーク発光波長とを異なる波長としたものであり、照度センサは報知手段の発光光度と干渉することなく、冷蔵庫雰囲気の照度のみを検知することができる。また、照度センサと報知手段との間に光を遮断する遮断壁を備えたものであり、報知手段の発光光度を照度センサが検知することを防止するので、照度センサは冷蔵庫雰囲気の照度のみを更に正確に検知することができる
第2の発明は、消費電力抑制手段を搭載した冷蔵庫であることを表示するロゴマークを備え、前記ロゴマークを報知手段の近傍に配置したものであり、使用者がロゴマーク31もしくは報知LED33を見た時に視野内にロゴマーク31もしくは報知LED33の両方が入るので、使用者は節電運転を体感的に認識することができる。
第3の発明は、消費電力抑制手段を搭載した冷蔵庫であることを表示するロゴマークを備え、前記ロゴマークを照度センサと報知手段との間に配置したものであり、このロゴマークと照度センサ、及び報知手段はそれぞれ隣接した位置関係となるため、使用者がひとつのロゴマークを見ただけで照度センサと報知手段の双方が使用者の視野内に入るため消費電力抑制に関連するものであることを使用者が体感的に理解することができる。
の発明は、報知手段を手動で停止できる報知停止手段を備えたものであり、環境意識の高い使用者や、光の点灯が気になる使用者が意図的に報知手段を消灯できる報知停止手段を備えることで、報知手段による消費電力を低減し、使用者が報知手段による消費電力量の増加や光の照射による心理的なを気にすることなく使用することができるものである。
の発明は、報知停止手段は、誤停止防止手段を有したものであり、使用者が意図的に報知手段を停止したい場合にのみ報知停止手段によって報知手段を手動で停止できることで、使用者が意図せずに報知停止手段を動作させて、節電運転が行われているにも関らず、報知手段で報知されずに使用者が節電運転を実感できないといった不具合を防止することができるものである。
の発明は、誤停止防止手段は、少なくとも1個以上の制御スイッチを一定時間押し続けることで設定できるものであり、使用者が意図せずに報知停止手段を動作させて、節電運転が行われているにも関らず、報知手段で報知されずに使用者が節電運転を実感できないといった不具合を防止することができるものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来例または先に説明した実施の形態と同一構成については同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。尚、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図、図2は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の表示部の構成図、図3は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の表示部の詳細断面図(図2のA−A断面図)、図4は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の照度センサと報知LEDのスペクトル図、図5は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の報知LEDの制御例1図、図6は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の報知LEDの制御例2図、図7は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の照度センサと報知LEDのスペクトル図をそれぞれ示すものである。
図1〜2において、冷蔵庫本体21は、上から順に冷蔵室22、製氷室23、切換室24、冷凍室25、野菜室26がレイアウトされている。冷蔵室22の冷蔵室ドア22aの中央部付近には使用者に温度設定等の情報を知らせる表示を行う表示部28が配置されており、この表示部28は、表示部カバー27と、表示部カバー27の内部に格納された基板29を備えている。尚、各貯蔵室のレイアウトは代表的なものであって、このレイアウトに限定されるものではない。
表示部28を形成する基板29には、垂直中心軸延長線上に、上から順に運転モードすなわち節電運転中であることを報知する報知手段である報知LED33、照度センサ30、使用者が設定した状態を表示する操作表示部32を照射する複数のLEDと、設定温度調節や運転モード切換えを行なう複数個の操作スイッチ32aとで構成されており、基板29の一枚の基板上で構成されている。
また、照度センサ30の出力により節電運転を行う制御部(図示せず)が消費電力抑制手段として設けられている。
照度センサ30としては、内部にフォトダイオードやフォトトランジスタの受光素子34を内蔵した光センサを用いることで、具体的に構成することができる。
また、本実施の形態では、報知手段である報知LED33は、節電運転となってからの所定時間に使用者の認識度を優先した報知を行う第一報知手段と、所定時間経過後に消費電力抑制を優先した報知を行う第二報知手段との双方を一つのLEDで兼用し、光の強さを変えることで第一報知手段と第二報知手段を使い分けているが、それぞれを別に設けても良い。
また、表示部カバー27上には節電機能を搭載した冷蔵庫であることを示すロゴマーク31が設けられ、このロゴマーク31は例えば「ECO」といった文字やエコを連想する絵柄を使用することで、近年使用者の認識が高まっているエコ活動を認識させるようなものにしている。このロゴマーク31は報知LED33の近傍に配置するのが望ましい。
これによって、使用者がロゴマーク31もしくは報知LED33を見た時に視野内にロゴマーク31もしくは報知LED33の両方が入るので、使用者は節電運転を体感的に認識することができる。
さらに、好ましくは報知LED33と照度センサ30の両方の近傍に配置すると使用者は節電運転中であることを確認しやすくなる。これによって、ロゴマーク31と照度センサ30、及び報知手段はそれぞれ隣接した位置関係となるため、使用者がひとつのロゴマークを見ただけで照度センサと報知手段の双方が使用者の視野内に入るため消費電力抑制に関連するものであることを使用者が体感的に理解することができる。
なお、本実施の形態では、第一報知手段と第二報知手段とが同じ報知LED33で形成されているものとしたが、第一報知手段と第二報知手段とが別の部材からなる報知手段の場合には、少なくともどちらか一方の報知手段をロゴマーク31の近傍に配置することで上記と同様の効果を奏することができる。
本実施の形態では、上記理由からロゴマーク31を報知LED33と照度センサ30の間に位置する。このロゴマーク31一つによって、ロゴマーク31上部に設置された報知LED33が節電運転中を報知するためのLEDであることを示すと共に、ロゴマーク31下部に設置された照度センサ30が節電運転に関連したセンサであることを示すことができる。尚、ロゴマーク31の配置は、報知LED33と照度センサ30の近傍に位置すれば良く、本実施の形態に示した順列に限ったものではない。
次に図3において、基板29は基板カバー39にある複数の基板カバー爪部39aで固定され、さらに基板カバー39は表示部カバー27に密着して保持されている。基板カバー39の複数のサイド壁面39bは、報知LED33、照度センサ30、表示LED32のそれぞれの表示部カバーまでの上方を、規制するように囲っている。すなわち、発光や受光に対して外乱光が進入しない構成としている。また、報知LED33の発光光度を照度センサ30が検知することを防止する役割も担う。
また、報知LED33が発光する部位の表示部カバー27には、報知灯カバー36が設けられている。この報知灯カバー36は、本発明の目的である低消費電力で使用者に節電運転中であることを報知する場合に低消費電力で使用者に節電運転中であることを報知することを実現するために工夫されている。
具体的には、報知灯カバー36の面積よりも小さい光源が配置された場合や、弱い光量で照射された場合であっても、報知灯カバー36全体に光が拡散するように、透過性の高い透明の材質ではなく、なし地加工や、白濁加工、波型加工といったすりガラス形状の樹脂で形成されており、このような透明度の低い樹脂を用いていることで弱い光であっても拡散して、明るすぎない光量で消費者に節電運転を知らせることができるので、使用者は体感的に節電運転中であることを確認できると共に、報知に必要な消費電力を抑制することができる。
また、照度検出手段30が受光する部位の表示部カバー27には、受光部カバー37が設けられている。さらに、表示LED32が発光する部位の表示部カバー27には、表示カバー透明部が設けられている。
また、照度センサ30の実装されている基板29の部品面側周辺の表面には、可視光を吸収する反射防止部35が配置されている。
更に、図4に示したように、照度センサ30のピーク感度が得られる波長と、報知LEDのピーク発光光度が得られる波長が一致しないように配慮し、報知LED33の発光光度を照度センサ30が検知することを抑制するような構成としている。
本実施の形態では、照度センサ30のピーク感度を冷蔵庫の設置環境であるキッチンに
備えられた蛍光灯を想定して約580nmとし、この照度センサ30のピーク感度に対し、少なくとも上下において少なくとも50nm以上は離れるピーク光度となるようにした。
これは、本来であれば100nm以上のピーク差を設け、図5における照度センサ30の相対感度と報知LED33の相対光度とが交差するポイントをそれぞれ0.5以下とすることが望ましいが、本実施の形態では、上述したように、サイド壁面39bによって報知LED33の照度センサ30への干渉を防止しているため、50nm以上離れたピーク光度で報知LED33の光を照度センサ30が受光し、反応することを防ぐことが可能となった。
具体的には報知LED33のピーク光度は80nm離れている500nmの緑色波長とした。
尚、サイド壁面39bの遮光性を充分に確保することで、このピーク差を更に小さくすることができ、報知LED33の色調を自由に選定することが可能である。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
まず、冷蔵庫本体1の前面に取り付けられた表示部カバー27に、日射や室内照明機器からの照射があると、受光カバー37を透過した可視光を照度センサ30が受光する。照度センサ30の外周にはサイド壁面39bが、照度センサ30内部の受光素子34の位置よりも操作基板28側に伸びており、受光部カバー37以外からの可視光の進入を防止している。
更に、表示部カバー27は可視光の透過率の非常に低い材料で構成されているので、受光部カバー37周辺からの光の進入も防いでいる。表示部カバー27の具体材料としては、ハーフミラー構成やスモーク調素材など用いれば良い。図面では表示部カバー27と受光部カバー37を別部品で構成しているが、表示部カバー27の一部の透過性を高くして、その部分を受光面としても構わない。
また、照度センサ30の実装されている面の基板29周辺には、反射防止部35が設けられているので、受光エリア空間での乱反射や、サイド壁面39bと基板29との隙間からの光の進入を吸収することになる。反射防止部35としては、可視光波長を吸収する黒色インクをシルク印刷すれば容易に構成できる。
そして、このように検知した照度レベルは、冷蔵庫本体1の制御部(図示せず)に入力され、予め決定された規定値よりも小さければ、夜間あるいは人の活動がないと判断し、冷蔵庫冷却運転の性能を少し落とした節電運転に切換える。
このとき報知LED33を点灯や点滅をさせて、報知灯カバー36を通して節電運転の状態を使用者に報知する。報知LED33による報知は自動的に行われるものであるが、スイッチの操作などで使用者が確認したいときのみ報知する仕様としても良い。
節電運転中は使用者が就寝中の夜間が多いので、報知LED33を最小限の光量で発光させたり、報知灯カバー36で減光するなどを行なうのが好ましい。具体的な報知シーケンスを図5、図6を用いて以下に説明する。
図5(a)に示したように、節電運転に切り替えた直後(T1)には制御信号をHigh状態に固定し、第一の報知手段として報知LED33を通常の光度で点灯させるので、節電運転に切り替わったことを使用者は認識し易い。その後、所定の時間が経過すると(
T2)、第二の報知手段として報知LED33をパルス制御し発光光度を抑制する。
本実施の形態では、この時、第一の報知手段として報知LED33を通常の光度で点灯させるときに比べて1/3の光度に抑制し、時刻T1から時刻T2までの時間は、例えば5分間とする。
これにより、使用者に節電運転中であることを認識させると共に、報知LED33による電力消費を抑制することができる。このとき、報知LED33の発光光度の推移は図5(b)に示すようになる。
または、図6(a)に示したように、T2経過後の報知LED33の制御信号のパルス幅を変動させ、発光光度を図6(b)に示すように正弦波状に推移させる。このような明滅動作すなわち点滅による報知は、報知LED33の電力消費を抑制することができると共に、使用者に省エネの印象を強調することができるので、第二の報知手段として用いる場合に消費電力をより低減することが可能となる。
なお、T2経過後の報知LED33の発光制御は上述したものに限らず、消費電力の抑制が可能であれば如何なるパターンでも良い。また、パルスのデューティーを変更することで、発光光度を自由に設定すれば良い。
また、発光パターンは2種類に限らず、使用者の理解度を高めるために必要な種類を設ければ良い。
また、例えば人感センサのようなものを搭載した場合には使用者が冷蔵庫本体21の周囲にいるときのみ報知LED33で第一報知手段として報知し、使用者が冷蔵庫本体21から離れたと判断したときには第2報知手段として消灯しても良い。
これは人感センサを用いない場合であると、例えば、使用者が操作表示部32に備えられた操作スイッチを最後に操作した時から一定時間後、もしくは扉開閉があった場合から一定時間後には使用者が冷蔵庫本体21の周囲にいないと判断し第二報知手段の機能として消灯もしくは第一報知手段よりもしてもよい。
以上のように、本実施の形態においては、冷蔵庫本体21の周囲照度を検知する照度センサ30の検知状態により節電運転を開始し、報知LED33によって節電運転となってからの所定時間は第一報知手段として使用者の認識度を優先した報知を行い、所定時間経過後は第二報知手段として第一報知手段の光量よりも少ない光量で消費電力抑制を優先した報知を行うことで、使用者は節電運転中であることを確認できると共に、冷蔵庫本体としては報知に必要な消費電力を抑制することができ、近年の省エネ意識の高い使用者に対し、節電運転による満足感を更に与えることができる。
また、節電機能を搭載した冷蔵庫であることを表示するロゴマーク31を照度センサ30と報知LED33の間に配置し、このロゴマーク31と照度センサ30、及び報知LED33はそれぞれ隣接した位置関係となるため、ひとつのロゴマークだけで照度センサ30と報知LED33の双方が節電機能に関連するものであることを使用者は視覚的に理解することができ、更に照度センサ30が節電に関連する重要な部位であるため、張り紙などによって受光部を塞いではならないことを啓蒙することができる。
また、照度センサ30のピーク感度波長と報知LED33のピーク発光波長とを異なる波長とし、照度センサ30のピーク感度波長を家庭のキッチンに備えられた蛍光灯を想定して約580nmとし、このピーク感度波長から50nm以上離れた500nmの緑色波
長をピーク発光波長とすることで、報知LED33の光を照度センサ30が受光し、反応することを防ぐことが可能となり、より精度が高い照度検知の下で節電運転を実現することができる。
照度センサ30は報知LED33の発光光度と干渉することなく、冷蔵庫雰囲気の照度のみを検知し、特に節電運転を開始する閾値付近の照度検知の精度も向上するため、節電運転の誤作動を防止することができる。
さらに、本実施の形態では、報知LED33の光を照度センサ30のピーク感度波長である580nmから50nm以上離れた波長の中でも500nmの緑色波長を備えたことで、森林や植物等の緑化によるCO削減のイメージからエコを連想する緑色で報知することができ、使用者の節電運転に対する認識を体感的に高めることができる。
なお、このように報知LED33を500nmの緑色波長で発光させることにより、緑色波長は例えば赤色やオレンジ色といった高い波長と同じ光量で発光させた場合には人間の視覚的に暗く見えるので、緑色波長を用いる場合には赤色やオレンジ色の光等と比較するとより大きな光量で発光させないと明るくみえないため電力消費量が大きくなるという課題があるが、本実施の形態では第二の報知手段の場合に通常の光度で点灯させるときに比べて1/3の光度に抑制することで大幅に消費電力の低減を図ることができ、緑色によるエコの連想による使用者への節電運転の訴求効果を維持した上で、省エネルギーでの報知手段を実現することができる。
また、照度センサ30と報知LED33との間に光を遮断するサイド壁面39bを備えたので、報知LED33の発光光度を照度センサ30が検知することを防止し、照度センサ30は冷蔵庫雰囲気の照度のみを検知するので、照度センサ30のピーク感度波長と報知LED33のピーク発光波長との差をある程度まで近づけることが可能となり、報知LED33の色調を自由に設定できるようになる。
また、表示部の中で使用者が操作スイッチを操作した場合に、操作表示部32を照射する複数のLEDが常時点灯するような場合には、同様に照度センサ30のピーク感度波長から50nm以上ずらした方が好ましいが、操作表示部32を照射するLEDは常時点灯ではなく、使用者が操作した場合にのみ点灯するような場合には、使用者の操作頻度は24時間の中でも極めて短時間であるので、波長については特に限定せず、自由に設定することが可能である。
また、消費電力量抑制手段を使用中であっても使用者が手動で報知手段による積極的な報知を停止できるものであり、消費電力量抑制をイメージできるロゴマーク31の照射や報知LED33での報知を停止できるものであり、使用者は報知手段による消費電力量の増加を気にすることなく使用することができる。
また、本実施の形態においては、報知手段を停止する報知停止手段は、設定温度調節や運転モード切換えを行なう複数個の操作スイッチ32aを兼用するものとする。この場合には、1個以上の操作スイッチ32aを通常の場合に使用者が押す時間よりも長いと想定される一定時間、例えば3秒といった時間押しつづけることで設定することにより、通常の操作スイッチ32aとは別機能の報知停止手段として機能させるものとする。
また、誤停止防止手段は1個以上の操作スイッチ32aを通常の場合に使用者が押す時間よりも長いと想定される一定時間、例えば3秒といった一定時間押しつづけるといったイレギュラーな操作方法を行うことによってのみ報知手段を停止する手段とすることで、使用者が意図せずに報知停止手段を動作させて、節電運転が行われているにも関らず、報
知手段で報知されずに使用者が節電運転を実感できないといった不具合を防止することができるものである。
また、誤停止防止手段は、複数の操作スイッチ32aを予め設定された順番で操作する手段とすることもでき、例えば、1個の操作スイッチ32aを押しながら他の操作スイッチを押す手段、もしくは複数の操作スイッチを同時に押すといった手段でもよく、使用者が通常では行わないようなイレギュラーな操作方法を設定することで誤停止防止手段を形成するものとすれば良い。
また、報知手段を停止中においても、照度センサ30を光を透過させない物体で覆うことにより、報知手段を停止中であることを確認できる。
このように、本実施の形態では報知手段である報知LED33を手動で停止できる報知停止手段を備えたものであり、環境意識の高い使用者や、光の点灯が気になる使用者が意図的に報知手段を消灯できる報知停止手段を備えることで、報知手段による消費電力を低減し、使用者が報知手段による消費電力量の増加や光の照射による心理的なを気にすることなく使用することができるものである。
さらに、報知停止手段は、誤停止防止手段を有したものである。これによって、使用者が意図的に報知手段を停止したい場合にのみ報知停止を行うことができる。この場合には、使用者が通常では行わないようなイレギュラーな操作方法を設定することによってのみ報知手段を手動で停止できることができるので、使用者が意図せずに報知停止手段を動作させて、節電運転が行われているにも関らず、報知手段で報知されずに使用者が節電運転を実感できないといった不具合を防止することができるものである。
本発明にかかる冷蔵庫は、家庭用又は業務用冷蔵庫に照度検知手段を設けて、その結果を用いて節電運転等に運転モードを切換える制御に実施、応用できるものである。
21 冷蔵庫本体
22 冷蔵室
22a 冷蔵室ドア
23 製氷室
24 切換室
25 冷凍室
26 野菜室
27 表示部カバー
28 表示部
29 基板
30 照度センサ
31 ロゴマーク
32 操作表示部
33 報知LED
34 受光素子
35 反射防止部
36 報知灯カバー
37 受光部カバー
39 基板カバー
39a 基板カバー爪部
39b サイド壁面

Claims (6)

  1. 冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫の周囲照度を検知する照度センサと、前記照度センサの検知状態により消費電力を抑制する消費電力抑制手段と、前記消費電力抑制手段の動作を使用者に知らせる報知手段とを備え、前記報知手段は前記消費電力抑制手段が有効となってからの所定時間に動作する第一報知手段と、前記所定時間が経過以後に動作する第二報知手段とを有し、前記照度センサと前記報知手段との間に光を遮断する遮断壁を備えるとともに、前記照度センサのピーク感度波長を580nmとし、前記報知手段のピーク発光波長を500nmの緑色波長とした冷蔵庫。
  2. 消費電力抑制手段を搭載した冷蔵庫であることを表示するロゴマークを備え、前記ロゴマークを報知手段の近傍に配置した請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 消費電力抑制手段を搭載した冷蔵庫であることを表示するロゴマークを備え、前記ロゴマークを照度センサと報知手段との間に配置した請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 報知手段を手動で停止できる報知停止手段を備えた請求項1からのいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 報知停止手段は、誤停止防止手段を有した請求項に記載の冷蔵庫。
  6. 誤停止防止手段は、少なくとも1個以上の制御スイッチを一定時間押し続けることで設定できることを特徴とする請求項に記載の冷蔵庫。
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