JPH09298003A - 自発光式標識装置 - Google Patents
自発光式標識装置Info
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- JPH09298003A JPH09298003A JP10916596A JP10916596A JPH09298003A JP H09298003 A JPH09298003 A JP H09298003A JP 10916596 A JP10916596 A JP 10916596A JP 10916596 A JP10916596 A JP 10916596A JP H09298003 A JPH09298003 A JP H09298003A
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- pilot lamp
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- self
- optical sensor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケース背面側から電源用スイッチのON、O
FF状態、光源の点灯、消灯状態を確認できるようにす
る。また、周囲が暗くなると光源を自動的に点灯させ
る。 【解決手段】 ケース2のボディ10内に光源3と、パ
イロットランプ6と、光センサ7および光源用スイッチ
8を収納する。ボディ10の背面側には点灯確認用窓1
6を設け、この窓16に前記パイロットランプ6と光セ
ンサ7を臨ませる。パイロットランプ6は、電源用スイ
ッチ8のON状態を表示する。光センサ7は、周囲が暗
くなると光源3を自動的に点灯させる。光センサ7は、
パイロットランプ6の光を検知しないように、パイロッ
トランプ6より上方で後方に突出すると共に斜め上方を
指向してプリント基板12に実装される。
FF状態、光源の点灯、消灯状態を確認できるようにす
る。また、周囲が暗くなると光源を自動的に点灯させ
る。 【解決手段】 ケース2のボディ10内に光源3と、パ
イロットランプ6と、光センサ7および光源用スイッチ
8を収納する。ボディ10の背面側には点灯確認用窓1
6を設け、この窓16に前記パイロットランプ6と光セ
ンサ7を臨ませる。パイロットランプ6は、電源用スイ
ッチ8のON状態を表示する。光センサ7は、周囲が暗
くなると光源3を自動的に点灯させる。光センサ7は、
パイロットランプ6の光を検知しないように、パイロッ
トランプ6より上方で後方に突出すると共に斜め上方を
指向してプリント基板12に実装される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通常「デリニエー
タ」や「視線誘導灯」と呼ばれる自発光式の標識装置に
関する。
タ」や「視線誘導灯」と呼ばれる自発光式の標識装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、工事現場や立ち入ると危険な
場所等においては、夜間時の安全性を確保するために自
発光式の標識装置を設置している。この種の自発光式標
識装置は、ケース内に収納された光源と電池を備え、夜
間時に電源用スイッチをONにすると光源が点灯または
点滅(以下、これらを総称して点灯という)して危険を
通行人や車輌のドライバー等に知らせるようにしてい
る。光源の照明光としては通常赤色とされる。
場所等においては、夜間時の安全性を確保するために自
発光式の標識装置を設置している。この種の自発光式標
識装置は、ケース内に収納された光源と電池を備え、夜
間時に電源用スイッチをONにすると光源が点灯または
点滅(以下、これらを総称して点灯という)して危険を
通行人や車輌のドライバー等に知らせるようにしてい
る。光源の照明光としては通常赤色とされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の自発光式標識装置は、工事現場や危険な場所
を背にして設置され、照明光が自発光式標識装置の前方
を照射するようにしているので、工事現場や危険な場所
内で働く作業者から見ると、自発光式標識装置の背面側
しか見ることができない。そのためバッテリ切れ等によ
りる光源が点灯状態となっていないことを背面側からで
は確認し難く、わざわざ自発光式標識装置の前方に回っ
て確認しなければならないという問題があった。また、
作業者が夜になると自発光式標識装置の電源用スイッチ
をONにし、朝になると切らなければならないので、そ
のスイッチ操作も面倒で、ともすると忘れるという問題
があった。特に、スイッチのON、OFF操作を忘れて
昼間時に点灯したままの状態に放置しておくと電池を無
駄に消費し、夜間時にスイッチをONにするのを忘れて
消灯したままの状態に放置しておくと、本来の機能を発
揮させることができない。
うな従来の自発光式標識装置は、工事現場や危険な場所
を背にして設置され、照明光が自発光式標識装置の前方
を照射するようにしているので、工事現場や危険な場所
内で働く作業者から見ると、自発光式標識装置の背面側
しか見ることができない。そのためバッテリ切れ等によ
りる光源が点灯状態となっていないことを背面側からで
は確認し難く、わざわざ自発光式標識装置の前方に回っ
て確認しなければならないという問題があった。また、
作業者が夜になると自発光式標識装置の電源用スイッチ
をONにし、朝になると切らなければならないので、そ
のスイッチ操作も面倒で、ともすると忘れるという問題
があった。特に、スイッチのON、OFF操作を忘れて
昼間時に点灯したままの状態に放置しておくと電池を無
駄に消費し、夜間時にスイッチをONにするのを忘れて
消灯したままの状態に放置しておくと、本来の機能を発
揮させることができない。
【0004】本発明は上記した従来の問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、背面
側から電源用スイッチのON状態と光源の点灯状態を容
易に確認することができる自発光式標識装置を提供する
ことにある。また、本発明は、周囲が暗くなると光源を
自動的に点灯させることができ、人為的な電源用スイッ
チのON、OFF操作を不要にした自発光式標識装置を
提供することにある。
ためになされたもので、その目的とするところは、背面
側から電源用スイッチのON状態と光源の点灯状態を容
易に確認することができる自発光式標識装置を提供する
ことにある。また、本発明は、周囲が暗くなると光源を
自動的に点灯させることができ、人為的な電源用スイッ
チのON、OFF操作を不要にした自発光式標識装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ケース内に電池と光源を内蔵した自発光式
標識装置において、前記ケース内に前記光源の点灯時に
点灯状態を表示するパイロットランプを組込み、このパ
イロットランプに対応して前記ケースの背面側に点灯確
認用窓を設けたことを特徴とする。また、本発明は、ケ
ース内に光センサを組込み周囲が暗くなると光源が点灯
さするようにしたことを特徴とする。また、本発明にお
いて、パイロットランプは、電源用スイッチのON状態
において光源の点灯、消灯状態にかかわらず点灯するこ
とを特徴とする。
に本発明は、ケース内に電池と光源を内蔵した自発光式
標識装置において、前記ケース内に前記光源の点灯時に
点灯状態を表示するパイロットランプを組込み、このパ
イロットランプに対応して前記ケースの背面側に点灯確
認用窓を設けたことを特徴とする。また、本発明は、ケ
ース内に光センサを組込み周囲が暗くなると光源が点灯
さするようにしたことを特徴とする。また、本発明にお
いて、パイロットランプは、電源用スイッチのON状態
において光源の点灯、消灯状態にかかわらず点灯するこ
とを特徴とする。
【0006】また、本発明において、光センサは点灯確
認用窓に対応して設けられ、パイロットランプより前記
点灯確認用窓側に位置していることを特徴とする。ま
た、本発明は、光センサの分光感度特性が人間の目の視
感度に近似していることを特徴とする。また、本発明
は、パイロットランプの最高発光波長と光センサの最高
感度波長が異なることを特徴とする。さらに、本発明
は、光センサを斜め上方に向けてパイロットランプより
上方に配置したことを特徴とする。
認用窓に対応して設けられ、パイロットランプより前記
点灯確認用窓側に位置していることを特徴とする。ま
た、本発明は、光センサの分光感度特性が人間の目の視
感度に近似していることを特徴とする。また、本発明
は、パイロットランプの最高発光波長と光センサの最高
感度波長が異なることを特徴とする。さらに、本発明
は、光センサを斜め上方に向けてパイロットランプより
上方に配置したことを特徴とする。
【0007】本発明において、パイロットランプは点灯
確認用窓を通して視認され、ケース背面側からの光源の
点灯状態または電源用スイッチのON状態の確認を可能
にする。光センサは暗くなると光源を自動的に点灯させ
る。また、光センサはパイロットランプより点灯確認用
窓側に位置して設けられているので、パイロットランプ
の光による影響が少い。光センサの分光感度特性は人間
の目の視感度に近似しているので、人が暗くなったと感
じた時に光源を点灯させる。また、光センサの最高感度
波長はパイロットランプの最高発光波長と異なるので、
パイロットランプの光による影響が少ない。さらに、光
センサは斜め上方を指向しパイロットランプより上方に
配置されているので、パイロットランプの光による影響
が少ない。
確認用窓を通して視認され、ケース背面側からの光源の
点灯状態または電源用スイッチのON状態の確認を可能
にする。光センサは暗くなると光源を自動的に点灯させ
る。また、光センサはパイロットランプより点灯確認用
窓側に位置して設けられているので、パイロットランプ
の光による影響が少い。光センサの分光感度特性は人間
の目の視感度に近似しているので、人が暗くなったと感
じた時に光源を点灯させる。また、光センサの最高感度
波長はパイロットランプの最高発光波長と異なるので、
パイロットランプの光による影響が少ない。さらに、光
センサは斜め上方を指向しパイロットランプより上方に
配置されているので、パイロットランプの光による影響
が少ない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る自
発光式標識装置の一実施の形態を示す正面図、図2は図
1のII−II線断面図、図3は同標識装置の側面図、図4
は同標識装置の背面図、図5は同標識装置の平面図、図
6は同標識装置の底面図、図7は要部の断面図である。
これらの図において、自発光式標識装置1は、ケース2
を備え、その内部に複数個の光源3、電池4、リフレク
タ5、パイロットランプ6、光センサ7および電源用ス
イッチ8等を収納している。
形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る自
発光式標識装置の一実施の形態を示す正面図、図2は図
1のII−II線断面図、図3は同標識装置の側面図、図4
は同標識装置の背面図、図5は同標識装置の平面図、図
6は同標識装置の底面図、図7は要部の断面図である。
これらの図において、自発光式標識装置1は、ケース2
を備え、その内部に複数個の光源3、電池4、リフレク
タ5、パイロットランプ6、光センサ7および電源用ス
イッチ8等を収納している。
【0009】前記ケース2は、前面側が開放する円筒状
に形成された合成樹脂製のボディ10を備え、このボデ
ィ10内に前記光源3、リフレクタ5、パイロットラン
プ6、光センサ7等が収納されている。光源3は、発光
色が赤色のLED(発光ダイオード)からなり、プリン
ト基板12の前面側に例えば中央に1つ、周囲に周方向
に等間隔をおいて6つ、合計7つ実装されると共に前記
リフレクタ5が配設されている。ボディ10の前面側開
口部はレンズ13によって液密に閉塞されている。レン
ズ13は、透光性を有する合成樹脂またはガラスによっ
て形成され、その裏面外周部に一体に突設した筒状壁1
3aがボディ10の外周面に設けた環状溝14に挿入さ
れ、かつ接着剤15によって固着されている。一方、ボ
ディ10の背面側には、点灯確認用窓16とスイッチ取
付孔17が形成されている。点灯確認用窓16には、透
明なキャップ18がOリング19を介して螺合されてい
る。同じくスイッチ取付孔17は、可撓性を有するキャ
ップ20によって液密に覆われている。
に形成された合成樹脂製のボディ10を備え、このボデ
ィ10内に前記光源3、リフレクタ5、パイロットラン
プ6、光センサ7等が収納されている。光源3は、発光
色が赤色のLED(発光ダイオード)からなり、プリン
ト基板12の前面側に例えば中央に1つ、周囲に周方向
に等間隔をおいて6つ、合計7つ実装されると共に前記
リフレクタ5が配設されている。ボディ10の前面側開
口部はレンズ13によって液密に閉塞されている。レン
ズ13は、透光性を有する合成樹脂またはガラスによっ
て形成され、その裏面外周部に一体に突設した筒状壁1
3aがボディ10の外周面に設けた環状溝14に挿入さ
れ、かつ接着剤15によって固着されている。一方、ボ
ディ10の背面側には、点灯確認用窓16とスイッチ取
付孔17が形成されている。点灯確認用窓16には、透
明なキャップ18がOリング19を介して螺合されてい
る。同じくスイッチ取付孔17は、可撓性を有するキャ
ップ20によって液密に覆われている。
【0010】前記プリント基板12は、ボディ10の内
面に一体に突設した位置決め部22によって位置決めさ
れ、かつ基板取付部23に止めねじ24によって固定さ
れている。位置決め部22の先端部は、プリント基板1
2に設けた小孔に挿通され、その突出端部がかしめられ
ている。プリント基板12の裏面側には、前記パイロッ
トランプ6、光センサ7および電源用スイッチ8が実装
されている。パイロットランプ6は、自発光式標識装置
1の背面側から視認されるように前記点灯確認用窓16
に対応して実装されている。また、光センサ7は、パイ
ロットランプ6の付近に設けられ、前記点灯確認用窓1
6から入射する外光を検知する。
面に一体に突設した位置決め部22によって位置決めさ
れ、かつ基板取付部23に止めねじ24によって固定さ
れている。位置決め部22の先端部は、プリント基板1
2に設けた小孔に挿通され、その突出端部がかしめられ
ている。プリント基板12の裏面側には、前記パイロッ
トランプ6、光センサ7および電源用スイッチ8が実装
されている。パイロットランプ6は、自発光式標識装置
1の背面側から視認されるように前記点灯確認用窓16
に対応して実装されている。また、光センサ7は、パイ
ロットランプ6の付近に設けられ、前記点灯確認用窓1
6から入射する外光を検知する。
【0011】パイロットランプ6としては、昼間時でも
点灯状態の視認を容易にするために発光色が赤色のLE
Dが用いられる。光センサ7は、周囲が暗くなると光源
3を自動的に点灯させるもので、例えば周囲の明るさに
応じて抵抗が変化するCdS(硫化カドミウム)セルと
トランジスタを用いて光源3の回路をON、OFFする
ようにすればよい。すなわち、昼間はCdSの抵抗が小
さく、このCdSを通って電流が流れるため、トランジ
スタには電流が流れず、光源3を消灯状態に保持する。
夕方周囲が暗くなると、CdSの抵抗が増大して電流を
遮断するため、この電流はトランジスタを経て光源3に
流れる。したがって、昼間は光源3を消灯させておき、
暗くなると自動的に点灯させることができる。
点灯状態の視認を容易にするために発光色が赤色のLE
Dが用いられる。光センサ7は、周囲が暗くなると光源
3を自動的に点灯させるもので、例えば周囲の明るさに
応じて抵抗が変化するCdS(硫化カドミウム)セルと
トランジスタを用いて光源3の回路をON、OFFする
ようにすればよい。すなわち、昼間はCdSの抵抗が小
さく、このCdSを通って電流が流れるため、トランジ
スタには電流が流れず、光源3を消灯状態に保持する。
夕方周囲が暗くなると、CdSの抵抗が増大して電流を
遮断するため、この電流はトランジスタを経て光源3に
流れる。したがって、昼間は光源3を消灯させておき、
暗くなると自動的に点灯させることができる。
【0012】また、前記光センサ7は、パイロットラン
プ6より上方に斜め上方を指向して配置されている。パ
イロットランプ6と光センサ7とは、7.75mm程度
離間している。また、光センサ7は、パイロットランプ
6よりプリント基板12の裏面から後方に突出して設け
られている。このような配置関係にすると、パイロット
ランプ6が点灯していてもその光を光センサ7が検知せ
ず、標識装置1の誤動作を防止することができる。ま
た、光センサ7は入射光の波長により独自の感度をもっ
ているので、入射光の波長分布によって感度が異なる。
そこで、光センサ7の最高感度波長を540nmとして
人間の目の視感度に近似させ、パイロットランプ6の最
高発光波長(654nm)と異ならせている。このよう
な分光感度特性をもたせると、パイロットランプ6の光
を検知して動作するおそれが一層少なく、また人の視認
度を基準として動作して光源3を点灯させることができ
る。なお、光センサ7の分光感度特性は、CdSとCd
Seの結晶比を制御することで容易に得ることができ
る。
プ6より上方に斜め上方を指向して配置されている。パ
イロットランプ6と光センサ7とは、7.75mm程度
離間している。また、光センサ7は、パイロットランプ
6よりプリント基板12の裏面から後方に突出して設け
られている。このような配置関係にすると、パイロット
ランプ6が点灯していてもその光を光センサ7が検知せ
ず、標識装置1の誤動作を防止することができる。ま
た、光センサ7は入射光の波長により独自の感度をもっ
ているので、入射光の波長分布によって感度が異なる。
そこで、光センサ7の最高感度波長を540nmとして
人間の目の視感度に近似させ、パイロットランプ6の最
高発光波長(654nm)と異ならせている。このよう
な分光感度特性をもたせると、パイロットランプ6の光
を検知して動作するおそれが一層少なく、また人の視認
度を基準として動作して光源3を点灯させることができ
る。なお、光センサ7の分光感度特性は、CdSとCd
Seの結晶比を制御することで容易に得ることができ
る。
【0013】前記電源用スイッチ8は、プッシュスイッ
チからなりその操作釦が前記キャップ20内に挿入され
ている。キャップ20の押圧により操作釦を押し込んで
スイッチ8をONにすると、パイロットランプ6は点灯
する。ただし、光源3はスイッチ8がON状態であって
も周囲が明るい間は点灯せず、光センサ7が周囲が暗く
なったことを検知すると始めて点灯する。
チからなりその操作釦が前記キャップ20内に挿入され
ている。キャップ20の押圧により操作釦を押し込んで
スイッチ8をONにすると、パイロットランプ6は点灯
する。ただし、光源3はスイッチ8がON状態であって
も周囲が明るい間は点灯せず、光センサ7が周囲が暗く
なったことを検知すると始めて点灯する。
【0014】前記リフレクタ5は、ボディ10の内面に
一体に突設したリフレクタ取付部26に止めねじ27に
よって固定されることにより前記プリント基板12の前
面側に位置している。リフレクタ5の前面側には、各光
源3を収納し光源3から出た光を前方に反射すると共に
前方から自発光式標識装置1に入射する外光を入射方向
と同方向に再帰反射させる六角形の凹部からなる7つの
再帰リフレクタ部5Aが設けられている。
一体に突設したリフレクタ取付部26に止めねじ27に
よって固定されることにより前記プリント基板12の前
面側に位置している。リフレクタ5の前面側には、各光
源3を収納し光源3から出た光を前方に反射すると共に
前方から自発光式標識装置1に入射する外光を入射方向
と同方向に再帰反射させる六角形の凹部からなる7つの
再帰リフレクタ部5Aが設けられている。
【0015】前記電池4としては、1.5Vの乾電池が
2個用いられ、筒状体に形成されたバッテリケース30
内に収納され直列接続される。バッテリケース30は、
前記ボディ10の下面に一体に突設され内周面に雌ねじ
が設けられた取付部31にパッキン32を介して螺合さ
れている。この取付部31の内部には、プリント基板3
3が接着固定されており、このプリント基板33と前記
プリント基板12をリード線34によって電気的に接続
している。また、前記バッテリケース30の内奥には、
前記電池4を上方側に付勢し上側の電池のプラス側をプ
リント基板33の端子部に圧接する円錐コイルばね35
が収納されている。このコイルばね35は、下側の電池
のマイナス側を前記プリント基板33に電気的に接続し
ている。なお、バッテリケース30は、標識装置1を工
事現場等に設置する場合、支柱に固定される固定部を形
成し、作業者が標識装置1を持ち運んだり、携帯して使
用するときには把持部を形成する。
2個用いられ、筒状体に形成されたバッテリケース30
内に収納され直列接続される。バッテリケース30は、
前記ボディ10の下面に一体に突設され内周面に雌ねじ
が設けられた取付部31にパッキン32を介して螺合さ
れている。この取付部31の内部には、プリント基板3
3が接着固定されており、このプリント基板33と前記
プリント基板12をリード線34によって電気的に接続
している。また、前記バッテリケース30の内奥には、
前記電池4を上方側に付勢し上側の電池のプラス側をプ
リント基板33の端子部に圧接する円錐コイルばね35
が収納されている。このコイルばね35は、下側の電池
のマイナス側を前記プリント基板33に電気的に接続し
ている。なお、バッテリケース30は、標識装置1を工
事現場等に設置する場合、支柱に固定される固定部を形
成し、作業者が標識装置1を持ち運んだり、携帯して使
用するときには把持部を形成する。
【0016】このような構造からなる自発光式標識装置
1においては、ボディ10の背面側に点灯確認用窓16
を形成し、この点灯確認用窓16に対応してパイロット
ランプ6をケース2内に設けているので、電源用スイッ
チ8のON、OFF状態を容易に確認することができ
る。また、本発明においては、光センサ7を組込み、使
用開始時に電源用スイッチ8をONにしておくと、光セ
ンサ7が周囲が暗くなると光源3を自動的に点灯させる
ので、作業者が電源用スイッチ8を朝と夕方にON、O
FFさせる必要がなく、取扱いが容易である。また、光
センサ7は、パイロットランプ6より後方で、かつ上方
に斜め上方を指向するように設けられているので、パイ
ロットランプ6の光を検知することが少なく、標識装置
1の誤動作を防止する。さらに、光センサ7の最高感度
波長を人間の目の視感度に近似させ、パイロットランプ
6の最高発光波長と異ならせているので、パイロットラ
ンプ6の光による誤動作をより確実に防止することがで
きる。
1においては、ボディ10の背面側に点灯確認用窓16
を形成し、この点灯確認用窓16に対応してパイロット
ランプ6をケース2内に設けているので、電源用スイッ
チ8のON、OFF状態を容易に確認することができ
る。また、本発明においては、光センサ7を組込み、使
用開始時に電源用スイッチ8をONにしておくと、光セ
ンサ7が周囲が暗くなると光源3を自動的に点灯させる
ので、作業者が電源用スイッチ8を朝と夕方にON、O
FFさせる必要がなく、取扱いが容易である。また、光
センサ7は、パイロットランプ6より後方で、かつ上方
に斜め上方を指向するように設けられているので、パイ
ロットランプ6の光を検知することが少なく、標識装置
1の誤動作を防止する。さらに、光センサ7の最高感度
波長を人間の目の視感度に近似させ、パイロットランプ
6の最高発光波長と異ならせているので、パイロットラ
ンプ6の光による誤動作をより確実に防止することがで
きる。
【0017】なお、上記した実施の形態においては、光
センサ7としてCdSを用いたが、これに限らずフォト
・トランジスタ等を用いてもよい。また、本実施の形態
においては、光センサ7を設けたが、必ずしも必要では
なく、その場合は電源用スイッチ8のONによって光源
3とパイロットランプ6を点灯させればよい。したがっ
て、この場合は、パイロットランプ6が電源用スイッチ
8のONと光源3の点灯状態を表示する。
センサ7としてCdSを用いたが、これに限らずフォト
・トランジスタ等を用いてもよい。また、本実施の形態
においては、光センサ7を設けたが、必ずしも必要では
なく、その場合は電源用スイッチ8のONによって光源
3とパイロットランプ6を点灯させればよい。したがっ
て、この場合は、パイロットランプ6が電源用スイッチ
8のONと光源3の点灯状態を表示する。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る自発光
式標識装置は、ケース内に電池と光源を内蔵した自発光
式標識装置において、前記ケース内に前記光源の点灯時
に点灯状態を表示するパイロットランプを組込み、この
パイロットランプに対応して前記ケースの背面側に点灯
確認用窓を設けたので、パイロットランプによって電源
用スイッチのON状態および光源が点灯している否かを
ケース背面側から確認することができる。
式標識装置は、ケース内に電池と光源を内蔵した自発光
式標識装置において、前記ケース内に前記光源の点灯時
に点灯状態を表示するパイロットランプを組込み、この
パイロットランプに対応して前記ケースの背面側に点灯
確認用窓を設けたので、パイロットランプによって電源
用スイッチのON状態および光源が点灯している否かを
ケース背面側から確認することができる。
【0019】また、本発明は、ケース内に光センサを組
込み周囲が暗くなると光源が点灯するようにしたので、
作業者がその都度電源用スイッチをON、OFFする必
要がなく、取扱いが容易である。また、光センサは点灯
確認用窓に対応して設けられ、パイロットランプより前
記点灯確認用窓側に位置しているので、パイロットラン
プの光を検知することが少なく、誤動作を防止する。ま
た、光センサの分光感度特性は人間の目の視感度に近似
しているので、人の視認度に対応した暗さで動作し光源
を点灯させる。また、パイロットランプの最高発光波長
は、光センサの最高感度波長と異なるので、光センサが
パイロットランプの光を検知することが少なく、より一
層誤動作を防止する。さらに、光センサを斜め上方に向
けてパイロットランプより上方に配置しているので、一
層パイロットランプの光を検知することがない。
込み周囲が暗くなると光源が点灯するようにしたので、
作業者がその都度電源用スイッチをON、OFFする必
要がなく、取扱いが容易である。また、光センサは点灯
確認用窓に対応して設けられ、パイロットランプより前
記点灯確認用窓側に位置しているので、パイロットラン
プの光を検知することが少なく、誤動作を防止する。ま
た、光センサの分光感度特性は人間の目の視感度に近似
しているので、人の視認度に対応した暗さで動作し光源
を点灯させる。また、パイロットランプの最高発光波長
は、光センサの最高感度波長と異なるので、光センサが
パイロットランプの光を検知することが少なく、より一
層誤動作を防止する。さらに、光センサを斜め上方に向
けてパイロットランプより上方に配置しているので、一
層パイロットランプの光を検知することがない。
【図1】 本発明に係る自発光式標識装置の一実施の形
態を示す正面図である。
態を示す正面図である。
【図2】 図1のII−II線断面図である。
【図3】 同標識装置の側面図である。
【図4】 同標識装置の背面図である。
【図5】 同標識装置の平面図である。
【図6】 同標識装置の底面図である。
【図7】 要部の断面図である。
1…自発光式標識装置、2…ケース、3…光源、4…電
池、5…リフレクタ、6…パイロットランプ、7…光セ
ンサ、8…電源用スイッチ、10…ボディ、12…プリ
ント基板、13…レンズ、16…点灯確認用窓、30…
バッテリケース。
池、5…リフレクタ、6…パイロットランプ、7…光セ
ンサ、8…電源用スイッチ、10…ボディ、12…プリ
ント基板、13…レンズ、16…点灯確認用窓、30…
バッテリケース。
Claims (7)
- 【請求項1】 ケース内に電池と光源を内蔵した自発光
式標識装置において、前記ケース内に前記光源の点灯時
に点灯状態を表示するパイロットランプを組込み、この
パイロットランプに対応して前記ケースの背面側に点灯
確認用窓を設けたことを特徴とする自発光式標識装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の自発光式標識装置におい
て、ケース内に光センサを組込み周囲が暗くなると光源
が点灯するようにしたことを特徴とする自発光式標識装
置。 - 【請求項3】 請求項2記載の自発光式標識装置におい
て、パイロットランプは、電源用スイッチのON状態に
おいて光源の点灯、消灯状態にかかわらず点灯すること
を特徴とする自発光式標識装置。 - 【請求項4】 請求項2または3記載の自発光式標識装
置において、光センサは点灯確認用窓に対応して設けら
れ、パイロットランプより前記点灯確認用窓側に位置し
ていることを特徴とする自発光式標識装置。 - 【請求項5】 請求項2,3または4記載の自発光式標
識装置において、光センサの分光感度特性が人間の目の
視感度に近似していることを特徴とする自発光式標識装
置。 - 【請求項6】 請求項2,3,4または5記載の自発光
式標識装置において、パイロットランプの最高発光波長
と光センサの最高感度波長が異なることを特徴とする自
発光式標識装置。 - 【請求項7】 請求項2,3,4,5または6記載の自
発光式標識装置において、光センサを斜め上方に向けて
パイロットランプより上方に配置したことを特徴とする
自発光式標識装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10916596A JPH09298003A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 自発光式標識装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10916596A JPH09298003A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 自発光式標識装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09298003A true JPH09298003A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=14503306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10916596A Pending JPH09298003A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 自発光式標識装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09298003A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011014332A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Toshiba Lighting & Technology Corp | バッテリ電源式標識灯 |
JP4626717B1 (ja) * | 2009-07-01 | 2011-02-09 | パナソニック株式会社 | 冷蔵庫 |
JP2011094943A (ja) * | 2009-07-01 | 2011-05-12 | Panasonic Corp | 冷蔵庫 |
-
1996
- 1996-04-30 JP JP10916596A patent/JPH09298003A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011014332A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Toshiba Lighting & Technology Corp | バッテリ電源式標識灯 |
JP4626717B1 (ja) * | 2009-07-01 | 2011-02-09 | パナソニック株式会社 | 冷蔵庫 |
JP2011027388A (ja) * | 2009-07-01 | 2011-02-10 | Panasonic Corp | 冷蔵庫 |
JP2011094943A (ja) * | 2009-07-01 | 2011-05-12 | Panasonic Corp | 冷蔵庫 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060719 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060808 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061205 |