JP2011014332A - バッテリ電源式標識灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源部の点灯および消灯を容易に制御する。
【解決手段】このバッテリ電源式標識灯は、設置面に立設される灯体部と、前記灯体部の頂部に設けられた透光性のカバー部と;前記カバー部内に設けられ、少なくとも前期カバー部の側部方向に光を出射する光源部と;前記カバー部内の光源部の上方に設けられ、前記カバー部の上部を通過した昼光を検出する昼光センサ部と;前記検出された昼光に基づいて、前記光源を点灯制御する制御部と;前記光源部、前記昼光センサ部および前記制御部に電源を供給するバッテリ部と;を具備する。
【選択図】図3

Description

本発明は、バッテリ部を内蔵したバッテリ電源式標識灯に関する。
近年、空港などに用いられる標識灯には、省電力、長寿命、メンテナンス費用削減などの効果を得るために、発光ダイオード(LED)を光源として利用するものがある。
このような標識灯としては、LEDを駆動する灯火回路と電源トランスを内蔵し、その上部にはLEDと配光制御のプリズムからなる光学系が搭載された台座が設けられるとともに、配光制御と外気からの保護機能を有する透明のグローブがこれら部位を覆うように配置されるものが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2008−210647号公報
航空標識灯には、たとえば空港内の滑走路や誘導路などの工事で通行禁止を行う場合に用いられる禁止区域灯がある。この禁止区域灯は、長期間続く工事の進行状況に応じた通行禁止場所が変更されると、その度に設置場所が変わることがある。
しかしながら、上記した先行技術は、外部からの電源電圧を電源トランスに供給するための配線が必要となり、これを禁止区域灯として用いた場合、通行禁止場所の変更時には配線変更の工事を行う必要があり、この工事に時間と労力がかかるという問題があった。
また、標識灯をバッテリ電源にした場合には、光源の点灯、消灯を制御できなくなるという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、光源の点灯および消灯を容易に制御することができるバッテリ電源式標識灯を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一つの態様に係るバッテリ電源式標識灯は、設置面に立設される灯体部と、前記灯体部の頂部に設けられた透光性のカバー部と;前記カバー部内に設けられ、少なくとも前記カバー部の側部方向に光を出射する光源部と;前記カバー部内の光源部の上方に設けられ、前記カバー部の上部を通過した昼光を検出する昼光センサ部と;前記検出された昼光に基づいて、前記光源を点灯制御する制御部と;前記光源部、前記昼光センサ部および前記制御部に電源を供給するバッテリ部と;を具備することを特徴とする。この態様に係るバッテリ電源式標識灯は、昼光センサ部がカバー部上部を通過した昼光を受光するので、光源の点灯および消灯を容易に制御することができる。
本発明の他の態様に係るバッテリ電源式標識灯は、光源部が所定波長の光を出射し、前記昼光センサ部に入射する光から前記所定波長の光を除去するフィルタ部をさらに具備することを特徴とする。この態様に係るバッテリ電源式標識灯は、昼光センサ部に光源部からの光が入射することなく、昼光を検出できる。
本発明の他の態様に係るバッテリ電源式標識灯は、制御部を内部に配置する枠体部と;前記枠体部を内部に配置し、前記カバー部と係合する灯体部と;をさらに具備し、前記バッテリ部が前記枠体部の周囲に配置されることを特徴とする。この態様に係るバッテリ電源式標識灯は、バッテリ部を枠体部の周囲に配置するので、灯体高さを低くすることができる。
本発明の他の態様に係るバッテリ電源式標識灯は、カバー部と係合する灯体部と;前記灯体部外周に着脱可能に配置され、前記バッテリ部を収納する環状のバッテリケース部と;をさらに具備することを特徴とする。この態様に係るバッテリ電源式標識灯は、バッテリ部を枠体部の周囲に配置するので、灯体高さを低くすることができる。
本発明の他の態様に係るバッテリ電源式標識灯は、バッテリケース部が分割可能に配置されるとともに、前記分割されたバッテリケース部のそれぞれに前記バッテリ部を配置することを特徴とする。この態様に係るバッテリ電源式標識灯は、バッテリケース部の着脱が容易になり、灯体部の配置に影響を与えることなく、バッテリ部の交換を容易に行うことができる
本発明によれば、光源部の上方に設けられた昼光センサ部の検出レベルに応じて光源部の点灯および消灯を容易に制御するので、バッテリ部の電力消費を最小限に抑えることができる。
本発明の一実施形態に係るバッテリ電源式標識灯の点灯回路の構成を示す図である。 標識灯の一種である禁止区域灯の規定配光特性を示す図である。 本発明の実施形態1に係るバッテリ電源式標識灯を示す正面断面図である。 本発明の実施形態1に係るバッテリ電源式標識灯を示す側面断面図である。 本発明の実施形態3に係るバッテリ電源式標識灯を示す正面断面図である。 図5に示したバッテリ電源式標識灯のA−B断面を示す断面図である。 本発明の実施形態4に係るバッテリ電源式標識灯を示す正面図である。 本発明の実施形態4に係るバッテリ電源式標識灯を示す上面図である。 図7に示したバッテリケース部の正面断面図である。 灯体部を示す正面断面図である。 本発明の実施形態5に係るバッテリ電源式標識灯を示す正面図である。 本発明の実施形態5に係るバッテリ電源式標識灯を示す正面断面図である。 図11に示したバッテリケース部を示す上面図である。 灯体部を示す正面断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
図1は本発明の一実施形態に係るバッテリ電源式標識灯の点灯回路の構成を示す図である。図2は、標識灯の一種である禁止区域灯の規定配光特性を示す図である。図3は、本発明の実施形態1に係るバッテリ電源式標識灯1を示す正面断面図である。図4は、本発明の実施形態1に係るバッテリ電源式標識灯1を示す側面断面図である。
図1に示すように、このバッテリ電源式標識灯の点灯回路10は、アンプ11、レベル判定回路12、LED駆動定電流回路13、スイッチ回路14を備え、バッテリ部20、昼光センサ部21、光源部としてのLED22と電気的に接続されている。この点灯回路10は、検出された昼光レベルに基づいて、前記光源を点灯制御する制御部として機能する。
アンプ11は、昼光センサ部21と接続され、昼光センサ部21で検出された光の信号を増幅する。
レベル判定回路12は、アンプ11からの光信号を、予め設定された基準レベルと比較して、レベル判定を行う。レベル判定回路12は、光信号が基準レベルを超える場合、スイッチ回路14をオンにしてLED駆動定電流回路13とバッテリ部20を接続させて、LED駆動定電流回路13へバッテリ電源を供給する。また、レベル判定回路12は、光信号が基準レベル以下の場合、スイッチ回路14をオフにしてLED駆動定電流回路13とバッテリ部20の接続を遮断する。
LED駆動定電流回路13は、定電流でLED22に電源を供給して、LED22を駆動させる回路である。なお、バッテリ部20は、アンプ11、レベル判定回路12、LED駆動定電流回路13の各部位に電源供給を行うバッテリ部として機能し、たとえば乾電池または2次電池で構成される。
LED22は、光を出射する光源部として機能する。このLED22は、図2に示す標識灯の一種である禁止区域灯の光度規格値を満足するように点灯する。この規格値は、鉛直角度θが0°<θ≦6°のときに光度13[cd]以上、鉛直角度θが6°<θ≦90°のときに光度が1.3[cd]以上が全周方向に向けて点灯することを規定したものである。ここで、鉛直角度θが0°とは、LED22の横方向(図3の紙面左右方向)を示し、鉛直角度θが90°とは、LED22の鉛直方向(図3の紙面左右方向と鉛直する方向)を示す。すなわち、LED22は、光を水平方向に強く照射する特性を有する。
図3、図4に示すように、バッテリ電源式標識灯1は、図1に示した点灯回路10、バッテリ部20、昼光センサ部21およびLED22を配置する灯体部31、昼光センサ部21およびLED22を覆うカバー部32、可折接手33を備える。
灯体部31は、たとえばアルミニウム(Al)のダイキャスト成型品であり、略円筒形状に形成されており、滑走路やその周囲の設置面に立設される。この灯体部31は、係合部31a、突出部31b、取付部31cを有する。
係合部31aは、灯体部31の頂部に設けられ、外周が同径のカバー部32の係合部32cの内周と係合する。
突出部31bは、中空の円盤形状からなり、係合部31aの下方で、かつ灯体部31の内方に突出して形成される。この突出部31bには、台座35が載置される。この台座35には、LED22が取り付けられている。また、このLED22を覆うように、プリズム36が配置されており、このプリズム36は、略半球のドーム形状からなり、台座35に固定される。
また、台座35には、金属製のワイヤー部材や透光性の樹脂からなる支持体37が立設されている。この支持体37は、断面略コ字状に形成され(図3参照)、台座35に固定される2本の橋脚部37aと、この橋脚部37aに端渡された橋架部37bとを有する。この橋架部37bには、昼光センサ部21が載置されている。この昼光センサ部21と橋架部37bの間に、基板38が配置されている。また、昼光センサ部21の側部には、LED22からの光を遮光する遮光板39が配置されている。なお、LED22と点灯回路10とを電気的に接続する配線は、この支持体37に沿って配設されている。
この結果、昼光センサ部21には、LED22からの光の入射が遮断され、外部からの昼光のみを検出することができる。また、支持体37は、透光性の樹脂で形成されるので、LED22から照射された光を遮ることなく、良好に通過させることができる。
取付部31cは、灯体部31の下部に設けられ、内部が灯体部31の頂部に向けて狭くなるテーパー形状に形成される。この取付部31cの内部には、円筒形状の可折接手33が係合している。この可折接手33は、略円筒形状に形成され、係合部33aを有する。この可折接手33は、この係合部33aによって、地面に固定された下部台座40と係合している。この可折接手33は、灯体部31と下部台座40との間に設けられ、灯体部31は、可折接手33、下部台座40を介して地面に固定される。この可折接手33は、一定以上の付加が加わったときに折れるように形成されている。
カバー部32は、透光性の部材からなり、曲面形状、たとえば半球形状の上部32aと、円筒形状の側部32bとを有する。この側部32bは、灯体部31の係合部31aと係合する係合部32cを有する。この係合部31a,32c間には、円周方向にOリング34が設けられ、灯体部31およびカバー部32内部の水密性を高めている。
この構成により、昼光センサ部21は、カバー部32の上部32aを透過した光を受光し、レベル判定回路12は、この受光された光信号が基準レベルを超えるか否かのレベル判定を行う。特に、LED22は、主に水平方向へ光を照射するので、LED22の上方に配設された昼光センサ部21はLED22の光出力の影響を受けにくい。そして、レベル判定回路12は、光信号が基準レベルを超える場合には、スイッチ回路14をオン状態にして、バッテリ部20からLED駆動定電流回路13への電源供給を許可する。
この結果、LED22には定電流で電源供給が行われ、LED22は、カバー部32の水平方向に光を出射し、夜間の滑走路や誘導路などにおいて、侵入禁止区域を認識可能な光度で点灯するので、禁止区域灯として機能を発揮する。
また、レベル判定回路12は、光信号が基準レベル以下の場合には、スイッチ回路14をオフ状態にして、バッテリ部20からLED駆動定電流回路13への電源供給を遮断する。
この結果、LED22への電源供給が遮断され、LED22は、光出射停止し、この滑走路や誘導路などへの光照射を終了する。
このように、本実施形態では、昼光を検出する昼光センサ部を、カバー部内で、かつこのカバー部の上部を通過した光を検出するように配置し、この検出した光に基づいて、昼間と夜間を判定するので、点灯回路による光源の点灯および消灯を容易に制御することができ、バッテリ電源の電力消費を抑制することができる。
(実施形態2)
本実施形態では、昼光センサ部21に入射する光から、上述した波長を含む波長範囲、たとえば640±5[nm]の波長範囲の光を除去するフィルタ部を、昼光センサ部21の入射部に配置する構成とした。このフィルタ部は、短波長をカットするカット波長を持つバンドカットフィルタ(干渉膜フィルタ)として機能する。
LED22は、たとえば波長640[nm]の赤色光を出射する。このLED22から出射された赤色光は、カバー部32で屈折や反射し、迷光として存在する。この迷光は、実施形態1のように遮光板39を設けたとしても、回り込んで昼光センサ部21に受光される場合があり、完全にその影響を拭い去ることはできない。
そこで、本実施形態では、昼光センサ部の側部にLEDからの所定波長の光を遮光する遮光板を備えるとともに、昼光センサ部に入射する光からこの所定波長の光を除去するフィルタ部を備えたので、迷光が存在してもこの迷光を完全に除去でき、より完全に昼光とLEDの光を判別することができる。
(実施形態3)
図5は、本発明の実施形態3に係るバッテリ電源式標識灯3を示す正面断面図である。図6は、図5に示したバッテリ電源式標識灯のA−B断面を示す断面図である。
バッテリを電源とした禁止区域灯の場合、たとえば1回のバッテリセットで灯火の点灯が約1週間維持したいという要望がある。この要望に応じるためには、単2型アルカリ電池で12個直列電源の容量相当が必要となる。一方、この航空灯火で規定されている灯火高さは、360[mm]以下である。
ここで、上述した12個のバッテリを2個1組で、灯体の長手方向に単純に配列して実装した場合、灯体高さが約400[mm]となり、規定の360[mm]を超えてしまうという問題がある。また一方では、灯体サイズもできるだけ小径とする要望もある。
そこで、本実施形態では、図5、図6に示すように、灯体部31が上部灯体部31d、下部灯体部31eを備え、この上部灯体部31dと下部灯体部31eを係合可能に形成する。係合部分には、Oリング43を配置して、水密性を高める。上部灯体部31dは、カバー部32と係合している。この係合構造は、実施形態1と同様なので、ここでは説明を省略する。
この灯体部31の内部には、三角柱形状からなり、内部に回路基板の支柱42を設け、この支柱に回路基板からなる点灯回路10を配置する枠体部41を配置する。
また、本実施形態では、12個のバッテリ部20を4個1組とする。ここでは、たとえば4個のバッテリ部20を上下に2個ずつ収納可能なバッテリホルダ44を用いて、この4個1組のバッテリ部20を枠体部41の各側部に配列し、灯体部31内部に設けた図示しない配線でこれらバッテリ部20を直列に接続する。
このように、本実施形態では、点灯回路を内部に配置した枠体部を内部に配置し、カバー部と係合する灯体部を備え、バッテリ部を枠体部の周囲に配置するので、灯体高さを低くすることができる。本実施形態のように、4個1組で上下に2個ずつ配列した場合には、灯体高さが約275[mm]に実現でき、規定されている灯火高さ360[mm]以下とすることができる。
また、灯体部31が上部灯体部31d、下部灯体部31eを備え、この上部灯体部31dと下部灯体部31eを係合可能としたので、バッテリ部の交換時には、この上部灯体部31dと下部灯体部31eの係合状態を解除することで、バッテリ部の交換を容易に行うことができる。
なお、本実施形態では、枠体部の形状を三角柱としたが、本発明はこれに限らず、たとえば六角柱などの多角柱や円柱に形成することも可能である。
また、本実施形態では、昼光センサ部を用いた場合について説明したが、この昼光センサを用いない場合も本実施形態の灯体部を応用することが可能である。また、以下の実施形態でも、昼光センサを用いない場合も同様に実施形態の灯体部を応用することが可能である。
(実施形態4)
図7は、本発明の実施形態4に係るバッテリ電源式標識灯4を示す正面図である。図8は、本発明の実施形態4に係るバッテリ電源式標識灯4を示す上面図である。図9は、図7に示したバッテリケース部の正面断面図である。図10は、灯体部を示す正面断面図である。
バッテリ部20は、消耗後に交換する必要がある。しかし、灯体部を着脱すると、LEDの光軸がずれる恐れがあり、好ましくないので、灯体部は配置された状態のままでバッテリ部だけを交換したいとする要望がある。
そこで、本実施形態では、図7〜図10に示すように、バッテリ部20を環状のバッテリケース部51に収納し、このバッテリケース部51を灯体部31外周に着脱可能に配置する。
バッテリケース部51は、上蓋部51a、本体部51b、底板部51cから構成される。上蓋部51aと底板部51cは中空の円盤形状に形成され、本体部51bは筒体に形成される。上蓋部51aと本体部51b、本体部51bと底板部51cは、ネジ54,55でそれぞれネジ止めされて、環状のバッテリケース部51を構成している。この本体部51bの内径と灯体部31の外径は、同一であり、これによりバッテリケース部51が灯体部31に着脱可能に嵌合することができる。
また、本実施形態では、12個のバッテリ部20を2個1組とする。ここでは、たとえば2個のバッテリ部20を上下に収納可能なバッテリホルダ45を用いて、この2個1組のバッテリ部20をバッテリケース部51内に均等6分割して配列し(図7、図8参照)、バッテリケース部51内に設けた図示しない配線でこれらバッテリ部20を直列に接続する。
また、本体部51bと底板部51cには、バッテリ部20と電気接続された−側と+側の電極端子(以下、「電極受部」という)52,53を設ける。この電極受部52,53は、凹形状に形成され、バッテリケース部51が灯体部31に嵌合したときに、灯体部31の中心線に対して対称位置に配置される。
一方、灯体部31には、内部に設けられた点灯回路10と電気接続される−側と+側の電極端子62,63を設けられる。この電極端子62,63は、凸形状に形成され、灯体部31の中心線に対して対称位置に配置される。この電極端子62,63は、灯体部31の外方に突出して形成された取付部60,61に立設される。
この電極受部52,53と電極端子62,63とは、バッテリケース部51が灯体部31に嵌合したときに、それぞれ嵌合し、点灯回路10とバッテリ部20を電気接続する。また、このとき、バッテリケース部51は、取付部60,61に当接して固定される。さらに、灯体部31におけるバッテリケース部51との嵌合部分の上部には、Oリング56を配置して、この嵌合部分を介した電極端子62,63への水漏れを防止している。
このように、本実施形態では、バッテリ部20を収納した環状のバッテリケース部を灯体部外周に着脱可能に嵌合するので、バッテリ部の交換時には、このバッテリケース部を灯体部から取り外すことができ、バッテリ部の交換を容易に行うことができる。
また、本実施形態では、バッテリケース部を灯体部に着脱可能としたので、灯体部の配置状態を変えることなく、バッテリケース部のみを着脱でき、この結果LEDの光軸ずれを防ぐことができる。さらに、バッテリケース部の着脱と同時に電極端子同士が嵌合するので、電気配線の接続も行うことができ、この結果配線作業の煩雑さの改善および作業時間の短縮を図ることができる。
(実施形態5)
図11は、本発明の実施形態5に係るバッテリ電源式標識灯を示す正面図である。図12は、本発明の実施形態5に係るバッテリ電源式標識灯を示す正面断面図である。図13は、図11に示したバッテリケース部を示す上面図である。図14は、灯体部を示す正面断面図である。
本実施形態は、実施形態4と同様に、灯体部が配置された状態のままでバッテリ部だけを交換したいとする要望に応えるものである。
そこで、本実施形態では、環状のバッテリケース部65を2分割構造に形成する。
図11〜図14に示すように、バッテリケース部65は、略半円柱形状のバッテリケース部66,67が係合して形成される。このバッテリケース部65は、灯体部31外周に着脱可能に配置される。
バッテリケース部66,67は、それぞれ同一形状からなるので、ここでは図11に基づいて、バッテリケース部66の一例を説明する。バッテリケース部66は、上部66a、本体部66b、底部66cから構成され、内部にバッテリ部20を配置する。
上部66aは、バッテリケース部65の中心軸に対して傾きを有してテーパー形状に形成される。すなわち、この上部66aは、灯体部31側の内周に対して、灯体部31から離隔した側の外周が予め設定された角度で底部66c側に延出している。
これにより、この上部66aへの着雪や雨水の滞留を防止でき、LED22からの光が遮られることなく良好に出射される。
本体部66bは半月形状の筒体に形成される。
底部66cは、中空の円盤形状に形成される。
また、本実施形態では、12個のバッテリ部20を収納可能なバッテリホルダ70を用いて、バッテリケース部66,67内に均等6分割して配列し(図13参照)、バッテリケース部51内に設けた図示しない配線でこれらバッテリ部20を直列に接続する。
図13に示すように、バッテリケース部66,67は、対向する面66d,67dの平面部に、それぞれ2つずつのピン66e,67eと、ピン孔66f,67fを有する。ピン66e,67eおよびピン孔66f,67fは、バッテリ部20と電気接続された−側と+側の電極端子の機能と、バッテリケース部66,67同士を位置決めするフラグの機能を有する。バッテリケース部66に設けられた2つのピン66eは、バッテリケース部67に設けられた2つのピン孔67fに、またバッテリケース部67に設けられた2つのピン67eは、バッテリケース部66に設けられた2つのピン孔66fにそれぞれ嵌合する。これにより、各バッテリケース部66,67内に配置されたバッテリ部20は、直列に接続される。
また、バッテリケース部66は、上述した面66dの湾曲部に、2つのピン孔66gを有する。また、図12に示すように、灯体部31は、一部に窪み部80を有する。この窪み部80の長手方向(灯体部31の長手方向)の長さは、バッテリケース部66の長手方向の長さと同一に形成されている。また、この窪み部80の外周は、バッテリケース部66の内周と同一に形成されている。したがって、組み付け時にこの窪み部80にバッテリケース部66が挿入されて係合可能となる。
このように、バッテリケース部66が灯体部31の窪み部80に係合されるので、振動などに対して位置ずれが生じるのを防止できる。
さらに、この窪み部80にピン81を設ける。また、バッテリケース部66の面66dの湾曲部に、このピン81が嵌合するピン孔66gを設ける。
このピン81は、点灯回路10と電気接続され、ピン孔66gは、バッテリ部20と電気接続されている。このピン81とピン孔66gは、バッテリケース部65が灯体部31に係合したときに、それぞれ嵌合し、点灯回路10とバッテリ部20を電気接続する。また、このとき、バッテリケース部65は、このピン81とピン孔66gの嵌合によって位置決めされて固定される。さらに、窪み部80には、Oリング56を配置して、この窪み部80を介した電極端子としてのピン81への水漏れを防止している。
このような構成において、バッテリケース部を灯体部に取り付けるときは、まずバッテリケース部66を窪み部80に取り付ける。これにより、ピン81とピン孔66gが嵌合して、バッテリケース部66が位置決めされ、正しい位置に係合する。
次に、バッテリケース部67をバッテリケース部66に取り付ける。これにより、ピン66e,67eとピン孔66f,67fが嵌合して、バッテリケース部67が位置決めされ、正しい位置に係合する。これと同時に点灯回路10とバッテリ部20が電気接続されて、昼光センサ部21による昼光検出が可能となる。また、バッテリ部の交換時には、上記動作と逆の動作を行うことで、バッテリケース部を容易に取り外すことができる。
このように、本実施形態では、バッテリケース部を分割することにより、灯体部への着脱を容易にすることができるので、灯体部の配置に影響を与えることなく、さらにバッテリ部の交換を容易に行うことができる。
なお、本願発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形してもよい。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより、種々の発明を構成できる。例えば実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1〜5…バッテリ電源式標識灯、10…点灯回路、20…バッテリ部、21…昼光センサ部、22…LED、31…灯体部、32…カバー部、51…バッテリケース部。

Claims (5)

  1. 設置面に立設される灯体部と、
    前記灯体部の頂部に設けられた透光性のカバー部と;
    前記カバー部内に設けられ、少なくとも前記カバー部の側部方向に光を出射する光源部と;
    前記カバー部内の光源部の上方に設けられ、前記カバー部の上部を通過した昼光を検出する昼光センサ部と;
    前記検出された昼光に基づいて、前記光源を点灯制御する制御部と;
    前記光源部、前記昼光センサ部および前記制御部に電源を供給するバッテリ部と;
    を具備することを特徴とするバッテリ電源式標識灯。
  2. 前記光源部が所定波長の光を出射し、
    前記昼光センサ部に入射する光から前記所定波長の光を除去するフィルタ部を
    さらに具備することを特徴とする請求項1記載のバッテリ電源式標識灯。
  3. 前記制御部を内部に配置する枠体部と;
    前記枠体部を内部に配置し、前記カバー部と係合する灯体部と;
    をさらに具備し、前記バッテリ部が前記枠体部の周囲に配置される
    ことを特徴とする請求項1または2記載のバッテリ電源式標識灯。
  4. 前記カバー部と係合する灯体部と;
    前記灯体部外周に着脱可能に配置され、前記バッテリ部を収納する環状のバッテリケース部と;
    をさらに具備することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のバッテリ電源式標識灯。
  5. 前記バッテリケース部が分割可能に配置されるとともに、前記分割されたバッテリケース部のそれぞれに前記バッテリ部を配置する
    ことを特徴とする請求項4記載のバッテリ電源式標識灯。
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