JP2004300797A - 標識灯 - Google Patents

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Junji Hasegawa
潤治 長谷川
Katsuyuki Ide
勝幸 井手
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Abstract

【課題】複数のLEDを用いることなく、操縦者や運転者等が視認し易い所望の配光が容易に得られると共に、小形にすることのできる標識灯を提供すること。
【解決手段】基体1と;この基体1に立設し、光軸を取り巻くように配光が大きな領域を有している発光ダイオード素子2と;発光ダイオード素子2の光軸上の光を遮ることなく直進させると共に、光軸の周辺部の放射光をほぼ直交方向に反射させる制光部材3と;基体1、発光ダイオード素子2および制光部材3を収容した透光性グローブ5と;この透光性グローブ5内に導入され発光ダイオード素子2と接続される給電部材6と;を具備する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空港や道路などにおいて用いられる標識灯に関する。
【従来の技術】空港における滑走路や誘導路などの路幅あるいは道路の路肩位置などを表示するため、路辺に沿い地表面上に設置される標識灯がある(例えば、特許文献1参照)。
【0002】
この地上形の標識灯は、路上を走行する航空機や自動車の操縦者や運転者へ、路肩などの存在を知らせる作用をなし、路上を安全に誘導する働きをしている。
【0003】
そして、この標識灯は灯器からほぼ全面に均等な発光が要求されるのではなく、操縦者や運転者から見える狭い角度範囲に高い光放射が行われるもので、たとえば飛行場の地上形の誘導路灯の配光規格は、図4に示すとおりのものである。
【0004】
そして、従来の地上形の誘導路灯9は、図5に示すように、基体90に複数のLED91を立設し、この基体90に対向するように漏斗状の制光部材92を設け、上記図3の配光を得るように、基体90の中央部に位置するLED91の放射光を直進させ、基体90の周縁部に位置するLED91の放射光を直交方向に反射させている。
【特許文献1】
特開2000−45237号公報
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような誘導路灯9は、光源に複数のLEDを用いているため、誘導路灯の小型化が困難であり、また複数のLED間の発光の色斑が生じ易く、誘導路灯から放射される光は、方向によって異なる色になってしまう不具合がある。
【0005】
また、上方に放射される光の配光は、漏斗状制光部材の中央に形成された開口の大きさに影響されるため、上方の配光特性は狭角配光となり易かった。
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の標識灯は、基体と;この基体に立設し、光軸を取り巻くように配光が大きな領域を有している発光ダイオード素子と;発光ダイオード素子の光軸上の光を遮ることなく直進させると共に、光軸の周辺部の放射光をほぼ直交方向に反射させる制光部材と;基体、発光ダイオード素子および制光部材を収容した透光性グローブと;この透光性グローブ内に導入され発光ダイオード素子と接続される給電部材と;を具備していることを特徴とする。
【0006】
このようなものにあっては、発光ダイオード素子を点灯したとき、その発光ダイオードの光軸上の放射光は、制光部材によって遮られることなく、直進して放出される。
【0007】
また、発光ダイオード素子の光軸周辺部の放射光は、制光部材によって、略直交方向に反射されて、透光性グローブの側方から放出され、したがって、グローブ側方にある幅をもってその全周からほぼ水平方向に光放出がなされることになる。
【0008】
ここで、本発明および以下の発明において、発光ダイオード素子が、その光軸を取り巻くように配光が大きな領域を有するようにするためには、発光ダイオード素子の電極チップをパラボラ形としたり、発光ダイオード素子の樹脂外囲器の先端部に配置されるレンズの形状を適宜定めることにより行うことができ、また発光ダイオード素子に収容される複数の半導体チップの配列を定めることになって成しても良い。
【0009】
本発明の請求項2に記載の標識灯は、基体と;この基体に立設し、光軸を取り巻くように配光が大きな領域を有している発光ダイオード素子と;発光ダイオード素子の光軸上の光を拡散させる拡散レンズが中央部に配置されていると共に、光軸の周辺部の放射光をほぼ直交方向に反射させるように構成された漏斗形状の制光部材と;基体、発光ダイオード素子および制光部材を収容した透光性グローブと;
【0010】
この透光性グローブ内に導入され発光ダイオード素子と接続される給電部材と;を具備していることを特徴とする。
【0011】
上記発明においては、発光ダイオード素子を点灯したとき、その発光ダイオードの光軸上の放射光は、制光部材の中央部に配設された拡散レンズによって拡散されて放出される。
【0012】
また、発光ダイオード素子の光軸周辺部の放射光は、制光部材によって、略直交方向に反射されて、透光性グローブの側方から放出され、したがって、グローブ側方にある幅をもってその全周からほぼ水平方向に光放出がなされることになる。
【0013】
なお、上記各発明の標識灯は、空港の滑走路や誘導路などのほか、例えば自動車道路などにおける路幅部分などを表示する地上に設置される標識や表示など、種々の用途に適用することができる。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図は、たとえば飛行場における誘導路の路幅を示す地上形の標識灯(誘導路灯)Aを示し、図1は断面正面図である。
【0014】
図中1は基体、ここではプリント配線基板で、基板1の表面側には青色発光する高出力型の発光ダイオード素子2が頂部の光放射部を上方に向け立設した状態で配設されている。ここで、本発明に用いられる発光ダイオード素子は、例えば図2に図示するように、その光軸(通常は、発光ダイオード素子の光出射方向の中心軸となる)を取り巻くように配光が大きな領域を有し、換言すれば、光軸上の放射光量よりも、その光軸の周縁領域の放射光量が大きくなっている。
【0015】
3はこの発光ダイオード素子2に対向して配設された合成樹脂材料や金属板で略漏斗形状に成形した筒状の制光部材で、縦断した傾斜面は略直線で略漏斗状に形成された外表面31には成形材料の生地のままや被膜による光反射面(図示しない。)が形成してある。そして、基板1上の光ダイオード素子2の頂部は制光部材3の中空部32に臨んでいる。
【0016】
また、4はホルダを兼ねたカバー部材で、開口部には上記配線基板1、制光部材3を固定しているとともにこれらを覆う透光性のガラスまたは合成樹脂製のグローブ5を防水構造でもって固着してある。なお、図中6は給電部材を構成する給電線である。
【0017】
そして、この地上形の標識灯(誘導路灯)Aを設置して電源から給電線6を介し給電すると、発光ダイオード素子2は点灯し、発光ダイオード素子2の光軸に沿う放射光は、制光部材3の略漏斗状の中空部32を通り直射光となってグローブ5の上方から放出7Dされる。
【0018】
また、複数列の発光ダイオード素子2の光軸の周囲に放射される光は、略漏斗形状の外表面31に指向しているので、この外表面31に入射し、略直角方向に反射されてグローブ5の側方から放出7Rされる。なお、このとき略漏斗形状の制光部材3の周囲には発光ダイオード素子2の光軸の周囲の放射光は立体的に放出されるので、グローブ5側方に所定のある幅をもって全周から放出される。
【0019】
しかも、発光ダイオード素子2から放射される光は、光軸上のものよりも、その光軸の周縁領域の放射光量が大きくなっているため、この標識灯(誘導路灯)Aのグローブ5からの放射光7D,7Rは、上方7Dからは少なく、側方7Rからは略水平方向に大量に放出される結果、操縦者が視認し易い図3に示す所望の配光が容易に得られる。
【0020】
また、この場合は青色の発光ダイオード素子2であるので、特にフィルターを必要とせず、また、発光ダイオード素子2は低消費電力、長寿命であり交換などの手間や電力費、設備費を安価に抑えることができる。
【0021】
次に、図3は本発明に係わる標識灯に用いられる制光部材の他の実施の形態を示す。図中、図1と同一部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
【0022】
この図2に示す制光部材3Aは、略漏斗形状をなす外表面31部が湾曲面形状をなしているもので、発光ダイオード素子2の光軸周縁の光放射方向と対応してこの標識灯軸と直交する方向に反射ないしは屈折する曲面を備えている。
【0023】
また、漏斗形状の制光部材3Aの中央開口32には、拡散レンズ8が配置されている。したがって、発光ダイオード素子2を点灯すれば、その発光ダイオードの光軸上の放射光は、制光部材3Aの中央部に配設された拡散レンズ8によって拡散されて放出されるため、透光性グローブ5の上方からの放出光量や分布を制御することができる。
【0024】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されない。たとえば標識灯は上記実施の形態に示した構造や用途に限らず、他の構造や用途のものであってもよい。また、上記実施の形態においては、地上形の標識灯に本発明を適用させたものを説明しているが、地面に埋設する埋設形のものであっても、適用可能である。
【0025】
さらには、発光ダイオード素子2を用途に応じて任意の周期で点滅させて動作させても良い。
【発明の効果】請求項1および2の発明によれば、光源に複数の発光ダイオード素子を用いなくても、操縦者や運転者等が視認し易い所望の配光が容易に得られると共に、小形にすることのできる標識灯を提供することができる。
【0026】
また、請求項2記載の発明によれば、漏斗状制光部材の中央部に配設された拡散レンズによって発光ダイオード素子からの放射光は拡散されて放出されるため上方からの放出光量や分布を簡単に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の標識灯(誘導路灯)の実施の形態を示す断面正面図
【図2】本発明に適用される発光ダイオード素子の放射光の配光特性を示す図
【図3】本発明の標識灯(誘導路灯)の他の実施形態を示す断面正面図
【図4】誘導路灯の配光規格特性を示すグラフ
【図5】従来の標識灯を示す一部断面正面図
【符号の説明】
A:標識灯(誘導路灯)
1:基体(配線基板)
2:発光ダイオード素子
3,3A:制光部材
4:カバー部材
5:透光性グローブ
6:給電部材

Claims (2)

  1. 基体と;
    この基体に立設し、光軸を取り巻くように配光が大きな領域を有している発光ダイオード素子と;
    発光ダイオード素子の光軸上の光を遮ることなく直進させると共に、光軸の周辺部の放射光をほぼ直交方向に反射させる制光部材と;
    基体、発光ダイオード素子および制光部材を収容した透光性グローブと;
    この透光性グローブ内に導入され発光ダイオード素子と接続される給電部材と;
    を具備していることを特徴とする標識灯。
  2. 基体と;
    この基体に立設し、光軸を取り巻くように配光が大きな領域を有している発光ダイオード素子と;
    発光ダイオード素子の光軸上の光を拡散させる拡散レンズが中央部に配置されていると共に、光軸の周辺部の放射光をほぼ直交方向に反射させるように構成された漏斗形状の制光部材と;
    基体、発光ダイオード素子および制光部材を収容した透光性グローブと;
    この透光性グローブ内に導入され発光ダイオード素子と接続される給電部材と;
    を具備していることを特徴とする標識灯。
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