JP2007177491A - 標識灯 - Google Patents

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有美 羽生田
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勝幸 井手
Atsuya Murata
淳哉 村田
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Abstract

【課題】広角度から赤外線信号を受信し、赤外線信号に応じて光源を点灯可能な標識灯を提供する。
【解決手段】標識灯1は、基台2と、基台2内に設置される灯体5と、光源21およびその近傍に設けられた赤外線センサ22を有し、灯体5の収納部20に配設された発光部6と、光源21および赤外線センサ22に対向するようにしてかつ光出射側7aを灯体の凹部32に位置するようにして灯体5に配設され、光源21からの放射光を所定方向に屈折するとともに、外部からの赤外線信号を前記放射光と逆経路で入光して赤外線センサ22に受信させるように形成されたレンズ7と、赤外線信号に応じて光源21の点灯状態を制御する制御回路8を具備している。
【選択図】図1

Description

本発明は、赤外線信号を受信する赤外線センサを具備する標識灯に関する。
例えば、埋込標識灯は、パイロットによる航空機の誘導案内に寄与する航空標識灯などとして利用されている。そして、埋込標識灯は、従来、電源盤での手動操作により光源の点灯制御などが行われている。
そして、赤外線信号を送信するリモコン送信器を用いて、標識灯などの照明機器が制御されている。例えば、道路に設置したままの状態で赤外線リモコンを操作して発光方向やパラメータなどの機能の設定もしくは変更を行う自発光道路鋲(道路用自発光装置)が提案されている(特許文献1参照。)。この従来技術の自発光道路鋲は、赤外線リモコンからの光を照射することによって、複数の発光ダイオードのうち、道路の形状に適合する発光ダイオードのみが発光動作するように設定もしくは変更する。したがって、当該設定もしくは変更のために、自発光道路鋲を道路から取外し、再設置するなどの複雑な作業が不要となるというものである。しかし、赤外線リモコンを利用して、発光ダイオード(光源)の点灯状態を制御することに言及していない。
また、リモコン送信器のオンオフに応答して作動または停止する受光センサを備え、当該受光センサの作動または停止に伴いランプを点灯または消灯させる屋外灯が提案されている(特許文献2参照。)。この従来技術の屋外灯は、受光センサが透光性カバーの下面に取り付けられているので、地上からリモコン送信器のオンオフ信号を受光センサに受信させることができ、容易にランプの点灯または消灯を制御できる。したがって、リモコン送信器のオン信号に応じたランプの点灯状態により、昼間でも地上から容易にランプ切れを確認できるというものである。しかし、屋外灯は、透光性カバーが開閉されるために、かつ、受光センサが地上からリモコン送信器のオンオフ信号を受信できるようにするために、受光センサを取り付ける位置が透光性カバーの電柱側の部位に限定されている。
特開2001−159106号公報(第5頁、第1図) 特開平10−106339号公報(第4頁、第1図)
例えば、埋込標識灯は、その形状または受光センサの設置の位置や状態等によっては、受光センサが赤外線信号を受信する有効な角度(範囲)が限定されるという問題があった。
本発明は、広角度から赤外線信号を受信し、赤外線信号に応じて光源を点灯可能な標識灯を提供することを目的とする。
請求項1に記載の標識灯の発明は、有底の筒状に形成された基台と;上面に形成された凹部およびこの凹部の底面に連通する収納部を有し、基台内に設置される灯体と;光源およびこの光源の近傍に設けられた赤外線センサを有し、前記収納部に配設された発光部と;光源および赤外線センサに対向するようにしてかつ光出射側を前記凹部に位置するようにして灯体に配設され、光源からの放射光を所定方向に屈折するとともに、外部からの赤外線信号を前記放射光と逆経路で入光して前記赤外線センサに受信させるように形成されたレンズと;赤外線センサが受信した赤外線信号に応じて光源の点灯状態を制御する制御回路と;を具備していることを特徴とする。
本発明において、特に言及しない限り、各構成は以下による。
「特定の赤外線信号」とは、例えば特定の周波数の赤外線が所定期間に亘って出力される赤外線とすることができる。
「光源およびこの光源の近傍に設けられた赤外線センサ」とは、光源から放射されてレンズにより所定方向に屈折された放射光を視認することのできる場所(範囲)からリモコン送信器等により所定の赤外線信号が送信されたときに、当該赤外線信号を赤外線センサが受信することのできる光源および赤外線センサの位置関係を意味する。
「所定方向に」とは、灯体の上面周縁側の方向(周回方向)を意味する。そして、レンズの光出射側を例えば円錐形状に形成することにより、光源からの放射光を所定方向に出射させることができる。
「レンズが光出射側を凹部に位置するようにして灯体に配設される」とは、光出射側が灯体の凹部に位置していればよく、レンズは、灯体の凹部に配設されていてもよく、灯体の収納部に配設されていてもよいことを意味する。
「光源からの放射光と逆経路」は、略逆経路を包含する。すなわち、赤外線信号は、その波長が光源からの放射光の波長と相違するので、赤外線および前記放射光のレンズでの屈折が異なる。しかし、レンズ内での経路のずれは、赤外線信号が赤外線センサに受信されないほどずれるものではない。
そして、赤外線信号は、光源からの放射光と略逆の経路でレンズに入光するので、赤外線センサを光源の近傍に設けることができる。
制御回路は、灯体の収納部や内部空間に配設されてもよく、基台に形成した空間に配設されてもよく、あるいは灯体および基台の外部に設けるようにしてもよい。
標識灯は、埋込形、地上形を問わない。
本発明によれば、光源および赤外線センサが近傍となるように設けられ、光源および赤外線センサに対向するようにしてレンズが配設されているので、レンズにより屈折されて所定方向に放射された光源からの放射光を視認することができる場所から例えばリモコン送信器を用いて送信された所定の赤外線信号は、光源からの放射光と逆経路でレンズに入光して赤外線センサに受信される。そして、制御回路により、赤外線信号に応じて光源の点灯状態が制御される。
また、レンズの光出射側が灯体の上面に形成された凹部に位置するので、レンズの光出射側から出射された光の一部が前記凹部に沿うようにして灯体の上面周縁側から外部に放射される。この結果、標識灯が遠方から視認されるとともに、リモコン送信器から標識灯に向けて赤外線信号を送信することのできる角度(範囲)が大きくなる。
請求項1の発明によれば、光源および赤外線センサが近傍となるように設けられているので、標識灯からの放射光を視認することのできる場所からリモコン送信器を用いて光源を点灯することができ、電源盤に移動して光源を点灯させる煩わしさを解消することができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1ないし図5は、本発明の一実施の形態を示し、図1は埋込標識灯の概略側断面図、図2は基台を示し、(a)は概略上面図、(b)は概略側断面図、図3は下部灯体を示し、(a)は概略上面図、(b)は概略側断面図、図4は上部灯体を示し、(a)は概略上面図、(b)は概略側断面図、図5は雨水が溜まった状態の埋込標識灯の概略側断面図である。
図1において、標識灯1は、埋込標識灯であり、基台2、下部灯体3および上部灯体4からなる灯体5、発光部6、レンズ7および制御回路8を有して構成されている。この埋込標識灯1は、例えば航空標識灯としてのエプロンマーカーライトである。
基台2は、アルミニウム(Al)からなり、図2に示すように、有底の円筒状(円筒体)に形成され、底面9の中央部に孔10が形成され、この孔10を塞ぐようにして電気絶縁性の給電基板11がねじ12により背面13側に取り付けられている。給電基板11は、基台2の底面9側に、一端側が給電基板11に固定されたばね性を有する板状の一対の電源端子14,14を配設している。
そして、基台2の背面13には、孔10を横切る溝15が形成されている。この溝15には、外部電源の電源線(図示しない。)が配線されており、給電基板11の背面側において一対の電源端子14,14に電気接続されている。このように、基台2は、底面9側に外部電源が供給される電源端子14,14が設けられている。
また、基台2は、底面9に孔10および溝15を中間にする一対のボルト16,16を植設している。ボルト16,16は、底面9に形成されたねじ部に螺合されることにより植設されている。そして、ボルト16,16の頂部は、後述する上部灯体4の挿通孔30より突出しないようにしている。また、底面9には、複数の干渉防止用の凹部17A,17Bなどが設けられている。基台2は、上面(上部周縁)2aが路面と同一平面となるように地中に埋設される。
灯体5を構成する下部灯体3は、アルミニウム(Al)からなり、図3に示すように、円盤18の中央部に断面台形状の突出部19を有して形成されている。そして、円盤18の中央部において、突出部19の上面19aおよび円盤18の下面18aに連通する収納部(内部空間)20が形成されている。そして、下面18a側の収納部20には、光源としての発光ダイオード21、赤外線センサ22、制御回路8および入力端子23,23を有する発光部6が配設され、上面19a側の収納部20には、発光ダイオード21および赤外線センサ22に対向するようにして、レンズ7が配設されている。
発光部6は、基板6A、回路基板24、絶縁基板25、発光ダイオード21および赤外線センサ22を有して形成されている。そして、基板6Aは、一方の面側に回路基板24を貼着し、他方の面側に絶縁基板25を貼着しているとともに、ねじ26により円盤18に固定されている。
そして、回路基板24は、上面19a側の収納部20に露出する一方の面側24aに発光ダイオード21および赤外線センサ22を互いに近傍となるように実装している。すなわち、発光ダイオード21の近傍に赤外線センサ22が設けられるようにしている。発光ダイオード21は、表面実装形であって白色光などの人に視認される色光を放射する。赤外線センサ22は、所定の赤外線信号を受信する。赤外線信号は、例えば所定の波長を有するパルス信号とすることができるが、発光ダイオード21の点灯状態の変更を識別させるものであれば、特に限定されない。また、絶縁基板25は、一方の面25a側に制御回路8および入力端子23,23を実装している。
制御回路8は、基板6Aを介して赤外線センサ22に接続され、図示しない半導体スイッチおよび充電器などを備えている。半導体スイッチは、入力端子23,23および基板6Aを介して発光ダイオード21の電極に電気接続されている。充電器は、図示しない太陽パネル(太陽電池)に接続されている。
そして、制御回路8は、充電器が前もって設定された充電電圧以下のときに、赤外線センサ22が受信した赤外線信号に応じて発光ダイオード21の点灯状態を制御するように構成されている。すなわち、夜間や曇りなどのときに、赤外線信号が発光ダイオード21を点灯させるオン信号であると、半導体スイッチを導通させ、赤外線信号が発光ダイオード21を消灯させるオフ信号であると、半導体スイッチを導通させなくする。この半導体スイッチの導通状態に応じて、入力端子23,23に供給される外部電源が発光ダイオード21に供給され、あるいは供給されなくなる。
レンズ7は、強化ガラスからなり、縦断面が略5角形状の略柱状に形成されている。そして、下部に略円柱状の凹部27が形成され、上部は、断面山形の円錐形状に形成されている。レンズ7は、凹部27内に発光ダイオード21および赤外線センサ22が収納されるようにして下部灯体3の上面19a側の収納部20に配設(載置)されている。このとき、レンズ7は、円錐形状の光出射側7aが突出部19の上面19aから突出するように配設されている。すなわち、レンズ7は、その突出する大きさに形成され、あるいは、レンズ7の光出射側7aが上面19aから突出するように突出部19の大きさが形成されている。また、レンズ7は、光出射側7aの周縁部7cが外方に突出するように形成されている。
凹部27は、発光ダイオード21から放射された放射光の入射側となり、円錐形状の上部は、前記放射光の光出射側7aとなっている。レンズ7は、発光ダイオード21からの放射光が光出射側7aから所定方向に出射されるように当該放射光を屈折させる。また、レンズ7は、発光ダイオード21からの放射光が導光された経路とほぼ逆の経路で、リモコン送信器から送信された外部からの赤外線信号を入光する。
そして、円盤18には、一対の挿通孔28,28が形成されている。下部灯体3は、挿通孔28,28に基台2のボルト16,16を挿通させて、基台2内に設置される。基台2の底面9に円盤18の下面18aが載置される。このとき、絶縁基板25は、基台2の孔10内に挿入され、入力端子23,23が電源端子14,14に接触して電気接続される。また、発光部6を円盤18に固定しているねじ26は、基台2の凹部17A内に挿入される。
灯体5を構成する上部灯体4は、アルミニウム(Al)からなり、図4に示すように、略柱状に形成され、中央部の下面4a側に下部灯体3の突出部19が挿入される凹部29が設けられ、上面4b側にレンズ7の光出射側7aが挿通可能な挿通孔30およびこの挿通孔30から上部周縁4cに亘って内方に傾斜する傾斜面31が形成された凹部32が設けられている。すなわち、上部灯体4の上面4bに凹部32が形成され、凹部32の底面に挿通孔30が形成されている。
また、上部灯体4の上面4b側において、外周縁4cから内方に切り欠いた略U字状の一対の切り欠き部33,33が設けられている。そして、切り欠き部33,33の底面33a,33aにそれぞれ挿通孔34が形成されている。
上部灯体4は、下部灯体3を介して挿通孔34,34に基台2のボルト16,16を挿通させて、基台2内に設置される。このとき、上部灯体4の下面4aが下部灯体3の円盤18の上面18bに載置し、下部灯体3の突出部19が上部灯体4の凹部29内に収納され、レンズ7の光出射側7aが挿通孔30を挿通して凹部32内に挿入される。そして、上部灯体4は、円錐形状に形成されたレンズ7の光出射側7aの頂部7b、上面4bおよび上部周縁4cが基台2の上面(上部周縁)2aより基台2内に位置するような大きさに全体の大きさが形成され、光出射側7aを上部灯体4の凹部32に位置させている。
こうして、下部灯体3および上部灯体4により灯体5が形成されている。そして、上部灯体4の上面4bが灯体5の上面となり、下部灯体3の円盤18の下面18aが灯体5の下面となっている。
そして、レンズ7は、図3(b)に示すように、円錐形状に形成されている光出射側7aの周縁部7cが外方に突出するように形成されているので、光出射側7aが上部灯体4の挿通孔30を挿通しているときに、周縁部7cが上部灯体4の凹部29の内壁に当接し、下部灯体3の突出部19の収納部20内に固定される。これにより、埋込標識灯1が上下反転されても、レンズ7は、上部灯体4の挿通孔30から抜けることが防止される。すなわち、レンズ7を固定する固定手段を要しないで、レンズ7が簡素に下部灯体3の収納部20および上部灯体4の凹部29に配設されている。
基台2内に下部灯体3および上部灯体4(灯体5)が設置された後、図1に示すように、ボルト16,16にそれぞれナット35が締結されることにより、下部灯体3および上部灯体4(灯体5)は、基体2に固定される。また、ボルト16,16からそれぞれナット35を取り外すことにより、下部灯体3および上部灯体4(灯体5)は、基体2から取り外される。このように、一対のボルト16,16およびナット35は、下部灯体3および上部灯体4(灯体5)を基台2に着脱可能に固定する。
なお、上部灯体4の切り欠き部33,33の底面33a,33aとナット35の間、上部灯体4の挿通孔30および少なくとも上部灯体4の外周縁4cと基台2の外周縁(上面)2aとの間には、それぞれ防水パッキン(図示しない。)が配設されている。これにより、埋込標識灯1は、防水構造となっている。
次に、本発明の一実施の形態の作用について述べる。
図1において、基台2の電源端子14,14に外部電源が供給されている状態で、例えばリモコン送信器から発光ダイオード21を点灯させる所定の赤外線信号が送信されると、当該赤外線信号は、レンズ7の円錐形状の光出射側7aからレンズ7内に入光し、レンズ7および凹部27を通過して回路基板24に実装された赤外線センサ22に受信される。
制御回路8は、充電器の充電電圧が所定電圧以下であると半導体スイッチを導通させる。これにより、基台2の電源端子14,14から絶縁基板25の入力端子23,23、基板6Aおよび回路基板24を介して発光ダイオード21に電力が供給されるようになり、発光ダイオード21が発光(点灯)して例えば可視光が放射される。
発光ダイオード21から放射された放射光は、レンズ7の凹部27の内壁からレンズ7内に入射して光出射側7aに導光される。光出射側7aは、円錐形状に形成されているので、光出射側7aに導光された放射光は、さらに光出射側7aにおいて屈折され、一部の屈折光が所定方向である上部灯体4の上部周縁4c側に出射される。
上部周縁4c側に出射された出射光は、一部が上部灯体4の凹部32に沿い、図中Aの光線で示すように、上部周縁4cの周回方向に亘って上部周縁4cの外方に放射され、一部が凹部32の傾斜面31で上部灯体4の上方に反射される。そして、当該上部周縁4cの外方に放射された放射光により、埋込標識灯1が視認される。また、当該上部周縁4cの外方に放射された放射光は、上部灯体4の凹部32に沿うことにより、地上面に沿うことになるので、遠方からでも埋込標識灯1が見えるようになる。すなわち、埋込標識灯1から広角度で発光ダイオード21からの放射光が出射される。
そして、埋込標識灯1から出射された放射光を視認することのできる場所、すなわち埋込標識灯1を視認することのできる場所からリモコン送信器から発光ダイオード21を点灯または消灯させる赤外線信号を送信すると、この赤外線信号は、埋込標識灯1から出射される発光ダイオード21からの放射光の経路を逆方向から伝播してレンズ7の凹部27内に達する。すなわち、赤外線信号は、発光ダイオード21からの放射光の経路とほぼ逆経路でレンズ21に入光する。
赤外線センサ22は、回路基板24の一方の面24aで発光ダイオード21の近傍に実装されているので、レンズ7の凹部27内に達した赤外線信号は、赤外線センサ22により受信される。そして、絶縁基板25に実装されている制御回路8は、赤外線信号に応じて半導体スイッチの導通状態を制御する。これにより、基台2の電源端子14,14から発光ダイオード21に電力が供給され、または供給されなくなることにより、発光ダイオード21が点灯または消灯する。
上述したように、レンズ7の光出射側7aが円錐形状に形成され、光出射側7aを上部灯体4の凹部32に位置させているので、発光ダイオード21からの放射光が広角度(広範囲)から視認されるようになり、遠方からでも埋込標識灯1を視認することができる。そして、リモコン送信器を利用して埋込標識灯1を視認できる広角度(広範囲)から発光ダイオード21を点灯または消灯させることができるので、電源盤に移動して発光ダイオード21を点灯または消灯させる煩わしさを解消することができる。
そして、発光ダイオード21および赤外線センサ22が回路基板24の一方の面側24aに互いに近傍となるように実装され、発光ダイオード21および赤外線センサ22がレンズ7の凹部27内に収納されるようにしているので、上部灯体4は、赤外線センサ22を設置する専用の空間が形成されない。したがって、上部灯体4(灯体5)が大型化されなく、埋込標識灯1をコンパクトに形成することができる。また、赤外線センサ22の専用の空間が形成されると、灯体5の例えば航空機等の荷重に対する強度の低下が発生するおそれがあるが、これを防止することができる。
そして、埋込標識灯1は、図5に示すように、例えば雨天時に上部灯体4の凹部32に雨水36が溜まる。凹部32に雨水36が溜まっていないときにレンズ7の光出射側7aから出射された放射光のうちの凹部32の傾斜面31で反射された放射光(図中、Bで示す光線)は、凹部32に雨水36が溜まると、雨水36による屈折が加わって、図中、Cで示す光線のように、行路変更し、上部灯体4の上部周縁4cの周回方向に亘って上部周縁4cの外方に放射されるようになる。すなわち、埋込標識灯1は、上部灯体4の凹部32に雨水36が溜まっても、遠方からでも視認されるとともに、視認される場所からリモコン送信器を用いて発光ダイオード21を点灯または消灯させることができる。
なお、制御回路8から信号線を電源盤(操作盤)に配線して、電源盤での手動操作によっても発光ダイオード21の点灯状態を制御するようにしてもよい。
本発明の一実施の形態を示す埋込標識灯の概略側断面図。 同じく、基台を示し、(a)は概略上面図、(b)は概略側断面図。 同じく、下部灯体を示し、(a)は概略上面図、(b)は概略側断面図。 同じく、上部灯体を示し、(a)は概略上面図、(b)は概略側断面図。 同じく、雨水が溜まった状態の埋込標識灯の概略側断面図。
符号の説明
1…標識灯としての埋込標識灯
2…基台
3…灯体
6…発光部
7…レンズ
8…制御回路

Claims (1)

  1. 有底の筒状に形成された基台と;
    上面に形成された凹部およびこの凹部の底面に連通する収納部を有し、基台内に設置される灯体と;
    光源およびこの光源の近傍に設けられた赤外線センサを有し、前記収納部に配設された発光部と;
    光源および赤外線センサに対向するようにしてかつ光出射側を前記凹部に位置するようにして灯体に配設され、光源からの放射光を所定方向に屈折するとともに、外部からの赤外線信号を前記放射光と逆経路で入光して前記赤外線センサに受信させるように形成されたレンズと;
    赤外線センサが受信した赤外線信号に応じて光源の点灯状態を制御する制御回路と;
    を具備していることを特徴とする標識灯。
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